JPH03182752A - 露光用マスクの作成方法 - Google Patents

露光用マスクの作成方法

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JPH03182752A
JPH03182752A JP1323550A JP32355089A JPH03182752A JP H03182752 A JPH03182752 A JP H03182752A JP 1323550 A JP1323550 A JP 1323550A JP 32355089 A JP32355089 A JP 32355089A JP H03182752 A JPH03182752 A JP H03182752A
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oxide film
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栄一 星野
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英之 金光
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 露光用マスクの作成方法に関し、更に詳しく言えば、遮
光膜としてのクロム膜や反射防止膜としての酸化クロム
膜をスパッタ法により形成する工程を含む露光用マスク
の作成方法に関し、マスク基板上のクロム膜や酸化クロ
ム膜にSt粉粒子均一に混入してこれらのクロム膜や酸
化クロム膜の内部応力を一様に低減させ、マスクパター
ンの精度の向上を図ることができる露光用マスクの作成
方法を1!供することを目的とし、クロム又は酸化クロ
ムのターゲット表面にシリコンを含む材料片を置いて前
記クロム又は酸化クロムをスパッタする際、同時に前記
シリコンを含む材料片をもスパッタし、マスク基板上に
シリコン粒子を含有するクロム膜又は酸化クロム膜を形
成することを含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、露光用マスクの作成方法に関し、更に詳しく
言えば、遮光膜としてのクロム膜や反射防止膜としての
酸化クロム膜をスパッタ法により形成する工程を含む露
光用マスクの作成方法に間に関する。
〔従来の技術〕
従来、半導体装置のホト工程において用いられる露光用
マスクには、第2図に示すように、石英からなるマスク
基板lの上に遮光膜としてのクロムM3を反射防止膜と
しての酸化クロムwI2. 4で挟んだ構造のものが用
いられ、これらをスパッタ法により形成している。
しかし、クロムW13や酸化クロムv2.4とマスク基
板上との間の歪み応力の違いによりクロム膜3や酸化ク
ロム膜2.4には歪みが生じるため、微細なパターンを
形成する場合、第3図に示すマスクパターン13の寸法
誤差を生じ、問題があった。また、接触面積の縮小によ
りマスク基板とクロム1F23や酸化クロム1PJ2,
4との密着性にも問題がでてきた。
そこで、これらの問題を解決するため、第4図に示すよ
うに、クロム膜3や酸化クロムM!2. 4にイオン注
入法によりSi粒子を微量に混入することによりクロム
結晶粒子間に働く力を変化させて歪み応力を調整すると
ともに密着性をも向上している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、ウェハの大口径化に伴ってマスク基板Iの寸
法が大きくなってくると、クロム膜3や酸化クロムH2
,4にイオン注入法によりシリコン粒子を微量に混入さ
せる場合、周辺と中心とでのイオン電流の分布の偏りな
どによりクロムwi3や酸化クロム1IW2.4面内の
シリコン注入量のばらつきが大きくなり、歪み応力を均
一に調整できなくなるという問題がある。
そこで本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、マスク基板上のクロム膜や酸化クロ
ム膜に81粒子を均一に混入してこれらのクロム膜や酸
化クロム膜の内部応力を一様に低減させ、マスクパター
ンの精度の向上を図ることができる露光用マスクの作成
方法を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、クロム又は酸化クロムのターゲット表面に
シリコンを含む材料片を置いて前記クロム又は酸化クロ
ムをスパッタする際、同時に前記シリコンを含む材料片
をもスパッタし、マスク基板上にシリコン粒子を含有す
るクロム膜又は酸化クロム膜を形成することを特徴とす
る露光用マスクの作成方法によって遠戚される。
〔作 用〕
本発明の半導体装置の製造方法においては、マスク基板
上に遮光膜としてのクロム膜や反射防止膜としての酸化
クロム膜をスパッタ法により形成する際、シリコンを含
む材料片も同時にスパッタしてシリコン粒子をクロム膜
や酸化クロム膜に混入させているので、クロム膜や酸化
クロム膜中には比較的均一な濃度でシリコン粒子が混入
する。
その結果、作成されるクロム膜や酸化クロム膜の結晶粒
子の間に働く力をシリコン粒子を介在させることにより
一様に調整できるので、これらの膜の内部応力を一様に
調整することができる。従って、これらの膜とマスク基
板との間の歪み応力を一様に低減することができる。
また、クロム膜や酸化クロム膜へのシリコン粒子の混入
量を調整するには単にシリコンを含む材料片の量を調整
するだけでよいので、クロム膜や酸化クロム膜の歪み応
力を容易に調整することができる。更に、従来のイオン
注入法による場合のような特別な装置やイオン注入工程
も必要ないので、低コストでマスクを作成できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図を参照しながら具体的
に説明する。
第1図は、本発明の実施例の露光用マスクの作成方法に
ついて説明する断面図で、スパッタ装置の減圧処理室内
部でマスク9aを作成している途中の状態を示している
同図において、5は石英ガラスからなるマスク基板、6
はマスク基板5上に既に作成されたSi粒子が混入して
いる反射防止膜としての膜厚的300人の酸化クロム膜
、7は酸化クロム11A6上に作成途中の遮光膜として
のクロム膜、11はクロムのターゲット、10はターゲ
ット11上に置かれた石英ガラス板(StO,板)で、
ターゲット11の全表面積に対して約1/7〜l/6の
表面積を占めるように量が調整されている。また、12
はターゲット11を負の電位に固定するための電源であ
る。
次に、酸化クロム膜6上にSi粒子を混入したクロム膜
6を作成する場合について説明する。
まず、クロムのターゲットII上に適当な量の石英ガラ
スFi10を置き、このターゲットllにマスク基板5
上に作成された酸化クロム膜6を対向させてマスク基板
5を置く。
次いで、アルゴン(Ar)ガスを減圧処理室内に流量6
0 cc/+linの条件で導入し、室内の圧力を5 
mTorrになるように調整する。続いて、ターゲラ)
11に電源12から一450vの電圧を印加してArガ
スをイオン化し、マスク基板5に接続された不図示の電
極とターゲット11との間に4.5アンペアの電流を流
す。
すると、ターゲット11と石英ガラス片10とがArイ
オンの衝突によりスパッタされ、クロム粒子とSi粒子
とがマスク基板5上の酸化クロム膜6の方に飛来して、
適当な割合でSi粒子が混入したクロム膜7が酸化クロ
ム膜7上に堆積していく。
このとき、クロム膜7の堆積と同時にSi粒子がクロム
II!7に混入されていくので、比較的均一な濃度のS
i粒子を含んだクロム膜7が形成される。
このようにして膜厚的600〜700Åのクロム膜7が
堆積が終了した後、更に、クロムのターゲットを酸化ク
ロムのターゲットに替える。そして、クロムFI7を形
成した場合と同じようにして不図示の酸化クロム膜をク
ロム膜7上に堆積することにより、第2図に示すように
、マスク基板5上に必要な多層膜6.7.8の堆積が完
了する。
その後、第3図に示すように、これらの1196゜7.
8をパターニングして露光用マスクの作成が完了する。
次に、上記に説明した方法と同し方法でガラス基板上に
直接作成されたSiを含むクロム膜と、ガラス基板上に
直接作成されたSiを含まないクロム膜のそれぞれの内
部応力を比較すると、後者が1XIO” N/m’に対
して前者はI XIO” N/m”と−桁小さくなる。
この応力の低減はマスクパターンの位置ずれにして約5
μm程度の精度向上になり、Si粒子混入によるマスク
精度の改善効果は大きい。なお、内部応力は光天秤法に
よる膜の反り量を測定し、更に計算により求めた。
また、従来例のイオン注入法と本発明の実施例の方法と
により作成されたSiを含むクロム膜を内部応力の面内
分布に関して比較するとそのばらつきは本発明の実施例
の方がかなり小さくなり、マスクの精度が大幅に改善さ
れることが確認された。
以上のように、本発明の実施例によれば、第1図に示す
クロム膜7や酸化クロム膜6,8の堆積と同時にS1粒
子がクロム膜7に混入されていくので、マスクサイズが
大きくなった場合でも、第2図に示す比較的均一な濃度
のSi粒子を含んだクロム膜7や酸化クロムli6,8
が形成される。その結果、作成されるクロム膜7や酸化
クロムWA6゜8の結晶粒子の間に働く力をSi粒子を
介在させることにより一様に調整できるので、これらの
膜6゜7.8の内部応力を一様に調整することができる
・従って、クロム膜7や酸化クロム膜6.8の内部応力
の面内分布が均一になり、マスク基板5との間の歪み応
力を一様に低減することができる。
これにより、第3酢に示すマスクパターン14の正規の
位置からの位置ずれを改善することができるので、精度
のよいマスクの作成が可能となる。
また、クロム1117や酸化クロムl!6.8へのSi
粒子の混入量を調整するには単にSiを含む材料片の量
を調整するだけでよいので、クロム膜7や酸化クロム膜
6.8の歪み応力を容易に調整することができる。更に
、従来のイオン注入法による場合のような特別な装置や
イオン注入工程も必要ないので、低コストで露光用マス
ク9aを作成できる。
なお、本発明の実施例では、Slを含む材料片として石
英ガラス板10を用いたが、Si、N、板、Si板など
でもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の半導体装置の製造方法によれば
、スパッタ法によりクロム膜や酸化クロム膜とシリコン
を含む材料片を同時にスパッタしているので、クロム膜
や酸化クロム膜の堆積と同時にシリコン粒子がクロム膜
や酸化クロム膜に混入されていく、従って、マスクサイ
ズが大きくなった場合でも、比較的均一な濃度のシリコ
ン粒子を含んだクロム膜が形成される。このため、クロ
ム膜や酸化クロム膜の内部応力の面内分布が均一になり
、マスク基板との間の歪み応力を一様に低減することが
できる。これにより、マスクパターンの正規の位置から
の位置ずれを改善することができるので、↑;1度のよ
いマスクの作成が可能となる。
また、クロム膜や酸化クロム膜へのシリコン粒子の混入
量を調整するには単にシリコンを含む材料片の量を調整
するだけでよいので、クロム膜や酸化クロム膜の歪み応
力を容易に調整することができる。更に、従来のイオン
注入法による場合のような特別な装置やイオン注入工程
も必要ないので、低コストで露光用マスクを作成できる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の露光用マスクの作成方法を
説明する断面図、 第2図は、パターン形成前の露光用マスクの断面図、 第3図は、露光用マスクの断面図、 第4図は、従来例の露光用マスクの作成方法を説明する
断面図である。 〔符号の説明〕 1.5・・・マスク基板、 2.4,6.8・・・酸化クロム膜、 3.7・・・クロム膜、 9.9a・・・露光用マスク、 10・・・石英ガラス板(SiO□板)、11・・・タ
ーゲット、 12・・・電源、 13.14・・・マスクパターン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クロム又は酸化クロムのターゲット表面にシリコンを含
    む材料片を置いて前記クロム又は酸化クロムをスパッタ
    する際、同時に前記シリコンを含む材料片をもスパッタ
    し、マスク基板上にシリコン粒子を含有するクロム膜又
    は酸化クロム膜を形成することを特徴とする露光用マス
    クの作成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002156743A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Shin Etsu Chem Co Ltd フォトマスクブランクス及びその製造方法
US7453650B2 (en) 2005-03-01 2008-11-18 Olympus Imaging Corp. Zoom optical system and electronic imaging apparatus having the same
WO2023042438A1 (ja) * 2021-09-14 2023-03-23 コニカミノルタ株式会社 遮光膜、多層反射防止膜、それらの製造方法及び光学部材

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