JPH0318845A - 拡散転写用感光材料 - Google Patents

拡散転写用感光材料

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JPH0318845A
JPH0318845A JP1153789A JP15378989A JPH0318845A JP H0318845 A JPH0318845 A JP H0318845A JP 1153789 A JP1153789 A JP 1153789A JP 15378989 A JP15378989 A JP 15378989A JP H0318845 A JPH0318845 A JP H0318845A
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emulsion layer
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diffusion transfer
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JP1153789A
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Susumu Baba
進 馬場
Akio Yoshida
章男 吉田
Yasuo Tsubakii
靖雄 椿井
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本発明は、銀錯塩拡散転写用材料に関する。詳しくは、
ネガ材料とポジ材料とを組合せて用いる銀錯塩拡散転写
現像用のネガ材料に関する。
(B)従来技術及びその問題点 銀錯塩拡散転写法では、一般にハロゲン化銀乳剤層を支
持体上に塗布したネガ材料、物理現像核を含む受像層を
支持体上に塗布したポジ材料、及びハロゲン化銀溶剤を
含む処理液が用いられる。
即ち、露光されたネガ材料の露光部のハロゲン化銀が処
理液中あるいはネガ材料中の現像主薬により現像(化学
現像)され、同時に未露光部のハロゲン化銀溶剤と反応
して可溶性銀錯塩となり、ポジ材料へ拡散し、ポジ材料
(受像材料)上の物理現像核に沈積して銀画像が形成さ
れる。このような方式における銀錯塩拡散転写法では、
最終的に得られる受像材料の品質、例えば画像濃度、画
像の色調、画像のコントラスト、得られた複写物の保存
安定性等が重要となる。用途によっては、受像材料上に
連続調子原画を再生することもあるが、書類、印刷物な
どの再生あるいは製版のための版下材料として使用する
ためには、より高いコントラスト、鮭鋭度及び解像力を
特徴とする特許た、より高い転写効率、すなわち5〜1
5秒間で転写が完了するように設計される近年の銀錯塩
拡散転写現像においては短時間に十分な転写濃度が得ら
れる必要がある。
銀錯塩拡散転写法を実施する一つの態様では、例えば英
国特許第1000115号、第1012476号、第1
017273号、第1042477号明細書等に記載さ
れている如く、感光性ハロゲン化銀乳剤層あるいは受像
層などに現像主薬を混入せしめ、従って現像段階で使用
される処理液は、現像主薬を実質的に含まない所謂アル
カリ性活性化液を使用することが知られている。
そのような処理液を使用するときは、材料中の現像主薬
は、露光及び未露光のハロゲン化銀を十分に現像しうる
程度に多量とする必要がある。
米国特許第4,302,526号明細書には、ポリオレ
フィン樹脂で紙の両面を被覆した支持体上にハイドロキ
ノンのようなヒドロキシベンゼン現像主薬を含有するハ
レーション防止用下塗層およびハロゲン化銀乳剤層を順
次設け、該下塗層の親水性コロイド量を乳剤層のそれよ
りも多くすることによって多量の現像主薬を安定に含む
拡散転写用感光材料が記載されている。
このような現像主薬を含有する拡散転写用感光材料にお
いては、ハロゲン化銀乳剤層中での化学現像と、現像主
薬の拡散によるポジ材料の受像層中での物理現像とを同
時進行的に起こさせる必要があるため、アルカリ活性化
液の浸透性がより優れた拡散転写用感光材料が望ましい
。しかしながら、現像主薬により親水性コロイド(主と
してゼラチン)が物性変化を受け、硬膜剤による親水性
コロイド層の硬化を阻害して、アルカリ活性化液の浸透
性を大きくし過ぎて画像再現性を悪化したり、そのため
硬膜剤を増量すれば塗液の粘度を上昇したり、感光材料
を保存するに従って硬化が徐々に進行し、ランニング処
理、すなわち疲労したアルカリ活性化液での処理におい
て最大転写濃度の低下や軟調化を生じるという欠点があ
った。
ランニング処理性を改良する試みは、例えば米国特許第
4,632.896号明細書に記載されているような処
理液があるが、拡散転写用感光材料の側からの改良も更
に必要である。
(C)発明の目的 本発明の目的は、ヒドロキシベンゼン現像主薬を含有す
る拡散転写用感光材料の製造時から長期の保存に亘って
調製直後の新処理液および使用して疲労した処理液のい
ずれを用いても高い最大濃度、高コントラスト、優れた
画像再現性などの特性が安定して得られる拡散転写用感
光材料を提供することである。
本発明のその他の目的、利点は以下の明細書の記載によ
り自ずと理解されよう。
(D)発明の構成 本発明の上記目的は、銀塩拡散転写用処理液中で、受像
材料と重ねて処理に供される拡散転写用感光材料におい
て、支持体上のハロゲン化銀乳剤層及びそれと水透過性
関係にある親水性コロイド層の少なくとも一層に、ヒド
ロキシベンゼン現像主薬を含み、該乳剤層塗布面側を0
.1規定の水酸化ナトリウム水溶液中に20℃1分間浸
漬させた場合、親水性コロイド1グラム当りの吸液量が
3.5〜7.0mlであり、かつ支持体が含水率5゜5
〜7.5%の両面をポリオレフィン樹脂で被覆した紙支
持体であることを特徴とする拡散転写用感光材料によっ
て達成された。
以下さらに詳しく説明する。
本発明の拡散転写用感光材料の好ましい構成は、前記米
国特許第4,302,526号明細書に記載されている
ようなポリオレフィン樹脂被覆紙支持体(RC紙という
)上にハレーション防止用下塗層およびハロゲン化銀乳
剤層を少なくとも設けたものである。
ハロゲン化銀乳剤層は、硝酸銀に換算したハロゲン化銀
1.5〜3 g/rrfで親水性コロイド量1〜3g/
rd、下塗層の親水性コロイド量2〜6g/dであるこ
とが好ましい。
支持体に対してハロゲン化銀乳剤層側の全親水性コロイ
ド量を5〜8g/rdとすることによって画像再現性お
よびランニング性に特に優れたネガ材料とすることが出
来る。
保護層、剥離層、中間層などを必要に応じて有していて
もよい。
本発明に用いられるヒドロキシベンゼン現像主薬は、例
えばハイドロキノン、メチルハイドロキノン、クロルハ
イドロキノン等のハイドロキノン類、カテコール、ピロ
ガロールなどのポリヒドロキシベンゼン化合物を挙げる
ことができる。又、ピラゾリドン系現像主薬、例えば1
−フェニル−3−ピラゾリドン、5−メチル−1−フェ
ニル−3−ピラゾリドン、1−(3−)リル)−3−ピ
ラゾリドン、4φ4ジメチル−1−フェニル−3−ビラ
ゾリドン等を組ろ合わすこきが好ましい。
ヒドロキシベンゼン現像主薬の含有量は、一般に0. 
3〜3 g / rd N好ましくは0.5〜2g/d
の範囲である。現像主薬は、下塗層に含有させるのが特
に好ましいが、その一部もしくは全部をハロゲン化銀乳
剤層に含有してもよい。
3−ピラゾリドン類は、0.05〜0.5g/dの範囲
で任意の層に含むことができる。
本発明のネガ材料におけるハロゲン化銀乳剤層、下塗層
及びポジ材料の受像層などには、いずれも親水性コロイ
ド物質、例えばゼラチン、フタル化ゼラチンの如きゼラ
チン誘導体、カルボキシメチルセルローズ、ヒドロキシ
メチルセルローズの如きセルローズ誘導体、デキストリ
ン、可溶性澱粉、ポリビニルアルコール、ポリスチレン
スルホン酸等の親水性高分子のコロイド物質を一種以上
含んでいる。
これらの親水性コロイド層、少なくとも一つの硬膜剤で
硬化されている。使用される硬膜剤は、ホルマリン、グ
リオキサールなどのアルデヒド系硬膜剤、クロム明ばん
、カリ明ばん等の無機硬膜剤、活性ハロゲン型、活性オ
レフィン型、エポキシド型、アジリジン型などのアルデ
ヒド系硬膜剤などを挙げることができ、活性ハロゲン型
硬膜剤は、例えばベルギー国特許579,739、同5
98.272、西独国特許1,130,283、西独間
公開特許1,900,791、米国特許2゜169.5
13、同2,732,303、同2゜976.150、
同2,976.152、同3゜106.468、同3,
542,549、同3゜549.377、同3,645
,743、同3゜689.274、同3,701,66
4、英国特許941,998、同974,723、同9
9o。
275、同997,635、同1.022.656、同
1,072,008、同1.167、207、特公昭3
9−16928、同47−33380等の特許明細書に
記載されているものを包含する。
活性オレフィン型硬膜剤は、例えば西独国特許872.
153、同1,090.427、同1゜100.942
、同1,105,272、同1゜622.260、米国
特許2,579,871、同3,255,000、同3
,490,911、同3,640,720、同3,64
2,486、同3,687,707、同3,749,5
73、英国特許994,869、同1,054,123
、同1,115,164、同1,158,263、同1
,182,389、同1,183,648、特公昭44
−23238、同47−8736、同47−25373
等の特許明細書に記載されているものを包含する。
エポキシド型硬膜剤は例えば、ベルギー国特許578.
751、西独国特許1,085,663、同1,091
,322、同1,095.113、米国特許2,726
,162、同3. 047. 394、同3,091,
513、同3.179.517、特公昭34−7133
等の特許明細書に記載されているものを包含する。
アジリジン型硬化剤は例えば、ベルギー国特許575.
440、西独国特許1,081,169、米国特許2,
327,760、同2. 390. 165、同2,9
50,197、同2.964.404、同2,983,
611、同3.017.280、同3,220,848
、同3.549.378、英国特許797,321、イ
タリア国特許572.862、特公昭33−4212、
同37−8790等の特許明細書に記載されているもの
を包含する。
硬膜剤の使用量は、ゼラチン1gに対して0゜01〜1
.0ミリモル程度の範囲で変化することができる。
本発明のネガ材料が製造時から長期間保存に亘って優れ
た特性を安定して得られるためには、非アルデヒド系硬
膜剤を使用するのが特に好ましい。
上記した硬膜剤の種類およびmは、ゼラチンのfilお
よび種類(例えば石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、
米国特許第4.605.609号明細書に記載のカルシ
ウム低含量ゼラチンなど)、層中pH、ヒドロキシベン
ゼン現像主薬の含有量、その他の添加物、塗布乾燥条件
、塗布後の加温条件などでも影響を受けるため一概には
言えないが、ハロゲン化銀乳剤層側の親水性コロイドの
吸液量を支配する主要な因子の一つである。
本発明のネガ材料は、ハロゲン化銀乳剤層を塗布した側
の親水性コロイド層を0.1規定の水酸化ナトリウム水
溶液に20℃で1分間浸漬したとき、親水性コロイド1
g当りの吸液量が3.5〜7ml、好ましくは4〜6m
lの範囲になるように調整される。この範囲より少ない
吸液量では、特に疲労した処理液での転写濃度低下や軟
調化が発生し易く、また多い吸液量では画像再現性が低
下し易いことが判明した。
しかも上記範囲の吸液量は、RC紙の含水率と一密接な
関係があり、RC紙の含水率を5.5〜7゜5%、好ま
しくは6〜7%とすることによって、ネガ材料の製造時
から長期の保存に至るまで上記の吸液量範囲に安心して
維持することが出来たものである。含水率がこの範囲を
外れると、ネガ材料の吸液量を前記範囲に調整すること
が極めて困難であったり、たとえ調整出来てもネガ材料
を保存したときに調整外の給液量になってしまうため前
述した欠点が生じることになる。
本発明のネガ材料に用いられるRC紙の紙基体は、木材
パルプから成るものでも、例えば、特公昭40−281
25号、特開昭46−3906号等に記載されているポ
リエチレン、ポリプロピレン等を微細繊維化したポリオ
レフィン系合成パルプを含んでいてもよく、例えばロジ
ン、ワックス高級脂肪酸、石油系合成サイズ剤等のサイ
ズ剤、さらには、他の添加剤(例えば、染料、蛍光剤、
紙力増強剤等)を混入することもできる。
しかし、RC紙の紙基体には、メラミンホルムアルデヒ
ド樹脂のようなアルデヒドを放出する紙力増強剤は含ま
ないのが好ましい。紙基本は通常、秤ff150 g/
rrr 〜200 g/nf程度のものである。
RC紙のポリオレフィン被覆層は、ポリオレフィンとし
てポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ−
3−メチルブテン等の炭素数2から8を有するα−オレ
フィンのホモポリマー、およびエチレン−ビニルアセテ
ート、プロピレン−塩化ビニリデン、プロピレン−無水
マレイン酸等のエチレン、プロピレン、あるいはブテン
を含む共重合体などが用いられ、そのポリオレフィン被
覆層中には、必要に応じて無機顔料として酸化チタン、
酸化亜鉛、タンク、クレー、炭酸カルシウム、シリカ、
アルミナ、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、リト
ポン、鉛白、石膏等を単独あるいは任意の割合及び組合
せで含有でき、充填量はおよそ5〜30重量%程度であ
る。さらに、これら顔料のポリオレフィンに対する分散
性を向上させるために各種界面活性剤や高級脂肪酸およ
びそれらの塩からなる分散剤、蛍光増白剤、帯電防止剤
、酸化防止剤、紫外線吸収剤、特開昭49102330
号に記載されている如きカブリ防止剤なども必要に応じ
て含有できる。ポリオレフィン被覆層の厚さは、一般に
およそ10〜100ミクロン程度、特に15〜50ミク
ロン程度である。
RC紙の表面形状は、鏡面、規則的な凹凸形状をつけた
もの等、任意の形状が可能である。
ポリオレフィン被覆層は、ポリエチレン被覆層であるこ
とが最も一般的である。ポリエチレンの材質は、ポリエ
チレン製造法の違いにより高圧法ポリエチレン、中圧法
ポリエチレン及び低圧法ポリエチレンと呼ばれる三種に
大別され、どのポリエチレンを用いても良いが極めて一
般的には、例えば、ハロゲン化銀乳剤層などの写真構成
層が塗布される側(以下、「表面側」という)のポリエ
チレン被覆層に使われるポリエチレンは密度がおおよそ
0.90〜0.94g/r1?程度の低密度である高圧
法ポリエチレンが用いられ、表面側の反対側の裏面側は
、中圧法又は低圧法ポリエチレンの高密度品を単独ある
いは高圧法ポリエチレンとの混合で用いる。表面側ポリ
エチレン被覆層の透湿度は、用いるポリエチレンの材質
、該層中に含有する前述した如き無機顔料等の加削、核
層の厚さなどの変化により種々変動するが、JIS−2
0208(、防湿色材料の透湿度試験方法)を重用し、
30±1℃条件下でおおよそ5〜25 g / nf程
度の値を示す。
RC紙の含水率を調整する手段としては、例えば、ポリ
オレフィン被覆紙の紙基体を抄造する際に、ドライヤー
における乾燥を調節したり、乾燥終了後に調湿ゾーン設
けて調節する、又、潮解性あるいは吸湿性を有する塩(
例えば、塩化カルシウムなど)を添加するなどして得ら
れた紙基体の両面をポリオレフィンで被覆して含水率5
.5〜7.5%のものを得る、又は上述した如き手段を
何ら用いないで通常の方法で製造されたRC紙を例えば
、高湿雰囲気中に放置したり、蒸気をあてるなどして含
水率を調節すれば良い。
ここで本明細書中で言う「含水率」は、先ず、一定の大
きさのRC紙の重量を測定しくその値をWとする。)、
その後、このRC紙を絶乾して重量を測定する。(WO
とする。)。得られた値(Wとwe)から次式により求
める。
含水率(%、= w−wo ×100 本発明で用いられるハロゲン化銀は、塩化銀、臭化銀、
塩臭化銀、或いは、これらに沃化銀を組み合わせたもの
等任意のものでありうる。
本発明に用いられるハロゲン化銀は、1〜4モル%の臭
化物を含む、塩臭化銀又は塩沃臭化銀であることが好ま
しい。
臭化物が1モル%より少ないものは、濃度が低(、臭化
物が4モル%より多いものはランニング性に劣り、疲労
液での濃度低下や軟調化が生じやすい。
本発明においては、該ハロゲン化銀乳剤および下塗層の
pHが4.5以下であることが好ましく、これにより、
経時安定性(保存性)に優れ、かつ、網点ムラの少ない
、拡散転写用材料を得ることができる。
ハロゲン化銀乳剤は、青、緑、赤のスペクトル増感をす
ることもできる。それは、メロシアニン、ンアニン色素
あるいはその他の増感色素でありうる。
更に、そのハロゲン化銀乳剤は各種の増感剤で化学増感
することが出来る。例えば、硫黄増感剤(例えばハイポ
、チオ尿素、不安定硫黄を含むゼラチンなど)、貴金属
増感剤(例えば塩化金、ロダン金、硫黄白金酸アンモニ
ウム、硝酸銀、塩化銀、パラジウム塩、口、ジウム塩、
イリジウム塩、ルチニウム塩など)、米国特許第2. 
518. 698号などに記載のポリアルキレンポリア
ミン化合物、ドイツ特許第1,020,864号記載の
イミノ−アミノ−メタンスルフィン酸、還元増感剤(例
えば塩化第1錫など)などが有利に用いられる。
RC支持体の裏面に望ましく設けられるバック層は、感
光層側とのカールバランスを保つに必要なmの親水性コ
ロイドを含む。その量は、感光層側の親水性コロイド総
量1白色無機顔料の41などに依存する。
本発明のハロゲン化銀乳剤層は、黒色顔料を含むハレー
ション防止下塗層と絹み合わ仕た場合、画像再現性を向
上させることができる。
また、本発明のハロゲン化銀乳剤層は、白色顔料を含む
ハレーション防止下塗層と組み合わせた場合、画像再現
性を向上させることができる。
更に、上記の黒色顔料き白色顔料の併用されたハレーシ
ョン防止下塗層と組み合わせた場合にも、画像再現性を
向上させることができる。
本発明による拡散転写用材料の構成要素中には、さらに
各種の添加剤を含有させることができる。
例えば、メルカプト化合物、テトラアザインデンの如き
カブリ防止剤ないしは安定剤、界面活性剤としてサポニ
ン、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、スルホ琥
珀酸エステル塩、米国特許第2,600,831号記載
のアルキルナリールスルホネートのような陰イオン性化
合物及び米国特許箱3,133.816号記載のような
両性化合物など、その他にもワックス、ポリオール化合
物、高級脂肪酸のグリセライドあるいは高級アルコール
エステルの如き浸潤剤、N−グアニルヒドラゾン系化合
物、4級オニウム化合物、3級アミン化合物の如きモル
ダント、ジアセチルセルロース、スチレンーバーフルオ
ロアルキレンソジウムマレエート共重合体、スチレン−
無水マレイン酸共重合体とp−アミノベンゼンスルホン
酸との反応物のアルカリ塩の如き帯電防止剤、ポリメタ
クリル酸エステル、ポリスチレン、コロイド状酸化珪素
の如きマット剤、アクリル酸エステル、種々のラテック
スの如き膜物性改良剤、スチレン−マレイン酸共重合体
、特公昭36−21574号の如き増粘剤、酸か防止剤
、現像主薬、pH調整剤等を使用することができる。
複数の親水性コロイド層は、いくつかに分けて塗布する
こともでき、また同時重層塗布することもできる。塗布
方法は公知の方法いずれでもよく、制限されない。
拡散転写法に用いられる処理液は、アルカリ性物質、例
えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウ
ム、第酸燐酸ナトリウムなど、ハロゲン化銀溶剤、例え
ばチオ硫酸ナトリウム、チオチアン酸アンモニウム、環
状イミド化合物、チオサリチル酸等、保恒剤、例えば亜
硫酸ナトリウム等、濃稠剤、例えばヒドロキシエチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロース等、カブリ防止
剤、例えば臭化カリウム、1−フェニル−5−メルカプ
トテトラゾール等、現像変性剤、例えばポリオキシアル
キレン化合物、オニウム化合物、必要に応じて現像主薬
、例えばハイドロキノン、1−フェニル−3−ピラゾリ
ドン等、アルカノールアミン等を含むことができる。
以下に本発明を実施例により説明する。
(E)実施例 実施例1 不活性ゼラチンの水溶液を60℃に保ち、強く撹拌しな
がら、塩化ナトリウムと臭化カリウムとの水溶液と硝酸
銀水溶液を同時に5o+I/+aiaの添加速度で加え
ることにより、2%の臭化物を含む、塩臭化銀乳剤を調
製した。これらの乳剤粒子は平均サイズが0.32μで
あり、晶癖は立方体であり、全粒子の90重量%以上が
平均粒子サイズの±30%以内に含まれていた。
これらの乳剤を沈殿、水洗して再溶解した後、チオ硫酸
ナトリウム及び塩化金酸カリウムを用いて、硫黄増感及
び金増感を行った。このようにして作成した乳剤に増感
色素を加えてオルソ増感し、界面活性剤を加えて、メイ
ク−アップした。
ポリエチレンで両側を被覆した110g/rdの紙支持
体の片面にハレーション防止用として0゜5g/nfの
カーボンブラック、0.8g/rrrのハイドロキノン
及び0.2g/rrfの1−フェニル−4・4−ジメチ
ル−3−ピラゾリドンを含むゼラチン4g/rrfの下
塗層を設け、その上に塗布銀m1.3g/r+f、塗布
ゼラチンff12.0g/rrrに、ハイドロキノン0
.3g/rrfになるように乳剤層を設ける。
下塗層及び乳剤層はともにpH=4.0に調整されてい
る。支持体の裏面には、カール・コントロールに必要な
ゼラチン層(シリカ粒子を含む)を設け、その層のpH
は4.5とする。
塗布乾燥後、35℃相対湿度60%の条件下で6日間加
温する。
全てのゼラチン層は、硬膜剤として2,4−ジクロロ−
6−ヒドロキシ−5−)リアジン(Na塩)を使用した
が、上記の加温後にO,lN−NaOH水溶液中に20
℃、1分間浸漬したときの下塗層及び乳剤層の吸液量が
ゼラチン1g当り下記、表の値(±5%)となるように
硬膜剤の量を変化して、含水率の異なるRC紙と組み合
わせて試料A−Lを作製した。
これら試料の一部を50℃相対湿度80%の条件下で7
日間保存した。
これらの試料を0.05づつ濃度を変化させたウェッジ
を通して露光した。受像材料として三菱ワンステップP
Cを用いて、これらの試料と密着させ、下記の拡散転写
用処理液を有する通常のプロセッサを通し、60秒間後
に剥離した。処理温度は25℃であった。
クリーン社製ARTGRAPHICA601mを用いて
、10μ〜100μの間を10μきざみの大きさにして
作成した細線原稿から、カメラ撮影し、前述と同様の処
理をすることにより細線画像を得た。
これらの結果を第1表に示す。
ここにDTは、透過濃度であり、Lは最小濃度プラス0
.02での相対露光量の対数値と濃度2゜0での相対露
光量の差である。
細線再現性は、再現可能な原稿の最小線中(ポジ罫線)
μmを示している。
(以下余白) 第 表 第1表より明らかなように、本発明の試料12及びGは
、保存後も特性の変化が小さく、高濃度、硬調で優れた
細線再現性の特性が安定して得られることが分る。
実施例2 実施例1に於て、全てのゼラチン層の硬膜剤をゼラチン
1g当り7■とする以外は実施例1に従ってRC紙の含
水率4%、5%、6%、7%、8%及び9%の支持体に
塗布した。実施例1と同様に吸液量を測定したところ、
いずれの試料もゼラチン1g当り5.0±0.2mlで
あった。実施例1と同様に試験した結果を第2表に示す
(以下余白) 第 2 表 第2表より明らかなように、本発明の試料Q及びPは、
保存後も特性の変化が小さく、高濃度、硬調で優れた細
線再現性の特性が安定して得られることが分る。
実施例3 実施例1の試料Fに於て、ハレーション防止用下塗層の
ゼラチンを2g/イ、4g/rd(試料F)、8g/r
dとする以外は実施例1に従って試料を作製し、試験し
た。結果を第3表に示す。
(以下余白) 第3表から乳剤層側の親水性コロイドが5〜8g / 
rdの範囲にある試料Fがより好ましいことが分る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、銀塩拡散転写用処理液中で、受像材料と重ねて処理
    に供される拡散転写用感光材料において、支持体上のハ
    ロゲン化銀乳剤層及びそれと水透過性関係にある親水性
    コロイド層の少なくとも一層に、ヒドロキシベンゼン現
    像主薬を含み、該乳剤層塗布面側を0.1規定の水酸化
    ナトリウム水溶液中に20℃1分間浸漬させた場合、親
    水性コロイド1グラム当りの吸液量が3.5〜7.0m
    lであり、かつ支持体が含水率5.5〜7.5%の両面
    をポリオレフィン樹脂で被覆した紙支持体であることを
    特徴とする拡散転写用感光材料。
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