JPH0317420Y2 - - Google Patents

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JPH0317420Y2
JPH0317420Y2 JP1986002613U JP261386U JPH0317420Y2 JP H0317420 Y2 JPH0317420 Y2 JP H0317420Y2 JP 1986002613 U JP1986002613 U JP 1986002613U JP 261386 U JP261386 U JP 261386U JP H0317420 Y2 JPH0317420 Y2 JP H0317420Y2
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terminal
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connector
locking
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電動アクチユエータ等のコネクタに
係り、特に電動アクチユエータ等のケースと一体
に形成され、電源側のリード線との接続に用いら
れるコネクタに関する。
[従来の技術] 従来から電源側に用いられるリード線のコネク
タは、安全性等の要請から雌型のものを用いてお
り、電動アクチユーエータ等の機器側に雄型のコ
ネクタを形成するには以下に説明するように種々
の技術が提案されている。
例えば樹脂製の機器ケースとコネクタハウジン
グとを一体的に射出成形等により形成する際にタ
ーミナルも一緒に埋め込む(インサートモール
ド)がある。しかしこの技術はターミナル(イン
サート)の材質と樹脂材質等の膨張率等を考慮す
る必要があり、金型の制作その他の費用がかか
り、成形コストが高価になるという問題点があ
る。
またプリント基板にターミナルを固定させ、タ
ーミナルの形状に合わせて形成された貫通孔を有
するコネクタハウジングに、前記プリント基板を
固定する技術や、ターミナルに抜け止めの爪を形
成し、コネクタハウジングの外側から差し込む技
術等がある。しかしこれらの技術によると、コネ
クタハウジングの形成された孔、つまりターミナ
ルを挿通する孔から水分が浸入することを有効に
防止することが困難である。
そこで第2図で示すように、ターミナル21と
樹脂ホルダ20を予めインサートモールドし、ゴ
ムパツキン22を介してケース23の内側からコ
ネクタハウジング24の孔25に差し込み、その
後ケース23内側に形成された突起27と樹脂ホ
ルダ20の間にストツパ26差し込んで押え、ゴ
ムパツキン22によつて防水する技術が提案され
ている。しかしこの技術によればケース23の内
側からターミナル、樹脂ホルダ、ストツパ等を差
し込む為、組み付けが難しいばかりでなく、機器
ケース内部におけるコネクタ形成に要する占有面
積を大きくとることが必要となる等の問題点があ
る。
本考案の目的は、コネクタの組立作業が極めて
容易で作業効率が良く、防水性を有する電動アク
チユエータ等の機器ケースと一体となつたコネク
タを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するための手段として本考案
に係る電動アクチユエータ等のコネクタでは、電
動アクチユエータ等の機器ケースと、該ケースと
一体的に形成されると共に該ケースを奥壁とし
て、この奥壁にターミナル挿通孔を形成し且つ外
壁に少なくとも1つの係止孔を形成した開口部を
有するコネクタハウジングと、前記ターミナル挿
通孔に挿通されるターミナルと、該ターミナルを
保持し前記コネクタハウジングの係止孔に嵌合す
る係止突起を有するホルダと、防水性材料からな
り前記ターミナルを挿通する挿通孔を有するパツ
キンと、を備え、前記開口部から前記コネクタハ
ウジングの奥壁に向けて前記パツキンとターミナ
ルと、ホルダを順に組付けてなることを特徴とす
る。
[作用] 本考案の電動アクチユエータ等のコネクタは、
コネクタハウジングの開口部からコネクタハウジ
ング奥壁へ向かつて、パツキン、ターミナル、ホ
ルダを順番に組み付ける構成であるので、同一方
向から組付けが可能となり、またホルダにはコネ
クタハウジングの係止孔に嵌合する係止突起が形
成されているので、何等ネジ等の固定具を用いる
ことなくホルダとコネクタハウジングを確実に固
定させて組立てができ、組立作業が極めて容易で
作業効率を良好にすることができ、防水性材料か
らなるパツキンを、ホルダとコネクタハウジング
の奥壁の間に介在させたので、ターミナルを伝わ
つて水が浸入するのを有効に防止することができ
る。このように本考案によれば、同一方向からの
簡単な組み付けによつて、防水性を有する電動ア
クチユエータ等の危機ケースと一体となつたコネ
クタを得ることができる。
また、コネクタハウジングは機器ケースの外部
に形成したので、コネクタ形成に要する機器ケー
ス内部の占有面積を少なくすることができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。但し、当然のことであるが、以下の説明例
に記載し、または図示している構成部品、その他
の部材、配置等は、本考案を限定する趣旨ではな
く、単なる説明例に過ぎない。
第1図Aは本考案の一実施例を示す組立説明
図、第1図Bは組立状態を示す縦断面図である。
図において、電動アクチユエータ等の機器ケー
ス1には、コネクタハウジング2が一体的に射出
成形等により形成されている。該コネクタハウジ
ング2は開口部2dを有する外形逆凸状をしてお
り、電源側となるリード線11の端部に形成され
た雌形コネクタ10を嵌挿脱できるように形成さ
れている。そして本例では、コネクタハウジング
2の外壁である上下面で、且つ後述するホルダ3
の係止突起3bが装着される位置に、長方形状の
係止孔2b,2bが穿孔されている。さらにコネ
クタハウジング2の奥壁2cには、後述するター
ミナル4が挿通されるためのターミナル挿通孔2
a,2aがターミナル4の数だけ穿孔されてい
る。
またホルダ3は前記コネクタハウジング2内に
挿着されるように角形をなし、ターミナル4の数
に合わせて長手方向側面の左右(第1図Aにおい
て正面側)に二対、計四つのターミナル保持孔3
aが形成され、該ターミナル保持孔3aにターミ
ナル4を貫装する。そして長手方向上下面には爪
状の係止突起3b,3bが形成されている。本例
では、係止突起3b,3bが前記コネクタハウジ
ング2の係止孔2b,2bに嵌入するまで、ホル
ダ3の挿入を妨害しないように、係止突起3b,
3b下部に切欠部3c,3cを設け、係止突起3
b,3bがへこむように形成されている。
なお、係止突起3bはコネクタハウジング2の
係止孔2bに合致すれば良いため、必ずしも上記
実施例に限定されるものではなく、係止孔2bを
所望箇所、例えばコネクタハウジング2の側面に
形成し、係止突起3bをこれに合致できるよう
に、ホルダ3に形成することが可能である。
またターミナル4は黄銅、その他導電性の材質
から成り、その形状は、ホルダ3側が該ホルダ3
に形成された係止孔3a,3a…の幅と略同じで
あり、ケース1側が下記パツキン5に形成された
ターミナルの挿通孔5aに貫装する幅に形成さ
れ、さらにパツキン5と係合するための係止部4
bを形成して、パツキン5がホルダ3側に移動す
るのを防止している。
さらにパツキン5はゴム、合成樹脂等の防水性
を有する材質からなり、ターミナル4の端部が入
るようにターミナルの挿通孔5aが形成されてい
る。なお符号6はケース1のカバーである。
次に、上記の各構成部品の組付け及び作用につ
いて説明する。
コネクタハウジング2の開口部からコネクタハ
ウジング2の奥壁に向けて、パツキン5と、ター
ミナル4と、ホルダ3を順に組付けるが、先ず、
コネクタハウジング2にパツキン5を軽く押し込
み、次にターミナル4をパツキン5のターミナル
の挿通孔5aにそれぞれ挿通する。そしてホルダ
3をターミナル保持孔3aに合わせてコネクタハ
ウジング2内へ、順番に差し込む。このとき、タ
ーミナル4には係止部4bが形成されているの
で、パツキン5がホルダ3側に移動するのを防止
され、十分コネクタハウジング2の奥壁2cまで
押し込むことができる。即ち、ターミナル4、ホ
ルダ3及びパツキン5がコネクタハウジング2の
奥壁2cまで到達し、ターミナル4の端部はター
ミナル挿通孔2aを介してコネクタハウジング2
内に位置され、さらに押し込むと弾性部材から成
るパツキン5が圧縮される。そしてホルダ3の係
止突起3b,3bがコネクタハウジング2の孔2
b,2bに噛合し係合する。このように、係止突
起3bと2bが噛合するため、差し込まれたター
ミナル4、ホルダ3、パツキン5が抜けることが
ない。そしてパツキン5は圧縮されたままホルダ
3とコネクタハウジング2の奥壁2cの間に挟装
されることになる。
このときケース1の内側にはターミナル4の先
端部が出ているので、ここから内部配線を展開す
ることができる。
また予めターミナル4を、ホルダ3のターミナ
ル保持孔3aと、パツキン5のターミナルの挿通
孔5aにそれぞれ挿通して、これらをケース1の
外側からコネクタハウジング2の開口部からコネ
クタハウジング2の奥壁に向けて、パツキン5
と、ターミナル4と、ホルダ3を順に組付けるよ
うにしても良い。
なお、係止孔2b,2bに噛合しているホルダ
3の係止突起3bを押し、且つケース1の内側か
らターミナル4を押すことにより、ターミナル等
の取り外しが容易にできる。
[考案の効果] 上記のように本考案は、コネクタの構成部材
を、同一方向から組付けることができるので、作
業性に優れ、ホルダにはコネクタハウジングの係
止孔に嵌合する係止突起が形成されているので、
何等ネジ等の固着具を用いることなくホルダとコ
ネクタハウジングを確実に固定させて、コネクタ
の組立てができ部品点数を少なくできると共に組
立作業が極めて容易で作業効率を良好にすること
ができ、また防水性材料からなるパツキンをホル
ダとコネクタハウジングの奥壁の間に介在させて
いるので、ターミナルを伝わつて水が浸入するの
を有効に防止することができる。このように本考
案によれば、同一方向からの簡単な組み付けによ
つて、防水性を有する電動アクチユエータ等の機
器ケースと一体となつたコネクタを提供すること
ができる。
また、コネクタのハウジングを機器ケースの外
部に形成したので、コネクタ形成に要する機器ケ
ース内部の占有面積を少なくすることができる。
さらにターミナルが、コネクタハウジングの奥
壁である機器ケースのターミナル挿通孔と、ホル
ダのターミナル保持孔をそれぞれ貫通しており、
このホルダがコネクタハウジングに係止されるの
で、ターミナルは2箇所でコネクタに確実に固定
され、信頼性の高いコネクタを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案の一実施例を示す組立説明
図、第1図Bは組立状態を示す縦断面図、第2図
は従来例を示す組立説明図である。 1……機器ケース、2……コネクタハウジン
グ、2a……ターミナル挿通孔、2b……係止
孔、2c……奥壁、2d……開口部、3……ホル
ダ、3a……ターミナル保持孔、3b……係止突
起、4……ターミナル、5……パツキン、5a…
…ターミナルを挿通する挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動アクチユエータ等の機器ケースと、該ケー
    スと一体的に形成されると共に該ケースを奥壁と
    して、この奥壁にターミナル挿通孔を形成し且つ
    外壁に少なくとも1つの係止孔を形成した開口部
    を有するコネクタハウジングと、前記ターミナル
    挿通孔に挿通されるターミナルと、該ターミナル
    を保持し前記コネクタハウジングの係止孔に嵌合
    する係止突起を有するホルダと、防水性材料から
    なり前記ターミナルを挿通する挿通孔を有するパ
    ツキンと、を備え、前記開口部から前記コネクタ
    ハウジングの奥壁に向けて前記パツキンと、ター
    ミナルと、ホルダを順に組付けてなることを特徴
    とする電動アクチユエータ等のコネクタ。
JP1986002613U 1986-01-14 1986-01-14 Expired JPH0317420Y2 (ja)

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JP1986002613U JPH0317420Y2 (ja) 1986-01-14 1986-01-14

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JP1986002613U JPH0317420Y2 (ja) 1986-01-14 1986-01-14

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Publication Number Publication Date
JPS62116376U JPS62116376U (ja) 1987-07-24
JPH0317420Y2 true JPH0317420Y2 (ja) 1991-04-12

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JPS62116376U (ja) 1987-07-24

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