JP2002003080A - 綾振りドラム及びその製造方法 - Google Patents

綾振りドラム及びその製造方法

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JP2002003080A
JP2002003080A JP2000182457A JP2000182457A JP2002003080A JP 2002003080 A JP2002003080 A JP 2002003080A JP 2000182457 A JP2000182457 A JP 2000182457A JP 2000182457 A JP2000182457 A JP 2000182457A JP 2002003080 A JP2002003080 A JP 2002003080A
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drum
traverse drum
groove
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Kenji Ohashi
健二 大橋
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Murata Machinery Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/40Arrangements for rotating packages
    • B65H54/46Package drive drums
    • B65H54/48Grooved drums
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】綾振りドラムを製造する際、鋳造の型化が容易
であり、且つ、高い寸法精度で製造することできる射出
成形による製造方法に適合する分割型の綾振りドラムを
提供すること。 【解決手段】表面に綾振り溝Gを備えた綾振りドラムで
あって、前記綾振りドラムが、それぞれのドラム表面2
aに綾振り溝を構成する綾振り溝構成部分3を備えた複
数の綾振りドラム分割片2からなり、前記複数の綾振り
ドラム分割片2を組み立てて、ドラム表面に綾振り溝G
を形成するようにしたことを特徴とする綾振りドラム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動ワインダー
等において、パッケージを回転しつつ綾振りを行うため
の綾振りドラムの構造並びにその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】周知のように、自動ワインダー等の糸巻
取り装置において、パッケージに糸を巻き取る際、パッ
ケージに圧接する綾振りドラムを外部から回転駆動する
ことによって、パッケージを回転させながら該パッケー
ジに糸を巻き取っている。この場合、パッケージに巻き
取られる糸をパッケージの軸方向に均等に巻くための綾
振り手段として、上記綾振りドラムの表面に無限軌道を
描く綾振り溝を設け、この綾振り溝で糸を導くことによ
り綾振りすることが行われている。
【0003】自動ワインダー等に用いられる綾振りドラ
ムTDは、図6に示すように、該綾振りドラムTDの表
面TDaに綾振り溝Gを設けたものからなっており、該
綾振りドラムTDの表面TDaをパッケージPに表面接
触させ、前記綾振りドラムTDを図示されない外部の駆
動装置により回転駆動させることにより、前記綾振り溝
Gで糸Yを誘導させながら、該糸YをパッケージPに巻
き取ることが行われている。図6において、参照符号T
Gは、トラバースガイドを示すものである。
【0004】一般に、前記綾振りドラムTDは、アルミ
ニウムや鉄等の金属で一体形成されており、ダイキャス
ト製法あるいはロストワックス法等の鋳造方法で製造さ
れた円筒体に、前記綾振り溝を形成し、寸法精度を高め
るために、溝加工及び仕上げ加工等の機械加工により表
面処理を施して形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記するように一体形
成された従来の綾振りドラムの製造方法は、前記円筒体
を形成するための鋳造の型化が困難なため、コストが高
く、その割りには寸法精度が低いという欠点があり、ま
た前記円筒体に綾振り溝を形成し、寸法精度を高めるた
めには、溝加工及び仕上げ加工等の複雑な機械加工によ
る表面処理を施す必要があるため、コストが高くなると
いう欠点がある。
【0006】そこで、この発明は、綾振りドラムを製造
する際、鋳造の型化が容易であり、且つ、高い寸法精度
で製造することできる射出成形による製造方法に適合す
るように構成されており、表面の仕上げ加工を施す必要
がなく、コストが安く、複雑な機械加工を必要とするこ
となく、寸法精度が高い綾振りドラムおよびその製造方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するものであり、具体的には、表面に綾振り溝を
備えた綾振りドラムであって、前記綾振りドラムが、そ
れぞれの表面に綾振り溝を構成する綾振り溝構成部分を
備えた複数の綾振りドラム分割片からなり、前記複数の
綾振りドラム分割片を組み立てて、ドラム表面に綾振り
溝を形成するようにした綾振りドラムを構成するもので
ある。
【0008】さらに、この発明は、複数の綾振りドラム
分割片が、輪切り状に分割されており、前記複数の綾振
りドラム分割片が、それぞれ軸方向配列順手段と、回転
角度方向位置決手段とを備えてなる綾振りドラムを構成
するものである。
【0009】さらに、この発明は、前記複数の綾振りド
ラム分割片をドラムホルダー上に軸方向に組み付けてな
る綾振りドラムを構成するものである。
【0010】さらに、この発明は、ドラム表面に設けた
綾振り溝が、隣り合う綾振りドラム分割片の当接側面に
対して鋭角状に交差して鋭角部をなすものにおいて、隣
り合う一方の綾振りドラム分割片における側面と綾振り
溝の側面とによって形成される鋭角部を取り除いて除去
凹部とし、隣り合う他方の綾振りドラム分割片における
側面に、少なくとも前記除去凹部に整合する整合凸部を
設けてなる綾振りドラムを構成するものである。
【0011】さらにまた、この発明は、複数の綾振りド
ラム分割片を、射出成形により成形し、溝の仕上げ加工
をすることなく、組み付けて製造するようにした綾振り
ドラムの製造方法を構成するものでもある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明になる綾振りドラ
ムについて図面に示す具体的な実施例に基づいて詳細に
説明する。図1は、この発明にかかる綾振りドラムの具
体的な一実施例を示すものであって、輪切り状に分割し
た複数の綾振りドラム分割片をドラムホルダーに串刺し
状に組み付けてなる綾振りドラムの概略的な縦断面図で
ある。図2は、この発明にかかる綾振りドラム用構成部
材を示すものであって、図2Aは、ドラム表面に綾振り
溝の一部をなす綾振り溝構成部分を備えた輪切り状の綾
振りドラム分割片の一例を示す概略的な斜視図であり、
図2Bは、締め付けナットの例を示す概略的な斜視図で
ある。
【0013】図3は、この発明にかかる綾振りドラムに
あって、隣り合う綾振りドラム分割片における当接側面
に対して綾振り溝が鋭角状に交差する構成にあって、該
交差部分の詳細な設計例を示すものであって、図3A
は、隣り合う綾振りドラム分割片について当接する前の
状態を示す概略的な側面図であり、図3Bは、隣り合う
綾振りドラム分割片を当接して整合させた状態を示す概
略的な側面図である。
【0014】一方、図4は、この発明にかかる綾振りド
ラムの他の実施例を示すものであって、縦割り状に分割
した複数の綾振りドラム分割片によって構成されるを綾
振りドラムの概略的な縦断面図であり、図5は、図4に
示す実施例になる縦割り状に分割した綾振りドラムにあ
って、図5Aは、縦割り状に分割した綾振りドラム分割
片の一つを示す概略的な斜視図であり、図5Bは、他の
一つを示す概略的な斜視図である。
【0015】この発明になる綾振りドラム1は、図1に
示す実施例のように、基本的には、輪切り状に分割され
た複数の綾振りドラム分割片2の組み立てによって構成
されるものである。前記複数の綾振りドラム分割片2
は、それぞれそのドラム表面2aに綾振り溝Gの一部を
構成する綾振り溝構成部分3を備えたものからなってお
り、後述する組み立てによって、無限軌道の綾振り溝G
を構成する。
【0016】この発明において、前記綾振りドラム分割
片2は、輪切り状に分割形成されており、例えば、図1
に示す実施例によれば、7つの綾振りドラム分割片2の
集合によって綾振りドラム1を構成するものからなって
いる。前記各綾振りドラム分割片2は、予め設計された
パターンにしたがって、射出成形法により射出成形され
る。この射出成形法は、成形材料を射出シリンダーの中
で加熱溶融し、流動化した成形材料を射出プランジャー
またはスクリューによって固く閉じた金型の中に圧力で
注入し、目的物を成形する成形方法であり、上記する分
割せれた綾振りドラム分割片2の成形に適合する。この
発明において、前記綾振りドラム分割片2は、樹脂イン
ジェクションあるいはメタルインジェクションによる射
出成形法のいずれをも適用することができる。
【0017】このように、前記綾振りドラム分割片2を
射出成形法により射出成形することにより、寸法精度が
上がるとともに、ドラム表面および溝の機械仕上げ(ペ
ーパー仕上げ、バフ仕上げ)が不要となり、製造コスト
の低減を図れる。
【0018】この発明において、前記綾振りドラム分割
片2は、輪切り状に分割形成されており、ドラムホルダ
ー4に対して串刺し状に組み立てられる。この場合、図
3に示すように、ドラム表面2aに設けた綾振り溝が、
隣り合う綾振りドラム分割片2A、2Bの当接側面2
c、2bに対して鋭角状に交差して、一方の綾振りドラ
ム分割片2A側に鋭角部をなすものにおいて、隣り合う
一方の綾振りドラム分割片2Aにおける側面2cと綾振
り溝3の側壁3aとによって形成される鋭角部20を取
り除いて除去凹部21とし、隣り合う他方の綾振りドラ
ム分割片2Bにおける側面2bに、少なくとも前記除去
凹部21に整合する整合凸部22を設けておく。
【0019】図3Bにおいて、ドラムの回転方向を矢印
23として、糸のトラバース方向を矢印24として操作
した場合、糸Yは溝3の一方の側壁3aに押されて左方
向に綾振りされる。従って、上記する鋭角部20をその
ままにしておくと、糸Yが綾振り溝3の側壁3aに沿っ
て走行する場合に、該糸が鋭角部20の部位において隣
り合う綾振りドラム分割片2A、2Bの当接面間に入り
込んでしまい、糸渡り不良や糸切れ等の問題を生じる。
そこで、上記するように設計しておくことにより、糸Y
が綾振り溝3の側壁3aに沿って走行する際、該糸Yを
前記鋭角部20の部位において極めてスムースに走行さ
せることができる。この具体的な設計においては、前記
整合凸部22を綾振りドラム分割片2Aの綾振り溝3内
に向けて若干突出させたものであってもよい。
【0020】この発明において、前記綾振りドラム分割
片2は、輪切り状に分割形成されており、綾振りドラム
としての組み立てに際して、ドラムホルダー4に対して
串刺し状に組み立てられるものであり、前記ドラムホル
ダー4が挿通する貫通孔5を備えたものからなってい
る。さらに、前記綾振りドラム分割片2は、上記組み立
てに際して、これらを軸方向に配列する順位を設定する
ための軸方向配列順手段6と、回転角度方向の位置決め
をするための回転角度方向位置決手段7とを備えたもの
からなっている。
【0021】具体的な実施例において、前記軸方向配列
順手段6は、図1および図2Aに示す例において、予め
設計されたパターンにしたがって軸方向の配列順を定め
た記号〔1〕〜記号〔7〕の表示をもって構成すること
ができる。この表示は、図2Aに示すように、前記綾振
りドラム分割片2の側面2bに刻印などの手段によって
形成される。
【0022】一方、前記回転角度方向位置決手段7は、
一例において、図1および図2Aに示すように、前記綾
振りドラム分割片2の一方の側面2bに設けた位置決ピ
ン穴7aと、前記綾振りドラム分割片2の他方の側面2
cに設けた位置決ピン7bとによって構成することがで
きる。
【0023】前記綾振りドラム分割片2は、前記軸方向
配列順手段6における配列順の表示にしたがって、前記
ドラムホルダー4に対して串刺し状に組み付け、前記回
転角度方向位置決手段7を構成する位置決ピン穴7aに
位置決ピン7bを嵌め合わせることによって、予め設定
された配列順にしたがい、予め設定した回転角度方向を
位置決めした状態に組み立てられ、ドラム表面に一連な
りの綾振り溝Gを備えた綾振りドラム1を構成する。
【0024】前記複数の綾振りドラム分割片2による綾
振りドラム1の組み立て構造の一例を、図1に基づいて
説明する。前記複数の綾振りドラム分割片2は、上記す
る手順にしたがって前記ドラムホルダー4に対して串刺
し状に組み付けられる。一例において、前記ドラムホル
ダー4の一端4a側の外周にネジ8が切られている。こ
のドラムホルダー4のネジ8に螺合するネジ孔10を備
えた締め付けナット9が準備されていて、前記締め付け
ナット9の螺合締め付けにより、前記複数の綾振りドラ
ム分割片2を前記ドラムホルダー4に固定する。
【0025】前記締め付けナット9は、図2Bに示すよ
うに、例えば、3つのネジ穴11が設けられており、駆
動フランジ12をネジ13によりネジ止めできるように
なっている。図2Bにおいて、参照符号14は、締め付
け用の穴であって、該締め付け用の穴14にスパナ工具
をあてがって、前記締め付けナット9を回転させて前記
ドラムホルダー4のネジ8に螺着させるためのものであ
る。
【0026】前記駆動フランジ12は、駆動シャフト1
5の一端15a側に固定的に取り付けられている。一
方、前記駆動シャフト15の他端15b側にはドラムプ
ーリー16が取り付けられており、前記ドラムプーリー
16は、ドラムベルト17を介して駆動源Mに伝動連結
されている。
【0027】前記ドラムホルダー4と前記駆動シャフト
15との間には、ベアリング18および19による軸受
け手段によって軸支されている。
【0028】図4および図5は、この発明になる綾振り
ドラムの他の具体的な実施例を示すものであって、縦割
り状に分割した複数の綾振りドラム分割片32の組み立
てによって構成されるを縦割り型綾振りドラム31の例
を示すものである。この縦割り型綾振りドラム31を構
成する複数の綾振りドラム分割片32は、それぞれその
表面32aに綾振り溝の一部を構成する綾振り溝構成部
分33を備えており、後述する組み立てによって、無限
軌道の綾振り溝Gを構成する。
【0029】この発明において、前記綾振りドラム分割
片32は、縦割り状に分割形成されており、例えば、図
4に示す実施例によれば、8つの綾振りドラム分割片3
2の集合によって綾振りドラム31を構成するものから
なっている。前記各綾振りドラム分割片32は、予め設
計されたパターンにしたがって、射出成形法により射出
成形される。この射出成形法は、前述する実施例のもの
と同様である。
【0030】この発明において、前記綾振りドラム分割
片32は、縦割り状に分割形成されており、綾振りドラ
ムとしての組み立てに際して、ドラムホルダーに対し、
その回りに組み立てられるものである。さらに、前記綾
振りドラム分割片32は、上記組み立てに際して、これ
らを回転角度方向の配列順位を設定するための回転角度
方向配列順手段34を備えたものからなっている。
【0031】具体的な実施例において、前記回転角度方
向配列順手段34は、図5に示す例において、前記綾振
りドラム分割片32の一方の側面32bに設けた位置決
ピン穴34aと、前記綾振りドラム分割片32の他方の
側面32cに設けた位置決ピン34bとによって構成す
ることができ、あるいは、予め設計されたパターンにし
たがって回転角度方向の配列順を定めた記号〔1〕〜記
号〔8〕の表示をもって構成することができる。
【0032】前記複数の綾振りドラム分割片32による
綾振りドラム31の組み立て構造の一例を、図4に示
す。この図からも明らかなように、この実施例の場合に
は、前記複数の綾振りドラム分割片32を綾振りドラム
31の状態に組み付けた後に、締付け手段35によっ
て、当該綾振りドラム分割片32を締め付けておく必要
がある。
【0033】
【発明の効果】この発明は、以上の構成になる綾振りド
ラムであって、前記綾振りドラムが、それぞれの表面に
綾振り溝を構成する前記綾振り溝構成部分を備えた複数
の綾振りドラム分割片からなり、複数の前記綾振りドラ
ム分割片を製造する際、鋳造の型化が容易であり、寸法
精度が高い射出成形による製造に適合するように構成さ
れており、また表面の溝加工あるいは仕上げ加工を要す
ることなく寸法精度が高い前記綾振りドラムを製造する
ことができるという点において極めて実用性が高いもの
といえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明にかかる綾振りドラムの具体
的な実施例を示すものであって、複数の綾振りドラム分
割片をドラムホルダーに串刺し状に組み付けてなる綾振
りドラムの概略的な縦断面図である。
【図2】図2は、この発明にかかる綾振りドラムのため
の構成部材を示すものであって、図2Aは、ドラム表面
に綾振り溝の一部をなす綾振り溝構成部分を備えている
輪切り状の綾振りドラム分割片の一例を示す概略的な斜
視図であり、図2Bは、締め付けナットの例を示す概略
的な斜視図である。
【図3】図3は、この発明にかかる綾振りドラムにあっ
て、隣り合う綾振りドラム分割片における当接側面に対
して綾振り溝が鋭角状に交差する構成にあって、該交差
部分の詳細な設計例を示すものであって、図3Aは、隣
り合う綾振りドラム分割片について当接する前の状態を
示す概略的な側面図であり、図3Bは、隣り合う綾振り
ドラム分割片を当接して整合させた状態を示す概略的な
側面図である。
【図4】図4は、この発明にかかる綾振りドラムの他の
実施例を示すものであって、縦割り状に分割した複数の
綾振りドラム分割片によって構成されるを綾振りドラム
の概略的な縦断面図である。
【図5】図5は、図4に示す実施例になる縦割り状に分
割した綾振りドラムにあって、図5Aは、縦割り状に分
割した綾振りドラム分割片の一つを示す概略的な斜視図
であり、図5Bは、他の一つを示す概略的な斜視図であ
る。
【図6】図6は、自動ワインダー等において、パッケー
ジを回転しつつ綾振りを行うための綾振りドラムの構成
例を示す概略的な斜視図である。
【符号の説明】
1 綾振りドラム 2 綾振りドラム分割片 2a 綾振りドラム分割片の周面 2b、2c 綾振りドラム分割片の側面 3 綾振り溝構成部分 G 無限軌道の綾振り溝 Y 糸 4 ドラムホルダー 6 軸方向配列順手段 7 回転角度方向位置決手段 7a 位置決ピン穴 7b 位置決ピン 9 締め付けナット 12 駆動フランジ 20 鋭角部 21 除去凹部 22 整合凸部 23 ドラムの回転方向 24 糸のトラバース方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に綾振り溝を備えた綾振りドラムで
    あって、前記綾振りドラムが、それぞれの表面に綾振り
    溝を構成する綾振り溝構成部分を備えた複数の綾振りド
    ラム分割片からなり、前記複数の綾振りドラム分割片を
    組み立てて、ドラム表面に綾振り溝を形成するようにし
    たことを特徴とする綾振りドラム。
  2. 【請求項2】 複数の綾振りドラム分割片が、輪切り状
    に分割されており、前記複数の綾振りドラム分割片が、
    それぞれ軸方向配列順手段と、回転角度方向位置決手段
    とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の綾振
    りドラム。
  3. 【請求項3】 前記複数の綾振りドラム分割片をドラム
    ホルダー上に軸方向に組み付けてなることを特徴とする
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の綾振りドラ
    ム。
  4. 【請求項4】 ドラム表面に設けた綾振り溝が、隣り合
    う綾振りドラム分割片の当接側面に対して鋭角状に交差
    して鋭角部をなすものにおいて、隣り合う一方の綾振り
    ドラム分割片における側面と綾振り溝の側面とによって
    形成される鋭角部を取り除いて除去凹部とし、隣り合う
    他方の綾振りドラム分割片における側面に、少なくとも
    前記除去凹部に整合する整合凸部を設けたことを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれかに記載の綾振りドラ
    ム。
  5. 【請求項5】 複数の綾振りドラム分割片を、射出成形
    により成形し、溝の仕上げ加工をすることなく、組み付
    けて製造するようにしたことを特徴とする綾振りドラム
    の製造方法。
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