JP4106106B2 - ねじり振動減衰器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに同軸的に相対回動可能である1次部材と2次部材とを有し、両部材の間に、周方向で圧縮可能なエネルギー蓄力器、例えばコイルばねが設けられているねじり振動減衰器、特に自動車用のねじり振動減衰器に関する。この場合、エネルギー蓄力器を有するねじり振動減衰器はトルク制限器と直列に接続されている。このトルク制限器は少なくとも2つのリング状の側方部分を有し、該側方部分は該側方部分の間に少なくとも部分的に受容された中間部分と摩擦結合している。摩擦係合を得るためには前記側方部分と前記中間部分は緊締されている。この場合には前記中間部分は同時に前記エネルギー蓄力器を負荷するために用いることができる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭に記載した形式のねじり振動減衰器を改良して簡単な構造を維持したうえで機能的に改善することである。さらに本発明によるねじり振動減衰器は簡単な形式で組立可能でかつ数多くの使用ケースに適合させられ得るようにしたい。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この課題は、前記側方部分の少なくとも一方が軸方向にバイアスのかけられた皿ばね状の構成部分により形成され、該構成部分が一方では前記中間部分を負荷しかつ他方では周方向に分配された複数の軸方向のスペーサ部材を介して第2の側方部分に軸方向に支えられていることによって解決された。この場合、皿ばね状の構成部分の軸方向の支持部は、皿ばね状の構成部分の自由な旋回が可能であるように構成されている。したがって皿ばね状の構成部分は、DE−OS4339651合明細書の構成の場合のように第2の側方部分に例えばリベット部材又は溶接を介して不動に結合されてはいない。したがって本発明において使用可能な皿ばね状の構成部分はその力−距離特性線に関し申し分なくそのつどの使用ケースに適合させられ得る。トルク制限器の他の構成部分は実質的に変わらず維持することができる。さらに本発明による構成では、摩擦面における摩耗に基づき皿ばね状の構成部分の弛緩が発生した場合に、この構成部分によって与えられた緊定力を一定に保つか又はプログレッシーブ又はデグレッシーブに変化させることが可能になる。さらにスペーサ部材の長さを各使用ケースに合わせることにより、トルク制限器のすべりモーメントを規定することが可能になる。
【0004】
有利な形式でスペーサ部材は特別なリベット部材によって形成することができる。このリベット部材は一端で第2の側方部分にリベット止めされ、他方の端部で、皿ばね状の構成部分のための軸方向の旋回範囲もしくは支持範囲を保持している。この場合、支持範囲は一体に成形されたリベットヘッドで形成されていることができる。しかしながら、スペーサ部材が前記側方部分の少なくとも一方と一体であっても有利である。この場合にはこれらのスペーサ部材は当該側方部分から曲げ出された軸方向の舌状部により形成することができる。特に有利であるのは、第2の前記側方部材が、実質的に軸方向に剛性的な構成部分として構成されていることである。この場合には、第2の側方部分は一体の舌状部を有していることができる。この場合には前記舌状部が軸方向の自由端の範囲で、皿ばね状の構成部分のための支持範囲を直接構成していることが有利である。この場合、前記支持範囲と該支持範囲と協働する皿ばね状の構成部分の範囲とは、両方の前記側方部分を組み合わせた場合に、この両方の部分の間に自動的な結合が行われるように構成されていることができる。前記結合は有利な形式でスナップ結合として又はバヨネット結合として構成されていることができる。スナップ結合として構成されている場合には舌状部材のスペーサ部材が弾性的にたわみ可能な範囲を形成していると有利である。
【0005】
さらにねじり振動減衰器の機能にとっては、リング状の前記中間部分がその内側輪郭を介してスペーサ部材によって前記側方部分に対してセンタリングされていると有利である。さらに有利であるのは、リング状の前記中間部分が前記側方部分の少なくとも一方において半径方向で案内されていることである。このためには前記側方部分の少なくとも一方が半径方向の案内面を有する、適当な軸方向の段部又は付加部を有していることができる。
【0006】
有利な形式で側方部分は少なくともほぼ同じ外径を有していることができる。有利であるのは第2の側方部分がねじれ振動減衰器の回転軸線方向で、皿ばね状の構成部分が形成する側方部分よりも遠くまで延びていることである。両方部分の少なくとも一方の半径方向内側の範囲は1次部材と2次部材との間で有効なヒステリシス装置を制御するために関与させることができる。前記制御は有利な形式で第2の側方部分によって行うことができる。
【0007】
特に有利であるのは1次部材と2次部材とが転がり軸受を介して互いに同軸的に回動可能に位置決めされていることである。この場合、転がり軸受は第2の側方部分の半径方向内側の範囲を介して軸方向で2次部材に確保されていることができる。
【0008】
ねじり振動減衰器の構造と機能にとっては1次部材及び2次部材が、分割されたはずみ車の1次及び2次質量体の構成部分であるか又は1次及び2次質量体を形成していると有利である。この場合、1次質量体はエンジンの出力軸と結合可能で、2次質量体は伝動装置の入力部分と、例えば摩擦クラッチを介して結合可能であることができる。1次質量体の構成部分は有利な形式で、少なくとも部分的に粘性の媒体で充たされた室を制限することができる。この室内にはリング状の中間部分が半径方向内方から突入する。この場合にはトルク制限器をエネルギー蓄力器の半径方向内側に設けかつ(又は)リング状の側方部分を2次質量体と駆動結合しておくことができる。この駆動結合は有利な形式で第2の側方部分を介して行うことができる。この第2の側方部分は皿ばね状の構成部分によって形成された側方部分の半径方向内側で2次質量体と回動不能に連結されている。この連結は例えばリベット結合又は軸方向の差込み結合を介して行うことができる。
【0009】
リング状の中間部分とエネルギー蓄力器を受容するリング状の室を制限する1次質量体の側方の壁との間には有利な形式でシールが設けられていることができる。この場合、シールは側方部分の半径方向外側に配置されることができるがエネルギー蓄力器の半径方向内側に配置されていることもできる。有利であるのはそれぞれ1つのシールが側方部分と、これに隣接した、エネルギー蓄力器を受容するためのリング状の室を制限する1次質量体の壁との間に設けられていることである。
【0010】
トルク制限器によってスリップなしで伝達可能なトルクの調節のためには、側方部分の少なくとも1つと中間部分との間に摩擦リングが設けられている。有利であるのは、中間部分の両側にそれぞれ1つの摩擦リングが配置されていることである。この場合、摩擦リングは同じ直径範囲に配置されていることができるが、半径方向で互いにずらされた摩擦範囲を形成することもできる。
【0011】
ねじり振動減衰器の構成にとっては、第2の側方部分が固定部材、例えばリベットを介して2次質量体と固定的に結合されていると有利である。この場合には固定部材は周方向で見て、側方部分の間にある軸方向のスペーサ部材に対してずらされて配置されている。
【0012】
特に有利な構成は、
−1次部材もしくは1次質量体がエンジンの出力軸とねじを介して結合可能であり、半径方向で見てかつねじり振動減衰器の回転軸線から発して順番に以下の部材が配置されていること、すなわち、
−両方の部材もしくは質量体を同軸に位置決めする軸受、特に転がり軸受、
−結合ねじ、
−エネルギー蓄力器に対して並列に作用するヒステリシス装置、
−少なくとも1つの摩擦係合を行う中間部分と側方部分との範囲、
−ねじり弾性的な減衰器のエネルギー蓄力器、
が配置されていることによって保証されている。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1と図2に示されたツウマスはずみ車1は自動車の内燃機関のクランク軸に固定可能な1次質量体2を有している。この1次質量体2には軸受3を介して2次質量体4が同時にかつ回転軸5を中心として回転可能に支承されている。
【0014】
1次質量体2は2次質量体4に、圧縮可能なエネルギー蓄力器6を有する減衰装置7と該減衰装置7に直列に接続されたトルク制限器8とを介して駆動結合されている。2次質量体4は摩擦クラッチ9を保持している。摩擦クラッチ9の加圧板10と2次質量体4の摩擦面11との間にはクラッチ円板13の摩擦ライニング12が締め込まれている。
【0015】
圧縮距離の大きい、周方向に細長いコイルばねの形をしたエネルギー蓄力器6は、少なくとも部分的に粘性の媒体で充たされた室14に受容されている。室14は薄板から製造された2つの構成部分15,16によって制限されている。構成部分15は半径方向に延びる範囲17を有し、この範囲17は半径方向内方でねじ18で内燃機関のクランク軸と結合可能であり半径方向外側で軸方向の付加部19に移行している。この付加部19には一方の仕切り壁を形成する構成部分16が緊密に固定されている。図示の実施例においてはエネルギー蓄力器6は摩擦ライニング12もしくは摩擦面11の少なくともほぼ半径方向外側に位置している。構成部分16は半径方向外側に始動歯環20と図示の実施例の場合には鋳造部分として構成された付加的なリング状の付加質量体21とを保持している。構成部分15,16はエネルギー蓄力器6のための支持範囲22,23を有している。ねじり弾性的な減衰装置7の出力部はリング状もしくはフランジ状の構成部分24によって形成されている。この構成部分24は半径方向外方へ張出し部25を有している。これらの張出し部25は2つの隣接するエネルギー蓄力器6の端部範囲の間を半径方向に延びている。フランジ部分24と1次質量体2との間の相対回動に際してはエネルギー蓄力器6は張出し部25と支持範囲22,23との間で圧縮される。フランジ部分24と構成部分15,16との間にはシール26,27が設けられており、これらのシール26,27は軸方向にバイアスがかけられて組み込まれた皿ばね状もしくはダイヤフラム状のリングによって形成されている。室14を半径方向内方へ向かってシールするシール26,27は半径方向で見て、エネルギー蓄力器6と滑りクラッチとして構成されたトルク制限器8との間に配置されている。
【0016】
フランジ24の半径方向内側の範囲28はリング状の構成部分29と皿ばねとして構成されたリング状の構成部分30との間に軸方向で締め込まれている。リング状の構成部分29は1次質量体2の半径方向の壁17に直接的に隣り合っており、リベット部材29aを介して2次質量体4と回動不能に結合されている。リベット部材29aはリング状の構成部分29の中央範囲に位置している。この構成部分29は半径方向外側の縁部範囲31でフランジ部分24の内側の縁部範囲28を軸方向で支える。この支持は摩擦リング32を介在させて行われる。しかしながら範囲31と28との間の摩擦係合は直接的に行うことができる。この場合には鋼−鋼摩擦が存在することになる。このためには構成部分25,29の1つがリング状の隆起部を有し、この隆起部で他方の構成部分29,25に軸方向で接触することができる。必要である場合には構成部分25,28の少なくとも一方が少なくとも摩擦係合範囲にコーティング、例えば燐酸塩層又は硬質ニッケル層を有していることができる。摩擦範囲31の半径方向内側においては円板状の構成部分29は軸方向の段部33を形成し、この段部33の上にはフランジ部分24が少なくともほぼ同心的に案内されている。リング状の構成部分29の半径方向内側の縁部範囲34は摩擦制御円板37の対応成形部36と係合する成形部35を形成する。成形部35と対応成形部36は有利にはこれらの間に所定の回動遊びが存在し、両方の質量体2,4の間の回転方向の逆転に際して、ヒステリシス装置38の摩擦制御円板37が当初は、つまり回動遊びが使い切られるまでは働かないようになっている。
【0017】
フランジ部分24は薄板成形部分として構成されている。フランジ24の半径方向内側のリング状の範囲28は、他のフランジ範囲に対して減少させられた軸方向の厚さを有しているので、トルク制限器8の摩擦係合範囲においてはトルク制限器8のために必要な軸方向の構成長さが減じられる。さらにフランジ24は少なくとも、コイルばね6の端部巻条の半径方向内側の範囲に隣接する区分24aに材料厚さの増大を有している。このような材料厚さの増大は特に有利な形式で、圧刻過程で行われた材料塑性変形で与えられる。材料厚さの増大を形成するために材料流れによって押し除けられた材料は、フランジ24の両側で軸方向及び又は周方向に行われる圧刻過程によって押し除けられる。材料厚さの軸方向の増大はフランジ24の周方向で見てわずかな寸法、例えば2〜5mmの寸法しか有していない。これによって材料厚さの増大を形成するために比較的にわずかな材料量しか押し除けられる必要のないことが保証される。
【0018】
フランジ24の材料厚さの増大24aは、少なくともコイルばね6の端部巻条の半径方向内側の範囲のために拡大された支持面を保証する。これによってフランジ24もしくはばね6の端部巻条に作用する力の良好な面状の分布が得られる。これは、コイルばね6が半径方向内側でブロックに負荷される構造の場合に特に有利である。さらにコイルばね6の端部巻条とフランジ24の負荷範囲との間の拡大された支持面によって、コイルばね6の端部巻条がばね支持範囲24aに喰い込むことは実質的になくなるか又は著しくわずかになる。
【0019】
図2から判るように、図1の実施例においてはフランジ24の張出し部25に両方の回転方向で材料厚さの増大24aが設けられている。しかしながら多くの使用ケースにとっては一方の回転方向にだけこのような材料厚さの増大24aが設けられていることが有利である。この場合には、フランジ24における材料厚さの増大部24aは、1次質量体2を駆動する内燃機関によって生ぜしめられたツウマスはずみ車1の引張負荷に際して、コイルばねとして構成されたエネルギー蓄力器6が圧縮されるように設けられている。
【0020】
必要である場合にはフランジ24によって形成されたばね負荷範囲もしくは張出し部25は、DE−OS19522718合明細書の提案にしたがって構成されていることができる。このような構成によって、両方の質量体2,4の間の小さなねじり振動の場合にも少なくともコイルばね6の端部巻条がばね弾性的に作用することが保証される。
【0021】
皿ばねとして構成された構成部分30は組み込まれていない状態で、軸方向に円錐状に起立させられている。トルク制限器8を組み立てる場合には、皿ばね30が図1から判る位置へ軸方向にバイアスがかけられるが扁平に押されかつリベット部材29の形をした軸方向のスペーサ部材を介して前記位置に固定される。リベット部材39はリング状の構成部分29とリベット結合され、構成部分29とは反対側の端部において、皿ばね30を保持するそれぞれ1つの支持ヘッドもしくは支持範囲40を有している。リング状の側方部分は、それが実質的に剛性の構成部材としてふるまうかもしくは固有弾性に基づいて下位の弾性的な変形しか行わないように設計されかつ構成されている。構成部分29の支持面もしくは摩擦面がフランジ24の対応支持面もしくは対応摩擦面に対して平行に延びることを保証するためには、リング状の構成部分29が組み立ての前にわずかな軸方向の円錐状の起立を有しており、この構成部分29の組み立てのあとで、その固有弾性と皿ばね30によって与えられた軸方向力とに基づき、この構成部分29がフランジ部分24と半径方向でオーバラップする範囲31で範囲28に対して平行に延びるように構成されている。リベット40の保持もしくは支持範囲は、すべりクラッチ8を組み立てた場合に、フランジ部分24のリング状の範囲28に隣接した前記皿ばね30の範囲が前記範囲28に対してほぼ平行に延びるように配置されるかもしくは調整されている。この場合には、構成部分29,24,30の摩擦係合を行う摩擦面もしくは支持面が互いに少なくともほぼ平行に延びることが保証されなければならない。何故ならばこれによって前記構成部分29,24,30の間に軸方向で締め込まれた摩擦リング32もしくは32aが面状に負荷されることが保証され、したがって大きすぎる不均等な摩滅が回避されるからである。少なくとも構成部材24,29,30,39と場合によっては摩擦リング32,32aは下位ユニットとしてあらかじめ組み立てておくことができる。
【0022】
両方のリング状の側方部分29,30は少なくともほぼ同じ外径を有している。しかし、側方部分29は半径方向では回転軸5に向かって皿ばね30よりも遠くまで延びている。側方部分29のための固定リベット29aは皿ばね30の半径方向内側に設けられている。リベット29aとスペーサリベット39aとは少なくともほぼ同じ直径に設けられている。この場合にはリベット29aがスペーサリベット39よりもいくらか小さい直径上に配置されていると有利である。
【0023】
プラスチックから製作された摩擦制御円板37は横断面で見て楔形に構成され、その円錐台形の摩擦面41で、構成部分43の適当に合わされた対応摩擦面42に支えられる。構成部分43は薄板成形部分として構成されかつリング状の構成部分2の上にセンタリングされている。構成部分43は軸方向の付加部44を形成しており、この付加部44の上にはころがり軸受3の内レースが受容されている。構成部分2の半径方向内側の範囲と構成部分43には軸方向で整合する切欠きがねじ18を受容するために設けられている。構成部材43の半径方向外側の範囲45は対応摩擦面42を形成するために円錐状に起立させられている。軸方向で摩擦制御円板37と構成部分2の半径方向の範囲17との間には、皿ばね46が配置されており、該皿ばね46は摩擦制御円板37を対応摩擦面42に向かって負荷する。図示の実施例では皿ばね46は摩擦制御円板37に直接的に支えられかつ摩擦制御円板37と直接的に摩擦結合させられている。
【0024】
転がり軸受13の半径方向外側のレースは2次質量体4の切欠き47に受容されている。
【0025】
図1から判るように、転がり軸受3はヒステリシス装置38よりも小さな直径上にあるねじ18の軸線よりも小さな直径範囲にある。ヒステリシス装置38の半径方向外側にはすべりクラッチ8もしくは摩擦接続による結合が構成部分29,30とフランジ部分24との間に設けられている。ねじり振動減衰器7もしくはエネルギー蓄力器6は同様にすべりクラッチ8の半径方向外側に配置されており、エネルギー蓄力器6の半径方向内側にはシール部材26,27が設けられている。すべりクラッチ8の摩擦係合は摩擦ライニング12もしくは摩擦面11の半径方向の延在範囲にある。図示の実施例においてはこの摩擦係合を行う構成部分24,29,30の範囲28,31,30aは、半径方向で見て、摩擦ライニング12の中央の摩擦直径に対して少なくともほぼセンタリングされている。
【0026】
ばね6の寸法、支持、案内及び構成に関しては本件出願人のDE−OS3721711号明細書及びDE−OS3721712号明細書を参照されたい。
【0027】
図1に示された、両方の質量体2,4とクラッチ円板13と摩擦クラッチ9とから成る装置1は、構成ユニットとして、同様に当該装置1に統合されることのできるねじ18を介して、内燃機関の出力軸に結合されていることができる。このようなはずみ質量体−クラッチユニットは例えばDE−OS4117571号明細書とDE−OS4117584号明細書に記載されている。
【0028】
前述の明細書に記載されている技術的な内容は本件出願の発明と組み合わせることができる。したがって本件出願の発明と関連して用いることのできる構成的及び機能的な特徴についてここで繰返すことは省略した。もちろんこれらの特徴は以下に記述する実施例と関連して用いることもできる。
【0029】
図3に示された実施例においてはトルク制限器108は図1のトルク制限器8と似たように構成されている。この場合にもフランジ状の構成部分124が存在しており、この構成部分124は軸方向で、2つのリング状の構成部分129,130の間に軸方向で緊締されて受容されている。皿ばねとして構成された構成部分130はこの場合にもリベット139の形をしたスペーサ部材を介して構成部分129に支えられている。フランジ124とリング状の構成部分129,130との間には、異なる中央の摩擦直径を有する摩擦ライニング132,132aが設けられている。摩擦ライニング132,132aは摩擦リングから形成され、これらの摩擦リングは半径方向で摩擦面がずれるように設計されている。皿ばね130により負荷された摩擦リング132aは大きい半径方向の直径範囲を有し、皿ばね130の半径方向外側の範囲により負荷される。フランジ124は同様にすべりクラッチ108の半径方向外側に、エネルギー蓄力器もしくはコイルばね106のための負荷範囲125を有している。このエネルギー蓄力器もしくはコイルばね106は、図1においてエネルギー蓄力器6について示したように、少なくとも部分的に粘性の媒体で充たされかつ2つのシェル状の部分115,116により制限されたリング状の室114に受容されている。薄板成形部分として構成された構成部分115はリング状の慣性質量体121の上でセンタリングされている。慣性質量体121、構成部分115及び軸受103を保持する軸方向の付加部143はこれらの構成部分を軸方向に貫通するねじ118で、エンジンの出力軸に結合可能である。
【0030】
リング状の構成部分129,130は、側壁116の半径方向内方の範囲116a並びに薄板から製作された構成部分115の軸方向で向き合った範囲115aとオーバラップする半径方向外側の範囲を有している。リング状の室114をシールするためにはリング状の構成部分129,130と、これらの構成部分129,130に軸方向で隣接するか又は向き合った構成部分116,115の範囲116a,115aとの間にはシール部材126,127が設けられている。シール部材126,127は同様にダイヤフラム又は皿ばねとして構成されたリング状の構成部分によって形成されている。シール部材126,127をセンタリングするためには、図3から判るように構成部分115,116は適当な軸方向の一体成形部を有している。この一体成形部はシール部材126,127の半径方向の支持、ひいてはこのシール構成部分の適当なセンタリングを保証する。さらに図3から判るようにすべりクラッチとして構成されたトルク制限器8を介してリング状の室114は半径方向内側に向かってシールされている。このシールは構成部分124,129,130,132,132aの間の軸方向の緊締に基づき行われる。多くの使用ケースにとっては、摩擦ライニング132,132aは省略できる。この場合には鋼−鋼摩擦が存在している。このような構成では構成部分124,129,130の少なくとも1つがリング状の軸方向に突出する圧刻部もしくは一体成形部を有し、これを介して適当な摩擦係合が行われると有利である。
【0031】
内実の付加質量体121の代わりに薄板から製作された付加質量体を使用することもできる。この付加質量体は単一の薄板成形部分から成るか又は複数の薄板部分から組み立てられていてもよい。
【0032】
1次質量体と2次質量体との間に、エネルギー蓄力器を備えたねじり弾性的な減衰器と該減衰器に直列に接続されたトルク制限クラッチとが設けられており、1次質量体がエンジンの出力軸に結合可能でかつ2次質量体が摩擦クラッチを介して伝動装置と結合可能である分割されたはずみ車の場合には、摩擦クラッチにより伝達可能な最大トルクが、両方の質量体の間で有効なトルク制限クラッチにより伝達可能な最大トルクよりも小さいと有利である。さらに有効であるのは、駆動エンジンから放出可能な最大トルクが、ねじり弾性的な減衰器の当接モーメントよりも小さいことである。この場合、この当接モーメントは同様にトルク制限クラッチ及び又は摩擦クラッチにより伝達可能な最大モーメントよりも小さいことができる。しかし、多くの使用ケースにとっては、ねじり弾性的な減衰器の当接モーメントが摩擦クラッチ及び(又は)トルク制限クラッチにより伝達可能な最大モーメントより大きいことも有利である。
【0033】
さらに両方の質量体の間のねじり弾性的な減衰器により許された回動角の端部区分においてきわめて高いばね定数を有するばね弾性的なもしくは弾性的にたわみ可能なストッパが有効である限りにおいては、両方の質量体の間に大きな相対回動角を許す、ねじり弾性的な減衰器のエネルギー蓄力器により与えられた最大モーメントも最大のエンジンモーメントよりも小さいものであることができる。
【0034】
有利であるのは、ねじり弾性的な減衰器の当接モーメントが最大エンジンモーメントの少なくとも1.1倍であることである。設計にとっては、ねじり弾性的な減衰器の当接モーメントが最大エンジンモーメントの1.1倍と1.8倍との間の大きさであることが有利である。摩擦クラッチにより伝達可能なモーメントはねじり弾性的な減衰器の当接もしくはブロックモーメントの大きさであることができる。しかしながら有利であることは摩擦クラッチがねじり弾性的な減衰器の当接モーメント及び又は最大エンジンモーメントの1.1倍から2倍であることである。トルク制限クラッチは有利な形式で、摩擦クラッチにより伝達可能な最大トルクの1から2倍の大きさのトルク容量を有している。
【0035】
トルク制限クラッチが摩擦クラッチよりも大きなトルク伝達容量を有していることによって、トルク制限クラッチは実質的に、両方の質量体の間の範囲においてピークモーメントのきわめて高い場合にだけスリップし、これに対して駆動系におけるモーメント上昇が小さい場合には摩擦クラッチがスリップすることが保証される。前述のピークモーメントはいずれにしても両方の質量体の間のトルク伝達範囲において発生する。何故ならば質量体と該質量体の間に設けられたねじり弾性的な減衰器(有利にはきわめて大きな回動角を有する)との慣性に基づき、この両方の質量体は前述のピークモーメントを保証するきわめて大きな相対加速もしくは相対速度を経験することができるからである。このようなピークモーメントはなかんづくエンジンもしくは内燃機関の運転の開始及び停止に際して発生する。何故ならばこの場合には少なくとも1つの共振回転数が通過させられるからである。伝動装置の変速段が入れられないこのような運転条件では摩擦クラッチはいずれにしてもこのピークモーメントを解消することはできない。
【0036】
本願で提出した請求の範囲の各請求項は、別の特許権の保護を達成することを排除しない表現形態の提案であり、出願人はこれまで明細書及び又は図面に開示されているに過ぎない別の特徴についての特許権の申請する権利を保留する。
【0037】
請求項2以下で用いた他の請求項の引用は請求項1の対象に請求項2以下の各請求項の特徴を加えた構成を表している。これは引用した各請求項の特徴の独立した特許権の保護の達成の断念を意味するものではない。
【0038】
請求項2以下の対象は先の請求項の対象とは無関係な構成を有する独立した発明を形成するものでもある。
【0039】
又、本発明は明細書の実施例に限定されるものでもない。むしろ、本発明の枠内では数多くの変化と変更とが可能である。特に明細書全般及び実施例並びに請求項に関連して記述されかつ図面に示された個々の特徴もしくは部材又は方法段階の組合せ又は変更により発明的でありかつ組み合わせることのできる特徴により新しい対象又は製造方法、検査方法及び作業方法に関する限り新しい方法段階もしくは方法段階順序を成すヴァリエーション、部材及び組み合わせ及び又は材料が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】分割されたはずみ車の両方のはずみ質量体の間に設けられた本発明によるねじり振動減衰器を示した図。
【図2】図1の詳細を示した図。
【図3】本発明の別の実施例を示した図。
【符号の説明】
1 ツウマスはずみ車、 2 1次質量体、 3 軸受、 4 2次質量体、5 回転軸線、 6 エネルギ蓄力器、 7 減衰装置、 8 トルク制限器、 9 摩擦クラッチ、 10 押圧円板、 11 摩擦面、 12 摩擦ライニング、 13 クラッチ円板、 14 室、 15,16 構成部分、 17範囲、 18 ねじ、 19 付加部、 20 始動歯環、 21 付加質量体、 22,23 支持範囲、 24 構成部分、 25 張出し部、 26,27 シール部材、 28 範囲、 29 構成部分、 30 構成部分、 31 縁部範囲、 32 摩擦リング、 33 段部、 34 縁部範囲、 35成形部、 36 対応成形部、 37 摩擦制御板、 38 ヒステリシス装置、 39 リベット部材、 40 支持ヘッドもしくは範囲、 41 摩擦面、 42 対応摩擦面、 43 構成部分、 44 付加部、 45 範囲、 46 皿ばね

Claims (15)

  1. 互いに同期的に相対回動可能である1次部材と2次部材とを有し、両部材の間に周方向に圧縮可能なエネルギー蓄力器が設けられており、該エネルギー蓄力器に直列にトルク制限器が接続されており、該トルク制限器が半径方向でエネルギー蓄力器の内側に設けられかつ2つのリング状の側方部分と、少なくとも部分的に該側方部分の間に受容された、軸方向に緊締された1つのリング状の中間部分とを有し、該中間部分を介して前記エネルギー蓄力器が負荷可能である形式のねじり振動減衰器において、前記側方部分の一方が軸方向にバイアスのかけられた皿ばね状の構成部分により形成されており、該構成部分が片側で前記中間部分を負荷し、他方の側で、周方向に分配された、軸方向の複数のスペーサ部材を介して第2の側方部分に軸方向で支えられており、第2の側方部分が固定部材を用いて2次部材に不動に固定されていることを特徴とする、ねじり振動減衰器。
  2. 前記スペーサ部材がリベット部材により形成されており、該リベット部材が一端で第2の側方部分とリベット止めされ、他端で皿ばね状の前記構成部分のための軸方向の支持範囲を保持している、請求項1記載のねじり振動減衰器。
  3. 第2の側方部分が実質的に軸方向で不動な構成部分として構成されている、請求項1又は2記載のねじり振動減衰器。
  4. リング状の前記中間部分がその内側輪郭を介して前記スペーサ部材により前記側方部分に対しセンタリングされている、請求項1から3までのいずれか1項記載のねじり振動減衰器。
  5. リング状の前記中間部分が前記側方部分の少なくとも一方において半径方向に案内されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のねじり振動減衰器。
  6. 前記側方部分が少なくともほぼ同じ外径を有しているが、第2の前記側方部分がねじり振動減衰器の回転軸線の方向では、皿ばね状の構成部分が形成する前記側方部分よりも遠くまで延在している、請求項1から5までのいずれか1項記載のねじり振動減衰器。
  7. 第2の前記側方部分の半径方向の内方範囲を介して1次部材及び2次部材の間で有効なヒステリシス装置が制御可能である、請求項1から6までのいずれか1項記載のねじり振動減衰器。
  8. 前記1次部材と前記2次部材とが転がり軸受を介して同軸的に互いに回動可能に位置決めされており、前記転がり軸受が第2の前記側方部分の半径方向内方範囲を介して軸方向で前記2次部材に確保されている、請求項1から7までのいずれか1項記載のねじり振動減衰器。
  9. 前記1次部材及び前記2次部材が、分割されたはずみ車の1次質量体と2次質量体とを形成しており、1次質量体がエンジンの出力軸と結合可能でかつ2次質量体が伝動装置の入力軸と結合可能であり、前記1次質量体の構成部分が、少なくとも部分的に粘性の媒体で充たされた室を制限しており、該室内にリング状の前記中間部分が半径方向内方から突入しており、前記トルク制限器が半径方向で前記エネルギー蓄力器の内側に設けられかつリング状の前記側方部分が前記2次質量体と駆動結合されている、請求項1から8までのいずれか1項記載のねじり振動減衰器。
  10. 第2の前記側方部分が皿ばね状の構成部分により形成された前記第1の側方部分の半径方向内側で前記2次質量体と回動不能に結合されている、請求項9記載のねじり振動減衰器。
  11. リング状の前記中間部分と、前記エネルギー蓄力器を受容するリング状の室を制限する前記1次質量体の側壁との間にシールが設けられており、該シールがそれぞれ前記側方部分の半径方向外側ではあるが、前記エネルギー蓄力器の半径方向内側に配置されている、請求項9又は0記載のねじり振動減衰器。
  12. それぞれ1つのシールが前記側方部分と、該側方部分に隣接した、前記エネルギー蓄力器を受容するリング状の室を制限する前記1次質量体の壁との間に設けられている、請求項9から11までのいずれか1項記載のねじり振動減衰器。
  13. 前記側方部分の少なくとも一方と前記中間部分との間に摩擦リングが配置されている、請求項1から12までのいずれか1項記載のねじり振動減衰器。
  14. 第2の前記側方部分が固定部材を介して前記2次質量体と結合され、該固定部材が周方向で見て、前記軸方向のスペーサ部材に対してずらされて配置されている、請求項から13までのいずれか1項記載のねじり振動減衰器。
  15. 前記1次質量体がエンジンの出力軸に結合ねじを介して結合可能であり、半径方向で見てかつねじり振動減衰器の回転軸線から発して以下の部材が順番に配置されていること、すなわち、
    −前記1次質量体と前記2次質量体とを同軸に位置決めする軸受
    前記結合ねじ
    −前記エネルギー蓄力器に対して並列に作用するヒステリシス装置
    −前記中間部分と前記側方部分との摩擦係合を行う少なくとも1つの範囲
    −ねじり振動減衰器のエネルギー蓄力器
    が順番に配置されている、請求項から14までのいずれか1項記載のねじり振動減衰器。
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