JPH03188021A - レトロウイルスを撲滅するための医薬品およびその製造法 - Google Patents

レトロウイルスを撲滅するための医薬品およびその製造法

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JPH03188021A
JPH03188021A JP2301256A JP30125690A JPH03188021A JP H03188021 A JPH03188021 A JP H03188021A JP 2301256 A JP2301256 A JP 2301256A JP 30125690 A JP30125690 A JP 30125690A JP H03188021 A JPH03188021 A JP H03188021A
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acid
formula
solid
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liponic
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JP2301256A
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English (en)
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Joachim Kalden
ヨアヒム・カルデン
Bernhard Fleckenstein
ベルンハルト・フレツケンシユタイン
Andreas Baur
アンドレアス・バウル
Thomas Harrer
トーマス・ハラー
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Asta Medica GmbH
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Asta Pharma AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、レトロウィルスを撲滅するための特殊な医薬
品およびその製造法に関し、この場合この医薬品は、請
求項1.2または3に記載の作用物質の全く特定の作用
物質含量を有するこの医薬品は、例えばレトロウィルス
(例えば、HIVウィルス)またはレトロウィルスによ
って惹起される疾病を撲滅するのに適当である。
詳細には、本発明は、次の医薬品およびその製造法に関
する: A 式I: [式中、Xは水素原子であるかまたは2個のXは2個の
硫黄原子の間の単結合を表わし;Yは水素原子であるか
または01〜C6−アルキル基でありかつnは1〜10
の数を表わす]で示される、α−リポン酸およびジヒド
ロリポン酸を除く少なくとも1つの化合物またはその治
療に使用可能な塩を含有する医薬品の場合、この医薬品
は、固体もしくは半固体の調剤のための用量単位が全体
量に対して作用物質Iを20mg〜6g、殊に50mg
〜2g1有利に100mg〜1gまたは400mgもし
くは500mg〜Ig含有する(エイズに抗して使用す
る場合、特に全体量に対して作用物質I  400mg
〜4g、殊に1〜3g)か、或いは固体もしくは半固体
の調剤のだめの用量単位が全体量に対して作用物質Iま
たはその製薬学的に使用可能な塩を0.2mg/ml−
800mg/ml。
特にl Omg/m I=500mg/m !、殊に4
0 m g / m 1〜200 m g / m +
含有する溶液、懸濁液もしくは乳濁液であることによっ
て特徴付けられている。
Bα−リポン酸を含有する医薬品の場合、この医薬品は
、固体もしくは半固体の調剤のための用量単位がα−リ
ポン酸またはその製薬学的に使用可能な塩51mg〜6
g、殊に100mg 〜2 g 、有利に200mg〜
1g、または400mgもしくは500mg〜1gを含
有するか、或いは固体もしくは半固体の調剤のための用
量単位がα−リポン酸またはその製薬学的に使用可能な
塩26 m g / m l〜500mg/ml、特に
50 m g / m l 〜200 m g / m
 + 。
殊にloomg/mlを含有する注射溶液の形であるか
、或いは固体もしくは半固体の調剤のための用量単位が
α−リポン酸またはその製薬学的に使用可能な塩0.2
mg/m l 〜500m g / m l、特にl 
m g / m 1〜50 m g / ml、殊に5
 m g / m I ” l Om g / m +
を含有する飲用溶液、飲用懸濁液もしくは飲用乳濁液で
あることによって特徴付けられている。
Cジヒドロリポン酸を含有する医薬品の場合この医薬品
は、固体もしくは半固体の調剤のための用量単位がジヒ
ドロリポン酸またはその製薬学的に使用可能な塩601
mg〜6g、殊に610mg〜2g、有利に650mg
〜1gを含有するか、或いは固体もしくは半固体の調剤
のための用量単位がジヒドロリポン酸またはその製薬学
的に使用可能な塩182mg/ml〜1137mg/m
l、特に200 m g / m 1〜1000mg/
ml、殊に300mg/ml〜500mg/mlを含有
する溶液、懸濁液もしくは乳濁液であることによって特
徴付けられている。
D  A)〜C)に記載の前記した薬剤の1つまたはそ
れ以上の医薬品の場合、この医薬品は、式Iの少なくと
も1つの化合物を作用物質として含有する医薬品が付加
的に製薬学的の担持剤、助剤、安定剤、溶解助剤および
/または希釈助剤を含有し、その際溶液の場合には、付
加的に安定剤および/または溶解助剤が存在していても
よいことによって特徴付けられている。この場合、安定
剤もしくは溶解助剤としては、例えば次の物質を使用す
ることができる〜2または3個のヒドロキシル基を有す
る脂肪族02〜C4−アルコール、200〜600の分
子量を有するポリエチレングリコール;常用の生理的に
認容性の有機アミド、天然のa−アミノ酸、脂肪族アミ
ン、ヒドロキシエチルテオフィリン、トロメタモール、
ジエチレングリコールモノメチルエーテル。
E レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造する
方法の場合、この方法は、式I:[式中、Xは水素原子
であるかまたは2個のXは2個の硫黄原子の間の単結合
を表わし;Yは水素原子であるかまたはC1〜C6−ア
ルキル基でありかつnは1〜10の数を表わす]で示さ
れる、α−リポン酸およびジヒドロリポン酸を除く少な
くとも1つの化合物またはその治療に使用可能な塩を、
常用の製薬学的な担持剤および/または希釈剤もしくは
他の助剤と一緒に加工して製薬学的調剤に変えるかまた
は治療に使用可能な形にもたらすことによって特徴付け
られている。
F レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造する
方法の場合、この方法は、式I:[式中、Xは水素原子
であるかまたは2個のXは2個の硫黄原子の間の単結合
を表わし;Yは水素原子であるかまたはC1〜C6−ア
ルキル基でありかつnは1〜1oの数を表わす]で示さ
れる、α−リポン酸およびジヒドロリポン酸を除く少な
くとも1つの化合物またはその治療に使用可能な塩を、
常用の製薬学的な担持剤および/または希釈剤もしくは
他の助剤と一緒に加工して製薬学的調剤に変えるかまた
は治療に使用可能な形にもたらし、この場合固体もしく
は半固体の調剤のだめの用量単位は、全体量に対して作
用物質■を20mg〜6g、特に50mg〜2g、殊に
100mg〜1g、または400mgもしくは500m
g〜1g含有するか、或いは固体もしくは半固体の調剤
のための用量単位が全体量に対して作用物質Iまたはそ
の製薬学的に使用可能な塩を0.2mg/ml〜800
 m g / m 1 、殊に10 m g / m 
I −500mg/ml、有利に40 m g / m
 1〜200 mg / m +含有する溶液、懸濁液
もしくは乳濁液であることによって特徴付けられている
G レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造する
方法の場合、この方法は、α−リポン酸またはジヒドロ
リポン酸を常用の製薬学的な担持剤および/または希釈
剤もしくは他の助剤と一緒に加工して製薬学的調剤に変
えるかまたは治療に使用可能な形にもたらし、この場合
固体もしくは半固体の調剤のための用量単位は、α−リ
ポン酸の場合にα−リポン酸またはその製薬学的に使用
可能な塩51mg〜6g、特に100mg〜2g、殊に
200mg〜1g、または400mgもしくは50mg
〜1gを含有するか、或いは固体もしくは半固体の調剤
のための用量単位がα−リポン酸の場合にα−リポン酸
またはその製薬学的に使用可能な塩26mg/m l 
〜500 m g / m I 、特に5 Q m g
 / m += 200 m g / m + 、殊に
100mg/mlを含有する注射溶液であるか、或いは
固体もしくは半固体の調剤のための用量単位がα−リポ
ン酸またはその製薬学的に使用可能な塩0.2mg /
 m 1〜500 m g / m I 、特に1 m
 g/ ml 〜50 m g / m + 1殊に5
 m g / m + −10mg/mlを含有する飲
用溶液、飲用懸濁液もしくは飲用乳濁液であり、かつこ
の場合固体もしくは半固体の調剤のための用量単位は、
ジヒドロリポン酸の場合にジヒドロリポン酸またはその
製薬学的に使用可能な塩501mg〜6g、殊に610
mg〜2 g、有利に650mg〜Igを含有するか、
或いは固体もしくは半固体の調剤のだめの用量単位は、
ジヒドロリポン酸またはその製薬学的に使用可能な塩1
82mg/m 1〜1137mg/m +、特に200
mg/ m 1 ” I O00m g / m l 
、殊に30 Qmg/ m 1〜500 m g / 
m 1を含有する溶液、懸濁液もしくは乳濁液であるこ
とによって特徴付けられている。
Hレトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造する方
法の場合、この方法は、式Iの化合物またはその製薬学
的に使用可能な塩を次の物質:澱粉、シクロデキストリ
ン、尿素、セルロ−ス、セルロース誘導体、乳糖、ホル
マリンカゼ、イン、変性澱粉、ステアリン酸マグネシウ
ム、燐酸水素カルシウム、珪酸、タルクの1つまたはそ
れ以上と混合し、得られた混合物を場合によっては、成
分としてゼラチン、澱粉、ポリビニルピロリドン、ビニ
ルピロリドン共重合体、酢酸ビニル共重合体および/ま
たはポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートを含
有スることができる水溶液またはアルコール性溶液と一
緒にして造粒するかまたはタブレット化しこの顆粒また
はタブレットを場合によっては上記の助剤の1つまたは
それ以上と一緒にして均質化し、この混合物を圧縮して
錠剤に変えるかまたはカプセルに充填するか、或いは顆
粒またはタブレットを袋中に充填し、この場合錠剤カプ
セル剤または袋は、用量単位で、 a)α−リポン酸およびジヒドロリポン酸を除く式■の
化合物が重要である場合には、全体量に対して作用物質
Iまたはその塩20mg〜6g1殊に53mg〜2g、
有利に100mg〜1gを含有し: b)α−リポン酸が重要である場合には、α−リポン酸
またはその塩51mg〜6g1殊に100 m g 〜
2 g 、有利に200mg〜1g、または400mg
もしくは500mg〜1gを含有し; C)ジヒドロリポン酸が重要である場合には、ジヒドロ
リポン酸またはその塩601mg〜6g、殊に610m
g〜2gq有利に650mg〜1gを含有することによ
って特徴付けられている。
■ レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造する
方法の場合、この方法は、式■の化合物またはその製薬
学的に使用可能な塩を20〜120℃の温度で、場合に
よっては1つの乳化剤および/または多数の乳化剤およ
び/または1つの錯形成剤および/または多数の錯形成
剤の存在下に次の物質二本、グリセリン、パラフィン、
ワセリン、12〜25個のC原子を有する脂肪族アルコ
ール、15〜20個のC原子を有する脂肪族モノカルボ
ン厳、ソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレ
ンポリオール脂肪酸エステル、一価または多価の低分子
量脂肪酸アルコール、脂肪酸グリセリド、ワックスシリ
コーン、ポリエチレングリコールの少なくとも1つと一
緒に均質化しおよび/または乳化して1つの混合物に変
え、この場合このような混合物は、塗布可能な調剤であ
りかつa)ジヒドロリポン酸を除いて式Iの化合物が重
要である場合には、全体量に対して作用物質(α−リポ
ン酸を含む)またはその塩を0.1〜50重量%、殊に
0.5〜20重量%、有利に1〜10重量%を含有し; b)ジヒドロリポン酸が重要である場合には、ジヒドロ
リポン酸またはその塩を21〜99重量%、殊に25〜
70重量%、有利に30〜40重量%を含有することに
よって特徴付けられている。
J レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造する
方法の場合、この方法は、式Iの化合物またはその製薬
学的に使用可能な塩を20〜100℃の温度で、場合に
よっては錯形成剤および/または乳化剤の存在下に水、
生理的に懸念のないアルコール、ジメチルスルホキシド
、ポリエチレンオキシドもしくは油またはこれらの混合
物中に溶解し、かつ場合によってはこうして得られた溶
液を、最終的溶液、最終的懸濁液または最終的乳濁液が a)α−リポン酸およびジヒドロリポン酸を除く式Iの
化合物が重要である場合に全体量に対して作用物質Iま
たはその塩を0.2mg/ml〜800 m g / 
m 1 、殊に10mg/ml〜500mg/ml、有
利に40 m g / m 1〜’100mg/ml含
有し; b)α−リポン酸の注射溶液が重要である場合にα−リ
ポン酸またはその塩を26 m g / m 1〜50
0mg/ml、殊に50 m g / m 1〜200
 m g / m 1 、有利に100mg/ml含有
し; C)飲用溶液、飲用懸濁液もしくは飲用乳濁液が重要で
ある場合にα−リポン酸またはその製薬学的に使用可能
な塩を0 、2 m g / m l〜500 m g
 / m + 、特に1 m g / m 1〜50 
m g/ m l 、殊に5 m g / m I −
10m g / m +含有し;かつ d)ジヒドロリポン酸が重要である場合にジヒドロリポ
ン酸またはその製薬学的に使用可能な塩を182mg/
ml−1137mg/ml。
特に200mg/ml−1000mg/ml、殊に30
0mg/m I −500mg/m +含有するような
程度に水、アルコール、ジメチルスルホキシド、ポリエ
チレンオキシドまたは油と一緒に充填することによって
特徴付けられている。
K レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造する
方法の場合、この方法は、式Iの少なくとも1つの化合
物を作用物質として含有する前記医薬品の製造を付加的
に常用の安定剤および/または溶解助剤の添加下に行な
うことによって特徴付けられている。
L レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造する
方法の場合、この方法は、次の物質=1.2または3個
のヒドロキシル基を有する脂肪族C2〜Cじアルコール
、200〜600の分子量を有するポリエチレングリコ
ール;常用の生理的に認容性の有機アミド、天然のα−
アミノ酸、脂肪族アミン、ヒドロキシエチルテオフィリ
ン、トロメタモール、ジエチレンクリコールモノメチル
エーテルを安定剤もしくは溶解助剤として製造の際に添
加することによって特徴付けられている。
M 疾病、例えばレトロウィルスによって惹起されるよ
うなものの撲滅に適当である医薬品を製造するための式
Iの化合物およびその製薬学的に使用可能な塩の使用。
また、相応する医薬品は、別の薬理学的に活性の物質と
の混合物の形で使用することができる。殊に、式■の作
用物質は、レトロウィルス、殊にHIVに抗して作用す
る別の薬剤、例えばジデスオキシイノシン、ジデスオキ
シシチジン、殊にa−インターフェロンおよび/または
アジドチミジン(A Z T)と組合せることもできる
本発明による医薬品は、それぞれ作用物質として式Iの
唯1つの化合物を含有するかまたは式■の2個およびそ
れ以上の化合物を含有することができる。この式Iが2
個およびそれ以上の化合物を含有する場合には、記載し
た用量は、常に式Iの作用物質、すなわち作用成分子ま
たは成分aの総和に関連する。同じことは、同様に組合
せ物、例えば別の抗レトロウイルス作用を有する物質(
成分b)との組合せ物の場合にも云えることである。ま
た、本明細書中では、成分b)として2個およびそれ以
上(特に2個)の抗レトロウイルス作用を有する物質の
みを使用することができ、この場合この2個およびそれ
以上(特に2個)の抗レトロウイルス作用を有する物質
のみを使用する場合には、本明細書中でもこのために記
載された用量は、それぞれ存在する抗レトロウイルス作
用を有する物質の総和に常に当てはまる。
“用量単位”の表現は、常に1日当たり数回投与しても
よい単独用量に関連する。
用量が酵素単位の形で記載される場合には、まる1日に
当たる用量が重要であり、この場合このような用量は、
1度で与えられるが、有利には1日Iこ亘って分割して
(例えば、注入液の形で)与えられる。酵素単位の場合
の用量の記載は、殊にα−インターフェロンとの組合せ
物について云える。
更に、本発明は、 [式中、Xは水素原子であるかまたは2個のXは2個の
硫黄草子の間の単結合を表わし;Yは水素原子であるか
または01〜C6−アルキル基でありかつnは1〜10
の数を表わす]で示される化合物またはその治療に使用
可能な塩を使用して、レトロウィルス、殊にヒトの免疫
欠乏ウィルスを防除する方法、ならびに式Iの化合物ま
たはその治療に使用可能な塩を作用物質として含有する
、レトロウィルスによって惹起されるかもしくは惹起さ
れている疾病を治療するための薬剤に関する。
このような医薬品は、常用の製薬学的な担持剤、助剤お
よび/または希釈剤を含有することができる。従って、
本発明は、レトロウィルスによって惹起される疾病を治
療するための医薬に対して、式Iの作用物質を常用の製
薬学的な担持剤、助剤および/または希釈剤と一緒にし
て調製する方法にも関する。
レトロウィルスを撲滅するための薬剤は、式Iの作用物
質を、一日1回または数回の投与の際に体内で体重1k
g当たり3.5〜200mgの作用濃度が存在するよう
な量で含有する。
更に、本発明は、レトロウィルスを撲滅するための医薬
品にも関連し、この医薬品は、常用の製薬学的な担持剤
および/または希釈剤もしくは助剤とともに、 a)式■: [式中、Xは水素原子であるかまたは2個のXは2個の
硫黄原子の間の単結合を表わし;Yは水素原子であるか
または01〜C6−アルキル基でありかつnは1〜10
の数を表わす]で示される化合物および b)別の抗レトロウイルス作用物質 またはそれぞれ双方の作用物質の生理的に懸念のない塩
を、相乗作用を生じるような量で含有し、かつ双方の作
用物質の共通の治療的使用ならびに別個の治療的使用を
可能にする形で存在することによって特徴付けられてい
る。
レトロウィルスに抗する作用を有する別の物質は、例え
ば次のものであることができるニアシトチミジン(AZ
T)、ジデスオキシイノシン(DDI)、α−インター
フェロンまたはジデスオキシシチジン(DDC)。
前記の医薬品は、例えば組合せ物の場合に式Iの化合物
(作用成分Iもしくは成分a)の重量部対してb)によ
る別の成分それぞれ0.01〜100重量部を生じるか
または作用成分I(成分a))に対してb)による別の
成分の酵素単位それぞれ20〜200000を生じるか
ないしは用量単位の場合に組合せ物が作用成分I  5
0mg〜6g、特に200mg〜2g及びb)による別
の成分10〜300mg、特に50〜200mgもしく
は別の成分の酵素単位(ユニット)5x105〜酵素単
位8×106、特に酵素単位lX106〜酵素単位4 
X l 06を含有することによって特徴付けられてい
る。
付加的にこのような薬剤/医薬品は、ビタミン、特にビ
タミンBlおよび/またはビタミンEを含有することも
できる。
同様に、本発明は、前記に記載した医薬品を製造する方
法にも関連し、この方法は、作用成分II重量部および
b)による別の成分0゜01〜100重量部もしくは酵
素単位20〜200000 (但し、作用物質はその塩
の形で存在することもできる)を、常用の担持剤および
/または希釈剤もしくは助剤と一緒に、場合によっては
ビタミンの添加下に加工して医薬品に変え、この医薬品
は、用量単位の形で作用成分50mg〜6gおよびb)
による別の成分酵素単位10〜300mgもしくは5X
105〜8× I 06を含有することによって特徴付
けられている。
α−リポン酸およびジヒドロリポン酸を含めて式Iの化
合物は、光学的異性体(R(+)形および5−(−)形
、通常化合物■がラセミ化合物として存在する)の形も
しくはジアステレオマーの形で製薬学的組成物の製造お
よび調剤ならびに記載した使用に使用することもできる
特に、式■の化合物としては、α−リポン酸およびジヒ
ドロリポン酸(ラセミ化合物および相応するエナンチオ
マー)がこれに該当する。
α−リポン酸は、ラセミ化合物の形(チオクト酸Th1
octsauere・)で植物および動物に十分に投与
され;このα−リポン酸は、数多くの酵素反応の際に共
酵素として作用し、多くの細菌類および原生動物に対す
る成長因子を表わし、かつたまごてんぐだけ等の猛毒茸
の毒化の際に使用される。更に、α−リポン酸−ラセミ
化合物は、抗フロギスティック作用、鎮痛作用および細
胞保護作用を有する。
チオク酸(Th 1ocsaeure)は、次の症状に
対する医薬品として市販されている: 脂肪肝および脂肪硬変、特にアルコールによる慢性肝臓
疾患、茸の毒化によって惹起された肝臓損傷、糖尿病性
神経症、アルコール性神経症ジヒドロリポン酸は、6,
8−ジメルカプトオクタン酸である。
動物試験から、ジヒドロリポン酸は蛇毒を不活性化する
ことは、知られている。この試験は、例えばラットおよ
びマウスを用いて行なわれこの場合溶液は、蛇毒および
ジヒドロリポン酸を含有する水中でかまたは生理的食塩
水中で使用された。
これまでに公知の調剤の場合には、α−リポン酸および
ジヒドロリポン酸は、比較的に低い量で存在している。
α−リポン酸もしくはジヒドロリポン酸の高い量を有す
る本発明による医薬品は、新規のものであり;かつ更に
この作用物質が、より高い用量で、例えばエイズの治療
の際に好ましい製薬学的作用を示すことは、容易に推考
できることではない。
本発明による医薬品の製造は、公知方法で行なわれ、こ
の場合には、公知の常用の製薬学的助剤ならびに他の常
用の担持剤および希釈剤を使用することができる。この
種の担持剤および助剤としては、例えば次の刊行物中で
製薬学、化粧術および限定された分野にとって推奨され
ているかないしは該刊行物に記載されている物質がこれ
に該当する: Ullmanns Enzyklopa
edieder technischen Chemi
e1第4巻(1953)、第1頁〜第39頁; Jou
rnal of Pharmac、eutical 5
ciences、第52巻(1963)、第918頁以
降、H,v、Czetsch−Lindenwald、
Hilfsstoffe  fuer  Phar++
+azie  und  angrenzende  
Gebiet; Pharm、lnd、、第2号(19
61)、第72頁以降; Dr、H,P、Fiedle
r、Lexikon der Hilfsstoffe
  fuer  Pharmazie、Kosmeti
k  und  angrendendeGebjeL
e、Cantor社、Wuerttemberg近郊A
u1end。
百(1989)。
式■の化合物の製薬学的取扱いおよび生薬学的取扱いは
、常用の標準法により行なわれる。
例えば、作用物質および助剤もしくは担持剤は、撹拌ま
たは均質化(例えば、常用の混合装置を用いる)によっ
て十分に混合され、この場合には、一般に20〜50℃
、特に20〜40℃の温度、殊に室温で作業される。更
に、次の標準の刊行物が指摘される: 5uck、Fu
chs、5peiser、Pharmazeutisc
he Technology、Thieme−Verl
agStuttgart、 l 978゜ 前記の医薬品は、皮膚もしくは粘膜上または体内に、例
えば経口、経腸、経肺、経鼻、経舌、静脈内、動脈内、
心臓内、筋肉内、腹腔内、皮肉、皮下により投与するこ
とができる。
非経口的調剤形は、殊に滅菌医薬品もしくは滅菌された
医薬品である。
また、式Iの化合物は、治療に使用可能な塩の形で使用
することもできる。このような塩の製造は、このために
知られた方法で行なわれる塩形成剤としては、例えば塩
の形で認容性である常用の塩基もしくは陽イオンがこれ
に該当する。このための例は、次のものである:アルカ
リ金属またはアルカリ土類金属、水酸化アンモニウム、
塩基性アミノ酸、例えばアルギニンおよびリシン、式:
 NRIR2R3[式中、R1、R2およびR3はそれ
ぞれ同一かまたは異なり、水素原子、c 1〜 c 4
−アルキル基またはCI−C4−オキシアルキル基を表
わす1で示されるアミン、例えばモノエタノールアミン
およびジェタノールアミン、l−アミノ−2−プロパツ
ール、3−アミノ用−プロバノール;2〜6個のcH子
からなるアルキレン鎖を有するアルキレンジアミン、例
えばエチレンジアミンまたはヘキサメチレンテトラミン
、4〜6個の環炭素原子を有する飽和環式アミノ化合物
、例えばピペリジン、ピペラジン、ピロリジン、モルボ
リン;N−メチルグルカミン、クレアチン、トロメタモ
ル。
式Iの化合物を塩の形で使用する場合、塩形成物は過剰
量で、つまり等モル量よりも高い量で使用してもよい。
担体物質および助剤の例は、ゼラチン、天然の糖、例え
ば粗糖または乳糖、レクチン、ペクチン、でんぷん(例
えばコーンスターチまたはアミロース)、シクロデキス
トリンおよびシクロデキストリン誘導体、デキストラン
、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアセテート、アラ
ビアゴム、アルギン酸、チロース(Tylose)、タ
ルク、リコポジウム(Lycopodium ) 、ケ
イ酸(例えばコロイド状)セルロース、セルロース誘導
体(例えばセルロースヒドロキシ基を部分的に低級飽和
脂肪族アルコールおよび/または低級飽和脂肪族オキシ
アルコールでエステル化したセルロースエーテル、例え
ばメチルオキシプロピルセルロース、メチルセルロース
、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースフタレート);脂肪酸の、なら
びに12〜22個のC原子を有する脂肪酸、特に飽和脂
肪酸のマグネシウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩
(ステアリン酸塩)乳化剤、油および脂肪、特に植物性
油(落花生油、ヒマシ油、オリーブ油、ごま油、綿実油
、コーン油、麦芽油、ひまわり実油、タラ肝油、それぞ
れの水素化したもの); C,、H,402からC+s
HsmOxまでの飽和脂肪酸からのグリセリンエステル
およびポリグリセリンエステルおよびそれらの混合物(
その際グリセリン−ヒドロキシ基は完全にまたは部分的
にエステル化されている) (例えばモノ−、ジーおよ
びトリグリセリド);薬理的に認容性の一価または多価
のアルコールおよびポリグリコール、例えばポリエチレ
ングリコールならびにそれらの誘導体、飽和または不飽
和の脂肪族脂肪酸(2〜22個のC原子、とくにto−
to個のC原子)と、一価の脂肪族アルコール(1〜2
0個のC原子)または多価アルコール、例えばグリコー
ル、グリセリン、ジエチレングリコール、ペンタエリト
リット、ソルビット、マンニットなどとのエステル(場
合によりエーテル化してあってもよい)、クエン酸と第
一級アルコールとのエステル、酢酸、尿素、ベンジルベ
ンゾエート、ジオキソラン、グリセリンホルメート、テ
トラヒドロフルフリルアルコール、C,−C,、アルコ
ールとのポリグリコールエーテル、ジメチルアセトアミ
ド、ラクタミド、ラクテート、エチルカーボネート、シ
リコーン(特に中程度の粘度のポリジメチルシロキサン
)、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、リン酸カルシウ
ム、リン酸ナトリウム、炭酸マグネシウムなどである。
そのほかの助剤として、次のような崩壊を引き起こす物
質(いわゆる崩壊剤)も挙げられる。
交差重合したポリビニルピロリドン、ナトリウムカルボ
キシメチルデンプン、ナトリウムカルボキシメチルセル
ロースまたは微結晶セルロース。同様に、公知の被覆剤
を使用してもよい。
このようなものとしてたとえば次のようなものが挙げら
れる。アクリル酸および/またはメタクリル酸および/
またはこれらのエステルのポリマーならびにコポリマー
;わずかな含量のアンモニウム基を有するアクリル酸エ
ステルおよびメタクリル酸エステルからなるコポリマー
(たとえばEudragit(R) R5)  ;アク
リル酸二。ステルと、メタクリル酸エステルと、トリメ
チルアンモニウムメタクリレートとからなるコポリマー
(たとえばEudragit(R) RL)  ;ポリ
ビニルアセテート;脂肪、油、ろう、脂肪アルコール;
ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートまたは
一アセテートスクシネート;セルロース−アセトフタレ
ート;デンプン−アセトフタレートならびにポリビニル
アセテートフタレート;カルボキシメチルセルロース;
メチルセルロースフタレート、メチルセルローススクシ
ネート、−フタレートスクシネートならびにメチルセル
ロース−フタル酸半エステル;ゼイン:エチルセルロー
スならびにエチルセルローススクシネート;セラック、
グルテン;エチルカルボキシエチルセルロース;エタク
リレートーマレイン酸無水物コポリマー;マレイン酸無
水物−ビニルメチルエーテルコポリマー;スチロール−
マレイン酸コポリマー;2−エチル−へキシル−アクリ
レートマレイン酸無水物;クロトン酸−ビニルアセテー
トコポリマー;グルタミン酸/グルタミン酸エステルコ
ポリマー;カルボキシメチルエチル−セルロースグリセ
リンモノオクタノエート;セルロースアセテートスクシ
ネート;ポリアルギニン。
被覆剤のための可塑剤として次のものが挙げられる。
クエン酸エステルおよび酒石酸エステル(アセチルトリ
エチルシトレート、アセチルトリブチルシトレート、ト
リブチルシトレート、トリエチルシトレート):グリセ
リンおよびグリセリンエステル(グリセリンジアセテー
ト、グリセリントリアセテート、アセチル化したモノグ
リセリド、ヒマシ油);フタル酸エステル(ジブチルツ
クレート、シアミルフタレート、ジエチルフタレート、
ジメチルフタレート、ジプロピルフタレート)、ジー(
2−メトキシ−または2−エトキシエチル)−フタレー
ト、エチルフタルグリコレート、ブチルフタリルエチル
グリコレート、ブチルフタリルエチルグリコレートおよ
びブチルグリコレート;アルコール(プロピレングリコ
ール、異なる鎖長のポリエチレングリコール)、アジペ
ート(ジエチル−アジペート、ジ(2−メトキシ−また
は2−エトキシエチル)−アジペート);ベンゾフェノ
ン;ジエチル−およびジブチルセパセード、ジブチルス
クシネート、ジブチルタルトレート;ジエチレングリコ
ールジプロピオネート、−ジブチレート、−ジブaビオ
ネート;トリブチルホスフェート、トリブチリン;ポリ
エチレングリコールソルビタンモノオレエート(ポリソ
ルベート、たとえばPo1ysorbat 80)  
;ソルビタンモノオレエート。
溶液または懸濁液を製造するため、たとえば水または生
理学的に認容性の有機溶剤が挙げられる。たとえばアル
コール(エタノール、プロパツール、イソプロパツール
、1.2−プロピレンゲリコール、ポリグリコールおよ
びこれらの誘導体、脂肪アルコール、グリセリンの部分
エステル)、油(たとえば落花生油、オリーブ油、ごま
油、扁桃油、ひまわり油、大豆油、ヒマシ油、牛脚油ン
、パラフィン、ジメチルスルホキシド、トリグリセリド
など。
注入可能な溶液または懸濁液にたいして、たとえば非毒
性の腸管外認容性の希釈剤または溶剤が挙げられる。た
とえば水、1.3−ブタンジオール、エタノール、1,
2−プロピレングリコール、水と混合したポリグリコー
ル、グリセa−ル、リンガ−溶液、とくに食塩水または
合成モノ−またはジグリセリドまたは脂肪酸、たとえば
オレイン酸を含めた硬化油。
調製剤を製造する際に、公知のまたは常用の溶解助剤、
もしくは乳化剤を使用してもよい。
溶解助剤および乳化剤としてたとえば次のものが挙げら
れる。ポリビニルピロリドン、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、たとえばソルビタントリオレエート、ホスファチド
、たとえばレシチン、アラビアゴム、トラガカントゴム
、ポリオキシエチル化したソルビタンモノオレエートお
よびソルビタンのその他のエトキシ化した脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチル化した脂肪、ポリオキシエチル化
したオレオトリグリセリド、リノール化したオレオトリ
グリセリド、脂肪アルコール、アルキルフェノールまた
は脂肪酸のポリエチレンオキシド−縮合生成物、または
1〜メチル−3−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾリ
ジドンー(2)。ポリオキシエチル化とは、該当する物
質が、一般に重合度2〜40、特に10〜20であるポ
リオキシエチレン鎖を有する場合を意味する。
このようなポリオキシエチル化した物質は、たとえばヒ
ドロキシ基含有化合物(たとえばモノ−またはジグリセ
リドまたは不飽和化合物、たとえば油隙エステルを含有
するようなもの)を、エチレンオキシドと反応させるこ
とによりえられる(たとえばグリセリド1モルあたりエ
チレンオキシド40モル)。
オレオトリグリセリドの例はオリーブ油、落花生油、ヒ
マシ油、ごま油、綿実油、コーン油である。(Dr、H
,P、Fiedler″Lexikon der Hi
lfsstoffe fuer PharmazieJ
os+netik und angrenzende 
Gebiete” 1971.191〜195頁)注射
用水溶液および飲用水溶液にたいして、安定剤または溶
解助剤として、特に次の物質が使用される。2〜4個の
C原子を有する一価または多価のアルコール、たとえば
エタノール、n−プロパツール、グリセリン、200〜
600の分子量を有するポリエチレングリコール(たと
えば1〜40%の水溶液)、ジエチレングリコールモノ
エチルエーテル、1.2−プロピレングリコール、有機
アミド、たとえば脂肪族01〜C6カルポン酸と、アン
モニアまたは第一級、第二級または第三級C,−C,ア
ミンまたは01〜C4ヒドロキシアミン、たとえば尿素
、ウレタン、アセトアミド、N−メチルアセトアミド、
N、N−ジメチルアセトアミド、N、Nジメチルアセト
アミド、低級脂肪族アミンおよび2〜6個のC原子を有
するジアミン、たとえばエチレンジアミン、ヒドロキシ
エチルテオフィリン、トロメタモール(たとえば0.1
〜20%の水溶液として)、脂肪族アミノ酸。
アミノ酸は、たとえば次の構造のアミノ酸である: R’−CH−Go、H NH。
[式中、R1は水素、フェニル基、インドイル−(3)
−メチル基、イミダゾリル−(4)−メチル基、01〜
CIl+アルキル基またはヒドロキシ基、カルボキシ基
、01〜C,アルコキシ基、メルカプト基、C,−C,
アルキルチオ基、アミノ基、フェニル基、ヒドロキシフ
ェニル基、01〜C6アルカノイルアミノ基またはC,
−C。
アルコキシカルボニル基により置換されたC〜C1゜ア
ルキル基を表す。
たとえば、飲用溶液または注射用溶液として次の調合が
挙げられる。
α−リポン酸 L−リジン エチレンジアミン 水 α−リポン酸 L−リシン トロメタノール 水 l 0% 7、66% 0、27% 82、 07% l 0% 7、66% 1% 81、 34% ジヒドロリポン酸     1% トロメタノール      0.9% エチレンジアミン     0.38%水      
           97.72%ジヒドロリポン酸
     1% トロメタノール      1.5% 1.2−プロピレングリコール ニコチン酸アミド     10% 水                 67、5%20
% さらに、保存剤、安定剤、緩衝剤、矯味剤、甘味剤、着
色剤、酸化防止剤および錯形成剤などを添加してもよい
。錯形成剤として次のようなものが挙げられる。キレー
ト形成剤、たとえばエチレンジアミノ−テトラ酢酸、ニ
トリロトリ酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸なら
びにその塩。
さらに、錯形成剤として次のようなものが挙げられる。
内部空間にR−またはS−α−リポン酸を内包するよう
なもの。たとえば、尿素、チオ尿素、シクロデキストリ
ン、アミロースである。場合により、作用物質分子の安
定化のために、生理学的に認容性の塩基または緩衝剤で
pH値範囲を約6〜9に調節する。一般にできるかぎり
中性から弱塩基性(pH8まで)のpIJ値が有利であ
る。
酸化防止剤として、たとえば亜硫酸ナトリウム、亜硫酸
水素ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、アスコルビン
酸、アスコルビルパルミテート、−ミリステート、−ス
テアレート、没食子酸、没食子酸−アルキルエステル、
ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドロガヤレット
酸(Nordihydoroguajaretsaeu
re) 、lコフエロールならびに相乗剤(N形成によ
り重金属と結合する物質、たとえばレシチン、アスコル
ビン酸、リン酸、エチレンジアミノテトラ酢酸、クエン
酸塩、酒石酸塩)が使用される。相乗剤の添加は、たと
えば酸化防止剤のアンチオキシゲン作用を著しく高める
保存剤として、たとえばソルビン酸、p−ヒドロキシ安
息香酸エステル(たとえば低級アルキルエステル)、安
息香酸、安息香酸ナトリウム、トリクロロイソブチルア
ルコール、フェノール、クレゾール、塩化ベンゼトニウ
ム、クロロへキシジンおよびホルマリン誘導体が挙げら
れる。
一数式■の本発明による化合物は、特にレトロウィルス
に対する成長阻止作用、特にヒト免疫不全ウィルス(旧
V、たとえばHIV−1、HIV−2)および末端の単
核性血液細胞に関する活性化作用および成長促進作用を
示す。たとえばこの化合物はウィルスの増加を長期化さ
せるか、もしくは阻止する。
本発明による化合物/医薬品が有効であるレトロウィル
スとして、たとえば次のものが挙げられる。旧V−ウィ
ルス、オンコルナウイルス、スブマウイルス(Spum
aviren )。
たとえば式Iの化合物は、旧■(タイプ1および2)に
関する良好な成長阻止作用を有し、これは試験管内で、
たとえば次のウィルス学的細胞生物学的テスト方法によ
り示すことができる: 1、溶菌斑−減少テスト 2、CPE−減少テスト 3、培養上澄中での逆転写酵素の測定 4、培養上澄中のp24抗原の測定 たとえば、化合物■(たとえばα−リポン酸、ラセミ体
)0.035mg/m Iの1回の添加で、細胞培養上
澄中の感染ウィルス(たとえばHIV−1)の数は、陽
性の対照において100%から0%に減少した。ウィル
ス阻止効果は、このテスト方法においてすでに著しく低
い投与量で、たとえば0.001mg/mlで検出する
ことができる。
作用にたいする一般の投与範囲(前記したような試験)
として、たとえば0.0035〜0゜091mg/ml
、特に0.035〜0.070mg/mlが挙げられる
試験管内試験にたいして、式■の作用物質は、たとえは
溶剤としてベンジルアルコール中に装入する。
レトロウィルス、特に旧Vの複製挙動の試験管内の試験
にたいして、たとえば次の基質を使用することができる
1.2X10”〜I X 10’感染単位(PFU) 
/m1の濃度を有するウィルス含有RPMI 1640
培地、たとえばIX  液体 041〜01875 (
ムーア(Moore )によるギベオ(Gibeo)の
合成培養基、Gerner und Franklin
、H,A、(1967)、J。
A、M、A、 199.519)。
2、細胞系統Jurkat C1one E6−1.S
up Tl およびHeLa CT4゜ 細胞系統 Jurkat Klon E6−1細胞タイ
プ:ヒトT細胞白血病。増殖培地:RPMl 1640
90%;胎児のウシ血清10%。
凍結培地:培養基90%;ジメチルスルホキシド10%
。生きている細胞の割合:80%。
増殖特性:細胞は2〜3日ごとに継代する。
細胞数は10’−10’細胞/mlに保つ。モルホロジ
ー:リンパ球。カリオロジー:生じない。無菌:バクテ
リアおよびマイコプラズ陰性。逆転写酵素:陰性。特別
な特性: Jurkat−Fl(CRC(Dr、Ken
dall Sm1th、Dartmouth)のこのク
ローンは適当な刺激により多量のインターロイキン−2
(IL−2>を製造する。
この細胞はγ−インターフェロンを分泌することにより
誘導され、CD4+である。出典:Dr、Arthur
 Waiss、によるATCC,文献:Journal
  of  Immunology、133:123.
1984゜細胞系統 5up−TI 細胞タイプ: Ham−Hodgkin’s T−Ze
lllymphom。
増殖培地:McCoy’s 5A培養基85%;胎児の
ウシ血清15%。細胞は支持細胞層上で洗浄する(正常
なヒト血清10%と寒天0.5%を有する完全培養基)
。凍結培地90%;ジメチルスルホキシド10%。生き
ている細胞の割合80%。増殖特性:この細胞は、細胞
濃度が5×10″/mlよりも高くなった場合に継代す
る。継代のために、培養基は新しい増殖培地で1:10
〜l:20に希釈する。
モルホロジー:成熟したリンパ球。カリオロジー:生じ
ない。無菌:バクテリアおよびマイコプラズマ陰性。逆
転写酵素:陰性。特別な特性:この細胞は、TdT陽性
、CALLA陰性、DR陰性である。この細胞はパンニ
ー抗原(pan T−Antigenn )を表し、羊
赤血球受容体を含有せず、表面−CD4+の高い血中濃
度を表す。出典: James Hoxie、文献二C
ancer Re5earch 44:5657,19
84゜細胞系統HeLaT4+ 細胞タイプ:ヒト上皮状。増殖培地:多様なアミノ酸と
、電解質とからなる培養基(たとえばDulbecco
’s minimal essential medi
um。
DME)90%;生まれたての羊の血清10%。
凍結培地:培養基95%;グリセリン5%;抗生物質な
し。生きている細胞の割合80%。
増殖特性は元の系統と同じ。モルホロジー:元の系統と
類似。カリオロジー:生しない。
無菌:バクテリアおよびマイコプラズマ陰性。
逆転写酵素:陰性。特別な特性:CD4cDNAを用い
たレトロウィルスが媒介する遺伝子移動の前に、この細
胞は表面−CD4+を表さず、AIDSウィルス感染に
たいして応答しない。トランスフェクションの後にCD
4十−細胞はAIDSウィルスにより感染することがで
き、融合細胞を誘導することができる。原典: Dr、
Richard Axel。文献:Ce1147:33
3,1986゜ 試験管内でα−リポン酸によるHIV複製のためのその
ほかの方法。
阻止作用は、HI V−1で持続的に感染した細胞系統
に関して示される。
HI V−1による持続的に感染した細胞系統の製造: 1、陰性の(感染していない)細胞(たとえばMo1t
 4を、培養基RPMI 1640を有する培養フラス
コから取り出し、適当な容器で下方へ遠心分離した。陰
性の細胞として、原則としてそれぞれCD4−受容体陽
性のT細胞系統からの細胞を使用することができる。た
とえば、次の市販の細胞系統があげられる。H9、Hu
 t78.5upT1. Jurkat、 Mo1t4
゜MOIt4はたとえば、癌患者の末梢血液からの単り
ローン性T細胞系統である。T細胞系統はヒトの腫瘍、
たとえば一定の白血病型から由来する。この種の細胞系
統は、相応する培養基中の細胞系統および37℃で恒温
保持機中でCO7濃度を保持するかぎり増殖する。この
系統は、いわゆるアメリカンタイプカルチャーコレクシ
ョン(American Type Cu1ture 
Co11ection)  (ATCC)から得ること
ができる。
2.このMo1t4細胞を高いウィルス含有の培養基(
RPMI  1640+10%胎児のウシ血清)中に再
懸濁(収容)し、培養フラスコ中に注ぎ込み、約12時
間恒温保持機で37℃でおよび5%CO2にインキュベ
ート(培養)した。これにより、細胞の一部は(感染ウ
ィルスの濃度に応じて)感染する。
3.12時間後に細胞を新たに遠心分離で除去し、新鮮
な培地(RPMI  1640.ウィルス不合)に再懸
濁し、恒温保持機中で約4週間培養した。
4、この場合、1週間ごとに培地を完全に交換(遠心分
離により除去し、再懸濁する等)し、陰性の感染してい
ない細胞を添加した。
5.4週間後に細胞の80〜100%が感染していた。
=完全に感染した細胞系統。感染はたとえば免疫蛍光法
で測定した。このように感染した細胞は、約106〜1
06感染単位(PFU)の滴定濃度範囲でf(IVを製
造した。このように完全に感染した腫瘍細胞系統(Mo
lt4)は3週間、α−リポン酸70μg / m I
で処理した。この場合、3日おきに培養基およびα−リ
ポン酸を新たにし、ウィルスの活性を逆転写酵素ならび
に溶菌層テストで測定した。逆転写酵素テストは、生じ
たウィルスの相対的な量を測定するが、溶菌層テストは
感染ウィルス単位を測定できるにすぎない。選択した7
0μg / m Iの濃度領域は、通常の経口の副作用
のない投与の際に測定される血中濃度のほぼ10〜20
倍にある。この増殖速度もしくは末梢血液リンパ球の致
死率は、この投与量において、著しい影響を受けない。
第1図による曲線が示すように、感染ウィルス単位の数
はすでに3日後にほぼ0近くまで低下し、これはほぼ1
00%の減少率に相当する。製造したウィルス単位の数
は、6日後に初めて減少し、3週間後に90%の減少率
に達した。この結果は、α−リポン酸の著しい抗ウイル
ス性能を表す。第2に重要な結果として、70μg /
 m lの濃度領域中で、3週間後に許容増殖を示さな
いかまたは兆候がないことが示された。このことは特に
感染した患者の長時間治療にとって重要である。
AIDS疾患の治療においてすでに成果を納めた他の薬
剤と、α−リポン酸の試験管内の作用を比較したい場合
に、α−インターフェロンが提供される。この物質の抗
ウイルス性作用は翻訳後の水準に関することが予想され
、つまりいわゆるウィルスの出芽工程またはゲーティン
グ工程(^ussch Ieusprozess )に
ついての阻止作用についてである。従って、α−リポン
酸と同じように、α−インターフェロンはすでに感染し
た細胞に作用する。双方の化合物を比較するために、粉
砕したてのJurkat細胞をHIVで感染させ(8×
10sPFU)、引き続き組換えしたα−インターフェ
ロン(rlF)(70単位/ m 1 )もしくはα−
リポン酸35ng/mlをピペットで添加した。特に最
初のウィルス世代の増殖を評価するために、この試験は
7日後に期限を限った。双方の物質は、感染した未処理
の細胞において、ウィルスの複製の比較可能な阻止を示
す(第2図および第3図)。もちろんrIFは、逆転写
酵素テストにおいてより強い阻止作用を示す(製造した
ピリオンの相対的量を測定、第2図)が、溶菌層テスト
においての阻止は、α−リポン酸のほうが顕著である(
感染ピリオンの正確な数を表示)。
双方の物質の組合せは相加作用を示す。
本発明のほう法は、エイズの治療において、特にAZT
と組み合わせることができる。それというのもAZTは
異なる作用メカニズムを示しているためである。AZT
は逆転写酵素を阻害し、従って、主に感染していない細
胞に作用する。細胞が一度感染すると、AZTはα−リ
ポン酸とは反対にウィルスの増殖をもはや阻害すること
はできない。
感染しだての細胞の製造 1.HIV−1により持続的に感染した細胞系統の製造
の際に記載したと同様(2,を含めて)。
2、細胞を新しい培地に収容することで、感染したでの
細胞として表すことができる。持続的に感染した細胞と
の差異においてかなり少ない細胞がウィルスキャリアー
であり、そのため同時に処理する、つまり最初と2番目
のウィルス世代は比較的同時に約3日日および7日目に
培養上澄に与えられる。このウィルス世代はこの日に定
量しく溶菌斑−および逆転写酵素テスト)、比較する。
この関係については”singl hit Kinet
ik”にも述べられている。
3、α−リポン酸をピペットで添加する。
4、細胞を7日間恒温保持機で培養する。
5.4かおよび7日目に、溶菌斑アッセイおよびRTア
ッセイのために試料を培養からとる。
生体内でのα−リポン酸によるHIV複製の阻止 方法 市販のEL I SAを用いた血漿p24抗原血中濃度
の測定。
p24はHIVウィルスの構造タンパク質を表す。
E L I S A (enzyme 1inked 
immuno 5orbentassayの略)は、ウ
ィルス学においてタンパク質、抗原等の測定のために頻
繁に使用されるテスト技術である。
共培養を行ったウィルスの単離: 患者のリンパ球をドナーのリンパ球と共培養する。この
細胞から製造したウィルス(p24)を21日後にEL
 I SAで測定した(標準方法)。
共培養なしのウィルスの単離:lX10’の患者のリン
パ球からのウィルス(p24)の製造を11日後にEL
ISAで定量的に測定する。この標準方法の場合、ドナ
ーのリンパ球は添加しなかった。ウィルス製造はpgに
おいてp 24 / m l / 200000細胞で
表した。(新規に開発された方法、pg=ピコグラム)
細胞滴定:患者のリンパ球の減少(たとえば10’  
10’、104)から出発してウィルスの単離を実施す
る。
血漿中の感染ウィルスの数を表す血漿滴定量の測定。
結果 次の結果は、4人の患者につき、Waiter−Ree
d段階6において得られたものである。α−リポン酸の
適用は、次の組成のα−リポン酸溶液の注射により行っ
た。α−リポン酸250mgをエチレンジアミン塩の形
で(=323mgの塩)と、1.2−プロピレングリコ
ール1gと、ベンジルアルコール100mgとを含有す
る水溶液10 m l 。
Walter−Reed段階: HIV−感染した患者
の臨床的表現形の等級による分類。段階0では旧■−ウ
ィルスは検出されない。段階6は最終のエイズ段階を意
味する。
患者1 (K、 M、 、 64 k g ;falt
er−Reed段階6) 治療期間58日、その際休暇で2×36時間中断。総投
与量は258.3gであり、これは1日平均4.7g/
日の投与量に相当した。19日に、6gより少なく3g
の投与量を投与し、18日に6〜8g/日の投与量を投
与した。
α−リポン酸の注射は中心静脈カテーテルで24時間に
わたり行った。まず第一に、ゾビラックス(Zovir
ax)での相互作用を排除できないために(lfF状庖
疹のため)、α−リポン酸注射をZovirax投与の
間中断した(1日1〜2時間につき3回)。
血漿p24抗原血中濃度を測定し、ウィルス単離を実施
した。
血漿p24抗原血中濃度は、0.350日g/mlの領
域で、治療の開始から数か月で変動した。治療の開始後
14日目にこの値は0.05 n g / m lに低
下し、次いで29日目までにさらに低下しく0.025
日g/ml)、次いで治療の終了までに0.25日g/
mlの値に再度上昇した。ウィルスの単離(Jlll準
方法)は全治療の間隔性であった。
患者2 (Ro、 、 50kg ;Walter−R
eed段階6) 治療期間は21日間続け、その際合わせて17日医薬を
投与した。総投与量は23gであった。投与量は2日に
Ig、8日に3g、1日に4gであった。
血漿p24抗原血中血中側定、細胞滴定を用いたウィル
ス単離および血漿滴定をこの患者に実施した。
血漿p24抗原血中濃度は、治療前に一定で0.4日g
/mgであフた。この値はまずちょうど10分の1に減
少した。細胞滴定濃度は治療の前に1000であり、つ
まり細胞103から、ウィルスを単離することができた
にすぎなかった(標準方法)、、治療の進行において、
この値は対数段階で2だけ増加する、つまり、ウィルス
は細胞10@からなお栽培できた。治療の前に、血漿滴
定は100であった。この値は治療開始の直後に0に減
少した。
治療の終了あたりおよび治療の終了後にあらゆるウィル
スマーカーが激減した。ウィルス単離でさえも陰性が繰
り返された。
患者3 (P a I 、  ; Walter−Re
ed段階6)α−リポン酸の総投与量は27日の治療期
間の間に26日で104gであった。2日に2g7日、
2日に3g/日、1日に4g/日、2日に5g/日、3
日に6g/日を投与した。治療をしなかった休暇1日の
後に、2日に6g/日を投与し、次に血小板の増加のた
めに、4日にわたり投与量をIgづつ減らした。その後
、1日3g、6日6g/日、次に新たな血小板減少(ダ
ラブリム(Diraprim)副作用)のため、3日に
わたり1gの投与量を減らし、1日2g/日を投与した
。その後計画通りに治療を終えた。
合計で11日に最多の投与量を投与した。この患者にお
いて、血漿p24抗原血中濃度(常に陰性)を測定し、
ウィルス単離ならびに血漿滴定(常に陰性)を実施した
治療の開始の前にp24抗原の生成物を、pg / m
 l / 200000細胞で、約10にした。
この値は治療の5日目で2倍になり、次いで28日目に
は連続的に0に減少した。治療後に、その値は再度ゆっ
くりと増加した。
患者4 (P a g 、 、 75 g ; Wai
ter−Reed段階6) 治療期間19日、α−リポン酸の全投与量二82.75
g、1990年5月22日から、α−リポン酸持続注入
で20〜24時間/日で治療した。投与量=2日2g、
9日4g、1日3g、1日2.75g、3日6g、1日
7g、2日6g、1/2日の1回の休息で、20〜24
時間の持続注入で投与した。
全パラメーター(血漿p24抗原血中濃度)、細胞滴定
(血漿滴定)でのウィルス単離はこの患者において陽性
であり、これらは治療の経過中に測定した。
治療の直前および開始において、約0.070 n g
 / m gの値を変動する血漿p24抗原血中濃度は
、治療口の18日目に0.005日g/mgに減少した
。治療後に、血中濃度は再び最初の値に上昇した。p2
4生成物/ m 1 / 2ooooo細胞は治療の直
前に8pg/mlであった。治療の終わりまでに、この
値は75%だけ減少し、治療の後にも本質的に上昇しな
かった。この時点で患者に付加的にAZT治療を行った
。治療の前に10であった血漿滴定濃度は、治療の間に
Oに減少し、治療の終わりおよび治療後に1に落ち着い
た。治療の開始前に、2X10’の細胞から明らかにウ
ィルスが検出された。治療の終わりにウィルスはほとん
ど検出されなかった(現在の範囲内で)。治療の終了後
に、結果は再び悪化した。
総括して、次の結果が生じた。チオクト酸療法で、陽性
の血漿p24抗原血中濃度は、短い期間(約14日)で
、出発値の少なくとも1/10に減少した(ケースlお
よび3)。
患者のリンパ球からのウィルスの単離は3つの場合(ケ
ース2.3および4)、治療の経過において明らかに少
ないウィルス生成物を検出することができた。さらに、
2患者において(ケース2および3)まったく陰性であ
った。
陽性の血漿滴定濃度はいずれも治療の経過において0に
低下した(ケース2および4)。
この結果は、明らかに測定可能な生物学的マーカーを示
す患者の場合、チオクト酸療法において、このパラメー
ターの優れた改善が行われ、従ってリボン酸を用いた長
期的治療において、総合疾患像に関する有効な効果が予
想される。
抗レトロウイルス作用に関する本発明の化合物Iの作用
経路は、公知の医薬作用物質のイムチオール(ナトリウ
ム−ジエチル−ジチオカーボネート)と最も容易に比較
可能であるが、これにたいして異なるのは、たとえば細
胞病理学的効果(CPE)は、特にこの物質を細胞の感
染後に添加した場合、作用物質Iにより本質的に著しく
抑制することができる。
化合物Iについての指欅として、たとえば次のものがあ
げられる:国際的に常用の等級による後天性免疫不全症
(AIDS)の全段階の、HIV感染した、無症状なら
びに症状を示す患者の治療。禁忌は生じなかった。
すでに記載したもののほかに、特にレトロウィルス(特
にエイズ)の撲滅のために使用するために問題となる投
与量および投与形態:薬理学的な調製剤は、この適用に
たいして、一般に単一の投与量として、式Iの本発明に
よる活性成分(有利にチオクト酸またはジヒドロリポン
酸)50mg〜3g、有利に100mg〜1g、特に4
00mgおよび500 m g −1gを含有する。体
重1kgあたり達成された作用血中濃度は3.5〜20
0mg、有利に7〜100mg、特に35〜200 m
 g / k g体重である。作用物質重(つまり式I
の化合物)は調製剤からゆつ(りと放出されるのが有利
である。これは組合せ物の際の成分すにも通用する。
この投与はたとえば錠剤、カプセル剤、火剤、被服錠剤
、エアゾールまたは液体の形で行うことができる。
液体の適用形態として、たとえば次のものが挙げられる
。アルコール性または水性溶液、ならびに懸濁液及びエ
マルション。
有利な適用形態はたとえば活性成分100mg〜2gを
含有する錠剤、液体1mlあたり活性物質10mg〜0
.2gを含有する液体である。
式Iの作用物質の単一投与量は次のようである。
a)経口医薬形において、100mg〜3g、有利に2
00mg〜1g、特に400 m g −1gである。
b)腸管外の医薬形(たとえば静脈内、筋肉内)におい
て、100mg〜12g、有利に200mg〜6g、特
に500mg〜6gである。
C)吸入用の医薬形(溶液またはエアゾール)において
、100mg〜2g、有利に200mgからIgである
a)からC)による投与は、たとえば毎日1回から6回
、有利に毎日1回から4回、または持続注入として、た
とえばインフソニエート(Infusoniat) (
溶解した作用物質を正確な時間で投与するための注入機
)を用いて投与した。
ヒトにおいての式lの作用物質の毎日の投与量は、たと
えば腸管外適用で体重1kgあたり40〜80mg、有
利に40〜60mgの範囲内である(たとえば静脈内の
持続注入は24時間にわたる)。より長い適用の場合に
、場合により投与量をたとえば24時間内に体重1kg
あたり160mgまで高めることができる。経口適用の
場合に、毎日の投与量はたとえば体重Ikgあたり40
〜120mgである(より長い適用の場合に、同様に体
重1kgあたり160mgまで高めることができ、さら
に200mgであってもよい)、単一投与量は、たとえ
ば体重1kgあたり16〜20mgであり、その際この
投与量は有利に1日あたり4回である。
式Iの作用物質の1日の投与量は4〜6gが有利である
。従ってこの医薬は、化合物1f−1゜5gを薬学的調
製在中に含有するのが有利であり、その際この投与量は
4回投与される。
この治療のために、たとえば1日3回、作用物質50m
g〜2g、有利に400mgまたは500mg〜2gの
含量を有する錠剤1〜4錠または静脈注射において1日
1回〜4回、作用物質200 m g 〜6 g 、特
に500mg〜6gを含有する1〜500m1の内容の
lアンプル/注射用類が推奨される。経口投与の場合に
、1日あたりの最小の投与量は、たとえば300mgで
あり、経口投与において1日あたりの最大の投与量は1
2gを超えないのが好ましい。
記載した投与量は常に式Iの遊離酸に関する。
塩の形で化合物Iを使用する場合、記載した投与量/投
与量範囲は高められたモル重量に相応して高めなければ
ならない。
式Iの作用物質(たとえばα−リポン酸)と成分b(た
とえばAZT)との組合せのために、双方の成分はそれ
ぞれ、たとえば有効物質の当モル成分のl:I00〜1
00:Iの割合で、有利に成分の1:10〜10:lの
割合で、特にl:3〜3:lの割合で混合した。
式Iの作用物質(たとえばα−リポン酸)とα−インタ
ーフェロンとを組み合わせる場合に、双方の成分はたと
えば次の割合で存在する:化合物l(成分a)50mg
 〜6g:α−インターフェロン8x10’酵素単位〜
1×10″酵素単位、特に成分aO05〜3g:α−イ
ンターフェロン1〜4X10’酵素単位。
作用物質Iと、b)によるその他の成分との組合せ物中
に、双方の成分は混合物として存在することができる。
しかし、一般にこれらの成分は薬学的調製剤中に別個に
存在し、この場合これに対して公知の薬学的調製剤が問
題となる。
たとえば一方の成分は錠剤またはラッカー被覆錠剤とし
て、他方の成分は粉末剤として、双方とも一つのカプセ
ル中で、およびその逆−一方の成分はベレットの形で、
他方の成分は粉末剤、糖衣錠剤または錠剤として、およ
びその逆、およびその際双方の形状物はたとえば一つの
カプセル中に存在する;または多層錠剤または包被錠剤
(Manteltablett )の形である。これは
たとえば、Karl Thomaの書籍、Arznei
mittelstabilitaet、Frankfu
rt 1978.たとえば207頁以降を参照。
本発明による組合せ物はそれぞれ一つの医薬品として存
在してもよく、この場合それぞれ双方の個々の作用物質
は完全に相互に別々の調製在中に存在し、この場合双方
の成分(aおよびb)とも、特に成分すはアンプルおよ
び/または注射瓶中に含有され、その結果、別個の投与
または時間的に隔てられた投与が可能となる。
このように完全に別個の調製剤である場合、これらは相
互に調整され、投与単位中のそれぞれの作用物質は、組
み合わせた混合物中に存在可能であると同様の量および
相応する重量比で含有する。
別個の適用のための医薬品の場合、双方の組合せ相手は
同時に投与しないことも可能である。
このような場合、たとえば作用物質Iは持続注入として
投与することができ(たとえば1日あたり2〜5gの投
与量)、その他の成分すは同時に(たとえば50〜80
0mgまたは1〜8×106酵素単位の投与量、有利に
筋肉内)または1日あたりの連続注入で投与することが
でき、または作用物質Iはたとえば1日あたり4回(た
とえば個々の投与量0.5〜2g)投与され、その他の
成分すは同時に(たとえば50〜200mgもしくは0
.5〜3X10’酵素単位の投与量)投与することがで
きる。次いでたとえば成分すの1〜3のその他の投与量
はぐたとえば50〜200mgもしくは0.5〜3 X
 10’酵素単位)それぞれ6および/または12時間
の間隔で行うことができる。
本発明による調製剤/医薬品は付加的なビタミン、特に
ビタミンB、および/またはビタミンEを含有すること
ができる。
α−リポン酸のマウスに関する急性の毒性は(LD50
mg/kgにより表す; Miller undTai
nterによる方法:Proc、 Soc、 Expe
r、 Biol、a、Med、57(1944)261
)たとえば経口投与の場合、体重1kgあたり400m
gより上、ジヒドロリポン酸についてもマウスの体重1
kgあたり200mgより上にある。
[実施例] 例1 S−もしくはR−αリボン酸50mgを含有する錠剤 S−α−リポン酸250gを、微結晶セルロース750
gと均質にすりつぶした。この混合物を篩別した後に、
でんぷん250 g (Starch1500/Co1
orcon)、ラクトース732.5g、ステアリン酸
マグネシウム15g、および高分散性二酸化珪素2.5
gを混合し、この混合物を400.0mlの錠剤にプレ
ス成形した。
一つの錠剤はS−α−リポン酸50mgを含有した。
同様に、S−α−リポン酸250gの代わりにR−α−
リポン酸を使用すると、R−α−リポン酸50mgを含
有する錠剤を製造することができた。
場合によりこの錠剤は、通常の方法により、胃酸に溶解
するまたは胃酸浸透性の被膜による被覆を備えていても
よい。
例2 2m1中のトロメタノール塩としてのS−もしくはR−
αリボン酸50mgを含有するアンプル剤 S−α−リポン酸250gをトロメタノール(2−アミ
ノ−2−(ヒドロキシメチル)−1゜3−プロパンジオ
ール)352.3gと一緒に、注射用水9Iと1.2−
プロピレングリコール200gとからなる混合物に撹拌
しながら溶かした。この溶液を注射用水で101まで希
釈し、引き続きガラス繊維前フィルターを備えた孔径0
.2μmの膜フィルターで濾過した。この濾液を無菌条
件下で、滅菌した2mlアンプルに2mlずつ充填した
アンプルは注射用液2ml中にトロメタノール塩として
S−α−リポン酸50mgを含有していた。
同様に、S−α−リポン酸250gの代わりにR−α−
リポン酸を使用すると、同量のR−α−リポン酸を含有
するアンプルを製造することができた。
例3 注射用液10m1中のジヒドロリポン酸25Om gを
含有するアンプル トロメタノール60gと、エチレンジアミンテトラ酢酸
1gとを、注射用水1.81に溶かした。この溶液を3
0分間窒素で処理した。さらに窒素でガス処理しながら
、この混合物に、二亜硫酸ナトリウム2gを溶かし、引
き続きジヒドロリポン酸50gを溶かした。この溶液を
、窒素でガス処理した注射用水で21の容量にした。十
分に混合した後に、この溶液を孔径0゜2μmの膜フィ
ルターで濾過し、この濾液を無菌条件下で、窒素で前−
および後ガス処理しながら、滅菌したアンプルに充填容
量10m1ずつ充填した。
アンプルは溶液10m1中に、トロメタノール塩として
、ジヒドロリポン酸250mgを含有していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は持続感染したMo l t−4細胞に関するα
−リポン酸(70μm/ml)の影響をグラフで示す図
であり、その際逆転写酵素総数および調査した溶菌斑の
減少は、陽性の対照の%で表し、第2図は感染したでの
Jurkat−細胞に関して、組換えしたα−インター
フェロン(70酵素単位/m1)と組み合わせたα−リ
ポン酸(35μm/ml)の影響をグラフで示す図であ
り、その際逆転写酵素総数の減少は陽性の対照の%で表
し、第3図は、感染したてのJurkat−細胞に関し
て、組換えしたα−インターフェロン(70酵素単位/
 m I )と組み合わせたα−リポン酸(35μm/
ml)の影響をグラフで示す図であり、その際調査した
溶菌斑の減少は陽性の対照の%で表した。 溶菌前および逆転写酵素の減少率 (チ) 第1図 \ 溶菌前の減少率 陽圧の対照の%)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I [式中、Xは水素原子であるかまたは2個のXは2個の
    硫黄原子の間の単結合を表わし;Yは水素原子であるか
    またはC_1〜C_6−アルキル基でありかつnは1〜
    10の数を表わす]で示される、α−リポン酸およびジ
    ヒドロリポン酸を除く少なくとも1つの化合物またはそ
    の治療に使用可能な塩を含有する医薬品において、固体
    もしくは半固体の調剤のための用量単位が全体量に対し
    て作用物質Iを20mg〜6g、殊に50mg〜2g、
    有利に100mg〜1g含有するか、或いは固体もしく
    は半固体の調剤のための用量単位が全体量に対して作用
    物質Iまたはその製薬学的に使用可能な塩を0.2mg
    /ml〜800mg/ml、特に10mg/ml〜50
    0mg/ml、殊に40mg/ml〜200mg/ml
    含有する溶液、懸濁液もしくは乳濁液であることを特徴
    とする医薬品。 2、α−リポン酸を含有する医薬品において、固体もし
    くは半固体の調剤のための用量単位がα−リポン酸また
    はその製薬学的に使用可能な塩51mg〜6g、殊に1
    00mg〜2g、有利に200mg〜1gを含有するか
    、或いは固体もしくは半固体の調剤のための用量単位が
    α−リポン酸またはその製薬学的に使用可能な塩26m
    g/ml〜500mg/ml、特に50mg/ml〜2
    00mg/ml、殊に100mg/mlを含有する注射
    溶液であるか、或いは固体もしくは半固体の調剤のため
    の用量単位がα−リポン酸またはその製薬学的に使用可
    能な塩0.2mg/ml〜500mg/ml、特に1m
    g/ml〜50mg/ml、殊に5mg/ml〜10m
    g/mlを含有する飲用溶液、飲用懸濁液もしくは飲用
    乳濁液であることを特徴とする医薬品。 3、ジヒドロリポン酸を含有する医薬品において、固体
    もしくは半固体の調剤のための用量単位がジヒドロリポ
    ン酸またはその製薬学的に使用可能な塩601mg〜6
    g、殊に610mg〜2g、有利に650mg〜1gを
    含有するか、或いは固体もしくは半固体の調剤のための
    用量単位がジヒドロリポン酸またはその製薬学的に使用
    可能な塩182mg/ml〜1137mg/ml、特に
    200mg/ml〜1000mg/ml、殊に300m
    g/ml〜500mg/mlを含有する溶液、懸濁液も
    しくは乳濁液であることを特徴とする医薬品。 4、式 I の少なくとも1つの化合物を作用物質として
    含有する医薬品が付加的に常用の製薬学的な担持剤、助
    剤、安定剤、溶解助剤および/または希釈剤を含有する
    、請求項1から3までのいずれか1項に記載の医薬品。 5、式 I の少なくとも1つの化合物を作用物質として
    含有する溶液が安定剤および/または溶解助剤を含有す
    る、請求項4記載の医薬品。 6、次の物質:2または3個のヒドロキシル基を有する
    脂肪族C_2〜C_4−アルコール、200〜600の
    分子量を有するポリエチレングリコール;常用の生理的
    に認容性の有機アミド、天然のα−アミノ酸、脂肪族ア
    ミン、ヒドロキシエチルテオフィリン、トロメタモール
    、ジエチレングリコールモノメチルエーテルを安定剤も
    しくは溶解助剤として使用する、請求項5記載の医薬品
    。 7、レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造する
    方法において、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I [式中、Xは水素原子であるかまたは2個のXは2個の
    硫黄原子の間の単結合を表わし;Yは水素原子であるか
    またはC_1〜C_6−アルキル基でありかつnは1〜
    10の数を表わす]で示される、α−リポン酸およびジ
    ヒドロリポン酸を除く少なくとも1つの化合物またはそ
    の治療に使用可能な塩を、常用の製薬学的な担持剤およ
    び/または希釈剤もしくは他の助剤と一緒に加工して製
    薬学的調剤に変えるかまたは治療に使用可能な形にもた
    らすことを特徴とする、医薬品の製造法。 8、レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造する
    方法において、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I [式中、Xは水素原子であるかまたは2個のXは2個の
    硫黄原子の間の単結合を表わし;Yは水素原子であるか
    またはC_1〜C_6−アルキル基でありかつnは1〜
    10の数を表わす]で示される、α−リポン酸およびジ
    ヒドロリポン酸を除く少なくとも1つの化合物またはそ
    の治療に使用可能な塩を、常用の製薬学的な担持剤およ
    び/または希釈剤もしくは他の助剤と一緒に加工して製
    薬学的調剤に変えるかまたは治療に使用可能な形にもた
    らし、この場合固体もしくは半固体の調剤のための用量
    単位は、全体量に対して作用物質Iを20mg〜6g、
    特に50mg〜2g、殊に100mg〜1g含有するか
    、或いは固体もしくは半固体の調剤のための用量単位が
    全体量に対して作用物質Iまたはその製薬学的に使用可
    能な塩を0.2mg/ml〜800mg/ml、殊に1
    0mg/ml〜500mg/ml、有利に100mg/
    ml〜200mg/ml含有する溶液、懸濁液もしくは
    乳濁液であることを特徴とする、医薬品の製造法。 9、レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造する
    方法において、α−リポン酸またはジヒドロリポン酸を
    常用の製薬学的な担持剤および/または希釈剤もしくは
    他の助剤と一緒に加工して製薬学的調剤に変えるかまた
    は治療に使用可能な形にもたらし、この場合固体もしく
    は半固体の調剤のための用量単位は、α−リポン酸の場
    合にα−リポン酸またはその製薬学的に使用可能な塩5
    1mg〜6g、特に100mg〜2g、殊に200mg
    〜1gを含有するか、或いは固体もしくは半固体の調剤
    のための用量単位がα−リポン酸の場合にα−リポン酸
    またはその製薬学的に使用可能な塩26mg/ml〜5
    00mg/ml、特に50mg/ml〜200mg/m
    l、殊に100mg/mlを含有する注射溶液であるか
    、或いは固体もしくは半固体の調剤のための用量単位が
    α−リポン酸またはその製薬学的に使用可能な塩0.2
    mg/ml〜500mg/ml、特に1mg/ml〜5
    0mg/ml、殊に5mg/ml〜10mg/mlを含
    有する飲用溶液、飲用懸濁液もしくは飲用乳濁液であり
    、かつこの場合固体もしくは半固体の調剤のための用量
    単位は、ジヒドロリポン酸の場合にジヒドロリポン酸ま
    たはその製薬学的に使用可能な塩601mg〜6g、殊
    に610mg〜2g、有利に650mg〜1gを含有す
    るか、或いは固体もしくは半固体の調剤のための用量単
    位は、ジヒドロリポン酸またはその製薬学的に使用可能
    な塩182mg/ml〜1137mg/ml、特に20
    0mg/ml〜1000mg/ml、殊に300mg/
    ml〜500mg/mlを含有する溶液、懸濁液もしく
    は乳濁液であることを特徴とする、医薬品の製造法。 10、レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造す
    る方法において、式 I の化合物またはその製薬学的に
    使用可能な塩を次の物質:澱粉、シクロデキストリン、
    尿素、セルロース、セルロース誘導体、乳糖、ホルマリ
    ンカゼイン、変性澱粉、ステアリン酸マグネシウム、燐
    酸水素カルシウム、珪酸、タルクの1つまたはそれ以上
    と混合し、得られた混合物を場合によっては、成分とし
    てゼラチン、澱粉、ポリビニルピロリドン、ビニルピロ
    リドン共重合体、酢酸ビニル共重合体および/またはポ
    リオキシエチレンソルビタンモノオレエートを含有する
    ことができる水溶液またはアルコール性溶液と一緒にし
    て造粒するかまたはタブレット化し、この顆粒またはタ
    ブレットを場合によっては上記の助剤の1つまたはそれ
    以上と一緒にして均質化し、この混合物を圧縮して錠剤
    に変えるかまたはカプセルに充填するか、或いは顆粒ま
    たはタブレットを袋中に充填し、この場合錠剤、カプセ
    ル剤または袋は、用量単位で、 a)α−リポン酸およびジヒドロリポン酸を除く式 I
    の化合物が重要である場合には、全体量に対して作用物
    質Iまたはその塩20mg〜6g、殊に50mg〜2g
    、有利に100mg〜1gを含有し; b)α−リポン酸が重要である場合には、α−リポン酸
    またはその塩51mg〜6g、殊に100mg〜2g、
    有利に200mg〜1gを含有し; c)ジヒドロリポン酸が重要である場合には、ジヒドロ
    リポン酸またはその塩601mg〜6g、殊に610m
    g〜2g、有利に650mg〜1gを含有することを特
    徴とする、医薬品の製造法。 11、レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造す
    る方法において、式 I の化合物またはその製薬学的に
    使用可能な塩を20〜120℃の温度で、場合によって
    は1つの乳化剤および/または多数の乳化剤および/ま
    たは1つの錯形成剤および/または多数の錯形成剤の存
    在下に次の物質:水、グリセリン、パラフィン、ワセリ
    ン、12〜25個のC原子を有する脂肪族アルコール、
    15〜20個のC原子を有する脂肪族モノカルボン酸、
    ソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレンポリ
    オール脂肪酸エステル、一価または多価の低分子量脂肪
    酸アルコール、脂肪酸グリセリド、ワックス、シリコー
    ン、ポリエチレングリコールの少なくとも1つと一緒に
    均質化しおよび/または乳化して1つの混合物に変え、
    この場合このような混合物は、塗布可能な調剤でありか
    つ a)ジヒドロリポン酸を除いて式 I の化合物が重要で
    ある場合には、全体量に対して作用物質(α−リポン酸
    を含む)またはその塩を0.1〜50重量%、殊に0.
    5〜20重量%、有利に1〜10重量%を含有し; b)ジヒドロリポン酸が重要である場合には、ジヒドロ
    リポン酸またはその塩を21〜99重量%、殊に25〜
    70重量%、有利に30〜40重量%を含有することを
    特徴とする、医薬品の製造法。 12、レトロウィルスを撲滅するための医薬品を製造す
    る方法において、式 I の化合物またはその製薬学的に
    使用可能な塩を20〜100℃の温度で、場合によって
    は錯形成剤および/または乳化剤の存在下に水、生理的
    に懸念のないアルコール、ジメチルスルホキシド、ポリ
    エチレンオキシドもしくは油またはこれらの混合物中に
    溶解し、かつ場合によってはこうして得られた溶液を、
    最終的溶液、最終的懸濁液または最終的乳濁液が a)α−リポン酸およびジヒドロリポン酸を除く式 I
    の化合物が重要である場合に全体量に対して作用物質I
    またはその塩を0.2mg/ml〜800mg/ml、
    殊に10mg/ml〜500mg/ml、有利に100
    mg/ml〜200mg/ml含有し; b)α−リポン酸の注射溶液が重要である場合にα−リ
    ポン酸またはその塩を26mg/ml〜500mg/m
    l、殊に50mg/ml〜200mg/ml、有利に1
    00mg/ml含有し; c)飲用溶液、飲用懸濁液もしくは飲用乳濁液が重要で
    ある場合にα−リポン酸またはその製薬学的に使用可能
    な塩を0.2mg/ml〜500mg/ml、特に1m
    g/ml〜50mg/ml、殊に5mg/ml〜10m
    g/ml含有し;かつ d)ジヒドロリポン酸が重要である場合にジヒドロリポ
    ン酸またはその製薬学的に使用可能な塩を182mg/
    ml〜1137mg/ml、特に200mg/ml〜1
    000mg/ml、殊に300mg/ml〜500mg
    /ml含有するような程度に水、アルコール、ジメチル
    スルホキシド、ポリエチレンオキシドまたは油と一緒に
    充填することを特徴とする、医薬品の製造法。 13、式 I の少なくとも1つの化合物を作用物質とし
    て含有する前記医薬品の製造を付加的に常用の安定剤お
    よび/または溶解助剤の添加下に行なう、請求項7から
    12までのいずれか1項に記載の方法。 14、次の物質:1、2または3個のヒドロキシル基を
    有する脂肪族C_2〜C_4−アルコール、200〜6
    00の分子量を有するポリエチレングリコール;常用の
    生理的に認容性の有機アミド、天然のα−アミノ酸、脂
    肪族アミン、ヒドロキシエチルテオフィリン、トロメタ
    モール、ジエチレングリコールモノメチルエーテルを安
    定剤もしくは溶解助剤として製造の際に添加する、請求
    項7から12までのいずれか1項に記載の方法。 15、レトロウィルスによって惹起される疾病を治療す
    るための薬剤において、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I [式中、Xは水素原子であるかまたは2個のXは2個の
    硫黄原子の間の単結合を表わし;Yは水素原子であるか
    またはC_1〜C_6−アルキル基でありかつnは1〜
    10の数を表わす]で示される化合物またはその治療に
    使用可能な塩を作用物質として含有する、レトロウィル
    スによって惹起される疾病を治療するための薬剤。 16、常用の製薬学的担持剤、助剤および/または希釈
    剤を含有する、請求項15記載の薬剤。 17、式 I の作用物質を、一日1回または数回の投与
    の際に体内で体重1kg当たり3.5〜200mgの作
    用濃度が存在するような量で含有する、請求項15また
    は16に記載の薬剤。 18、レトロウィルスによって惹起される疾病を治療す
    るための薬剤を製造する方法において、式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I [式中、Xは水素原子であるかまたは2個のXは2個の
    硫黄原子の間の単結合を表わし;Yは水素原子であるか
    またはC_1〜C_6−アルキル基でありかつnは1〜
    10の数を表わす]で示される化合物またはその治療に
    使用可能な塩を、常用の製薬学的担持剤、製薬学的助剤
    および/または製薬学的希釈剤と一緒にして調製し、レ
    トロウィルスによって惹起される疾病を治療するための
    医薬品に変えることを特徴とする、レトロウィルスによ
    って惹起される疾病を治療するための薬剤を製造する方
    法。 19、レトロウィルスを撲滅するための医薬品において
    、常用の製薬学的な担持剤および/または希釈剤もしく
    は助剤とともに、 a)式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I [式中、Xは水素原子であるかまたは2個のXは2個の
    硫黄原子の間の単結合を表わし;Yは水素原子であるか
    またはC_1〜C_6−アルキル基でありかつnは1〜
    10の数を表わす]で示される化合物および b)別の抗レトロウィルス作用物質 またはそれぞれ双方の作用物質の生理的に懸念のない塩
    を、相乗作用を生じるような量で含有し、かつ双方の共
    通の治療的使用ならびに別個の治療的使用を可能にする
    形で存在することを特徴とする、レトロウィルスを撲滅
    するための医薬品。 20、レトロウィルスに抗して作用する別の物質がアジ
    ドチミゾン(AZT)、ジデスオキシイノシン(DDI
    )、α−インターフェロンまたはジデスオキシシチジン
    (DDC)である、請求項20記載の医薬品。 21、組合せ物の場合に式 I の化合物(作用成分Iも
    しくは成分a)の重量部対してb)による別の成分それ
    ぞれ0.01〜100重量部を生じるかまたは作用成分
    I(成分a)に対してb)による別の成分の酵素単位そ
    れぞれ20〜200000を生じる、請求項19または
    20に記載の医薬品。 22、用量単位の場合に組合せ物が作用成分I50mg
    〜6g、特に200mg〜2g及びb)による別の成分
    10〜300mg、特に50〜200mgもしくは別の
    成分の酵素単位(ユニット)5×10^5〜酵素単位8
    ×10^6、特に酵素単位1×10^6〜酵素単位4×
    10^6を含有する、請求項19から21までのいずれ
    か1項に記載の医薬品。 23、付加的にビタミン、特にビタミンBおよび/また
    はビタミンEを含有する、請求項15から22のいずれ
    か1項に記載の薬剤/医薬品。 24、請求項19から23までのいずれか1項に記載の
    医薬品を製造する方法において、作用成分I1重量部お
    よびb)による別の成分 0.01〜100重量都もしくは酵素単位20〜200
    000(但し、作用物質はその塩の形で存在することも
    できる)を、常用の担持剤および/または希釈剤もしく
    は助剤と一緒に、場合によってはビタミンの添加下に加
    工して医薬品に変え、この医薬品は、用量単位の形で作
    用成分50mg〜6gおよびb)による別の成分酵素単
    位置0〜300mgもしくは5×10^5〜8×10^
    6を含有することを特徴とする、請求項19から23ま
    でのいずれか1項に記載の医薬品を製造する方法。
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