JPS59173909A

JPS59173909A - 同軸ケ−ブルの製造方法

Info

Publication number: JPS59173909A
Application number: JP4766183A
Authority: JP
Inventors: 井利　英二; 玉石　俊明; 井尻　康夫
Original assignee: Dainichi Nippon Cables Ltd
Current assignee: Dainichi Nippon Cables Ltd
Priority date: 1983-03-22
Filing date: 1983-03-22
Publication date: 1984-10-02
Also published as: JPS6310852B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、同軸ケーブルの製造方法に関する。

一般に、第１図に例示するようなローカルネットワーク
構成に於ては同軸ケーブル（ａ）がネツトワーりの基幹
路となり、この同軸ケーブル（ａ）からカップラあるい
はプローブを介してトランシーバ（ｂ）・・・に接続さ
れ、さらにトランノーバーケーブル（Ｃ）を介して端末
装置（ｅ）、プリンタ（ｆ）、及びディスク（ｇ）等が
接続される。ここで、カッグラあるいはプローブの間隔
は数ｍ〜数十ｍの範囲である。即ち、かな）短距離の間
隔で比較的多数の端末が同軸ケーブル（ａ）に接続され
る。

そのため、各接続部から該同軸ケーブル（ａ）の内部に
湿気等が浸入しやすく、絶縁体内部に浸入すればデータ
伝達に関する性能が著しく劣化するという問題があった
。

本発明はこのような問題を解決し、特に従来の同軸ケー
ブルに於て間隙が発生しやすかった発泡絶縁体外周面と
外部導体内面を密着状に一体化して、湿気等の浸入を完
全に防止し、データ伝達に関する安定した性能を保つこ
とのできる同軸ケーブルの提供を目的とする。そこで、
本発明の特徴とする処は、軸心に内部導体を有し、その
外部に順次発泡絶縁体、外部導体、編組を設けてなる同
軸ケーブルの製造方法に於て、上記外部導体として片面にプラスチックフィルムを有す
るラミネート金属テープを用い該テープ。

のプラスチックフィルム面を内側にして上記発泡絶縁体
上に縦沿えし、その後、外部導体外周から加熱しつつ又
は加熱した直後に、編組を行なって該外部導体を締イ」
け、該外部導体のプラスチックフィルム内面と上記発泡
絶縁体の外周面とを熱融着させる点にある。

以下、図示の実施例に基づき本発明を詳説する。

第２図は本発明の製造方法によって製造される同軸ケー
ブルの一例を図示したもので、横断面円形の上半円の部
位のみを示している。この同軸ケーブル（１）は、第１
図で既に説明したローカルコンピュータネットワークの
基幹路（ａ）−として用いられるもので、軸心に内部導
体（２）を有し、その外部に発泡絶縁体（３）を被覆し
、該発泡絶縁体（３）の外周面（３ａ）に外部導体（４
）を被覆する。外部導体（４）は、アルミニウム等の金
属の導体本体（４ａ）と、その内面に一体的に積層状に
重合てれたポリエチレン等のプラスチックフィルム（４
１））とからなるラミネート金属テープをプラスチック
フィルム面を内側にして縦沿えしてなる。さらに、該外
部導体（４）の外部に、編組（５）、編組間絶縁層（６
）、別の編組（７）、及び外被（８）と順次被覆して、
横断面円形の同軸ケーブル（１）が形成される。ここで
、編組（５）　（６）は電波障害遮断の役目をなすとと
もに低伝達インピーダンスの外部導体を形成する。

しかして、第３図に製造工程の概略を示し、内部導体送
り出し工程い）→発泡絶縁工程（Ｂ）→ラップ成形工程
（ｑ→加熱工程０→内側編組及び熱融着工程（均→編組
間絶縁工程（Ｆ）→外側編組工程◎→防食外被工程（力
→巻取り工程（へ）の如く、順次各工程を経て第２図の
同軸ケーブル（１）が製造される。

第４図は上記ラップ成形工程（ｑ１加熱工程０、内側編
組及び熱融着工程（均を連続的に行なっている状態を具
体的に例示しだもので、（９）は、アルミニウム等の金
属導体（４ａ）とポリエチレン等のプラスチン、クフイ
ルム（４ｂ）を積層状に重合したラミネート金属テープ
であり（第２図参照）、ａＯは同軸ケーブルコアであっ
て内部導体（２）と発泡絶縁体（３）とからなり、該コ
アａＯとラミネート金属テープ（９）は第４図では左側
から夫々送られてきて、への字形成形ダイ０１）及びオ
ーツへ一うッピングダイαつを経て、その次に、固定ダ
イ（１９と伸縮ダイ０４Ｊにて−ｊ蕾円内径方向絞られ
る如くして、テープ（９）のプラスチックフィルム（４
ｂ）面を内側として、コア（１（１）外面に縦沿えきれ
る。以上がラップ工程（ｑに対応する。

次に、伸縮ダ（（１４）から送り出きれてくるラミネー
ト金属テープ（９）に被包されたコア（１０）に、熱風
吹付装置（１５１にて熱風を吹付けて加熱する（加熱工
程（１））　）。第５図はこのときの詳細を示し、縦沿
えこれたラミネート金属テープ（９）、即ち外部導体（
４）の外面周囲から熱風（Ｉ））を吹付けて加熱する。

次に、第４図と第６図に示すように、内側編組（５）を
」二記加熱の直後に行なう。この内側編組（５）によっ
て矢印◎の如く内径方向に強く外部導体（４）を締伺ケ
、該外部導体（４）のプラスチックフィルム（４ｂ）内
面と発泡絶縁体（３）の外周面（３ａ）とを密着させれ
ば、前工程の）で加熱されているから少々くとも編組線
直下の部分においては両者は全く間隙無く熱融着する。

即ち、この工程（均は内１貝１編組と熱融着が同時に行
なわれる工程である。

なお、図示省略したがコアｑＯに外部導体（４）を縦沿
えしてその外部から編組を行ないつつ力ロ熱を行なって
、加熱と編組と熱融着の３つを同時に行なうことも好捷
しいことである。また、本発明は編組（５）上の構成に
限定はれるものではなく、ｆｌｌえは編組（５）の直上
に外被を設けて々る同軸ケーフ゛ルの製法にも適用でき
、有用である。

本発明は以上詳述したように、外部導体（４）とじでプ
ラスチックフィルム（４ｂ）を有するラミネート金、寓
テープ（９）を用いて発泡絶縁体（３）上に縦沿えし、
その後、外部から加熱しつつ又は加熱直後に、編組を行
なって巻付けだ外部導体（４）を締付け、外部導体（４
）のプラスチックフィルム（４ｂ）内面と発泡絶縁体（
３）の外周面（３ａ）とを熱融着させる製造方法である
から、外部導体（４）と絶縁体（３）が均一に密着して
、全く間隙が発生せず、防湿性の優れた同軸ケーブルが
得られる。かつ製造設備は簡単々構成のものて済み、安
定して長尺のものが容易に得られる。なお、本発明は、
絶縁体やラミネルＹ金属テープを表面が溶融しない程度
に予熱することを妨げないことは言う丑でもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の問題点を説明するだめの全体図、第２図
は本発明の焚造方法によって製造された同軸ケーブルの
一例を示す断面図、第３図は本発明の一実施例を示す工
程図、第４図は要部詳細説明図、第５図は第４図の（Ｍ
−Ｌ切断面図、第６図は第４図の（Ｎ−Ｎ　）断面図で
ある。（１）・・・同軸ケーブル、（２）・・・内部導体、（
３）・・・発泡絶縁体、（３ａ）・・・外周面、（４）
・・・外部導体、（４ｂ）・・・プラスチックフィルム
、（５）・・・編組、り９）・・・ラミネート金属テー
プ。特　許　出　願　人　　大日日本電線株式会社第１図千第２図）。

Claims

【特許請求の範囲】／　軸心に内部導体を有し、その外部に順次発泡絶縁体
、外部導体、編組を設けて々る同軸ケーブルの製造方法
に於て、上記外部導体として片面にプラスチックフィルムを有す
るラミネート金属テープを用い該テープのプラスチック
フィルム面を内側にして上記発泡絶縁体上に縦沿えし、
その後、外部導体外周から加熱しつつ又は加熱した直後
に、編組を行、なって該外部導体を締付け、該外部導体
のプラスチックフィル六内面と上記発泡絶縁体の外周面
とを熱融着きせることを特徴とする同軸ケーブルの製造
方法。