JPH0318398B2 - - Google Patents

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JPH0318398B2
JPH0318398B2 JP55061849A JP6184980A JPH0318398B2 JP H0318398 B2 JPH0318398 B2 JP H0318398B2 JP 55061849 A JP55061849 A JP 55061849A JP 6184980 A JP6184980 A JP 6184980A JP H0318398 B2 JPH0318398 B2 JP H0318398B2
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JP55061849A
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Andaasu Henritsuku Hendaru Goran
Sutefuan Jagaa Jonii
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Alcatel NV
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/54Interprogram communication
    • G06F9/546Message passing systems or structures, e.g. queues
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/42Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker
    • H04Q3/54Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker in which the logic circuitry controlling the exchange is centralised
    • H04Q3/545Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker in which the logic circuitry controlling the exchange is centralised using a stored programme
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/42Circuit arrangements for indirect selecting controlled by common circuits, e.g. register controller, marker
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    • H04Q3/54508Configuration, initialisation
    • H04Q3/54533Configuration data, translation, passwords, databases

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、データメツセージによつて信号ユニ
ツト間のデータ交換を行う信号システムに関する
ものであり、前記ユニツトはそれぞれメツセージ
の送出および受信手段を有しており、前記信号シ
ステムは前記メツセージの伝送のために前記信号
ユニツトと共働する制御手段を備えている。
〔先行技術〕
そのような信号システムはエム・エクランド氏
(M・Ekland)他による「AXE−10システムの
説明」およびヂー・ヘムダル氏(G・Hemdal)
による「AXE−10ソフトウエア構造」という論
文によつて従来より知られており、これら論文は
エリクソンレビユー誌1976年N゜2の第70〜89頁お
よび第90〜99頁にそれぞれ記載されている。スト
アドプログラム制御(stored program
controlled)システムに順応した機能ブロツクは
また米国特許第3969701号明細書にも記載されて
いる。
このストアドプログラム制御通信交換システム
の一部を構成している従来の信号システムはいわ
ゆるソフトウエア機能ユニツトから構成されてい
る信号ユニツトを備えており、それは自分のデー
タだけアクセスする自分のデータおよび自分のプ
ログラムを有している。このような構成にするこ
とによつて得られたモジユール化はシステムの信
頼性を著しく向上させる。それはこの方法によつ
て1つの機能ユニツトのデータは他の機能ユニツ
トのデータによつて変更することができないから
である。しかし、その後データメツセージは種種
の機能ユニツト間で交換されなければならず、そ
のようなメツセージの転送がエラーを生じる原因
となる可能性を有することは明らかである。
〔発明が解決しようとする先行技術の問題点〕
上述のシステムにおいて新しい機能ユニツトを
他のもの、例えば誤動作をしている機能ユニツト
に置換することが要求されることがある。上記文
献にはメツセージの転送について詳しい説明は与
えられていないけれど、従来の装置におけるその
ような変更は問題を生じることは明らかである。
何故ならばそのような変更は通常新しい機能ユニ
ツトへ送信されるべきメツセージの内容に影響を
与えるからである。実際に、その後これらのメツ
セージを発生する全ての機能ユニツトを新しい状
況に対して適応させることが必要であり、これは
明らかに複雑な操作であり、それはそれ故オンラ
イン即ちシステムが動作している状態で行うこと
はできない。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、上記型式のシステムを提供す
ることである。しかし本発明によるそのシステム
は他の信号ユニツトを新しい状況に対して適応さ
せなければならない必要なしに信号ユニツトをシ
ステム中へ置換することができるものである。
本発明によれば、上記目的は、行き先信号ユニ
ツトが示されていないメツセージを使用し、信号
ユニツトと共働するメツセージ伝送の制御手段が
行き先信号ユニツトを前記各メツセージに対して
割に当てる如き構成とすることによつて達成され
る。
このような構成によれば、行き先がメツセージ
中に示されていないから、システム中への信号ユ
ニツトの置換はこの信号ユニツトへ送信されるべ
きメツセージの内容に影響を及ぼさない。それ故
これらのメツセージを発生する信号ユニツトを新
しい状況に適応させる必要はない。必要なことは
行き先の修正されたことを制御手段へ通知するこ
とだけであり、これはオンラインで行うことので
きる簡単な動作である。
本発明システムの他の利点は、信号ユニツトが
前記文献および米国特許明細書に記載されたよう
な自分のデータと自分のプログラムを有する型式
の機能ユニツトである場合に、メツセージの転送
を制御するプログラムをプログラマーが書くこと
に起因するエラー原因は除去されることである。
何故ならばプログラマーはこれらメツセージの行
き先を指示もしないし、知りもしないからであ
る。彼はまたこのシステムの一般構成も知る必要
もない。
本発明信号システムの他の特徴は行き先の信号
ユニツトが間接的に指示されるメツセージが使用
されることである。
本発明信号システムの更に他の特徴は前記行き
先の信号ユニツトがメツセージに伴つたデータ中
で指示されているとである。
一度行き先が知れれば、行き先がメツセージに
伴うデータ中に示されたメツセージが使用され、
そのようないわゆる指示されたメツセージは行き
先がその中で全く示されていないものよりも制御
手段による処理に必要な時間が少なくて済む。
本発明信号システムの更に別の特徴は前記行き
先の信号ユニツトがメツセージを送出する信号ユ
ニツトのデータ蓄積制御手段の予め定められた蓄
積位置の内容として示されることである。
導かれたメツセージにおいては行き先そのもの
ではなく送信する信号ユニツトの蓄積手段の予め
定められた位置だけが示されているから、信号ユ
ニツトの置換に関する上述の利点は同様に得られ
る。
一般的に事実上のアドレシングと呼んでもよい
プログラム技術を使用することおよびそれにおい
てプログラマがシステムの特定の構造、更に詳し
く云えば彼が作業しているデータの特定の物理的
位置について知らないでいることができるように
することは既に知られている。しかしながら事実
上のアドレシングは別のプログラムが同じデータ
をアクセスすることを阻止しない。
本発明の別の目的は、メツセージ処理の信頼性
を増加させるために予定された規則が課せられ
る、前述したような型式の信号システムを提供す
ることである。
本発明によれば、この目的は前記各信号ユニツ
トに対して、受信および送出手段が入力メツセー
ジの予定されたセツトを受信しおよび出力メツセ
ージの予定されたセツトを送出することができ、
少なくとも1つの出力メツセージの各シーケンス
は少なくとも1つの入力メツセージの少なくとも
1つの予定されたシーケンスに対して割り当てら
れることにより達成される。
このようにして各信号ユニツトから、または各
信号ユニツトへのデータの転送は厳格な規則に置
き換えられ、したがつてシステムの信頼性の顕著
な向上に寄与する。
上述した、およびその他の本発明の目的および
特徴は図面を参照とした以下の実施例の説明によ
つて充分に理解されるであろう。
〔発明の実施例〕
第1図を参照すると図示の信号システムは、プ
ログラムカウンタPCを有する中央処理ユニツト
CPUとメモリーMEMと通信交換回路網TSNと
を備えた電算機制御通信交換システムの一部を形
成している。CPUとMEMはバスB1を通して相
互に通信可能であり、一方CPUとTSNとはバス
B2を通して相互に通信可能である。
メモリーMEMは多数の信号ユニツト、すなわ
ち機能ユニツトを備えており、その中の2個のユ
ニツト即ちFMM1とFMM2だけが図示されてい
る。メモリーMEMはまたこれら機能ユニツト対
間のメツセージの転送を中央処理ユニツトCPU
と共同して制御するメツセージ処理装置MHを含
む作動システムOSを備えている。
これら機能ユニツトは信号システムの信頼性に
寄与する次のような特徴を有している。
即ち: Γ 各ユニツトはそれ自身のデータおよび自分の
データにのみアクセスする自分のプログラムを
有している。
Γ 各ユニツトは予め定められた入力メツセージ
のセツトを受信し、予め定められた出力メツセ
ージのセツトを送出することができる。
Γ 出力メツセージのセツトの少なくとも1つの
各シーケンスは入力メツセージのセツトの中か
ら入力メツセージの予定したシーケンスが受信
された後のみ送出される。ここで1またはそれ
以上の出力メツセージシーケンスの送出を生じ
る1またはそれ以上の入力メツセージのシーケ
ンスはまた、1またはそれ以上の出力メツセー
ジの他のシーケンスの送出を誘発するシーケン
スを含んでいてもよい。
各機能ユニツトの自分のプログラムは予め定め
られたシーケンスにおける受信および送信指令を
含んでいる。これらの各指令は入力メツセージの
受信あるいは出力メツセージの送出を実行するた
めの手順を決定する。
機能ユニツトの内部作業は、このユニツトの入
力および出力メツセージの全てのシーケンスが決
定される時、間接的にではあるが完全に決定され
る。
上述のようなものとして決定された特性を有す
る機能ユニツトは「有限メツセージ装置
(finitemessage machine)」FMMと呼ばれる。
それはそれぞれ受信されおよび送信される入力お
よび出力メツセージの数が限定されている即ち有
限であるからである。
そのような有限メツセージ装置は「有限状態装
置(finite state machine)」を備えた場合のよ
うな内部状態の存在を前提とはしない。
上記のように定められた機能ユニツトは例えば
電話交換機の一部分を形成し、次のような入力メ
ツセージの有限のセツトを有している。即ち、 オフフツク デジツトの受信 オンフツク そして、次の出力メツセージの有限のセツトを有
している。即ち、 ダイヤルトーン トランク把握 デジツト送出 クリアフオワード この場合に出力メツセージの送出を行うために
受信されなければならない入力メツセージのシー
ケンスは、「呼」があつたとき次のとおりである。
なお、デジツトAはトランク符号を作るデジツ
トであり、デジツトBは残りのデジツトである。
入力シーケンス 出力シーケンス 1 オフフツク ダイヤルトーン 2 オフフツク デジツトA受信 トランク把握 3 オフフツク デジツトA受信 デジツトB受信 デジツト送出 4 オフフツク デジツトA受信 デジツトB受信 オンフツク クリアフオワード 呼においてダイヤルの途中で加入者が受話器を
置く(hang up)場合には、シーケンスは次のよ
うにオーバラツプする。
オンフツク ダイヤルトーン デジツトA受信 トラツク把握 デジツトB受信 デジツト送出 オンフツク クリアフオワード 出力メツセージ「デジツト送出」の送信に必要
なシーケンスはまた出力メツセージ「トランク把
握」の送信に必要なシーケンスを含み、それ故両
者が発生される。
機能ユニツトによつて受信されることのできる
入力メツセージのセツトとこのユニツトにより送
出されることのできる出力メツセージのセツトは
このユニツトがシステムの他の部分と通信するイ
ンタフエイスを決定する。これらメツセージは後
に明らかにされるようにメツセージ中に含まれて
いるデータの転送に使用され、また各種機能ユニ
ツトの同期の問題を解決するために使用される。
実際に、例えば1つの機能ユニツトが他のユニツ
トが特定の機能を行つた後でのみその動作を続け
ることができる場合には前者のユニツトは後者か
らのメツセージが受信されるまで待つことにな
る。
識別部(identity)とデータから成るメツセー
ジが使用され、その場合、識別部は次のものを特
定する。
Γメツセージの型式。
Γその型式内のメツセージ番号。
Γメツセージが処理されるべき優先度。
しかしその場合にこの識別部はメツセージの発
生源、行き先の何れをも特定しない。次の2つの
型式のメツセージが使用される。
Γ識別部、メツセージのデータの何れによつても
行き先が特定されない「システム基本メツセー
ジ」。
Γ行き先がメツセージと共同するデータ中で特定
されている「指導された(directed)メツセー
ジ」。
システム基本メツセージは2つの機能ユニツト
間の第1のリンクを設定するために使用される。
そのようなメツセージを処理する場合、まずメツ
セージの行き先が経路表によつて決定され、その
後このメツセージは目的地点に転送される。この
ようなシステム基本メツセージを使用する利点
は、ある機能ユニツトがシステム中で置換される
時、行うべき唯一の動作は前記経路表を適用する
ことであり、この変更を他の機能ユニツトへ通報
する必要がないことである。またシステム基本メ
ツセージの処理を扱うプログラマーはその行き先
もシステム自身の一般的構成についての情報も知
る必要がない。例えば電話交換機における課金機
能ユニツトのような常には存在しない或る種の機
能ユニツトを有するシステムについて考えてみ
る。この場合に課金情報を与えるシステム基本メ
ツセージは、もしこの機能ユニツトが存在しそれ
故上述の経路表で示されるならば対応する機能ユ
ニツトへ指向され、もしこのユニツトがこの表に
示されていないならば廃棄されるがこの後者の場
合にエラーは生じない。
指導されたメツセージは2個の機能ユニツト間
にリンクが設定されると直に使用される。即ち送
出機能ユニツトの識別部が受信機能ユニツトと通
信されその目的のため予約されていた位置に記入
されると直に使用される。このリンクは所望に応
じて設定され、保持され、解除されることができ
るダイナミツクなものである。すでに述べたよう
に指導されたメツセージは行うべき作業を減少さ
せることに注意すべきである。
現在検討されている自動交換システムの場合に
おいては、多数の同一の装置例えばTSN中に含
まれるトランク、デジツト受信機等は多数の同一
の機能を同時に、即ち正確に同じ時間である必要
はないが同じ時間帯に遂行している。この場合に
各機能の発生に対する別々の機能ユニツトを設け
るとユニツトの数が過度に多くなるので、その代
りに機能の論理と複数のデータ発生を決定する単
一の共通発生プログラムより成る多重機能ユニツ
トが使用される。各発生に対して異なるデータが
要求されるので、例えば受信機のアドレスが異な
ること、あるいは各要求デジツトが異なるメモリ
ー位置に蓄積されていること等のために、機能ユ
ニツトには異なる発生データが要求される。この
ような要求を満足するように構成された機能ユニ
ツトは以下発生関連機能ユニツトと呼ばれる。
管理の目的で、例えばそのような発生関連ユニ
ツトの多数の発生の存在を認識するために後者の
ユニツトは管理プログラムおよび管理データから
成る管理機能ユニツトと共同する。これら多重機
能ユニツトを構成する。これら多重および管理機
能ユニツトのそれぞれ上述の特徴を有する。
集約すると、複合機能ユニツトは次のものより
構成される。
Γ 機能の実際の作業を扱う発生関連または多重
機能ユニツト。
Γ 発生関連機能ユニツトを管理する管理機能ユ
ニツト。(それはまた供給源の割り当てを扱
う。) 指導されたメツセージが複合機能ユニツトの管
理部分或は通常の機能ユニツトに送られる場合に
は、このメツセージは外部指導メツセージと呼ば
れ、一方複合機能ユニツトの管理機能ユニツトか
ら共働する多重機能ユニツトの発生または機能ユ
ニツトへ指向される時はこのメツセージは局部的
な指導されたメツセージと呼ばれる。
メツセージの送信および受信を行うために機能
ユニツトのプログラム中に送信および受信指令が
使用される。これら指令について以下検討する。
メツセージ送出指指令は次の形態を有する: 送信M1(A,B,C,D)または送信M2(I,
J),H。
ここで Γ M1とM2はメツセージの識別部である。すで
に説明したように各識別部はメツセージの型
式、その型式中の番号、および処理優先度より
構成される。
Γ A,B,C,DおよびI,Jは送出機能ユニ
ツト中の位置の識別部であり、そきに行き先の
機能ユニツトへ転送されるべきデータが蓄積さ
れる。データを持たないメツセージを送出すこ
とも可能であることに注意すべきである。
Γ Hは他の機能ユニツトに対するリンクが蓄積
される位置の識別部である。この位置は指導さ
れたメツセージの場合にのみ使用される。
機能ユニツトは次の方法で送信指令中にそれ自
身の識別部を指示してもよい。
送信M1(A,B,C,自己の識別部) メツセージ受信指令は次の形態を有する。: 待ち 受信(M1,M30,M31) ここで Γ「待ち」は機能ユニツトが新しいメツセージを
受けることができることを示す指令である。
Γ「受信」は、受信できるメツセージ例えばM1,
M30,M31を各待ちに対して示す指令である。
受信された、「受信」指令に示されないメツセ
ージの処理は指令によつて自動的に延期されまた
は廃棄される。
「受信」指令に続いて受信した各メツセージに
対するプログラムブロツクが与えられてそれが実
行される。このプログラムブロツクは、対応する
メツセージが受信され、メツセージの識別部が各
ブロツクに先行しているときに遂行されるべき作
用を示す。これらプログラムブロツクのそれぞれ
の終了は指令「受信終了」によつて示される。
このプログラムブロツクが実行された後、制御
は「受信終了」指令に続くプログラムに移され
る。
また指令「全ての他の廃棄または全ての他の延
期」が使用されてもよい。
この指令が実行される時、受信指令中に示され
ていない受信された任意のメツセージの処理はそ
れぞれ廃棄または延期される。
再び第1図を参照すると、そこに示された機能
ユニツトFMM1およびFMM2のそれぞれはデー
タ区域とプログラム区域、例えばFMM1に対し
てはDA1とPA1,FMM2に対してはDA2とPA2
備えている。メツセージ処理装置MHはデータ区
域DAとプログラム区域PAを備えている。
機能ユニツトFMM1は上述の複合機能ユニツ
トでり管理機能ユニツトおよび発生関連または多
重機能ユニツトを含んでいる。管理機能ユニツト
は管理データSD1とその制御データ以外はSD1
アクセスする管理プログラムSP1より成り、一方
発生関連機能ユニツトはその制御データ以外は複
数の発生データOD11乃至OD1oへアクセスする発
生関連プログラムOP1を含んでいる。SD1および
OD11乃至OD1oはデータ区域DA1中に蓄積され、
一方SP1とOP1はプログラム区域PA1中に蓄積さ
れる。多機能ユニツトFMM1は発生データの
OD11乃至OD1oの全てに共通の同じプログラム
OP1および発生データOD11乃至OD1oを含むOC11
のような同じタイプの複数の発生を有しており、
セツトOP1とOD11,OP1とOD12…OP1とOD1o
機能ユニツトまたは発生OC11(第5図)乃至
OC1oをそれぞれ形成する。
機能ユニツトFMM2は簡単な機能ユニツトで
あつて、データ区域DA2およびプログラム区域
PA2中にそれぞれ蓄積された管理データSD2と管
理プログラムSP2を含んでいる。SP2はその制御
データ部分以外はSD2へアクセスを有する。
メツセージ処理装置MHはデータ区域DAおよ
びプログラム区域PA中にそれぞれ蓄積された管
理データMHDと管理プログラムMHPとを含ん
でいる。MHPはMHDおよび各種機能ユニツト
の全てのデータに対してアクセスを有する。
上述のメツセージ処理装置は第2図に示すよう
に次のものを含んでいる。
Γ メツセージバツフアMB。
Γ メツセージ受信機ポインターMPRおよび送
信機ポインタMPS。
Γ 最初に利用されるメツセージ区域ポインタ
FAMAP。
Γ 複数のポインタ対FUMAP(P0)、LUMAP
(P0)乃至FUMAP(Pn)、LUMAP(Pn)。
Γ システム基本メツセージ経路表SBMRT。
Γ 延期メツセージ列DMQ メツセージバツフアMBはそれぞれメツセージ
を蓄積する複数のメツセージ区域MA0乃至MAo
より成る。メツセージ区域の数は、あらゆる過負
荷状態を含んでシステムの正常な動作条件下でバ
ツフアの充満が絶対に生じないように選ばれてい
る。もしバツフアの充満がそれでも発生したなら
ば、これは故障と考えられて処理される。後で説
明するように、メツセージは送出される順序で循
還的に捕捉される。メツセージ区域はそこに蓄積
されたメツセージが処理された後に直にクリアさ
れるのではなく、新しい情報がそこに記録されて
いる情報に重ね書きされることによつて更新され
る。したがつてバツフアは常に最後のn+1のメ
ツセージの完全な記録を有しており、それ故この
記録は種々の目的、例えば追跡、統計的解析等に
使用することができる。
メツセージ受信機ポインタMPRは受信したメ
ツセージに対する指示に使用され、メツセージ送
信機ポインタMPSは送出されるメツセージに対
する指示に使用される。両ポインタを使用するこ
とによつてメツセージによつて伝送されるデータ
のメツセージバツフアMBへの書込み、およびそ
れからの読取りは互に独立して行われることがで
きる。
ポインタFAMAPはメツセージ区域の循環的占
拠を管理するために使用され、利用できるメツセ
ージ区域のアドレスを内容に含んでいる。伝送動
作中にあるメツセージ区域がそこにメツセージを
蓄積するために占拠される時、FAMAPの内容は
メツセージ送信機ポインタMPS中へ転送され、
その後FAMAPはインクレメントされ、それ故こ
のポインタはその後、次に占拠さされる順番にあ
るメツセージ区域へ指向する。
ポインタ対FUMAP(P0)、LUMAP(P0)乃至
FUMAP(Pn)、LUMAP(Pn)はメツセージ処理
優先度P0乃至Pnにそれぞれ割り当てられている。
FUMAP(P0)乃至FUMAP(Pn)のそれぞれは
第1の未処理メツセージ区域へ指示し、LUMAP
(P0)乃至LUMAP(Pn)のそれぞれは最後の未
処理メツセージ区域へ指示する。これら2つのポ
インタは同じ優先度を有するメツセージをリンク
したメツセージの列に組織することを可能にす
る。このような同じ優先度のメツセージは入つて
来た順序で出力される。これについては後述す
る。
各ポインタFUMAP(P0)乃至FUMAP(Pn
は2つの機能を有する。即ちその優先度の未処理
メツセージが存在するか否かを示すことと、その
優先度の最初の、または最も古い未処理メツセー
ジがもし存在していればそれに対して指示するこ
とである。それ故それら各ポインタはメツセージ
区域のアドレレスか或は対応する優先度のメツセ
ージが存在しないことを示す特別の空符号Eかの
何れかを有している。
各ポインタLUMAP(P0)乃至LUMAP(Pn
は対応する優先度の列中へメツセージをリンクす
ることを許容し与えられた優先度のメツセージ区
域へ指示し、またはその優先度のメツセージが存
在しないことを示す特別な空符号Eを含む。
経路表SBMRTは各システム基本メツセージに
対して割り当てられた行き先の機能ユニツトを指
示するために使用される。例えば行き先の機能ユ
ニツトFMM2は第2図に示すように識別部M1
を有するシステム基本メツセージに対して割り当
てられる。経路表SBMRTは機能ユニツトがシス
テムに負荷される時点で生成される。
列DMQは処理が延期されるメツセージの蓄積
に使用される。
第2図におけるメツセージ区域MA0をさらに
詳しく示した第3図を参照すると、そこに示され
たメツセージ区域MA0はメツセージM1に関連す
る次のデータを有している。
Γ メツセージ区域条件符号MAC0:それにおい
て0は区域が新しいメツセージに対して利用で
きることを示す。
1は区域が占拠されたことを示す。
2は区域が未処理メツセージを有することを示
す。
3は区域が処理しているメツセージを有するこ
とを示す。
Γ メツセージの型式および番号MT0:それら
は両者共にメツセージの識別部M1中に含まれ
ている。
Γ メツセージの優先度MP0:即ちメツセージ
が処理されなければならない優先度。この優先
度もまた識別部M1の一部を形成している。
Γ メツセージフオーマツトMF0:即ちメツセ
ージに含まれたデータの語数。
Γ メツセージリンクML0:それは同一優先度
の次のメツセージに対するポインタを含んでい
てもよく、またもし次のメツセージが存在しな
いならば空符号Eを蓄積する。
Γ メツセージ行き先MD0
Γ メツセージデータMD00乃至MDP0
第4図は第2図のメツセージ区域MA5の詳細
を示し、そこに示されたメツセージ区域MA5
今度はメツセージM2に対する同様のデータを蓄
積する。
第5図を参照すると、そこに示された複合機能
ユニツトFMM1の発生部OC11は次のものを含む。
Γ 第1の発生データOD11、それは発生依存プ
ログラムOP1に対してのみアクセスし得る使用
者データUD11と動作システムOSに対してのみ
アクセスし得る制御データCD11より成る。後
者のデータCD11はプログラムポインタPP11
作動指示部AI11とを有し、AI11は機能ユニツト
が新しいメツセージを待つている待ちの状態、
またはメツセージを受信および送信できる実行
状態の何れにあるかを示す。使用者データ
UD11はアドレスA,B,C,K,Lを有する
ような複数の蓄積位置に蓄積される。発生依存
プログラムOP1は次のとおりである。
(なお下記において…はそこにおいて説明を省
略した他のステツプが実行されたり、信号の伝送
状態を考慮して空白のステツプとしたステツプを
表わしている。) … M1送出(A,B,C、自己の識別部)、 待ち、 受信(M2、他の全ての延期)、 M2(K,L): … … … M6送出 他の全ての延期、 … … … 受信終了 このようにしてこのプログラムはユニツト
FMM1の発生部OCC11が出力メツセージM1およ
びM6を送信できることを特徴づける。ここでシ
ステム基本メツセージM6は入力メツセージM2の
受信に続いて送出される。
機能ユニツトFMM2は次のものを含んでいる。
Γ 管理データSD2:それは管理プログラムSP2
に対してのみアクセス可能な使用者データUD2
と動作システムOSに対してのみアクセス可能
な制御データCD2より成る。後者のデータCD2
はプログラムポインタPP2および機能ユニツト
が待ちの状態にあるのか或は実行状態にあるの
かを指示する作動指示部AI2を有している。
Γ 管理プログラムSP2:それは次のとおりであ
る。
… 待ち 受信(M1,M30,M31、他は全て廃棄) M1(E,F,G,H) … … … M2(I,J)をHへ送出 M30 … … … M3(M,N)送出 M31 … … … M4(P,Q,R)送出 他は全て廃棄、 受信終了 待ち 受信(M34他は全て廃棄)、 M34(S,T) … … … 待ち 受信(M35、他は全て廃棄) M35(U,V) … … … M5(X,Y)送出 他の全て廃棄 受信終了 したがつてこのプログラムはFMM2が次のメ
ツセージを送出できるように特徴づけられる。
Γ メツセージM1の受信に続くメツセージM2。
Γ メツセージM30の受信に続くメツセージM3。
Γ メツセージM31の受信に続くメツセージM4。
Γ 連続するメツセージM1,M34,M35、また
はM30,M34,M35、またはM31,M34,M35
の何れか1つのシーケンスの受信に続くメツセ
ージM5。
上述のことからメツセージは第6図に示すよう
になる。
Γ ユニツトFMM1の発生部OC11はメツセージ
M2を含む1セツトの入力メツセージおよびメ
ツセージM1およびM6を含む1セツトの出力メ
ツセージを有する。発生部OC11はメツセージ
M6が割り当てられているメツセージM2の受信
に続いてメツセージM6を送出することができ
る。
Γ ユニツトFMM2はメツセージM1,M30,
M31,M34,M35を含む1セツトの入力メツセ
ージおよびメツセージM2,M3,M4,M5を含
む1セツトの出力メツセージを有する。ここで
出力メツセージは一連の入力メツセージM1,
M30,M31およびM1,M34,M35、または
M30,M34,M35、またはM31,M34,M35に
それぞれ割り当てられる。
単一の出力メツセージの代りに一連の出力メ
ツセージが一連の入力メツセージに対して割り
当てられることができる。
上述のシステムの動作について以下検討する。
しかしながら上記プログラムのほんの一部につい
て記載されるに過ぎない。更に云えば、ユニツト
FMM1の発生部OC11によつてシステム基本メツ
セージM1の伝送を制御するプログラム部分のみ
が検討される。この発生部OC11は第5図に示す
ようにOD11およびOP1より成り、ユニツト
FMM2から発生部OC11とユニツトFMM2との間
に設定されたリンクを経てこの発生部OC11
「指導されたメツセージ」M2の次の伝送を制御す
る。
パラメータa,b,cはユニツトFMM1の発
生部OC11のUD11の関連するアドレスA,B,C
を有する記憶位置に予め蓄積されているものとす
る(第5図)。
ユニツトFMM1に対して与えられたプログラ
ムの実行の結果として型式および番号MT0なら
びに優先度MP0を有するシステム基本メツセー
ジM1は機能ユニツトFMM1の発生部OC11によつ
て伝送される。これによりメツセージM1に関連
するデータはメツセージ区域例えばMBのMA0
蓄積される。動作後、発生部OC11は上述の「M1
送出」指令に続く「待ち」状態にある。作動指示
部AI11はOC11が待ち状態にあることを指示し、
プログラムポインタPP11はこの「待ち」指令に
続く「受信」指令に対して指示する。
メツセージ区域MA0は次のものを蓄積する。
MAC0=0,MP0=P4,MF0=4,ML0=E,
MD0=FMM2,MD00=a,MD10=b,MD20
c,MD30=OC11
これからメツセージM1は優先度P4と行き先
FMM2を有し、4パラメータa,b,cおよび
OC11と関係していることが判る。また、MA0
アドレスAMA0が優先度P4に割り当てられた
FUMAP(P4)に蓄積されていると考える。
機能ユニツトFMM2のプログラムポインタPP2
が指令「受信(M1,M30,M31、他は全て廃
棄)」に対して指示し、作動指示部AI2が機能ユ
ニツトFMM2が待ち状態にあると指示している
と仮定する。
システム基本メツセージM1はメツセージ区域
即ちMBのMA0に書込まれているため、このメツ
セージは行き先の機能ユニツトこの場合には
FMM2へ送出される準備が為される。これにつ
いては後述する。
或る時点でメツセージ処理プログラムMHPは
次の動作の実行を制御する(第3図)。
Γ 優先度P0乃至Pnの1つ、例えばP4が選択さ
れる。
Γ この優先度P4に割り当てられたポインタ
FUMAP(P4)が読取られ、最初の未処理メツ
セージ区域MA0のアドレスAMA0が発見され
る。
Γ このアドレスAMA0はメツセージ受信機ポ
インタMPR中に書き込まれる。
Γ MPRによつて示されたメツセージ区域MA0
中に蓄積されたメツセージリングML0
FUMAP(P4)に書き込まれる。ここでML0
空符号Eを含み、それによりMA0に蓄積され
たもの以外に優先度P4の他の未処理メツセー
ジは存在しないことを指示するものとする。
Γ MA0の符号MAC0は3にセツトされる。そ
れによつて区域MA0中に蓄積されたメツセー
ジが処理されていることが示される。
Γ メツセージの型式および番号MT0および
MA0に蓄積されたメツセージ行き先MD0
FMM2が機能ユニツトの制御データの位置の
決定に使用される。このようにして決定された
制御データは機能ユニツトFMM2のCD2であ
る。
Γ 前述のように機能ユニツトFMM2が待ち状
態であることを示していたCD2の作動指示部
AI2はFMM2を実行状態に置くように修正され
る。
Γ プログラムポインタPP2がCPUのプログラム
カウンタPC中に負荷された後、FMM、例え
ばFMM2はプログラムポインタPP2によつて示
されたプログラムSP2が実行できるようにな
る。これによつて機能ユニツトFMM2のプロ
グラムSP2は指令「受信(M1,M30,M31、
他は全て廃業)」から実行が開始される。
この指令の制御下において、メツセージ区域
MA0に蓄積されたメツセージM1がFMM2によつ
て待たれているか、いないか、即ち識別部M1が
上記受信指令中で特定されるかどうかが検査され
る。
Γ 否定においては、プログラムSP2は指令「他
は全て廃棄」へジヤンプする。それについては
後で検討する。
Γ 肯定においては、ここで考えるように、ユニ
ツトFMM2のプログラムブロツクM1(E,F,
G,H)は実行され、それ故MA0に蓄積され
ていたデータa,b,c,OC11はFMM2の使
用者データUD2のそれぞれの蓄積位置E,F,
G,Hへ転送される(第5図)。ここでHはメ
ツセージの発生源の蓄積するために特に予約し
てある蓄積位置である。この発生源はそのメツ
セージを受けた行き先の機能ユニツトからこの
発生源へ送り返される次のメツセージにとつて
は行く先となる。
上記説明からシステム基本メツセージはユニツ
トFMM2中に受信され、送出部例えば発生部
OC11の識別部はユニツトFMM2の予定の蓄積位
置Hに記入され、そのためユニツトFMM2は続
いて指示されたメツセージM2を発生部OC11へ送
り返すことができる。これについて以下説明す
る。
M1の受信に関連したプログラムブロツクの終
端において指令「M2(I,J)のHへの送信」が
実行される。
この指令は次のステツプの実行を制御する。そ
れは、UD2の位置IおよびJ(第5図)に予め蓄
積されていたパラメータeおよびfと考えられ
る。
Γ メツセージバツフアMBの空いているメツセ
ージ区域の獲得。
● ポインタFAMAPを読取ることによつて、
MBの最初に空いていて利用のできるアドレ
ス、例えばMA5のAMA5(第4図)が得られ
る。
● MA5の状態MAC5がチエツクされる。そ
れは前記のように0,1,2,3のいずれか
である。もしそれが0(空いている)または
1(占拠されている)に等しければ、MA5
MAC5を1にすることによつて占拠される。
MAC5の値が2(未処理メツセージあり)ま
たは3(処理中のメツセージあり)であれば
故障の指示が発生される。
● ポインタFAMAPの内容、即ちAMA5
MPSに書き込まれる。
● ポインタFAMAPはインクレメントし、そ
れ故それはやがてそれに続いて利用できるメ
ツセージ区域MA6のアドレスAMA6を指示
する。
Γ メツセージデータを収集し、そらをMPSに
よつて示されたメツセージ区域MA5に蓄積す
るメツセージデータのパツク。
● 型式および番号MT5および優先度MP5
P1、両者はメツセージ識別部M2から得ら
れる。
● UD2の蓄積位置I,Jから読取られるパラ
メータe,f0れらパラメータはそれぞれ
MD05およびMD15に蓄積される。
● フオーマツトMF5は2に等しい。何故な
ら2個のパラメータeおよびfがあるからで
ある。
● 行き先MD5は蓄積位置H(第5図)から読
出されたOC11に等しい。
Γ 次のステツプの実行によるメツセージの送
出。
● MA5のMAC5が2にセツトされる。それ
によりMA5中に蓄積されたメツセージM2が
未処理メツセージであることが指示される。
● 優先度P1に対して割り当てられた
FUMAP(P1)が空符号Eを含んでいるなら
ば、MPS中に蓄積されたアドレスAMA5
FUMAP(P1)中に書き込まれる。この動作
の理由は次のとおりである。FUMAP(P1
は空符号Eを含んでいるから、優先度P1
他のメツセージ区域はなく、それ故AMA5
はFUMAP(P1)中に書込まれなければなら
ない。
● FUMAP(P1)が空符号Eを含んでいない
ならば、MPS中に蓄積されたアドレス
AMA5はLUMAP(P1)によつて指示された
メツセージ区域のメツセージリンク例えば
MA2のML2(図示せず)中に書き込まれる。
その理由は次のとおりである。FUMAP
(P1)は空符号Eを含んでいないからMA5
外の他の空いているメツセージ区域例えば
MA2をさがしてそこに優先度P1を有するメ
ツセージを蓄積しなければならない。それ故
MA5はメツセージ区域MA2とリンクされな
ければならない。
● MPS中に蓄積されたアドレスAMA5
LUMAP(P1)中に書込まれて、MA5が優先
度P1の最後に受信したメツセージになるこ
とを指示する。
● MA5は他の区域とリンクしていないため、
符号EはMA5のメツセージ区域ML5中に書
き込まれる。
上記のことから指導されたメツセージM2はユ
ニツトFMM2によつて送信され、このメツセー
ジに伴うデータがMBのメツセージ区域MA5に蓄
積され、このメツセージが同一優先度の他のメツ
セージとリンクされることを意味する。
送信指令が実行された後、プログラムSP2
「受信終了」指令に続く指令へジヤンプする。
それは例えば、 「待ち」 「受信(M34、他の全ては廃棄)」である。
「待ち」指令の制御下に次の動作が遂行され
る。
Γ ポインタMPRにより指示されたMA0の符号
MAC0が0にリセツトされ、それによりこの区
域MA0は再び利用可能になる。
Γ プログラムポインタPP2は「待ち」指令に続
く指令、例えば最後に示した「受信」指令へ指
示するように変更される。
Γ 作動指示部AI2はFMM2が待ち状態にあるこ
とを示すように修正される。
上述の説明を集約すると次のようになる。
Γ ユニツトFMM2の作動指部AI2は実行状態に
セツトされ、それによりプログラムポインタ
PP2によつて指示されたプログラムの実行が開
始される。
Γ 「受信」指令によりシステム基本メツセージ
M1と共にMA0に蓄積されたデータは機能ユニ
ツトFMM2のメモリー中へ転送される。
Γ 「送信」指令により、指導されたメツセージ
と関係するデータはメツセージバツフアMBの
利用可能なメツセージ区域MA5中にパツクさ
れ、例えば同じ優先度の他のメツセージとリン
クされて送出される。
Γ 「待ち」指令により、メツセージ区域MA5
は未処理状態に置かれ、プログラムポインタ
PP2は「受信」指令に対して指示するように設
定され、作動指令部AI2はFMM2が待ち状態に
あることを指示する状態にされる。
ここで、 Γ FUMAPはメツセージが蓄積されることがで
きるMBの第1の利用可能なメツセージ区域を
指示するために使用される。
Γ 各優先度に対してFUMAPは最初に受信され
なければならないこの優先度のメツセージが蓄
積されるMBの第1の区域を示すのに使用され
る。
Γ 各優先度に対するLUMAPは同じ優先度のメ
ツセージと共にメツセージがリンクされ、新し
く送出されたメツセージはリンクされなければ
ならないMPの区域を使うために使用される。
メツセージバツフアMBおよび共同するポイ
ンタの使用を行うことにより、メツセージはそ
れらの伝送順に蓄積され、リンクしたメツセー
ジの数個の列が形成され、同じ列に属している
ものは同じ優先度を有しておりそれらの伝送順
にリンクされている。
先行するものにおいてメツセージM1はすでに
ユニツトFMM1により送出されてしまつたと考
えられる。これはユニツトFMM1の発生部OC11
のプログラムOP1、更に詳しく云えば「M1(A,
B,C、自己識別部)送信」および「待ち」指令
の実行の結果であることは今や明白である。この
実行は第3図に示されたメツセージバツフアMB
の利用可能なメツセージ区域MA0中へOC11
UD11の蓄積位置A,B,C中に蓄積されていた
データを転送させる。
メツセージM1はシステム基本メツセージであ
るから、メツセージに行き先MD0は経路表
SBMRTにより決定されることに注意しなければ
ならない(第2図)。
上記実施例においてシステム基本メツセージ
M1はユニツトFMM1の発生部OC11によつて送出
されユニツトFMM2に受信される。そのような
システム基本メツセージがユニツトFMM2によ
り送出され例えば行き先としてユニツトFMM1
を有することが認められる場合には、このメツセ
ージはFMM1の管理プログラムSP1によつて処理
される。このプログラムはそれから発生、例えば
メツセージに対するOP1,OD11を割り当て、そ
の後システム基本メツセージと共同するデータは
局部指示メツセージによりこの発生へ送信され
る。
上述のことから次のようになる。
Γ M1のようなシステム基本メツセージに対し
て、行き先は基本メツセージ経路表SBMRTに
より決定される。
Γ M2のような指示メツセージに対して、行き
先は識別部によつて特定化されないが、予約位
置Hの内容として間接的に特定化される。
これらの理由のために或る機能ユニツト例えば
機能ユニツトFMM3の他の機能ユニツト例えば
FMM2に対する置換はこれらのメツセージに何
の影響も与えず、システム基本メツセージに対し
て行わなければならないことはFMM3の識別部
をFMM2の識別部に代えるように経路表
SBMRT中で置換して経路表SBMRTを最新のも
のにすることだけで、したがつて非常に簡単な操
作でよく、これはオン−ラインで実行できる。
他の可能性は例えばメツセージM1に対する
FMM2とFMM3のような代りのFMMをこの表中
に示し、試験の目的に対してのみFMM3を使用
することである。例えばFMM3が充分に試験さ
れた後、それが良い結果であればユニツト
FMM3だけが表中に保持される。
上述のように「他の全て延期」および「他の全
てのものの延期および廃棄」指令がそれぞれメツ
セージの処理に使用される。
更に詳しく云えば、廃棄指令が機能ユニツト中
で実行される時、 Γ その作動指示部は待ち状態に置かれるが、プ
ログラムポインタはその位置に保持される。実
際に依然として同じメツセージに対して待つて
いる。
Γ 廃棄されるべきメツセージが蓄積されている
MBの区域は0にリセツトされ、それ故このメ
ツセージは実際上無視される。
Γ メツセージ処理装置は次のメツセージの準備
をするようにコール(call)される。
機能ユニツトにおいて延期指令が実行される場
合には、 Γ ここでもその作動指示部は待ちの状態に置か
れるが、プログラムポインタはこの位置に保持
される。
Γ メツセージが蓄積されているMBの区域の状
態は、このメツセージが依然として未処理であ
ることを示している「2」に等しく保たれる。
そのような延期されたメツセージを処理するた
めに幾つかの方法を使用することができる。
Γ 後に再び検討されるためにメツセージをバツ
フアMBの最初に置く。
Γ 予め決定された優先度を有する特別の延期さ
れたメツセージ列DMQ中にメツセージを置
く。
この列は他の列に対して上述したのと類似の方
法で処理される。
上述の説明において、機能ユニツトの入力部お
よび出力部におけるメツセージの転送および波
はソフトウエア的な手段によつて行われ、これは
ハードウエア的手段によるのと同様に上手に処理
することができる。
本発明の原理を特定の実施例との関連において
説明したが、この説明は例示的なものであつて本
発明の技術的範囲を限定するものではないことを
明瞭に理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の信号システムの略
図であり、第2図は第1図におけるデータ区域
DAの詳細図である。第3図および第4図は第2
図におけるメツセージ区域MA0およびMA5を更
に詳細に示し、第5図は第1図における機能ユニ
ツトFMM1およびFMM2を更に詳細に示すもの
である。第6図は第1図におけるFMM1および
FMM2により送出されおよび受信されることの
できるメツセージの略図である。 CPU……中央処理ユニツト、TSN……通信ス
イツチング回路網、MEM……メモリー、PC…
…プログラムカウンタ、B1,B2……バス、
FMM1,FMM2……機能ユニツト、MH……メツ
セージ処理装置、SBMRT……経路表。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 データメツセージの送出および受信手段を備
    えている複数の信号ユニツトと、データメツセー
    ジ伝送のためにそれら信号ユニツトと共働する制
    御手段とを具備し、データメツセージにより信号
    ユニツト間のデータ交換を行う信号システムにお
    いて、 識別部とデータ部を具備し、データメツセージ
    内に直接行き先の信号ユニツトFMM2が指示さ
    れていないデータメツセージが使用され、 前記制御手段は前記データメツセージのそれぞ
    れに対して行き先の信号ユニツトFMM2を割り
    当てるために、各データメツセージに具備されて
    いる前記識別部に含まれている情報を利用して、
    該情報に対応して行き先の信号ユニツトが示され
    ている経路表SBMARTに基づいて行き先の信号
    ユニツトFMM2をを決定することを特徴とする
    信号システム。 2 前記データメツセージの少なくとも1つに対
    して前記経路表SBMARTには第1の行き先の信
    号ユニツトFMM2に加えて第2の行き先の信号
    ユニツトFMM3が蓄積されている特許請求の範
    囲1記載の信号システム。 3 前記データメツセージを受信する信号ユニツ
    トFMM2が送信する行き先の信号ユニツト
    FMM1がデータメツセージのデータ部H中に指
    示されている特許請求の範囲1記載の信号システ
    ム。 4 前記データメツセージを受信する信号ユニツ
    トFMM2が送信する行き先の信号ユニツト
    FMM1がデータメツセージを送出する信号ユニ
    ツトのデータ蓄積手段DA2の予定された蓄積位置
    Hの内容として指示されている特許請求の範囲3
    記載の信号システム。 5 前記データメツセージの少なくとも1つはこ
    のデータメツセージを送出する信号ユニツトの発
    生部名OC11をそのデータ部中で指示する特許請
    求の範囲1乃至4のいずれか1項記載の信号シス
    テム。 6 受信側信号ユニツトFMM2においてデータ
    メツセージが受信され、そこにおいて送出側の信
    号ユニツトが指示されている時、前記発生部名
    OC11は前記受信側信号ユニツトFMM2の前記予
    定された蓄積位置H中に登録され、前記受信側信
    号ユニツトFMM2はその後前記予定された蓄積
    位置Hによつて指示された信号ユニツトへデータ
    メツセージを送出することができる如く構成され
    ている特許請求の範囲4または5記載の信号シス
    テム。 7 前記各データメツセージの識別部は前記デー
    タメツセージのデータ部中に行き先が特定されて
    いるか否かを示すデータメツセージの形式を規定
    している特許請求の範囲1または3記載の信号シ
    ステム。
JP6184980A 1979-05-04 1980-05-06 Signal system Granted JPS5623059A (en)

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