JPH03181518A - 耐熱性樹脂用可塑剤 - Google Patents

耐熱性樹脂用可塑剤

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JPH03181518A
JPH03181518A JP32100689A JP32100689A JPH03181518A JP H03181518 A JPH03181518 A JP H03181518A JP 32100689 A JP32100689 A JP 32100689A JP 32100689 A JP32100689 A JP 32100689A JP H03181518 A JPH03181518 A JP H03181518A
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JP
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plasticizer
polyether
polyether copolymer
dihalogenobenzonitrile
heat
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JP32100689A
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Shigeru Matsuo
茂 松尾
Chikafumi Kayano
茅野 慎史
Shigeru Murakami
滋 村上
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は耐熱性樹脂用可塑剤に関し、さらに詳しくは、
高温においても安定て充分な可塑化効果を発揮すること
のてきる##熱性樹脂用可塑剤に関する。
[従来技術および発明が解決しようとする38]芳香族
エーテル系ポリマーに代表される所謂スーパーエンプラ
と呼ばれる樹脂は、比較的歴史の浅いエンジニアリング
プラスチックで、耐熱性、加水分解安定性1機械的強度
、摺動特性および耐溶剤性等において優れている。
これらの樹脂は成形時に高温を必要とし、たとえば芳香
族エーテル系ポリマーては350〜400℃の高温を必
要とする。
しかし、その成形性等を良くするために使われる従来の
可塑剤の大半は、350°C以上の高温に対して安定で
ない。
本発明は前記6情を改善するためになされたものである
本発明の目、的は、高温においても安定て充分な可塑化
効果を発揮することのできる耐熱性樹脂用可塑剤を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するための本発明は、次式() () て表わされる繰り返し単位および次式(■):て表わさ
れる繰り返し単位からなり、前記式(丁)で表わされる
繰り返し単位のモル組成比[I]/([rl+[II]
)か0.1〜0.9であるとともに、温度400℃にお
ける溶融粘度が500〜3.000ボイズ以上であるポ
リエーテル系共重合体からなる耐熱性樹脂用可塑剤であ
る。
以下、本発明の詳細な説明する。
一ポリエーテル系共重合体− 本発明の可塑剤は、前記ポリエーテル系共重合体から構
成される。
前記ポリエーテル系共重合体において重要な点の一つは
、前記式(I)で表わされる繰り返し単位と前記式(n
)で表わされる繰り返し単位とからなるとともに、前記
式(I)て表わされる繰り返し単位のモル組成比[I]
/ ([I] + [n])が0.1〜0.9の範囲に
あることである。
この繰り返し単位のモル組成比か上記範囲を外れた場合
は、ポリエーテル系共重合体の融点か高くなって成形性
の劣化を招いたりする。
また、本発明のポリエーテル系共重合体においては、温
度400℃における溶融粘度か500〜3.000ボイ
ズであることが重要である。
この溶融粘度が500ボイズ未満である低分子量のポリ
エーテル系共重合体では、耐熱性が低下するし、また溶
融粘度が3,000ボイズを超えると、成形性の改良効
果か小さい。
なお、上記ポリエーテル系共重合体は、その末端にハロ
ゲン原子を有するものが好ましい。
本発明の可塑剤として用いる上記ポリエーテル系共電合
体は、比較的分子量の小さい共重合体であるが、結晶性
を有しており、330〜400℃の高い温度においても
充分な安定性を示すのて、高耐熱性のエンジニアリング
樹脂に可塑剤として配合し高い温度で成形加工を行なう
際に、熱劣化を招くことなく好適な可塑化効果を奏する
ものである。
一ポリエーテル系共重合体の製造方法−上記ポリエーテ
ル系共重合体は、ジハロゲノベンゾニトリルと4,4°
−ジハロゲノベンゾフェノンおよび4,4°−ビフェノ
ールとを、アルカリ金属化合物の存在下に中性極性溶媒
中で反応させることによって、得ることがてきる。
前記ポリエーテル系共重合体のうち、繰り返し単位[I
]のモル組成比が0.4以下のポリエーテル系共重合体
は、ジハロゲノベンゾニトリルと4゜4゛−ビフェノー
ルとを中性極性溶媒中でアルカリ金属化合物の存在下に
反応させた後、この反応生成物と4.4′−ジハロゲノ
ベンゾフェノンとの反応を行なうことにより、さらに効
率よく製造することかできる。
前記ジハロゲノベンゾニトリルの具体例としては、たと
えば1次式: (ただし、式中、Xはハロゲン原子である。)て表わさ
れる2、5−ジハロゲノベンゾニトリルや次式; (たたし1式中、Xは前記と同じ意味である。)て表わ
される2、4−ジハロゲノベンゾニトリルなどが挙げら
れる。
これらの中でも、好ましいのは2.6−シクロロベンゾ
ニトリル、2,6−シフルオロベンゾニトリル、2.4
−ジクロロベンゾニトリル、2,4−ジフルオロベンゾ
ニトリルであり、特に好ま、しいのは2.6−ジクロロ
ベンゾニトリルである。
この方法においては、前記ジハロゲノベンゾニトリルと
次式; て表わされる4、4°−ビフェノールとをアルカリ金属
化合物および中性極性溶媒の存在下て先に反応させる。
前記アルカリ金属化合物は、前記4,4°−ビフェノー
ルをアルカリ金属塩にすることのてきるものであればよ
く、特に制限はないか、好ましいのはアルカリ金属炭酸
塩、アルカリ金属炭酸水素塩である。
前記アルカリ金属炭酸塩としては、たとえば炭酸リチウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ルビジウム、
炭酸セシウムなどが挙げられる。
これらの中ても、好ましいのは炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウムである。
前記アルカリ金属炭酸水素塩としては、たとえば炭酸水
素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、
炭酸水素ルビジウム、炭酸水素セシウムなどが挙げられ
る。
これらの中でも、好ましいのは炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウムである。
この方法においては、上記各種のアルカリ金属化合物の
中でも、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムを特に好適に使
用することができる。
前記中性極性溶媒としては、たとえばN、N−ジエチル
アセトアミド、N、N−ジエチルホルムアミド、N、N
−ジメチルアセトアミド、N、N−ジエチルアセトアミ
ド、N、N−ジエチルアセトアミド、N、N−ジメチル
安息香酸アミド、N−メチル−2−ピロリドン、N−エ
チル−2−ピロリドン、N−イソプロピル−2−ピロリ
ドン、N−インフチルー2−ピロリドン、 N−n−プ
ロピル−2−ピロリドン、N−n−ブチル−2−ピロリ
ドン、N−シクロヘキシル−2−ピロリドン、N−メチ
ル−3−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−3−メ
チル−2−ピロリドン、N−メチル−3,4,S −1
−ジメチル−2−ピロリドン、N−メチル−2−ピペリ
ドン、N−エチル−2−ピペリトン、N−イソプロピル
−2−ピペリドン、N−メチル−6−メチル−2−ピペ
リドン、N−メチル−3−エチルピペリトン、ジメチル
スルホキシド、ジエチルスルホキシド、】−メチル−1
−オキソスルホラン、1−エチル−1−オキソスルホラ
ン、l−フェニル−1−オキソスルホラン、N、N・−
ジメチルイミダゾリジノン、ジフェニルスルホンなどが
挙げられる。
前記ジハロゲノベンゾニトリルの使用割合は、ジハロゲ
ノベンゾニトリルと4.4′−ジハロゲノベンゾフェノ
ンとの合計量に対するモル比て、通常20゜1〜0.9
の割合であり、前記アルカリ金属化合物の使用割合は、
前記4,4°−ビフェノールの水酸基1個につき、通常
1.旧〜2.50当量、好ましくは1.02〜1.20
当量の割合である。
前記中性極性溶媒の使用量については、特に制限はない
が1通常、前記ジハロゲノベンゾニトリルと、前記4,
4゛−ジハロゲノベンゾフェノンと、前記4.4゛−ビ
フェノールと、前記アルカリ金属化合物との合計100
重量部当り、200〜2,000重量部の範囲で選ばれ
る。
前記ジハロゲノベンゾニトリルと前記4,4°−ビフェ
ノールとの反応によって得られた反応生tillは1次
の工程において前記4,4゛−ジハロゲノベンゾフェノ
ンと反応させる。
この4.4′−ジハロゲノベンゾフェノンは、次式(た
だし、Xは前記と同じ意味である。)で表わされる化合
物であり、中でも4.4′−ジフルオロベンゾフェノン
、4,4゛−ジクロロベンゾフェノンを特に好適に使用
することかできる。
前記4,4′−ジハロゲノベンゾフェノンとジハロゲノ
ベンゾニトリルとの合計量は、前記、4 、4 ’−ビ
フェノールの使用量に対するモル比て、通常0.90〜
1.02になるような割合とする。
一連の反応は、通常、150〜380°C1好ましくは
】80〜33 D ’Cの範囲の温度において行なわせ
る。反応温度か150°C未満ては、反応速度か遅すぎ
て実用的ではないし、380℃を超えると、副反応を招
くことがある。
また、この一連の反応の反応時間は、通常、0.5〜1
0時間であり、好ましくは1〜3時間である。
反応終了後、目的のポリエーテル系共重合体は、中性極
性溶媒溶液から公知の方法に従って分離、精製すること
により、得ることができる6たとえば、反応終了後の中
性極性溶媒溶液から、溶媒を直接に留去することにより
、嵩密度の高いポリエーテル系共重合体の粉末を製造す
ることかてきる。
留去する際の蒸留温度としては、中性極性溶媒の種類に
もよるが、通常50〜250℃てあり、好ましくは15
0〜200℃である。
また、留去する際の蒸留圧力としては1通常5〜760
mmHg、好ましくは1(1−200m m Hgであ
る。
このように溶媒を直接に留去すると、蒸留残液としてポ
リエーテル系共重合体粉末か得られ、この粉末は、通常
の精製操作に付することができる。
この方法により得られるポリエーテル系共重合体粉末の
嵩密度は通常0.3〜0.6g/cm’である。
嵩密度か前記範囲内にあると、精製操作か容易になり、
生産性か向]二する。
一可塑剤と耐熱性樹脂との配合− 本発明の可塑剤によって成形性の改善対象となる耐熱性
樹脂としては、いわゆるスーパーエンプラと呼ばれてい
る耐熱性樹脂、たとえば、ポリエーテルエーテルケトン
、ポリエーテルケトン、ボッエーテルサルホン、ポリサ
ルホン、ボリアリレート、ポリエーテルイミド、ポリシ
アノアリールエーテル、ポリフェニレンエーテル、ポリ
フェニレンサルファイド、ポリパラバン酸樹脂、あるい
はこれらの共重合体などを挙げることができる。
本発明の可塑剤は、上記耐熱性樹脂に通常、1−10重
凌駕、好ましくは3〜8重量%配合して用いられる。
この配合量か1重量%未満であると、耐熱性樹脂の成形
性を十分に改善することはできないし、また配合量か1
0重量%を超えて加える必要性はない。
上記耐熱性樹脂に本発明の可塑剤を配合する方法として
は、特に制限は無く、たとえば、リボンブレンダー、タ
ンブルジキサー、ヘンシェルミキサー、オープンロール
、パンハリミキサー、ヘンシェルミキサー、単軸スクリ
ュー押出機、2軸スクリユ一押出機、単軸往復動スクリ
ュー混線機等により行なうことかできる。
このようにして得られる耐熱性樹脂組成物は、射出成形
、プレス成形、押出成形等の各種の成形工程に供給され
る。
[実施例] 次に、実施例と比較例に基いて1本発明をさらに具体的
に説明する。
(実施例1) トルエンを満たしたディーンスタルクトラップ、攪拌装
置およびアルゴンガス吹込管を備えた内容積5!;Lの
反応器に、2.6−シクロロベンゾニトリル64.50
 g(0,:175モル) 、 4.4°−ジフルオロ
ベンゾフェノン81.825g (0,375モル) 
、 4.4’−ビフェノール132.52g (0,7
12モル)、炭酸カリウム124.4 g (0,9モ
ル)およびN−メチルピロリドン3.0立を入れ、アル
ゴンガスな吹込みながら、室温より195°Cまて昇温
させた。
昇温後、少量のトルエンを加えて生成する木を共沸によ
り除去した。
次いで、この温度で2時間反応を行なった。
反応終了後、生成物をブレンダー(ワーニング社製)で
粉砕し、メタノール、水、メタノールの順に洗浄を行な
ってから、乾燥して、白色粉末状のポリエーテル系共重
合体234.0 g (収率99%)を得た。
このポリエーテル系共重合体の特性について測定したと
ころ、温度400℃における溶融粘度(ゼロ剪断粘度)
 2,300ボイズ、ガラス転移温度177°C1結晶
融点350°C,熱分解開始温度555°C(空気中、
5%重量減)であった。
また、IR測測定行なったところ、2220cm−’の
位置にニトリル基による吸収か、1550cm−’の位
置にカルボニル基による吸収が、1240cm−’の位
置にエーテル結合による吸収がそれぞれ確認された。
この結果および元素分析結果より、得られたポリエーテ
ル系共重合体は下記の構造の繰り返し単位からなるもの
と認められる。
(I) (rf) [■コ / ( [1] + [■] ) =0.5 次に、二軸押出し機を用いてポリエーテルエーテルケト
ン[IC1社製:ヴイクトレックス■G450]に可塑
剤として上記ポリエーテル系共重合体を3重量%混合し
て樹脂組r&物を調製し、その溶融粘度(400℃にお
ける)、ガラス転移点Tg、曲げ強度、曲げ弾性率を測
定した。
その結果を第1表に示す。
(実施例2) 前記実施例1においてポリエーテル系共重合体の配合量
を5重量%としたこと以外は実施例1と同様にして樹脂
組成物を調製し、その物性を測定した。
結果を第1表に示す。
(実施例3) 前記実施例iにおいてポリエーテル系共重合体の配合量
を8重量%としたこと以外は実施例1と同様にして樹脂
組成物を調製し、その物性を測定した。
結果を第1表に示す。
(実施例4) 前記実施例1において、2.6−ジクロロベンゾニトリ
ルの使用量を901g (0,525モル)および4゜
4゛−ジフルオロベンゾフェノンの使用量を49.1g
(0,225モル)としたこと以外は、前記実施例1と
同様にして反応を行なった。
その結果、白色粉末状のポリエーテル系共重合体220
 g (収率98%)を得た。
このポリエーテル系共重合体の特性について測定したと
ころ、温度400°Cにおける溶融粘度1.100ボイ
ズ、ガラス転移温度192°C1熱分解開始温度550
℃てあった。
IRO定および元素分析の結果より、このポリエーテル
系共重合体は、下記の構造であると認められる。
( ■ ) (II) [I]/([1]+[II])=0.7次に、二軸押出
し機を用いて前記と同じポリエーテルエーテルケトンに
可塑剤として上記ポリエーテル系共重合体を5重量%混
合して樹脂組成物を調製し、その物性を測定した。
その結果を第1表に示す。
(実施例5) 前記実施例1と同様の装置に2,6−シクロロベンゾニ
トリル38.7g (0,225モル)、4,4°−ビ
フェノール132.53g (0,71モル)、炭酸カ
リウム124.4 g (0,9モル)、N−メチルピ
ロリドン1文を仕込み、195°Cて45分間反応させ
た。
さらに、4.4′−ジフルオロベンゾフェノン114.
55g (0,525モル)のN−メチルピロリドン溶
液2文を加え、195°Cて90分間反応を続けた。
実施例1と同様にして反応生成物を精製したところ、ポ
リエーテル系共重合体243.3 g (収率98%)
を得た。
このポリエーテル系共重合体の400℃における溶融粘
度は1 、600ボイズ、ガラス転移点166.4°C
1融点352°C2熱分解開始温度(空気中5%重量減
)560°Cてあった。
このポリエーテル系共重合体は、IRおよび元素分析の
結果より、下記の構造であると認められる。
(I) (n) [I コ /([1]+[II]) =0.3 次に、二輪押出し機を用いて前記と同じポリエーテルエ
ーテルケトンに可塑剤として上記ポリエーテル系共重合
体を5重量%混合して樹脂組を物を調製し、その物性を
測定した。
結果を第1表に示す。
(比較例1) 可塑剤を配合することなく、前記と同じポリエーテルエ
ーテルケトンの物性を測定した。
その結果を第1表に示す。
(実施例6) ポリエーテルエーテルケトンの代わりにポリエーテルス
ルホン[ICI社製:ヴイクトレックス■G200p]
を用いたこと以外は実施例2と同様にして樹脂組成物を
調製し、その物性を測定した。結果を第1表に示す。
(比較例2) 可塑剤を配合することなく、前記と同じポリエーテルス
ルホンの物性を測定した。
結果を第1表に示す。
(実施例7) 実施例1と同様の装置に、4,4°−ビフェノール8:
17 g (4,5モル)と、2,6゛−ジクロロベン
ゾニトリル781.8 g (4,545モル)、炭酸
カリウム249 g(1,8モル)とN−メチルピロリ
ドン3文を仕込み、195℃において2時間反応を行な
った。
反応終了後、反応生r&物をメタノール中て析出させた
次に、この析出物を粉砕し、メタノール、水、エタノー
ルの顧て洗浄し、減圧乾燥して、下記の繰り返し単位を
有するポリシアノアリールエーテルを得た。
このポリシアノアリールエーテルは、還元粘度(N−メ
チルピロリドン溶媒、0.5 g/di濃度、30℃で
測定)がx、23d l / gであった。
ついて、実施例2において用いたポリエーテルエーテル
ケトンの代わりに上記ポリシアノアリールエーテルを用
いたこと以外は実施例2と同様にして樹脂組成物を調製
し、その物性を測定した。
結果を第1表に示す。
(比較例3) 可塑剤を配合することなく、実施例7て製造したポリシ
アノアリールエーテルの物性を測定した。
その結果を第1表に示す。
(以下、余白) [9,明の効果] (+)本発明の可塑剤は、特定のポリエーテル系共重合
体からなるので、たとえば350〜400℃という高温
でも安定であり、耐熱性樹脂の成形性等を、>Sする上
で充分な可塑化効果を発揮することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式( I ); ▲数式、化学式、表等があります▼ ( I ) で表わされる繰り返し単位および次式(II);▲数式、
    化学式、表等があります▼ (II) で表わされる繰り返し単位からなり、前記式( I )で
    表わされる繰り返し単位のモル組成比[ I ]/([ I
    ]+[II])が0.1〜0.9であるとともに、温度
    400℃における溶融粘度が500〜3000ポイズで
    あるポリエーテル系共重合体からなることを特徴とする
    耐熱性樹脂用可塑剤。
JP32100689A 1989-12-11 1989-12-11 耐熱性樹脂用可塑剤 Pending JPH03181518A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3494163B1 (en) 2016-08-02 2020-10-07 Solvay Specialty Polymers USA, LLC Poly(aryl ether ketone) (paek) compositions including a low molecular weight aromatic compound
WO2024053304A1 (ja) * 2022-09-06 2024-03-14 本州化学工業株式会社 結晶化速度の向上したポリエーテルニトリル及びその製造方法、ポリエーテルニトリル樹脂組成物及びその製造方法

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