JPH0318193A

JPH0318193A - 静止画テレビ電話装置

Info

Publication number: JPH0318193A
Application number: JP1152908A
Authority: JP
Inventors: Shinya Yokodate; 伸也横舘; Koji Kaneko; 幸司金子; Kazunushi Saegusa; 三枝　一主; Tatsuhiko Mizushima; 達彦水島; A Louis Scott; スコット　エー　ルイス; S Fletcher Gary; ゲイリー　エス　フレッチャー
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp; Luma Telecom Inc
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp; Luma Telecom Inc
Priority date: 1989-06-15
Filing date: 1989-06-15
Publication date: 1991-01-25
Anticipated expiration: 2011-06-12
Also published as: EP0402918B1; EP0402918A3; EP0402918A2; DE69024411T2; KR930004826B1; JP2505582B2; KR910002275A; DE69024411D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、静止画テレビ電話伝送方式、特にテレビカメ
ラにて撮像して得た静止画信号を音声帯域信号に変調し
、変調した信号を通話中に電話回線に送出して静止画信
号の送信を行い、一方で、電話回線を介して供給された
静止画信号を復調して表示装置で映像化する静止画テレ
ビ電話伝送方式に関する。

［従来の技術］電話回線を用いて音声と画像とを同時に送るテレビ電話
が要望されているが、現在の電話回線では、膨大なデー
タ量を必要とする動態画像を連続的に送受信することが
困難であり、静止画像を通話中に相手方に送信する静止
画テレビ電話が実用化されている。

この静止画テレビ電話は、通常の音声による通話中にこ
の通話を一時的に中断して所望の静止画、例えば話者の
顔、通話内容に応じた写真画面あるいは、絵等を任意に
送ることが可能である。

従って、このような静止画テレビ電話によれば、従来不
可能であった画像を電話回線によって送受信することが
でき、またその都度一枚のみの静止画像を送るためにデ
ータ処理量も限られて、テレビ電話の実用化を容易に行
うことができるという利点があった。

このような静止画の伝送を行える静止画テレビ電話装置
は、例えば、「テレビ技術Ｊ　１９８８年９月号等に示
されている。

第５図は、この従来の静止画テレビ電話伝送で用いる静
止画テレビ電話装置のブロック構成図である。

第５図においては、静止画テレビ電話装置（１）には、
図示しない電話機を接続するための外付け電話機用端子
（２）と、電話回線接続用端子（３）と、テープレコー
ダ接続のための録画用端子（４）と、再生用端子（５）
の各端子と、電話／再生切換スイッチ（６）と画像送信
指示用のキーパッド（７）とが設けられ、該装置（１）
と外部との接続を行っている。

また、静止画テレビ電話装置（１）には、網制御回路（
８）、変復調回路（９）、復調タイミング作成回路（１
０）、アナログ／デジタル変換器（１　１）　、中央演
算素子［以下ＣＰＵと称す］（１　２）　、イメージコ
ントローラ（１　３）　、画像メモリ（１　４）　、デ
ィジタル／アナログ変換器（１５）、ディスプレイ（１
　６）　、アナログ／ディジタル変換器（１７）、及び
テレビカメラ（１８）が設けられている。

次に、従来の静止画テレビ電話装置の動作について説明
する。音声による通話は、外付けの電話機から外付け電
話機用端子（２）、網制御回路（８）を経て電話回線用
端子（３）に送出される。

また、通話相手からの音声信号は上記信号経路と逆の経
路、すなわち電話回線用端子（３）、網制御回路（８）
、外付け電話機用端子（２）を経て外付け電話機に送出
される。

一方、画像信号を送信する場合には、キーパッド（７）
の操作によって画像退出が指示されると、ＣＰＵ　（１
　２）がこれを検知する。そして、ＣＰＵ（１２）は、
内部に格納されたプログラムに従って、画像メモリ（１
４）に記憶されている画像データに制御情報を付加し、
変復調回路（９）、網制御回路（８）を介して、電話回
線用端子（３）に送出される。

また、画像信号を受信する場合には、上記信号の逆を経
て、変復調回路（９）に信号が送られる。

相手画像データは、この変復調回路（９）で復調タイミ
ング作成回路（１０）によって作られた復調タイミング
によって復調され、アナログ／ディジタル変換器（１　
１）　、ＣＰＵ　（１　２）　、イメージコントローラ
（１３）を経て、画像メモリ（１４）内に格納された後
、ディスプレイ（１６）に表示される。

画像の送受信が終了すると、網制御回路（８）は、音声
による通話に復旧する。通話中等にテレビカメラ（１７
）に捕えられた画像は、アナログ／ディジタル変換器（
ｌ７）で量子化され、イメージコントローラ（１３）を
介して画像メモリ（１４）に格納され、逐次、ディスプ
レイ（１６）に導出される。

次に従来の静止画テレビ電話伝送方式による画像送受信
のためのフレームフォーマット、及び従来の静止画テレ
ビ電話伝送方式における音声と画像信号伝送の動作につ
いて、第６図及び第７図に基づいて説明する。

画像送受信のためのフレームフォーマットは、第６図の
ように制御情報信号と画像データ信号に分けられる。制
御情報信号は、画像データを適切に復調するための信号
で、フレーム同期信号と振幅較正信号、ＩＤ（インフォ
メーションデータ）から成る。フレーム同期信号は、第
７図（Ａ）に示されるような復調タイミング信号の発生
に用いる信号であって、さらに音声、画像切換に用いる
信号である。振幅較正信号は、ＡＧＣ　（自動ゲインコ
ントロール）と画像の階調レベルを正確に設定するため
の信号である。ＩＤは、相互能力等識別信号インフォメ
ーションデータで送受信画像信号の情報等のデータ信号
である。

［発明が解決しようとする課題］従来の静止画テレビ電話伝送方式は、以上のような構成
を有しているため、電話回線において、第７図（Ｂ）に
示されるような大きな周波数シフトが生じた場合、復調
タイミング作成回路が好適に動作せず、従って、復調タ
イミング信号が画像信号と適合しないため、好適に受信
画像を復調できないという問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
のであり、フレームフォーマットの制御情報信号に、周
波数シフトを補正するための周波数補正信号を付加する
ことによって、大きな周波数シフトが起った場合でも、
受信した静止画信号を復調できる静止画テレビ電話伝送
方式を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］この発明に係る静止画テレビ電話伝送方式は、第１の請
求項によれば、送信する静止画信号中の制御情報信号に
、回線による周波数シフトを補正するための周波数補正
信号を付加するものである。

また、第２の請求項によれば、周波数補正信号を付加し
て送信された静止画信号中の周波数補正信号により、周
波数シフト量を検知して復調タイミング信号の補正をす
るものである。

［作用］第１の請求項によれば、画像信号中に周波数補正信号を
付加して送信することにより、受信側で周波数シフト量
を検知して復調することができる変調された静止画信号
を送出できる。

第２の請求項によれば、受信した静止画信号中の周波数
補正信号により、回線中の周波数シフト量を検知し、該
シフト量によって復調タイミングを補正して、大きな周
波数シフトが起った場合でも好適に静止画信号を復調す
ることができる。

〔実施例］以下、この発明の一実施例を第１図、第２図、第３図、
及び第４図に基づいて詳細に説明する。

第１図において、この発明の実施例に係るテレビ電話伝
送方式に用いる静止画テレビ電話装置（１）には、第５
図の従来と同様に、アナログ／ディジタル変換器（１　
１）　、イメージコントローラ（１　３）　、画像メモ
リ（１　４）　、デイジタル／アナログ変換器（１　５
）　、ディスプレイ（１６）、及びアナログ／ディジタ
ル変換器（１７）が設けられ、静止画テレビ電話装置（
１）の表面部には、外付け電話機用端子（２）、電話回
線接続用端子（３）、録画用端子（４）、再生用端子（
５）、電話／再生切換スイッチ（６）及びキーパッド（
７）等が、設けられている。

さらに、前記装置（１）においては回線に接続される網
制御回路（８）と、この網制御回路（８）から供給され
る静止画信号を復調し、一方でテレビカメラ（１８）に
よって得た静止画信号に、ＣＰＵ（１２）によって制御
情報信号が付加された信号を変調して網制御回路（８）
に送出する変復調回路（９）と、この変復調回路（９）
に復調タイミング信号を与える復調タイミング作成回路
（１０）と、網制御回路（８）から供給された周波数補
正信号に基づいて回線の周波数シフト量を検知し、復調
タイミング作成回路（１０）に周波数補正データ（２５
）を与える本発明に係る周波数補正回路（２３）が設け
られている。

次に本発明による画像送受信のためのフレームフォーマ
ット及びこの伝送方式を用いた画像信号の送受信につい
て第２図、第３図及び第４図を用いて説明する。

画像送受信のためのフレームフォーマットは、第２図の
ようになっている。ここでは制御情報信号に、本発明の
特徴に係る周波数補正信号（２４）が付加されている。

次にこの方式を利用した画像信号の送受信の動作につい
て説明する。

画像信号の送信時の動作は、従来と同様に行うことがで
きる。すなわち、第１図に示すキーパッド（７）によっ
て画像送出を指示すると、ＣＰＵ（１２）がこれを検知
し、内部に格納されたプログラムに従って画像メモリ（
１４）に記憶されている画像データに制御情報を付加し
、変復調回路（９）、網制御回路（８）を介して、電話
回線用端子（３）に送出される。ここでは、画像データ
に付加する制御情報には、上述の本発明の特徴に係る周
波数補正信号（２４）が含まれている。

また、画像信号を受信する場合には、上記信号の逆の経
路を経て変復調回路（９）に信号が送られる。変復調回
路（９）では、制御情報信号のうちフレーム同期信号（
２０）までを従来と同じ方法すなわち周波数補正回路（
２３）による復調タイミングの補正を行わず復調し、Ｃ
ＰＵ　（１　２）にデータを送る。ＣＰＵ　（１　２）
は、フレーム同期信号（２０）の終りを検知すると周波
数補正回路（２３）を動作させる。周波数補正回路（２
３）では、現在の回線でどのくらいの周波数シフトが起
っているかを検知して周波数補正データ（２５）を復調
タイミング作或回路（１０）に送る。

ここで周波数補正データ（２５）について、あげて説明
する。例として周波数補正信号としてＴＴＣ伝送規格で
ある１７４７．８　Ｈｚの周波数信号を２５８サイクル
送る場合を考える。

受信側では、１７４７．８　１１ｚ　，　　２５Ｂサイ
クルの期間中の基本クロック（１４．３１８１８　Ｍｌ
ｌｚ）のカウントを検出する。

周波数シフトがない状態では、この期間中に基本クロッ
ク（１４．３１８１８　Ｍｌｌｚ）は、１４．３１８１
８　（Ｍｌｌｚ　）　　＋１７４７．８　（ＨＺ）　　
Ｘ　　２５Ｂ−　２０９７１５２　（カウント）　　　
　　・　（１）カウントできる。

しかし、周波数シフトが生じた場合、このカウント値が
ずれる。すなわち、例えば周波数シフトにより１７４７
．８　Ｈｚが１７３７　１１ｚになってしまった場合に
は、１４．３１８１８　（ＭＨｚ　）÷１７３７　（Ｈｚ）
　Ｘ　２５Ｂ−　２１１０２２１　（カウント）　　　
　・・・（２）である。

従って、（１）、（２）式より１サイクル当りの周波数
のずれは、（　２１１０２２１−　２０９７１５２）　＋２５８−
５１　（カウント）となり、これを周波数補正データ（
２５）に用いることができる。

次に、本発明の特徴に係る周波数シフトの補正方法を第
３図を用いて説明する。

人力信号のゼロ点は、ゼロ点検出回路（２７）で検出さ
れ、つづいて、ゼロ点補正回路（２８）で復調タイミン
グ信号（２６）とゼロ点とのずれが検出され、その補正
データ（２９）が加算機（３０）に送られる。

このゼロ点補正回路（２７）は、１サイクルあたりの微
妙なずれの補正を行うもので、大きな周波数シフトのよ
うなずれは補正が困難である。

一方、上記の周波数補正回路（２３）で検出された周波
数補正データ（２５）が加算機（３０）に送られる。

加算機（３０）は、この２つの補正データ（２５）、（
２９）を加算し、復調タイミング生成回路（３１）に送
る。

復調タイミング生成回路（３１）では、このデタをもと
に復調タイミング信号（２６）を発生させる。

画像データの復調は上記の方法によって補正された復調
タイミング信号（２６）により行われ、アナログ／ディ
ジタル変換器（１　１）　、ＣＰＵ（１　２）　、イメ
ージコントローラ（１３）を経て、画像メモリ（１４）
内に格納された後、ディスプレイ（１６）に表示される
。

従って、この実施例によれば、画像信号に周波数シフト
が生じたときにも、受信側で確実に復調できる画像デー
タを送出することができ、さらに、周波数補正信号（２
４）を含む静止画データを受信して復調タイミング信号
の補正を行うことができる。

なお、上記の実施例においては、現状のＴＴＣ規格であ
るＡＭ−ＰＭ方式の画像信号によって説明をしたが、こ
の発明は、これらの実施例に限定されるものでは無く、
例えばＱＡＭ方式（直交振幅変調方式）等、他の幅広い
通信方式に適用することができる。

［発明の効果］この発明は以上説明した通り、第１の請求項によれば、
回線による周波数シフトを補正するための周波数補正信
号を静止画信号に付加して伝送するため、受信側で周波
数補正信号を検知して復調を行うことができる。また、
第２の請求項によれば、網制御回路から供給される静止
画信号に含まれる周波数補正信号により、周波数シフト
量を検知して復調タイミング信号の補正を行うため、大
きな周波数シフトが起った場合でも、周波数補正信号を
付加された受信静止画データを復調することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係るテレビ電話伝送方式
に用いる静止画テレビ電話装置のブロック構成図、第２
図はこの発明の一実施例に係る画像送受信用のフレーム
フォーマット説明図、第３図はこの発明の一実施例に係
る復調タイミング作成回路のブロック構成図、第４図は
この発明に係る復調タイミング特性図、第５図は従来の
テレビ電話伝送方式に用いる静止画テレビ電話装置のブ
ロック構成図、第６図は従来のフレームフォーマットの
説明図、第７図は従来の静止画テレビ電話伝送方式に係
る復調タイミング特性図である。図において、（１）は静止画テレビ電話装置、（２）は
外付け電話用端子、（３）は電話回線接続用端子、（４
）は録画用端子、（５）は再生用端子、（６）は電話／
再生切換スイッチ、（７）はキーパッド、（８）は網制
御回路、（９）は変復調回路、（１０）は復調タイミン
グ作或回路、（１１）はアナログ／ディジタル変換器、
（１２）はＣＰＵ，（１３）はイメージコントローラ、
（１４）は画像メモリ、（１５）はディジタル／アナロ
グ変換器、（１６）はディスプレイ、（１７）はアナロ
グ／ディジタル変換器、（１８）はテレビカメラ、（１
９）は画像データ信号、（２０）はフレーム同期信号、
（２１）は振幅較正信号、（２２）はＩＤ，（２３）は
周波数補正回路、（２４）は周波数補正信号、（２５）
は周波数補正データ、（２６）は復調タイミング信号、
（２７）はゼロ点検出回路、（２８）はゼロ点補正回路
、（２９）は補正データ、（３０）は加算器、（３１）
は復調タイミング信号生成回路である。なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）カメラにて撮像した静止画信号を変調し、変調さ
れた静止画信号を電話回線を介して送受信する静止画テ
レビ電話伝送方式において、送信する静止画信号中の制御情報信号に、前記電話回線
による周波数シフトを補正する周波数補正信号を付加す
ることを特徴とする静止画テレビ電話伝送方式。
（２）カメラにて撮像した静止画信号を変調し、変調さ
れた静止画信号を電話回線を介して送受信する静止画テ
レビ電話伝送方式において、受信する静止画信号中の周波数補正信号により周波数シ
フト量を検知し、復調タイミング信号の補正を行うこと
を特徴とする静止画テレビ電話伝送方式。