JPH03183586A - 熱転写インクリボンの破壊装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用外？ｆ１ 本発明は、熱転写形感熱記！Ａ装置（以１−’、中、ζ
こ「プリンタ」という、、）ζこおいて使用された、使
用済みの熱転写インクリボン（以１で、す１に「インク
リボンＪという。〉から↑？Ｉ＋ｂｊの判読をイ；酊能
にするインクリボンの破壊装置に関ずろ。

［従来の技術］ プリンタここは、転′ｌｉフィルム（以Ｆ、１−１（こ
「ヘース」という。）Ｌに執溶融件インク層（以ド、「
ｐに１”インク層」という。）を設けたインクリボンテ
ンのインク層を記録紙に密若さ１！゛、Ｊ＼−スのＬか
ら記Ｕヘッドを圧４加ハしインク層を溶融転写させるも
のがある。なお、この種のプリンタの詳細は、昭和５７
年に色材協会発行の雑誌「色材Ｊ　５５　［５］　１こ
「転写型感熱記録の現状」として開示されている。

プリンタにおいて使用された使用済みのインクリボンは
第４図に示す如く、用紙に転着されないインク層がベー
ス上に残留しており、このインクリボンから情報を明瞭
に判読できる。使用済みのインクリボンをそのまま廃棄
することは、情報の流出或いは機密の漏洩になる。

［発明が解決しようとする課苅］ 使用済みのリボンから情報の判読ができないように、リ
ボンを破壊すればよい。　　その一つの方法として、使
用済みのインクリボンをカッター等で細かく裁断して破
壊する方法が提案されている。

しかし、一般にベースが樹脂製であるため、カッター或
は裁断されたリボンを収納する容器写が帯電し′Ｃいる
と、裁断したリボンがそれらに付着しでしまい、破壊し
たリボンを廃棄する際に煩わしさがあり、所望の効果が
得られない。

また、他の方法として５　インクリボンに撚りを加えた
後、加熱して熱溶着する方法も提案されたが、リボンに
撚りを加える機構が？！雑となり高価なものになってし
まう。

本発明の目的は、使用済みのインクリボンの破壊がｆ！
！便であり、破壊後のインクリボンの廃棄が容易なイン
クリボンの破壊装置を提供することにある。

［課−題を解決するための手段］ 本発明は、インクリボンのインク層が互いに向い合うよ
うにし、そのインクリボンを熱した後圧力を加えてイン
ク層どうしを熱溶着させるか、或はロール状に巻かれた
インクリボン全体を加熱し、１．７−ルの外周から中心
方向に加圧してインク層を対向するベース上に転着させ
て、使用済みのインクリボンから情報の判読を不可能に
する。

［実施例］ 進上史失濾朋 第１の実施例の特徴は、インクリボンのインク層が対向
するようにリボンを幅方向に折り畳み、加熱圧着するも
のである。第１図は、本発明の第１の実施例を示す構成
図である。以下、第１図を用いて本発明の第１の実施例
を説明する。

第１図（ａ）において、インクリボン１１はベース１１
ａとインク層１１ｂから成っており、ベースＩｌａの一
方の面上にインク層１１ｂが段けられている。

インクリボン１１は、第１図（Ｃ）に示すインクリボン
折り畳み手段１２ζこよって折り畳まれる。

第１図（Ｃ）に＝Ｙ細を示したインクリボン折り骨み手
段１２は、第１図（ａ）の加熱手段１３の前段に配設さ
れる。インクリボン折り畳み手段１２は、インクリボン
１１のインクｔ５　ｔ　＋　ｂが対向するようにインク
リボン１１を幅方向に折り畳む。インクリボン折り畳み
手段のへ−ス１２ｂにはＶ字状の満１２ｄが設けられて
いる。インクリボン折り僅み手段の押圧部１２ａは先端
１２ｃが失形になっている。インクリボン折り衣み手段
の先端１２ｃは、インクリボン折り畳み手段のベース１
２ｂの■溝＋２ｄの底部に近接するように配設される。

その間隔は、インクリボンの厚さより僅かに大きく保た
れる。■満＋２ｄの一端１２ｅの開口部は、他端１２ｆ
の開口部より広くなっており、先端１２ｃの形状はＶ満
＋２ｄとほぼ同し形状になっている。なお、前記一端＋
２ｅと他端１２「の開口部は同じ幅でもよく、その場合
先端１２Ｃの形状をＶ溝と同じにすれはよい。また、必
要に応じて先端＋２ｃと■溝１２ｄの底部に丸みをつけ
てもよい。インクリボン１１がインクリボン折り畏み手
段１２の一端！２ｅから他端１２ｆを通過するとき、イ
ンク層１１ｂが内側になるように折り畳まれる。

円筒状の加熱手段１３の内部にはヒーター１６が設けら
れており、加熱手段１３は所定の温度に加熱される。円
柱又は円筒状の加圧手段１４は、加熱手段１３と互いに
円周面が対向し、かつ圧接するように配設される。駆動
手段１５は、加熱手段１３若くは加圧手段＋４の一方、
又はそれら両方を回転させる。

折り畏まれたインクリボン１１ｃが加熱手段１３及び加
圧手段１４の間を通過するとき、折り畳まれたインクリ
ボンＩｌｃは加熱手段１３で加熱され、加圧手段１４に
より加圧され、対向するインク層どうしが熱融着される
。加熱する温度は、熱溶融性インクの溶融温度より高く
、かつベース１１ａの融点より恢く設定される。加熱１
段１３及び加圧手段１４が回転するため、折り畳まれた
インクリボン１１ｃは連続的ζご加熱１１：着され、ｔ
ｊｒ出される。

第１図（ａ）の例では、円筒状の加熱手段１３の内部に
ヒーター１６を説けたが、第１図（ｂ）に４くずようζ
こ、加熱手段１３（この場合ヒーター）及び加圧手段１
４を別個ζこ設けてもよい。この場合、ｂｎ熱Ｆ段１３
は折り５１・：すれたインクリボンｌｉｅの両側に設け
ても片側のみに設けても効果は同じである。：ｔた、加
圧−［段１４．２４を円荷又は円柱状の部材で構成し、
Ｈ）いζこ円周面がス・１向し、かつＩＦ、接するよう
ζこ配設し、それらのいずれか一方叉は両方を駆動手段
１５によって同転させればよい。なお、加熱ｆＩＱ　＋
　３を熱風が吹き出すようなものζこし、熱風をインク
リボンＩｌｃ又は加圧手段１４ζこ吹き付ける構造とし
てもよい。

インクリボン折り竹・み手段、加熱手段及び加圧−Ｆ段
ζこ関して、他の実施例を第５図ないＬ／第８図を用い
−Ｃ説明する。インクリボン折り骨み手段１２は、第５
図及び第７図に示すとおり１２１：及び！２ｈから構成
される６　インクリボンｌ！がインクリボン折りＰＦみ
・１段１２ｇのガｆト１を通過するとき、水平方向のブ
レが生じないよっにｆｆ１ｌ　Ｘｌ／Ｉするとともζこ
ゆるやかなＵ字状に前記インクリボンを変形させ−ろ。

インクリボン１１がインクリボン折り竹・み手段１２８
ζこ設けられたｖ形の突起部分を通過するとき、インク
リボン１１ζまｖ１大に折り光よれる。さらに、インク
リボン折り件み−Ｆ段！２ｂに設けられた満を通過する
と、インクリボンＨは完全に折り畳まれて第１図の１１
ｃのような形状になる。第８図は、インクリボン１１が
折り骨まれる過程を第６図の■乃至■の位置に対応し−
Ｃそれぞれインクリボンの長子ノｉ向から見た断面図で
示している。巻取リリール１５ａの軸には、図示してい
ないが、駆動手段が設けられており、巻取リリールを峙
計方向に回転させ、折り畳まれそして加熱されたインク
リボン１１ｃを巻取る。巻取りリール１５ａがインクリ
ボン１１ｃを巻取るとき、インクリボン１１ｃを引っ張
るために、インクリボンＩｌｃは加熱手段１３に引き寄
せられ、加熱されたインクリボン１１ｃは実質的ζこ加
圧される。インクリｊ＜ンＩｌｃが加熱手段１３を通過
するとき、加熱及び加圧されて対向するインク層とうし
が熱融４される。

なお、この実施例による装置には、加熱手段１３の温度
を調節するための加熱コント【］−ル手段１３Ｃ１及び
インクリボン１１の走行速度を調節するための巻１代コ
ントロールｆ段１５ｂが設けられている。

且盆Ω工兼泗 第２の実施例の特徴は、２本のインクリボンのそれぞれ
のインク層が対向するようにインクリボンをａわせ、加
熱圧着するものである。すなわち、第１の実施例のイン
クリボン折り仔みｆ段］２を不便ζこしたものである。

加熱手段及び加圧手段は、第１図（ａ）又は第１　［’
ｌＪ　（ｂ　’）ζこ不【ノたものを使用する。第２図
は、本発明の第２の実施例を示す構成図である。

韮ま息去施立 第：３の実施例の特徴は、ロール状に巻かれたインクリ
ボン全体を加熱し、Ｉノールの外周から中心方向に加注
するものである。第１又は第２の実施例では、インクリ
ボンを破壊するために要する峙間は、インクリボンの長
さに比例するが、第３の実施例による破壊時間はインク
リボンの長さ（こ関係ない。ざらに、［コール状で熱溶
着するため、廃棄が′８鵠である。第：（図は、本発明
の第３の実施例を示す構成図である。

なお、加熱手段としては、１′ｌ−ル状に巻かれたイン
クリボンの近傍にヒーターを設けても、或はインクリボ
ンにｖ４風を吹き付けるよっ（こしてもよい。よた、加
熱“１段と１１でマイクロウェーブを用いてもよい。こ
の場合、Ｈ置及びインクリボンをいわゆる電子レンジの
ようなものの中に入れ、マイク１」ウェーブでインクリ
ボンを加熱しながら加圧ずれはよい。

以し説明したように、インクリボンな熱溶着して破壊す
れば、使用済みのインクリボンから情報を判読すること
ができない。また、熱溶着されたインクリボンを無理に
剥離させようとすると、方の熱溶融性インクが他方のヘ
ースに転着して（ノまい、情報の判読ができない。

なお、動作をより確実にするため、或は安全性を確保す
るために、本発明の主旨を逸脱しない範囲でド記の手段
を付加することができる。

（イ）加熱手段が所定の温度に達したとき駆動手段を作
動させるための駆動制御手段。

（ロ）装置には保護カバーを設けるのが一般的であるが
、そのカバーが開かれているとき加熱手段若くは駆動手
段のいずれか一方又はそれら両手段の動作を停止させた
めの動作停止り手段。

（ハ）加熱手段の温度が一定（ｆｉ　（ごなるように加
熱手段を制御するための温度制御手段 （ニ）加熱手段又は装置内部の温度が異常に−にＨした
とき、加〃き手段の動作を停止ｌ−，させる手段。

［発明の効果］ 本発明は、インクリボン０〕インク層を文４向するよう
に折り竹・むか、或は２木のインクリボンのインク層を
それぞれ対向するように合わせ、熱を加えた後圧力を加
えてインクリボンな熱溶着させるようにしたので、簡単
な装置で熱転写インクリボンを破壊でき、使用済みのイ
ンクリボンから情報の判読を不Ｉ扛能にする装置の提供
ができた。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、　　（ｂ）、　　（ｃ）は本発明の第！
の実施例を示す構成図、第２間は本発明の第２の実施例
を示す構成図、第３図は本発明の第３の実施例を示す構
成図、第４図は使用済みのインクリボンの例を示す図、
第５図は本発明の熱転写インクリボンの破壊装置全体の
構成を示す図、第６は第５図における内部回路構成を示
す図、第７図（ａ）（ｂ）（Ｃ）はインクリボンを折り
仔む際のガイド、ガイド兼用折り脣み手段及び折り畳み
手段の詳細をそれぞれ示す図、第８図はインクリボンの
変形；叫序を示ず図である。 図中の、１．ｌａはガイド、１１はインクリボン、＋２
．　　＋２ｈはインクリボン折り畳み手段、１２ｇはガ
イド兼用のインクリボン折り畳み手段、１３．　　Ｉ　
３　ａ　。 ＋３ｂは加熱手段、１３ｃは加熱コントロール手段、１
４、　１４ａ、　　＋４ｂ、　　１４ｃ、　　２３．　
２４は加圧手段、１５゜１５ｃは駆動手段、１５ａは巻
取りリール、＋５ｂは巻取コントロール手段、ｆは加圧
方向、Ｌはランプ、Ｓｔ、Ｓ２．Ｓ３はスイッチを示す
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）熱転写インクリボン（１１）の熱溶融性インク層（
   １１ｂ）が内側になるように該熱転写インクリボンを幅
   方向に折り畳むためのインクリボン折り畳み手段（１２
   ）と、 前記折り畳まれた熱転写インクリボンを加熱するための
   加熱手段（１３）と、 前記加熱された熱転写インクリボンに圧力を加えるため
   の加圧手段（１４）とを備えた熱転写インクリボンの破
   壊装置。 ２）熱転写インクリボンの熱溶融性インク層が対向する
   ように該熱転写インクリボンを合わせ、それらを加熱す
   るための加熱手段（１３）と、前記加熱された熱転写イ
   ンクリボンに圧力を加えるための加圧手段（１４）とを
   備えた熱転写インクリボンの破壊装置。 ３）ロール状に巻かれた熱転写インクリボンを加熱する
   加熱手段と、 前記インクリボンの外周から中心方向に圧力を加える加
   圧手段とを備えた熱転写インクリボンの破壊装置。