JP2002288145A - 情報通信システムおよびそのイベント処理方法並びに情報通信システムにおけるイベント処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報通信システムおよびそのイベント処理方法並びに情報通信システムにおけるイベント処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2002288145A
JP2002288145A JP2001094095A JP2001094095A JP2002288145A JP 2002288145 A JP2002288145 A JP 2002288145A JP 2001094095 A JP2001094095 A JP 2001094095A JP 2001094095 A JP2001094095 A JP 2001094095A JP 2002288145 A JP2002288145 A JP 2002288145A
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JP2001094095A
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Matsuhisa Hosokawa
松寿 細川
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファイアウオールなどでアクセス制限されたネ
ットワーク上でのイベント通信を可能とするとともに、
プログラム言語などが異なる異種システム間でのイベン
ト通信を可能とする。 【解決手段】受信側システムSY2の受信モジュールM
D2は通知側システムSY1側の通知モジュールND1
にイベント処理に関する登録を行う。そして、通知側シ
ステムSY1でイベントの発生があると、通知側システ
ムSY1はイベントデータおよびイベント通知方法デー
タをそれぞれタグ付き構造化データ(XMLファイル)
に変換し、それをHTTPサーバSAに送信する。HTTPサー
バSAはそのXMLファイルを受信側システムSY2に
転送する。受信側システムSY2はそのXMLファイル
をイベントデータとイベント通知方法データに復元し、
受信モジュールMD2がそのイベント実行方法に従って
イベントを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分散オブジェクトシ
ステムなどの情報通信システムおよびそのイベント処理
方法並びに情報通信システムにおけるイベント処理プロ
グラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク上に分散したオブジェクト
を連携させて1つのシステムを構築する分散オブジェク
トシステムが従来から存在する。たとえば、Jini Looku
pサービスシステムやCORBAトレーダサービスシステムな
どもその分散オブジェクトシステムの1つである。
【0003】図9はJini Lookupサービスシステムを説
明するもので、N1,N2はネットワークであって、こ
の場合、ネットワークN1にはJiniクライアントCL
1,CL2,CL3が接続されるとともに、Jiniサービ
スSV1が接続され、さらに、LookupサービスLUS1
が接続されているものとする。
【0004】また、ネットワークN2にはJiniサービス
SV2,SV3,SV4が接続されるとともに、Lookup
サービスLUS2,LUS3が接続さているものとす
る。また、 このネットワークN2には上述のLookupサ
ービスLUS1も接続されており、このJini Lookupサ
ービスLUS1は2つのネットワークN1,N2の仲介
役も果たしている。なお、図中、FWはアクセス制限を
行うファイアウオール(FireWall)である。
【0005】このような広域のネットワークを考えた場
合、図9の例では、JiniサービスSV1は、自己のサー
ビスオブジェクトをLookupサービスLUS1に登録する
ものとし、 JiniサービスSV2は、自己のサービスオ
ブジェクトをLookupサービスLUS2に登録するものと
し、 JiniサービスSV3は、自己のサービスオブジェ
クトを同じくLookupサービスLUS2に登録するものと
し、また、JiniサービスSV4は、自己のサービスオブ
ジェクトをLookupサービスLUS3に登録するものとし
ている。なお、図中、太線の矢印A1〜A4はそれぞれ
のJiniサービスSV1,SV2,SV3,SV4がそれ
ぞれ登録すべきLookupサービスLUS1,LUS2,L
US3に自己のサービスオブジェクトを登録する経路を
示している。
【0006】そして、たとえば、JiniクライアントCL
1がJiniサービスSV2の機能を用いる場合は、 Jini
クライアントCL1はLookupサービスLUS2からJini
サービスSV2のサービスオブジェクトをダウンロード
して、そのサービスオブジェクトを用いてJiniサービス
SV2との間で情報のやりとりを行う。
【0007】このような分散オブジェクトシステムにお
いて、それぞれのJiniサービス間あるいはLookupサービ
ス間、さらにはJiniサービスとLookupサービスとの間
で、たとえば、ファイルの更新通知などを行う際にイベ
ントを利用することが考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、企業な
どのネットワークでは図9に示すようにファイアウオー
ルFWが用いられている場合が多く、それによってアク
セスできるプロトコルが制限されているのが一般的であ
る。
【0009】したがって、このようなファイアウオール
FWでアクセス制限が設けられたネットワーク上では、
イベントの通知ができない場合もある。一般的に企業な
どのネットワーク上においては、アクセス可能としてい
るプロトコルとしては、www上でのデータ転送に用いら
れる“HTTP”や電子メール転送などで用いられる
“SMTP”などである。
【0010】勿論、このファイアウオールFWのアクセ
ス制限を緩めれば、様々なプロトコルでの通信が可能と
なるが、企業などではある程度アクセス制限を強くする
ことも必要であり、むやみにアクセス制限を緩めること
ができない現状がある。
【0011】また、使用するプログラム言語の異なるよ
うな異種システム間ではイベントの通信が行えないとい
う問題もある。この異種システム間でイベントによる通
信を行うには、たとえば、CORBAなどによる仲介サービ
スを介在させて、一方のシステムからのあるプログラム
言語で記述されたイベントを他のシステムの使用してい
るプログラム言語に変換させる必要がある。確かに、こ
のような仲介サービスを介在させれば、異種システム間
においてもイベントによる通信が可能となるが、仲介用
のシステムを介在させる必要があり、ネットワークシス
テムを構築する上であまり好ましいものではない。
【0012】そこで本発明は、ネットワーク上にファイ
アウオールが存在してもイベント通信を可能とし、しか
も異機種間でのイベント通信を可能とすることを目的と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の情報通信システムは、複数のシステム
間で情報の授受が可能であって、あるシステムから他の
システムにイベントの通知を行う機能を有した情報通信
システムにおいて、イベント通知側システムは、通知す
べきイベントのイベントデータおよびそのイベントをど
のように実行すべきかを示すイベント通知方法データを
それぞれタグ付き構造化データに変換するデータ変換手
段と、このデータ変換手段によって変換された前記イベ
ントデータに相当するタグ付き構造化データおよび前記
イベント通知方法データに相当するタグ付き構造化デー
タをイベント受信側システムに送信する送信手段とを有
している。また、イベント受信側システムは、前記イベ
ント通知側システムから送られてきたイベントデータに
相当するタグ付き構造化データおよびイベント通知方法
データに相当するタグ付き構造化データを受信する受信
手段と、その受信したイベントデータに相当するタグ付
き構造化データおよびイベント通知方法データに相当す
るタグ付き構造化データをイベントデータおよびイベン
ト通知方法データに復元するデータ変換手段と、その復
元された内容に基づいたイベント処理を行う手段とを有
している。
【0014】このような情報通信システムにおいて、前
記イベントデータに相当するタグ付き構造化データは、
イベント名、イベントを識別するためのイベントID、
イベントの順番を示す情報の他に、必要に応じてイベン
ト発生源を表す情報、ハンドバックなどの要素で構成さ
れている。そして、前記イベント通知方法データに相当
するタグ付き構造化データは、メソッド名、イベント通
知先を示す情報、前記イベントデータの他に、必要に応
じて、メソッドの形式によっては引数型とその引数の値
で構成され、さらに必要に応じて、イベントの実行に対
する応答データをタグ付き構造化データに変換したデー
タが加えられ、その応答データに対するタグ付き構造化
データは、戻り値型と戻り値、エラーなどを表す情報な
どの要素で構成されている。
【0015】また、この情報通信システムにおいて、前
記タグ付き構造化データは、XMLで記述されたデータ
としている。
【0016】さらに、そのタグ付き構造化データは、HT
TPまたはSMTPなどの既存のプロトコルを用いて送信する
ようにしている。
【0017】また、本発明の情報通信システムにおける
イベント処理方法は、複数のシステム間で情報の授受が
可能であって、あるシステムから他のシステムにイベン
トの通知を行う機能を有した情報通信システムにおける
イベント処理方法において、イベント通知側システムで
は、通知すべきイベントのイベントデータおよびそのイ
ベントをどのように実行すべきかを示すイベント通知方
法データをそれぞれタグ付き構造化データに変換し、こ
の変換されたイベントデータに相当するタグ付き構造化
データおよびイベント通知方法データに相当するタグ付
き構造化データをイベント受信側システムに送信する。
また、イベント受信側システムは、前記イベント通知側
システムから送られてきたイベントデータに相当するタ
グ付き構造化データおよびイベント通知方法データに相
当するタグ付き構造化データを受信し、その受信したイ
ベントデータに相当するタグ付き構造化データおよびイ
ベント通知方法データに相当するタグ付き構造化データ
をイベントデータおよびイベント通知方法データに復元
し、その復元された内容に基づいたイベント処理を行
う。
【0018】このような情報通信システムにおけるイベ
ント処理方法において、前記イベントに相当するタグ付
き構造化データは、イベント名、イベントを識別するた
めのイベントID、イベントの順番を示す情報の他に、
必要に応じてイベント発生源を表す情報、ハンドバック
などの要素で構成されている。そして、前記イベント通
知方法データに相当するタグ付き構造化データは、メソ
ッド名、イベント通知先を示す情報、前記イベントデー
タの他に、必要に応じて、メソッドの形式によっては引
数型とその引数の値で構成され、さらに必要に応じて、
イベントの実行に対する応答データをタグ付き構造化デ
ータに変換したデータが加えられ、その応答データに対
するタグ付き構造化データは、戻り値型と戻り値、エラ
ーなどを表す情報などの要素で構成される。
【0019】また、この情報通信システムにおけるイベ
ント処理方法において、前記タグ付き構造化データは、
XMLで記述されたデータとしている。
【0020】さらに、そのタグ付き構造化データは、HT
TPまたはSMTPなどの既存のプロトコルを用いて送信する
ようにしている。
【0021】また、本発明の情報通信システムにおける
イベント処理プログラムを記録した記録媒体は、複数の
システム間で情報の授受が可能であって、あるシステム
から他のシステムにイベントの通知を行う機能を有した
情報通信システムにおけるイベント処理プログラムを記
録した記録媒体であって、イベント通知側システムで
は、通知すべきイベントのイベントデータおよびそのイ
ベントをどのように実行すべきかを示すイベント通知方
法データをそれぞれタグ付き構造化データに変換する手
順と、この変換されたイベントデータに相当するタグ付
き構造化データおよびイベント通知方法データに相当す
るタグ付き構造化データをイベント受信側システムに送
信する手順とが処理プログラムに書き込まれている。ま
た、前記イベント受信側システムは、前記イベント通知
側システムから送られてきたイベントデータに相当する
タグ付き構造化データおよびイベント通知方法データに
相当するタグ付き構造化データを受信する手順と、その
受信したイベントデータに相当するタグ付き構造化デー
タおよびイベント通知方法データに相当するタグ付き構
造化データをイベントデータおよびイベントの通知方法
データに復元する手順と、その復元された内容に基づい
たイベント処理を行う手順とが処理プログラムに書き込
まれている。
【0022】このような情報通信システムにおけるイベ
ント処理プログラムを記録した記録媒体において、前記
イベントに相当するタグ付き構造化データは、イベント
名、イベントを識別するためのイベントID、イベント
の順番を示す情報の他に、必要に応じてイベント発生源
を表す情報、ハンドバックなどの要素で構成されてい
る。そして、前記イベント通知方法データに相当するタ
グ付き構造化データは、メソッド名、イベント通知先を
示す情報、前記イベントデータの他に、必要に応じて、
メソッドの形式によっては引数型とその引数の値で構成
され、さらに必要に応じて、イベントの実行に対する応
答データをタグ付き構造化データに変換したデータが加
えられ、その応答データに対するタグ付き構造化データ
は、戻り値型と戻り値、エラーなどを表す情報などの要
素で構成されている。
【0023】また、この情報通信システムにおけるイベ
ント処理プログラムを記録した記録媒体において、前記
タグ付き構造化データは、XMLで記述されたデータと
している。
【0024】さらに、そのタグ付き構造化データは、HT
TPまたはSMTPなどの既存のプロトコルを用いて送信する
ようにしている。
【0025】このように本発明では、イベント通知側シ
ステムでは、通知すべきイベントデータとそのイベント
をどのように実行すべきかを示すイベント通知方法デー
タをそれぞれタグ付き構造化データに変換してそれをイ
ベント受信側システムに送信し、イベント受信側システ
ムでは、イベント通知側システムから送られてきたイベ
ントに相当するタグ付き構造化データおよびイベント通
知方法データに相当するタグ付き構造化データをイベン
トデータおよびイベント通知方法データに復元し、その
復元された内容に基づいたイベント処理を行うようにし
ている。
【0026】このように、イベントデータとイベント通
知方法データをそれぞれタグ付き構造化データで記述す
ることによって、 HTTPやSMTPといった既存のプロ
トコルを用いてイベントの通信を行うことができるの
で、ファイアウオールなどのアクセス制限が存在しても
イベントの通信を行うことができる。また、このタグ付
き構造化データで表されたファイル(たとえばXMLフ
ァイル)はテキストファイルであり、そのなかに様々な
情報を埋め込むことができるので、プログラムモジュー
ルを表現することができ、それによって、イベント及び
その通知方法などの情報を書き示すことができる。ま
た、テキストファイルであることから使用プログラム言
語の異なるシステム間でのイベント通信が可能となる。
【0027】また、このようなタグ付き構造化データ
は、HTTPやSMTPといった既存のプロトコルを用いて
イベントの通信を行うことができるので、ファイアウオ
ールなどのアクセス制限が存在してもイベントの通信を
行うことができる。
【0028】また、 前記イベントに対するタグ付き構
造化データは、イベント名、イベントを識別するための
イベントID、イベントの順番を示す情報の他に、必要
に応じてイベント発生源を表す情報、ハンドバックなど
の要素で構成されており、また、イベントの実行方法に
対するタグ付き構造化データは、メソッド名、イベント
通知先を示す情報、イベント内容の他に、メソッドの形
式によっては引数型とその引数の値、さらに、必要に応
じて、イベントを実行による応答データをタグ付き構造
化データに変換し、その応答データに対するタグ付き構
造化データは、戻り値型と戻り値、エラーなどを表す情
報などの要素で構成されている。
【0029】このように、イベントデータおよびイベン
ト通知方法データの構成要素を定義することによって、
それぞれのシステムで統一的なイベント処理が可能とな
り、しかも、これらはタグ付き構造化データで表されて
いるので、前述したように、使用プログラム言語の異な
るような異種のシステム間でのイベント通信が可能とな
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、この実施の形態で説明する内容は、
本発明の情報通信システムおよびそのイベント処理方法
の説明であるとともに、本発明の情報通信システムにお
けるイベント処理プログラムを記録した記録媒体のイベ
ント処理プログラムの処理内容の説明をも含むものであ
る。
【0031】本発明はファイアウオールによるアクセス
制限が存在していてもシステム間でのイベントによる通
知を可能とするとともに異機種間であっても仲介システ
ムを介在させることなくイベントによる通知を可能とす
るものであり、それを実現するために、通知すべきイベ
ントのイベントデータおよびそのイベントをどのように
実行すべきかを示すイベント通知方法データを、タグ付
き構造化データで表す。そして、この実施の形態では、
タグ付き構造化データとしてXMLを用いる。このXM
Lはタグを独自に定義できるのが特徴でありその点がH
TML(HyperText Markup Language)と異なってい
る。
【0032】そして、このXMLで作成されたファイル
はテキストファイルであり、そのテキストファイルに様
々なデータを埋め込むことができるのが特徴である。し
たがって、このようなXMLを用いたタグ付き構造化デ
ータはプログラムモジュールを表現することができるの
で、たとえば、前述したシステムの持つ情報に変更が生
じた場合など、その変更内容などを記述することができ
る。なお、このようなXMLファイルはそれを閲覧でき
るブラウザ(XMLブラウザ)を用いれば、その内容を
読み取ることができる。
【0033】また、あるシステムから他のあるシステム
にイベントの通知を行う際は、そのXMLファイル(テ
キストファイル)をHTTPまたはSMTPのプロトコルで送る
ようにする。
【0034】これによって、ファイアウオールを通過す
ることができ、さらに、異種システム間であっても、通
信が可能となる。たとえば、図9に示すシステムを例に
取れば、 LookupサービスLUS1とLookupサービスL
US2との間でイベントをやりとりする場合、両者とも
に通信プロトコルをHTTPまたはSMTPのいずれかに一致さ
せておけば、イベントの通信を行うことができる。
【0035】そして、それぞれの LookupサービスLU
S1とLookupサービスLUS2に接続されたサービス
(この図9に示すシステムではJiniサービスSV1やJi
niサービスSV2など)は、たとえプログラム言語が異
なっていても送られてくるイベントはテキストファイル
なので、内容を読み取ることができる。以下、本発明に
ついて詳細に説明する。
【0036】本発明を実現する上で必要な構成要件とし
ては、ここでは図示しないが、イベント送信側システム
においては、通知すべきイベントのイベントデータおよ
びそのイベントをどのように実行すべきかを示すイベン
ト通知方法データ通知すべきイベントをそれぞれタグ付
き構造化データ(XMLファイル)に変換する手段と、
これらイベントデータとイベント通知方法データを送信
する手段とを有している。
【0037】一方、イベント受信側システムにおいて
は、送られてきたイベントデータに対するタグ付き構造
化データ(XMLファイル)およびイベント通知方法デ
ータに対するタグ付き構造化データ(XMLファイル)
を受信する手段と、そのイベントデータに相当するタグ
付き構造化データ(XMLファイル)をイベントに復元
する手段と、イベント通知方法データに相当するタグ付
き構造化データ(XMLファイル)をイベント通知方法
に復元する手段とを有している。
【0038】本発明の実施の形態で用いられるイベント
データに対するタグ付き構造化データは以下の要素で構
成される。
【0039】(a)イベント名 (b)イベントID (c)シーケンス番号(イベントの順番を示す番号) であり、その他、オプションの要素として以下のものが
ある。
【0040】(c)イベントソース(イベント発生源を
表す情報) (d)ハンドバッグ が存在する。これら各要素は、イベント受信システム
(イベントリスナともいう)がイベント通知する側にイ
ベントリスナとして登録する際に、イベントリスナ側へ
の送付内容としてこれら各要素を登録することができ
る。
【0041】図1はイベントデータをタグ付き構造化デ
ータで表した一例、つまり、イベントデータに相当する
XMLファイルの一例を示すもので、(a)〜(e)を
付した部分は上述の(a)〜(e)に対応するデータで
ある。これら(a)〜(e)の各要素において、(a)
のイベント名はたとえば“File Update”というように
文字列で記述され、(b)のイベントIDや(c)のシ
ーケンス番号などはそれを表す数字が記述されて、ま
た、(d)のイベントソースや(e)のハンドバックは
それを示す何らかのデータが記述される。なお、この図
1では、それぞれの要素の殆どがその要素を示す具体例
の図示が省略されている。
【0042】そして、これら(a)〜(e)の各要素の
あとに、これら(a)〜(e)の各要素の内容を意味付
けするデータがDTDとして記述され、これら両方でイ
ベントデータに対するXMLファイルが構成される。
【0043】一方、イベントをどのように実行すべきか
のイベント通知方法データは、上述したイベントデータ
と同様にタグ付き構造化データで表され、そのタグ付き
構造化データは以下の要素で構成される。
【0044】(A)メソッド名 (B)オブジェクト(イベントの通知先のクラス名やそ
のID) (C)上述したイベント内容(図1参照) の他に、メソッドの形式により、以下のものがオプショ
ンとして記述される。
【0045】(D)引数型と引数の値 さらに、オプションとしてイベント通知に対する応答を
行うことも可能で、その応答データもタグ付き構造化デ
ータで表され、そのタグ付き構造化データは以下の要素
で構成される。
【0046】(E)戻り値型と戻り値 (F)例外の型と例外(エラーなどに関する情報) これら各要素は、イベントリスナ(イベントを受ける
側)がイベント通知する側にイベントリスナとして登録
する際に、イベント通知側に登録される。(A)のメソ
ッドは、イベントに対して実行される関数であり、それ
ぞれのイベントごとにその関数が指定される。たとえ
ば、ファイル内容の更新であればそれに対応して、“fi
le update”といったメソッドが登録され、また、ファ
イルの削除に対してはそれに対応したメソッドが登録さ
れる。
【0047】図2はこのイベント通知方法データの一例
を示すもので、この図2においては、イベント通知方法
データ部分Z1とそれに対する応答データ部分Z2で構
成されている。
【0048】なお、イベント通知方法データ部分Z1に
おいて、(A)〜(D)を付した部分は上述の(A)〜
(D)に対応するデータである。これら(A)〜(D)
の各要素において、(A)のメソッド名はたとえば“Fi
le Updated”というように文字列で記述され、(B)の
オブジェクトにおけるイベントの通知先はイベントの通
知先が文字列で記述され、そのIDはそれを表す数字で
記述されている。
【0049】また、(C)のイベントは図1で示したイ
ベントデータが記述され、(D)の引数型はそれを表す
文字列が記述され、引数の値はそれを表す何らかのデー
タが記述される。
【0050】また、(E)の戻り値型はそれを表す文字
列が記述され、戻り値の値はそれを表す何らかのデータ
が記述され、(F)の例外の型はそれを表す文字列が記
述され、例外はそれを表す何らかのデータが記述され
る。
【0051】なお、この図2においても、それぞれの要
素の殆どはそのデータについての具体例の図示が省略さ
れている。
【0052】そして、これら(A)〜(D)および
(E)と(F)の内容を意味付けするデータがそれぞれ
DTDとして記述されている。
【0053】図3は本発明のイベント処理手順を説明す
るフローチャートであり、この図3を参照しながらその
手順について説明する。
【0054】まず、イベント受信側システムはイベント
通知側システムに登録する(ステップs1)。この登録
は自身をイベント受信者として登録とともに、前述した
ようなイベントデータとしての各要素の登録を行うこと
ができ、さらに、イベント通知方法データとしての各要
素の登録を行うことができる。
【0055】そして、イベント通知側システムでイベン
トが発生すると(ステップs2)、イベント通知側シス
テムは、データ変換手段(図示せず)を用いて、そのイ
ベントデータを構成する各要素を図1で示すようなタグ
付き構造化データに変換するとともに、イベント通知方
法データを図2に示すようなタグ付き構造化データに変
換する(ステップs3)。そして、これらタグ付き構造
化データをそのイベント通知側システムに登録されてい
る全てのイベント受信側システムに対し、データ送信手
段(図示せず)を用いて送信する(ステップs4)。
【0056】一方、イベント受信側システムでは、イベ
ント通知側システムから送られてきたタグ付き構造化デ
ータをデータ受信部(図示せず)で受信し(ステップs
5)、その受信したタグ付き構造化データをデータ変換
手段(図示せず)を用いてデータ変換を行うことによっ
て、イベントデータとイベント実行方法データにそれぞ
れ復元する(ステップs6)。
【0057】そして、イベント受信側システムでは、デ
ータ変換部によって復元されたイベント通知方法データ
にしたがって、当該イベントを自身のイベント受信モジ
ュールに通知し(ステップs7)、それによって、イベ
ント受信モジュールはそのイベントを処理する(ステッ
プs8)。このとき、イベント受信モジュールは必要に
応じてイベント通知側システムに応答を出す。
【0058】その応答が出されると、イベント受信側シ
ステムのデータ変換部はその応答データを受け取ってタ
グ付き構造化データに変換し(ステップs9)、そのタ
グ付き機構造化データをデータ送信部を用いてイベント
通知側システムに送信し(ステップs10)、それによ
って、イベント受信側システムの処理を終了する(ステ
ップs11)。
【0059】イベント通知側システムでは、送られてき
たタグ付き機構造化データをデータ受信部を用いて受信
し(ステップs12)、その受信したタグ付き機構造化
データをデータ変換部を用いて応答データに復元する
(ステップs13)。そして、イベント通知側システム
は登録されているすべてのイベント受信側システムから
送られてきた応答データ処理を行い(ステップs1
4)、処理を終了する(ステップs15)。
【0060】図4は本発明を説明するシステム構成図で
あり、構成要素としては、イベントの通知を行うイベン
ト通知側システムSY1とイベントを受信するイベント
受信側システムSY2、このイベント受信側システムS
Y2に設けられたHTTPサーバSAを考える。
【0061】そして、イベント通知側システムSY1に
はイベント通知モジュールMD1が存在し、イベント受
信側システムSY2にはイベント受信モジュールMD2
が存在する。また、HTTPサーバSAは、イベント通知側
システムSY1からのイベントデータやイベント通知方
法データが記述されたそれぞれのタグ付き構造化データ
(XMLファイル)を受け取ると、専用のプログラムを
実行させて(たとえばCGIを用いる)、当該XMLフ
ァイルをイベント受信側システムSY2に転送する。
【0062】このようなシステム構成において、具体的
なイベント処理手順について説明する。ここでは、イベ
ント通知側システムSY1でファイル更新がなされた場
合のイベント処理について説明する。
【0063】まず、イベント受信側システムSY2のイ
ベント受信モジュールMD2は、イベント通知側システ
ムSY1のイベント通知モジュールMD1にファイル更
新イベントに関するデータを登録する。そして、イベン
ト通知側システムSY1において、あるファイルの更新
がなされたとすると、イベント通知モジュールMD1は
ファイル更新イベントオブジェクトを生成する。
【0064】そして、イベント通知側システムSY1
は、そのイベントオブジェクトの情報をデータ変換手段
(図示せず)を用いてタグ付き機構造化データ(XML
ファイル)に変換するとともに、イベント受信モジュー
ルMD2が指定したメソッド(受信モジュールで実行す
べきメソッド)などイベント通知方法データをタグ付き
機構造化データ(XMLファイル)に変換して、それを
送信手段(図示せず)を用いてHTTPサーバSAに送信す
る。
【0065】HTTPサーバSAはイベント通知側システム
SY1から送られてきたXMLファイルを、専用のプロ
グラムを働かせてイベント受信側システムSY2に転送
する。
【0066】これによって、イベント受信側システムS
Y2はHTTPサーバSAからのXMLファイルをデータ変
換手段(図示せず)を用いてイベントデータとイベント
実行方法データに復元し、イベント受信モジュールMD
2が実行すべきメソッドを呼び出して、それによってイ
ベント受信モジュールMD2がイベント通知方法データ
に基づいてイベントを実行する。そして、応答の必要が
あれば、イベント受信側システムSY2はイベント受信
モジュールMD2の応答データをXMLファイルに変換
し、それをイベント通知側システムSY1のHTTPサーバ
(図示せず)に転送する。これによって、そのHTTPサー
バはイベント通知側システムSY1にそのXMLファイ
ルを転送する。
【0067】そして、そのXMLファイル(応答情報に
対するXMLファイル)をイベント通知側システムSY
1が受け取ると、そのXMLファイルをデータ変換手段
(図示せず)を用いて応答情報に復元して、その内容に
基づいた処理を行う。
【0068】以上説明したように本発明によれば、イベ
ントデータとイベント通知方法データをタグ付き構造化
データ(この実施の形態ではXML)で定義することに
より、HTTPなど既存のプロトコルを用いてイベントの通
知を行うことができる。これによって、ファイアウオー
ルを通過することができ、また、このXMLで作成され
たファイルはテキストファイルであるので、使用プログ
ラム言語が異なるような異種システム間であっても通信
が可能となる。
【0069】なお、本発明の具体的な適用例として、以
下に示すようなシステムが考えられる。
【0070】図5はJini Lookupサービスシステムの全
体的な構成を示すもので、この図5に示すシステムで
は、図9で示した分散オブジェクト管理手段としてのLo
okupサービスLUS1,LUS2,LUS3の機能を拡
張して、それらをポータルサービスとしての機能を有す
るようにしたものであり、この図5ではLookupサービス
LUS1,LUS2,LUS3をそれぞれポータルサー
ビスPS1,PS2,PS3と呼ぶことにする。
【0071】また、この実施の形態では、Jiniクライア
ントCL1,CL2,CL3が登録されたネットワーク
N1上のポータルサービスPS1を主体に説明するの
で、ポータルサービスPS1をローカルポータルサービ
スPS1と呼ぶ場合もある。
【0072】なお、この図5に示すポータルサービスP
S1,PS2,PS3は、図示しないがそれぞれ登録す
べきクライアントに関するクライアント情報の登録を行
う手段と、登録されたクライアントからの情報取得要求
を受信する手段と、他の分散オブジェクト管理手段に自
身を登録するとともに自身には他の分散オブジェクト管
理手段を登録する手段と、他の分散オブジェクト管理手
段が有する情報をキャッシュする手段と、前記登録され
たクライアントから要求された情報を取得する手段と、
それによって取得された情報を当該クライアントに提供
する手段とを有している。
【0073】このポータルサービPS1の行う概略的な
処理について図6から図8を参照して説明する。
【0074】図6はポータルサービスの起動処理につい
て説明するもので、ここではポータルサービスPS1に
ついての処理を説明する。まず、ポータルサービスPS
1が起動されると(ステップs21)、キャッシュされ
ているサービスオブジェクトが存在するかということ
や、自分に登録されている他のポータルサービス(自分
が情報を見に行くべき他のポータルサービス)があるか
を判断し(ステップs22)、あると判断されれば、そ
のキャッシュされている情報や登録情報を抽出する(ス
テップs23)。
【0075】そして、そのキャッシュ情報が更新されて
いる場合には、それを更新処理する(ステップs2
4)。この更新処理は他のポータルサービスからの更新
通知を受けることによって行われる。すなわち、それぞ
れのポータルサービスが持っている情報内容に変更が生
じた場合、それを他のポータルサービスに通知し、その
更新通知を受け取った、ポータルサービスは自身にキャ
ッシュされている情報のうち更新された情報の更新を行
う。
【0076】このような更新処理が終了すると処理を終
了する(ステップs25)。なお、この更新処理につい
ては図8を用いてのちに説明する。
【0077】図7はクライアントからのサービス取得要
求に対するポータルサービスのサービス取得処理につい
て説明するもであり、ここでは、クライアントCL1か
らのサービス取得要求に対するポータルサービスPS1
のサービス取得処理についてを説明する。
【0078】まず、クライアントCL1からポータルサ
ービスPS1に接続要求が出されると(ステップs3
1)、ポータルサービスPS1はその接続要求の出され
たクライアントCL1が自身に登録済みのクライアント
であるか否かを判断し(ステップs32)、登録済みの
クライアントであれば、そのクライアントが自身のポー
タルサービスPS1を利用するためのサービスオブジェ
クト(ポータルサービスPS1自身に予め登録されてい
る)をクライアントCL1に送信する(ステップs3
3)。
【0079】そして、クライアントCL1に対してはポ
ータルサービスPS1が持つ全てのサービス(サービス
一覧)を提示し(ステップs34)、それによって、ク
ライアントCL1はポータルサービスPS1に存在する
サービス一覧を見ることができる。このサービス一覧
は、図5に示すシステムの例では、ポータルサービスP
S1がもともと持っているJiniサービスSV1のサービ
スオブジェクトの他、キャッシュされた他のポータルサ
ービスPS2,PS2が持っている情報(Jiniサービス
S2,S3,S4のサービスオブジェクトなど)が存在
する。
【0080】そして、クライアントCL1からサービス
要求を受け付けると(ステップs35)、そのサービス
要求の内容がローカルのサービス(この場合、ローカル
ポータルサービスPS1がもともと持っているJiniサー
ビスS1のサービスオブジェクト)を要求しているか否
かを判断し(ステップs36)、ローカルのサービス要
求である場合には、その情報( JiniサービスS1のサ
ービスオブジェクト)をクライアントCL1へ送信し
(ステップs37)、処理を終了する(ステップs3
8)。
【0081】また、クライアントCL1からのサービス
要求の内容がローカルなサービスでない場合には、キャ
ッシュされている情報を要求しているか否かを判断し
(ステップs39)、キャッシュされているサービスの
要求である場合には、そのキャッシュされているサービ
スをクライアントに送信し(ステップs37)、処理を
終了する(ステップs38)。なお、このキャッシュさ
れているサービスというのは、他のポータルサービスP
S2,PS3を経由して取得した情報(この図5に示す
システムの例ではJiniサービスS2、S3,S4のサー
ビスオブジェクト)である。
【0082】また、クライアントCL1からのサービス
要求の内容がローカルなサービスでなく、キャッシュさ
れているサービスでもない場合には、自身(ローカルポ
ータルサービスPS1)に登録されている他のポータル
サービスPS2,PS3に対するサービス要求と判断し
て、他のポータルサービスPS2またはPS3にサービ
ス要求を出す(ステップs40)。これは、本発明の主
旨からすれば、ポータルサービスPS1は、自身に登録
されている他のポータルサービスPS2,PS3の持つ
情報(Jiniサービスs2,s3,s4のサービスオブジ
ェクト)をキャッシュしているはずであるが、何らかの
要因によって、それらの情報がポータルサービスPS1
にキャッシュされていない場合もある。
【0083】このような場合、ポータルサービスPS1
は他のポータルサービス、すなわち、ポータルサービス
PS2やPS3に対し、サービス要求を出して、クライ
アントCL1の要求するサービスが存在するポータルサ
ービスから情報を取得する。なお、ポータルサービスP
S1が他のポータルサービスPS2やPS3にサービス
要求を出す際、要求先のポータルサービスに対し、サー
ビス内容に変更が生じたときのために自身(ポータルサ
ービスPS1)に更新通知を出すように、そのポータル
サービスに対し更新通知依頼登録を行う。
【0084】このように、ローカルポータルサービスP
S1は自身に登録されたポータルサービスPS2,PS
3にサービス要求を出したあと、取得すべき情報がサー
ビス要求を出したクライアントCL1に提供できるサー
ビスであるか否かを判断し(ステップs41)、そのク
ライアントCL1に提供できるサービスであれば、その
サービスを取得して(ステップs42)、取得したサー
ビスを自身にキャッシュ(ステップs43)するととも
に、その取得したサービスをクライアントCL1に送信
し(ステップs37)、処理を終了する(ステップs3
8)。
【0085】なお、上述のクライアントCL1に提供で
きる情報か否かというのは、たとえば、クライアントに
よって、使えるサービスが限定されている場合もあり、
たとえば、クライアントCL1はJiniサービスS2とS
3の情報は受けることはできるが、 JiniサービスS4
の情報は受けることができないといった制限が設けられ
ている場合もあるので、それを判断し、当該クライアン
トCL1が受けることのできないサービスである場合
は、サービスの提供は行わずに処理を終了する。
【0086】図8はポータルサービスのキャッシュ更新
処理について説明するもので、ここでもポータルサービ
スPS1についての処理を説明する。まず、キャッシュ
するポータルサービスPS1は、他のポータルサービス
(ここではポータルサービスPS2,PS3)に対し、
ポータルサービスPS1がキャッシュすべき情報と前回
の更新日時とともに、自身(ポータルサービスPS1)
を登録する(ステップs51)。
【0087】そして、オリジナル情報(他のポータルサ
ービスPS2,PS3の持つ情報)の更新日時が自身の
キャッシュ内容の更新日時よりも新しいか否かを判断し
(ステップs52)、オリジナル情報の更新日時が自身
のキャッシュ内容の更新日時よりも新しければ、その情
報を有するポータルサービスからの更新通知を受け付け
て(ステップs53)、キャッシュされているサービス
の情報を更新して(ステップs54)、処理を終了する
(ステップs55)。
【0088】なお、更新通知を発行する側のポータルサ
ービスは、更新したサービスの更新日時を現在時刻に
し、その更新通知は、当該ポータルサービス(更新通知
を発行する側のポータルサービス)に登録されているす
べてのポータルサービスに更新通知を行う。そして、そ
の更新通知を受け取った全てのポータルサービスは自身
のキャッシュされている情報を更新するとともに、必要
に応じて応答を返す。
【0089】上述したポータルサービスPS1の起動処
理(図6参照)、サービス取得処理(図7参照)、キャ
ッシュ更新処理(図8参照)を踏まえて、本発明の実施
の形態を全体的かつ具体的に説明する。
【0090】この図5で示されたシステムの前提として
は前述したように、 (1)ポータルサービスには当該ポータルサービスにア
クセス可能なクライアントに関する情報が登録されてい
る。 (2)ポータルサービスには自身が管理するサービスと
その情報が登録されている。 (3)ポータルサービスには他のポータルサービスとそ
のポータルサービスが管理するサービスの情報が予め設
定されていて、その情報を利用できる。 (4)クライアントの情報と外部サービスの情報は外部
リポジトリ(ファイル、データベースなど)に格納され
ている。 (5)クライアントは特定のポータルサービスへの接続
手段を有している。 (6)Java/Jini技術を用いる。
【0091】このような前提において、クライアントC
L1がポータルサービスをPS1を利用する際の具体的
な利用方法について説明する。
【0092】クライアントCL1は自信の登録情報(ユ
ーザ名、登録グループ名、登録サイト情報、サービス名
など)とともに、ポータルサービスPS1への接続要求
を送信する。
【0093】ポータルサービスPS1はクライアントC
L1から出された接続要求に基づき、クライアントCL
1の登録情報が自身のリポジトリにある登録クライアン
ト情報と一致するか否かを調べ、一致していれば、自身
のサービスオブジェクト(ポータルサービスPS1を利
用するためのサービスオブジェクト)を当該クライアン
トCL1に送信する。
【0094】クライアントCL1は自分が利用できるサ
ービス一覧をポータルサービスPS1に要求し、それに
よって、ポータルサービスPS1はクライアント情報
(ユーザ名、登録グループ名)に基づき、適当な全サー
ビスの情報(サービス名、ベンダー情報、バージョン情
報、説明など)の一覧をクライアントCL1に送信す
る。
【0095】クライアントCL1はそのサービス一覧の
中から、たとえば、ローカルなサービスを選択すると、
ポータルサービスPS1は、自身がもともと持っている
サービス(たとえば、前述したように、JiniサービスS
1のサービスオブジェクト)をクライアントCL1へ送
信する。
【0096】また、クライアントCL1からのサービス
要求の内容が、キャッシュされているサービスの要求
(前述したように、他のポータルサービスPS1,PS
2を経由して取得した情報であって、たとえば、図5で
示したシステムの例ではJiniサービスS2、S3,S4
などのサービスオブジェクト)である場合には、その情
報をクライアントCL1に送信する。
【0097】また、クライアントCL1からのサービス
要求の内容がローカルなサービスでなく、キャッシュさ
れているサービスでもない場合には、自身(ポータルサ
ービスPS1)に登録されている他のポータルサービス
に対するサービスの要求と判断して、そのポータルサー
ビスにサービス要求を出す。
【0098】そして、そのサービスを管理しているポー
タルサービスが見つかった場合、そのポータルサービス
からそのサービスの情報とサービスオブジェクトを受け
取って、受け取ったサービスの情報とサービスオブジェ
クトを自身のキャッシュに登録したのち、そのサービス
オブジェクトをクライアントCL1に送信する。それに
よって、クライアントCL1は送られてきたサービスオ
ブジェクトを用いてそのサービスオブジェクトを有する
サービスとの間での通信が可能となる。
【0099】ところで、それぞれのサービス(この例で
は、Jini サービスSV1〜SV4)は、サービス内容
のバージョンアップや機能の変更などが発生するが、そ
の場合、そのサービスを登録しているポータルサービス
に変更通知を出す。
【0100】これによって、そのポータルサービスは自
分の持つ情報の更新を行い、このように、自身のポータ
ルサービスの情報を更新した場合、自分以外のポータル
サービス(登録されているポータルサービス)に対して
も、自分が管理している情報の更新がなされたことを知
らせる。
【0101】たとえば、図5のシステムにおいて、図示
の太い破線B1,B2が更新通知の経路の一例を示すも
ので、この場合、ポータルサービスPS2とPS3にお
いてそれぞれ自分の管理している情報の更新がなされ、
その更新通知がポータルサービスPS1に対しても送ら
れていることが示されている。また、逆にポータルサー
ビスPS1の管理している情報の更新がなされた場合に
は、その更新通知をポータルサービスPS2,PS3に
も送る。
【0102】このようなサービス更新の手続きは前述の
図8で既に説明したように、まず、ポータルサービス
(ポータルサービスPS1とする)は、自身に登録され
ている他のポータルサービスに更新通知を取得するため
の登録を行う。他のポータルサービス(たとえば、ポー
タルサービスPS2とする)は自身の持つサービス内容
の更新を検知し、更新されている内容があれば、そのポ
ータルサービスに登録されている全てポータルサービス
に対して更新通知を行う。
【0103】なお、この更新通知はイベントを用いて行
うようにする。そして、その更新通知を受けたポータル
サービスはイベント内のサービス情報とサービスオブジ
ェクトを自分のキャッシュに反映させる。このように、
更新通知にイベントを利用することによって、時間によ
る定期的な更新チェックを行う必要がなくなり、それに
より、ネットワークの負荷を減少させることができる。
【0104】そこで、このような分散オブジェクトシス
テムにおけるそれぞれのサービス(図5で示されるシス
テムの例では、JiniサービスSV1〜SV4)で発生す
るファイルの更新(サービスオブジェクトなどの更新)
に対して、前述した本発明のイベント処理方法を利用す
ることができる。
【0105】たとえば、JiniサービスSV2のサービス
オブジェクトの更新がなされ、そのJiniサービスSV2
を管理するポータルサービスPS2からポータルサービ
スPS1にイベント通知を行うことを考えた場合、図4
で示したイベント通知を行うためのシステム構成に当て
はめると、イベント通知側システムSY1はポータルサ
ービスPS2に相当し、イベント受信側システムSY2
がポータルサービスPS1に相当し、HTTPサーバSAは
ポータルサーバPS1に存在する。なお、その処理手順
などについては既に詳細に説明したのでここでは省略す
る。
【0106】このように、分散オブジェクトシステムに
おいて、あるポータルサービスが自身の持つサービス内
容に更新されている内容があったとき、そのポータルサ
ービスに登録されている全てポータルサービスに対して
の更新通知をイベントを用いて行うことによって、時間
による定期的な更新チェックを行う必要がなくなり、そ
れにより、ネットワークの負荷を減少させることができ
る。
【0107】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能となるものである。たとえば、前
述の実施の形態では、タグ付き構造化データとしてXM
Lを例にとって説明したが、タグを独自に定義できテキ
ストファイルとして作成可能な構造化可能なデータであ
ればXML以外のタグ付き構造化データも使用可能であ
る。
【0108】また、本発明は、以上説明した本発明を実
現するための処理手順が記述された処理プログラムを作
成し、その処理プログラムをフロッピィディスク、光デ
ィスク、ハードディスクなどの記録媒体に記録させてお
くことができ、本発明はその処理プログラムが記録され
た記録媒体をも含むものである。また、ネットワークか
ら当該処理プログラムを得るようにしてもよい。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ベント通知側システムでは、通知すべきイベントデータ
とそのイベントをどのように実行すべきかを示すイベン
ト通知方法データをそれぞれタグ付き構造化データに変
換してそれをイベント受信側システムに送信し、イベン
ト受信側システムでは、イベント通知側システムから送
られてきたイベントに相当するタグ付き構造化データお
よびイベント通知方法データに相当するタグ付き構造化
データをイベントデータおよびイベント通知方法データ
に復元し、その復元された内容に基づいたイベント処理
を行うようにしている。
【0110】このように、イベントデータとイベント通
知方法データをそれぞれタグ付き構造化データで記述す
ることによって、 HTTPやSMTPといった既存のプロ
トコルを用いてイベントの通信を行うことができるの
で、ファイアウオールなどのアクセス制限が存在しても
イベントの通信を行うことができる。
【0111】また、このタグ付き構造化データで表され
たファイル(たとえばXMLファイル)はテキストファ
イルであり、そのなかに様々な情報を埋め込むことがで
きるので、プログラムモジュールを表現することがで
き、それによって、イベント及びその通知方法などの情
報を書き示すことができる。また、テキストファイルで
あることから使用プログラム言語の異なるシステム間で
のイベント通信が可能となる。
【0112】また、このようなタグ付き構造化データ
は、HTTPやSMTPといった既存のプロトコルを用いて
イベントの通信を行うことができるので、ファイアウオ
ールなどのアクセス制限が存在してもイベントの通信を
行うことができる。
【0113】また、 前記イベントに対するタグ付き構
造化データは、イベント名、イベントを識別するための
イベントID、イベントの順番を示す情報の他に、必要
に応じてイベント発生源を表す情報、ハンドバックなど
の要素で構成されており、また、イベントの実行方法に
対するタグ付き構造化データは、メソッド名、イベント
通知先を示す情報、イベント内容の他に、メソッドの形
式によっては引数型とその引数の値、さらに、必要に応
じて、イベントを実行による応答データをタグ付き構造
化データに変換し、その応答データに対するタグ付き構
造化データは、戻り値型と戻り値、エラーなどを表す情
報などの要素で構成されている。
【0114】このように、イベントデータおよびイベン
ト通知方法データの構成要素を定義することによって、
それぞれのシステムで統一的なイベント処理が可能とな
り、しかも、これらはタグ付き構造化データで表されて
いるので、前述したように、使用プログラム言語の異な
るような異種のシステム間でのイベント通信が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において用いられるイベントデータをタ
グ付き構造化データ(XMLファイル)に変換した一例
を示す図である。
【図2】本発明において用いられるイベント通知方法デ
ータをタグ付き構造化データ(XMLファイル)に変換
した一例を示す図である。
【図3】本発明のイベント処理手順を説明するフローチ
ャートである。
【図4】本発明の基本的な処理を説明するシステム構成
図である。
【図5】本発明のイベント処理を分散オブジェクトシス
テム( Jini Lookupサービス)に適用した場合を説明す
るシステム構成の一例を示す図である。
【図6】図5で示したシステムにおけるポータルサービ
スPS1の起動処理手順を説明するフローチャートであ
る。
【図7】図1で示したシステムにおけるポータルサービ
スPS1のサービス取得処理手順を説明するフローチャ
ートである。
【図8】図1で示したシステムにおけるポータルサービ
スPS1のキャッシュ更新処理手順を説明するフローチ
ャートである。
【図9】従来の分散オブジェクトシステムの一例である
Jini Lookupサービスシステムを概念的に説明する図で
ある。
【符号の説明】
SY1 イベント通知側システム SY2 イベント受信側システム MD1 イベント通知側モジュール MD2 イベント受信側モジュール SA HTTPサーバ CL1,CL2,CL3 クライアント LUS1,LUS2,LUS3 Lookupサービス SV1,SV2,SV3 Jiniサービス N1,N2 ネットワーク PS1,PS2,PS3 ポータルサービス

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシステム間で情報の授受が可能で
    あって、あるシステムから他のシステムにイベントの通
    知を行う機能を有した情報通信システムにおいて、 イベント通知側システムは、通知すべきイベントのイベ
    ントデータおよびそのイベントをどのように実行すべき
    かを示すイベント通知方法データをそれぞれタグ付き構
    造化データに変換するデータ変換手段と、このデータ変
    換手段によって変換された前記イベントデータに相当す
    るタグ付き構造化データおよび前記イベント通知方法デ
    ータに相当するタグ付き構造化データをイベント受信側
    システムに送信する送信手段とを有し、 そのイベント受信側システムは、前記イベント通知側シ
    ステムから送られてきたイベントデータに相当するタグ
    付き構造化データおよびイベント通知方法データに相当
    するタグ付き構造化データを受信する受信手段と、その
    受信したイベントデータに相当するタグ付き構造化デー
    タおよびイベント通知方法データに相当するタグ付き構
    造化データをイベントデータおよびイベント通知方法デ
    ータに復元するデータ変換手段と、その復元された内容
    に基づいたイベント処理を行う手段とを有することを特
    徴とする情報通信システム。
  2. 【請求項2】 前記イベントデータに相当するタグ付き
    構造化データは、イベント名、イベントを識別するため
    のイベントID、イベントの順番を示す情報の他に、必
    要に応じてイベント発生源を表す情報、ハンドバックな
    どの要素で構成され、 前記イベント通知方法データに相当するタグ付き構造化
    データは、メソッド名、イベント通知先を示す情報、前
    記イベントデータの他に、必要に応じて、メソッドの形
    式によっては引数型とその引数の値で構成され、さらに
    必要に応じて、イベントの実行に対する応答データをタ
    グ付き構造化データに変換したデータが加えられ、その
    応答データに対するタグ付き構造化データは、戻り値型
    と戻り値、エラーなどを表す情報などの要素で構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の情報通信システム。
  3. 【請求項3】 前記タグ付き構造化データは、XML
    (extensible markuplanguage)で記述されたデータで
    あることを特徴とする請求項1または2記載の情報通信
    システム。
  4. 【請求項4】 前記タグ付き構造化データは、HTTP(Hy
    perText Transfer Protocol)またはSMTP(Simple Mail
    Transfer Protocol)などの既存のプロトコルを用いて
    送信されることを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載の情報通信システム。
  5. 【請求項5】 複数のシステム間で情報の授受が可能で
    あって、あるシステムから他のシステムにイベントの通
    知を行う機能を有した情報通信システムにおけるイベン
    ト処理方法において、 イベント通知側システムでは、通知すべきイベントのイ
    ベントデータおよびそのイベントをどのように実行すべ
    きかを示すイベント通知方法データをそれぞれタグ付き
    構造化データに変換し、この変換されたイベントデータ
    に相当するタグ付き構造化データおよびイベント通知方
    法データに相当するタグ付き構造化データをイベント受
    信側システムに送信し、 そのイベント受信側システムは、前記イベント通知側シ
    ステムから送られてきたイベントデータに相当するタグ
    付き構造化データおよびイベント通知方法データに相当
    するタグ付き構造化データを受信し、その受信したイベ
    ントデータに相当するタグ付き構造化データおよびイベ
    ント通知方法データに相当するタグ付き構造化データを
    イベントデータおよびイベント通知方法データに復元
    し、その復元された内容に基づいたイベント処理を行
    う、 ことを特徴とする情報通信システムにおけるイベント処
    理方法。
  6. 【請求項6】 前記イベントに相当するタグ付き構造化
    データは、イベント名、イベントを識別するためのイベ
    ントID、イベントの順番を示す情報の他に、必要に応
    じてイベント発生源を表す情報、ハンドバックなどの要
    素で構成され、 前記イベント通知方法データに相当するタグ付き構造化
    データは、メソッド名、イベント通知先を示す情報、前
    記イベントデータの他に、必要に応じて、メソッドの形
    式によっては引数型とその引数の値で構成され、さらに
    必要に応じて、イベントの実行に対する応答データをタ
    グ付き構造化データに変換したデータが加えられ、その
    応答データに対するタグ付き構造化データは、戻り値型
    と戻り値、エラーなどを表す情報などの要素で構成され
    ることを特徴とする請求項5記載の情報通信システムに
    おけるイベント処理方法。
  7. 【請求項7】 前記タグ付き構造化データは、XMLで
    記述されたデータであることを特徴とする請求項5また
    は6記載の情報通信システムにおけるイベント処理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記タグ付き構造化データは、HTTPまた
    はSMTPなどの既存のプロトコルを用いて送信されること
    を特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の情報通
    信システムにおけるイベント処理方法。
  9. 【請求項9】 複数のシステム間で情報の授受が可能
    であって、あるシステムから他のシステムにイベントの
    通知を行う機能を有した情報通信システムにおけるイベ
    ント処理プログラムを記録した記録媒体であって、 イベント通知側システムでは、通知すべきイベントのイ
    ベントデータおよびそのイベントをどのように実行すべ
    きかを示すイベント通知方法データをそれぞれタグ付き
    構造化データに変換する手順と、この変換されたイベン
    トデータに相当するタグ付き構造化データおよびイベン
    ト通知方法データに相当するタグ付き構造化データをイ
    ベント受信側システムに送信する手順とが処理プログラ
    ムに書き込まれており、 前記イベント受信側システムは、前記イベント通知側シ
    ステムから送られてきたイベントデータに相当するタグ
    付き構造化データおよびイベント通知方法データに相当
    するタグ付き構造化データを受信する手順と、その受信
    したイベントデータに相当するタグ付き構造化データお
    よびイベント通知方法データに相当するタグ付き構造化
    データをイベントデータおよびイベントの通知方法デー
    タに復元する手順と、その復元された内容に基づいたイ
    ベント処理を行う手順とが処理プログラムに書き込まれ
    てなることをを特徴とする情報通信システムにおけるイ
    ベント処理プログラムを記録した記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記イベントに相当するタグ付き構造
    化データは、イベント名、イベントを識別するためのイ
    ベントID、イベントの順番を示す情報の他に、必要に
    応じてイベント発生源を表す情報、ハンドバックなどの
    要素で構成され、 前記イベント通知方法データに相当するタグ付き構造化
    データは、メソッド名、イベント通知先を示す情報、前
    記イベントデータの他に、必要に応じて、メソッドの形
    式によっては引数型とその引数の値で構成され、さらに
    必要に応じて、イベントの実行に対する応答データをタ
    グ付き構造化データに変換したデータが加えられ、その
    応答データに対するタグ付き構造化データは、戻り値型
    と戻り値、エラーなどを表す情報などの要素で構成され
    ることを特徴とする請求項9記載の情報通信システムに
    おけるイベント処理プログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記タグ付き構造化データは、XML
    で記述されたデータであることを特徴とする請求項9ま
    たは10記載の情報通信システムにおけるイベント処理
    プログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記タグ付き構造化データは、HTTPま
    たはSMTPなどの既存のプロトコルを用いて送信されるこ
    とを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の情
    報通信システムにおけるイベント処理プログラムを記録
    した記録媒体。
JP2001094095A 2001-03-28 2001-03-28 情報通信システムおよびそのイベント処理方法並びに情報通信システムにおけるイベント処理プログラムを記録した記録媒体 Withdrawn JP2002288145A (ja)

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