JPH0317408B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317408B2 JPH0317408B2 JP60268421A JP26842185A JPH0317408B2 JP H0317408 B2 JPH0317408 B2 JP H0317408B2 JP 60268421 A JP60268421 A JP 60268421A JP 26842185 A JP26842185 A JP 26842185A JP H0317408 B2 JPH0317408 B2 JP H0317408B2
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- current
- voltage
- transistor
- current conversion
- signal
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Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 24
- 230000005669 field effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電圧−電流変換回路に関し、特に、
交流電圧信号を交流電流信号に変換する電圧−電
流変換回路に関するものである。
交流電圧信号を交流電流信号に変換する電圧−電
流変換回路に関するものである。
第3図は、従来の電圧−電流変換回路を示す回
路図である。図において、PNPトランジスタ1
のエミツタは定電流回路3に接続されると同時
に、容量値Cの交流信号結合用コンデンサ5と抵
抗値Rの電流変換用抵抗6とを介して交流入力電
圧源7にも接続される。さらにNPNトランジス
タ2のエミツタは、PNPトランジスタ1のベー
スと定電流回路4とに接続され、NPNトランジ
スタ2のコレクタは電源(+VCC)に接続され
る。さらに、NPNトランジスタ2のベースは接
地される。
路図である。図において、PNPトランジスタ1
のエミツタは定電流回路3に接続されると同時
に、容量値Cの交流信号結合用コンデンサ5と抵
抗値Rの電流変換用抵抗6とを介して交流入力電
圧源7にも接続される。さらにNPNトランジス
タ2のエミツタは、PNPトランジスタ1のベー
スと定電流回路4とに接続され、NPNトランジ
スタ2のコレクタは電源(+VCC)に接続され
る。さらに、NPNトランジスタ2のベースは接
地される。
次に、第4図を参照してこの電圧−電流変換回
路の動作について説明する。第3図において、
PNPトランジスタ1のベースはNPNトランジス
タ2のエミツタ電位によつてバイアスされてお
り、さらにNPNトランジスタ2のベースは接地
されている。ここで、NPNトランジスタ2のベ
ース・エミツタ間電圧をVBE2とすると、NPNト
ランジスタ2のベース電位が0Vであるため、
NPNトランジスタ2のエミツタ電位は0Vより
VBE2だけ低くなり、このVBE2のバイアス電圧が
PNPトランジスタ1のベースに印加される。し
たがつて、PNPトランジスタ1のエミツタ電位
は上述のバイアス電圧−VBE2よりもPNPトラン
ジスタ1のベース・エミツタ間電圧、すなわち
VBE1だけ高くなり、ここでVBE2=VBE1とすると、
PNPトランジスタ1のエミツタ電位すなわち第
3図のA点における電位は0Vとなる。次に、交
流電圧信号Viを発生する交流入力電圧源7から、
電流変換用の抵抗6およびコンデンサ5を介して
i=Vi/Rなる電流信号がA点に注入される。こ
こで、PNPトランジスタ1のエミツタは定電流
回路3からの電流Iによつて定電流バイアスされ
ており、PNPトランジスタ1のコレクタからは
上述の電流信号iにバイアス電流Iを加えた電流
I+iが出力される。このバイアス電流Iは
PNPトランジスタ1をA級で動作させるために
必要なバイアス電流であつて、PNPトランジス
タ1の出力電流信号の振幅の最大値を決定するも
のである。
路の動作について説明する。第3図において、
PNPトランジスタ1のベースはNPNトランジス
タ2のエミツタ電位によつてバイアスされてお
り、さらにNPNトランジスタ2のベースは接地
されている。ここで、NPNトランジスタ2のベ
ース・エミツタ間電圧をVBE2とすると、NPNト
ランジスタ2のベース電位が0Vであるため、
NPNトランジスタ2のエミツタ電位は0Vより
VBE2だけ低くなり、このVBE2のバイアス電圧が
PNPトランジスタ1のベースに印加される。し
たがつて、PNPトランジスタ1のエミツタ電位
は上述のバイアス電圧−VBE2よりもPNPトラン
ジスタ1のベース・エミツタ間電圧、すなわち
VBE1だけ高くなり、ここでVBE2=VBE1とすると、
PNPトランジスタ1のエミツタ電位すなわち第
3図のA点における電位は0Vとなる。次に、交
流電圧信号Viを発生する交流入力電圧源7から、
電流変換用の抵抗6およびコンデンサ5を介して
i=Vi/Rなる電流信号がA点に注入される。こ
こで、PNPトランジスタ1のエミツタは定電流
回路3からの電流Iによつて定電流バイアスされ
ており、PNPトランジスタ1のコレクタからは
上述の電流信号iにバイアス電流Iを加えた電流
I+iが出力される。このバイアス電流Iは
PNPトランジスタ1をA級で動作させるために
必要なバイアス電流であつて、PNPトランジス
タ1の出力電流信号の振幅の最大値を決定するも
のである。
次に、第4図の曲線aは、PNPトランジスタ
1の特性、すなわちコレクタ電流Icとベース・エ
ミツタ間電圧VBEとの関係を示した曲線である。
PNPトランジスタ1のベースがNPNトランジス
タ2のエミツタ電位−VBE2によつて固定バイアス
されているため、A点の電位すなわちPNPトラ
ンジスタ1のエミツタ電位は入力電流信号I+i
によつて変動する。すなわち、PNPトランジス
タ1のベース・エミツタ間電圧VBE1は、第4図の
曲線bに示すごとく変動し、これに対してPNP
トランジスタ1のコレクタからは第4図の曲線c
に示すような波形の電流信号が出力される。
1の特性、すなわちコレクタ電流Icとベース・エ
ミツタ間電圧VBEとの関係を示した曲線である。
PNPトランジスタ1のベースがNPNトランジス
タ2のエミツタ電位−VBE2によつて固定バイアス
されているため、A点の電位すなわちPNPトラ
ンジスタ1のエミツタ電位は入力電流信号I+i
によつて変動する。すなわち、PNPトランジス
タ1のベース・エミツタ間電圧VBE1は、第4図の
曲線bに示すごとく変動し、これに対してPNP
トランジスタ1のコレクタからは第4図の曲線c
に示すような波形の電流信号が出力される。
従来の電圧−電流変換回路では、電圧−電流変
換用トランジスタのコレクタ電流とベース・エミ
ツタ間電圧との関係が第4図の曲線aに示したよ
うにトランジスタ特有の非線形であるため、ベー
ス・エミツタ間電圧の変動に対応する電流出力の
波形の上下振幅が第4図の曲線cに示したように
非対称となり、電圧信号を電流信号に変換すると
きの歪率が劣化するという問題点があつた。
換用トランジスタのコレクタ電流とベース・エミ
ツタ間電圧との関係が第4図の曲線aに示したよ
うにトランジスタ特有の非線形であるため、ベー
ス・エミツタ間電圧の変動に対応する電流出力の
波形の上下振幅が第4図の曲線cに示したように
非対称となり、電圧信号を電流信号に変換すると
きの歪率が劣化するという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、電圧−電流変換時の歪率の改
善を図つた電圧−電流変換回路を得ることを目的
とする。
になされたもので、電圧−電流変換時の歪率の改
善を図つた電圧−電流変換回路を得ることを目的
とする。
この発明にかかる電圧−電流変換回路は、電流
変換用トランジスタとして従来のバイポーラ形ト
ランジスタにかわつて電界効果形トランジスタを
用いたものである。
変換用トランジスタとして従来のバイポーラ形ト
ランジスタにかわつて電界効果形トランジスタを
用いたものである。
この発明においては電界効果形トランジスタの
入力電圧、すなわちゲート・ドレイン間電圧とド
レイン電流の直線性がバイポーラ形トランジスタ
よりも良いため、電流−電圧変換回路として歪率
特性が改善される。
入力電圧、すなわちゲート・ドレイン間電圧とド
レイン電流の直線性がバイポーラ形トランジスタ
よりも良いため、電流−電圧変換回路として歪率
特性が改善される。
〔実施例〕
第1図は、この発明の一実施例を示す回路図で
ある。本実施例の構成は、本発明のために用意さ
れたPチヤンネル(以下Pch)電界効果形トラン
ジスタ8を除いてはすべて第3図に示した従来の
電圧−電流変換回路の構成と同じである。すなわ
ち、Pch電界効果トランジスタのゲート電極Gは
NPNトランジスタのエミツタに接続され、ソー
ス電極Sには定電流回路3からのバイアス電流と
電流変換回路からA点に入力する電流が作用しド
レイン電極Dは電圧−電流変換回路の出力を送出
する。
ある。本実施例の構成は、本発明のために用意さ
れたPチヤンネル(以下Pch)電界効果形トラン
ジスタ8を除いてはすべて第3図に示した従来の
電圧−電流変換回路の構成と同じである。すなわ
ち、Pch電界効果トランジスタのゲート電極Gは
NPNトランジスタのエミツタに接続され、ソー
ス電極Sには定電流回路3からのバイアス電流と
電流変換回路からA点に入力する電流が作用しド
レイン電極Dは電圧−電流変換回路の出力を送出
する。
第2図は上記構成の動作を説明するための図で
Pch電界効果トランジスタのゲート・ソース間電
圧VGSとドレイン電流IDとの関係を表わす特性曲
線dに電圧−電流変換により入力された信号電流
iがバイアス電流Iに重ねられてI+iになる様
子を示したものである。電圧−電流変換用トラン
ジスタに電界効果トランジスタを使用しているた
めに、従来のバイポーラ形トランジスタより直線
性が良く、波形eのようなVGSの変化につれて出
力される信号波形も、波形fのように上下対称と
なる。なお、A点の直流電位を従来回路のように
0VにするためにPチヤンネル電界効果形トラン
ジスタ8のバイアス状態におけるVGSとNPNトラ
ンジスタ2のVBE2を同じ値に合わせることが望ま
しい。
Pch電界効果トランジスタのゲート・ソース間電
圧VGSとドレイン電流IDとの関係を表わす特性曲
線dに電圧−電流変換により入力された信号電流
iがバイアス電流Iに重ねられてI+iになる様
子を示したものである。電圧−電流変換用トラン
ジスタに電界効果トランジスタを使用しているた
めに、従来のバイポーラ形トランジスタより直線
性が良く、波形eのようなVGSの変化につれて出
力される信号波形も、波形fのように上下対称と
なる。なお、A点の直流電位を従来回路のように
0VにするためにPチヤンネル電界効果形トラン
ジスタ8のバイアス状態におけるVGSとNPNトラ
ンジスタ2のVBE2を同じ値に合わせることが望ま
しい。
以上のように、この発明によれば、電圧−電流
変換回路に電界効果形トランジスタを使用するこ
とによつて直線性を改善し、歪率を著しく改善す
ることができる。
変換回路に電界効果形トランジスタを使用するこ
とによつて直線性を改善し、歪率を著しく改善す
ることができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第
2図はその動作を説明するための特性図、第3図
は従来例を示す回路図、第4図はその動作を説明
するための特性図である。 2……NPNトランジスタ、3,4……定電流
回路、6……電流変換用抵抗、7……交流入力電
圧源、8……Pチヤンネル電界効果トランジス
タ。
2図はその動作を説明するための特性図、第3図
は従来例を示す回路図、第4図はその動作を説明
するための特性図である。 2……NPNトランジスタ、3,4……定電流
回路、6……電流変換用抵抗、7……交流入力電
圧源、8……Pチヤンネル電界効果トランジス
タ。
Claims (1)
- 1 電圧入力信号を電流出力信号に変換するため
の電圧−電流変換回路において、前記電圧入力信
号を電流信号に変換するための電流変換手段と、
一定電流を供給する定電流源と、これら電流変換
手段と定電流源とに接続された電極ソース、前記
電流出力信号を出力する電極ドレインおよび制御
電極ゲートを有する電界効果トランジスタと、入
力端子電極ベースが接地され、電極エミツタが前
記電界効果トランジスタのゲートに接続されかつ
電極コレクタが電源に接続されたトランジスタと
を備えたことを特徴とする電圧−電流変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60268421A JPS62126705A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 電圧−電流変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60268421A JPS62126705A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 電圧−電流変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62126705A JPS62126705A (ja) | 1987-06-09 |
JPH0317408B2 true JPH0317408B2 (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=17458249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60268421A Granted JPS62126705A (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 | 電圧−電流変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62126705A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2798447B2 (ja) * | 1989-11-21 | 1998-09-17 | 日本電気株式会社 | 電界効果トランジスタのバイアス回路 |
-
1985
- 1985-11-27 JP JP60268421A patent/JPS62126705A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62126705A (ja) | 1987-06-09 |
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