JPH0317655B2 - - Google Patents

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JPH0317655B2
JPH0317655B2 JP8305386A JP8305386A JPH0317655B2 JP H0317655 B2 JPH0317655 B2 JP H0317655B2 JP 8305386 A JP8305386 A JP 8305386A JP 8305386 A JP8305386 A JP 8305386A JP H0317655 B2 JPH0317655 B2 JP H0317655B2
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
sprocket wheel
protruding pins
equal intervals
manufacturing
Prior art date
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Expired
Application number
JP8305386A
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English (en)
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JPS62259827A (ja
Inventor
Koji Miura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62259827A publication Critical patent/JPS62259827A/ja
Publication of JPH0317655B2 publication Critical patent/JPH0317655B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は高速ラインプリンタ等に用いられる印
字用紙移送用のスプロケツトホイールの製造方法
において、外周面に複数の用紙送り用突出ピンを
等間隔に設けたホイール本体を形成するための凹
部をそれぞれ有する固定側金型と可動側金型とか
らなる2分割型成形金型を備え、前記固定側金型
の凹部内周辺に、前記突出ピンの段付き部を嵌合
支持する切欠き突起部が複数個等間隔で配設さ
れ、また前記可動側金型の凹部内周囲に、該突出
ピンの下端部を支持する支持突起部が複数個等間
隔で配設され、前記複数の突出ピンの段付き部を
固定側金型の各切欠き突起部にそれぞれ嵌合支持
させた状態で、その上から前記可動側金型を重ね
合わせて該各突出ピンを定位置に固定した後、前
記成形金型内に樹脂材を圧入し、硬化成形するこ
とにより、ホイール本体の外周部に耐摩耗性に優
れた複数の金属突出ピンを制度良く一体に設けた
長寿命で、かつ安価なスプロケツトホイールを容
易に得るようにしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明はラインプリンタ等に用いられる印字用
紙移送用のスプロケツトホイールの製造方法に係
り、特に高速印字、用紙送りに好適なスプロケツ
トホイールを製造する方法に関するものである。
高速ラインプリンタ等において、プラテンと連
動して印字用紙を移送させるスプロケツトホイー
ルにおいては、印字用紙の送り孔に高速に順次係
合して該用紙を移送させる突出ピンの摩耗が著し
いことから、耐摩耗性が要求され、耐摩耗性に優
れた突出ピンを精度良く設けた長寿命なスプロケ
ツトホイールを安価に実現し得る製造方法が必要
とされている。
〔従来の技術〕
従来の印字用紙移送用のスプロケツトホイール
は第4図に示すように、プラテン11と連動する
回転軸12に挿設され、例えばプラテン11側で
印字された印字用紙15の送り孔16に回転する
ホイール本体13より突出した突出ピン14を順
次係合して該用紙15を矢印方向に引張るように
して移送させるものである。
一般にホイール本体13とその外周部に等間隔
に突出する各突出ピン14は、耐衝撃性に優れた
硬質のABS樹脂によつて一体に成形されたタイ
プのもの、または該ABS樹脂等によつて成形さ
れたホイール本体13の外周部にステンレス等の
耐摩耗性を有する金属製の複数の突出ピン14を
接着剤等により等間隔に突設したタイプのものが
用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで上記した従来の用紙移送用スプロケツ
トホイールの内、前者のタイプのものは樹脂材に
よる一体成形によつて製造しているため、安価に
得ることができる反面、突出ピン14の用紙係合
部分が摩耗し易く、特に高速ラインプリンタ等に
用いた場合には、その摩耗が顕著で、長期間の使
用に耐えない欠点があつた。一方、後者のタイプ
のものは、突出ピン14が金属製であるため、摩
耗の点では問題はないが、ホイール本体13の外
周部にその各突出ピン14を接着剤等により等間
隔に固着する際に、該各突出ピン14を高精度に
位置決めすることが困難であり、またホイール本
体13に固着された各突出ピン14の接合強度が
ばらつき、更にこれらの接着作業に長時間を必要
とするといつた欠点があつた。
本発明はこのような従来の欠点に鑑み、ホイー
ル本体の外周部に耐摩耗性に優れた突出ピンを精
度よく一体に設けた長寿命で、かつ安価なスプロ
ケツトホイールを容易に製造する新規な方法を提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、ホイール本
体とその外周面の対応する位置に等間隔に配設す
る複数の用紙送り用突出ピン先端部の縦割り半分
とが嵌合する凹部と、該各突出ピンの段付き部を
支持する切欠き突起部を備えた固定側金型内に、
段付き部を有する複数の用紙送り用突出ピン27
を配設する。
その上面に、同じくホイール本体と複数の用紙
送り用突出ピン先端部の縦割り半分が嵌合する凹
部と、該各突出ピンの下端部を定位置に支持する
支持突起部を備えた可動側金型を重ね合わた形に
配置する。
次にこの2分割型成形金型内にABS樹脂等の
耐衝撃性の樹脂材を圧入し、硬化成形して、樹脂
製のホイール本体の外周面に複数の耐摩耗性を有
する金属製突出ピンを等間隔に一体化したスプロ
ケツトホイールを得るようにする。
〔作用〕
本発明のスプロケツトホイールの製造方法で
は、前記固定側金型と可動側金型とからなる2分
割型成形金型内に配設された各突出ピンが、その
段付き部に嵌合されて支持する切欠き突起部と、
下端部を支持する支持突起部によつて規定位置に
精度よく固定されるため、この成形金型内に
ABS樹脂等の耐衝撃性の樹脂材を圧入し、硬化
することにより、樹脂製のホイール本体の外周面
に複数の耐摩耗性の金属製突出ピンを精度良く等
間隔に一体成形されたスプロケツトホイールを容
易に製造することが可能となる。
〔実施例〕
以下図面を用いて本発明の実施例について詳細
に説明する。
第1図及び第2図は本発明に係るスプロケツト
ホイールの製造方法の一実施例を工程順に示す断
面図である。
図において、21は固定側金型22と可動側金
型25とからなる2分割型スプロケツトホイール
成形用金型(以下成形金型と略称する)である。
固定側金型22は、ホイール本体28(第3図参
照)とその外周面の対応する位置に等間隔に配設
する複数の用紙送り用突出ピン29先端部の縦割
り半分が嵌合する凹部23と、該各突出ピン29
の段付き部29aを支持する切欠き突起部24が
具備されている。
また可動側金型25は、同様にホイール本体2
8と複数の用紙送り用突出ピン29先端部の縦割
り半分が嵌合する凹部26と、該各突出ピン29
の下端部29bを定位置に支持する支持突起部2
7が具備されている。
上記構成の金型21を性してスプロケツトホイ
ールを製造するに際しては、先ず固定側金型22
内の所定位置に、第1図に示すごとく段付き部2
9aを有する複数の用紙送り用突出ピン29を配
設する。
次に第2図に示すようにその上面に前記可動側
金型25を重ね合わせて固定した後、この成形金
型21内に、図示しない樹脂材注入口よりABS
樹脂等の耐衝撃性のホイール本体28となる樹脂
材30を圧入し、硬化成形する。
その後、該成形金型21内より成形物を取り出
すことによつて、第3図に示すように樹脂製のホ
イール本体28の外周面に複数の耐摩耗性を有す
る金属突出ピン29が等間隔に精度よく一体成形
されたスプロケツトホイール31が得られる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明に係る
スプロケツトホイールの製造方法によれば、
ABS樹脂等からなる耐衝撃性のホイール本体の
外周面に、複数の耐摩耗性を有する金属製突出ピ
ンを精度よく等間隔に一体成形されたスプロケツ
トホイールを容易に、かつ安価に得ることが可能
となる利点を有し、高速ラインプリンタ等に用い
られるスプロケツトホイールの製造の適用して極
めて有利であり、長寿命なスプロケツトホイール
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は本発明に係るスプロケツト
ホイールの製造方法の一実施例を工程順に示す断
面図、第3図は本発明の製造方法により得られた
スプロケツトホイールを説明するための側面図、
第4図は従来のスプロケツトホイールを説明する
ための概略斜視図である。 第1図乃至第3図において、21は2分割型成
形用金型、22は固定側金型、23,26は嵌合
凹部、24は切欠き突起部、25は可動側金型、
27は支持突起部、28はホイール本体、29は
突出ピン、30は樹脂材、31はスプロケツトホ
イールをそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホイール本体28の外周面に、複数の用紙送
    り用突出ピン29を等間隔に突設したスプロケツ
    トホイール31を製造する方法であつて、 上記ホイール本体28を形成するための凹部2
    3,26をそれぞれ有する固定側金型22と可動
    側金型25とからなる2分割型成形金型21を備
    え、前記固定側金型22には凹部内の周辺におい
    て前記突出ピン29の段付き部29aを嵌合支持
    する切欠き突起部24を複数個等間隔で配設して
    おり、また前記可動側金型25には同じく凹部2
    6内の周囲において該突出ピン29の下端部29
    bを支持する支持突起部27を複数個等間隔で配
    設しており、前記複数の突出ピン29の段付き部
    29aを固定側金型22の各切欠き突起部24に
    それぞれ嵌合支持させた状態で、その上から前記
    可動側金型25を重ね合わせて該各突出ピン29
    を定位置に固定した後、前記成形金型21内に樹
    脂材30を圧入し、硬化成形することを特徴とす
    るスプロケツトホイールの製造方法。
JP8305386A 1986-04-09 1986-04-09 スプロケツトホイ−ルの製造方法 Granted JPS62259827A (ja)

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