JPH04318426A - 流量計 - Google Patents

流量計

Info

Publication number
JPH04318426A
JPH04318426A JP8553191A JP8553191A JPH04318426A JP H04318426 A JPH04318426 A JP H04318426A JP 8553191 A JP8553191 A JP 8553191A JP 8553191 A JP8553191 A JP 8553191A JP H04318426 A JPH04318426 A JP H04318426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
flow rate
output
sensor
magnetic sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8553191A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sawamoto
澤本 幸治
Futoshi Takahashi
太 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP8553191A priority Critical patent/JPH04318426A/ja
Publication of JPH04318426A publication Critical patent/JPH04318426A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流量計に係り、特に流量
計測精度を高めるよう構成した流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば従来の流量計の一つとして容積式
流量計がある。従来の容積式流量計では、ケーシングの
計量室内に楕円歯車状の一対の回転子を回転自在に設け
、計量室内に流入した流量に応じた回転数で回転する回
転子の回転を検出することにより流量を計測していた。 このように回転子の回転を検出する回転検出手段として
は、一方の回転子の端面に磁石を埋設し、この端面に対
向するケーシング側に磁気センサを設けてなる回転検出
手段がある。
【0003】そしてこの種の容積式流量計では、流量計
測精度をより高める研究が進められており、その一つと
して回転子の回転軸側の端面に複数の磁石を配設して回
転子1回転当りのパルス数を増やすことが考えられてい
る。これは回転子が1回転する間に磁気センサで検出さ
れるパルス数を増やすことにより、回転子1回転当りの
流量に対する分解能を高めるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の如く
回転子の端面に複数個の磁石が設けられた場合、例えば
流量計測途中に1個でも磁石の検出できなくなってしま
うと、残りの磁石のみをセンサが検出し続けることにな
り、1回転当りのパルス数が本来のパルス数より少ない
まま計測されてしまう。その場合、容積式流量計により
計測された計測値は実際の流量より少ない流量となり、
計測誤差が生ずる。
【0005】又、上記容積式流量計においては、被測流
体が逆流した場合、一対の回転子が逆回転してしまうこ
とになるが、センサから出力された信号だけでは回転子
が逆回転していることが判別できず、演算回路は逆流し
た流量を積算してしまい実流量よりも多い流量積算値を
表示してしまうといった課題が生ずる。
【0006】又、別の従来の流量計として、例えばター
ビン式流量計においては、被測流体の流量に応じて回転
する羽根車が流路中に回転自在に支承されており、羽根
車のハブに埋設した磁石の通過を磁気抵抗素子よりなる
センサで検出して流量パルスを生成し、このパルス数を
積算して流量計測していた。
【0007】ところが、流体が逆流した場合、羽根車は
逆回転することになる。この場合もセンサは磁石の磁力
を正回転時同様検出するため、そのままパルスを積算し
てしまうと流量計測値が実流量よりも多くなってしまい
計測誤差が生ずる。
【0008】そのため、羽根車の回転方向を検出する手
段として2個のセンサA,Bを使用して羽根車の回転検
出を行う構成がある。この構成では、2個のセンサA,
Bより出力された信号が位相差をもって重なるため、先
に出力されたセンサAのパルスの立上りをトリガとして
センサBからの出力がLであるかどうかをチェックする
。このときのセンサBの出力がLであれば羽根車は正回
転であることが検出され、又センサBの出力がHであれ
ば羽根車は逆回転であることが検出される。
【0009】しかるに、このような構成では、センサが
2個必要であり、センサの設置スペースにより流量計の
小形化が制限されてしまうばかりか、両センサから出力
されたパルスがある位相差をもって重なるようにする必
要があるため、センサの取付精度が要求されるといった
課題がある。
【0010】そこで、本発明は上記課題を解決した流量
計を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、被測流体の流
量に応じた回転数で回転する回転体と、該回転体の軸方
向の端面に設けられたN極又はS極の複数の磁石と、前
記回転体の回転とともに通過する複数の磁石のN極,S
極に応じて正又は負の検出信号を出力するセンサと、該
センサより出力された検出信号に基づき、前記磁石のN
極,S極の通過順序を監視し、異常発生の有無を判別す
る異常監視手段と、よりなる。
【0012】
【作用】回転体に設けられた複数の磁石のN極又はS極
をセンサにより検出し、センサより出力された検出信号
を監視することにより、N極,S極の通過順序がわかり
、これにより回転体の正回転、逆回転を判別する。 又、センサからのパルス欠落をセンサからの検出信号、
即ちN極,S極の通過順序に基づいて検出しうる。
【0013】
【実施例】図1及び図2に本発明になる流量計の第1実
施例を示す。
【0014】両図中、容積式流量計1はケーシング2の
計量室3内に一対の回転子4,5を設けてなる。ケーシ
ング2は計量室3より上流側に位置する流入路6と、計
量室3より下流側に位置する流出路7とを有する。この
流入路6及び流出路7は夫々上、下流側より計量室3に
開口しており、計量室3を介して連通している。
【0015】回転子4,5は楕円歯車で互いに噛合して
おり、軸受8a,9aを介して回転軸8,9に支承され
ている。流入路6より被測流体が計量室3内に供給され
ると、流体の圧力により一対の回転子4,5が回転軸8
,9を中心として回転する。流入路6からの流体は回転
子4,5の回転と共に回転子4,5と計量室3の内壁1
0との間の空間11内に導入され、空間11の容積分の
流体が流出路7へ排出される。
【0016】一方の回転子4の軸方向の端面4aには一
対の磁石121 ,122 が楕円の長径側に位置する
ように180度間隔で埋設されている。又、他方の回転
子5の軸方向の端面5aにも一対の磁石131 ,13
2 が楕円の長径側に位置するように180度間隔で埋
設されている。
【0017】本実施例では一方の回転子4に埋設された
一対の磁石121 ,122 は端面4a側がN極とな
るように設けられ、他方の回転子5に埋設された一対の
磁石131 132 は端面5a側がS極となるように
設けられている。
【0018】従って、一対の回転子4,5が回転すると
、N極とS極とが交互に計量室3の中央の検出位置を通
過することになる。
【0019】14は磁気センサで、計量室13を閉蓋す
る蓋15に挿入されている。この磁気センサ14はN極
又はS極によって正又は負の検出信号を出力するアモル
ファスセンサ又はホール素子よりなり、一対の回転子4
,5に埋設された磁石121 ,122 ,131 ,
132 を検出できる計量室3の中央部分に対向するよ
うに設けられている。
【0020】磁気センサ14は増幅・整形回路16に接
続されており、磁気センサ14の検出信号は各増幅・整
形回路16で増幅されて波形整形される。
【0021】17は演算回路で、上記増幅・整形回路1
6より出力されたパルスを積算して流量を演算する。 又、演算回路17で演算された流量計測値は積算表示部
18及びパルス出力回路19に出力され、表示部18に
表示されるとともに、出力回路19より外部(中央管理
室など)に出力される。
【0022】20はパルス監視回路で、磁気センサ14
からの出力が正常に出力されているかどうかを監視して
おり、本実施例の場合、N極とS極とが交互に検出され
ていれば正常であると判断する。
【0023】尚、パルス監視回路20は後述するように
パルス欠落又は回転子4,5の逆回転を検出したときは
、その異常検出信号を演算回路17及び警報装置21に
出力する。
【0024】上記演算回路17とパルス監視回路20と
により制御回路22が構成されており、制御回路22は
後述するように流量計測及び異常監視の処理を実行する
【0025】ここで、上記構成になる容積式流量計1の
計測動作につき説明する。流量計測時、制御回路22は
図3に示す処理を実行する。
【0026】流量計測時、流体は流入路6より計量室3
内に流入する。計量室3内に設けられた一対の回転子4
,5は互いに噛合しているので、計量室3に流入した流
量に応じた回転数で夫々反時計方向、時計方向に回転す
る。そして、計量室3内に流入した流体は回転子4,5
の回転とともに流出路7より流出する。
【0027】磁気センサ14は図4に示すように上記回
転子4,5に埋設された磁石121 ,122 ,磁石
131 ,132を検出してその検出信号を出力する。 この信号は夫々増幅・整形回路16に供給されて増幅及
び波形整形された後、制御回路22の演算回路17又は
パルス監視回路20に供給される。
【0028】図中ステップS1(以下ステップを省略す
る)において、制御回路22は、回転子4,5の回転と
ともに磁気センサ14が磁石121 ,131 ,12
2 ,132 の順序で磁力を検出し図4に示す如くN
極,S極の検出信号P1 〜P4 を出力すると、この
磁気センサ4から出力された検出信号をカウントする。
【0029】次のS2では、磁気センサ14より出力さ
れた正,負の検出信号をカウントし、N極,S極の数を
カウントする。
【0030】上記容積式流量計1においては、正常な流
量計測時回転子4に設けられた磁石121 ,122 
と回転子5に設けられた磁石131 ,132 とが交
互に磁気センサ14の下方を通過する。そのため、磁気
センサ14は図4に示す如く正の検出信号P1 ,P3
 と負の検出信号P2 ,P4 とを交互に出力する。
【0031】従って、S3において、N極とS極とが交
互に検出されたときは、正常であると判断し、磁気セン
サ14から出力された信号P1 〜P4 を積算して、
流量を算出し、表示部18に流量を表示する。
【0032】上記の如く、容積式流量計1が正常に流量
計測しているときは制御回路22は上記S1〜S4の処
理を繰り返し、流量を積算する。
【0033】ところが、流体の逆流により回転子4,5
が逆回転することがある。その場合、磁気センサ14の
出力は例えば図5に示すようになる。
【0034】図5中、負の信号P2 が2個連続して検
出された場合(S5)、その後出力された信号がN極,
S極を交互に検出しているかどうかをチェックする(S
6)。S6において、N極又はS極が連続して検出され
た後、N極とS極とが交互に検出されたときは、回転子
4,5が逆回転していると判断し、警報装置21より警
報を発するとともに表示部18に「回転子逆回転」を表
示して管理者に知らせる(S7,S8)。
【0035】続いて、回転子4,5が逆回転している間
に出力されたパルス数をカウントし、回転子4,5が正
回転しはじめたとき、即ち次に正又は負の検出信号が連
続に検出されたときは上記逆流によるパルス数分の流量
を減算して流量補正を行う(S9)。
【0036】又、流量計測中に回転子5に設けられた磁
石131 を検出できなくなってしまったとする。
【0037】その場合、磁気センサ14は回転子4,5
が1回転する間に3個の検出信号を出力することになる
。即ち、2番目の信号P2 が欠落する。しかし、パル
ス欠落の場合は、図6に示す如く、正の検出信号P1 
,P3 が連続して出力され、且つ次回以降も正の検出
信号P1 ,P3 が連続に出力される。
【0038】そのため、S5でN極又はS極の検出信号
が連続に検出されても、S6においてそれ以降N極とS
極の検出信号が交互に出力されていなければ、逆回転で
はなく例えば磁石脱落によるパルス欠落であると判断す
る。そして、S10に移り警報を発し異常発生を知らせ
る。
【0039】続いて表示部18に「パルス欠落発生」を
表示して異常内容を知らせる(S11)。
【0040】管理者はパルス欠落が発生した場合、上記
のように警報とともにパルス欠落発生を確認し、直ちに
修理等の対応策を講ずることができる。又、制御回路2
2は、パルス欠落を検出した場合、計測動作を停止させ
るようにしても良いし、あるいは流体の供給を停止させ
るようにしても良い。
【0041】図7及び図8に本発明の第2実施例を示す
【0042】両図中、タービン式流量計31は例えばガ
スが給送される管路途中に配設され、流量計本体32内
の羽根車3の回転を検出して流量計測する。
【0043】羽根車33は図8に示す如く、ハブ33a
の外周に複数の羽根33bを有し、ハブ33aの内壁に
は複数(本実施例では9個)の磁石341 〜349 
が埋設されている。この磁石341 〜349 は回転
軸35と同心状となる半径位置に等間隔で設けられてい
る。
【0044】複数の磁石341 〜349 のハブ33
aの端面側の磁極は1番,3番,6番の磁石341 ,
343 ,345 がN極、2番,4番,5番,7〜9
番の磁石342 ,345 ,347 〜349 がS
極となるように設けられており、正回転時各N極間のS
極数が1→2→3の順となるように配設されている。
【0045】従って、羽根車33が1回転する間に9個
の磁石341 〜349 の磁力が検出され、且つN極
間のS極数を監視することにより回転方向及びパルス欠
落を判別することができる。
【0046】図7において、羽根車33の回転軸35は
上流側コーン36内の軸受37と下流側コーン38内の
軸受39とにより軸承されており、羽根車33は流量計
本体32の流路32a内を流れる流量に応じた回転数で
回転する。
【0047】下流側コーン38内には上記羽根車33の
回転を検出する磁気センサ40が挿入されている。この
磁気センサ40は磁石のN極又はS極によって正又は負
の検出信号を出力するアモルファスセンサ又はホール素
子よりなる。
【0048】尚、アモルファスセンサはN極,S極を判
別できるだけでなく耐熱性にも優れており、約200℃
の温度にも耐えられる。
【0049】磁気センサ40は増幅・整形回路41を介
して制御回路42に接続されている。流量計測等、磁気
センサ40の検出信号は増幅・整形回路41で増幅され
て波形整形される。
【0050】制御回路42は表示部43、警報装置44
と接続され、後述するように磁気センサ40からのパル
スを積算して流量を算出して表示部43に表示するとと
もに、磁石341 〜349 のN極,S極の配列順序
を監視して羽根車33の回転方向及びパルス欠落による
異常発生を検出して警報装置44より警報を発する。
【0051】45は軸受37,39と回転軸35とのク
リアランスを調整する調整ロッドで、上流側コーン36
内に螺入されている。また、調整ロッド45の内部には
上流側の軸受37に潤滑油を供給する蓄油体46が収納
されている。
【0052】47は下流側の軸受39に潤滑油を供給す
る蓄油体で、下流側コーン8内に挿入されている。
【0053】ここで、上記構成になるタービン式流量計
31の計測動作につき説明する。流量計測時制御回路4
2は図9に示す処理を実行する。
【0054】流量計測時、流体は流量計本体32内の流
路32a内に流入する。さらに流体は羽根車33の羽根
33b間を通過して流出する。この流体の流れにより、
羽根車33は流量に比例した回転数で回転する。
【0055】磁気センサ40は羽根車33のハブ33a
に埋設された磁石341 〜349 の磁石を検出し、
その検出信号を出力する。この検出信号は増幅・整形回
路41に供給されて増幅及び波形整形された後、制御回
路42に供給される。
【0056】図9中、ステップS21(以下、ステップ
を省略する)において、制御回路42は、羽根車33の
回転により磁気センサ40が磁石341 〜349 を
検出すると、その検出信号(パルス)をカウントする。
【0057】磁気センサ40は図10に示す如く磁石3
41 〜349 のN極とS極とを判別でき、N極の磁
力を検出すると正の検出信号を出力し、S極の磁力を検
出すると負の検出信号を出力する。
【0058】次のS22では磁気センサ40が正の検出
信号を出力する間に出力された負の検出信号のパルス数
をカウントする。
【0059】S23において、S22でカウントされた
N極間のS極の検出信号数が図10に示す如く、1個,
2個,3個の順に検出されているときは、羽根車33が
正回転していると判別し、S24に移る。従って、磁気
センサ40から出力された信号P1 〜P9 を積算し
て、流量を積算し、表示部43に流量を表示する。
【0060】上記の如く、タービン式流量計31が正常
に流量計測しているときは、制御回路42は上記S21
〜S24の処理を繰り返す。
【0061】ところが、流量計測中に流体が逆流する場
合がある。その場合、磁気センサ40からの出力は例え
ば図11に示すようになる。図11において信号P1 
〜P6 が出力されるまで羽根車33が正回転し、信号
P6 が出力された後負の検出信号が2個,1個と減少
するため羽根車33の逆回転がわかる。
【0062】従って、S3において、負の検出信号が1
個→2個→3個(P2 →P4 ,P5 →P7 ,P
8 ,P9 )の順に出力されていないときは、S5に
移り負の検出信号が3個→2個→1個(P9 ,P8 
,P7 →P5 ,P4 →P2 )の順に出力されて
いるか否かをチェックする。S25で負の検出信号が逆
の順序で出力されているときは逆回転していると判断し
、警報を発するとともに表示部43に「羽根車逆回転」
を表示して管理者に知らせる(S26,S27)。
【0063】続いて、羽根車33が逆回転している間に
出力されたパルス数をカウントし、羽根車33が正回転
しはじめたとき、上記逆流によるパルス数分の流量を減
算して流量補正を行う(S28)。
【0064】又、流量計測中、羽根車33に埋設された
磁石341 〜349 のうち例えば1個の磁石344
 を検出できなくなってしまったとする。この場合、磁
気センサ40は羽根車33が1回転する間に8個の信号
を出力することになる。
【0065】即ち、図12に示す如く、4番目の磁石3
44 の検出信号が得られない場合、負の検出信号は1
個→1個→3個(P2 →P5 →P7 ,P8 ,P
9 )の順に出力され、P4 の信号が欠落する。この
ような、パルス欠落が生じた場合、流量計測値が実流量
よりも少なく表示されてしまい、計測誤差が生じてしま
う。
【0066】従って、S25において、負の検出信号が
3個→2個→1個の順に出力されないときは、パルス欠
落ありと判断し、制御回路42はS29に移り警報装置
44より警報を発して管理者に異常発生を知らせる。
【0067】続いて、表示部43に「パルス欠落発生」
を表示して異常内容を知らせる(S30)。
【0068】管理者はパルス欠落が発生した場合、上記
のように警報とともにパルス欠落発生を確認し、直ちに
修理等の対応策を講ずることができる。又、制御回路4
2は、パルス欠落を検出した場合、計測動作を停止させ
るようにしても良いし、あるいは流体の供給を停止させ
るようにしても良い。
【0069】尚、上記実施例ではS極の磁石数をカウン
トして異常検出したが、これに限らずS極の磁石とN極
の磁石との配置を逆にしてN極の磁石数をカウントする
ようにしてもよい。又、N極,S極の磁石の配置は上記
実施例に限らないのは言うまでもない。
【0070】又、上記実施例では容積式流量計とタービ
ン式流量計を例に挙げて説明したが、回転体の回転検出
を行う型式の流量計であれば、他の流量計にも適用でき
るのは勿論である。
【0071】
【発明の効果】上述の如く、本発明になる流量計は、流
量に応じた回転数で回転する回転体に設けられたN極又
はS極の磁石に応じた検出信号が得られるため、N極,
S極の通過順序により回転体の逆回転及びパルス欠落と
いった異常発生を正確に検知することができるので上記
異常発生による流量計測誤差を無くすることができ計測
精度をより高めることができる。又、1個のセンサでN
極とS極とに応じた検出信号が出力されるため、センサ
の設置スペースが小さくて済み小形化にも対応できる等
の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる流量計の第1実施例の構成図であ
る。
【図2】ケーシングの内部構成を説明するための横断面
図である。
【図3】図1に示す制御回路が流量計測時に実行する処
理を説明するためのフローチャートである。
【図4】正常な流量計測時に出力される検出信号の波形
図である。
【図5】逆回転時に出力される検出信号の波形図である
【図6】パルス欠落時に出力される検出信号の波形図で
ある。
【図7】本発明の第2実施例の構成図である。
【図8】羽根車に設けられた複数の磁石を説明するため
の図である。
【図9】第2実施例の制御回路が実行する処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図10】正常な流量計測に出力される検出信号の波形
図である。
【図11】逆回転時に出力される検出信号の波形図であ
る。
【図12】パルス欠落時に出力される検出信号の波形図
である。
【符号の説明】
1  容積式流量計 2  ケーシング 3  計量室 4,5  回転子 121 ,122 ,131 ,132   磁石14
  磁気センサ 17  演算回路 18  表示部 20  パルス監視回路 21  警報装置 22  制御回路 31  タービン式流量計 32  流量計本体 33  羽根車 341 〜349   磁石 35  回転軸 36  上流側コーン 37  下流側コーン 40  磁気センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被測流体の流量に応じた回転数で回転
    する回転体と、該回転体の軸方向の端面に設けられたN
    極又はS極の複数の磁石と、前記回転体の回転とともに
    通過する複数の磁石のN極,S極に応じて正又は負の検
    出信号を出力するセンサと、該センサより出力された検
    出信号に基づき、前記磁石のN極,S極の通過順序を監
    視し、異常発生の有無を判別する異常監視手段と、より
    なることを特徴とする流量計。
JP8553191A 1991-04-17 1991-04-17 流量計 Pending JPH04318426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8553191A JPH04318426A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8553191A JPH04318426A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 流量計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04318426A true JPH04318426A (ja) 1992-11-10

Family

ID=13861473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8553191A Pending JPH04318426A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 流量計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04318426A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100359294C (zh) * 2006-03-06 2008-01-02 浙江大学 耐高压双向椭圆齿轮流量计
WO2008004736A1 (en) * 2006-07-07 2008-01-10 Kyung Dong Navien Co., Ltd. One-way flow sensor
WO2011147158A1 (zh) * 2010-05-24 2011-12-01 上海神舟汽车设计开发有限公司 一种四磁钢椭圆齿轮流量计

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100359294C (zh) * 2006-03-06 2008-01-02 浙江大学 耐高压双向椭圆齿轮流量计
WO2008004736A1 (en) * 2006-07-07 2008-01-10 Kyung Dong Navien Co., Ltd. One-way flow sensor
WO2011147158A1 (zh) * 2010-05-24 2011-12-01 上海神舟汽车设计开发有限公司 一种四磁钢椭圆齿轮流量计

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3934473A (en) Fluid flow meter with counter rotating turbine impellers
US7650800B2 (en) Flow sensor and method for measuring the volume and/or flow speed of a medium
CN101532854B (zh) 涡轮流量计检测装置
KR100915357B1 (ko) 온도 및 압력보정 가스터빈 유량계
US5473932A (en) Tandem rotor turbine meter and field calibration module
JPH04318426A (ja) 流量計
EP3783319B1 (en) Flow meter
JPH03257329A (ja) 流量計
JP3063809B2 (ja) 容積流量計
KR100412335B1 (ko) 터빈 유량계
JP4881066B2 (ja) 流量計
CN214951545U (zh) 具有状态检测功能的单流水表
KR100400405B1 (ko) 터빈 유량계
JP2579834B2 (ja) 流量計の異常判別方法
JP2005257309A (ja) タービン流量計及び流体回転機械
JPH0448499Y2 (ja)
JPH0714822Y2 (ja) 流量メータ
JP2694003B2 (ja) 容積式流量計
JP4245414B2 (ja) 回転検出器、容積式流量計、及び回転検出方法
JPH0645210Y2 (ja) 流量計
JPH09196715A (ja) 流量センサ
JPH10111162A (ja) 電子カウンタの定量パルス出力補正方法
JPH04113021U (ja) 容積式流量計
JPH0536318U (ja) 流量計
JP2809495B2 (ja) 流量計の補正装置