JPH03176542A - 配管のための梁貫通スリーブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は主として空調用の配管を、構築物の梁に設けた
透孔に挿通させるとき用いる梁貫通用スリーブに関する
。

（従来の技術） 構築物の梁すには、耐火被覆を施すを要するが、このと
き該梁すに設けた透孔Ｃの内面にも該耐火被覆が施され
て、該透孔Ｃの内径が小さくなって配管が装着出来なく
なるのを防ぐため、該耐火被覆を施すに先だって、該透
孔Ｃにスリーブａを取付けることが行われている。

（発明が解決しようとする課題） しかし従来のスリーブａは鉄管等からなり、これを構築
物の梁すに取付けるに、工事現場で該梁すに溶接するか
又は該スリーブａの周面に周方向に沿って突片ｄを設け
ると共に該スリーブａを透孔Ｃに装着した後、該スリー
ブａにボルトｅ等で固定爪ｆを取付けて、該突片ｄと固
定爪ｆとの間に梁すを挟んでスリーブａを取付けるよう
にしている。掛かる足場の悪い工事現場でのか〜る作業
は面倒であった。

本発明はか＼る不具合のない梁貫通用スリーブを得るこ
とをその目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明はか＼る目的を達成するため、構築物の梁に設け
た透孔にスリーブを取付け、該スリ−ブに空調用その他
の配管を挿通させるようにしたものに於いて、該スリー
ブを金属板を環状に巻廻して構成し、該スリーブに構築
物の梁に設けた透孔の内周縁が嵌入する凹溝を設けると
共に、該スリーブを該透孔に装着したとき、該スリーブ
に設けた凹溝底が透孔の内周に当接する状態に固定する
手段を設けて成る。

（作　用） 上記構成を備える梁貫通用スリーブは、該金属板を環状
に巻廻した巻径を、構築物の梁に設けた透孔より小さく
した状態で該透孔に１１ＴＩ込み、該スリーブに設けた
凹溝に透孔と合致させ、次いで該スリーブをその弾性復
元力により元状態に復元させる。かくするときは、該凹
溝に透孔の内周縁が嵌入する。その後固定手段により該
スリーブに設けた凹溝底が透孔の内周に当接する状態に
固定する。

（実施例） 本考案実施の一例を別紙図面につき説明する。

図面で１は構築物の梁、２は該梁１に設けた透孔、３は
該透孔２に取付けた空調用その他の配管を装着させるた
めのスリーブを示し、該スリーブ３は金属板を環状に巻
廻して構成し、該スリーブ３に構築物の梁１に設けた透
孔２の内周縁が嵌入する凹溝４を設けると共に、該スリ
ーブ３を該透孔２に装着したとき、該スリーブ３に設け
た凹溝底４ａが透孔２の内周に当接する状態に固定する
固定手段５を設けて成る。これを更に詳述すれば、該凹
溝４は■側端部が嵌込む他側端部を１側端部より稍々広
巾とし、該固定手段５は金属板の他側端部の一部を切起
した切起片で構成し、該スリーブ３を該透孔２に装着し
たとき、該切起片で金属板の他側端縁を支承させて該ス
リーブ３に設けた凹溝底４ａが透孔２の内周に当接する
状態、即ち該スリーブ３が該透孔２内で最大径の状態に
保たれるようにした。

しかし該固定手段５は別途爪片を取付ける等して形成し
ても良い。

（発明の効果） 上記構成を備える本発明によれば次のような効果がある
。

該金属板を環状に巻廻した巻径を、構築物の梁に設けた
透孔より小さくした状態で該透孔に挿込み、該スリーブ
に設けた凹溝に透孔と合致させて、その後該スリーブを
その弾性復元力により元状態に復元させれば、該凹溝に
透孔の内周縁が嵌入し、その後固定手段により該スリー
ブに設けた凹溝底が透孔の内周に当接する状態に固定さ
せるだけで、該スリーブを透孔に取付は得られ、その取
付を簡単に行えるの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施の一例の斜面図、第２図はその■−
■線截線面断面図３図はスリーブの斜面図、第４図はそ
の側面図、第５図はその一部の拡大図、第６図は従来例
の側面図である。 １・・・構築物の梁 ２・・・透　孔 ３・・・スリーブ ４・・・凹　溝 ５・・・固定手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 構築物の梁に設けた透孔にスリーブを取付け、該スリー
   ブに空調用その他の配管を挿通させるようにしたものに
   於いて、該スリーブを金属板を環状に巻廻して構成し、
   該スリーブに構築物の梁に設けた透孔の内周縁が嵌入す
   る凹溝を設けると共に、該スリーブを該透孔に装着した
   とき、該スリーブに設けた凹溝底が透孔の内周に当接す
   る状態に固定する固定手段を設けて成る梁貫通用スリー
   ブ。