JPH03186121A - 給湯制御方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般の家庭における風呂や台所や洗面所等へ
の給湯制御方法及び給湯制御装置に関する。

〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕従来、ボ
イラー等の給湯機とソーラーを備えた給湯設備において
は、給湯機とソーラーの制御は夫々独立して別々に行な
われていた。従って、ソーラーで給湯した湯の温度が低
過ぎたりした場合、風呂等はぬるま湯で、給湯機から熱
湯をたして湯温を」二げるという面倒な操作をしなけれ
ばならなかった。又、湯を使う人が判断して、ソーラー
からの湯かあるいは給湯機からの湯かを選択する必要が
あった。

そこで、本発明は、上記問題点を解決すると共に、家庭
にて使いやすく、効率の良い、安全な給湯制御方法及び
その装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段］ 本発明は、上記課題を解決するために、蛇口を開くとま
ずソーラーからの湯水を所定短秒間だけ給湯し、該所定
短秒間に於て上記ソーラーからの湯水の温度を温度検出
器にて検出して、予め設定した設定温度以−にの場合に
はそのまま給湯し、逆に、設定温度以下の場合には、給
湯機からの湯を給湯するように流路を自動切換させる方
法である。

また、ソーラーと給湯機とを設け、該ソーラーと給湯機
から夫々湯水を送る給湯管を合流させ、合流点に自動三
方弁を付設すると共に、ソーラーからの湯水の温度を検
出する温度検出器を該目動方弁近傍に付設し、さらに、
該温度検出器からの検出温度に応して上記自動三方弁を
切換えて、ソーラーからの給湯管と給湯機からの給湯管
のいずれか一方を蛇口へ連通するように制御する制御部
を備えている給湯制御装置である。

〔作　用］ 上記のような給湯制御方法は、ソーラーからの湯の温度
の高低をチエツクして、低い場合にのみ給湯機から給湯
するように自動的に制御しようというものである。ソー
ラー優先、給湯機補助という風に、無駄なエネルギーを
省く省エネ方法である。

又、上記のように構成した給湯装置、温度検出器と、自
動三方弁と制御部を備えているため、ソーラーからの湯
の温度を検出し、設定温度以」二であれば、そのまま給
湯し、設定温度以下であれば、自動三方弁が働き、ソー
ラー側の流路を閉し、給湯機側の波路を開いて給湯する
ものである。

〔実施例〕

以下、図示の実施例に基づいて、本発明を説明する。

第１図は本発明に係る給湯装置の一実施例を示す、屋根
Ｒの上にソーラー１、地上に灯油やガスのボイラー、電
気温水器等の給湯機２を設置し、給水管７が分岐して夫
々に接続されている。ソーラー１からの第１給湯管８と
給湯機２からの第２給湯管９の合流点に自動三方弁４を
付設す６．第１給湯管８に於て、該自動三方弁４の近傍
に流量スイッチ１３と温度検出器３を付設し、ソーラー
１からの湯水の温度を検出できるようにする。自動三方
弁４の出口に第３給湯管ｌＯを接続し、浴槽５へ給湯す
る蛇口１１を設ける。ところで、上記自動三方弁４の構
造は、通常のポール弐の三方弁で電気信号により制御モ
ータ６が作動し、ボールが回転して流路が変わるという
ものである。　１２は制御部であり、第１給湯管８を降
下する湯水の温度を検出する温度検出器３、その湯水の
流れをチエツクするｆｉｆｆｉスイッチ１３、及び制御
モータ６に、配線にて接続される。

第２図は、この装置を用いた給湯制御方法を示したブロ
フク図である。第２図と第１図に於て、通常、自動三方
弁４はソーラー１側に保持している。換言すると、ソー
ラー１の第１給湯管８から第３給湯管１０へ流れるよう
に通常時切換えられている。

蛇口１１を開くとソーラーｌから、例えば約５〜２０ｓ
ｅｃの所定短秒間だけ給湯され、該所定短秒間に於て湯
水の温度を温度検出器３が検出する。ここで、湯水が流
れ始めたことは流量スイッチ１３にて検知する。予め設
定した設定温度（例えば４２°Ｃに設定するが、これは
可変である）以上であれば、自動三方弁４はソーラー１
例に保持され、そのまま給湯される。逆に、検出温度が
設定温度以下であれば、制御部１２が働いて自動三方弁
４の流路が給湯機２側へ自動的に切換わる。即ち、第２
給湯管９と第３給湯管１０が連通状に切換わって、給湯
機２から蛇口１１へ給湯される。又、ソーラー１から給
湯中に湯温が低下した場合にも、温度検出器３が検知し
て自動三方弁４の流路は給湯機２側へ切換わる。給湯機
２から給湯される場合、自動＝方弁４が給湯機２側に切
換わってから、比較的長い分径□例えば６０〜１２０分
後　　　　には、再び自動三方弁４はソーラー１側に切
換わり、ソーラー１例の優先となる。なお、制御部１２
は各種の電気回路（電子回路）にて簡単に構成できる。

上記給湯機２は、灯油ボイラーやガスボイラーや電気温
水器等を指すものである。また、流量スイッチ１３がＯ
Ｎとなってから湯温を検出する所定短秒時間の長短は、
第１給湯管８の長さに対応して決定すれば良い。

なお、本発明は、上述の実施例に限定されず、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由である。

Ｃ発明の効果〕 本発明は、上述のように構成されているので、以下に記
載する著大な効果を奏する。

家庭内に於て、ソーラーｌの湯を使うか、あるいは、給
湯機２からの湯を使うかの選択に気を使わずに、自動的
に適温の湯を得られる。又、構造が簡素な事もあって家
庭にて使いやすい、優先的にソーラー１例の湯を使うよ
うに設定されているので、給湯機２に消費されるエネル
ギーの節約にもなる。即ち、省エネルギーに貢献する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の簡略構成図、第２図はブロ
ック図である。 １・・・ソーラー、 ２・・・給湯機、 ３・・・温度検出器、 ４・・・自動三方弁、 ８・・・第１給湯管、 ９・・・第２給湯 管、 １２・・・制御部。 特 許 出 願 人 株式会社田村金属製作所 第 図 〕〇二 、　＼ 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、蛇口１１を開くとまずソーラー１からの湯水を所定
   短秒間だけ給湯し、該所定短秒間に於て上記ソーラー１
   からの湯水の温度を温度検出器３にて検出して、予め設
   定した設定温度以上の場合にはそのまま給湯し、逆に、
   設定温度以下の場合には、給湯機２からの湯を給湯する
   ように流路を自動切換させることを特徴とする給湯制御
   方法。 ２、ソーラー１と給湯機２とを設け、該ソーラー１と給
   湯機２から夫々湯水を送る給湯管８、９を合流させ、合
   流点に自動三方弁４を付設すると共に、ソーラー１から
   の湯水の温度を検出する温度検出器３を該自動三方弁４
   近傍に付設し、さらに、該温度検出器３からの検出温度
   に応じて上記自動三方弁４を切換えて、ソーラー１から
   の給湯管８と給湯機２からの給湯管９のいずれか一方を
   蛇口１１へ連通するように制御する制御部１２を備えて
   いることを特徴とする給湯制御装置。