JPS60180017A - 高発泡体絶縁電線の製造方法 - Google Patents

高発泡体絶縁電線の製造方法

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JPS60180017A
JPS60180017A JP59036496A JP3649684A JPS60180017A JP S60180017 A JPS60180017 A JP S60180017A JP 59036496 A JP59036496 A JP 59036496A JP 3649684 A JP3649684 A JP 3649684A JP S60180017 A JPS60180017 A JP S60180017A
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layer
conductor
highly foamed
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polyethylene
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JP59036496A
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藤原 康明
猪俣 輝久
幸雄 山本
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Dainichi Nippon Cables Ltd
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Dainichi Nippon Cables Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、発泡倍率3倍以上のポリエチレン系高発泡体
を絶縁層とする高発泡体絶縁′電線の製造方法に関する
(従来技術) 発泡倍率5倍以上の高発泡体を絶縁層として導体上に押
出被覆して成る高発泡体絶縁電線の製造においては、発
泡倍率が高いため、押出直後の高発泡層内で発生するガ
スが高発泡層の外&r :、lF i−F R<’ 暮
νこ導体ふ鹿登絢層の間に逃げた場合外部への出口がな
いため、導体と高発泡層間に空隙か生じ、電気特性上好
ましくない。すでにこの点を改善するいくつかの方法が
提案されているが、この中で、導体と高発泡層の中間に
プラスチ・νり薄膜層を設け、かつ、高発泡層を薄膜層
に融着させる方法(特願昭47−55154号、特公昭
55−6969号公報)が公知である。この方法は、た
しかに、導体と高発泡層間の空隙発生を防止し、良好な
ものであるが、実用上は薄膜層を高発泡層に融着させる
必要上、次のような製造技術上の問題を含んでを同時に
押出せば両者をきわめて良く融着させ得るが、クロスヘ
ッドを同時押出が可能なものに改造しなければならず、
設備的に問題がある。
■ 同時押出をせずに高発泡層用と薄膜層用の2台の押
出機を用い、同−1機で或は別工程で薄膜層を設ける場
合は一度冷えた薄膜層を発泡体押出時の樹脂の熱により
溶融させねばならないため、薄膜層をきわめて薄く (
例えば、005闇程度)とするか或は融点が発泡体拐料
よりきわめて低い材料を薄膜層用として使用しなければ
ならない。このような薄い膜を形成することは技術的に
きわめてむづかしく、又、薄膜層を設けられた導体が高
発泡さらに押出以外の方法で薄膜層を形成する(例えば
、塗布)場合は製造速度が押出に比べて遅くなるという
問題がある。
■ 一方高温のま\で押出機内に導くこうとすると、軟
かい薄膜層がニップルに詰まって、導体かしゃくり、こ
のため一様な高発泡体が得られない、という問題がある
(発明の目的・要旨) 本発明は、上記に鑑み高発泡層の内側に薄膜層を融着さ
せなくとも高発泡層と導体間の空隙発生を防止し得る実
用的な高発泡体絶縁電線の製造方法を提案するものであ
り、80 ’C以上に予熱した導体にポリエチレン膜層
を押出被覆して後練膜層表面を40°Cから60”Cま
での間に冷却し、しかる後ポリエチレン系高発泡体を押
出被覆することを特徴とする。
(実施例) 次に、本発明を実施する製造ラインの例を第1図により
説明する。
1は送出機2から送出される導体であり、一般に銅導体
である。導体1はまず導体予熱機6で80°C以上に加
熱されて後第1の押出機4によりポリエチレンを被覆し
、ポリエチレン膜層な形成する。次に、冷却装置5で水
冷し、膜層表面を40℃〜60°Cに冷却する。しかる
後、第2の押出機6でポリエチレン系の高発泡体を被覆
し、これをサイジングダイア、冷却水槽8に通して後、
引取機(図示せず)を経て巻取る。
このようにして製造された電線は第2図に示すように、
導体1上にポリエチレンの膜層11、高発泡層12が順
次形成され、特に、高発泡層12の内面にはうすいスキ
ン層(非発泡層)121が形成されている。− このようにして製造された電線は、導体と高発泡層の間
、具体的には導体1と膜層11の間及び膜層11と高発
泡層120間に空隙が生じることはなく、電気特性も充
分規格を満足するものであった。このような効果を奏す
る理由は判然としない点もあるが次のように推定される
即ち、第2の押出機6には、表面が40〜60℃の間に
冷却されたポリエチレン膜層11を有する導体1が供給
されるため0、該被覆導体上に押出された高発泡体の内
面は一瞬のうちに固ってスキン層121が形成される。
スキン層121は高発泡層の発泡開始に先立って形成さ
れているため、高発泡層で発生するガスに対してバリヤ
ーとして作用し、従って、導体1と高発泡層12の間に
ガスが逃げ込むことはなく、この間には空隙が生じない
なお、単に、スキン層を形成するためであれば、膜層1
1は一見不要のように考えられるが、次の理由により必
須である。即ち、ポリエチレン系高発泡体の押出被覆に
おいて良好な発泡状態を得るためには、心線側はある程
度の高温保持した上で発泡させる必要があり、導体の適
冷は避けねばならない。一方、高発泡層の内面にスキン
層を形成するために導体の表面は冷却したい。しかるに
導体を直接冷却すれば、良伝熱体である導体は中心まで
冷えてしまい、導体の適冷を生じ、好ましくない。
本発明では導体上に設けたポリエチレン膜層は、冷却に
際して導体に対する断熱層として作用し、一方、高発泡
層の内面にスキン層を形成するための冷却媒体として作
用する。要するにポリエチレン膜層の存在により導体を
適冷せずに、高発泡層内面にスキン層を形成することが
できるわけである。さらに、連続して進行する膜層を冷
却するには冷却媒体として水を用いることが最も好まし
いが、高温に予熱した導体表面を水で冷却すれば導体表
面には酸化皮膜が生じて、好ましくないが、ポリエチレ
ン膜層は遮水層としても作用し、導体上の酸化皮膜の発
生を防止するという効果を奏する。
発泡体押出直前の膜層表面の温度は、60゛Cを上回る
と形成されるスキン層が薄すぎ、又40℃を下回ると発
泡層の形成に悪影響を及ぼすので好ましくない。又、導
体の予熱温度も80℃を下回ると発泡層の形成に悪影響
を及ぼすので好ましくない。
本発明においては、ポリエチレン膜層の材料として、い
わゆる低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密
度ポリエチレンのいづれをチレン系高発泡体に用いるポ
リエチレンは高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン
及び両者の混合体を使用し得る。発泡剤としては塩化弗
化炭化水素系発泡剤、例えばジクロロジフルオロメタン
、トリクロロモノフルオロメタン、ジクロロテトラフル
オロエタン、トリクロロトリフルオロエタン等を使用し
得る。成核材としては有機系成核材、例えばアゾダイカ
ルボンアミド、4.4’オキシビスベンゼンスルホニル
ヒドラジツド、等、無機成核材、例えば、タルク、シリ
カ、等を使用し得る。
次に、本発明の実施例を以下にあげる。
実施例 150℃に予熱した直径2.85 +mnの銅導体上に
融点110℃、密度0.91811 / mmλの低密
度ポリエチレンを押出被覆して02胴のポリエチレン膜
層を設けて後、これに約10°Cの水を注ぎかけ、表面
を約55℃に冷却し、しかる後、この上に高発泡用ポリ
エチレンを押出被覆し、外径1j、5ran、発泡度5
倍の高発泡層を形成した。高発泡用ポリエチレンとして
は密度0950メルトインデツクス09、高密度ポリエ
チレンを使用し、発泡剤としては、ジクロロテトラフル
オロエタン、成核剤としてはアゾジカルボンアミドを用
いた。この際、高発泡層の内面には約0.05〜0.1
朧のスキン層か形成され、スキン層の内面側には空隙は
生じておらず、ケーブルの電気特性も良好であった。製
度速度は20m / minであった。
(効 果) 本発明に係る高発泡体絶縁電線の製造方法は上述のごと
く予熱した導体上にポリエチレン膜層を形成し、これを
40〜60℃の間に冷却して後ポリエチレン系高発泡体
を押出被覆するごとくしたので、次のような顕著な効果
を奏し実用的価値は高い。
1)高発泡層の内面にスキン層が形成され、これにより
ガスが高発泡層の内面から逃げ出すことがなくなり、而
して、高発泡層の内面側に空隙が生じることはなく、電
気特性かきわめて良好に維持される。
2)ポリエチレン膜層も押出しで形成することができる
ため、製造速度は高水準を保つことができるので経済的
である。
3)導体直上に比較的厚肉のポリエチレン膜層を設けた
ので絶縁耐圧特性上好ましい。なお発泡層内表面スキン
層も同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る製造方法の製造ラインの一実施例
を示す平面図であり、第2図は本発明に係る製造方法に
より製作した電線の断面図を示す。図において、1・−
・導体、11・・ポリエチレン膜層、12・・・高発泡
層、121・・スキン層、2・・・送出機、5・・・予
熱機、4・・第1の押出機、5・・・冷却装置、6・・
・第2の押出機、7・・・サイジングダイ、8・・・冷
却水槽 特許出願人 大日日本電線株式会社 代表者代表取締役 青山幸雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 80℃以上に予熱した導体にポリエチレン膜層を押出被
    覆して後、該膜層表面を40℃から60℃までの間に冷
    却し、しかる後ポリエチレン系高発泡体を押出被覆する
    ことを特徴とする高発泡体絶縁電線の製造方法。
JP59036496A 1984-02-27 1984-02-27 高発泡体絶縁電線の製造方法 Granted JPS60180017A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04229903A (ja) * 1990-12-27 1992-08-19 Nippon Unicar Co Ltd 高発泡ポリエチレン絶縁電線およびその製造方法
JP2010113835A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Furukawa Electric Co Ltd:The 発泡シース被覆ケーブル及びその製造方法
JP2011018526A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Mitsubishi Cable Ind Ltd 発泡絶縁電線及び発泡絶縁同軸ケーブル

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