JPH0317344A - 板材のとめ付け工法 - Google Patents

板材のとめ付け工法

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JPH0317344A
JPH0317344A JP8161890A JP8161890A JPH0317344A JP H0317344 A JPH0317344 A JP H0317344A JP 8161890 A JP8161890 A JP 8161890A JP 8161890 A JP8161890 A JP 8161890A JP H0317344 A JPH0317344 A JP H0317344A
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Hiroshi Nakada
洋 中田
Izumi Ogasawara
小笠原 和泉
Tehiro Iwamoto
岩本 政弘
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Showa Denko Kenzai KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として窯業系材料による長手両縁に本実、相
決り等の接合部を有する長方形の板材を建築物の下地に
とめ付ける板材のとめ付け工法、およびこの工法に使用
する板材のとめ付け具に関する。
〔従来の技術〕
従来、セメント等の窯業系材料によってつくられた長方
形の板材を取付け具を用いて建築物の下地にとめ付ける
には、例えば、第19図に示すように、下地lに当接し
ビス2等で係止される平板部3a、および平板部3aに
連接された、板材4の接合部4aに沿う形状の固定部3
bよりなる取付け金具3を用い、平板部3aを下地1に
ビス2で係止している。
上記固定部3bは、板材接合部に沿う形状としたが、接
合部が相決りの場合には、先端が丁字形に開いたもの、
或いは板材の背面に接合部に平行に設けられ溝に引掛け
るタイプのものなど、従来知られている種々な形状のも
のが用いられる。
上記板材の接合部にはシーリング材5が配置され、風雨
の侵入が防止されるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、上記の板材取付け金具は、下地に不陸があると
、板材の取付け施工に手間ががかり、また板材によって
形成される壁面に凹凸を生じ外賎が損なわれるばかりで
なく、無理な施工により、板材に損傷を与えることがあ
った。
これを解決するため、上記下地lと平阪部3aの間にラ
イナーを入れてレベルを調整することも行なわれている
が、微妙な不陸量に対応するためには、厚さの異な゛る
各種ライナーを準備しなければならず、取付ける手間が
かかるばかりでなく、保有備品の数量が増大し、経済性
を損なう欠点があった。
本発明者等は上記の問題を解決すべく種々検討を行なっ
た結果、断面が長方形の板を斜めに切断し、縦断面が直
角三角形の2枚の板を形成し、切断面を切断面の傾斜方
向にずらすと、上下面は平行状態を保持して厚さが変化
する公知の現象が、不陸の調整に利用出来ると考えた。
本発明は上記の考えに基づいてなされたもので、容易に
下地の不陸を調節して板材をとめ付けることが出来る板
材のとめ付け工広、およびその工法に用いる板材のとめ
付け具を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達或するため、本発明の工法は、下地面に
当接する下地当接面を有する下地当接部および下地当接
部の下地当接面に対して所定の角度の傾斜面を有する傾
斜部よりなり、上記下地当接部の下地当接面に垂直かつ
傾斜面の傾斜方向に延在する長孔が穿設されているピー
ス状の下地とめ具と、 上記下地とめ具の傾斜面に当接する、とめ付け面を有す
るとめ付け部およびとめ付け部に一体に設けられ、上記
傾斜面にとめ付け面を当接し、傾斜方向に移動した場合
、とめ付けた板材が上記下地当接面と平行状態を保持す
る板材とめ付け部よりなり、上記板材とめ付け部の中央
には、上記下地当接面に垂直なビス孔が穿設されている
ピース状の板材とめ具とを用いる板材のとめ付け工法で
あって、 上記下地とめ具の傾斜面に、上記板材とめ具のとめ付け
面を当接し、板材とめ具のビス孔および下地とめ具の長
孔にビスをn通し、上記板材とめ具を下地の所定の位置
に配置し、 上記下地とめ具の長孔をビスに沿って移動させ、上記板
材とめ具にとめ付けられる際の板材の下地との距離を調
整して、下地にビス止めし、上記板材とめ付け部に板材
をとめ付ける。
また本発明の板材とめ付け具は、下地面に当接する下地
当接面およびこの下地当接面に対して所定の角度の傾斜
面を有し、上記下地当接面に垂直で、傾斜面の傾斜方向
に延在する長孔が設けられたピース状の下地とめ具と、 上記傾斜面に当接するとめ付け面およびこのとめ付け面
に対して上記下地とめ具の下地当接面、傾斜面のなす角
度と同じ角度の平面状の板材とめ付け部を有し、上記平
面状の板材とめ付け部に垂直なビス孔が穿設されたピー
ス状の板材とめ具とよりなる。
或いは、長手方向の長孔が穿設された長方形の下地当接
面を底面とした、溝状の下地当接部および上記溝状の下
地当接部の両側面上縁にそれぞれ離れる方向に一体に連
接され、上記下地当接面の長さ方向に傾斜し、かつ同一
平而に含まれる傾斜面を有する傾斜部よりなるピース状
の下地とめ具と、 上記下地とめ具の傾斜面にそれぞれ当接するとめ付け面
の間に、上記とめ付け面を傾斜面に当接した際、上記下
地当接面と平行となり中央に垂直方向のビス孔が穿設さ
れている係止面を有するとめ付け部、およびこのとめ付
け部の両側とめ付け面、係止面よりなる両縁より断面が
ハ字形の板状突出部が一体に連設され、一方の突出部の
先端には、板材の接合部を固定する固定部が形成され他
方の突出部先端には、板材の面に当接する支持部が形威
された板材とめ付け部よりなるピース状の板材とめ具と
を有し、上記板材とめ具のとめ付け面を、上記下地とめ
具の傾斜面に当接し、下地とめ具を傾斜方向移動した場
合、上記板材とめ付け部にとめ付けられた板材が、上記
下地当接面に平行に保持されるように構成されている。
また、上記下地とめ具の傾斜面と板材とめ具のとめ而を
長孔に沿って移動自在に係止し、この係止した板材とめ
付け具を用いることによって、作業し易いようにするこ
とも出来る。
さらに別個の係止部材を用いて、下地とめ具と板材とめ
具とを係止してもよい。
〔作 用〕
本発明は上記の構成となっているので、下地とめ具の傾
斜面と板材とめ具のとめ付け面を当接して、ビスで仮ど
めし、下地とめ具の長孔をビスに沿って移動させること
により、容易に下地の不陸が調整される。
〔実施例〕
第l図(a),(b)は本発明に係る板材とめ付け具の
一実施例を示すもので、図中符号11は下地とめ具であ
る。
下地とめ具11は、平面形状が長方形、下面は、下tt
tllに当接する下地当接面12で、上面は下地当接面
に対して長さ方向に傾斜した傾斜而13となっている。
この下地とめ具11には、幅方向中央に、上記下地当接
面に垂直、かつ傾斜方向に延在する長孔l4が穿設され
ており、主としてアルミ押出して中空材としたり、プラ
スチノク、硬質ゴム等を戊形加工してつくられている。
また板材とめ具l6は、下面が上記傾斜面に当接すると
め付け面l7となっており、上面は上記とめ付け面17
に対して、上記下地当接面12と傾斜面l3とのなす角
αと同じ角αの平面状の板材とめ付け部18となってお
り金属板を曲げ加工して形成されている。上記板材とめ
付け部l8の中央には垂直なビス孔19が穿設されてい
る。なお、当然のことながら、ビス孔l9はとめつけ部
l8の長さ方向に沿う長孔でもよい。
上記下地とめ具11および板材とめ具16とによって本
発明の板材とめ付け具が構成されている。
上記説明において、下地とめ具11はアルミ押出し中空
材やプラスチノク等の成形加工によってつくられ、板材
とめ具16は、金属板の曲げ加工によってつくられると
したが、これに限るものでなく、いずれもアルミ押出し
中空材やプラスチック等の一体成形品或いは金属板の曲
げ加工品、木材加工品等が使用出来る。
また、傾斜面l3、とめ付け面l7には、相互のすべり
を防止する筋状等の凹凸を設けてもよい。
上記構成の板材とめ付け具を用いて下地1に板材4をと
め付けるには、第2図に示すように先ず下地とめ具11
の傾斜面l3と板材とめ具16のとめ付け而I7を当接
しビス孔19および長孔l4を挿通し、上記板材とめ具
16が下地1の所定の位置となるようにとめビス2を仮
とめし、下地当接面l2と板材とめつけ部I8が平行と
なるように傾斜面13ととめつけ而17とを当接すると
ともに、上記下地とめ具11の長孔14をビス2に対し
て移動させ、上記板材とめ具16の板材とめつけ部l8
の面と下地1との距離を変化させ、下地1の不陸を調整
した後、ビス2を締め込み、板材とめつけ具を固定する
次いで、板材4の端部をそれぞれ上記板材とめつけ部1
8の上面に位置せしめて、板材ビス2によってとめつけ
る。上記板材4の端部によって形成される目地にはバッ
クアノプ材20,目地材21が充填される。
このように、下地とめ具1lを移動させることによって
下地の不陸が精度よく、多種の部品を用いずに稠整され
るので、外観の優れた壁面が容易に形成される。
第3図(a),(b)および第4図(a).(b)は、
本発明の板材とめつけ具の第2実施例を示すもので、第
3図(a),(b)は下地とめ具l1、第4図(.a)
,(b)は板材とめ具16である。
下地とめ具11は長手方向の長孔14が穿設された長方
形の下地当接面12を底面とした満状の下地当接部3l
と、溝状の下地当接部3lの両側面31aの上縁3lb
に、相互に離れる方向に一体に連設され、上記下地当接
面12に対して長さ方向に傾斜し、かつ同一平面上にあ
る傾斜而13を有する傾斜部32とによって形成されて
いる。
また、板材とめ具16は、下地とめ具l1の傾/ 斜面l3にそれぞれ当接するとめつけ面l7か形成され
、これらの間には、上記とめつけ面l7を上記傾斜面l
3に当接した場合、上記下地当接而l2と平行で中央に
下地当接面12に垂直なビス孔l9が穿設されている係
止而33を有するとめつけ部34と、このとめ付け部3
4両側のとめ付け面17および係止面33よりなる両縁
34aから、断面がハ字形の板状の突出部35が一体に
連設され、この一 方の突出部35の先端は、板材4の
接合部4aに沿う形状に曲げられ、板材固定部36が形
成され、他方の突出部35の先端は、折曲げられ、板材
4の背面に当接する板材支持部37となっている板材と
め付け部l8とによって構成されている。
上記下地とめ具l1と板材とめ具16よりなる板材とめ
付け具は、板材とめ具l6のとめ付け面17を下地とめ
具1lの傾斜面13に当接し、傾斜方向に移動した場合
、上記板材とめ付け部l8にとめ付けられた板材4が、
下地当接面12に平行に保持されるように構成されてい
る。
なお図中、38は、とめ付け面l7と傾斜面13とのす
べりを防止する筋状の凹凸である。
上記、下地とめ具11,板材とめ具16は強度面から、
プラスチック等は使用出来ず、金属板の打抜き、曲げ加
工、プレス加工等によってつくられる。
上記のとめ具1116を用いて板材をとめ付けるには、
第5図に示すように板材とめ具l6のビス孔19、下地
とめ具11の長孔14をビス2で順次挿通し、板材とめ
具I6の下地Iに対する位置を決めてビス2を仮どめし
、下地とめ具l1の長孔14をビス2に沿って移動させ
、板材とめ具16の下地1との距離を:A整して、板材
4の接合部4aに板材固定部36を当接して、ビス2を
締め、板材とめ付け具を下地に係止する。この操作によ
って下地lの不陸は調整され、板材4が固定される。次
いで、上の板材4の接合部を上記板材固定部36を挾ん
で載置し、同様にして上の接合部を板材とめ付け具によ
ってとめ付ける。この板材4の背面は板材支持部37に
よって支持され、板材相互の接合と相俟って、板材は下
地に強固に取付けられる。
なお、板材固定部は板材の接合部に沿う形としたが、こ
れに限るものでなく、第6図に示すように板材固定部3
6を丁字形とし上下の板材を固定する等、従来の板材固
定用の種々な金具形状はいずれも使用出来、さらに板材
支持部37は、金具の補強の為に設けたものであり、強
度に支障が無ければ設けなくとも板材のとめ付けは可能
である。
また、第7図(a),(b)および第8図(a).(b
)(C),(d)は板材とめ付け具の第3実施例を示す
もので、第7図(a)は下地とめ具11である。
下地とめ具11(下地当接部31)は、長手方向の長孔
14が穿設されている長方形の傾斜面13を底面として
溝状に形成されている。この側板41は台形で、上記側
板の下縁(溝状部分に対しては上縁)である下地当接縁
41aを下地lに当接した場合、下地面に対する傾斜面
13の長手方向の角度が所定の角度となるように構成さ
れている。
なお、第7図(b)に示すように側板下縁に側板に対し
て直角に離れる方向に下地当接板41(b)を設け、下
地の損傷を防止してもよい。また上記下地当接板4lb
は、二点鎖線で示すように、対向させてもよい。
また、板材とめ具l6は、第8図(a)〜(d)に示す
ように垂直投影形状が長方形で、長手両端部が上記下地
とめ具の傾斜面に当接するとめ付け面42となっている
。これらとめ付け面4lの中間部43には、中央にビス
孔43aが設けられ、ビス孔43aの両側には、下方に
曲げて立ち下げ可能な、一部44aが接続して切断され
た係止爪44が形成されている。また中間部43は、上
記下地とめ具l1の傾斜面l3に、板材とめ具l6のと
め付け面42を当接した場合、上記下地当接縁41aを
含む面に平行となるように形成されている。これらとめ
付け面42、中間部43よりなるとめ付け部34を底面
として溝状に形成され、この溝状の側板を形成する支持
側板45の上縁45aには、一体に両側に離れる方向に
、上記中間部43に平行な所定幅の板材支持板46が連
設されている。これら板材支持板46の長手方向の一方
の端縁46aには、板材4の接合部に沿って屈曲された
、板材固定部36が一体に連設され板材とめ付け部18
が構成されている。
上記下地とめ具11および板材とめ具16を第9図(a
),(b)に示すように、下地当接縁41aを含む面と
板材支持板46とが平行となるように、傾斜面l3と、
とめ付け面42とを当接するとともに、上記係止爪44
を長孔l4に挿入し、外側に開いて、下地とめ具l1と
板材とめ具l6を連結して、板材とめ付け具を形成して
いる。
したがって、上記板材とめ具のビス孔43aおよび下地
とめ具の長孔14にビス2を挿通して板材4の接合部4
aに板材固定部36を当接し、下地lの所定の位置に仮
とめし、下地とめ具の長孔13をビス2にIQって移動
し、板材支持板46と下地lとの間隔を調整する。この
際係止爪44は長孔l4の長さ方向には自由に移動する
ので、間隔の調整は容易である。次いでビス2を締めれ
ば板材は下地に強固にとめ付けられる。
また、第10図(a),(b)および第l1図(a),
(b ), (c )は、板材とめ付け具の第4実施例
を示すもので、この実施例においては、第7図(a)ま
たは(b)に示す下地とめ具l1が用いられるのでその
説明を省略する。
板材とめ具l6は、第10図(a ), (b )に示
すように、長方形で幅方向中央に長手方向に長いとめ孔
6lが設けられ、上記下地とめ具1lの傾斜面l3に当
接するとめ付け面62を有し、このとめ付け而62を底
面として溝状に形成されている。
この溝状部分の両側板を形成する支持側板63の上縁6
3aには、両側に離れる方向に板材支持板64が一体に
連設されている。この板材支持板64は、上記下地とめ
具l1の下地当接縁41aを下地1面に当接し、傾斜面
13にとめ付け面62を当接し、長孔l4と、長いとめ
孔6lを合わせた場合、下地1と平行に保持されるよう
になっている。
これら板材支持仮64の長手方向の一方の端縁64aに
は、板材4の接合部に沿うように屈曲された板材固定部
65が一体に連設され、板材とめ部l8が構成されてい
る。
また、第11図(a),(b),(c)は、係止部材7
lを示すもので、頭部72には、垂直方向のビス孔73
aが穿設された平面部73が設けられている。この平面
部73の対向する縁には、側板74が一体に連設され、
断而コ字形の溝状となっている。この側板74の先端縁
74aは、平面部73に対する角度が下地lと下地とめ
具11め傾斜面13とのなす角度と同じになっている。
これら側板74の先端縁74aには、互いに近づく方向
に一体に幅調整板75が突設されている。この幅調整板
75の先端には、開く方向に賦勢された、板状のバネ7
6の基部が一体に取付けられている。
このバネ76の先端部は広がる方向に凸状に屈曲され、
湾曲部76aが形成されている。
上記下地とめ具11、板材とめ具16および係止部材ハ
を用いて板材をとめ付けるには、第12図(a).(b
)に示すように、下地とめ具11の傾斜面l3と、板材
とめ具l6のとめ付け面62とを当接し、長孔l4と長
いとめ孔61とを合わせ、これに上記係止部材ハのバネ
76を挿入する。この際、板状のバネ76は開く方向に
賦勢されており、バネ76の面によって長孔14、長い
とめ孔61の対向する長手縁が押圧されるので、板材と
め具16は長孔I4に沿って移動するが、板材とめ具の
係止部材ハを中心とする回勤は阻止され、また係止部材
ハのバネ76先端部には湾曲部76aが形成されている
ので、係止部材7lが長孔l4、長いとめ孔6lより抜
けることがなく、下地とめ具11および板材とめ具l6
が一体化されているので板材とめ付け具の取扱いが容易
となる。
また、下地とめ具11、板材とめ具16に取り付けられ
た係止部材ハの平面部73は、下地lの面と平行となる
ので、ビス2を下地にねじ込み易く、板材とめ付け具を
下地Iに強固にとめ付けることが出来る。
また、第13図(a),(b),(C)は係止部材の他
の例を示すもので、係止部材8lの頭部82には垂直方
向のピス孔83aが穿設された平面部83が設けられて
いる。この平面部83の対向する縁には、狭幅脚板84
、および広幅脚仮85がそれぞれ平面部83に直角かつ
一体に連設されている。この広幅脚板85の先端縁には
位置調整板86が上記平面板部83と同じ方向に一体に
連設されている。この位置調整板86の先端縁には、脚
板87が平・面部83に対して反対側、かつ直角に一体
に連設されている。この脚板87には両側から対向して
スリット88が切込まれており、このスリット88の幅
は、下地とめ具1lの傾斜面l3と板材とめ具16のと
め付け面62の厚さの和より広く形成されている。
上記構成の係止部材8lには、第7図(a)または(b
)の下地とめ具l1と、第10図(a),(b)の板材
とめ具I6が用いられる。
すなわち、第14図(a),(b)に示すように、下地
とめ具11の傾斜面13と、板材とめ具l6のとめ付け
面62とを当接し、長孔l4と長いとめ孔6lを合わせ
る。この合わせた長孔に脚板89を挿入し、90゜回転
し、スリット88によって、長孔l4と長いとめ孔61
の対向する長手縁を扶持する。この場合、係止部材8l
の平面部83は、板材とめ具l6の板材支持板64と平
行となるように各脚板の寸法が決められている。
このようにして、下地とめ具11、板材とめ具16は係
止されるが、長孔L4に沿う板材とめ具l6の移動は自
在で、かつ一体化されているので、板材のとめ付けは容
易となる。
第15図(a),(b),(c)は、係止部材81の他
の例を示す、第l3図(c)相当図で、第15図(a)
、はスリノト88を位置調整板に近接して設けられてい
る係止部材、第l5図(b)は、狭幅脚板84に位置調
整板86を介して脚板87を設けたもの、第15図(c
)は、狭幅脚板84、広幅脚板85の両方に位置調整板
を介して脚板87を設けたもので、使用方法は、第I3
図(a ), (b ),(C)と同しであるので説明
を省略する。
また、第16図および第l7図(a),(b)は下地と
め具1lと板材とめ具l6とを係合した池の例を示すも
ので、第16図は下地とめ具l1である。
この下地とめ具2は、長手方向の長孔l4が穿設された
長方形の下地当接面51を底面とした溝状の下地当接部
52、および上記下地当接部52の両側而53の上縁に
、それぞれ離れる方向に一体に連接され、上記下地当接
面5lに対して長さ方向に所定の角度に傾斜し、かつ同
一平面に含まれる細幅の傾斜面54よりなる。
また、板材とめ具l6は、第8図(a),(b)のもの
とほぼ同じであるが、,係止爪44はなく、支持側板4
5のとめ付け面42に接続する部分に下の一部55aが
接続した長方形の把持爪55が設けられている。
上記下地とめ具l1および板材とめ具16を第l8図(
a),(b)に示すように、細幅の傾斜面54ととめ付
面42を、板材支持板46が下地当接面51と平行によ
るように当接し、把持爪55を折曲げて上記細幅の傾斜
面54を把持せしめれば、下地とめ具11と、板材とめ
具l6の長さ方向の移動は自在で、同様にして容易に板
材をとめ付けることが出来る。
上記、下地とめ具と板材とめ具を分離せず、かつ長さ方
向の移動を自在とすることにより現場作業効率を高める
ことが出来る。また、板材固定部の形状は、前説明と同
様これに限るものでなく、従来公知のものがいずれも使
用出来る。
なお、上記説明は板材の横張りについて説明したが、同
様にして縦張りも行うことが出来る。
また、力の加わる板状部分、例えば板材支持板46等に
は第l7図(a)に示すように適宜リブ56を設けて強
度を高めることも出来る。
また、本発明においては、傾斜面を有する下地とめ具を
移動するすれば、板材とめ具によって固定される板材と
下地との距離の調整が出来るものはいずれも含まれるも
のとする。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明に係る板材とめ付け工法および
板材とめ付け具は、下地とめ具を傾斜方向に移動するこ
とによって、板材とめ具に固定される板材は、下地と平
行な状態を保持して下地との距離が変化し、下地の不陸
が正確、かつ容易に調整出来るので、人手を要さず、部
品も下地とめ具、板材とめ具、ビスのみで施工出来、さ
らに上記下地とめ具と板材とめ具を不可分とすることに
より、作業能率を高めることが出来る等多くの長所を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明に使用する板材とめ付け
具の第l実施例を示す斜視図で、第1図(a)は下地と
め具、第1図(b)は板材とめ具、第2図は第l図(a
),(b)の板材とめ付け具を用いて板材をとめ付ける
工法の説明図、第3図(a),(b)および第4図(a
),(b)は本発明の板材とめ付け具の第2実施例を示
す図で、第3図(a)は下地とめ具のホ4視図、第3図
(b)は第3図(a)のIII−III線矢視図、第4
図(a)は板材とめ具の平面図、第4図(b)は第4図
(a)のIV−IV線矢視図、第5図は第3図、第4図
の板材とめ付け具を用いた板材とめ付け工法の説明図、
第6図は板材固定部の異なる場合の第5図相当図、第7
図および第8図(a).(b),(c),(d)は板材
とめ付け具の第3実施例を示すもので、第7図は下地と
め具の傾斜図、第8図(a)は板材とめ具の傾斜図、第
8図(b)は第8図(a)の■−■線矢視断面図、第8
図(C)は第8図(b)の■゛一■゛線矢視図、第8図
(d)は第8図(C)の■゜゛一■゜゜線矢視図、第9
図(a),(b)は第7図の下地とめ具および第8図の
板材とめ具を用いて板材をとめ付けた状態を示すもので
、第9図(a)は板材をとめ付けた状態を示す縦断面図
、第9図(b)は第9図(a)のIX − IX線矢視
断面図、第10図(a),(b)および第11図(a)
,(b),(C)は板材のとめ付け具の第4実施例を示
すもので、第10図(a)は板材とめ具の斜視図、第1
0図(b)は第10図(a)のX−X線矢視断面図、第
ti図(a),(b),(c)は係止部材を示すもので
、第l1図(a)は斜視図、第11図(b)は第11図
(a)のX[−XI線矢視図、第11図(C)は第11
図(b)のM“一M゛線矢視図、第12図(a)は板材
をと′め付けた状態を示す図、第l2図(b)は第l2
図(a)の■−■線矢視断面図、第13図(a),(b
),(C)は係止部材の他の例を示すもので、第13図
(a)は斜視図、第l3図(b)は第13図(a)のx
m−xm線矢視図、第13図(C)は第13図(b)の
xm’−xm“線矢視図、第l4図(a)は第l3図の
係止部材を用いて板材をとめ付けた状態を示す図、第1
4図(b)は第14図(a)の:l−XIV線矢視断面
図、第l5図は(a),(b ), (c )はスリノ
トを有する係止部材の他の例を示す第13図(C)相当
図、第l6図および第17図(a),(b)は下地とめ
具と板材とめ具を係合する他の例を示すもので、第16
図は下地とめ具の傾斜図、第l7図(a)は板材とめ具
の斜視図、第l7図(b)は第l7図(a)のX■−X
■線矢視断面図、第18図(’a),(b)は第16図
の下地とめ具および第17図の板材とめ具を用いて板材
をとめ付けた状態を示すもので、第18図(a)は縦断
面図、第l8図(b)は第18図(a)のX■一X■線
矢視断面図、第l9図は従来の工法および使用金具の一
例を示す図である。 1・・・・・・下地、2・・・・・・ビス、2゜・・・
・・・板材ビス、3・・・・・・取付け金具、3a・・
・・・・平板部、3b・・・・・・固定部、4・・・・
・・板材、4a・・・・・・接合部、5・・・・・・シ
ーリング材、1l・・・・・・下地とめ具、2・・・・
・下地当接面、l3・・・・・・傾斜面、4・ ・長孔
、16・・・・・・板材とめ具、7・・・・・とめ付け
面、18・・・・・・板材とめ付け部、9・・・・・・
ビス孔、20・・・・・ノくソクアノフ材、1・・・・
・・目地材、3l・・・・・・下地当接部、la・・・
・・側面、3lb・・・・・・上縁、2・・・・・・傾
斜部、33・・・・・・係止面、4・・・・・・とめ付
け部、34a・・・・・・両縁、5・・・・・・突出部
、36・・・・・板材固定部、7・・・・・・板材支持
部、38・・・・・凹凸、1・・・・・・側板、41a
・・・・・・下地当接縁、1b・・・・・・下地当接板
、42・・・・・・とめ付け面、3・・・・・・中間部
、43a・・・・・・ビス孔、4・・・・・・係止爪、
44a・・・・・・接続している一部、5・・・・・・
支持側板、45a・・・・・・上縁、6・・・・・・板
材支持板、46a・・・・・・一方の端縁、■・・・・
・・下地当接面、52・・・・・下地当接部、3・・・
・・側面、53a・・・・・・上縁、4・・・・・・細
幅の傾斜面、55・・・・・把持爪、5a・・・・・・
接続している一部、56・・・・・・リブ1・・・・・
・長いとめ孔、62・・・・・・とめ付け面、3・・・
・・・支持側板、63a・・・・・上縁、4・・・・・
・板材支持板、64a・・・・・・一方の端縁、5・・
・・・・板材固定部、ハ・・・・・係止部材、2・・・
・・・頭部、73・・・・・・平面部、3a・・・・・
・ビス孔、74・・・・・側板、74a・・・・・先端
縁、75・・・−・・幅調整板、76・・・・・・板状
のバネ(バネ)、76a・・・・・・湾曲部、8l ・
・・・係止部材、82・・・・・頭部、83・・・・・
平面部、83a・・・・・・ビス孔、84・・・・狭幅
脚板、85・・・・・・広幅脚板、86・・・・・位置
調整板、87・・・脚板、88・・・・・スリット。 第1図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下地面に当接する下地当接面を有する下地当接部
    および下地当接部の下地当接面に対して所定の角度の傾
    斜面を有する傾斜部よりなり、上記下地当接部の下地当
    接面に垂直かつ傾斜面の傾斜方向に延在する長孔が穿設
    されているピース状の下地とめ具と、 上記下地とめ具の傾斜面に当接するとめ付け面を有する
    とめ付け部およびとめ付け部に一体に設けられ、上記傾
    斜面にとめ付け面を当接し、傾斜方向に移動した場合、
    とめ付けた板材が上記下地当接面と平行状態を保持する
    板材とめ付け部よりなり、上記板材とめ付け部の中央に
    は、上記下地当接面に垂直なビス孔が穿設されているピ
    ース状の板材とめ具とを用いる板材のとめ付け工法であ
    っ上記下地とめ具の傾斜面に、上記板材とめ具のとめ付
    け面を当接し、板材とめ具のビス孔および下地とめ具の
    長孔にビスを挿通し、上記板材とめ具を下地の所定の位
    置に配置し、 上記下地とめ具の長孔をビスに沿って移動させ、上記板
    材とめ具にとめ付けられる際の板材の下地面との距離を
    調整して、下地にビス止めし、上記板材とめ付け部に板
    材をとめ付けることを特徴とする板材のとめ付け工法。
  2. (2)長手方向の長孔が穿設されている長方形の傾斜面
    を底面として溝状に形成され、上記溝状部分の側板は台
    形で、上記側板の上縁の下地当接縁を下地に当接した場
    合、上記下地面に対する傾斜面の長手方向の角度が所定
    の角度となるように構成された下地当接部よりなるピー
    ス状の下地とめ具と、 長方形で、幅方向中央に長手方向に長いとめ孔が設けら
    れ、上記下地とめ具の傾斜面に当接するとめ付け面を有
    し、このとめ付け面を底面として溝状に形成され、この
    溝状部分の両側板をそれぞれ形成する支持側板の上縁に
    は、両側に離れる方向、かつ上記下地とめ具の下地当接
    縁を下地に当接し、傾斜面にとめ付け面を当接した場合
    、下地面と平行となる所定幅の板材支持板が連設され、
    これら板材支持板の長手方向の一方の端縁には、それぞ
    れ板材固定部が一体に設けられている板材とめ付け部を
    有する板材とめ具と、 頭部に設けられた垂直方向のビス孔が穿設された平面部
    、および上記下地とめ具の傾斜面と板材とめ具のとめ付
    け面とを当接し、長孔と長いとめ孔を合わせ、長孔と長
    いとめ孔が長さ方向に移動自在にとめ付ける脚部とを有
    し、上記脚部によってとめ付けた場合、平面部が上記板
    材支持板と平行になる係止部材とを用いる板材のとめ付
    け工法であって、 上記下地とめ具の傾斜面に、上記板材のとめ具のとめ付
    け面を当接して長孔と長いとめ孔を合わせ、係止部材の
    脚部によってとめ付け、平面部のビス孔、長孔、長いと
    め孔にビスを挿通し、上記板材とめ具を下地の所定の位
    置に配置し、 上記、下地とめ具の長孔をビスに沿って移動させ、上記
    板材とめ具の板材支持板と下地面との距離を調整して、
    下地にビス止めし、上記板材とめ付け部に板材をとめ付
    けることを特徴とする板材のとめ付け工法。
  3. (3)下地面に当接する下地当接面およびこの下地当接
    面に対して所定の角度の傾斜面を有し、上記下地当接面
    に垂直で、傾斜面の傾斜方向に延在する長孔が設けられ
    たピース状の下地とめ具と、上記傾斜面に当接するとめ
    付け面およびこのとめ付け面に対して上記下地とめ具の
    下地当接面、傾斜面のなす角度と同じ角度の平面状の板
    材とめ付け部を有し、上記平面状の板材とめ付け部に垂
    直なビス孔が穿設されたピース状の板材とめ具とよりな
    ることを特徴とする板材のとめ付け具。
  4. (4)長手方向の長孔が穿設された長方形の下地当接面
    を底面とした、溝状の下地当接部および上記溝状の下地
    当接部の両側面上縁にそれぞれ離れる方向に一体に連接
    され、上記下地当接面の長さ方向に傾斜し、かつ同一平
    面に含まれる傾斜面を有する傾斜部よりなるピース状の
    下地とめ具と、上記下地とめ具の傾斜面にそれぞれ当接
    するとめ付け面の間に、上記とめ付け面を傾斜面に当接
    した際、上記下地当接面と平行となり中央に垂直方向の
    ビス孔が穿設されている係止面を有するとめ付け部、お
    よびこのとめ付け部の両側とめ付け面、係止面よりなる
    両縁より断面がハ字形の板状突出部が一体に連設され、
    一方の突出部の先端には、板材の接合部を固定する固定
    部が形成され他方の突出部先端には、板材の面に当接す
    る支持部が形成された板材とめ付け部よりなるピース状
    の板材とめ具とを有し、上記板材とめ具のとめ付け面を
    、上記下地とめ具の傾斜面に当接し、下地とめ具を傾斜
    方向移動した場合、上記板材とめ付け部にとめ付けられ
    た板材が、上記下地当接面に平行に保持されるように構
    成されていることを特徴とする板材のとめ付け具。
  5. (5)長手方向の長孔が穿設されている長方形の傾斜面
    を底面として溝状に形成され、上記溝状部分の側板は台
    形で、上記側板の上縁の下地当接縁を下地面に当接した
    場合、上記下地面に対する傾斜面の長手方向の角度が所
    定の角度となるように構成された下地当接部よりなるピ
    ース状の下地とめ具と、 垂直投影形状が長方形で、長手両端部が上記下地とめ具
    の傾斜面に当接するとめ付け面となっており、中間部が
    中央にビス孔を有し、ビス孔の両側には、下方に曲げて
    立ち下げ可能な、一部が接続して切断された係止爪が形
    成され、上記とめ付け面を下地とめ具の傾斜面に当接し
    た場合、上記中間部が上記下地当接縁を含む面に平行と
    なっている、とめ付け部を底面として溝状に形成され、
    この溝状部分の側板を形成する支持側板の上縁には一体
    に両側に離れる方向に上記中間部と平行な所定幅の板材
    支持板が連設され、これら板材支持板の長手方向の一方
    の端縁には、それぞれ板材固定部が一体に設けられてい
    る板材とめ付け部とを有するピース状の板材とめ具とか
    らなり、 上記下地とめ具の傾斜面に、上記板材支持板が、上記下
    地当接縁を含む面に対して平行となるようにとめ付け面
    を当接するとともに、上記係止爪を長孔に挿入して先端
    を両側に開いて、長孔に対する長さ方向の移動自在に係
    止してなることを特徴とする板材のとめ付け具。
  6. (6)長手方向の長孔が穿設されている長方形の傾斜面
    を底面として溝状に形成され、上記溝状部分の側板は台
    形で、上記側板の上縁の下地当接縁を下地面に当接した
    場合、上記下地面に対する傾斜面の長手方向の角度が所
    定の角度となるように構成された下地当接部よりなるピ
    ース状の下地とめ具と、 長方形で、幅方向中央に長手方向に長いとめ孔が設けら
    れ、上記下地とめ具の傾斜面に当接するとめ付け面を有
    し、このとめ付け面を底面として溝状に形成され、この
    溝状部分の両側板をそれぞれ形成する支持側板の上縁に
    は、両側に離れる方向、かつ上記下地とめ具の下地当接
    縁を下地に当接し、傾斜面にとめ付け面を当接した場合
    、下地面と平行となる所定幅の板材支持板が連設され、
    これら板材支持板の長手方向の一方の端縁には、それぞ
    れ板材固定部が一体に設けられている板材とめ付け部を
    有する板材とめ具と、 頭部に設けられた垂直方向のビス孔が穿設された平面部
    、および間隔をおいて開く方向に賦勢された、下方に突
    出する2枚の板状のスプリング脚を有し、このスプリン
    グ脚を、上記下地とめ具の傾斜面および板材とめ具のと
    め付け面を当接し、長孔および長いとめ孔を合わせ、上
    記スプリング脚を長孔および長いとめ孔の対向する長手
    縁が押圧されるように挿入して係止した場合、上記頭部
    のビス孔が穿設されている平面部が上記板材支持板と平
    行となる係止部材とを有することを特徴とする板材のと
    め付け具。
  7. (7)係止部材が頭部に垂直方向のビス孔が穿設された
    平面部、および下方向に延出し、長孔と長いとめ孔を合
    わせた対向する長手縁をそれぞれ挾持するスリットが対
    向して設けられた脚部を有し、上記スリットに長手縁を
    挾持せしめて下地とめ具および板材とめ具を係止した場
    合、上記平面部が、上記板材とめ具の板材支持板と平行
    になる係止部材である請求項(6)記載の板材とめ付け
    具。
  8. (8)下地とめ具が、長手方向の長孔が穿設されている
    長方形の傾斜面を底面として溝状に形成され、上記溝状
    部分の側板は台形で、上記側板の上縁には、離れる方向
    、或は近づく方向で、かつ側板に対して直角な下地当接
    板が一体に設けられ、この下地当接板を下地面に当接し
    た場合、上記下地面に対する傾斜面の長手方向の角度が
    所定角度となるように構成された下地当接部よりなるピ
    ース状の下地とめ具である請求項(5)、(6)または
    (7)記載の板材のとめ付け具。
  9. (9)長手方向の長孔が穿設された長方形の下地当接面
    を底面とした、溝状の下地当接部および上記溝状の下地
    当接部の両側面上縁にそれぞれ離れる方向に一体に連接
    され、上記下地当接面に対して長さ方向に所定の角度に
    傾斜し、かつ同一平面に含まれる細幅の傾斜面よりなる
    ピース状の下地とめ具と、 垂直投影形状が長方形で、幅が上記下地とめ具の両側の
    傾斜面のそれぞれの長手縁の間隔とほぼ同じで、長手両
    端部が上記両側の傾斜面に当接するとめ付け面となって
    おり、中間部が、中央にビス孔を有し、上記とめ付け面
    を下地とめ具の傾斜面に当接した場合、上記下地当接面
    に対して平行となるとめ付け部を底面として溝状に形成
    され、この溝状部分の側板を形成するそれぞれの支持側
    板の上記両端部のとめ付け面の位置には下端を残して長
    方形に切断された把持爪が形成され、また、支持側板の
    上縁に一体に、両側に離れる方向に連設された、上記中
    間部に平行な板材支持板が設けられ、これら板材支持板
    の長手方向の一方の端部には、それぞれ板材固定部が一
    体に設けられている板材とめ付け部を有するピース状の
    板材とめ具を用い、 上記下地とめ具の傾斜面に、上記板材支持板が、上記下
    地とめ具の底面と平行となるようにとめ付け面を当接す
    るとともに、上記把持爪を屈曲して、上記下地とめ具の
    傾斜面の長手縁を長さ方向の移動自在に把持せしめてな
    ることを特徴とする板材のとめ付け具。
  10. (10)上記下地とめ具の傾斜面およびこの傾斜面に当
    接する板材とめ具のとめ付け面のいずれか一方、或いは
    両方に、相互のすべりを防止する凹凸が形成されている
    請求項(3)、(4)、(5)、(6)、(7)、(8
    )または(9)記載の板材のとめ付け具。
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