JPH031859Y2 - - Google Patents

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JPH031859Y2
JPH031859Y2 JP19340285U JP19340285U JPH031859Y2 JP H031859 Y2 JPH031859 Y2 JP H031859Y2 JP 19340285 U JP19340285 U JP 19340285U JP 19340285 U JP19340285 U JP 19340285U JP H031859 Y2 JPH031859 Y2 JP H031859Y2
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cam
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【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 この考案は一つのつまみを捻回することで複数
のスイツチを切換接離するセレクタスイツチに関
する。
〔従来技術とその問題点〕
従来のこの種のセレクタスイツチとしてはたと
えば第8図および第9図に示すものが知られてい
る。図においてパネルへの取付構造としてのフラ
ンジ1とナツト2とを外周に備えた筒状のケース
3内にはつまみ4が所定の角度の捻回が可能に案
内され、つまみ4の先端には押駒5がねじ6によ
り結合されている。一方ケース3の先端にはベー
ス7が嵌着され、ベース7の中心軸7aには復帰
ばね8を介して押駒5と係合するカム9が軸方向
に可動自在に案内されている。そしてベース7の
端面には自動復帰形のスイツチ機構10が取付け
られ、係合部は図示されていないがつまみ4の捻
回にともなう押駒5の先端部5aにより押下げら
れたカム9により接点部が動作するようになつて
いる。なおつまみ4の捻回角度はつまみ4の外周
に備える突起4aと、ケース3の内壁に設けられ
た2個の突起3aとにより規制されている。この
ようなことからこのセレクタスイツチは操作角度
が一定のものしか得られず、異なつた仕様などに
より操作角度の変更を必要とする場合、ケース3
内の突起3aの角度またはつまみ4の突起4aの
角度の異なるものを常備しておかねばならず成形
型の投資額が多くなつて製品価格を押上げたり、
部品の在庫管理が面倒になるなどの欠点があつ
た。
〔考案の目的〕 この考案の目的は上述した従来の欠点を除去
し、成形型投資を増したり部品の在庫管理を面倒
にすることなく仕様変更要求にも即応できるセレ
クタスイツチを提供することにある。
〔考案の要点〕
この考案の要点は上述の目的を達成するため
に、パネルへの取付構造を外周に有し操作つまみ
を捻回可能に支承する先端に可撓性を持つ結合脚
が対向延長された筒状のケース、前記操作つまみ
の先端軸線上に着脱自在に固定され外周に操作つ
まみの捻回角度規制凹所を有しノツチレスカムお
よびノツチカムが形成されたカム体でなる操作部
組体と、前記捻回角度規制凹所に嵌込まれた所定
のストツパに係合し前記結合脚間に嵌挿され前記
カム体のノツチカムと係合するノツチ駒を軸動可
能に案内するベース、該ベース内に弾装され前記
ノツチ駒をノツチカムに向けて付勢するばねでな
るノツチ機構と、前記ベースに着脱自在に係止さ
れ前記カム体のノツチカムと係合する押棒を軸動
自在に案内するとともに、該押棒および前記ノツ
チ駒に係合するスイツチ機構を保持するホルダで
なるスイツチ組体とを備え、スイツチ機構の接点
構成および数と、ストツパの選択により、容易に
仕様への適用範囲を拡大することにある。
〔考案の実施例〕
第1図ないし第4図ならびに第6図にこの考案
によるセレクタスイツチの一実施例を示し、第1
図は要部分解縦断面図、第2図は第1図の90゜向
きを変えた縦断面図、第3図は第2図の−線
に沿う横断面図、第4図は第2図のP矢視側面
図、第6図は要部展開図である。図においてこの
実施例を前述した第8図の従来装置との比較にお
いてその相違点について説明すると、それはスイ
ツチ本体を仕様変更に左右される部分を含む組体
毎にユニツト化し、3分割された主要部組体と、
主要部組体間の結合時に相互間に係合して捻回角
度を決定する部材とのワンタツチ結合可能に構成
されていることである。主要部組体は操作部組体
20、ノツチ機構30、およびスイツチ組体40
でなり、その他に操作部組体20の捻回角度を決
める部材として操作部組体20とノツチ機構30
との結合時に組込まれるストツパ41がある。操
作部組体20は図示されていないパネルへの取付
部材として外周に嵌合されたフランジ11および
螺合され進退自在となるナツト12を備える筒状
のケース13と、ケース13の先端に対向するよ
うにして延長された可撓性を有する結合脚13a
で端部に係止孔13bを有するものと、ケース1
3に捻回自在に案内された操作つまみ14と、ケ
ース13内にシール15および16を介し操作つ
まみ14の端部軸線上にねじ17により着脱可能
に固定されたカム体18とを備えている。カム体
18の端面(図で下側面)には内側のノツチレス
カム18aおよび外側のノツチカム18bがそれ
ぞれ円周に沿うようにして形成され、また外周囲
には後述のノツチ機構30に保持されたストツパ
41が嵌入して捻回角度を規制する円周に沿う凹
所18cが設けられている。ノツチ機構30は操
作部組体20の対向する結合脚13a間に嵌込み
可能な筒状のベース21で、外壁に結合脚13a
の係止孔13bに係合する係止突起21aおよび
内壁に設けられた互に対向して軸線に沿い行止ま
りの案内溝21bを有するものと、案内溝21b
に軸方向自在に案内され抜止めされた操作部組体
20との結合によりノツチカム18bと係合可能
なノツチ駒22と、ベース21の底部21cとノ
ツチ駒22の背面間に介挿されノツチ駒22をノ
ツチカム18bに向けて付勢する2個の復帰ばね
23とを備えている。スイツチ組体40は3個の
スイツチ機構31の保持が可能にしてノツチ機構
30のベース21の底部21cと係合可能となる
ホルダ32と、ホルダ32に軸方向移動自在に案
内され両側のスイツチ機構31に係合するととも
に、突出端が操作部組体20との結合によりノツ
チレスカム18aと係合可能な押棒33とを備え
ている。なお中央のスイツチ機構31はノツチカ
ム18bと係合したノツチ駒22により操作され
るようになつている。そしてセレクタスイツチと
しての組体は、まずノツチ機構30のベース21
にある凹所21dにストツパ41をセツトし、ノ
ツチ機構30を操作部組体20の結合脚13a間
に押込み係止孔13bに係止突起21aを係合さ
せる。つぎにスイツチ組体40をノツチ機構30
のベース21の底部21を押込むことホルダ32
に係合させることで全体が一体化され、その間に
特に工具を必要としない。
以上の構成においての動作は操作つまみ14を
捻回すると、一体化されたカム体18も共動し、
ノツチカム18bはノツチカム駒22と当接して
ノツチ溝18b1に復帰ばね23のばね力を受けて
ノツチ感を与えるとともに、ノツチ駒22を押下
げてその先端で中央の押釦スイツチ31を動作さ
せる。またこのときノツチレスカム18aはスイ
ツチ組体40の押棒33の先端と当接して押棒3
3を下降させ、両側のスイツチ機構31を動作さ
せる。そしてこの動作はストツパ41を組込んだ
ことによる動作で、第6図に展開図を示すように
ノツチ駒22がノツチカム18bのノツチ溝18
b1に落込みカム体18の位置が保持される手動復
帰形のセレクタスイツチとなつている。そして他
の実施例として要部および展開図を第5図と第7
図に示すようにストツパ42を採用することによ
り、カム体18は捻回角度が少なくなり第7図の
展開図のようにノツチ駒22がノツチカム18b
のノツチ溝18b1への到達がなくなり、このため
カム体18に加えられている捻回力を除くと復帰
ばね23のばね力によりカム体18はF矢印方向
に復帰する自動復帰形のセレクタスイツチとな
る。このように仕様決定のストツパを最終の組合
せ時点で組込む構成とすることにより、操作部組
体20、ノツチ機構30およびスイツチ組体40
を予め組立て準備しておくことと、これらの組体
の結合にあたつて仕様に適合するストツパを採用
することにより、仕様への即応性、納期の短縮化
に対応できることと、各ユニツトの標準化にとも
なう量産化が可能となり、量産化にともなう組立
時間の短縮化と仕様への適用範囲拡大が可能とな
る。
なおこの実施例ではいずれも2ノツチ構成につ
いて示したが、3ノツチ品はもちろんのこと、操
作つまみのキー形に対応できることはもちろんの
ことである。
〔考案の効果〕
この考案によれば主要構成をユニツト化して事
前組立てで常備し、仕様決定で適応部材を介して
の相互組立を行なう構成とすることにより、短納
期受注と仕様の適用範囲が拡大と、仕様への即応
性が向上したセレクタスイツチの提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図と第6図はこの考案による
セレクタスイツチの一実施例を示し、第1図は主
構成要素毎の分解縦断面図、第2図は第1図を
90゜向きを変え結合した縦断面図、第3図は第2
図の−線に沿う横断面図、第4図は第2図の
要部側面図、第5図はこの考案による他の実施例
の要部横断面図、第6図および第7図はこの考案
によるそれぞれ異なる実施例の要部展開図で、第
6図は第1図に対応し、第7図は第5図に対応す
る図、第8図および第9図は従来のセレクタスイ
ツチの一例を示す図で第8図は縦断面図、第9図
は第8図の−線に沿う横断面図である。 11……フランジ、12……ナツト、13……
ケース、13a……結合脚、13b……係止孔、
14……操作つまみ、18……カム体、18a…
…ノツチレスカム、18b……ノツチカム、20
……操作部組体、21……ベース、21a……係
止突起、21d……凹所、22……ノツチ駒、2
3……復帰ばね、31……スイツチ機構、32…
…ホルダ、33……押棒、40……スイツチ組
体、41,42……ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルへの取付構造を外周に有し操作つまみを
    捻回可能に支承する先端に可撓性を持つ結合脚が
    対向延長された筒状のケース、前記操作つまみの
    先端軸線上に着脱自在に固定され外周に操作つま
    みの捻回角度規制凹所を有しノツチレスカムおよ
    びノツチカムが形成されたカム体でなる操作部組
    体と、前記捻回角度規制凹所に嵌込まれた所定の
    ストツパに係合し前記結合脚間に嵌挿され前記カ
    ム体のノツチカムと係合するノツチ駒を軸動可能
    に案内するベース、該ベース内に弾装され前記ノ
    ツチ駒をノツチカムに向けて付勢するばねでなる
    ノツチ機構と、前記ベースに着脱自在に係止され
    前記カム体のノツチレスカムと係合する押棒を軸
    動自在に案内するとともに、該押棒および前記ノ
    ツチ駒に係合するスイツチ機構を保持するホルダ
    でなるスイツチ組体とでなることを特徴とするセ
    レクタスイツチ。
JP19340285U 1985-12-16 1985-12-16 Expired JPH031859Y2 (ja)

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JP19340285U JPH031859Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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JPS62100647U JPS62100647U (ja) 1987-06-26
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JPH0526662Y2 (ja) * 1987-09-28 1993-07-06
JPH0614357Y2 (ja) * 1988-01-08 1994-04-13 和泉電気株式会社 セレクタースイッチ
JP2526004Y2 (ja) * 1990-02-02 1997-02-12 和泉電気株式会社 セレクタスイッチ

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JPS62100647U (ja) 1987-06-26

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