JPH0318057B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0318057B2
JPH0318057B2 JP55004655A JP465580A JPH0318057B2 JP H0318057 B2 JPH0318057 B2 JP H0318057B2 JP 55004655 A JP55004655 A JP 55004655A JP 465580 A JP465580 A JP 465580A JP H0318057 B2 JPH0318057 B2 JP H0318057B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaped
ring plate
wedge
plate
conical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP55004655A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55100426A (en
Inventor
Furiitoman Osuaruto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RUTSUKU RAMEREN UNTO KUTSUPURUNGUSUBAU GmbH
Original Assignee
RUTSUKU RAMEREN UNTO KUTSUPURUNGUSUBAU GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RUTSUKU RAMEREN UNTO KUTSUPURUNGUSUBAU GmbH filed Critical RUTSUKU RAMEREN UNTO KUTSUPURUNGUSUBAU GmbH
Publication of JPS55100426A publication Critical patent/JPS55100426A/ja
Publication of JPH0318057B2 publication Critical patent/JPH0318057B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/129Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特に自動車用のクラツチ円板であつ
て、ボスに回動不能に結合された構成部材群と、
摩擦ライニングに回動不能に結合された構成部材
群とが互いに同軸的に配置されており、両構成部
材群の間にある限度内で回動の遊びが可能であ
り、この回動の遊びの部分範囲にわたつて蓄力部
材の力及び摩擦が作用しており、かつ、この摩擦
にリング板状の部材が関与しており、このリング
板状の部材は軸方向のばね力の作用下に在つて、
一面においては一方の前記構成部材群の1つの部
材に軸方向で圧着しており、かつ他面においては
他面の前記構成部材の1つの部材と回動不能な確
実係合部を形成している形式のものに関する。
[従来の技術] この種のクラツチ円板は例えばドイツ連邦共和
国実用新案登録第7817912号明細書に基づき公知
である。この場合、次に列記する部材が記載の順
番に軸方向でボスの周りに配置されている。即
ち、 (イ) ボスに軸方向並びに周方向で不動に固定され
たリング板状の部材、 (ロ) 皿ばね、 (ハ) 周方向で不動かつ軸方向で移動可能な別のリ
ング板状の部材、 (ニ) 摩擦ライニング若しくは滑りライニング、 (ホ) 摩擦ライニングを備えたライニング支持板、 (ヘ) 別の摩擦ライニング若しくは滑りライニン
グ、 (ト) ボスフランジ (チ) 支え円板 この場合、摩擦力は一面では一方のリング板状
の部材にかつ他面のリング板状の部材に支持され
た皿ばねを介して調節可能である。一方のリング
板状の部材に軸向きのアームが一体成形されてお
り、このアームが他方のリング板状の部材の切欠
内に係合しており、これによつて、他方のリング
板状の部材がボスに対して相対回動不能に固定さ
れている。回動の遊びの範囲内の緩衝のための摩
擦ライニング若しくは滑りライニングの摩耗時
に、他方のリング板状の部材及び摩擦ライニング
若しくは滑りライニング並びにライニング支持円
板が軸方向でボスライニングに向かつて皿ばねに
よつて後調節可能である。
軸向きのアームを、クラツチ円板の組立時に他
方のリング板状の部材の切欠内へ挿入することが
できるためには所定の遊びが必要である。しかし
この遊びは、運転時にアームと切欠との間に生じ
る摩耗によつて拡大される。この摩耗は特に運転
時、特別にはアイドリング時に生じる負荷交番に
よつて生じる。
一方のリング板状の部材と他方のリング板状の
部材との間のこの遊びによつて負荷方向の交番
時、要するにエンジンから動力伝達装置へトルク
伝達が行われるクラツチ状態と、動力伝達装置か
らエンジンへトルク伝達が行われるクラツチ状態
との交番時に、摩擦トルクが減少し、これによつ
て不快な明瞭に聴きとれる騒音が生じる。
[本発明の課題] 本発明の課題は、この公知クラツチ円板の欠点
を排除し、全摩擦トルク、換言すれば負荷交番時
の摩擦作用の完全なヒステリシスが緩衝ライニン
グの摩耗時にも得られるようにすることにある。
[課題を解決するための手段] この課題は本発明によれば、軸方向でばね負荷
されたリング板状部材と、部材を固定した方の構
成部材群のその部材との間の遊びが排除されるこ
とによて解決される。即ち、この課題を解決した
本発明の要旨は前記確実係合部の形成のために、
軸方向で楔状又は円錐状に変化する輪郭を有する
成形部と、これに対向する輪郭を有する対向成形
部とが、前記リング板状の部材と、他方の構成部
材群の前記1つの部材とのいずれかに互いに対向
して設けられている点にある。
本発明の1実施例ではリング板状の前記部材
に、少なくとも1つの軸向きのアームが一体形成
されている。
軸向きのアームは条片状に形成されて、相応す
る部材の楔状又は円錐状の輪郭を有する対向成形
部(以下楔状又は円錐状の対向成形部という)に
係合してもよく、相応する部材自体が同様に円錐
状であつてもよく、又はリング板状の部材のアー
ムだけが楔状又は円錐状であつてもよく、このア
ームによつて、この部材が他方の部材の相応する
対向成形部に係合若しくは当接されてもよい。楔
状若しくは円錐状の部分はフオーク状又は叉状の
アームとして形成されてもよく、その場合、2つ
の隣合う尖端間に、軸方向に変化する楔状の部分
が位置し、この楔状の部分の間に別の部材の対向
成形部が弾性的に係合する。
楔状若しくは円錐状の成形部は他方の構成部材
群の1つの部材に設けられてもよく、この部材に
よつて、リング板状の部材が軸方向で楔作用若し
くは円錐作用を受けてもよい。
この円錐状の成形部はすでに述べたように、軸
向きの楔状又は円錐状のアーム又は部分から成つ
ていてもよい。
軸向きの楔状又は円錐状の成形部は、1つの部
材に押込変形によつて形成された軸向きの付加部
によつて形成されてもよく、この付加部は他方の
部材のスリツト、孔等の切欠内に突入させられ
る。
本発明の別の実施例ではリング板状の部材と部
材との間に、軸方向で楔作用若しくは円錐作用を
受ける形状係合的な結合部が形成されており、前
記リング板状の部材が皿ばねのような軸方向で弾
性的な部材から成つている。
本発明のさらに別の実施例では、前記リング板
状の部材が、軸方向の楔作用若しくは円錐作用に
よつてボスに確実係合によつて回動不能に結合し
ており、かつ、前記リング板状の部材が他面にお
いてじかにライニング支持板に支持されている。
これによつて、鋼と鋼との摩擦が生じ、さらに、
ばね又はライニング支持板が摩耗の作用によつて
軸方向位置を変えることがあつても遊びが排除さ
れる。
本発明のさらに別の実施例では、リング板状の
部材及びリング板状の弾性的な部材の半径方向で
内側範囲に、軸方向で楔作用若しくは円錐作用を
受けた確実係合によつて結合を生ぜしめるべく、
アームが一体形成されている。このようにすれ
ば、その逆の場合に比して材料がわずかですむ。
本発明のさらに別の実施例では、リング板状の
弾性的な部材が、一面においては一方の構成部材
群の1つの部材に軸方向の楔作用若しくは円錐作
用で結合されておりかつ他面においてはリング板
状の部材に同様に軸方向の楔作用若しくは円錐作
用で結合されている。
本発明のさらに別の実施例では、リング板状の
弾性的な部材の外周範囲並びに内周範囲が、軸向
きに一体形成されたアームを備えており、これら
アームが互いに逆方向の向きを有している。
本発明のさらに別の実施例では、リング板状の
弾性的な部材の外周部範囲並びに内周部範囲が、
半径方向のアーム又は切欠等の対向成形部を有し
ており、かつ、有利には前記外周部範囲に、リン
グ板状の部材の軸向きの楔状の対向成形部が係合
しており、かつ、有利には前記内周部範囲に、一
方の構成部材群の1つの部材に設けた軸向きの楔
状の対向成形部が係合している。
本発明のさらに別の実施例では、 (イ) ライニング支持板又は支え円板、 (ロ) リング板状の弾性的な部材、 (ハ) 別のリング板状の部材、 (ニ) 摩擦ライニング、 (ホ) ボスフランジ、 (ヘ) 場合によつては別の摩擦ライニング、 (ト) 支え円板又はライニング支持板、 以上の部材が記載の順番に軸方向でボスに配置
されており、かつ、ライニング支持板又は支え円
板とリング板状の弾性的な部材との間、並びに、
リング板状の弾性的な部材と別のリング板状の部
材との間に、弾性的な楔係合若しくは円錐係合下
にある形状係合的な結合部が形成されている。
本発明のさらに別の実施例では、 (イ) ボスに固定的に結合されたリング体、 (ロ) リング板状の弾性的な部材、 (ハ) 別のリング板状の部材、 (ニ) 摩擦又は滑りライニング、 (ホ) ライニング支持体又は支え円板、 (ヘ) 別の摩擦又はライニング、 (ヘ) ボスフランジ、 (チ) 支え円板又はライニング支持板、 以上の部材が記載の順番に軸方向でボスに配置
されており、かつ、リング体とリング板状の弾性
的な部材との間、並びに、リング板状の弾性的な
部材と別のリング板状の部材との間に、弾性的な
楔係合若しくは円錐係合下にある形状係合的な結
合部が形成されている。
リング板状の弾性的な部材若しくは別のリング
板状の部材が、摩擦又は滑りライニングの摩耗に
よつて軸方向の位置を変えるようなことがあつて
も、楔若しくは円錐状の形状係合によつて、相応
の部材相互間の遊びが排除される。
次に図示の実施例につき本発明を具体的に説明
する。
第1図はクラツチ円板の1公知例の断面図を示
す。この公知例ではボス1に、軸方向で左から順
番に次の部材が固定されている。即ち、 (1) ボス1に固定された円板部材2、 (2) 皿ばね3、 (3) 円板状部材4、 (4) 摩擦ライニング5、 (5) 摩擦ライニング6a,6bを備えたライニン
グ支持板6、 (6) 別の摩擦ライニング7、 (7) ボスフランジ8、 (8) 支え円板9。
円板部材2はアーム2aを有しており、このア
ーム2aは円板状部材4のスリツト状の切欠4a
内に係合しており、これによつて円板状部材4は
円板部材2に対して回動不能に固定されている。
摩擦ライニング5,7の摩耗時に皿ばね3のばね
力によつて軸方向で後調節が行われる。
ライニング支持板6及び支え円板9は公知形式
通り互いに回動不能に結合されておりかつ、ばね
10の力に抗してボス1若しくはボスフランジ8
に対して相対回動可能である。皿ばね3の力並び
に摩擦ライニング5,7によつて生じさせられる
摩擦力の作用下で遊びがある。
第3図から判るように、範囲11は一方の構成
部材群のライニング支持板6、摩擦ライニング6
a,6b及び支え円板と、他方の構成部材群のボ
ス1、円板部材2、皿ばね3、円板状部材4及び
ボス8との1回転方向の相対回動を角度で示した
ものである。線12はばね特性曲線を、線13及
び14はばね特性の重複した摩擦特性曲線を表わ
し、かつ、範囲14′はヒステリシスを示す。
円板部材2及び円板状部材4の組付けを保証す
るために、アーム2aと切欠4aとの間に所定量
の遊び15が必要である(第2図)。
そのつどの負荷交番時、換言すれば回転方向の
転換時に、円板状部材4が円板部材2に対して相
対的に回動する。この回動は皿ばね3と円板状部
材4との間の摩擦力が円板状部材4と摩擦ライニ
ング5との間の摩擦力を下回つた後にアーム2a
と切欠4aとの間の遊び15全体にわたつて行わ
れる。
第3図はこのような負荷交番の特性領域16を
示す。第3図から判るように、遊び15全体に相
応して、減少した摩擦トルク17が生じ、このた
め、緩衝作用が著しく低下し、すでに述べた欠点
が生じる。緩衝作用の低下はさらに摩耗時にも生
じ、又は円板状部材4にアーム2aを設けた場合
にも生じる。
第4図、第5図、第6図、第7図及び第8図は
本発明の実施例を示すものであつて、以下に図面
について本発明を説明する。
図示の実施例のクラツチ円板の一方の構成部材
群21は摩擦ライニング22a,22bを備えた
ライニング支持板22と、これに結合されて他方
の構成部材群24に対して相対的に回動可能な支
え円板23とから成つている。他方の構成部材群
24は、ボス25、これに周方向及び軸方向不動
に固定した支持部材26、リング板状の弾性的な
部材27、別のリング板状の部材28及びボスフ
ランジ29から成つている。両方の構成部材群2
1と24との間には若干の回動の遊びが存在して
おり、この遊びはばね30の作用及び摩擦力を受
けており、この摩擦力は弾性的な部材27と摩擦
ライニング31,32とによつて生じさせられて
いる。
第8図は一方向での回動時の特性曲線を示し、
この場合、符号11aはばね特性曲線12aの回
動角を示し、符号13a,14aは重複した摩擦
特性曲線を、かつ符号14a′はヒステリシスを表
している。
遊び15にわたる遊びひいてはこれによつて生
じる摩擦を欠如を回避するために、第4図に示す
本発明のクラツチ円板では、ボス25、リング板
状の弾性的な部材27及び別のリング板状の部材
28が第5図、第6図、第7図に詳細に示したよ
うな楔係合部を介して相対回動不能にされてい
る。
リング板状の弾性的な部材27、例えば皿ばね
は半径方向で外向きのアーム27b及び半径方向
で内向きのアーム27cを備えた基体27aから
成つている。
支持部材26は軸向きのアーム26aを有して
おり、リング板状の部材28は軸方向で逆向きの
アーム28aを有している。アーム28a及び2
6aはそれぞれ1つの軸向きの楔状の切欠28
b,26bを有しており、この切欠内にアーム2
7b,27cが皿ばね27の力によつて係合して
いる。軸方向のばね力によつて係合したこの楔係
合によつて、公知クラツチ円板では避け得なかつ
た遊びが生ぜず、しかも緩衝ライニング31,3
2の摩耗によつて、リング板状の部材28のライ
ニング支持板22及び弾性的な部材27が軸方向
でずれ動いても遊びが回避される(ライニング支
持板22及び弾性的な部材27の位置のずれ動き
は傾斜として認められる)。
負荷交番時にはヒステリシス作用の領域16a
に相当する全特性領域が使われる。
第9図及び第10図は本発明の別の実施例を示
す。
この場合、一方の構成部材群21からは連行板
としてのライニング支持板だけが、他方の構成部
材群24からはボス25、支持部材26、リング
板状の弾性的な部材27、別のリング板状の部材
28及びボスフランジ29だけが図示されてい
る。
皿ばねとして形成された弾性的な部材27は同
様にリング状の基体27a、半径方向外向き並び
に半径方向内向きのアーム27b及び27cを備
えている。リング板状の部材28は第4図の実施
例と同様に楔状の切欠28bを備えたアーム28
aを有しており、この切欠28b内には弾性的な
部材(皿ばね)27のアーム27bが支持され
る。アーム27cのための支持形式は第9図の矢
印Xの方向から見た第10図から判るように、支
持部材26には各アーム27cのための切欠26
dが設けられており、その場合、周方向でみて、
アーム27cを挿入するための案内切欠26eの
後方に、軸方向で延びる楔状の切欠26cが設け
られている。
第11図はさらに別の実施例を示し、この場
合、一方の構成部材群21からはたんにライニン
グ支持板22だけを部分的に示し、構成部材24
からはボス25、ボスフランジ29、皿ばねとし
て形成されたリング板状の部材27′(皿ばね)
及びボス25に固定した、リング板状の部材2
7′のための支持部材26′が図示されている。こ
の場合、支持部材26′はスリツト状の切欠26
fを備えており、この切欠26f内には、リング
板状の部材27′の基体27aの楔状に形成され
たアーム27dが係合しており、これによつて遊
びのない形状係合的な結合されている。
リング板状の部材27′は一方では支持部材2
6′にかつ他方ではライニング支持板22に支持
されており、これによつてこのライニング支持板
22とこれに一体形成された環状隆起部22eを
ボスフランジ29に圧着させている。この場合、
鋼と鋼との摩擦が生じる。基体27aとライニン
グ支持板22との間、若しくはライニング支持板
22とボスフランジ29との間の摩耗時には、リ
ング板状の部材27′の力によつて後調節が行わ
れ、これによつてリング板状の部材27′が別の
位置を占めるが、しかしそれにも拘らず楔作用に
よつて支持部材26′、リング板状の部材27′及
びライニング支持板22の周方向遊び若しくはが
たつきが回避される。
第12図はさらに別の実施例を示し、この場合
も同様に構成部材群21′からはライニング支持
板22及びこれに回動不能に結合された支え円板
23、リング板状の弾性的な部材27″及び別の
リング板状の部材28が図示されている。
構成部材群24′からはボス25及びボスフラ
ンジ29が図示されている。さらに、両方の摩擦
若しくは緩衝ライニング31,32が、それもこ
の場合にはボスフランジ26の両側に配置されて
いる。皿ばね27″によつて構成部材群21′が軸
方向で構成部材群24′に圧着されており、同時
に両構成部材群21′,24′間の摩擦ライニング
31,32が軸方向で負荷されている。この場
合、ライニング支持板22によるリング板状の部
材28の遊びのない周方向の連行は、基体27a
に一体成形された軸方向で互いに逆向きなアーム
27e及び27fが楔状に形成され、この楔によ
つてライニング支持板22の切欠22c並びに別
のリング板状の部材28の切欠c内に支持若しく
は係合することによつて得られる。
第13図はさらに別の実施例を示し、この場
合、構成部材群24′からはボス25及びボスフ
ランジ29が図示されており、構成部材群21′
からは連行板として役立つライニング支持板2
2、皿ばね27及びリング板状の部材28が示
されている。リング板状の部材28と皿ばね27
との楔状の係合は部材28のアーム28dと皿
ばね27の切欠27gとによつて行われる。こ
の場合、切欠27gは部材28へ向かつて拡大し
た楔状に形成されており、アーム28dは方形横
断面を有している。これによつて、皿ばね27
に設けられて軸方向で変位する楔状の切欠27g
がアーム28dに弾性的に当付けられる。
皿ばね27と連行板としてのライニング支持
板22との形状係合的な結合は、円錐突記状の押
込変形部22dが皿ばね27の切欠27h内に
係合することによつて行われる。
欠切27hは楔状若しくは円錐状に形成されて
もよく、同様にアーム28dが楔状若しくは円錐
状に形成されてもよい。さらに、すべての実施例
において、アーム及び切欠を設ける部材を逆にし
てもよい。
回動不能な遊びのない形状係合的な結合は楔状
の形状によらずに別の形状によつて行われてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知クラツチ円板の断面図、第2図は
第1図の矢印の方向から見た部分図及び第3図
は公知クラツチ円板の特性曲線を示す図、第4図
は本発明の1実施例に基づくクラツチ円板の断面
図、第5図は第4図の矢印の方向から見た図、
第6図は第5図の−線に沿つて見た図、第7
図は第5図の−線に沿つて見た図、第8図は
本発明の1実施例に基づくクラツチ円板の特性曲
線を示す図、第9図は本発明の別の実施例の部分
断面図、第10図は第9図の矢印Xの方向から見
た部分図、第11図は本発明のさらに別の実施例
の部分断面図、第12図は本発明のさらに別の実
施例の部分断面図及び第13図は本発明のさらに
別の実施例の部分断面図である。 1……ボス、2……円板部材、2a……アー
ム、3……皿ばね、4……円板状部材、4a……
切欠、5……摩擦ライニング、6……ライニング
支持板、6a,6b……摩擦ライニング、7……
摩擦ライニング、8……ボスフランジ、9……支
え円板、10……ばね、11,11a……回動
角、12,12a……ばね特性曲線、13,13
a,14,14a……摩擦特性曲線、14′,1
4a′……ヒステリシス、15……遊び、21,2
1′……構成部材群、22……ライニング支持板、
22a,22b……摩擦ライニング、22c……
切欠、22d……押込変形部、22e……環状隆
起部、23……支え円板、24,24′……構成
部材群、25……ボス、26,26′……支持部
材、26a……アーム、26b……切欠、26c
……切欠、26d……切欠、26e……案内切
欠、26f……切欠、27,27″,27……
弾性的な部材(皿ばね)、27a……基体、27
b……アーム、27c……アーム、27d……ア
ーム、27e……アーム、27f……アーム、2
7g……切欠、27h……切欠、27′,28…
…リング板状の部材、28a……アーム、28b
……切欠、28c……切欠、28d……アーム、
29……ボスフランジ、30……ばね、31,3
2……緩衝ライニング若しくは摩擦ライニング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 特に自動車用のクラツチ円板であつて、ボス
    に回動不能に結合された構成部材群と、摩擦ライ
    ニングに回動不能に結合された構成部材群とが互
    いに同軸的に配置されており、両構成部材群の間
    にある限度内で回動の遊びが可能であり、この回
    動の遊びの部分範囲にわたつて蓄力部材の力及び
    摩擦が作用しており、かつ、この摩擦にリング板
    状の部材が関与しており、このリング板状の部材
    は軸方向のばね力の作用下に在つて、一面におい
    ては一方の前記構成部材群の1つの部材に軸方向
    で圧着しており、かつ他面において他方の前記構
    成部材の1つの部材と回動不能な確実係合部を形
    成している形式のものにおいて、前記確実係合部
    の形成のために、軸方向で楔状又は円錐状に変化
    する輪郭を有する成形部28b,26b;28
    b,26c;27d;27c,27e,27f,
    27g,22dと、これに対向する輪郭を有する
    対向成形部27b,27c;26f;28c,2
    2c;28d,27d,27hとが、前記リング
    板状の部材27′,28と、他方の構成部材群2
    4の前記1つの部材26,26′,27,27″,
    27とのいずれかに互いに対向して設けられて
    いることを特徴とするクラツチ円板。 2 確実な係合を生ぜしめるためにリング円板状
    の前記部材28,27′に、少なくとも1つの軸
    向きのアーム28a;27d;28dが一体形成
    されている特許請求の範囲第1項記載のクラツチ
    円板。 3 楔状又は円錐状の部分28b,27dが、リ
    ング円板状の部分28,27′の軸向きのアーム
    28a,27dに設けられている特許請求の範囲
    第1項記載のクラツチ円板。 4 楔状又は円錐状の成形部27gが一方の構成
    部材群21′の部材27に設けられており、こ
    の部材によつて、リング円板状の部材28が軸方
    向で楔作用又は円錐作用を受けている特許請求の
    範囲第1項記載のクラツチ円板。 5 軸向きの楔状又は円錐状の成形部が、1つの
    部材22に押込変形によつて一体形成された軸向
    きの付加部22dによつて形成されており、この
    付加部が、回動不能な結合に役立つ他方の部材2
    2,27,28の切欠27f内へ突入係合して
    いる特許請求の範囲第1項記載のクラツチ円板。 6 リング板状の部材27′と部材26′との間
    に、軸方向で楔作用若しくは円錐作用を受ける形
    状係合的な結合部27d/26fが形成されてお
    り、前記リング板状の部材27′が皿ばねのよう
    な軸方向で弾性的な部材から成つている特許請求
    の範囲第1項記載のクラツチ円板。 7 前記リング板状の部材27′が、軸方向の楔
    作用若しくは円錐作用によつてボス25に形状係
    合的に回動不能に結合しており、かつ、前記リン
    グ板状の部材27′が他面においてじかにライニ
    ング支持板22に支持されている特許請求の範囲
    第6項記載のクラツチ円板。 8 リング板状の部材27′及びリング板状の弾
    性的な部材27″の半径方向で内側範囲に、軸方
    向で楔作用若しくは円錐作用を受けた形状係合的
    な結合を生ぜしめるべく、アーム27d,27e
    が一体形成されている特許請求の範囲第1項記載
    のクラツチ円板。 9 リング板状の弾性的な部材27;27″;2
    7が、一面においては一方の構成部材群24;
    21′の1つの部材26;22に軸方向の楔作用
    若しくは円錐作用で結合されておりかつ他面にお
    いてはリング板状の部材28に同様に軸方向の楔
    作用若しくは円錐作用で結合されている特許請求
    の範囲第1項記載のクラツチ円板。 10 リング板状の弾性的な部材27″の外周範
    囲並びに内周範囲が、軸向きに一体形成されたア
    ーム27f,27eを備えており、これらアーム
    27f,27eが互いに逆方向の向きを有してい
    る特許請求の範囲第9項記載のクラツチ円板。 11 リング板状の弾性的な部材27の外周部範
    囲並びに内周部範囲が、半径方向のアーム27a
    及び27b又は切欠等の対向成形部を有してお
    り、かつ、有利には前記外周部範囲に、リング板
    状の部材28の軸向きの楔状の対向成形部28b
    が係合しており、かつ、有利には前記内周部範囲
    に、一方の構成部材群24の1つの部材26に設
    けた軸向きの楔状の対向成形部26bが係合して
    いる特許請求の範囲第9項記載のクラツチ円板。 12 (イ) ライニング支持板22又は支え円板、 (ロ) リング板状の弾性的な部材27″、 (ハ) 別のリング板状の部材28、 (ニ) 摩擦ライニング31、 (ホ) ボスフランジ29、 (ヘ) 場合によつては別の摩擦ライニング32、 (ト) 支え円板又はライニング支持板23、 以上の部材が記載の順番に軸方向でボスに配置
    されており、かつ、ライニング支持板22又は支
    え円板とリング板状の弾性的な部材27″との間、
    並びに、リング板状の弾性的な部材27″と別の
    リング板状の部材28との間に、弾性的な楔係合
    若しくは円錐係合下にある形状係合的な結合部が
    形成されている特許請求の範囲第1項記載のクラ
    ツチ円板。 13 (イ) ボスに固定的に結合されたリング体2
    6、 (ロ) リング板状の弾性的な部材27、 (ハ) 別のリング板状の部材28、 (ニ) 摩擦又は滑りライニング31、 (ホ) ライニング支持板22又は支え円板23、 (ヘ) 別の摩擦又は滑りライニング32、 (ト) ボスフランジ29、 (チ) 支え円板23又はライニング支持板、 以上の部材が記載の順番に軸方向でボスに配置
    されており、かつ、リング体26とリング板状の
    弾性的な部材27との間、並びに、リング板状の
    弾性的な部材27と別のリング板状の部材28と
    の間に、弾性的な楔係合若しくは円錐係合下にあ
    る形状係合的な結合部が形成されている特許請求
    の範囲第1項記載のクラツチ円板。
JP465580A 1979-01-20 1980-01-21 Clutch disc Granted JPS55100426A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19792902188 DE2902188A1 (de) 1979-01-20 1979-01-20 Kupplungsscheibe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55100426A JPS55100426A (en) 1980-07-31
JPH0318057B2 true JPH0318057B2 (ja) 1991-03-11

Family

ID=6061027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP465580A Granted JPS55100426A (en) 1979-01-20 1980-01-21 Clutch disc

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4378869A (ja)
JP (1) JPS55100426A (ja)
DE (1) DE2902188A1 (ja)
ES (1) ES487836A0 (ja)
FR (1) FR2446960A1 (ja)
IT (1) IT1129580B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3022212A1 (de) * 1980-06-13 1981-12-24 LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl Kupplungsscheibe
DE2934135A1 (de) * 1979-08-23 1981-06-25 LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl Kupplungsscheibe
DE3121376A1 (de) * 1981-05-29 1982-12-23 LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl Vorrichtung zur drehmomentuebertragung
DE3136600A1 (de) * 1981-09-15 1983-03-31 LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl Kupplungsscheibe
JPS5877924A (ja) * 1981-10-30 1983-05-11 Daikin Mfg Co Ltd 振動ダンパ組立体
FR2524097A1 (fr) * 1982-03-26 1983-09-30 Valeo Dispositif amortisseur de torsion, en particulier pour vehicule automobile
DE3248119A1 (de) * 1982-12-24 1984-06-28 LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl Kupplungsscheibe
DE3448510C2 (de) * 1983-11-15 1996-12-05 Luk Lamellen & Kupplungsbau Vorrichtung zum Kompensieren von Drehstößen
DE3418682A1 (de) * 1984-05-19 1985-11-21 Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt Spielfreie reibeinrichtung fuer scheibenkupplungen
HU192889B (en) * 1984-09-13 1987-07-28 Csepeli Autogyar Clutch friction disc particularly for motor vehicles
JPS61117923U (ja) * 1985-01-11 1986-07-25
FR2706005B1 (fr) * 1993-06-02 1995-07-28 Valeo Sous-ensemble unitaire de frottement pour amortisseur de torsion.
DE19644046C2 (de) * 1996-10-31 1999-04-08 Mannesmann Sachs Ag Kupplungsscheibe, insbesondere Reibungskupplungen in Kraftfahrzeugen

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4971344A (ja) * 1972-10-07 1974-07-10

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2291405A (en) * 1939-07-26 1942-07-28 Borg Warner Friction clutch
AT268896B (de) * 1967-01-13 1969-02-25 Hoerbiger Ventilwerke Ag Reibungskupplung für Kraftfahrzeuge
FR1572343A (ja) * 1968-04-09 1969-06-27
FR2094649A5 (ja) * 1970-06-29 1972-02-04 Daikin Mfg Co Ltd
DE2127837A1 (de) * 1971-06-04 1972-12-14 Luk Lamellen & Kupplungsbau Kupplungsscheibe
DE2127836A1 (de) * 1971-06-04 1972-12-14 Luk Lamellen & Kupplungsbau Kupplungsscheibe
GB1438661A (en) * 1973-02-21 1976-06-09 Automotive Prod Co Ltd Driven plates for friction clutches
DE2350279C2 (de) * 1973-10-06 1975-05-28 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Kupplungsscheibe für Kraftfahrzeug-Hauptkupplungen
DE2430160C2 (de) * 1974-06-24 1975-09-25 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Kupplungsscheibe für Kraftfahrzeug-Hauptkupplungen
US3995726A (en) * 1974-08-23 1976-12-07 Societe Anonyme Francaise Du Ferodo Clutch assembly
GB1541213A (en) * 1974-12-31 1979-02-28 Automotive Prod Co Ltd Driven plates for friction clutches and to components for such driven plates
DE2606373C2 (de) * 1976-02-18 1986-04-03 LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl Kupplung zum starren Verbinden einer Nabe mit einem Flansch, insbesondere für eine Kupplungsscheibe
FR2411999A2 (fr) * 1977-02-25 1979-07-13 Ferodo Sa Friction d'embrayage a moyeu amortisseur pour vehicule automobile
DE7817912U1 (de) * 1978-06-15 1978-11-16 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Formschluss-kupplung zwischen druckscheibe und nabe einer kupplungsreibscheibe

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4971344A (ja) * 1972-10-07 1974-07-10

Also Published As

Publication number Publication date
DE2902188C2 (ja) 1988-06-09
JPS55100426A (en) 1980-07-31
US4378869A (en) 1983-04-05
ES8101218A1 (es) 1980-12-01
ES487836A0 (es) 1980-12-01
IT1129580B (it) 1986-06-11
DE2902188A1 (de) 1980-07-24
IT8019323A0 (it) 1980-01-18
FR2446960B1 (ja) 1983-09-16
FR2446960A1 (fr) 1980-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0318057B2 (ja)
JP2969564B2 (ja) 捩れ振動減衰器
JP4106106B2 (ja) ねじり振動減衰器
US6200221B1 (en) Power transmission apparatus
JP3086848B2 (ja) クラッチ解除力を補助するための補助バネを有する摩擦クラッチ
JPH0670444B2 (ja) クラツチ板、殊に自動車用のクラツチ板
JPH07190089A (ja) ねじり振動緩衝器
US20100258399A1 (en) Friction clutch
JP6840137B2 (ja) 摩擦クラッチ
JP2020505564A (ja) カウンタプレッシャプレート用の少なくとも1つの取り付け要素を備える自動車のパワートレーン用の遠心クラッチ
JPH063223B2 (ja) ねじり振動ダンパ
JP2001527192A (ja) クラッチディスク
JP2001526362A (ja) 摩擦クラッチ
JP3543822B2 (ja) 特に自動車用のトーション減衰装置
JPH0680334B2 (ja) 摩擦クラツチ
JPS63111329A (ja) 多板式ディスクブレーキ
KR20040019957A (ko) 클러치 장치
US4533032A (en) Friction engaging drives with ceramic materials
JP2005257080A (ja) 回転振動ダンパ
US20040118655A1 (en) Torque transmission arrangement
KR20140040028A (ko) 개선된 마모 보상 장치를 갖춘 클러치 시스템
JPH0127285B2 (ja)
JP3533609B2 (ja) ディスクブレーキ用のスプリングを備えた摩擦パッドの組立体
JPH08507355A (ja) 自動車の動力ユニットと一体化しうるようになっているダンピング装置
JPH07190088A (ja) ねじり振動緩衝器