JPH03184217A - 発泡フッ素樹脂電線の製造方法 - Google Patents
発泡フッ素樹脂電線の製造方法Info
- Publication number
- JPH03184217A JPH03184217A JP32425289A JP32425289A JPH03184217A JP H03184217 A JPH03184217 A JP H03184217A JP 32425289 A JP32425289 A JP 32425289A JP 32425289 A JP32425289 A JP 32425289A JP H03184217 A JPH03184217 A JP H03184217A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- fluorinated carbon
- fluororesin
- carbon resin
- foamed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims abstract description 25
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims abstract description 25
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 14
- 238000005187 foaming Methods 0.000 title abstract description 11
- QLOAVXSYZAJECW-UHFFFAOYSA-N methane;molecular fluorine Chemical compound C.FF QLOAVXSYZAJECW-UHFFFAOYSA-N 0.000 title abstract 14
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims abstract description 7
- 239000010408 film Substances 0.000 abstract description 13
- 239000010409 thin film Substances 0.000 abstract description 8
- 238000002844 melting Methods 0.000 abstract description 5
- 230000008018 melting Effects 0.000 abstract description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 abstract description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 12
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 5
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 5
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229910052582 BN Inorganic materials 0.000 description 1
- PZNSFCLAULLKQX-UHFFFAOYSA-N Boron nitride Chemical compound N#B PZNSFCLAULLKQX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 229910052796 boron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007765 extrusion coating Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は例えば、コンピューターの高速情報伝送路等と
して使用される発泡フッ素樹脂電線の製造方法に関する
ものである。
して使用される発泡フッ素樹脂電線の製造方法に関する
ものである。
（従来の技術）
近年、コンピューターの高速情報伝送路等には発泡フッ
素樹脂Ｎ線が使用されている。この発泡フッ素樹脂電線
を製造するには、従来は第２図のように、熱溶融できる
フッ素樹脂Ａを導体Ｈの上に押出被覆して同樹脂Ａを発
泡させていた。この場合、信号伝浦遅延時間をより短く
するためにフッ素樹脂Ａの薄肉高発泡化が計られている
。
素樹脂Ｎ線が使用されている。この発泡フッ素樹脂電線
を製造するには、従来は第２図のように、熱溶融できる
フッ素樹脂Ａを導体Ｈの上に押出被覆して同樹脂Ａを発
泡させていた。この場合、信号伝浦遅延時間をより短く
するためにフッ素樹脂Ａの薄肉高発泡化が計られている
。
しかし、フッ素樹脂への発泡率を上げると第２図のよう
に、導体Ｂの周辺に気泡Ｃが生じて導体Ｂと発泡フッ素
樹脂Ａとの密着力が低下するという問題があった。また
、密着力が低下すると経時変化により第３図のように発
泡フッ素樹脂Ａが仮想線の位置から実線で示すように縮
んで、導体Ｂの露出長が長くなる。このため多数本の発
泡フッ素樹脂電線が入り込んで配線されているような場
合は露出した導体Ｂ同士が接触したり、同導体Ａに他の
線材が接触したりする虞れがあり、また塵芥が付着して
電気的接触不良が生じたりするという問題もあった。
に、導体Ｂの周辺に気泡Ｃが生じて導体Ｂと発泡フッ素
樹脂Ａとの密着力が低下するという問題があった。また
、密着力が低下すると経時変化により第３図のように発
泡フッ素樹脂Ａが仮想線の位置から実線で示すように縮
んで、導体Ｂの露出長が長くなる。このため多数本の発
泡フッ素樹脂電線が入り込んで配線されているような場
合は露出した導体Ｂ同士が接触したり、同導体Ａに他の
線材が接触したりする虞れがあり、また塵芥が付着して
電気的接触不良が生じたりするという問題もあった。
（発明が解決しようとする課題）
前記問題を解決するには導体Ｂの周囲に、フッ素樹脂を
押出し被覆する前に、予め、導体Ｂの上にフッ素樹脂を
薄く被覆して薄膜融着層を形成することが考えられる。
押出し被覆する前に、予め、導体Ｂの上にフッ素樹脂を
薄く被覆して薄膜融着層を形成することが考えられる。
この薄膜融着層を形成するのは、押出によりフッ素樹脂
を導体上に薄く被覆する方法が考えられるが、現在の押
出し技術では導体Ｂの上に数十μｍの薄い融着層を形成
することは困難であるため、薄膜融着層を形成すること
は実現されていない。
を導体上に薄く被覆する方法が考えられるが、現在の押
出し技術では導体Ｂの上に数十μｍの薄い融着層を形成
することは困難であるため、薄膜融着層を形成すること
は実現されていない。
（発明の目的）
本発明の目的は導体とフッ素樹脂による絶縁体との密着
性が向上するようにした、発泡フッ素樹脂電線の製造方
法を提供することにある。
性が向上するようにした、発泡フッ素樹脂電線の製造方
法を提供することにある。
（課題を解決するための手段）
本発明の発泡フッ素樹脂電線の製造方法は、導体ｌの外
周に発泡フッ素樹脂２を押出被覆する発泡フッ素樹脂絶
縁電線の製造方法において、予め導体ｌの外周にフッ素
樹脂フィルムを巻付け、同フィルムを発泡フッ素樹脂を
押出す前に溶融させて第１図のように導体ｌの周囲に薄
膜のフッ素樹脂層３を形成し、同樹脂層３の外周に発泡
フッ素樹脂２を押出被覆することを特徴とするものであ
（作用） 本発明の発泡フッ素樹脂電線の製造方法は、導体ｌの外
周にフッ素樹脂フィルムを巻付け、それを加熱溶融させ
て薄膜フッ素樹脂層３を形成するものであるため、導体
ｌの上に数十μｍもの薄い融着層を均一に、しがち容易
に形成することができる。
周に発泡フッ素樹脂２を押出被覆する発泡フッ素樹脂絶
縁電線の製造方法において、予め導体ｌの外周にフッ素
樹脂フィルムを巻付け、同フィルムを発泡フッ素樹脂を
押出す前に溶融させて第１図のように導体ｌの周囲に薄
膜のフッ素樹脂層３を形成し、同樹脂層３の外周に発泡
フッ素樹脂２を押出被覆することを特徴とするものであ
（作用） 本発明の発泡フッ素樹脂電線の製造方法は、導体ｌの外
周にフッ素樹脂フィルムを巻付け、それを加熱溶融させ
て薄膜フッ素樹脂層３を形成するものであるため、導体
ｌの上に数十μｍもの薄い融着層を均一に、しがち容易
に形成することができる。
（実施例）
以下に本発明の発泡フッ素樹脂電線の製造方法の一実施
例を記述する。
例を記述する。
まず、フッ素樹脂、発泡核材、フッ素樹脂フィルム及び
導体ｌとして次のものを使用した。
導体ｌとして次のものを使用した。
フッ素樹脂 ：ＰＦＡ
発泡核材 ・ボロンナイトライド０．５ｗｔ％
フッ素樹脂フィルム： ＦＥＰ
厚さ２０μ
絶縁外径０．８ｍｍφ
導体 ：径：φ０．１８ｍｍ上記フッ素樹
脂フィルムを予め導体１の外周に巻き付け、同フィルム
を発泡フッ素樹脂の押出前に加熱溶融させて導体ｌの周
囲に数十μｍの薄膜のフッ素樹脂層３を形成した１次に
上記フッ素樹脂を押出機に供給し、同樹脂の溶融温度の
フレオンガスを５０ ｋ ｇ ／ｃｒａ”程度の圧力で
送入して。
脂フィルムを予め導体１の外周に巻き付け、同フィルム
を発泡フッ素樹脂の押出前に加熱溶融させて導体ｌの周
囲に数十μｍの薄膜のフッ素樹脂層３を形成した１次に
上記フッ素樹脂を押出機に供給し、同樹脂の溶融温度の
フレオンガスを５０ ｋ ｇ ／ｃｒａ”程度の圧力で
送入して。
同樹脂を上記導体ｌの外周に押出し、ｉ８融しているフ
ッ素樹脂を発泡させた。
ッ素樹脂を発泡させた。
（比較例）
上記フッ素樹脂フィルムにより前記フッ素樹脂層３を形
成することなく、上記フッ素樹脂を押出機に供給し、同
樹脂の溶融温度のフレオンガスを５０ｋｇ／ｃｍ２程度
の圧力で送入して、同出脂を上記導体ｌの外周に押出し
、溶融しているフッ素樹脂を発泡させた。
成することなく、上記フッ素樹脂を押出機に供給し、同
樹脂の溶融温度のフレオンガスを５０ｋｇ／ｃｍ２程度
の圧力で送入して、同出脂を上記導体ｌの外周に押出し
、溶融しているフッ素樹脂を発泡させた。
前記実施例と比較例により得られた夫々の発泡フッ素樹
脂電線の発泡率（％）、信号伝播遅延時間ｆｎｓ／ｍｌ
、密着力（ｇ／３００ｎａｗ）は表１の通りであった。
脂電線の発泡率（％）、信号伝播遅延時間ｆｎｓ／ｍｌ
、密着力（ｇ／３００ｎａｗ）は表１の通りであった。
表１より、比較例により得られた発泡フッ素樹脂電線の
密着力は実施例により得られた発泡フッＲＭ脂電線の密
着力よりも著しく劣ることが明らかである。
密着力は実施例により得られた発泡フッＲＭ脂電線の密
着力よりも著しく劣ることが明らかである。
なお、比較例により得られた発泡フッ素樹脂電線は発ｒ
８串、信号伝播延時開においては、ｉ常の融着層が存在
する発泡フッ素樹脂電線より＜、、（’ｉｉれているが
、同電線では第４図のように導体ｌの周囲に空気層４が
存在するため製品としては不適である。
８串、信号伝播延時開においては、ｉ常の融着層が存在
する発泡フッ素樹脂電線より＜、、（’ｉｉれているが
、同電線では第４図のように導体ｌの周囲に空気層４が
存在するため製品としては不適である。
（以下余白）
表１
（発明の効果）
本発明の発泡フッ素樹脂電線の製造方法にょｔば、フッ
素樹脂の発泡率が向上し、しがち導体１と発泡フッ素樹
脂２との密着力が高い発泡フッ弄樹脂電線が得られる。
素樹脂の発泡率が向上し、しがち導体１と発泡フッ素樹
脂２との密着力が高い発泡フッ弄樹脂電線が得られる。
第１図は本発明の発泡フッ素樹脂電線の製造力ｌ去の説
明図、第２図、第３図は従来の製造方法により得られた
発泡フッ素樹脂電線の説明図、第４図は比較例の説明図
である。 ■は導体 ２は発泡フッ素樹脂 ３はフッ素樹脂層
明図、第２図、第３図は従来の製造方法により得られた
発泡フッ素樹脂電線の説明図、第４図は比較例の説明図
である。 ■は導体 ２は発泡フッ素樹脂 ３はフッ素樹脂層
Claims (1)
- 導体１の外周に発泡フッ素樹脂２を押出被覆する発泡フ
ッ素樹脂絶縁電線の製造方法において、予め導体１の外
周にフッ素樹脂フィルムを巻付け、同フィルムを発泡フ
ッ素樹脂を押出す前に溶融させて導体１の周囲に薄膜の
フッ素樹脂層３を形成し、同樹脂層３の外周に発泡フッ
素樹脂２を押出被覆することを特徴とする発泡フッ素樹
脂電線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32425289A JPH03184217A (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 発泡フッ素樹脂電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32425289A JPH03184217A (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 発泡フッ素樹脂電線の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03184217A true JPH03184217A (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=18163728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32425289A Pending JPH03184217A (ja) | 1989-12-14 | 1989-12-14 | 発泡フッ素樹脂電線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03184217A (ja) |
-
1989
- 1989-12-14 JP JP32425289A patent/JPH03184217A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4039743A (en) | Stranded wire with adhesive coated cone | |
| JPH03184217A (ja) | 発泡フッ素樹脂電線の製造方法 | |
| JP2002289042A (ja) | 自己接着性絶縁電線とこれを利用した多芯平行絶縁電線、およびそれらの製造装置 | |
| JP3335393B2 (ja) | 同軸ケーブルの製造方法 | |
| JPS6333245B2 (ja) | ||
| CN110993194A (zh) | 一种线缆及其生产工艺 | |
| JP2580413Y2 (ja) | 絶縁電線および同軸ケーブル | |
| JPS60180017A (ja) | 高発泡体絶縁電線の製造方法 | |
| JPS6328807Y2 (ja) | ||
| JPH06103826A (ja) | 高速伝送フォームスキン型フラットケーブル | |
| JP2749600B2 (ja) | 耐熱性絶縁被覆導体の製造方法 | |
| JP3083888B2 (ja) | 被覆線の押出被覆方法 | |
| JPS5880212A (ja) | 高発泡同軸ケ−ブルの製造方法 | |
| JPH07111110A (ja) | 平型多芯シールド電線及びその製造方法 | |
| CN118231039A (zh) | 一种具有热缩屏蔽包带的高速通信线及其制备工艺 | |
| JP2550783B2 (ja) | 圧接用シールド線の製造方法 | |
| JPS601450Y2 (ja) | 高発泡体絶縁電線の製造装置 | |
| JPS6228527B2 (ja) | ||
| JPS6227492B2 (ja) | ||
| JPS63318026A (ja) | 発泡体絶縁電線の製造方法 | |
| JPH04144007A (ja) | 同軸ケーブル用発泡絶縁電線及びその製造方法 | |
| JPS62163504A (ja) | モ−ルド型接続部の製造方法 | |
| JPS59173909A (ja) | 同軸ケ−ブルの製造方法 | |
| JPH0319133Y2 (ja) | ||
| JPH0517845U (ja) | 発泡ポリエチレン絶縁電線 |