JPH0317219Y2 - - Google Patents

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JPH0317219Y2
JPH0317219Y2 JP1985074496U JP7449685U JPH0317219Y2 JP H0317219 Y2 JPH0317219 Y2 JP H0317219Y2 JP 1985074496 U JP1985074496 U JP 1985074496U JP 7449685 U JP7449685 U JP 7449685U JP H0317219 Y2 JPH0317219 Y2 JP H0317219Y2
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fluid
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は流量計に係り、特に高精度の流量計測
を行ない得る流量計に関する。
従来の技術 一般に流量計は、配管に接続した流量計本体内
に磁石を取付けたロータを回転自在に支承してお
り、ロータの回転に伴ない回転する磁石の磁力変
化を磁気抵抗効果素子等の回転検出手段により検
出し、この回転検出手段より供給されるパルス信
号のパルス数をカウンタ回路で計数することによ
り被測流体の流量を測定する構成となつている。
しかるにこの種の流量計は、被測流体の流れが
停止した後もロータはその慣性力によりある時間
回転を続けてしまい、被測流体が停止しているに
も拘わらず回転検出手段は磁石の磁力を検知して
誤パルスを発生してしまい、この誤パルスを計数
したカウンタ回路は被測流体の流量とは無関係の
計数値を表示してしまうという問題点があつた。
そこで従来、上記問題点を解決するため例えば
実開昭56−138312号に示された如く、被測流体が
流れている時に生ずる羽根車(ロータ)の上流側
の流体圧力と下流側の流体圧力の差圧に注目し、
この差圧が所定圧力値以上の時のみ圧力スイツチ
が作動するよう構成し、被測流体が流れている場
合(差圧が生じている場合)は圧力スイツチが閉
成され回転検出手段よりのパルスをパルスカウン
タに供給し、被測流体が流れていない場合(差圧
が生じていない場合)は圧力スイツチが開成され
上記パルスがパルスカウンタに供給されない構成
とした流量計があつた。
考案が解決しようとする問題点 しかるに上記従来の流量計においては、差圧を
検出するためにロータの上流側及び下流側に流体
圧力を検知するための導圧管を夫々配設せねばな
らず構成が複雑になると共に製造工程が多くなり
製品コストが高くなるという問題点があつた。こ
れに加えて差圧を検知してスイツチを開閉成する
圧力スイツチは一般に高価であるばかりでなく差
圧の検出精度はさほど高いものではないため、被
測流体として差圧の生じ易い液体を用いた場合は
所望の効果を実現できるが、被測流体として差圧
の生じ難い気体を用いた場合は被測流体が流れて
いるにもかかわらず圧力スイツチが閉成されず被
測流体の流量測定が行なわれない場合が生ずるお
それがあるという問題点があつた。
そこで本考案は被測流体の流れの有無を弁体の
開閉動作により検知することにより上記問題点を
解決した流量計を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案では、被測
流体が流れる流路内に設けられ被測流体の流量に
応じて回転するロータの回転を回転検出手段によ
り検出し、この回転検出手段が出力する上記ロー
タ回転数に対応したパルス信号をカウンタ回路に
て計数して流量を計測する流量計において、上記
流路内に設けられ被測流体の流体圧力を受けて流
路を開閉動作する弁体と、この弁体の動作に応じ
て弁体が開弁状態の時スイツチング信号を出力す
るセンサと、上記回転検出手段とカウンタ回路と
の間に接続され、センサからスイツチング信号が
供給されている間のみパルス信号を回転検出手段
からカウンタ回路に供給するスイツチ回路とを設
けたことを特徴とするものである。
実施例 第1図に本考案になる流量計の一実施例を示
す。同図に示す流量計1は大略流量計本体2、ロ
ータ3、下流側コーン部材4、上流側コーン部材
5、そして被測流体の流れの有無に応じて変位す
る変位部材となる弁体6等より構成されている。
この流量計1は被測流体(例えばガス)が流れる
配管7a,7bの間に配設され被測流体の流量計
測を行なう。なお第1図に示す流量計1において
は、被測流体は下から上方に向け(図中矢印で示
す方向に向け)て流れる。
流量計本体2の上流側及び下流側端部にはクリ
ツプ8a,8bが配設されており、クリツプ8a
には下流側コーン部材4がまたクリツプ8bには
上流側コーン部材5が夫々取付け固定されてい
る。この下流側コーン部材4と上流側コーン部材
5との間にはロータ3が回転自在に軸承されてい
る。ロータ3の外周部には複数の羽根3aが形成
されており、流量計本体2内を流れる被測流体の
流れに応じて回転する。このロータ3の所定位置
には単数または複数の磁石9a,9bが埋設され
ており、ロータ3の回転に従い磁石9a,9bも
回転する。またロータ3と対向する上流側コーン
部材5の所定位置には磁気抵抗効果素子10が埋
設されており、この磁気抵抗効果素子10はロー
タ3の回転に従い回転する磁石9a,9bの磁力
変化を電気的なパルス信号(以下この信号を回転
検出信号という)に変換する。従つて磁石9a,
9b及び磁気抵抗効果素子10よりなる回転検出
手段11により、ロータ3の回転に応じた回転検
出信号を得ることができる。
被測流体の下流側のクリツプ8aには被測流体
の流れの有無により変位する変位部材となる弁体
6が設けられている。弁体6の近傍を第2図、第
3図に拡大して示す。弁体6は一対の弁体半体6
a,6bよりなり、夫々の弁体半体6a,6bは
クリツプ8aに固定されたブラケツト12a,1
2bに回転自在に軸承されており、クリツプ8a
に穿設された被測流体の通過孔13a,13bを
開閉弁する。この弁体6は厚さ寸法の小なる合成
樹脂材よりなり極めて軽量に作成されている。ま
た弁体6とブラケツト12a,12bの軸支部1
4a,14bも、生ずる磨耗力が極力小さくなる
ようその材質及び構造が選定されている。この弁
体6の所定位置には磁石15が配設されている。
なおこの磁石15も不要に弁体6の重量を大とし
ないようにその形状を選定されている。従つて流
量計本体2内に被測流体が流入すると軽量でかつ
摩擦抵抗の小なる弁体6はその流体圧により変位
され開弁する。すなわち弁体6は被測流体に流れ
が生じている場合は変位され開弁し、被測流体の
流れが無い場合は閉弁する。よつて被測流体の流
れの有無を弁体6の変位状態により検出すること
ができる。
弁体6が閉弁位置にある時、弁体6に配設され
た磁石15と対向するクリツプ8aの所定位置に
は磁気抵抗効果素子よりなるセンサ16が設けら
れている。このセンサ16は弁体6の変位状態を
検出するもので、弁体6の変位に応じて流れ検出
信号(スイツチング信号)を出力する。
次に上記構成の流量計1において流量測定処理
を行なう電気回路のブロツク図を第4図に示し、
以下説明する。同図に示す流量測定処理回路17
は大略スイツチ回路18、カウンタ回路19、表
示部20等より構成されている。スイツチ回路1
8は回転検出手段11とカウンタ回路19の間に
接続され、その入力端子には回転検出手段11よ
りの回転検出信号及びセンサ16より弁体6の開
閉弁状態を知らせるスイツチング信号が供給され
ている。またスイツチ回路18の出力端子はカウ
ンタ回路19の入力端子に接続されている。この
スイツチ回路18は、センサ16より弁体6が開
弁状態であることを示す、すなわち被測流体に流
れが生じていることを示す流れ検出信号が供給さ
れている間は、回転検出手段11より供給される
回転検出信号(この信号を以下正規な回転検出信
号という)をカウンタ回路19へ供給する。また
センサ16より弁体6が閉弁状態であることを示
す、すなわち被測流体に流れが無いことを示す流
れ検出信号が供給されている間は、たとえ回転検
出信号(この信号を以下誤信号という)が入来し
ていても、回転検出信号のカウンタ回路19への
供給を遮断する。
従つて被測流体に流れが生じている時のみ回転
検出信号はカウンタ回路19に供給されることに
になり、被測流体に流れが無い時は、たとえロー
タ3が例えば慣性力等により流量測定に悪影響を
及ぼす回転を行なつたとしても、その回転検出信
号はスイツチ回路18により遮断され、流量測定
に不都合は生じない。
カウンタ回路19は、スイツチ回路18を介し
て供給される正規な回転検出信号のみを計数し、
これを演算処理して被測流体の流量を算出する。
カウンタ回路19で算出された被測流体の流量は
表示部20に供給されて表示され、測定者は表示
部20より被測流体の流量を知得することができ
る。
なお上記構成における流量計1において、弁体
6は被測流体の流れの有無を検出する機能を有す
るばかりでなく、何らかの要因により被測流体が
逆流したような場合(第1図において被測流体が
上から下方向へ流れた場合)、弁体6はこの逆流
を阻止する、いわゆる逆止弁としての機能をも有
する。
考案の効果 上述の如く本考案になる流量計によれば、被測
流体の流れの有無は軽量でかつ構造の簡単な変位
部材により検出することができ、しかもその検出
精度は従来の如くロータの前後における差圧を利
用するのではなく被測流体の流体圧にて直接的に
変位される変位部材の変位により検出するため精
度が高く、従つてこの精度の高い流れ検出信号に
より被測流体が流れている間のみ回転検出信号は
カウンタ回路に供給され被測流体に流れが無い場
合は回転検出信号は確実に遮断されるため、慣性
力等に起因した流量測定に悪影響を与えるロータ
の回転による回転検出信号はカウンタ回路には供
給されず高い流量測定精度を実現できる等の特長
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる流量計の一実施例の縦断
面図、第2図は及び第3図は第1図の弁体近傍を
拡大して示す平面図および縦断面図、第4図は本
考案になる流量計の流量測定回路の一実施例を示
すブロツク図である。 1……流量計、2……流量計本体、3……ロー
タ、6……弁体、6a,6b……弁体半体、8
a,8b……クリツプ、11……回転検出手段、
15……磁石、16……センサ、17……流量測
定回路、18……スイツチ回路、19……カウン
タ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測流体が流れる流路内に設けられ該被測流体
    の流量に応じて回転するロータの回転を回転検出
    手段により検出し、該回転検出手段が出力する上
    記ロータ回転数に対応したパルス信号をカウンタ
    回路にて計数して流量を計測する流量計におい
    て、該流路内に設けられ該被測流体の流体圧力を
    受けて該流路を開閉動作する弁体と、該弁体の動
    作に応じて該弁体が開弁状態の時スイツチング信
    号を出力するセンサと、該回転検出手段と該カウ
    ンタ回路との間に接続され、該センサから該スイ
    ツチング信号が供給されている間のみ該パルス信
    号を該回転検出手段から該カウンタ回路に供給す
    るスイツチ回路とを設けてなる流量計。
JP1985074496U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH0317219Y2 (ja)

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JP1985074496U JPH0317219Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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JP1985074496U JPH0317219Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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JPS61189219U JPS61189219U (ja) 1986-11-26
JPH0317219Y2 true JPH0317219Y2 (ja) 1991-04-11

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ID=30614851

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JP1985074496U Expired JPH0317219Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS441035Y1 (ja) * 1966-05-18 1969-01-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS441035Y1 (ja) * 1966-05-18 1969-01-16

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Publication number Publication date
JPS61189219U (ja) 1986-11-26

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