JPH0318773Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0318773Y2 JPH0318773Y2 JP1985084839U JP8483985U JPH0318773Y2 JP H0318773 Y2 JPH0318773 Y2 JP H0318773Y2 JP 1985084839 U JP1985084839 U JP 1985084839U JP 8483985 U JP8483985 U JP 8483985U JP H0318773 Y2 JPH0318773 Y2 JP H0318773Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- reverse
- operated lever
- foot pedal
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、前後進切換及び無段変速自在な流体
圧式駆動装置の被操作レバーを、中立位置の両側
に振分けた前進変速域と後進変速域とにわたつて
揺動自在に設け、前記被操作レバーに、スプリン
グによつて自動復帰する踏込み式フートペダルを
連動し、前記フートペダルの踏込み操作に伴う前
記被操作レバーの揺動方向を、前進増速側又は後
進増速側に選択切換えする前後進切換装置12を
設けてある作業車の走行操作構造に関する。
圧式駆動装置の被操作レバーを、中立位置の両側
に振分けた前進変速域と後進変速域とにわたつて
揺動自在に設け、前記被操作レバーに、スプリン
グによつて自動復帰する踏込み式フートペダルを
連動し、前記フートペダルの踏込み操作に伴う前
記被操作レバーの揺動方向を、前進増速側又は後
進増速側に選択切換えする前後進切換装置12を
設けてある作業車の走行操作構造に関する。
従来、上記走行操作構造では、前後進切換装置
による選択揺動方向に、被操作レバーをフートペ
ダルにより直接揺動操作するように、被操作レバ
ーとフートペダルとを機械連運動機構を介して連
動連結していた(例えば実開昭55−107428号公
報)。
による選択揺動方向に、被操作レバーをフートペ
ダルにより直接揺動操作するように、被操作レバ
ーとフートペダルとを機械連運動機構を介して連
動連結していた(例えば実開昭55−107428号公
報)。
しかし、フートペダルの踏み込み量の変化に伴
う被操作レバーの揺動量の変化は、前後進両揺動
側で共に一定に決まつてしまい、従つてフートペ
ダルの踏み込みに対する加速・減速の変化率を任
意に設定することができないという欠点があつ
た。
う被操作レバーの揺動量の変化は、前後進両揺動
側で共に一定に決まつてしまい、従つてフートペ
ダルの踏み込みに対する加速・減速の変化率を任
意に設定することができないという欠点があつ
た。
本考案の目的は、フートペダルの踏み込みに伴
う被操作レバーの揺動量の変化を、自由に設定で
きるようにする点にある。
う被操作レバーの揺動量の変化を、自由に設定で
きるようにする点にある。
本考案の作業車の走行操作構造の特徴構成は、
前後進切換装置が、それによる選択揺動方向に被
操作レバーを付勢する装置であり、フートペダル
の踏み込みに伴つてスライドするカム、、及び、
前記前後進切換装置で付勢されるカムフロワーを
設け、前記カムに、前記カムフロワーに対してそ
の付勢方向切換に伴つて択一的に作用する前進用
カム面と後進用カム面を形成してあることにあ
り、その作用効果は、次の通りである。
前後進切換装置が、それによる選択揺動方向に被
操作レバーを付勢する装置であり、フートペダル
の踏み込みに伴つてスライドするカム、、及び、
前記前後進切換装置で付勢されるカムフロワーを
設け、前記カムに、前記カムフロワーに対してそ
の付勢方向切換に伴つて択一的に作用する前進用
カム面と後進用カム面を形成してあることにあ
り、その作用効果は、次の通りである。
つまり、前後進切換装置により、被操作レバー
の揺動方向を前進増速側へ切換え、フートペダル
を踏み込めばカムがスライドすると共に、カムの
前進用カム面が前後進切換装置で付勢された被操
作レバーのカムフロワーに作用して、被操作レバ
ーの前進増速側への揺動を許容する。そして、被
操作レバーの揺動方向を、後進増速側へ切換えた
時も同様にフートペダルの踏み込みによりスライ
ドするカムの後進用カム面がカムフロワーに作用
して、被操作レバーの後進増速側への揺動を許容
する。
の揺動方向を前進増速側へ切換え、フートペダル
を踏み込めばカムがスライドすると共に、カムの
前進用カム面が前後進切換装置で付勢された被操
作レバーのカムフロワーに作用して、被操作レバ
ーの前進増速側への揺動を許容する。そして、被
操作レバーの揺動方向を、後進増速側へ切換えた
時も同様にフートペダルの踏み込みによりスライ
ドするカムの後進用カム面がカムフロワーに作用
して、被操作レバーの後進増速側への揺動を許容
する。
そこで、前進用カム面及び後進用カム面の形状
を変えることによつて、フートペダルの踏み込み
に伴う被操作レバーの移動量の変化を任意に設定
できるために、結局、前進増速側と後進増速側と
で各別に、加速・減速の変化率を簡単な構造で任
意に設定できて、たとえば作業車の微速走行操作
を容易にできたり、高速前進から低速後進への迅
速な切換えを可能とでき、走行時における操作性
及び安全性を向上させることができた。
を変えることによつて、フートペダルの踏み込み
に伴う被操作レバーの移動量の変化を任意に設定
できるために、結局、前進増速側と後進増速側と
で各別に、加速・減速の変化率を簡単な構造で任
意に設定できて、たとえば作業車の微速走行操作
を容易にできたり、高速前進から低速後進への迅
速な切換えを可能とでき、走行時における操作性
及び安全性を向上させることができた。
次に、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
する。
第4図に示すように、夫々が車体前後方向に並
列された4個のタイヤ式駆動車輪を有する左右一
対の走行装置1a,1bを装備させると共に、操
縦部2とエンジン3とを車体前方左右に並設して
ある自走車体に、流体圧シリンダ4によつて車体
後部の軸芯周りで上下揺動自在な荷台5を付設
し、もつて、土砂等の運搬物のダンプ放出を可能
にした運搬作業車を構成してある。
列された4個のタイヤ式駆動車輪を有する左右一
対の走行装置1a,1bを装備させると共に、操
縦部2とエンジン3とを車体前方左右に並設して
ある自走車体に、流体圧シリンダ4によつて車体
後部の軸芯周りで上下揺動自在な荷台5を付設
し、もつて、土砂等の運搬物のダンプ放出を可能
にした運搬作業車を構成してある。
第3図に示すように、前記エンジン3の出力
を、伝動方向を中立位置をはさんで正逆方向に切
換え可能に構成すると共に、正逆方向夫々におけ
る伝動無段変速を可能に構成した流体圧式駆動装
置6に伝達し、この駆動装置6の出力を前記両走
行装置1a,1bに各別に伝動すべく構成してあ
る。又、前記駆動装置6から両走行装置1a,1
bへの伝動系夫々にクラツチ7a,7bを介装す
ると共に、これらクラツチ7a,7bを各別に入
り・切り操作する左右一対の揺動レバー8a,8
bを前記操縦部2に配設してある。もつて、前記
両レバー8a,8bの択一的な揺動操作によつ
て、車体を操向操作し、前記駆動装置6の操作に
よつて、前後進の切換え、及び、走行変速を行う
ようにしてある。
を、伝動方向を中立位置をはさんで正逆方向に切
換え可能に構成すると共に、正逆方向夫々におけ
る伝動無段変速を可能に構成した流体圧式駆動装
置6に伝達し、この駆動装置6の出力を前記両走
行装置1a,1bに各別に伝動すべく構成してあ
る。又、前記駆動装置6から両走行装置1a,1
bへの伝動系夫々にクラツチ7a,7bを介装す
ると共に、これらクラツチ7a,7bを各別に入
り・切り操作する左右一対の揺動レバー8a,8
bを前記操縦部2に配設してある。もつて、前記
両レバー8a,8bの択一的な揺動操作によつ
て、車体を操向操作し、前記駆動装置6の操作に
よつて、前後進の切換え、及び、走行変速を行う
ようにしてある。
前記駆動装置6に対する操作構造は、第1図に
示す如く構成してある。
示す如く構成してある。
即ち、前記駆動装置6の被操作レバー9を、中
立位置の両側に振分けた前進変速域と後進変速域
とにわたつて揺動自在に設け、この被操作レバー
9の一端に、前後進切換バルブVを介して圧油供
給されるピストン10のロツド11を連結して、
油圧により被操作レバー9を前進増速側又は後進
増速側に付勢力を選択的に与える前後進切換装置
12を構成してある。
立位置の両側に振分けた前進変速域と後進変速域
とにわたつて揺動自在に設け、この被操作レバー
9の一端に、前後進切換バルブVを介して圧油供
給されるピストン10のロツド11を連結して、
油圧により被操作レバー9を前進増速側又は後進
増速側に付勢力を選択的に与える前後進切換装置
12を構成してある。
そして、スプリンク13によつて自動復帰する
踏み込み式フートペダル14に、そのフートペダ
ル14の踏み込みに伴つて前後にスライドするよ
うにカム15を係合し、カム15に形成した前進
用カム面15Aと後進用カム面15Bとに、前後
進切換装置12による付勢力で択一的に圧接する
カムフロワー16を前記被操作レバー9の他端に
取付けてある。
踏み込み式フートペダル14に、そのフートペダ
ル14の踏み込みに伴つて前後にスライドするよ
うにカム15を係合し、カム15に形成した前進
用カム面15Aと後進用カム面15Bとに、前後
進切換装置12による付勢力で択一的に圧接する
カムフロワー16を前記被操作レバー9の他端に
取付けてある。
つまり、前記カム15は、扇形の切欠き17に
よつて形成され、この切欠き17の上下内面に前
進用カム面15Aと後進用カム面15Bを形成
し、これら両カム面15A,15Bに、カムフロ
ワー16を択一的に摺接自在に構成してある。従
つて第2図に示すように、被操作レバー9の他端
が、ピストン10により上方の前進増速側へ付勢
させられると同時に、カム15が前方にスライド
すれば、カムフロワー16にカム15の前進用カ
ム面15Aが作用して、被操作レバー9の前進増
速側への揺動を許容する。
よつて形成され、この切欠き17の上下内面に前
進用カム面15Aと後進用カム面15Bを形成
し、これら両カム面15A,15Bに、カムフロ
ワー16を択一的に摺接自在に構成してある。従
つて第2図に示すように、被操作レバー9の他端
が、ピストン10により上方の前進増速側へ付勢
させられると同時に、カム15が前方にスライド
すれば、カムフロワー16にカム15の前進用カ
ム面15Aが作用して、被操作レバー9の前進増
速側への揺動を許容する。
そして、後進増速側へは、被操作レバー9が、
同様の作用でカム15により下方への揺動を許容
される。
同様の作用でカム15により下方への揺動を許容
される。
前記前後進切換装置12は、油圧により被操作
レバー9を選択揺動方向に付勢するもの以外に、
トグル機構等を介してスプリングにより被操作レ
バー9を付勢すると共に、その付勢方向を切換え
られるものであつても良い。
レバー9を選択揺動方向に付勢するもの以外に、
トグル機構等を介してスプリングにより被操作レ
バー9を付勢すると共に、その付勢方向を切換え
られるものであつても良い。
前記カム15の前進用カム面15Aと後進用カ
ム面15Bとを、同一の形状の面にする以外に、
前進側と後進側とで加速率の異なる面、つまり、
夫々形状の異なる面に形成しても良い。
ム面15Bとを、同一の形状の面にする以外に、
前進側と後進側とで加速率の異なる面、つまり、
夫々形状の異なる面に形成しても良い。
また、前記両カム面15A,15Bを、低速変
速側と高速変速側とで曲率の異なる面にすれば、
微速度の調節が容易にできる。
速側と高速変速側とで曲率の異なる面にすれば、
微速度の調節が容易にできる。
本考案は、無段変速自在な前記流体圧式の駆動
装置6を有するあらゆる作業車に利用できるもの
である。
装置6を有するあらゆる作業車に利用できるもの
である。
図面は本考案に係る作業車の走行操作構造の実
施例を示し、第1図及び第2図は操作構造を示す
概略作用説明図、第3図は駆動系統図、第4図は
運搬作業車の全体側面図である。 6……駆動装置、9……被操作レバー、12…
…前後進切換装置、13……スプリンク、14…
…フートペダル、15……カム、15A……前進
用カム面、15B……後進用カム面、16……カ
ムフロワー。
施例を示し、第1図及び第2図は操作構造を示す
概略作用説明図、第3図は駆動系統図、第4図は
運搬作業車の全体側面図である。 6……駆動装置、9……被操作レバー、12…
…前後進切換装置、13……スプリンク、14…
…フートペダル、15……カム、15A……前進
用カム面、15B……後進用カム面、16……カ
ムフロワー。
Claims (1)
- 前後進切換及び無段変速自在な流体圧式駆動装
置6の被操作レバー9を、中立位置の両側に振分
けた前進変速域と後進変速域とにわたつて揺動自
在に設け、前記被操作レバー9に、スプリンク1
3によつて自動復帰する踏込み式フートペダル1
4を連動し、前記フートペダル14の踏込み操作
に伴う前記被操作レバー9の揺動方向を、前進増
速側又は後車増速側に選択切換えする前後進切換
装置12を設けてある作業車の走行操作構造であ
つて、前記前後進切換装置12が、それによる選
択揺動方向に前記被操作レバー9を付勢する装置
であり、前記フートペダル14の踏み込みに伴つ
てスライドするカム15、及び、前記前後進切換
装置12で付勢されるカムフロワー16を設け、
前記カム15に、前記カムフロワー16に対して
その付勢方向切換に伴つて択一的に作用する前進
用カム面15Aと後進用カム面15Bを形成して
ある作業車の走行操作構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985084839U JPH0318773Y2 (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985084839U JPH0318773Y2 (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61200733U JPS61200733U (ja) | 1986-12-16 |
JPH0318773Y2 true JPH0318773Y2 (ja) | 1991-04-19 |
Family
ID=30634686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985084839U Expired JPH0318773Y2 (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0318773Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010143569A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Zahnradfab Friedrichshafen Ag | 切換システム |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5555133B2 (ja) * | 2010-10-25 | 2014-07-23 | 株式会社クボタ | 作業車 |
JP5726683B2 (ja) * | 2011-09-02 | 2015-06-03 | ヤンマー株式会社 | トラクタ |
-
1985
- 1985-06-05 JP JP1985084839U patent/JPH0318773Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010143569A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Zahnradfab Friedrichshafen Ag | 切換システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61200733U (ja) | 1986-12-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS60211522A (ja) | 作業車の操作構造 | |
JPH0318773Y2 (ja) | ||
JPH0678051B2 (ja) | 作業車の速度制御装置 | |
JPH0357731A (ja) | 車輌の変速操作構造 | |
JP2007177953A (ja) | 作業車両 | |
JPH0228028A (ja) | トラクタ等の変速操作装置 | |
JPS6342658Y2 (ja) | ||
JPH0565371B2 (ja) | ||
JPH0318271Y2 (ja) | ||
JPH02209671A (ja) | 走行用無段変速装置の操作構造 | |
JP2005088700A (ja) | 作業車の走行操作装置 | |
JPH0259913A (ja) | トラクタ等の走行ペタル | |
JPH0310974A (ja) | クローラ走行式作業車の走行用操作構造 | |
JPS632331Y2 (ja) | ||
JPS5821824Y2 (ja) | 歩行型移動農機の操作構造 | |
JPS625947Y2 (ja) | ||
JPH0365472A (ja) | 履帯式トラクタの操向変速操縦装置 | |
JP3413993B2 (ja) | トラクタの操向装置 | |
JPH0739725Y2 (ja) | 作業車の走行用伝動構造 | |
JPS625942Y2 (ja) | ||
JPH10329564A (ja) | 作業機の変速操作装置 | |
JPH0519064U (ja) | ブルドーザの走行制御装置 | |
JPH07115613B2 (ja) | 歩行型農作業機 | |
JPH0657498B2 (ja) | 作業車の走行用操作構造 | |
JPH0522614B2 (ja) |