JPH11316693A - プログラム間データ連携システム及び方法 - Google Patents

プログラム間データ連携システム及び方法

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JPH11316693A
JPH11316693A JP10137688A JP13768898A JPH11316693A JP H11316693 A JPH11316693 A JP H11316693A JP 10137688 A JP10137688 A JP 10137688A JP 13768898 A JP13768898 A JP 13768898A JP H11316693 A JPH11316693 A JP H11316693A
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JP
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data
program
type
receiving
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Application number
JP10137688A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mizoshita
博 溝下
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Chubu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラム間でのデータ送受信時、送信側プロ
グラムや受信側プログラムの名称の指定することを不要
とするデータ連携システムの提供。 【解決手段】データ受信プログラムは、受け取る必要の
あるデータの種類と自身の名前をデータ連携制御プログ
ラムに送出し、データ送信プログラムは該データの種類
と自信の名前をデータ連携制御プログラムに送出し、デ
ータ連携制御プログラムはデータ送信プログラムから送
られた要求データの種類と名前を記憶管理し、データ送
信プログラムからデータの種類と名前が通知された場合
データの種類からデータ受信プログラムを検索し、デー
タ送信プログラムの名前とデータの種類を送出し、デー
タ受信プログラムはデータ連携制御プログラムから受け
取った名前をもとにデータ送信プログラムのデータ送信
手段から送信されるデータを受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特に複数のプログラム又は情報処理装置間でデータ
の授受を行うデータ連携システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データ連携機能は、情報処理装置におい
て、複数のプログラム間でデータの連携を取る必要のあ
るシステムで実装されて使われている。その具体例を一
つ挙げれば、例えば、情報処理装置の表示端末上のある
ウィンドウに表示されているデータが利用者によって修
正された場合に、別のウィンドウに表示されているデー
タも合わせて修正された内容を表示させるようなシステ
ムである。この場合、あるウィンドウ上で修正されたデ
ータを別のウィンドウのアプリケーションに送信し該別
のウィンドウのアプリケーションでは修正された内容を
反映して表示させる。
【0003】なお、複数ファイル間でデータ連携を行うシス
テムとして、例えば特開平6−131224号公報に
は、元のアプリケーションにおける編集内容をデータ連
携を行った先のアプリケーション上のデータに対して反
映可能とする方法及び装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データ連携の技術には次のような問題点があった。
【0005】データを送信するプログラムの手続(SUBROUTI
NEもしくはFUNCTION)のなかに、データを受信するプロ
グラムについて指定する必要があった。もしくは、デー
タを受信するプログラムの手続のなかに、データを送信
するプログラムについて指定する必要があった。
【0006】また、データを送信するプログラムや、データ
を受信するプログラムとは別の第三者的な制御プログラ
ム(中継・調停システムとして機能する)を作成してい
る場合もあったが、この制御プログラムの手続のなか、
もしくは、この制御プログラムが利用している記憶媒体
上のファイルのなかにデータを送信するプログラムやデ
ータを受信するプログラムについて指定を行う必要があ
った。
【0007】このため、送信側プログラムや受信側プログラ
ムの名称の変更や記憶媒体上の格納場所の変更、受信側
プログラムや送信側プログラムの追加や削除、受信側プ
ログラムや送信側プログラムが動作するコンピュータの
追加や削除があった場合には、送信側プログラム、受信
側プログラム、制御プログラム、制御プログラムが利用
している記憶媒体上のファイルのいずれか、もしくはす
べてを修正しなければならず、プログラムの保守管理の
容易化を困難なものとしていた。
【0008】したがって、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的は、プログラム間でのデ
ータ送受信時、送信側プログラムや受信側プログラムの
名称の指定することを不要とするデータ連携システム及
び方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のデータ連携システムは、データを供給する
送信手段と、データを受けとるデータ受信手段と、デー
タ連携手段と、を備え、前記データ受信手段は、受け取
る必要のあるデータの種類と自身の識別名を前記データ
連携制御手段に送出し、前記データ連携制御手段では、
前記データ受信手段から送られた要求データの種類とそ
の識別名を登録し、前記データ送信手段は、該データの
種類と自信の識別名を前記データ連携制御手段に送出
し、前記データ連携制御手段では、前記データ送信手段
からデータの種類と識別名が通知された場合、通知され
たデータの種類から登録されているデータ受信手段を検
索し、前記データの種類に照合するデータを要求するデ
ータ受信手段が検索された場合、前記データ受信手段に
対して前記データ送信手段の識別名とデータの種類を送
出し、前記データ受信手段は、前記データ連携制御手段
から受け取った識別名をもとに前記データ送信手段から
送信されるデータを受信する、ことを特徴とする。
【0010】本発明ののデータ連携方法は、(a)データ受
信プログラムは、受け取る必要のあるデータの種類と自
身のプログラム名をデータ連携制御プログラムに送出
し、(b)前記データ連携制御プログラムは、前記デー
タ受信プログラムから送られた要求データの種類とプロ
グラム名を記憶部に記憶管理し、(c)データ送信プロ
グラムは、該データの種類と自信のプログラム名を前記
データ連携制御プログラムに送出し、(d)前記データ
連携制御プログラムは、前記データ送信プログラムから
データの種類とプログラム名が通知された場合、通知さ
れたデータの種類から、前記記憶部を参照してデータ受
信プログラムを検索し、前記データの種類に照合するデ
ータを要求するデータ受信プログラムが検索された場
合、前記データ受信プログラムに対して前記データ送信
プログラムのプログラム名とデータの種類を送出し、
(e)前記データ受信プログラムは、前記データ連携制
御プログラムから受け取った名前をもとに前記データ送
信プログラムから送信されるデータを受信する、ことを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明のデータ連携システムは、データを供給す
るデータ供給手段(図1のデータ送信プログラム3)
と、データ供給手段から送信されたデータを受信するデ
ータ利用手段(図1のデータ受信プログラム)2)間で
データの送受を行う情報システムにおいて、データ利用
手段(図1の2)は、受け取る必要のあるデータの種類
と、自身の識別情報をデータ連携制御手段(図1のデー
タ連携制御プログラム1)に送出する受信要求データ種
類通知手段(図1の21)と、データ受信手段(図1の
22)と、を含み、データ供給手段(図1の3)は、提
供するデータが発生した場合、該データの種類と自信の
識別情報を前記データ連携制御手段(図1の3)に送出
する送信データ発生通知手段(図1の31)と、データ
送信手段(図1の32)と、を含み、前記データ連携制
御手段(図1の1)は、データ利用手段(図1の2)か
ら送られた要求データの種類と識別情報を記憶管理する
受信要求データ種類受付手段(図1の11)と、データ
供給手段からデータの種類と識別情報が通知された場
合、前記データの種類から前記データを要求しているデ
ータ利用手段を検索し、検索されたデータ利用手段に対
して、前記データ供給手段の識別情報とデータの種類を
送出する送信データ発生通知受付手段(図1の12)
と、を含み、データ利用手段(図1の2)は、データ連
携制御手段(図1の1)から受け取った識別情報をもと
に、データ受信手段(図1の22)で、データ供給手段
(図1の3)のデータ送信手段(図1の32)から送信
されるデータを受信する。
【0012】本発明の実施の形態において、データの送り手
であるデータ供給手段、データの受け手であるデータ利
用手段、及び送り手と受け手の間に介在するデータ連携
制御手段は、コンピュータ等情報処理装置内で実行され
るプログラム(プロセス)によって実現される。より詳
細には、(a−1)受け取る必要のあるデータの種類
と、自身の識別情報をデータ連携制御プログラムに送出
する受信要求データ種類通知手段と、(a−2)データ
受信手段と、をコンピュータで機能させるためのデータ
受信プログラムと、(b−1)提供するデータが発生し
た場合、該データの種類と自信の識別情報を前記データ
連携制御プログラムに送出する送信データ発生通知手段
と、(b−2)データ送信手段と、をコンピュータで機
能させるためのデータ送信プログラムと、(c−1)前
記受信要求データ種類通知手段から送られた要求データ
の種類と識別情報を記憶管理する受信要求データ種類受
付手段と、(c−2)前記受信要求データ種類通知手段
からデータの種類と識別情報が通知された場合、前記デ
ータの種類から前記データを要求しているデータ受信プ
ログラムを検索し、検索されたデータ受信プログラムに
対して、前記データ送信プログラムの識別情報とデータ
の種類を送出する送信データ発生通知受付手段と、をコ
ンピュータで機能させるためのデータ連携制御プログラ
ムと、を記録した記録媒体を備え、記録媒体からこれら
のプログラムを読み出してコンピュータで動作させるこ
とで、本発明を実施することができる。
【0013】また、これらデータ供給手段、データ利用手
段、及びデータ連携制御手段は、それぞれネットワーク
接続された複数の情報処理装置で実現するようにしても
よいことは勿論である。
【0014】本発明は、情報処理装置上で実行されるプログ
ラム間でデータの受け渡しを行うシステムにおいて、デ
ータの送り元であるプログラムに、データの送り先であ
るプログラムを指定することなく、データの受け渡しを
可能としたものである。
【0015】本発明の実施の形態として、情報処理装置で実
行されるプログラム間でのデータ連携に本発明を適用し
た例について図1を参照して説明する。
【0016】図1を参照すると、プログラム(受信側プログ
ラム)2は、受け取る必要のあるデータの種類と、自身
の名前(プログラム名)をデータ連携制御プログラム1
に送出する。
【0017】データ連携制御プログラム1は、プログラム2
から送られた要求データの種類とプログラム2の名前を
記憶管理する。
【0018】そしてプログラム(送信側プログラム)3がデ
ータを送る必要があった場合、プログラム3はデータ連
携制御プログラム1に対して自身の名前と送るデータの
種類を通知する。
【0019】データ連携制御プログラム1は、データの種類
から該データを要求しているプログラムを検索し、プロ
グラム2に対して、プログラム3の名前とデータの種類
を送出する。
【0020】プログラム2は、データ連携制御プログラム1
から受け取ったプログラム3の名前をもとに、プログラ
ム3からデータを受け取る。
【0021】これにより、プログラム3の手続にデータの送
り先のプログラムについての指定することなく、データ
を要求するプログラムにデータを送ることが可能にな
る。
【0022】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例の構成を示す図であ
る。図1を参照すると、本実施例において、データ処理
装置は、データ連携制御プログラム1と、データを受け
取る必要のあるデータ受信側プログラム2と、データを
送る必要のあるデータ送信側プログラム3と、を含む。
【0024】データ連携制御プログラム1は、受信要求デー
タ種類受付部11と、送信データ発生通知受付部12
と、を備えている。
【0025】受信要求データ種類受付部11は、データ受信
側プログラム2からプログラム名と要求する受信データ
の種類が通知された場合、プログラム名と要求されたデ
ータの種類を所定の記憶領域に記憶して管理する。
【0026】送信データ発生通知受付部12は、データ送信
側プログラム3からプログラム名と発生した送信データ
の種類が通知された場合、プログラム名と受信要求デー
タ種類受付部11に記憶されているデータの種類から、
受信を要求しているプログラム名を検索し、そのプログ
ラムのデータ受信部22を呼び出す。受信側プログラム
2は、受信要求データ種類通知部21と、データ受信部
22と、を備えている。
【0027】受信データ通知部21は、受信側プログラム2
の起動時、もしくはデータを受信する必要がある場合、
データ連携制御プログラム1の受信要求データ種類受付
部12に、自身のプログラム名と要求するデータの種類
を通知する。
【0028】データ受信部22は、データ連携制御プログラ
ム1の送信データ発生通知受付部12から送信側プログ
ラム3の名前と送信されるデータの種類を受け取り、受
け取った送信側プログラム3の名前をもとに、データ送
信側プログラム3のデータデータ送信部32を呼び出し
てデータを受けとる。
【0029】送信側プログラム3は、送信データ発生通知部
31と、データ送信部32と、を備えている。
【0030】送信データ発生通知部31は、データを送信す
る必要がある場合、データ連携制御プログラム1の送信
データ発生通知受付部12に自身のプログラム名と送信
するデータの種類を通知する。
【0031】データ送信部32は、データ受信側プログラム
2のデータ受信部22から呼び出されデータを送信す
る。
【0032】図2は、本発明の一実施例の動作シーケンスの
一例を示すシーケンス図である。図1及び図2を参照し
て、本発明の一実施例の動作について説明する。
【0033】データ受信側プログラム2は、データの受信を
要求する場合、データ連携制御プログラム1の受信要求
データ種類受付部11を呼び出して、自身のプログラム
名と要求するデータの種類をデータ連携制御プログラム
1に送る(図2のA1)。
【0034】データ送信プログラム3は、データを送信する
場合、データ連携制御プログラム1の送信データ発生通
知受付部12を呼び出して自身のプログラム名と送信す
るデータの種類をデータ連携制御プログラム1に送る
(図2のA2)。
【0035】データ連携制御プログラム1の送信データ発生
通知受付部12は、データ送信側プログラム3からプロ
グラム名と発生した送信データの種類が通知された場
合、プログラム名と受信要求データ種類受付部11に記
憶されているデータの種類から、送信データ発生通知受
付部12に通知された種類のデータを要求しているプロ
グラムを探し(図2のA3)、データ受信側プログラム
2のデータ受信部22を呼び出し、データ送信プログラ
ム3の名前と送信データの種類をデータ受信側プログラ
ム2に通知する(図2のA4)。
【0036】データ受信側プログラム2のデータ受信部21
は、データ連携制御プログラム1から通知された送信側
プログラム3のプログラム名をもとにデータ送信側プロ
グラム3のデータ送信部32を呼び出し(図2のA
5)、要求するデータの種類を通知する。
【0037】データ送信側プログラム3のデータ送信部32
は送信データをデータ受信側プログラム2のデータ受信
部に渡し、データ受信側プログラム2がデータを受け取
る(図2のA6)。
【0038】なお、上記実施例では、理解を容易とするた
め、1つの受信側プログラム2と1つの送信側プログラ
ム3を用いてその動作について説明したが、送信側プロ
グラムの数、データの種類の数、受信側プログラムの数
に制限はない。
【0039】次に、本発明の他の実施例について説明する。
【0040】図3は、本発明の第二の実施例のシステム構成
を示す図である。図4は、本発明の第二の実施例の構成
の詳細を示す図である。図3及び図4を参照すると、本
実施例においては、ネットワークで相互接続されたコン
ピュータ1、コンピュータ2、コンピュータ3、コンピ
ュータ4で、前記実施例で説明したプログラムが動作す
るようにしたものである。
【0041】コンピュータ1では、データ連携制御プログラ
ム1が動作している。コンピュータ2では、受信側プロ
グラム2が動作している。コンピュータ3では、受信側
プログラム3が動作している。コンピュータ4では送信
側プログラム4が動作している。
【0042】図5は、本発明の第二の実施例の動作シーケン
スを説明するためのシーケンス図である。図3乃至図5
を参照して、本発明の第二の実施例の動作について説明
する。
【0043】コンピュータ2で動作しているデータ受信側プ
ログラム2は、データの受信を要求する場合、コンピュ
ータ1で動作しているデータ連携制御プログラム1の受
信要求データ種類受付部11を呼び出し、自身のプログ
ラム名と要求するデータの種類をデータ連携制御プログ
ラムに送る(図5のA1)。その際、コンピュータ2の
データ受信側プログラム2は、リモートプロシージャコ
ール等を用いてネットワークを介してコンピュータ1の
受信要求データ種類受付部11を呼び出す。
【0044】コンピュータ3で動作しているデータ受信側プ
ログラム3は、データの受信を要求する場合、同様にコ
ンピュータ1で動作しているデータ連携制御プログラム
1の受信要求データ種類受付部11を呼び出して自身の
プログラム名と要求するデータの種類をデータ連携制御
プログラムに送る(図5のA2)。
【0045】コンピュータ4で動作しているデータ送信プロ
グラム4はデータを送信する場合、コンピュータ1で動
作しているデータ連携制御プログラム1の送信データ発
生通知受付部12を呼び出して自身のプログラム名と送
信するデータの種類をデータ連携制御プログラム1に送
出する(図5のA3)。
【0046】コンピュータ1で動作しているデータ連携制御
プログラム1は、送信データ発生通知受付部12に通知
された種類のデータを要求しているプログラムを探す
(図5のA4)。
【0047】仮にコンピュータ2で動作しているデータ受信
側プログラム2とコンピュータ3で動作しているデータ
受信側プログラム3が要求しているデータの種類が同じ
であるとする。
【0048】コンピュータ1で動作しているデータ連携制御
プログラム1は、コンピュータ2で動作しているデータ
受信側プログラム2のデータ受信部22を呼び出し、コ
ンピュータ4で動作しているデータ送信プログラム4の
名前と送信データの種類をデータ受信側プログラム2に
通知する(図5のA5)。
【0049】データ受信側プログラム2のデータ受信部21
は、データ連携制御プログラム1から通知された送信側
プログラム4のプログラム名をもとにデータ送信側プロ
グラム4のデータ送信部42を呼び出し(図5のA
6)、要求するデータを通知する。
【0050】データ送信側プログラム4のデータ送信部42
は送信データをデータ受信側プログラム2のデータ受信
部22に渡し、データ受信側プログラム2がデータを受
け取る(図5のA7)。
【0051】次に、コンピュータ1で動作しているデータ連
携制御プログラム1は、コンピュータ3で動作している
データ受信側プログラム3のデータ受信部32を呼び出
し、コンピュータ4で動作しているデータ送信プログラ
ム4の名前と送信データの種類をデータ受信側プログラ
ム3に通知する(図5のA8)。
【0052】データ受信側プログラム3のデータ受信部31
は、データ連携制御プログラム1から通知された送信側
プログラム4のプログラム名をもとにデータ送信側プロ
グラム4のデータ送信部42を呼び出し(図5のA
9)、要求するデータを通知する。
【0053】データ送信側プログラム4のデータ送信部42
は送信データをデータ受信側プログラム3のデータ受信
部32に渡し、データ受信側プログラム3がデータを受
け取る(図5のA10)。
【0054】本発明の第二の実施例は、データ連携制御プロ
グラムや、データ受信側プログラム、データ送信側プロ
グラムがそれぞれ別のコンピュータで動作するシステム
の場合においても、送信するプログラムの手続にデータ
を受信するプログラムを指定する必要がなく、かつ、デ
ータ連携制御プログラムにデータを受信するプログラム
やデータを送信するプログラムを指定する必要がない
他、さらに、データを受信するプログラム側で、データ
を送信するプログラムを指定する必要がないという新た
な作用効果を有する。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0056】本発明の第1の効果は、データを送信するプロ
グラムの手続にデータを受信するプログラムについて記
述することを不要とし、プログラム作成の容易化すると
共に、保守容易化を達成する、ということである。本発
明によれば、データを受信するプログラムの名前が変わ
ったり、データを受信するプログラムの追加や削除があ
った場合でもデータを送信するプログラムを変更する必
要がない。
【0057】その理由は、本発明においては、どのプログラ
ムがデータの受信を要求しているのかをデータ連携制御
プログラムが探し、データを受信するプログラムのデー
タ受信部を通知しているためである。
【0058】本発明の第2の効果は、データ連携制御プログ
ラムの手続にデータを受信するプログラムやデータを送
信するプログラムについて記述することを不要とする、
ということである。
【0059】この結果、データを受信するプログラムやデー
タを受信するプログラムの名前が変わったり、データを
受信するプログラムやデータを送信するプログラムの追
加や削除があった場合でもデータ連携制御プログラムを
変更する必要がない。
【0060】その理由は、本発明においては、データの受信
を要求するプログラムやデータの送信を要求するプログ
ラムが、データの受信や送信を要求するとき、自ら自身
の名前やデータの種類をデータ連携制御プログラムに通
知しているためである。
【0061】本発明の第3の効果は、データ受信側プログラ
ムの手続にデータを送信するプログラムについて記述す
ることを不要とする、ということである。
【0062】この結果、データを送信するプログラムの名前
が変わったり、データを送信するプログラムの追加や削
除があった場合でもデータを受信するプログラムを変更
する必要がない。
【0063】その理由は、本発明においては、どのプログラ
ムがデータを送信するのかをデータ連携制御プログラム
がデータ受信側プログラムに通知しているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の動作シーケンスを示す図で
ある。
【図3】本発明の第二の実施例のシステム構成を示す図
である。
【図4】本発明の第二の実施例の構成を示す図である。
【図5】本発明の第二の実施例の動作シーケンスを示す
図である。
【符号の説明】
1 データ連携制御プログラム 2 受信側プログラム 3、4 送信側プログラム 11 受信要求データ種類受付部 12 送信データ発生通知受付部 21 受信要求データ種類通知部 22 データ受信部 31、41 送信データ種類通知部 32、42 データ送信部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを供給する送信手段と、データを受
    けとるデータ受信手段と、データ連携手段と、を備え、 前記データ受信手段は、受け取る必要のあるデータの種
    類と自身の識別名を前記データ連携制御手段に送出し、 前記データ連携制御手段では、前記データ受信手段から
    送られた要求データの種類とその識別名を登録し、 前記データ送信手段は、該データの種類と自信の識別名
    を前記データ連携制御手段に送出し、 前記データ連携制御手段では、前記データ送信手段から
    データの種類と識別名が通知された場合、通知されたデ
    ータの種類から登録されているデータ受信手段を検索
    し、前記データの種類に照合するデータを要求するデー
    タ受信手段が検索された場合、前記データ受信手段に対
    して前記データ送信手段の識別名とデータの種類を送出
    し、 前記データ受信手段は、前記データ連携制御手段から受
    け取った識別名をもとに前記データ送信手段から送信さ
    れるデータを受信する、ことを特徴とするデータ連携シ
    ステム。
  2. 【請求項2】データを供給するデータ供給手段と、前記
    データ供給手段から送信されたデータを利用するデータ
    利用手段間でデータを送受して連携を行う情報システム
    において、 前記データ利用手段は、受け取る必要のあるデータの種
    類と、自身の識別情報をデータ連携制御手段に送出する
    受信要求データ種類通知手段と、 データ受信手段と、を含み、 前記データ供給手段は、提供するデータが発生した場
    合、該データの種類と自信の識別情報を前記データ連携
    制御手段に送出する送信データ発生通知手段と、 データ送信手段と、を含み、 前記データ連携制御手段は、前記データ利用手段から送
    られた要求データの種類と識別情報を記憶管理する受信
    要求データ種類受付手段と、 前記データ供給手段からデータの種類と識別情報が通知
    された場合、前記データの種類から前記データを要求し
    ているデータ利用手段を検索し、検索されたデータ利用
    手段に対して、前記データ供給手段の識別情報とデータ
    の種類を送出する送信データ発生通知受付手段と、を備
    え、 前記データ利用手段は、前記データ連携制御手段から受
    け取った識別情報をもとに、前記データ受信手段で、前
    記データ供給手段のデータ送信手段から送信されるデー
    タを受信する、 ことを特徴とするデータ連携システム。
  3. 【請求項3】データを供給するデータ送信プログラム
    と、前記データ送信プログラムから送信されたデータを
    利用するデータ受信プログラム間でデータの送受を行う
    情報処理システムにおいて、 前記データ受信プログラムは、受け取る必要のあるデー
    タの種類と、自身のプログラム名等の識別情報をデータ
    連携制御プログラムに送出する受信要求データ種類通知
    手段と、 データ受信手段と、を含み、 前記データ送信プログラムは、提供するデータが発生し
    た場合、該データの種類と、自信のプログラム名等の識
    別情報を前記データ連携制御手段に送出する送信データ
    発生通知手段と、 データ送信手段と、を含み、 前記データ連携制御プログラムは、前記データ受信プロ
    グラムから送られた要求データの種類と識別情報を記憶
    管理する受信要求データ種類受付手段と、 前記データ送信プログラムからデータの種類と識別情報
    が通知された場合、前記データの種類から前記データを
    要求しているデータ受信プログラムを検索し、検索され
    たデータ受信プログラムに対して、前記データ送信プロ
    グラムの識別情報とデータの種類を送出する送信データ
    発生通知受付手段と、 を含み、 前記データ受信プログラムは、前記データ連携制御プロ
    グラムから受け取った識別情報をもとに、前記データ受
    信手段で、前記データ送信プログラムのデータ送信手段
    から送信されるデータを受信する、 ことを特徴とするデータ連携システム。
  4. 【請求項4】(a)データ受信プログラムは、受け取る
    必要のあるデータの種類と自身のプログラム名をデータ
    連携制御プログラムに送出し、 (b)前記データ連携制御プログラムは、前記データ受
    信プログラムから送られた要求データの種類とプログラ
    ム名を記憶部に記憶管理し、 (c)データ送信プログラムは、該データの種類と自信
    のプログラム名を前記データ連携制御プログラムに送出
    し、 (d)前記データ連携制御プログラムは、前記データ送
    信プログラムからデータの種類とプログラム名が通知さ
    れた場合、通知されたデータの種類から、前記記憶部を
    参照してデータ受信プログラムを検索し、前記データの
    種類に照合するデータを要求するデータ受信プログラム
    が検索された場合、前記データ受信プログラムに対して
    前記データ送信プログラムのプログラム名とデータの種
    類を送出し、 (e)前記データ受信プログラムは、前記データ連携制
    御プログラムから受け取った名前をもとに前記データ送
    信プログラムから送信されるデータを受信する、ことを
    特徴とするデータ連携方法。
  5. 【請求項5】データを供給するデータ送信プログラムの
    データ送信手段から送信されたデータを利用するデータ
    受信プログラムのデータ受信手段でデータの送受を行う
    1又は複数のコンピュータよりなる情報処理システムに
    おいて、 (a−1)受け取る必要のあるデータの種類と、自身の
    識別情報をデータ連携制御プログラムに送出する受信要
    求データ種類通知手段と、 (a−2)データ受信手段と、 をコンピュータで機能させるためのデータ受信プログラ
    ムと、 (b−1)提供するデータが発生した場合、該データの
    種類と自信の識別情報を前記データ連携制御プログラム
    に送出する送信データ発生通知手段と、 (b−2)データ送信手段と、 をコンピュータで機能させるためのデータ送信プログラ
    ムと、 (c−1)前記受信要求データ種類通知手段から送られ
    た要求データの種類と識別情報を記憶管理する受信要求
    データ種類受付手段と、 (c−2)前記受信要求データ種類通知手段からデータ
    の種類と識別情報が通知された場合、前記データの種類
    から前記データを要求しているデータ受信プログラムを
    検索し、検索されたデータ受信プログラムに対して、前
    記データ送信プログラムの識別情報とデータの種類を送
    出する送信データ発生通知受付手段と、 をコンピュータで機能させるためのデータ連携制御プロ
    グラムと、 を記録した記録媒体。
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