JPH02138823A - 推量式流量計 - Google Patents

推量式流量計

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JPH02138823A
JPH02138823A JP29019788A JP29019788A JPH02138823A JP H02138823 A JPH02138823 A JP H02138823A JP 29019788 A JP29019788 A JP 29019788A JP 29019788 A JP29019788 A JP 29019788A JP H02138823 A JPH02138823 A JP H02138823A
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Katsuro Fujimoto
藤本 克郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は一般的に流体計量装置に係り、より詳細には、
配管路を通じてガス機器に供給されるガス等の流体の運
動エネルギーをロータの回転運動に変換し、ロータの回
転を電気信号に変換して流体の流量を計測するタービン
メータ等の推量式流量計に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この推量式流量計の一種のタービンメータとして
、第4図に示す構成のものがある。同図において、1は
図示しない配管路の途中に接続され、流体を流す流路の
一部分を形成する流路部であり、該流路部1内の中央に
は、その長手方向に離間されて固定された一対の支持部
2が設けられている。該一対の支持部2は、流路部1の
内壁1aと協動して流路1bを形成している。また、対
の支持部2の対向部分には、キャップ状のロータ3の回
転軸3aを回転自在に軸承する軸受2aがそれぞれ設け
られている。
上記ロータ3の外周には、上記流路1aに流れる流体の
運動エネルギーを受けてロータ3の回転運動に変換する
ブレード3bが設けられている。
上記キャップ状のロータ3の底部には、ロータ3と共に
回転するようにマグネット4が埋め込まれている。また
、一対の支持部2の一方には、ロータ3の底部と対向す
る部分にコイル又は磁気抵抗効果(ホール効果)素子等
の磁気検出素子5が設けられている。
以上の構成により、流路部1の一端から矢印で示す方向
に流体が流入すると、該流路部1の流路1bに流れる流
体がブレード3に当たり、流体の運動エネルギーにより
ロータ3が回転されるようになる。ロータ3が回転する
と、該ロータ3に埋め込まれたマグネット4が一緒に回
転し、支持部2に設けられた磁気検出素子5に対して接
離を繰り返すようになる。このことによって、磁気検出
素子5はマグネット4の接離に応した電気信号を発生す
る。この磁気検出素子5が発生ずる電気信号は、ロータ
3の回転、すなわち流路部1に流れる流体の流量に応じ
て変化し、この電気信号を処理することにより流路部1
に流れた流体の流量を計量することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕 上述のようにタービンメータの場合、ロータは負荷変動
、例えばガス機器のガス使用量の変化に応じて回転数が
変化し、この回転数の変化によって流量を計測するよう
になっているが、大容量負荷、例えば大量のガスを消費
するガス機器の運転を停止すると、慣性によりロータが
回転し続け、徐々に回転が低下するようになる。このた
め、上述したようにロータの回転そのものを検出してい
る従来の推量式流量計では、慣性により回転した分も計
量してしまい、正確な計量が困難である。
この現象はオーバメータリングと呼ばれ、推量式計量計
の大きな欠点であった。
また、上述した従来の流量計では、ロータ3に埋め込ん
だマグネット4を使用しているため、ロータの重量が増
大して耐久性の上で問題がある。
よって本発明は、ロータの回転を検出して流量を計測す
るものにおいて、計測を不正確にするオーバメータリン
グや耐久性上の問題をなくし、正確な計量を可能にする
と共に長寿命を図った推量式流量計を提供することを課
題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明により成された推量式流
量計は、流体の流路に設けられ、該流路に流れる流体の
運動エネルギーを外周に設けたブレードで受けて回転す
るロータと、前記流路の壁面に前記ブレードの移動方向
に離間して設けられた一対の穴と、該一対の穴の間に生
じる圧力の差を検知して電気信号を発生する差圧検知手
段とを備え、前記差圧力検知手段が発生する電気信号に
基づいて前記流路に流れる流体の流量を計測することを
特徴とする。
〔作 用〕
上記構成において、ロータが流体の流れに応じて回転す
ると、ロータの外周のブレードが流路の壁面にブレード
の移動方向に離間して設けられた一対の穴を横切って移
動し、該一対の穴の間に圧力の差を生じさせるが、流体
の流れがないときには、ロータが回転しても一対の穴間
には圧力差が発生せず差圧検知手段が電気信号を発生ず
ることがなく、オーバメータリングの問題が起こらない
ので、差圧検知手段が発生する電気信号に基づいて流路
に流れる流体の流量を正確に計測することができ、また
ロータに何らの部材も設けられていないので、ロータに
余分の負荷が掛からず耐久性の向上が図られている。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による推量式流量計の一実施例を示す図
であり、同図において、11は流体人口11a及び流体
出口11bを有し、流体を流す流路を形成する流路部で
あり、該流路部11には、図示しない配管が上記流体人
口11aと流体出口11bとにそれぞれ接続される。上
記流体人口11aと流体出口11bとの間の中間部には
、流路部11の一部分が一側に膨出されてロータ収容部
11cが形成されている。ロータ収容部11cの内部に
は、外周に複数のブレード12aを有するロータ12が
回転軸12bを中心に回転自在に収容され、よってロー
タ12の外周のブード12aが、上記流体人口11aと
流体出口11bとの間の流路に臨まされている。
上記流体人口11aと流体出口11bとを結ふ流路を形
成すると共に、ロータ収容部11Cの内壁面の一部分を
形成している壁面には、流体の流れる方向、すなわちロ
ータ12のプレート’ 12 aの移動方向にブレード
12aの略厚みに相当する距離だけ離間して流路側に開
口した一対の穴13a及び13bが形成されている。該
一対の穴13a及び13b間には、これらの穴内の圧力
の差に応じて変位する振動板14が設けられている。該
振動板14は、一方の穴13a内に振動板14と対向し
て設けられた固定電極15と共に、振動板14を可動電
極とするコンデンサマイク構成の差圧検知センサを形成
している。
以上の構成において、流路部11の流体人口11aに流
体が流入すると、該流入した流体の運動エネルギー、す
なわち流体の圧力をロータ12がそのブレード12aで
受けて図中矢印で示すように回転軸12bを中心に回転
し、流体は流体出口11bから排出される。このように
ロータ12が回転し、そのブレード12aの一つが上記
一対の穴13a及び13b間に差し掛かると、ブレード
13aの上流側、すなわち穴13a側にのみ流体が流入
して、穴13a内の圧力が穴13b内の圧力よりも高く
なる。この一対の穴13a及び13b間の圧力差ば振動
板13を穴13b寄りに変位させ、この振動板14の変
位により、固定電極15と振動板14の間の間隔が大き
くなり、振動板13と固定電極14との間の静電容量を
変化させる。
ロータ12が更に回転して一対の穴13a及び13b間
にあったブレード12aが一対の穴13a及び13bの
両方を越えて移動すると、両穴13a及び13b内の圧
力が等しくなって振動板14は元の中立位置に戻り、振
動板14と固定電極15間の静電容量も元の値に戻る。
上述のような静電容量の変化は、ロータ12のブレード
12aが一対の穴13a及び13bを横切って移動する
毎に振動板14が振動することによって生じる。上記差
圧検知センサの出力は、例えば電界効果トランジスタ(
FET)によって、上記静電容量の変化に応じた電気信
号に変換され、例えば第2図(a)に示すように流量が
変化したときには、同図(b)に示すようなパルス状の
電気信号を発生させる。
なお、第2図(a)に示す電気信号の負成分Nば、振動
板]4が中立位置に戻るときに中立位置に直ちに止まら
ずに反対側に若干振れることによって生じるものである
また、流体の流れが停止したとき、或いは第2図(a)
中区間Xで示すように流量が低下したときには、ロータ
12は回転を継続する。しかしこの場合には、ロータ1
2は、単に空転するだけであるので、ロータ12のブレ
ード12aの上流側の穴13a内の圧力は下流側の穴1
3b内の圧力よりも低くなり、差圧検知センサの出力に
は、第2図(b)の対応する区間に示すように負側に振
れる電気信号が発生される。よって、流体の流れに基づ
いて発生される電気信号と空転に基づいて発生される電
気信号とを明確に区別することができるようになり、空
転による計測誤差の発生を防止することができる。
更に、配管内に流体の圧力変化が生じても、流体が流れ
ていないときには、振一対の穴13a及び13b内の圧
力は同相で変化するだけで振動板14には何らの変位も
生じないので、振動板14が圧力変動によって誤検知す
ることがない。
更にまた、」二連の実施例では、ロータの回転を検知す
るためにマグネットを使用していないので外部磁界の影
響を受けて計測が狂うこともない。
以上説明した実施例では、ロータ12はその回転軸12
bが流体の流れの方向に交叉するように設けられている
が、本発明は第4図について上述した従来例と同様に流
体の流れの方向に回転軸を有するロータを用いた、所謂
軸流タービンメータにも等しく適用することができる。
第3図は軸流タービンメータとして構成した本発明によ
る推量式流量計の他の実施例を示し、図中第4図につい
て上述したものと同一の部分には同一の符号を付して詳
細な説明を省略する。
第3図において、ロータ3の外周の複数のブレ−ド3b
は、流路に流れる流体の運動エネルギを受けてロータ3
を回転させることができるように回転軸3aに対して所
定角度傾斜して設けられている。そして、流路部1の壁
面1aには、ロタ3が回転したときそのブレード3aの
先端部が対向する部位に、ロータ3の回転方向にブレー
ドの略厚みに相当する距離離間されて開口された一対の
穴13a及び13bが形成されている。一対の穴13a
及び13bの開口は、ブレード3bの傾斜角に相当する
角度傾斜されたスリット状に形成されているが、この構
造は、一対の穴13a及び13b内の圧力を流体の流れ
に応じて感度良く変化させるのに有効である。
また、本実施例では、差圧検知センサとして一対の穴1
3a及び13b間の仕切り壁を形成している圧電素子1
6を使用しているが、該圧電素子16は第1図の実施例
と同様の作用により流量に応じたパルス状の電気信号を
発生ずる。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、差圧検知手段はロ
ータが流体の流れに応じて回転したときのみ電気信号を
発生し、流体の流れがないときにはロータが回転しても
電気信号を発生しないので、大きな負荷がなくなってロ
ータが空転するようなことが生しても、これを誤検知す
るオーバメータリングの問題が起こらず、またロータに
何らの部材も設けられていないので、ロータに余分の負
荷が掛からず耐久性を向上して長寿命化を図ることがで
きる等多くの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による推量式流量計の一実施例を示す断
面図、 第2図(a)及び(b)は第1図の推量式流量計の動作
を説明するための波形図、 第3図(a)及び(b)は本発明による推量式流量計の
他の実施例の異なる断面をそれぞれ示す断面図、 第4図は推量式流量計の従来例を示す断面図である。 ■、11・・・流路部、3,12・・・ロータ、3b。 12a・・・ブレード、13a、13b・・・一対の穴
、14・・・振動板、15・・・固定電極、16・・・
圧電素子。 実用新案登録出願人 矢崎総業株式会社 代 理 人 荒野 秀1j1t 第 図 第 図 b 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  流体の流路に設けられ、該流路に流れる流体の運動エ
    ネルギーを外周に設けたブレードで受けて回転するロー
    タと、 前記流路の壁面に前記ブレードの移動方向に離間して設
    けられた一対の穴と、 該一対の穴の間に生じる圧力の差を検知して電気信号を
    発生する差圧検知手段とを備え、 前記差圧力検知手段が発生する電気信号に基づいて前記
    流路に流れる流体の流量を計測する、ことを特徴とする
    推量式流量計。
JP29019788A 1988-11-18 1988-11-18 推量式流量計 Expired - Fee Related JPH0674986B2 (ja)

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JPH02138823A true JPH02138823A (ja) 1990-05-28
JPH0674986B2 JPH0674986B2 (ja) 1994-09-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102749106A (zh) * 2011-04-21 2012-10-24 伊特伦法国公司 涡轮型流量计

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102749106A (zh) * 2011-04-21 2012-10-24 伊特伦法国公司 涡轮型流量计
EP2515088A1 (fr) * 2011-04-21 2012-10-24 Itron France Compteur de fluide à turbine

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