JP2002189622A - 更新データの配信システム、配信方法、及び記録媒体 - Google Patents

更新データの配信システム、配信方法、及び記録媒体

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JP2002189622A
JP2002189622A JP2000389023A JP2000389023A JP2002189622A JP 2002189622 A JP2002189622 A JP 2002189622A JP 2000389023 A JP2000389023 A JP 2000389023A JP 2000389023 A JP2000389023 A JP 2000389023A JP 2002189622 A JP2002189622 A JP 2002189622A
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Hidekazu Kimura
英一 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ端末で保持する共有データをセンタ装
置で保持する共有データと一致させる更新処理を自動化
し、さらにユーザが更新する共有データを選択できるよ
うにしたシステム、方法、及び記録媒体を提供するこ
と。 【解決手段】 複数のユーザで共有される全ての共有デ
ータBを保持するセンタ装置10と、前記共有データB
の写しである共有データAを保持するユーザ端末20と
を有し、ユーザ端末20からアクセスがあった際に、セ
ンタ装置10はデータ配信プログラム11をユーザ端末
20に返信し、ユーザ端末20で起動されたデータ配信
プログラム11が共有データAの最終更新日時Aをデー
タ群21から取得して送ると、センタ装置10は基デー
タ群13から取得した共有データBの最終更新日時Bと
最終更新日時Aを比較して更新が必要な共有データAに
対する更新データをユーザ端末20に返信することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は更新データの配信シ
ステム、配信方法、及び記録媒体に関し、特にセンタ装
置で保持する共有データの写しとしてユーザ端末で保持
される共有データ更新データを配信する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等のネットワークで接続
して企業間の商取引を行う場合、商品データや共通用語
辞書など各ユーザが共有するデータは、一括してセンタ
装置に保持され、管理される。
【0003】各ユーザは商取引の実行毎にネットワーク
を介してセンタ装置へ共有データをアクセスするのでは
なく、各ユーザが使用する端末装置に必要な共有データ
の写しを保持して処理を高速に実行する。
【0004】この方法では、センタ装置で保持する共有
データが更新された場合に、センタ装置に保持される共
有データと各ユーザ端末で保持する共有データの内容が
一致するように管理する必要がある。
【0005】従来、センタ装置から最新の共有データを
取得する場合、センタ装置側から各ユーザ端末へデータ
が更新された旨の通知を送信し、その通知を受けたユー
ザが自ら共有データの更新を実行していた。
【0006】例えば、ユーザは共有データ更新の通知を
受けた後、センタ装置にデータ更新指示を送信する。セ
ンタ装置はそのデータ更新指示を受信し指示されたデー
タをユーザ端末に配信する。ユーザは配信された共有デ
ータをユーザ端末上で操作して更新する作業を行うとい
う手順をとっていた。
【0007】別の方法として、センタ装置から共有デー
タの更新データを書き込んだフロッピー(登録商標)デ
ィスクや光ディスク等の記憶媒体と説明書を各ユーザへ
送付し、ユーザはこれらを受け取り、ユーザ端末を操作
して必要なデータ更新処理を実行していた。
【0008】また、端末側の更新を自動化する方法とし
て、まず、センタ装置側で各ユーザ端末が保持する共有
データの全ての最終更新日時等のレビジョン情報を各ユ
ーザ端末毎に設けておき、次に、ユーザ端末がセンタ装
置に接続した際に、そのユーザ端末の各共有データのレ
ビジョンとそれぞれ対応するセンタ装置の共有データの
レビジョンとを比較して不一致の場合にユーザ端末へ更
新データを送信して、ユーザ端末は受信した更新データ
に基づいて共有データの更新を行うという方法があっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術には、次のような問題点があった。第1の問
題点は、ユーザが操作して共有データの更新を行う場
合、センタ装置とユーザ端末の共有データとの一致が保
証されないということである。その理由は、センタ装置
からのデータ更新通知を受けても、ユーザがすぐにデー
タ更新処理を実行するとは限らないからである。すなわ
ち、データ更新通知を受け取っていてもユーザの不注意
によりデータ更新が行われないという状況が生じやすい
からである。
【0010】第2の問題点は、センタ装置側で一括管理
する方法では、ユーザの都合にかかわらず、ユーザ端末
で保持する全ての共有データが一括して更新されてしま
うということである。
【0011】本発明は、各ユーザ端末で保持する共有デ
ータの更新処理を自動化するとともにユーザの都合に合
わせてユーザが更新する共有データを選択できるように
した更新データの配信システム、配信方法、及び記録媒
体を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の配信シス
テムは、複数のユーザで共有される全ての共有データB
を保持するセンタ装置と、前記共有データBの写しであ
る共有データAを保持する複数のユーザ端末とを有し、
前記ユーザ端末の一つのユーザ端末Cからアクセスがあ
った際に、センタ装置はデータ配信プログラムをユーザ
端末Cに返信し、ユーザ端末Cで起動されたデータ配信
プログラムが共有データAのレビジョン情報を取得して
センタ装置に送ると前記センタ装置は共有データAのレ
ビジョンと共有データBのレビジョンとを比較して更新
が必要な共有データAに対する更新データをユーザ端末
に返信することを特徴とする。
【0013】本発明の第2の配信システムは、複数のユ
ーザで共有される全ての共有データBを保持するセンタ
装置と、前記共有データBの写しである共有データAを
保持する複数のユーザ端末とを有し、前記センタ装置
は、前記ユーザ端末の一つのユーザ端末Cからアクセス
があるとユーザ端末C上で動作するデータ配信プログラ
ムを送信し、ユーザ端末Cは、受信したデータ配信プロ
グラムを起動して、ユーザ端末Cで保持する全ての共有
データAの最終更新日時Aを取得して前記センタ装置に
送信し、前記センタ装置は、受信したそれぞれの最終更
新日時Aに対応する共有データBの最終更新日時Bを取
得して、最終更新日時Aと最終更新日時Bとを比較し、
比較結果によって更新データを取得してユーザ端末Cに
返信し、ユーザ端末Cは、受信した更新データによって
共有データAを更新するともに、最終更新日時Aを更新
実行日時に更新することを特徴とする。
【0014】本発明の第3の配信システムは、複数のユ
ーザで共有される全ての共有データBを保持するセンタ
装置と、前記共有データBの写しである共有データAを
保持し表示手段と入力手段とを有する複数のユーザ端末
とを有し、前記センタ装置は、前記ユーザ端末の一つの
ユーザ端末Cからアクセスがあるとデータ配信プログラ
ムを送信し、ユーザ端末Cは、受信したデータ配信プロ
グラムを起動して、ユーザ端末Cで保持する全ての共有
データAの名称と最終更新日時Aとを取得して表示手段
に表示し、ユーザから更新が許可された共有データAの
最終更新日時Aを前記センタ装置に送信し、前記センタ
装置は、受信したそれぞれの最終更新日時Aに対応する
共有データBの最終更新日時Bを取得して、最終更新日
時Aと最終更新日時Bとを比較し、比較結果によって更
新データを取得してユーザ端末Cに返信し、ユーザ端末
Cは、受信した更新データによって共有データAを更新
するともに、最終更新日時Aを更新実行日時に更新する
ことを特徴とする。
【0015】本発明の第4の配信システムは、複数のユ
ーザで共有される全ての共有データBを保持するセンタ
装置と、前記共有データBの写しである共有データAを
保持する複数のユーザ端末とを有し、前記センタ装置
は、前記ユーザ端末の一つのユーザ端末Cからアクセス
があるとデータ配信プログラムを送信し、前記ユーザ端
末は、受信したデータ配信プログラムを起動して、ユー
ザ端末で保持する全ての共有データAに対応する共有デ
ータBの最終更新日時Bと更新データの取得要求をセン
タ装置に送信し、前記センタ装置は、要求された最終更
新日時Bと更新データを取得してユーザ端末に返信し、
前記ユーザ端末は、共有データA毎に共有データAの最
終更新日時Aと受信した最終更新日時Bとを比較し、比
較結果に応じて受信した更新データによって共有データ
Aを更新するともに、最終更新日時Aを更新実行日時に
更新することを特徴とする。
【0016】本発明の第5の配信システムは、第2、第
3又は第4の配信システムにおいて、前記センタ装置
が、前記共有データBを保持するデータセンタ装置と、
前記共有データBと前記ユーザ端末に記憶される前記共
有データBの写しである共有データAとを一致させるた
めのデータを前記ユーザ端末に配信する配信センタ装置
とからなることを特徴とする。
【0017】本発明の第1の配信方法は、複数のユーザ
で共有される全ての共有データBを保持するセンタ装置
と、前記共有データBの写しである共有データAを保持
する複数のユーザ端末と、前記ユーザ端末からアクセス
があった際に、前記センタ装置はデータ配信プログラム
を前記ユーザ端末に返信する手順と、前記ユーザ端末で
起動されたデータ配信プログラムが共有データAのレビ
ジョン情報を取得して前記センタ装置に送る手順と、前
記センタ装置が共有データAのレビジョンと共有データ
Bのレビジョンとを比較して更新が必要な共有データA
に対する更新データを前記ユーザ端末に返信する手順と
を有する。
【0018】本発明の第2の配信方法は、複数のユーザ
で共有される全ての共有データBを保持するセンタ装置
と、前記共有データBの写しである共有データAを保持
する複数のユーザ端末と、前記センタ装置が、前記ユー
ザ端末の一つのユーザ端末Cからアクセスがあるとユー
ザ端末C上で動作するデータ配信プログラムを送信する
手順と、ユーザ端末Cが、受信したデータ配信プログラ
ムを起動して、ユーザ端末Cで保持する全ての共有デー
タAの最終更新日時Aを取得して前記センタ装置に送信
する手順と、前記センタ装置が、受信したそれぞれの最
終更新日時Aに対応する共有データBの最終更新日時B
を取得して、最終更新日時Aと最終更新日時Bとを比較
し、比較結果によって更新データをユーザ端末Cに返信
する手順と、ユーザ端末Cが、受信した更新データによ
って共有データAを更新するともに、最終更新日時Aを
更新実行日時に更新する手順とを有する。
【0019】本発明の第3の配信方法は、複数のユーザ
で共有される全ての共有データBを保持するセンタ装置
と、前記共有データBの写しである共有データAを保持
し表示手段と入力手段とを有する複数のユーザ端末と、
前記センタ装置が、前記ユーザ端末の一つのユーザ端末
Cからアクセスがあるとユーザ端末C上で動作するデー
タ配信プログラムを送信する手順と、ユーザ端末Cが、
受信したデータ配信プログラムを起動して、ユーザ端末
Cで保持する全ての共有データAの名称と最終更新日時
Aとを取得して表示し、ユーザからの入力で更新が許可
された共有データAの最終更新日時Aを前記センタ装置
に送信する手順と、前記センタ装置が、受信したそれぞ
れの最終更新日時Aに対応する共有データBの最終更新
日時Bを取得して、最終更新日時Aと最終更新日時Bと
を比較し、比較結果によって更新データをユーザ端末C
に返信する手順と、ユーザ端末Cが、受信した更新デー
タによって共有データAを更新するともに、最終更新日
時Aを更新実行日時に更新する手順とを有する。
【0020】本発明の第4の配信方法は、複数のユーザ
で共有される全ての共有データBを保持するセンタ装置
と、前記共有データBの写しである共有データAを保持
する複数のユーザ端末と、前記センタ装置が、前記ユー
ザ端末の一つのユーザ端末Cからアクセスがあるとデー
タ配信プログラムを送信する手順と、前記ユーザ端末
が、受信したデータ配信プログラムを起動して、ユーザ
端末で保持する全ての共有データAに対応する共有デー
タBの最終更新日時Bと更新データの取得要求をセンタ
装置に送信する手順と、前記センタ装置が、要求された
最終更新日時Bと更新データをユーザ端末に返信する手
順と、前記ユーザ端末が、共有データA毎に共有データ
Aの最終更新日時Aと受信した最終更新日時Bとを比較
し、比較結果に応じて受信した更新データによって共有
データAを更新するともに、最終更新日時Aを更新実行
日時に更新する手順とを有する。
【0021】本発明の第1の記録媒体は、複数のユーザ
で共有される全ての共有データBを保持するセンタ装置
が、前記共有データBの写しである共有データAを保持
するユーザ端末からアクセス受けると、センタ装置がデ
ータ配信プログラムを前記ユーザ端末に送信する手順
と、前記ユーザ端末で起動されたデータ配信プログラム
が共有データAのレビジョン情報を取得してセンタ装置
に送る手順と、前記センタ装置が共有データAのレビジ
ョンと共有データBのレビジョンとを比較して更新が必
要な共有データAに対する更新データを前記ユーザ端末
に返信する手順とをコンピュータに実行させるプログラ
ムを記録した記録媒体。
【0022】本発明の第2の記録媒体は、複数のユーザ
で共有される全ての共有データBを保持するセンタ装置
が、前記共有データBの写しである共有データAを保持
するユーザ端末からアクセスを受けるとデータ配信プロ
グラムを送信する手順と、前記ユーザ端末で起動された
データ配信プログラムが前記ユーザ端末で保持する全て
の共有データAの最終更新日時Aを取得して前記センタ
装置に送信する手順と、前記センタ装置が、受信したそ
れぞれの最終更新日時Aに対応する共有データBの最終
更新日時Bを取得して、最終更新日時Aと最終更新日時
Bとを比較し、比較結果によって更新データを前記ユー
ザ端末に返信する手順と、前記データ配信プログラムが
受信した更新データで共有データAを更新するともに、
最終更新日時Aを更新実行日時に更新する手順とをコン
ピュータに実行させるプログラムを記録する。
【0023】本発明の第3の記録媒体は、複数のユーザ
で共有される全ての共有データBを保持するセンタ装置
が、前記共有データBの写しである共有データAを保持
するユーザ端末からアクセスを受けるとデータ配信プロ
グラムを送信する手順と、前記ユーザ端末で起動された
データ配信プログラムが前記ユーザ端末で保持する全て
の共有データAの名称と最終更新日時Aとを取得して表
示し、ユーザの入力により更新が許可された共有データ
Aの最終更新日時Aを前記センタ装置に送信する手順
と、前記センタ装置が、受信したそれぞれの最終更新日
時Aに対応する共有データBの最終更新日時Bを取得し
て、最終更新日時Aと最終更新日時Bとを比較し、比較
結果によって更新データを前記ユーザ端末に返信する手
順と、前記ユーザ端末で起動されたデータ配信プログラ
ムが、受信した更新データで共有データAを更新すると
もに、最終更新日時Aを更新実行日時に更新する手順と
をコンピュータに実行させるプログラムを記録する。
【0024】本発明の第4の記録媒体は、複数のユーザ
で共有される全ての共有データBを保持するセンタ装置
が、前記共有データBの写しである共有データAを保持
するユーザ端末からアクセスを受けるとデータ配信プロ
グラムを送信する手順と、前記ユーザ端末で起動された
データ配信プログラムが、前記ユーザ端末で保持する全
ての共有データAに対応する共有データBの最終更新日
時Bと更新データの取得要求を前記センタ装置に送信す
る手順と、前記センタ装置が、要求された最終更新日時
Bと更新データとを取得して前記ユーザ端末に返信する
手順と、前記ユーザ端末で起動されたデータ配信プログ
ラムが、共有データA毎に共有データAの最終更新日時
Aと受信した最終更新日時Bとを比較し、比較結果に応
じて受信した更新データによって共有データAを更新す
るともに、最終更新日時Aを更新実行日時に更新する手
順とをコンピュータに実行させるプログラムを記録す
る。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。図1のブロック図に
示す本発明の第1の実施の形態の配信システムは、セン
タ装置10と、ユーザ端末20と、これらを接続するネ
ットワーク29からなる。ユーザ端末20は複数接続す
るが図1では1つのみ示している。
【0026】センタ装置10は、ユーザ端末20に比べ
てより高度な機能・性能を持った例えばサーバと呼ばれ
るような情報処理装置で実現され、各ユーザ端末20で
共有する全ての共有データ(以降共有データBともい
う)を含む基データ群13と、ユーザ端末20で保持す
る共有データ(以降共有データAともいう)の更新を実
行するデータ配信プログラム11と、配信データ収集プ
ログラム12とを含む。
【0027】また、センタ装置10は、ネットワーク2
9に接続してユーザ端末20との間でデータの送受信を
実行できるようになっており、例えば、各ユーザ端末2
0からネットワーク29を介して企業間での商品の取引
を実行する機能などを備える。
【0028】ユーザ端末20は、例えば、パーソナルコ
ンピュータ等の情報処理装置で実現され、基データ群1
3に保持される共有データのうちユーザ端末20での業
務で必要とする共有データを記憶するデータ群21と、
センタ装置10から配信されるデータ配信プログラム1
1を格納するための領域であるデータ配信プログラム域
22を含む。
【0029】ユーザ端末20は、さらに、共有データの
更新を実行する際に必要な画面を表示する機能や、ネッ
トワーク29に接続してセンタ装置10との間でデータ
を送受信する機能を含み、例えば、企業間の取引を実行
するような使用形態では各企業に1つ以上設置される。
【0030】センタ装置10とユーザ端末20で保持さ
れる共有データは、例えば、複数のユーザ間で共通して
扱ういろいろな商品データのようなものや、あるいは、
取り扱う共有データの用語を定義・説明するための共通
用語辞書のようなものがあるが、これらに限定するもの
ではない。
【0031】また、これらの共有データは、センタ装置
10に基となる各共有データBが基データ群13に保持
され、この基データ群13内の共有データBに対して更
新が実行され、管理される。従って、各ユーザ端末20
のデータ群21は基データ群13内の共有データBの一
部又は全部の写しを保持しており、ユーザ端末20にて
共有データAを参照する場合には、特別な事情がない限
り、共有データAの基となる基データ群13内の共有デ
ータBと一致させる必要がある。
【0032】データ配信プログラム11は、ユーザ端末
20へ送られ、データ配信プログラム域22に格納され
て実行されるプログラムであり、ユーザ端末20上にあ
って動作し、データ群21の各共有データの更新を実行
する機能を含む。
【0033】配信データ収集プログラム12は、センタ
装置10上で動作するプログラムであり、ユーザ端末2
0上で動作するデータ配信プログラム11と協力して基
データ群13から共有データに関する更新データを取り
だしてユーザ端末20へ送信する機能を含む。
【0034】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて詳細に説明する。図2は本発明の第1の実施の形
態の動作を示したフローチャートである。図2では、セ
ンタ装置10とユーザ端末20上でそれぞれ実行される
内容を実行順に示している。
【0035】まず、ユーザは、ユーザ端末20の共有デ
ータを更新する際にユーザ端末20を介してセンタ装置
10にアクセスする(ステップ711)。一般ユーザが
ユーザ端末20に共有データを保持してサービスを受け
るような形態では、ユーザ端末20とセンタ装置10と
の間を専用のネットワークで接続するのではなく、セン
タ装置10がインターネット29上にウェブページ(以
降ホームページという)を開設し、このホームページへ
ユーザ端末20からアクセスするように、本発明を適用
してもよい。
【0036】上記アクセスに対して、センタ装置10は
データ配信プログラム11をユーザ端末20に送信する
(ステップ712)。ユーザ端末20は受信したデータ
配信プログラム11をデータ配信プログラム域22に格
納した後にデータ配信プログラム11を起動する(ステ
ップ713)。
【0037】ユーザ端末20上のデータ配信プログラム
11は、データ群21に保持される共有データA毎にそ
の最終更新日時Aを取得して共有データ名とともにセン
タ装置10へ送信する(ステップ714)。
【0038】配信データ収集プログラム12は、ユーザ
端末20から送信された共有データ名と最終更新日時A
とを受け取ると、受信した共有データ名毎に対応する基
データ群13に保持される共有データBの最終更新日時
Bを取得する(ステップ715)。
【0039】次に配信データ収集プログラム12は、セ
ンタ装置10から取得した最終更新日時Bをユーザ端末
20から送信された対応する共有データの最終更新日時
Aとをそれぞれ比較し、最終更新日時Bの方が最終更新
日時Aよりも新しい共有データについてはそれぞれ更新
データを基データ群13から取得してユーザ端末20へ
送信する(ステップ716)。基データ群13から取得
する更新データは、共有データB全体でもよいし、共有
データAと共有データBとの差分を含むデータ情報でも
よく、特に限定しない。
【0040】ユーザ端末20上のデータ配信プログラム
11は、受信した更新データによって共有データAを更
新して共有データBの内容に一致するようにする(ステ
ップ717)。さらに、データ配信プログラム11は、
最終更新日時Aを実行当日の日時Cに更新する(ステッ
プ718)。このとき更新されるのは、最終更新日時B
の方が最終更新日時Aよりも新しかった共有データのみ
であり、それ以外の共有データについては最新状態なの
で更新はされない。
【0041】以上のようにして、センタ装置10で保持
する共有データBとユーザ端末20で保持する共有デー
タAとのレビジョンが最終更新日時という情報によって
照合され、レビジョンが最新でない共有データAについ
てのみ更新データがセンタ装置10からユーザ端末20
へ送信され共有データAが更新される。
【0042】また、ユーザ端末20上で共有データAの
更新を行うデータ配信プログラム11は、ユーザ端末2
0に常に保持する必要はなく、センタ装置10からダウ
ンロードして実行するので、常に最新の状態で実行でき
る。このため、データ配信プログラム11自身の更新
は、各ユーザ端末20にかかわらず、センタ装置10上
にて行うだけでよいので、更新の管理が容易である。
【0043】また、各ユーザ端末20毎に保持するデー
タのレビジョンをセンタ装置10で一括して管理する必
要がないので、センタ装置10の負荷が大幅に軽減でき
る。特に、ユーザ端末20の電源が切断されているよう
な状態では、センタ装置10からユーザ端末20へアク
セスしてデータを更新できないため、ユーザ端末20の
データの更新タイミングを見つけるための無駄な動作も
不要となる。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。図3は第2の実施の形態の配
信システムのブロック図である。第1の実施の形態の配
信システムを示す図1との差分は、データ配信プログラ
ムの内容が異なる点である。
【0045】これにより第2の実施の形態の配信システ
ムの特徴であるところの、更新する共有データをユーザ
が選択できるようにした機能を実現している。図1のデ
ータ配信プログラム11に対して図3ではデータ配信プ
ログラム31となるが、これ以外の構成要素は図1と同
等であるので説明は省略する。
【0046】図4は第2の実施の形態の配信システムの
動作を示したフローチャートである。図4のステップ7
31〜733は図2のステップ711〜713と同じで
あるので説明は省略する。ただし、ユーザ端末20へは
データ配信プログラム11ではなく配信プログラム31
が送信される。
【0047】ユーザ端末20上で起動されたデータ配信
プログラム31は、データ群21に保持される共有デー
タA毎にその最終更新日時Aを取得して、図示しないが
ユーザ端末20の表示手段に表示する(ステップ73
4)。表示画面については図示しないが、各共有データ
毎に更新の対象とするか否かをユーザが指定して入力で
きるような画面であればよい。
【0048】ユーザの入力によって更新対象と指定され
た共有データに対して、データ配信プログラム31は、
共有データ名と最終更新日時Aをセンタ装置30へ送信
する(ステップ735)。以降のステップ736〜73
9の動作は、図2のステップ715〜718の動作と同
じであるので、説明は省略する。
【0049】このように、第2の実施の形態ではユーザ
端末20に保持する共有データに対してユーザが更新を
するか否かを指定できるようにしている。これにより、
特定の共有データを更新したくないような状況に対して
も、ユーザは容易に対応することができ、ユーザ毎の個
別の事情に対して柔軟にシステムを利用できるようにな
る。
【0050】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して説明する。図5は第3の実施の形態の配
信システムのブロック図である。第1の実施の形態の配
信システムを示す図1との差分は、データ配信プログラ
ムと配信データ収集プログラムの動作内容にある。これ
以外の構成要素は図1と同等であるので説明は省略す
る。
【0051】第1の実施の形態では、基データ群13と
データ群21との最終更新日時の比較をセンタ装置10
上の配信データ収集プログラム12で実行していたが、
第3の実施の形態では、これをユーザ端末20上のデー
タ配信プログラム41にて実行することによりセンタ装
置40側の負荷を軽減している点に特徴がある。
【0052】図6は第3の実施の形態の配信システムの
動作を示したフローチャートである。図6のステップ7
41〜743は図2のステップ711〜713と同じで
あるので説明は省略する。ただし、ユーザ端末20へは
データ配信プログラム11ではなく配信プログラム41
が送信される。
【0053】ユーザ端末20上で起動されたデータ配信
プログラム41は、データ群21に保持される各共有デ
ータAに対応する基データ群13内の更新データと最終
更新日時Bとを要求する(ステップ744)。
【0054】センタ装置40上の配信データ収集プログ
ラム42は、要求された更新データと終更新日時Bを基
データ群13から取得し、要求されたユーザ端末20へ
返信する(ステップ745)。
【0055】ユーザ端末20上のデータ配信プログラム
41は、要求した更新データと最終更新日時Bとを受信
し、共有データA毎にデータ群21から取得した最終更
新日時Aと受信した最終更新日時Bとを比較し、最終更
新日時Bの方が最終更新日時Aよりも新しかった共有デ
ータAを更新データにより更新して基データ群13内の
共有データBと一致させ(ステップ746)、さらに、
更新されたデータ群21内の共有データに対して最終更
新日時Aを実行当日の日時Cに更新する(ステップ74
7)。
【0056】このように、第3の実施の形態では、ユー
ザ端末20とセンタ装置40の共有データの最終更新日
時の比較をユーザ端末20上で実行するようにしたの
で、第1の実施の形態と比べて、センタ装置40の負荷
が軽減される。一方でユーザ端末20の負荷が増えてい
るため、配信システムの運用形態・状況に応じて第1あ
るいは第3の実施の形態を選択することができる。
【0057】次に、本発明の第4の実施の形態について
図面を参照して説明する。図7は第4の実施の形態の配
信システムのブロック図である。第1の実施の形態の配
信システムを示す図1との差分は、図1のセンタ装置1
0が、データ配信プログラム11と配信データ収集プロ
グラム52を実行する配信センタ装置50と基データ群
13を保持管理するデータセンタ装置55とに分割され
ている点である。
【0058】このため、配信データ収集プログラム52
は、図1の配信データ収集プログラム12と異なり、基
データ群13へのアクセスでは、データセンタ装置55
に対してデータの取得要求を行う必要がある。これ以外
の図1と同名・同番号の構成要素は図1と同等であるの
で説明は省略する。
【0059】配信センタ装置50は、ユーザ端末20と
ネットワーク29で接続され、ユーザ端末20との間で
データの送受信を行い、さらに、データセンタ装置55
との間でもデータの送受信を行う。
【0060】データセンタ装置55は、配信センタ装置
50と接続し、基データ群13に保持する共有データB
等の取得要求に応じて動作し、要求されたデータを送信
する。データセンタ装置55と、配信センタ装置50と
の間の接続は、専用の通信回線でもよいし、ネットワー
クでもよく特に限定はしない。
【0061】図8は、第4の実施の形態の動作を示した
フローチャートである。図8のステップ751〜753
は図2のステップ711〜713と同じであるので説明
は省略する。
【0062】配信センタ装置50の配信データ収集プロ
グラム52は、受信した共有データ名に対応する基デー
タ群13内の共有データBの最終更新日時Bの取得要求
をデータセンタ装置55へ送信する(ステップ75
4)。データセンタ装置55は要求された最終更新日時
Bを基データ群13から取得して返信する(ステップ7
55)。
【0063】配信データ収集プログラム52は、最終更
新日時Aと最終更新日時Bとを共有データ毎に比較し
て、最終更新日時Bの方が最終更新日時Aよりも新しか
った共有データに対する更新データの取得要求をデータ
センタ装置55へ送信する(ステップ756)。データ
センタ装置55は要求された更新データ)を基データ群
13から取得して返信する(ステップ757)。
【0064】配信データ収集プログラム52は、最終更
新日時Bの方が最終更新日時Aよりも新しかった各共有
データに対する更新データをデータセンタ装置55から
受信して、ユーザ端末20へ送信する(ステップ75
8)。この後のステップ759と760は図2のステッ
プ717と718と同じであり、データ群21の共有デ
ータと最終更新日時を更新して基データ群13の共有デ
ータと一致させる。
【0065】このように、第4の実施の形態では、デー
タの更新・配信に関する処理を配信センタ装置50で実
行し、基データ群13内のデータの保持・管理をデータ
センタ装置55で実行するようにしているので、基デー
タ群13が大容量であり、その保持・管理に大きな負担
がかかるシステムでは、装置を分割することにより負担
を分散できる。
【0066】また、基データ群13のデータを他の用途
に用いる場合等は、配信センタ装置50以外に他の用途
のために設けられた装置とも接続して運用する必要もあ
り、基データ部分が独立して管理される方が管理しやす
い。
【0067】第4の実施の形態では、第1の実施の形態
を基に説明したが、第2又は第3の実施の形態も、同様
にセンタ装置30又は40を分割して実現する形態は、
容易に推測できるので、これらの形態での詳細な説明は
省略する。
【0068】次に、記録媒体について説明する。センタ
装置10、30、40、配信センタ装置50は、図示し
ないが、記録媒体をアクセスできる媒体アクセス装置を
内蔵するか外付けできるようになっており、この媒体ア
クセス装置によって、図1の記録媒体19、図3の記録
媒体39、図5の記録媒体49、図7の記録媒体59
は、それぞれアクセスされる。
【0069】図示しないが、センタ装置10、30、4
0、又は配信センタ装置50は、それぞれ、記録媒体1
9、39、49、又は59をアクセスして記録されてい
るプログラムを各センタ装置内に読み込み、記憶部に記
憶したりインストールしたりして保持し、それらのプロ
グラムを実行する。
【0070】各記録媒体は、データ配信プログラム及び
配信データ収集プログラムを記録し、記録媒体19は図
2のステップ711〜718の手順を記録し、記録媒体
39は図4のステップ731〜739の手順を記録し、
記録媒体49は図6のステップ741〜747の手順を
記録し、記録媒体59は図8のステップ751〜760
(755と757は除く)の手順を記録する。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザがセンタ装置をアクセスすることにより自動的に
ユーザ端末に保持する共有データをセンタ装置に保持す
る最新の共有データに一致させるようにしたので、ユー
ザは特別な更新操作をすることなくユーザ端末の共有デ
ータを最新にできるという効果がある。また、センタ装
置ではユーザ端末に影響されずに、共有データを更新で
きるという効果がある。
【0072】また、ユーザ端末上で共有データの更新を
実行するデータ配信プログラムをセンタ装置に保持して
おき、実行時にユーザ端末に送信して実行するので、ユ
ーザ端末にデータ配信プログラムを常時保持する場合に
比べて、各ユーザ端末は常に最新のデータ配信プログラ
ムを実行できるという効果がある。
【0073】また、データの更新に先立って、ユーザ端
末に保持する共有データを表示してユーザが更新する共
有データを選択できるようにしたので、各ユーザ毎は特
殊な状況により特定の又は全ての共有データの更新を抑
止したい場合でも、容易に対応できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態のフローチャートで
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態のフローチャートで
ある。
【図5】本発明の第3の実施の形態のブロック図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施の形態のフローチャートで
ある。
【図7】本発明の第4の実施の形態のブロック図であ
る。
【図8】本発明の第4の実施の形態のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 センタ装置 11 データ配信プログラム 12 配信データ収集プログラム 13 基データ群 19 記録媒体 20 ユーザ端末 21 データ群 22 データ配信プログラム域 30 センタ装置 31 データ配信プログラム 39 記録媒体 40 センタ装置 41 データ配信プログラム 42 配信データ収集プログラム 49 記録媒体 50 配信センタ装置 52 配信データ収集プログラム 55 データセンタ装置 59 記録媒体

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザで共有される全ての共有デ
    ータBを保持するセンタ装置と、前記共有データBの写
    しである共有データAを保持する複数のユーザ端末とを
    有し、前記ユーザ端末の一つのユーザ端末Cからアクセ
    スがあった際に、センタ装置はデータ配信プログラムを
    ユーザ端末Cに返信し、ユーザ端末Cで起動されたデー
    タ配信プログラムが共有データAのレビジョン情報を取
    得してセンタ装置に送ると前記センタ装置は共有データ
    Aのレビジョンと共有データBのレビジョンとを比較し
    て更新が必要な共有データAに対する更新データをユー
    ザ端末に返信することを特徴とする配信システム。
  2. 【請求項2】 複数のユーザで共有される全ての共有デ
    ータBを保持するセンタ装置と、前記共有データBの写
    しである共有データAを保持する複数のユーザ端末とを
    有し、前記センタ装置は、前記ユーザ端末の一つのユー
    ザ端末Cからアクセスがあるとユーザ端末C上で動作す
    るデータ配信プログラムを送信し、ユーザ端末Cは、受
    信したデータ配信プログラムを起動して、ユーザ端末C
    で保持する全ての共有データAの最終更新日時Aを取得
    して前記センタ装置に送信し、前記センタ装置は、受信
    したそれぞれの最終更新日時Aに対応する共有データB
    の最終更新日時Bを取得して、最終更新日時Aと最終更
    新日時Bとを比較し、比較結果によって更新データを取
    得してユーザ端末Cに返信し、ユーザ端末Cは、受信し
    た更新データによって共有データAを更新するともに、
    最終更新日時Aを更新実行日時に更新することを特徴と
    する配信システム。
  3. 【請求項3】 複数のユーザで共有される全ての共有デ
    ータBを保持するセンタ装置と、前記共有データBの写
    しである共有データAを保持し表示手段と入力手段とを
    有する複数のユーザ端末とを有し、前記センタ装置は、
    前記ユーザ端末の一つのユーザ端末Cからアクセスがあ
    るとデータ配信プログラムを送信し、ユーザ端末Cは、
    受信したデータ配信プログラムを起動して、ユーザ端末
    Cで保持する全ての共有データAの名称と最終更新日時
    Aとを取得して表示手段に表示し、ユーザから更新が許
    可された共有データAの最終更新日時Aを前記センタ装
    置に送信し、前記センタ装置は、受信したそれぞれの最
    終更新日時Aに対応する共有データBの最終更新日時B
    を取得して、最終更新日時Aと最終更新日時Bとを比較
    し、比較結果によって更新データを取得してユーザ端末
    Cに返信し、ユーザ端末Cは、受信した更新データによ
    って共有データAを更新するともに、最終更新日時Aを
    更新実行日時に更新することを特徴とする配信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 複数のユーザで共有される全ての共有デ
    ータBを保持するセンタ装置と、前記共有データBの写
    しである共有データAを保持する複数のユーザ端末とを
    有し、前記センタ装置は、前記ユーザ端末の一つのユー
    ザ端末Cからアクセスがあるとデータ配信プログラムを
    送信し、前記ユーザ端末は、受信したデータ配信プログ
    ラムを起動して、ユーザ端末で保持する全ての共有デー
    タAに対応する共有データBの最終更新日時Bと更新デ
    ータの取得要求をセンタ装置に送信し、前記センタ装置
    は、要求された最終更新日時Bと更新データを取得して
    ユーザ端末に返信し、前記ユーザ端末は、共有データA
    毎に共有データAの最終更新日時Aと受信した最終更新
    日時Bとを比較し、比較結果に応じて受信した更新デー
    タによって共有データAを更新するともに、最終更新日
    時Aを更新実行日時に更新することを特徴とする配信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記センタ装置は、前記共有データBを
    保持するデータセンタ装置と、前記共有データBと前記
    ユーザ端末に記憶される前記共有データBの写しである
    共有データAとを一致させるためにデータを前記ユーザ
    端末に配信する配信センタ装置とからなることを特徴と
    する請求項2、3、又は4の配信システム。
  6. 【請求項6】 複数のユーザで共有される全ての共有デ
    ータBをセンタ装置に保持し、前記共有データBの写し
    である共有データAを複数のユーザ端末に保持し、前記
    ユーザ端末からアクセスがあった際に、前記センタ装置
    はデータ配信プログラムを前記ユーザ端末に返信し、前
    記ユーザ端末で起動されたデータ配信プログラムが共有
    データAのレビジョン情報を取得して前記センタ装置に
    送ると、前記センタ装置は共有データAのレビジョンと
    共有データBのレビジョンとを比較して更新が必要な共
    有データAに対する更新データを前記ユーザ端末に返信
    することを特徴とする配信方法。
  7. 【請求項7】 複数のユーザで共有される全ての共有デ
    ータBを保持するセンタ装置と、前記共有データBの写
    しである共有データAを保持する複数のユーザ端末とを
    有し、前記センタ装置は、前記ユーザ端末の一つのユー
    ザ端末Cからアクセスがあるとユーザ端末C上で動作す
    るデータ配信プログラムを送信し、ユーザ端末Cは、受
    信したデータ配信プログラムを起動して、ユーザ端末C
    で保持する全ての共有データAの最終更新日時Aを取得
    して前記センタ装置に送信し、前記センタ装置は、受信
    したそれぞれの最終更新日時Aに対応する共有データB
    の最終更新日時Bを取得して、最終更新日時Aと最終更
    新日時Bとを比較し、比較結果によって更新データをユ
    ーザ端末Cに返信し、ユーザ端末Cは、受信した更新デ
    ータによって共有データAを更新するともに、最終更新
    日時Aを更新実行日時に更新することを特徴とする配信
    方法。
  8. 【請求項8】 複数のユーザで共有される全ての共有デ
    ータBを保持するセンタ装置と、前記共有データBの写
    しである共有データAを保持し表示手段と入力手段とを
    有する複数のユーザ端末とを有し、前記センタ装置は、
    前記ユーザ端末の一つのユーザ端末Cからアクセスがあ
    るとユーザ端末C上で動作するデータ配信プログラムを
    送信し、ユーザ端末Cは、受信したデータ配信プログラ
    ムを起動して、ユーザ端末Cで保持する全ての共有デー
    タAの名称と最終更新日時Aとを取得して表示し、ユー
    ザからの入力で更新が許可された共有データAの最終更
    新日時Aを前記センタ装置に送信し、前記センタ装置
    は、受信したそれぞれの最終更新日時Aに対応する共有
    データBの最終更新日時Bを取得して、最終更新日時A
    と最終更新日時Bとを比較し、比較結果によって更新デ
    ータをユーザ端末Cに返信し、ユーザ端末Cは、受信し
    た更新データによって共有データAを更新するともに、
    最終更新日時Aを更新実行日時に更新することを特徴と
    する配信方法。
  9. 【請求項9】 複数のユーザで共有される全ての共有デ
    ータBを保持するセンタ装置と、前記共有データBの写
    しである共有データAを保持する複数のユーザ端末とを
    有し、前記センタ装置は、前記ユーザ端末の一つのユー
    ザ端末Cからアクセスがあるとデータ配信プログラムを
    送信し、前記ユーザ端末は、受信したデータ配信プログ
    ラムを起動して、ユーザ端末で保持する全ての共有デー
    タAに対応する共有データBの最終更新日時Bと更新デ
    ータの取得要求をセンタ装置に送信し、前記センタ装置
    は、要求された最終更新日時Bと更新データをユーザ端
    末に返信し、前記ユーザ端末は、共有データA毎に共有
    データAの最終更新日時Aと受信した最終更新日時Bと
    を比較し、比較結果に応じて受信した更新データによっ
    て共有データAを更新するともに、最終更新日時Aを更
    新実行日時に更新することを特徴とする配信方法。
  10. 【請求項10】 複数のユーザで共有される全ての共有
    データBを保持するセンタ装置が、前記共有データBの
    写しである共有データAを保持するユーザ端末からアク
    セス受けると、センタ装置がデータ配信プログラムを前
    記ユーザ端末に返信する手順と、前記ユーザ端末で起動
    されたデータ配信プログラムが共有データAのレビジョ
    ン情報を取得してセンタ装置に送る手順と、前記センタ
    装置が共有データAのレビジョンと共有データBのレビ
    ジョンとを比較して更新が必要な共有データAに対する
    更新データを前記ユーザ端末に返信する手順とをコンピ
    ュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 複数のユーザで共有される全ての共有
    データBを保持するセンタ装置が、前記共有データBの
    写しである共有データAを保持するユーザ端末からアク
    セスを受けるとデータ配信プログラムを送信する手順
    と、前記ユーザ端末で起動されたデータ配信プログラム
    が前記ユーザ端末で保持する全ての共有データAの最終
    更新日時Aを取得して前記センタ装置に送信する手順
    と、前記センタ装置が、受信したそれぞれの最終更新日
    時Aに対応する共有データBの最終更新日時Bを取得し
    て、最終更新日時Aと最終更新日時Bとを比較し、比較
    結果によって更新データを前記ユーザ端末に返信する手
    順と、前記データ配信プログラムが受信した更新データ
    で共有データAを更新するともに、最終更新日時Aを更
    新実行日時に更新する手順とをコンピュータに実行させ
    るプログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 複数のユーザで共有される全ての共有
    データBを保持するセンタ装置が、前記共有データBの
    写しである共有データAを保持するユーザ端末からアク
    セスを受けるとデータ配信プログラムを送信する手順
    と、前記ユーザ端末で起動されたデータ配信プログラム
    が前記ユーザ端末で保持する全ての共有データAの名称
    と最終更新日時Aとを取得して表示し、ユーザの入力に
    より更新が許可された共有データAの最終更新日時Aを
    前記センタ装置に送信する手順と、前記センタ装置が、
    受信したそれぞれの最終更新日時Aに対応する共有デー
    タBの最終更新日時Bを取得して、最終更新日時Aと最
    終更新日時Bとを比較し、比較結果によって更新データ
    を前記ユーザ端末に返信する手順と、前記ユーザ端末で
    起動されたデータ配信プログラムが、受信した更新デー
    タで共有データAを更新するともに、最終更新日時Aを
    更新実行日時に更新する手順とをコンピュータに実行さ
    せるプログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】 複数のユーザで共有される全ての共有
    データBを保持するセンタ装置が、前記共有データBの
    写しである共有データAを保持するユーザ端末からアク
    セスを受けるとデータ配信プログラムを送信する手順
    と、前記ユーザ端末で起動されたデータ配信プログラム
    が、前記ユーザ端末で保持する全ての共有データAに対
    応する共有データBの最終更新日時Bと更新データの取
    得要求を前記センタ装置に送信する手順と、前記センタ
    装置が、要求された最終更新日時Bと更新データとを取
    得して前記ユーザ端末に返信する手順と、前記ユーザ端
    末で起動されたデータ配信プログラムが、共有データA
    毎に共有データAの最終更新日時Aと受信した最終更新
    日時Bとを比較し、比較結果に応じて受信した更新デー
    タによって共有データAを更新するともに、最終更新日
    時Aを更新実行日時に更新する手順とをコンピュータに
    実行させるプログラムを記録した記録媒体。
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