JPH0318380B2 - - Google Patents

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JPH0318380B2
JPH0318380B2 JP59160287A JP16028784A JPH0318380B2 JP H0318380 B2 JPH0318380 B2 JP H0318380B2 JP 59160287 A JP59160287 A JP 59160287A JP 16028784 A JP16028784 A JP 16028784A JP H0318380 B2 JPH0318380 B2 JP H0318380B2
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JP
Japan
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transmission
message
data
loop
transmission control
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JP59160287A
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Kinji Mori
Koichi Ihara
Makoto Nomi
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6062764A publication Critical patent/JPS6062764A/ja
Publication of JPH0318380B2 publication Critical patent/JPH0318380B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/437Ring fault isolation or reconfiguration

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、伝送線路を介して、複数の装置間で
データ伝送を行うためのネツトワーク状伝送シス
テムに関する。
〔発明の背景〕
従来のネツトワーク状伝送システムにおいて
は、伝送線路に接続された複数の伝送制御装置の
各々におけるデータの送受信のタイミングの決定
およびネツトワークの部分的故障対策の実行のた
めに、伝送制御装置の1つをマスタ伝送制御装置
とし、他の伝送制御装置をスレーブ伝送制御装置
とし、前者により、ネツトワーク全体の伝送状況
の把握を行ない、これにより上述の送受信タイミ
ングの決定ならびにネツトワークの故障対策を行
なつていた。このため、マスタ伝送制御装置が大
型の装置になるとともに、マスタ伝送制御装置が
故障した場合には、伝送が全く不可能になるとい
う問題を有する。
また、伝送制御装置のそれぞれが、持回りでマ
スタ伝送制御装置になり、他の伝送制御装置を制
御するシステムも知られているが、このようなシ
ステムでも、マスタとなつた伝送制御装置が故障
した場合には、異常が他の部分に波及したり、全
体のシステムがダウンしてしまうという問題があ
つた。さらに、システムの稼動を止めないで、オ
ンライン保守を行なうことは難しかつた。
さらに、伝送制御装置からのデータの送、受信
は一般に、コンピユータ等の端末装置の制御の下
に行なわれており、端末装置自体の負担が大きい
という問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、各伝送制御装置の自律性、独
立性を高くして、耐故障性、オンライン保守性に
優れ、伝送制御装置が持つ管理機能が均質にな
り、ハードウエアも同一で良いから、安価にで
き、また、各伝送制御装置にインテリジエントを
持たせ、端末装置側の負担を軽くしたデータ伝送
システムを提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、本発明は、伝送媒
体と、この伝送媒体を介して互いに接続された複
数の伝送制御装置と、これら伝送制御装置の少く
とも1部に接続された端末装置とからなり、か
つ、伝送制御装置のそれぞれは、 (A) 伝送媒体との間のデータの送、受信を行なう
第1および第2のインタフエース手段と、 (B) 端末装置との間のデータの送、受信を行なう
第3のインタフエース手段と、 (C) 送信すべきデータを格納する送信バツフア手
段と、 (D) 受信データを格納する受信バツフア手段と、 (E) 第1,第2および第3のインタフエース手
段、送信バツフア手段ならびに受信バツフア手
段に接続され、他の伝送制御装置の障害状態を
それぞれ自から検出し、障害なしのとき、上記
送信バツフア手段のデータを第1のインタフエ
ース手段を介して伝送媒体に送信するととも
に、伝送媒体からのデータを受信バツフア手段
に受信し、また、障害ありのとき、送信バツフ
ア手段のデータを上記第2のインタフエース手
段を介して伝送媒体に送信するとともに、伝送
媒体からのデータを受信バツフア手段に受信
し、さらに、受信バツフア手段のデータを第3
のインタフエース手段を介して端末装置に送出
する処理手段とからなり、かつ、端末装置のそ
れぞれは、伝送制御装置の送信バツフア手段
に、自己で発生したデータを格納し、受信バツ
フア手段からのデータを処理するように構成し
たことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、実施例に基づき本発明を説明する。
ネツトワークの一例としてループ伝送システム
の場合について本発明の伝送制御装置について詳
細に説明する。
第1図に示すループ伝送システムは、反時計回
り方向にデータを伝送するループ1と、時計回り
方向にデータを伝送するループ2とを有し、ルー
プ1には伝送制御装置11,12,13が接続さ
れ、ループ2には、これらの装置11,12,1
3の各々と対をなす伝送制御装置21,22,2
3が接続されている。各対の装置11と21,1
2と22,13と23はそれぞれ双方向にデータ
を伝送可能な迂回用伝送路100,200,30
0により接続されるとともに、送受信端末31,
32,33に、それぞれ双方向にデータを伝送可
能な線311〜313,321〜323により接
続されている。送受信端末31,32,33は、
装置11,12,13およびループ1ならびに装
置21〜23およびループ2のみが正常時には、
これらの装置11〜13およびループ1と、装置
21〜23およびループ2を用いて、相互にデー
タの交換をする。これらの装置又はループに故障
がある場合、たとえば装置11〜13、ループ1
のいずれかに故障があると、これらの端末31〜
33は、装置11〜13とループ1の正常な部分
装置21〜23、迂回用伝送路100,200,
300およびループ2を用いて相互にデータの交
換を行なう装置21〜23、ループ2のいずれか
に故障がある場合も同様にデータの交換を行な
う。
このため、伝送制御装置11,12,13は、
正常時には、ループ1上にデータを送信するとと
もに、ループ1上のデータを受信する機能と、ル
ープ1の伝送系に異常があるときには、それぞ
れ、迂回路100,200,300上のデータを
送信するとともに、この迂回路上のデータを受信
する機能とを有するように構成される。装置21
〜23も全く同様に構成されている。
第2図は、伝送制御装置11の内部の回路ブロ
ツクを示したものである。他の伝送制御装置も全
く同一の構造を有する。装置11は、ループ1と
データの授受を行なうインタフエース51と、迂
回用伝送路100および線311とデータの授受
を行なうインタフエース61と、これらのインタ
フエース51,61をそれぞれ介して受信したメ
ツセージをストアするための第1,第2の受信バ
ツフア71,73と、これらのインタフエース5
1,61を介して送信するためのメツセージをス
トアするための送信バツフア81と、これらのメ
ツセージの送受信を制御するための処理装置41
およびタイマー90〜92ならびにレジスタ93
〜95とを有する。伝送制御装置11のうち、イ
ンタフエース51,61以外の部分は、マイクロ
コンピユータにより実現される。
第3図は、インタフエース51の詳細ブロツク
図であり、第4図は、インタフエース61のう
ち、迂回用伝送路100に接続される部分を示
す。インタフエース61の内、線311に接続さ
れる部分の構成は、第4図と全く同一なので図示
されていない。第4図において、第3図に示す参
照記号にプライム(′)につけて示したものは、
第3図のものと全く同一のものである。インタフ
エース61のうち、線311に接続される部分
は、第3図に対応する部分の参照番号に2つのプ
ライム(″)をつけて必要に応じて引用すること
にする。
第4図の回路は、ゲート61〜64、レジスタ
65を有しない点で第3図の回路と異なるのみで
ある。
以下、第2図〜第4図を用いて、この装置11
の動作を説明する。
このループ1の伝送系に異常がない場合には、
後述のごとく、レジスタ93〜95には“0”が
セツトされている。このとき、装置11は、端末
31からのデータを次のようにして、他の端末、
たとえば、端末33へ送信する。
送信すべきデータは第5図に示すメツセージの
形で伝送される。すなわち、メツセージ500
は、メツセージの開始部であることを示すフラグ
領域(F)501と、受信すべき伝送制御装置を特定
するためのデータである受信アドレス領域
(RA)502と、メツセージを発信する伝送制
御装置を表示するためのデータである送信アドレ
ス領域(SA)503と、伝送すべきデータの領
域(D)504と、メツセージの誤り検知用データ領
域(FCS)505と、メツセージの終了部である
ことを示すフラグ領域(F)506からなる。
まず、送信すべきメツセージは、端末31か
ら、インタフエース61を介して処理装置41に
より受信され、処理装置41の制御のもとに送信
バツフア81にストアされる。
この送信バツフア81内には、このメツセージ
は、その送信回数を示すデータと一体にして、ス
トアされる。今のように、端末31から入力され
て今だ送信されていないメツセージについては、
この送信回数は“0”である。
処理装置41は、自が定めた時刻において、第
1,第2受信バツフア71,73、送信バツフア
81内に送信すべきメツセージがないかを探す。
今の場合、送信バツフア81内に送信すべきメツ
セージがあることを検出すると、処理装置41
は、線65Aを介して、インタフエース51内の
レジスタ65に“1”をセツトし、送信中である
ことを表示するとともに、インタフエース51内
のレジスタ59に、送るべきメツセージのうちの
先頭8ビツトを線59Aを介して入力するととも
に線60Aを介して、カウンタ60をリセツトす
る。
レジスタ59内の8ビツトのデータはクロツク
発生器(CLK)58からのクロツクに応答して、
シリアルに出力される。アンドゲート62は、レ
ジスタ65の出力が“1”なので開状態にある。
従つて、レジスタ59の出力は、このアンドゲー
ト62およびオアゲート64を介して送信器53
に送られ、ループ1に出力される。このとき、オ
アゲート64へのもう一方の入力はない。アンド
ゲート63が、インバータ61の出力“0”によ
り閉状態にあるからである。カウンタ60は
CLK58の出力をカウントする3ビツトのカウ
ンタであり、8ビツト分のクロツクをカウントす
ると、線60B上にオーバフロー信号を出力す
る。処理装置41は、このオーバフロー信号に応
答して、送信バツフア81内の送るべきメツセー
ジの次の8ビツトをレジスタ59に送出する。こ
のような動作を繰り返し、所定の長さのメツセー
ジをループ1に送出することができる。こうし
て、送信バツフア81内の送信すべきメツセージ
の送信が終了すると、そのメツセージの送信回路
データを“1”とするとともに、レジスタ65に
“0”をセツトする。また、処理装置41は、タ
イマー90をセツトする。タイマー90のセツト
時間は、ルプ1上をメツセージが1巡するに要す
る時間より幾分大きな値に定められている。
この装置11から送出されたメツセージが装置
12の受信器52に達すると、同期信号検出器5
4が、この受信メツセージのビツトシーケンスを
検出し、このビツトシーケンスの各ビツトに同期
した同期信号を出力する。受信器52による受信
データは、8ビツトのレジスタ56へ、この同期
信号に同期してストアされる。カウンタ55は、
3ビツトのカウンタであり、同期信号を8個計数
すると、オーバフロー信号を線55A上に出力す
る。装置12内の処理装置41は、このオーバフ
ロー信号に応答して、レジスタ56内のメツセー
ジを第1の受信バツフア71にストアする。
もし、このとき、装置12がメツセージの送信
中でないときには、レジスタ65には“0”がス
トアされている。従つて、アンドゲート63は開
状態にあるので、この受信したメツセージは、そ
のまま、アンドゲート63,オアゲート64を介
して送信器53に送られ、再びループ1上に転送
される。
処理装置41は、このメツセージの受信に際し
て、受信されたメツセージ内の送信アドレスを受
信したとき、この送信アドレスが自己のアドレス
か否かを解読する。自己のアドレスでないことを
検知した場合は、上述の8ビツトごとのデータの
取り込みをつづける。この受信したメツセージ
は、すべに、ループ1上に転送されているので、
処理装置41は、再びこのメツセージをループ1
に転送する必要がない。この転送不要を示すため
に、レジスタ65の内容を線65Bより取り込
み、これを受信したメツセージに付随するデータ
として第1の受信バツフアにストアする。この送
信アドレスが自己のアドレスであることを検知し
た場合は、処理装置41は、線65Aを介して、
レジスタ65に、ただちに“0”をセツトし、受
信器52から送信器53へメツセージの残りの部
分の転送を停止させたうえで、この残りの部分を
第1受信バツフア71にストアする。1メツセー
ジ全文を受信し終つたことを、メツセージ内のフ
ラグ領域506(第5図)を解読して知ると、処
理装置41は、レジスタ65に再び“0”をセツ
トする。
もし、装置12がメツセージ送信中の場合は、
レジスタ65に“1”がセツトされている。従つ
て、受信器52により受信されたメツセージは送
信器53に送られることなく、第1の受信バツフ
ア71にストアされる。
もし、この受信したメツセージの送信アドレス
が自己のものでないときには、このメツセージ
は、再びループ1に転送されねばならない。この
必要性を示すために、レジスタ65の内容“1”
が第1の受信バツフア71にストアされる。
メツセージを受信した装置12は、第1の受信
バツフア内のメツセージの受信アドレスが自己の
ものか否かを解読する。自己のものであるなら
ば、このメツセージを端末32に送信するととも
に、このメツセージを消去する。一方、今の例の
ように、このメツセージの受信アドレスが自己の
ものでないならば、このメツセージに付随する送
信必要,不必要を示すビツトが“1”という条件
で、再びループ1に、自己の定めた送信時刻に送
信したうえで、このメツセージを第1の送信バツ
フア71から消去する。もし、このビツトが
“0”のときには、このメツセージを送信するこ
となく、消去する。このループ1上に送出された
メツセージが装置13のインタフエース51に到
達すると、先に装置12に関して述べたのと同じ
ように、端末13内の第1の受信バツフア71に
ストアされ、受信アドレスを処理装置41により
判別され、今の例のように、端末33に送るべき
メツセージであると判別すると、自己が定めた送
信時刻に、この第1の受信バツフア71内のメツ
セージを端末33およびループ1へそれぞれイン
タフエース61,51を介して送出する。こうし
て端末11からデータが、端末33に送信される
とともに、このメツセージはループ1上に転送さ
れる。ループ1に装置13から送出されたメツセ
ージはループ1を伝送し、装置11に到達する。
装置11はこのメツセージを、インタフエース5
1を介して受信して、第1の受信バツフア71に
ストアする。装置11では、この受信バツフア7
1内のメツセージ内の送信アドレスが自己を指定
するものであることを検出し、この第1の受信バ
ツフア内のメツセージおよび送信バツフア81内
の元のメツセージは、消去され、ループ1には転
送されない。処理装置41はタイマー90をリセ
ツトする。
何らかの理由で、装置11にメツセージが戻ら
ない場合、タイマー90がタイムアツプする。処
理装置41は、タイマー90のタイムアツプ信号
に応答して、送信バツフア81にストアしてい
た、先に送信したメツセージを再びループ1に送
信する。この再送信のたびに、このメツセージに
付随する、送信バツフア81内の送信回数データ
をカウントアツプする。この再送信は、所定の一
巡時間内に装置11が送信したメツセージが装置
11により受信されないかぎり、所定回数、くり
返される。
装置11が所定回数、同一メツセージを繰り返
し発信しても、このメツセージループ1を1巡し
て、装置11に返送されなかつたことを、送信バ
ツフア81内の送信回数データが所定値をこえた
ことにより知つた場合には、処理装置41はルー
プ異常と判断し、迂回路形成のための処理を開始
する。この処理を第6図を用いて説明する。第6
図において、第1図と同一の参照数字は同一のも
のを示す。第6図では、第1図のシステムにさら
に、伝送制御装置14,15,16および24,
25,26および迂回用伝送路400,500,
6000が付加されている。これらの付加された
装置の構成は、第1図の装置と同一である。また
第6図においては、伝送制御装置11と21,1
2と22,13と23,14と24,15と2
5,16と26にそれぞれ接続された送受信端末
は簡単化のために、図示されていない。
ループ伝送系の異常を検出した装置11では、
処理装置41が伝送可否チエツク要求を受けたこ
とを示すレジスタ93に“1”をセツトしたうえ
で伝送可否のチエツクコマンドと、ループ1上の
隣接伝送制御装置12を指定する受信アドレス
と、装置11自身のアドレスからなる送信アドレ
スとを含む第1のメツセージをループ1上に送信
する。それとともに、装置21を指定する受信ア
ドレスと伝送可否のチエツク要求コマンドと、自
己のアドレスを有する送信アドレスとを含む第2
のメツセージを迂回用伝送線100上に送出す
る。さらに、タイマー91をセツトする。タイマ
ー91のセツト時間は、装置11,12,22,
21を含む小ループ201上をメツセージが1巡
するに要する時間よりも幾分大きめにされる。
この第1のメツセージで指定された装置12で
は、この第1のメツセージを第1の受信バツフア
71に受信し、処理装置41は受信アドレスが自
己のアドレスであることを検出し、この第1のメ
ツセージ内のコマンドおよび送信アドレスを解読
する。解読の結果、このコマンドが、伝送可否の
チエツクコマンドであり、送信アドレスが自己の
ものでないことを知ると、装置12内の処理装置
41は、装置22を指定する受信アドレスと、送
られてきたコマンドおよび送信アドレスとからな
るメツセージを迂回路用伝送線200上に送出す
る。装置22では、線200上から信号がインタ
フエース61に入力されたことを検出すると、こ
の検出結果に応答して、処理装置41は線200
上のメツセージを第2の受信バツフア73に取り
込む。この取り込まれたメツセージ内の受信アド
レスが自己のアドレスであることを検知し、この
メツセージ内のコマンドが伝送可否のチエツク要
求であり、かつ、送信アドレスが自己のものでな
いことを検知し、このメツセージの受信アドレス
を装置21を指定するアドレスにかえた後のメツ
セージをループ2上に送出する。このメツセージ
がループ2を通つて、装置21に到達すると、こ
の装置21では、インタフエース51を介して、
第1の受信バツフア71にこのメツセージをスト
アする。処理装置41は、このメツセージ内の受
信アドレスが自己のものであること、およびこの
メツセージ内のコマンドが伝送可否のチエツクを
要求するコマンドであることおよび送信アドレス
が自己のものでないことを検出し、このメツセー
ジをインタフエース61を介して迂回用線路10
0に送出する。装置11ではこの線100を介し
てメツセージが入力されたことを検出すると、こ
のメツセージを第1の受信バツフア71内に取り
込み、このメツセージ内の受信アドレスが自己の
ものであることを検出し、送られたメツセージ内
のコマンドおよび送信アドレスを解読し、送信ア
ドレスが自己のものであることより、装置11,
12,22,11を結ぶ小ループ201が正常で
あることを知る。その後、タイマー91をリセツ
トするとともに、レジスタ94に“1”をセツト
し、伝送可否チエツクズミであることを示す。レ
ジスタ95の中は、ループ1が使用可であること
を示すため、ビツト“0”のままとする。
一方、装置11から線100上に送出された第
2のメツセージを、装置21が受信すると、装置
21では、処理装置41が、この第2のメツセー
ジを第2の受信バツフア73にストアした後、こ
のメツセージ内の受信アドレスが自己のものであ
ることを検出すると、このメツセージ内のコマン
ドおよび送信アドレスを解読する。解読の結果、
このコードが伝送可否のチエツクを要求するもの
であり、装置21の接続されたループ2と異なる
ループ上の装置21と対をなす装置11から送信
されたメツセージであることを知ると、処理装置
41は、伝送可否チエツク要求を受けたことを示
すために、レジスタ93に“1”をセツトしたう
えで、自己を示す送信アドレスと、装置26を示
す受信アドレスと、伝送可否チエツク要求を示す
コマンドとを含むメツセージをループ2上に送出
する。さらに、タイマー91をセツトする。この
タイマーのセツト時間は、装置21,26,1
6,11を結ぶ小ループ106上をメツセージが
1巡するより幾分長い時間にセツトされる。装置
26,16,11において、先に装置12,2
2,21について述べたのと同じ処理がなされ、
小ループ106が正常のとき、装置21には、こ
の装置のアドレスを受信アドレス,送信アドレス
とする、伝送可否チエツク要求を示すコマンドを
含むメツセージが迂回用伝送路100より入力さ
れ、装置21は、このメツセージを解読し、小ル
ープ106が正常であり、迂回路100を使用す
る必要がないことを示すために、レジスタ95は
“0”のままとするとともに、伝送可否チエツク
終了ずみを示すためにレジスタ94に“1”をセ
ツトし、タイマーをリセツトする。
こうして小ループ201,106の伝送可否チ
エツクが終了する。
小ループ106の伝送可否チエツク処理に関し
て、メツセージの転送に関与する装置26,1
6,11のうち、伝送可否チエツクコマンドを発
した装置21と同一のループ上にある装置21
は、その中の、伝送可否チエツク要求を示すコマ
ンドを含むメツセージを受けたときに、このこと
を示すために、レジスタ93に“1”をセツトす
る。
小ループ201の、伝送可否チエツク処理に関
して、メツセージの転送に関与する装置12,2
2,21の内、伝送可否チエツクコマンドを含む
メツセージを発した装置11と同じループ上にあ
る装置12は、その中のレジスタ93に、“1”
をセツトする。
以上の処理の結果、装置12,26のレジスタ
93には“1”がセツトされ、レジスタ94には
“1”がセツトされていない。このように、レジ
スタ93に“1”がセツトされ、レジスタ94に
“1”がセツトされていない装置は、自からを送
信元として、伝送可否チエツク要求を示すコマン
ドを含むメツセージを発信させる。
たとえば、装置26は、装置21がしたのと全
く同じようにして、装置26,25,15,16
を結ぶ小ループ605の伝送可否をチエツクし、
チエツク後、伝送可であることを判明するとレジ
スタ94に“1”をセツトし、レジスタ95は
“0”のままとする。
装置12も、装置21,26と全く同じように
装置12,13,23,22を結ぶ小ループの伝
送可否をチエツクする。この場合、装置13が故
障しているとすると、装置12から発せられた伝
送可否チエツク要求を示すコマンドを含むメツセ
ージは、タイマー91がタイムアツプした時点で
は装置12に戻つてこない。装置12は、このと
き、上述の伝送可否チエツクのためのメツセージ
を所定回数繰り返し発信し、それでも、このルー
プが伝送可であることを検出できなかつたときに
は、レジスタ94に“1”をセツトし、伝送可否
チエツクが終了済みであることを示すとともに、
レジスタ95に“1”を示し、この小ループが異
常であり、迂回用伝送路200を使用すべきこと
を示す。
さらに、装置26からの伝送可否チエツクコマ
ンドを含むメツセージを受信した伝送制御装置2
5も同じように、自から伝送可否チエツクを行な
う。
第6図の例では、装置25は、装置24が故障
のため、迂回用伝送路500を使用すべきことを
示すために、レジスタ95に“1”をセツトす
る。
このようにして、各伝送制御装置は、迂回用伝
送線を使用すべきかどうかをレジスタ95をみて
判別する。たとえば、第6図においては、装置1
2,25は、それぞれ迂回用伝送路を使用すべき
ことを知る。このように、レジスタ95に“1”
がセツトされた装置は、レジスタ65に“1”を
セツトするとともに、ループ1又は2より受信し
たメツセージを、第1の受信バツフア71に取り
込んだのち、迂回用伝送路200又は500にそ
れぞれ、このメツセージを転送する。一方、装置
22,15では、迂回用伝送路より入力されたメ
ツセージは、第2の受信バツフア73にストア
し、この第2の受信バツフア73のメツセージの
送信アドレスが自己のものでないときはすべてル
ープ2又は1に転送する。自己のものであるとき
には、転送しない。いずれの場合も、この第2の
受信バツフアの内容はその後消去する。この結
果、装置12に入力されたメツセージは、迂回用
伝送路200、装置22を介してループ2上に転
送され、装置25において、再び迂回用信号路5
00、装置15を介してループ1上に転送されう
る。こうして、図の太線4で示す閉じた伝送路が
形成される。
なお、以上の動作において、伝送可否チエツク
の要求を受けつけ、自から発信元として、伝送可
否チエツクコマンドを発信した伝送制御装置は、
この発信時にタイマー92をセツトする。このタ
イマーのセツト時間は、伝送可否チエツクコマン
ドが正常なループ1又は2をそれぞれ1巡する時
間よりも幾分大きめにセツトされる。各伝送制御
装置は、このタイマーがタイムアツプする前に、
同一ループ上の隣接する伝送制御装置からの伝送
可否チエツクコマンドを含むメツセージを受けた
ときには、自からを発信元として、伝送可否チエ
ツクコマンドを含むメツセージの送信をしない。
こうして、ループ1が一時的に異常となつた後、
正常に復した場合、この伝送可否チエツクの処理
が永久的にくり返されるのを防ぐ。
また、レジスタ95に“1”をセツトした装置
12,25の内ループ1にある装置12は、定期
的にループ故障回復チエツクコマンドを含むメツ
セージをループ1に伝送する。このメツセージの
受信アドレス、送信アドレスはともに自己のアド
レスとする。これを受信した他の装置13は、正
常であるならば、このメツセージを、ループ1上
に再送出する。迂回用伝送路300には送出しな
い。以下の装置14,15,16,11は正常で
あるので、このメツセージは装置12に戻るの
で、装置12は、レジスタ93〜95をすべて
“0”にセツトする。しかし、装置13の故障回
復がなされていないとき、この故障回復チエツク
コマンドを含むメツセージが装置12に戻らない
ので、ループ1の異常と判断し、レジスタ93〜
95はそのままとする。このとき、装置12は伝
送可否チエツクコマンドを含むメツセージを定期
的に装置13,23,22,12を含むループに
伝送し、もし、仮りに装置13,23,22がす
べて正常になつていたときには、レジスタ95を
“0”にセツトする。以上は、ループ1に接続さ
れた伝送制御装置がループ1の伝送系の異常を検
出した場合のシステムの動作説明であるが、ルー
プ2に接続された伝送制御装置がループ1の伝送
係の異常を検出した場合も同様である。
以上のようにループ1,2上の各伝送制御装置
は、それぞれループ1,2の伝送路が異常である
と、自から小ループの伝送可否チエツクコマンド
を含むメツセージを発信する。また、ループ1,
2上の各伝送制御装置は、伝送可否チエツクコマ
ンドを含含むメツセージを受信した場合には、こ
れを転送するとともに、自から、伝送可否のチエ
ツクコマンドを発信し、自からを起点とする小ル
ープの伝送可否のチエツクを行なう。このよう
に、各伝送制御装置により、ループ1,2の一部
分の伝送可否をチエツクさせることにより、ルー
プ1,2の一部に故障が生じても、マスタステー
シヨンを用いずに、迂回路の形成ができる。
要するに、本願発明の特徴とする所は、上述し
た実施例の対応する番号を併記して示せば、伝送
媒体例えば、1,2,100,200,300
と、この伝送媒体を介して互いに接続された複数
の伝送制御装置例えば、11,12,13,2
1,22,23と、これらの伝送制御装置の少く
とも1部に接続された端末装置例えば、31,3
2,33とからなり、かつ、伝送制御装置のそれ
ぞれは、 (A) 伝送媒体との間のデータの送、受信を行なう
第1および第2のインタフエース手段(例え
ば、51および61の100に接続された部
分)と、 (B) 端末装置との間のデータの送、受信を行なう
第3のインタフエース手段(例えば、61の3
11に接続された部分)と、 (C) 送信すべきデータを格納する送信バツフア手
段例えば、81と、 (D) 受信データを格納する受信バツフア手段例え
ば、71,73と、 (E) 第1,第2および第3のインタフエース手
段、送信バツフア手段ならびに受信バツフア手
段に接続され、他の伝送制御装置の障害状態を
それぞれ自から検出し、障害なしのとき、送信
バツフア手段のデータを第1のインタフエース
手段例えば、51を介して伝送媒体例えば、
1,2に送信するとともに、伝送媒体例えば
1,2からのデータを受信バツフア手段に受信
し、また、障害ありのとき、送信バツフア手段
のデータを第2のインタフエース手段(例え
ば、61の100に接続された部分)を介して
伝送媒体例えば100,200,300に送信
するとともに、伝送媒体例えば、1,2からの
データを受信バツフア手段に受信し、さらに、
受信バツフア手段のデータを第3のインタフエ
ース手段を介して端末装置に送出する処理手段
例えば、48とからなり、かつ、端末装置例え
ば、31,32,33のそれぞれは、伝送制御
装置の送信バツフア手段に、自己で発生したデ
ータを格納し、受信バツフア手段からのデータ
を処理するように構成したことにある。
尚本発明はループ状伝送路に限らず同一の思想
の範囲で変形し、ネツトワークシステム全般に適
用し得ることは当然である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば各伝送制御
装置が皆平等の機能を備えており、相互の関係も
平等でよく、特に全システムを管理するマスター
制御装置の必要もない。本発明によれば各伝送制
御装置の独自性が高く、ローカルな判断にもとづ
いて迂回路伝送路等の伝送線路を選択し、自在に
ネツトワークの形態を形成することなどが可能と
なる。
これにより故障や、異常が生じた際、他の装置
に殆ど影響を与えることなく迂回したネツトワー
クを構成したり、新たな伝送制御装置を追加した
り、削除,保守等の際も臨機応変に対応したネツ
トワークが可能となる。またネツトワーク全体と
しての耐故障性(Fault tolerance)が高く、必
要な形態のネツトワークを各伝送制御装置により
自律的に形成することも可能となる。
また、各伝送制御装置に、マイクロコクピユー
タを設けることでインテリジエンスを持たせ、そ
れぞれが独立に、かつ、並行して動作するように
し、自己が定めた時刻にデータの送、受信を行な
うようにしたので、端末装置側の負担が軽くな
る。
以上述べたように、本発明によれば、各伝送制
御装置の自律性、独立性に優れ、お互いの管理が
不用であり、また、各伝送制御装置にインテリジ
エンスを持たせているので、端末装置側の負担を
軽くし、端末装置を作り易くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を使用するループ状伝送システ
ムの概略ブロツク図、第2図は、第1図のシステ
ムに用いる伝送制御装置のより詳細なブロツク
図、第3図,第4図はインタフエース51,61
のより詳細ブロツク図、第5図は伝送されるメツ
セージのフオーマツトを示す図、第6図は、第1
図のシステムにおける故障時の迂回路形成処理を
説明するための図である。 1,2…ループ、11〜16,21〜26…伝
送制御装置、31…送受信端末、41…処理装
置、51,61…インタフエース、71…第1受
信バツフア、73…第2受信バツフア、81…送
信バツフア、90〜92…タイマー、93…伝送
可否チエツク要求を受付けたことを示すためのレ
ジスタ、94…伝送可否チエツクを終了したこと
を示すためのレジスタ、95…伝送可否チエツク
結果を示すためのレジスタ、100,200,3
00,400,500,600…迂回用伝送線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 伝送媒体と、該伝送媒体を介して互いに接続
    された複数の伝送制御装置と、該伝送制御装置の
    少くとも1部に接続された端末装置とからなり、
    かつ、上記伝送制御装置のそれぞれは、 (A) 上記伝送媒体との間のデータの送、受信を行
    なう第1および第2のインタフエース手段と、 (B) 上記端末装置との間のデータの送、受信を行
    なう第3のインタフエース手段と、 (C) 送信すべきデータを格納する送信バツフア手
    段と、 (D) 受信データを格納する受信バツフア手段と、 (E) 上記第1,第2および第3のインタフエース
    手段、上記送信バツフア手段ならびに上記受信
    バツフア手段に接続され、他の伝送制御装置の
    障害状態をそれぞれ自から検出し、障害なしの
    とき、上記送信バツフア手段のデータを上記第
    1のインタフエース手段を介して上記伝送媒体
    に送信するとともに、上記伝送媒体からのデー
    タを上記受信バツフア手段に受信し、また、障
    害ありのとき、上記送信バツフア手段のデータ
    を上記第2のインタフエース手段を介して上記
    伝送媒体に送信するとともに、上記伝送媒体か
    らのデータを上記受信バツフア手段に受信し、
    さらに、上記受信バツフア手段のデータを上記
    第3のインタフエース手段を介して上記端末装
    置に送出する処理手段とからなり、かつ、上記
    端末装置のそれぞれは、上記伝送制御装置の上
    記送信バツフア手段に、自己で発生したデータ
    を格納し、上記受信バツフア手段からのデータ
    を処理するように構成したことを特徴とするデ
    ータ伝送システム。
JP59160287A 1984-08-01 1984-08-01 伝送制御装置 Granted JPS6062764A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49112502A (ja) * 1973-02-23 1974-10-26

Patent Citations (1)

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JPS49112502A (ja) * 1973-02-23 1974-10-26

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