JPH0778115A - ネットワーク定義変更方式 - Google Patents

ネットワーク定義変更方式

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JPH0778115A
JPH0778115A JP5223338A JP22333893A JPH0778115A JP H0778115 A JPH0778115 A JP H0778115A JP 5223338 A JP5223338 A JP 5223338A JP 22333893 A JP22333893 A JP 22333893A JP H0778115 A JPH0778115 A JP H0778115A
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network
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JP5223338A
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Shunei Nishina
俊英 西名
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L61/00Network arrangements, protocols or services for addressing or naming
    • H04L61/45Network directories; Name-to-address mapping

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク定義変更方式に関し、相手シス
テムの運用状態に関係なく自システムの定義変更ができ
るようにすることを目的とする。 【構成】 定義情報の変更をすることができるネットワ
ーク定義処理手段2、定義情報が格納される定義情報デ
ータベース3、及び通信相手システムとの通信を実現す
る通信手段6に、コマンドを受ける定義連携コマンド操
作手段1と、定義情報の交換処理を行う定義連携メイン
処理手段4と、定義情報の交換に関する記録情報を格納
する定義登録簿5とを加えて構成され、定義連携コマン
ド操作手段1は定義交換コマンドを受けると、定義連携
メイン処理手段4が自システムの定義情報を他システム
に配付したり他システムの定義情報を自システムに取り
込む処理を行う。このとき、定義情報の交換に関する記
録情報は定義登録簿5に格納されており、定義交換が行
われる毎に定義情報の送信情報及び定義操作時機の情報
が参照されたり追加又は更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワーク定義変更方
式に関し、特に自計算機システムのネットワーク資源の
定義をネットワークに接続された他計算機システムの運
用状態に依存しないで独立して変更することができるネ
ットワーク定義変更方式に関する。
【0002】複数の計算機システムが接続されたネット
ワークにおいては、各システムは自システムの配下のネ
ットワーク資源の情報を定義したネットワーク定義と通
信相手となる相手システムの配下のネットワーク資源の
情報を定義したネットワーク定義とをそれぞれ相互に持
っており、通信時にはそのネットワーク定義に基づいて
自システムのネットワーク資源と相手システムのネット
ワーク資源とを接続できるようにしている。
【0003】
【従来の技術】図10は従来のネットワーク定義変更方
式の構成を示す図である。図において、その中心にネッ
トワーク100aが示してある。このネットワーク10
0aは構内情報通信網より規模の大きい特定回線又は公
衆交換回線網とすることができる。そのネットワーク1
00aには複数の、図示の例では4つの計算機システム
200a、300a、400a、500aが接続されて
いる。これらの各計算機システム200a、300a、
400a、500aはそれぞれホスト計算機であり、こ
れには図示はしていないが、たとえば数百台の利用者端
末がそれぞれ接続されている。
【0004】各計算機システム200a、300a、4
00a、500aはすべて同じような機能を有している
ので、これら計算機システムの構成を、ここでは計算機
システム200aで代表して説明することにする。計算
機システム200aは、自システムの配下のネットワー
ク資源と通信相手となる相手システムの配下のネットワ
ーク資源の定義又は変更のための入力操作を行うコンソ
ール201aと、このコンソール201aからの操作に
従ってネットワーク資源の定義又は変更処理を行うネッ
トワーク定義処理手段202と、このネットワーク定義
処理手段202によって定義又は変更処理されたネット
ワーク資源の定義情報を格納する定義情報データベース
203と、この定義情報データベース203に格納され
ている計算機システム200aのネットワーク資源の定
義情報と通信相手となる相手システムの配下のネットワ
ーク資源の定義情報に基づいて自システムのネットワー
ク資源と相手システムのネットワーク資源とがネットワ
ーク100aを経由してデータの送受信を行えるように
する通信手段206とによって構成されている。
【0005】定義情報データベース203は、計算機シ
ステム200aのネットワーク資源のアドレス、ネット
ワークに入るためのネットワークアドレスや通信相手と
なるすべての計算機システム300a、400a、50
0aの配下のネットワーク資源のアドレスが定義されて
いる。また、通信手段206には、通信応用プログラム
及び通信アクセス法なるソフトウェアを含んでおり、こ
れらのネットワーク資源と通信するのであれば、通信相
手から見えるようにするために、それらのネットワーク
資源のアドレスも定義されている。
【0006】通信を行う場合には、通信手段206にお
いて、通信応用プログラムが通信相手となる相手システ
ムの配下のネットワーク資源名を指定し、通信アクセス
法が定義情報データベースを呼んで、自システムの端末
及び相手システムの端末のアドレスを検索し、両者を接
続する。
【0007】ここで、自システムの配下のネットワーク
資源に構成変更が生じた場合は、コンソール201aか
らネットワーク定義処理手段202を通じて定義情報デ
ータベース203の定義内容を変更する。たとえばこの
計算機システム200aに接続されている端末が追加さ
れた場合には、その端末の所在を表すアドレスを定義情
報データベース203に新たに追加定義することにな
る。
【0008】このままでは通信相手からは変更された端
末を見ることができないので、次いで、その変更された
定義情報を、関係するすべての計算機システム300
a、400a、500aの定義情報データベースに反映
させられる。すなわち、すべての計算機システム300
a、400a、500aに対して定義情報の交換が行わ
れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、ネットワ
ークの一部のシステムに変更が生じた場合には、すべて
のシステムに対して定義情報の交換が必要であり、シス
テム間で定義情報をやりとりすることで自動的に複数シ
ステムの定義情報の変更を行わせるようにしている。し
かし、構成変更を行う時機は一般には予測できないた
め、それぞれのシステムで常に通信ができる状態にして
おく必要がある。つまり、必然的に定義情報をやりとり
するシステム同士は、同時に起動して同時に停止すると
いうような同一の運用パターンにせざるを得ないという
問題を内包している。
【0010】また、システム間でネットワーク資源の定
義情報を送受信する方法について、これまでは、2つの
方法が採られている。第1の方法は、定義情報を、指定
したデータベースに単に格納する方法である。第2の方
法は、大きな資源をツリー構造を以て管理するネットワ
ークディレクトリシステムというものがあり、これが持
つ複製を送るというサービスを利用する方法である。
【0011】このため、第1の方法の場合は、送受信さ
れる定義情報を格納するためのデータベースが必要であ
り、しかも、そのデータベースに受信したネットワーク
資源の定義を、通信手段にとって利用できる形式に変換
してからその通信手段が使う定義情報データベースに格
納するという操作が必要であった。
【0012】また、第2の方法の場合には、定義情報を
ネットワークディレクトリシステムのデータベースで保
持している形式から通信手段が利用できる形式に変換し
て、その通信手段が使う定義情報データベースに格納す
る必要があり、しかも、ネットワークディレクトリシス
テムは複製を読み出すためのサービスが利用できる状態
になければならない。
【0013】したがって、いずれの方法も、ネットワー
ク資源の定義情報の送受信が成功しても、その定義情報
が正しく通信手段が利用できる形式に変換され、目的と
する資源情報データベースに格納されたかどうかまでは
分からない。また、第2の方法のようなネットワークデ
ィレクトリシステムの機構を利用する場合には、その機
構が動作していなければ利用できないといった問題があ
った。
【0014】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ネットワークに接続された計算機システムがそれぞ
れ持っているネットワーク資源の定義を変更するネット
ワーク定義変更方式において、通信相手システムの運用
状態に関係なく自システムの定義変更ができ、逆に、通
信相手システムが定義変更を行っている最中でも自シス
テムを停止することができる、ネットワーク定義変更方
式を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は上記目的を達成す
る本発明の原理構成図である。図において、本発明のネ
ットワーク定義変更方式は、ネットワーク資源の定義情
報に関するコマンドを受ける定義連携コマンド操作手段
1と、定義情報の変更をすることができるネットワーク
定義処理手段2と、定義情報が格納される定義情報デー
タベース3と、定義情報の交換処理を行う定義連携メイ
ン処理手段4と、定義情報の交換に関する記録情報を格
納する定義登録簿5と、通信相手システムとの通信を実
現する通信手段6とによって構成されている。
【0016】
【作用】定義連携コマンド操作手段1はコンソールから
の操作コマンドを受け付けてこれを解釈し、その操作コ
マンドがネットワーク資源の定義情報の追加変更コマン
ドであれば、ネットワーク定義処理手段2に対して変更
操作を指令する。ネットワーク定義処理手段2では、そ
の指令に従って自システムの配下のネットワーク資源を
定義したり、定義されている情報を変更したりする操作
を行い、これによる定義情報は定義情報データベース3
に格納される。
【0017】定義連携コマンド操作手段1が定義交換コ
マンドを受けた場合は、その指令は定義連携メイン処理
手段4に渡され、自システムの定義情報を他システムに
配付したり他システムの定義情報を自システムに取り込
む処理を行う。このとき、定義情報の交換に関する情報
は定義登録簿5に格納されており、定義交換が行われる
ごとに定義情報の送信情報及び定義操作時機の情報が参
照されたり追加又は更新される。通信手段6は通信相手
システムとの間で定義情報の送信及び受信の操作を行
う。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明の一実施例を示す構成図である。
図において、ネットワーク100には複数の、図示の例
では4つの計算機システム200、300、400、5
00が接続されている。これらの各計算機システム20
0、300、400、500はホスト計算機であり、こ
れには図示はしていないが、多数の利用者端末がそれぞ
れ接続されている。
【0019】各計算機システム200、300、40
0、500はすべて同じネットワーク定義変更方式の機
能を有しているので、ここでは計算機システム200に
ついて説明することにする。計算機システム200に
は、自システムの配下のネットワーク資源の定義又は変
更のための入力操作を行うコンソール201が接続され
ている。計算機システム200は、コンソール201か
らの操作コマンドを受け付ける定義連携コマンド操作手
段10と、この定義連携コマンド操作手段10に従って
ネットワーク資源の定義又は変更処理を行うネットワー
ク定義処理手段20と、このネットワーク定義処理手段
20によって定義又は変更処理されたネットワーク資源
の定義情報を格納する定義情報データベース30と、定
義連携コマンド操作手段10が定義交換コマンドを受け
たとき関連するすべての計算機システム300、40
0、500と定義情報の交換をするための処理を行う定
義連携メイン処理手段40と、定義情報の交換をしたと
きの情報を格納しておく定義登録簿50と、定義情報の
交換をするときに定義情報データベース30に格納され
ている計算機システム200の配下のネットワーク資源
の定義情報を関連するシステム300、400、500
に送信したり、逆に、関連する計算機システム300、
400、500の配下のネットワーク資源の定義情報を
受信したりする通信手段60とによって構成されてい
る。
【0020】定義連携メイン処理手段40は、自システ
ムのネットワーク資源の定義又は変更時にその定義情報
を定義登録簿50に書き込む処理を行う定義情報登録処
理手段41と、通信手段60とのインタフェースである
転送制御手段42と、相手システムから送られてきたデ
ータを自システムに複写するための処理を行う複写処理
手段43と、自システムに定義されている定義情報を相
手システムに送信するための処理を行う配付処理手段4
4と、定義情報データベース30及び定義登録簿50と
のインタフェースであるデータ処理手段45と、定義連
携メイン処理手段40全体をスケジュールする運用制御
手段46とを有している。
【0021】定義情報データベース30には、ネットワ
ーク100に接続され相互に通信相手となるすべての計
算機システム200、300、400、500の配下の
ネットワーク資源などのアドレスが定義されている。通
信手段60は、通信応用プログラムと、この通信応用プ
ログラムや自システムの端末と通信相手となるシステム
の通信応用プログラムや端末との通信を司る通信アクセ
ス法なるソフトウェアとを含んでいる。通信アクセス法
としては、たとえば仮想通信アクセス法(VTAM)が
使用されている。
【0022】図3は定義登録簿に格納されている宛先登
録簿を示す図である。図に示したように、定義登録簿5
0に格納された宛先登録簿51は、計算機システム20
0の通信相手となる計算機システム300、400、5
00の名前が入る「相手システム名」の項目51aと、
それらの計算機システム300、400、500にそれ
ぞれネットワーク資源の定義情報が送信されたときの版
数が入る「送信した情報の版数」の項目51bとからな
り、これらのデータは通信相手となり得るすべての計算
機システムの数だけ作成される。図示の例では、計算機
システム200を「システムA」、計算機システム30
0を「システムB」、計算機システム400を「システ
ムC」、計算機システム500を「システムD」とした
とき、「相手システム名」の項目51aには、計算機シ
ステム200の通信相手である「システムB」、「シス
テムC」、「システムD」が入力されている。
【0023】図4は定義登録簿に格納されている資源情
報登録簿を示す図である。図示のように、定義登録簿5
0に格納された資源情報登録簿52は、端末や応用プロ
グラムなどのネットワーク資源の名前が入る「資源名」
の項目52aと、そのネットワーク資源に関する定義情
報が定義情報データベース30のどの場所に格納されて
いるかの情報、つまり資源情報登録簿52を検索すると
きのキーとなる情報を入れておく「データベース内に定
義情報を格納した場所」の項目52bと、定義情報が作
成され又は更新された時機情報が入る「定義操作した版
数」の項目52cと、当該ネットワーク資源が定義され
ているシステムの名前が入る「定義元システム名」の項
目52dとを含んでいる。これらのデータは自システム
の配下の資源に相手システムの配下の資源を加えた数だ
け作成される。
【0024】図5は自システムの配下のネットワーク資
源を定義・変更するフローチャートである。自システム
の配下に新たに加わったネットワーク資源を定義した
り、すでに定義されている内容に変更が生じたときにそ
の定義を変更したりするような場合には、まず、自シス
テムの配下のネットワーク資源の定義を、定義連携コマ
ンド操作手段10を経由してネットワーク定義処理手段
20により、従来どおりの定義変更方法で定義する(ス
テップS1)。すなわち、新規にネットワーク資源を定
義する場合はその資源に割り当てられたアドレスなどを
定義し、定義情報の変更の場合は定義情報データベース
30から該当する資源の定義情報を読み出し、その定義
情報を変更することで再定義する。
【0025】次に、定義されたネットワーク資源の定義
情報を定義情報データベース30に格納する(ステップ
S2)。定義連携コマンド操作手段10は、ネットワー
ク資源の定義情報に変更があったことを、定義連携メイ
ン処理手段40の定義情報登録処理手段41に通知する
(ステップS3)。定義情報登録処理手段41は、定義
された資源名やどの時点で変更されたかを表す版数を、
データ処理手段45を通じて定義登録簿50の資源情報
登録簿52に書き込む(ステップS4)。
【0026】図6は定義情報の交換処理を示すフローチ
ャートである。自システムの配下のネットワーク資源の
定義に変更があった場合、又は通信相手システムの配下
のネットワーク資源の定義に変更があったと予想される
場合には、システム相互で定義の交換を行う。
【0027】まず、コンソール201から定義交換コマ
ンドを入力する(ステップS11)。このとき、定義交
換しようとする相手システムを特定したり、又はすべて
の相手システムを指定することができる。また、自シス
テムの配下のネットワーク資源の定義に変更がない場合
には、通信相手システムの配下のネットワーク資源の定
義情報の取り込みのみを指定することができる。さら
に、障害復旧時のように交換する定義情報をすべて要求
するのか、あるいは変更があった差分のみを要求するの
かをも指定することができる。
【0028】定義連携コマンド操作手段10は定義交換
コマンドを受け付け、これを解析して定義連携メイン処
理手段40の複写処理手段43に通知する(ステップS
12)。複写処理手段43は、定義交換コマンドで指定
された相手システムあるいは定義登録簿50の宛先情報
登録簿51を使って相手システムを特定し、定義連携メ
イン処理手段40の転送制御手段42及び通信手段60
を経由して相手システムへ要求する(ステップS1
3)。
【0029】相手システムは、その要求を受けて、その
相手システムの配下のネットワーク資源の定義情報を読
み出して送り返す(ステップS14)。相手システムで
のこの定義情報の読み出し処理については後述する。
【0030】次に、相手システムからの定義情報の受信
が成功したかどうかが判断される(ステップS15)。
成功すれば、送り返された相手システムの定義情報は通
信手段60から定義連携メイン処理手段40の転送制御
手段42及び複写処理手段43を経由してデータ処理手
段45に渡され、データ処理手段45はその定義情報を
元にして、相手システムの配下のネットワーク資源の定
義を自システムの定義情報データベース30に合ったデ
ータ形式に生成する(ステップS16)。
【0031】データ処理手段45にて生成された相手シ
ステムの配下のネットワーク資源の定義は定義情報デー
タベース30に格納されるとともに定義登録簿50の資
源情報登録簿52の該当する資源の版数を更新する(ス
テップS17)。
【0032】次に、定義交換コマンドに自システムの配
下の資源の定義を相手システムに送出する要求があるか
どうかが判断され(ステップS18)、自システムの配
下の資源の定義を相手システムに送出する要求がなけれ
ば、そのままこの処理は終了する。
【0033】自システムの配下のネットワーク資源に構
成変更があったときのように、定義情報を送出する要求
があれば、定義連携コマンド操作手段10はその要求を
定義連携メイン処理手段40の配付処理手段44に通知
し、送出するネットワーク資源を特定する(ステップS
19)。すなわち、要求が差分複写の場合は、配付処理
手段44は定義登録簿50の宛先情報登録簿51に示さ
れる版数と資源情報登録簿52に示される版数とを参照
し、宛先情報登録簿51に示される版数(送信した情報
の版数)より後に変更されたネットワーク資源を特定す
る。要求が全複写の場合は、自システムの配下のすべて
のネットワーク資源が対象になる。
【0034】次いで、データ処理手段45は、特定され
たネットワーク資源についての定義情報を定義情報デー
タベース30から読み出す(ステップS20)。配付処
理手段44は読み出した定義情報を転送制御手段42及
び通信手段60を経由して相手システムへ送信する(ス
テップS21)。送信後の相手システムでの処理につい
ては、後述する。
【0035】そして、自システムの定義情報の送信が成
功したかどうかが判断され(ステップS22)、成功す
れば、定義登録簿50の宛先情報登録簿51の版数が更
新される(ステップS23)。もし、ステップS15及
びステップS23の判断において、通信が成功しなけれ
ば、その旨のメッセージを表示して(ステップS2
4)、この定義交換処理は終了する。
【0036】なお、図6の処理手順では、相手システム
の配下のネットワーク資源の定義情報を取得してから、
自システムの配下のネットワーク資源の定義情報を送る
ようにしているが、先に、自システムの配下のネットワ
ーク資源の定義情報を送ってから、相手システムの配下
のネットワーク資源の定義情報を取得するように変更し
ても、結果は同じである。
【0037】図7は定義情報の読み出し処理を示すフロ
ーチャートである。相手システムに対して相手システム
の配下のネットワーク資源の定義情報の取得要求があっ
た場合、相手システムでは、通信手段60及び定義連携
メイン処理手段40の転送制御手段42を経由して配付
処理手段44へ要求が伝えられる(ステップS31)。
配付処理手段44は、要求が差分複写の場合は、定義登
録簿50の宛先情報登録簿51に示される版数と資源情
報登録簿52に示される版数とを参照し、宛先情報登録
簿51に示される版数(最後に送信した情報の版数)よ
り後に変更されたネットワーク資源を特定し、要求が全
複写の場合は、自システムの配下のすべてのネットワー
ク資源が特定される(ステップS32)。
【0038】データ処理手段45は、特定されたネット
ワーク資源についての定義情報を定義情報データベース
30から読み出す(ステップS33)。配付処理手段4
4は読み出した定義情報を転送制御手段42及び通信手
段60を経由して要求元のシステムへ送信し(ステップ
S34)、最後に、定義登録簿50の宛先情報登録簿5
1の版数が更新される(ステップS35)。
【0039】図8は定義情報の書き込み処理を示すフロ
ーチャートである。相手システムに対して自システムの
配下のネットワーク資源の定義情報を複写する場合に
は、相手システムでは、送られてきた定義情報を、通信
手段60及び定義連携メイン処理手段40の転送制御手
段42を経由して複写処理手段43へ伝えられる(ステ
ップS41)。
【0040】送られてきた定義情報は複写処理手段43
からデータ処理手段45に渡され、データ処理手段45
はその定義情報を元にして、送信元システムの配下のネ
ットワーク資源の定義を自システムの定義情報データベ
ース30に合ったデータ形式に生成する(ステップS4
2)。データ処理手段45にて生成された送信元システ
ムの配下のネットワーク資源の定義は定義情報データベ
ース30に格納され(ステップS43)、最後に、定義
登録簿50の資源情報登録簿52の該当する資源の版数
を更新する(ステップS44)。
【0041】図9はシステム起動時の定義交換処理を示
すフローチャートである。ネットワークを通じてシステ
ム間で行われるネットワーク資源の定義交換は、上記の
ように定義交換コマンドを入力することによって実現で
きるが、そのようなコマンドを使用せずに、システムの
起動時に自動的に必要な定義交換を行うようにすること
ができる。
【0042】このため、図2に示したように、定義連携
メイン処理手段40の運用制御手段46は、自システム
の起動時に定義情報を相手システムと差分交換するため
の定義交換操作をスケジュールするオペレータ代行手段
461を有している。オペレータ代行手段461による
定義情報の交換処理は、まず、自システムの起動毎に、
相手システムの差分定義情報を取得し、取得した情報を
自システムの定義情報データベース30に格納する(ス
テップS51)。そして、自システムの定義情報を相手
システムに送って、送られた差分定義情報を相手システ
ムの定義情報データベース30に格納する(ステップS
52)。すなわち、図6に示したステップS11の定義
交換コマンドの入力操作をオペレータ代行手段461が
代行することになる。これにより、システム間での定義
交換という機能を特に意識することなく、従来通りに定
義情報データベース30の管理を行うだけでよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、定義連
携コマンド処理操作手段と定義連携メイン処理手段と定
義登録簿とを追加して、任意の時に、自システムの定義
情報を他システムに配付したり他システムの定義情報を
自システムに取り込む処理を行うことができるように構
成した。このため、システム間で定義情報を交換する際
のシステム間の相互依存がなくなり、ネットワーク内の
各システムが独立して自由に停止、再起動ができるよう
になる。
【0044】この結果、たとえば、開発系のシステムと
業務系のシステム群とがネットワークを組んでいるよう
な場合、開発系のシステムを24時間無停止、業務系の
システム群を各対象毎(たとえば、営業店毎、平日/休
日)の独自の運用スケジュールで稼働させることがで
き、システム運用能力を飛躍的に向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図3】定義登録簿に格納されている宛先登録簿を示す
図である。
【図4】定義登録簿に格納されている資源情報登録簿を
示す図である。
【図5】自システムの配下のネットワーク資源を定義・
変更するフローチャートである。
【図6】定義情報の交換処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】定義情報の読み出し処理を示すフローチャート
である。
【図8】定義情報の書き込み処理を行うフローチャート
である。
【図9】システム起動時の定義交換処理を示すフローチ
ャートである。
【図10】従来のネットワーク定義変更方式の構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 定義連携コマンド操作手段 2 ネットワーク定義処理手段 3 定義情報データベース 4 定義連携メイン処理手段 5 定義登録簿 6 通信手段 10 定義連携コマンド操作手段 20 ネットワーク定義処理手段 30 定義情報データベース 40 定義連携メイン処理手段 41 定義情報登録処理手段 42 転送制御手段 43 複写処理手段 44 配付処理手段 45 データ処理手段 46 運用制御手段 50 定義登録簿 51 宛先情報登録簿 52 資源情報登録簿 60 通信手段 100 ネットワーク 200、300、400、500 計算機システム 201 コンソール 461 オペレータ代行手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された計算機システ
    ムがそれぞれ持っているネットワーク資源の定義を変更
    するネットワーク定義変更方式において、 ネットワーク資源の定義情報を交換する操作コマンドを
    受け付けて交換操作を指令する定義連携コマンド操作手
    段(1)と、 前記定義連携コマンド操作手段を通じて自システムの配
    下のネットワーク資源の定義・変更操作を行うネットワ
    ーク定義処理手段(2)と、 前記ネットワーク定義処理手段によって定義又は変更処
    理されたネットワーク資源の定義情報を格納する定義情
    報データベース(3)と、 前記定義連携コマンド操作手段からの指令に基づいて自
    システムの定義情報を他システムに配付したり他システ
    ムの定義情報を自システムに取り込む処理を行う定義連
    携メイン処理手段(4)と、 前記定義連携メイン処理手段によって前記自システムか
    ら他システムへの前記定義情報の送信情報と前記自シス
    テム及び他システムのネットワーク資源の定義操作時機
    の情報とが格納される定義登録簿(5)と、 前記定義連携メイン処理部によって前記定義情報の送信
    及び受信を行う通信手段(6)と、 を備えていることを特徴とするネットワーク定義変更方
    式。
  2. 【請求項2】 前記定義登録簿(5)は、前記定義情報
    の送信相手を表す相手システム名と送信した前記定義情
    報の版数とを登録する宛先情報登録簿(51)と、自シ
    ステム及び他システムの配下の定義された資源の資源名
    とその資源の変更時点を表す版数とを登録する資源情報
    登録簿(52)とを有していることを特徴とする請求項
    1記載のネットワーク定義変更方式。
  3. 【請求項3】 前記定義連携メイン処理手段(4)は、
    前記自システムの前記ネットワーク資源の定義又は変更
    時にその定義情報を前記定義登録簿の資源情報登録簿に
    書き込む処理を行う定義情報登録処理手段(41)と、
    前記通信手段とのインタフェースである転送制御手段
    (42)と、相手システムから送られてきたデータを複
    写処理する複写処理手段(43)と、自システムに定義
    されている定義情報の送信処理を行う配付処理手段(4
    4)と、前記定義情報データベース及び前記定義登録簿
    とのインタフェースであるデータ処理手段(45)と、
    前記定義連携メイン処理手段全体をスケジュールする運
    用制御手段(46)とを有していることを特徴とする請
    求項1記載のネットワーク定義変更方式。
  4. 【請求項4】 前記定義連携メイン処理手段の運用制御
    手段(46)は、自システムの起動時に定義情報を他シ
    ステムと差分交換するための定義交換操作をスケジュー
    ルするオペレータ代行手段(461)を有していること
    を特徴とする請求項3記載のネットワーク定義変更方
    式。
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