JPH031714Y2 - - Google Patents

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JPH031714Y2
JPH031714Y2 JP1985025131U JP2513185U JPH031714Y2 JP H031714 Y2 JPH031714 Y2 JP H031714Y2 JP 1985025131 U JP1985025131 U JP 1985025131U JP 2513185 U JP2513185 U JP 2513185U JP H031714 Y2 JPH031714 Y2 JP H031714Y2
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JP
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blower
support member
outer shell
mounting member
shell wall
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は天井吊下げ形、あるいは天井埋め込み
形等の天井設置型の空気調和機に関し、特に外殻
壁に結露するのを防止する構造に関する。
(従来の技術) 従来より、この種の天井設置型空気調和機とし
て、実開昭59−178525号公報に開示されるように
吸込口と吹出口とを連通する通風路に熱交換器お
よびその下流に送風機をそれぞれ配置して、送風
機の作動により吸込口が吸込んだ空気を熱交換器
で熱交換したのち吹出口から室内へ吹出すように
したものは知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、このような天井設置型空気調和機と
して、本出願人は先に実願昭59−114269号におい
て、第9図に示すように、吸込口1と吹出口2と
を連通する通風路3に熱交換器4とその下流に送
風機5とを配置したものにおいて、前記通風路3
を区画する外殻壁6に前記送風機5を支持する支
持部材7を設けるとともに、この支持部材6に沿
つて摺動可能でかつ固定可能な取付部材8に前記
送風機5を取り付け、外殻壁6に形成した開口部
(図示せず)から送風機5を取り付けた取付部材
8を抜き差し状に出し入れ可能に構成することに
より、送風機5のメインテナンスを容易ならしめ
たものを提案している。図中、9は外殻壁6内面
の支持部材7固着部を除く全面に張り付けた断熱
材である。
しかるに、上記提案のような構造では、冷房運
転時に熱交換器4にて冷却された空気によつて送
風機5が冷やされて低温になると、取付部材8と
支持部材7及び支持部材7と外殻壁6が直接金属
接触しているため熱伝導によつて外殻壁6の支持
部材7固着部が低温となり、外殻壁6のこの部分
に結露10を生じる虞がある。
本考案は、上記のような問題点を解消すべくな
されたものであり、その目的とするところは、断
熱材を適切に配置し、かつその断熱性能を長期に
亘つて維持することにより、外殻壁での結露の発
生を長期に亘つて確実に防止することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このため第1図に示すように、吸込
口1と吹出口2とを連通する通風路3に熱交換器
4およびその下流に送風機5をそれぞれ配置した
天井設置型空気調和機において、前記通風路3を
区画する外殻壁6に送風機5を支持する支持部材
7を設けるとともに、送風機5にはこの支持部材
7に固定する取付部材8を設けることを前提とす
る。そして、前記支持部材7と取付部材8との当
接面間に断熱材11を介装するとともに、支持部
材7と取付部材8との当接面のいずれか一方に凹
凸12を形成するように構成したものである。
(作用) これによれば、取付部材8と支持部材7との間
に介装された断熱材11にてそれらの間での熱伝
導が阻止されるので、冷房運転時に熱交換器4下
流の送風機5が低温となつても外殻壁6の支持部
材7固着部が特に低温となることはなく、結露は
生じないのである。また、断熱材11は一般に無
数の微小空間を内部に有することによつて高い断
熱性を備えているのであるが、取付部材8と支持
部材7との間で送風機5重量などによる圧縮力を
受けると圧密されて微小空間がつぶされるために
断熱性能が低下することになり、特に装置使用の
長期化に伴いかかる断熱性能の低下は顕著化す
る。しかし、上記のように当接面に凹凸12を設
けてあると、圧密される個所が凸部に限定される
ため、多くの部分は断熱性能を長期にわたつて保
持することができ、かつ断熱性能の低下した部分
の面積、即ち伝熱面積は小さくて済むため、長期
にわたつて熱伝導を遮断して結露を確実に防止で
きるのである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図において、天井埋め込み形空気調和機A
の角箱状の外殻壁6の左右両側には吸込口1と吹
出口2とが開口され、各々これらに接続された吸
込ダクト21と吹出ダクト22を介して室内と連
通している。外殻壁6内の通風路3の吸込口1寄
りに熱交換器4が、またその下流の吹出口2寄り
に送風機5がそれぞれ配置されている。送風機5
にはこれを駆動するモータ15が一体的に組み合
わされてユニツト化されている。この送風機5は
その吐出口5aが通風路3を横断するように配置
された取付部材8に固定されており、取付部材8
は外殻壁6の底壁と天井壁とに固着された上下一
対の支持部材7により前後に摺動可能にかつ固定
可能に支持されている。また、送風機5の底部及
びモータ15には別の取付部材8aが取付けら
れ、外殻壁6の底壁に固着された一対の平行な別
の支持部材7a上に同じく摺動可能にかつ固定可
能に支持されている。そして、外殻壁6の前壁
(図示せず)には取付部材8,8a及び送風機5
の設置領域に対応して出し入れ口が開閉可能に開
口されている。
前記支持部材7,7aの取付部材8,8aとの
当接面には上記凹凸12の一例として、第2図及
び第3図に示すように、プレス成型にて多数の凸
部12aが形成されており、この支持部材7,7
aと取付部材8,8aとの間に板状の断熱材11
が介装されている。
以上の構成によると、取付部材8,8aと支持
部材7,7aとの間に介装された断熱材11にて
それらの間での熱伝導が阻止されるため、冷房運
転時に熱交換された空気で送風機5が冷やされて
低温となつても外殻壁6の支持部材7,7a固着
部が特に低温となることはなく、外殻壁6のこの
部分に結露を生じることはない。また、断熱材1
1は、第3図に示すように、その一部分11aの
みが支持部材の凸部12aと取付部材8との間で
圧密されて断熱性能が低下するが、その伝熱面積
は小さく、他の部分は長期にわたつても圧密され
ることがなく高い断熱性能を保持するため、全体
としての断熱性能は高く維持され、長期にわたつ
て結露防止機能を保持させることができる。
又、この実施例においては送風機5やそのモー
タ15を外部に取り出す場合は、出し入れ口を開
き、取付部材8と支持部材7の固定を解除し、取
付部材8を支持部材7に沿つて摺動させて引き出
せば良い。そして、この場合、上記凹凸12の存
在により断熱材11を介在させているにも拘らず
取付部材8の摺動に伴う摩擦抵抗が小さく、従つ
て送風機5等の取り替えや補修を極めて容易に行
うことができる。
以上の実施例では、凹凸12として、支持部材
7の当接面に多数の凸部12aを形成したものを
例示したが、これに限定されるものではなく、例
えば第4図に示すように、複数の凸条12bを突
設してもよく、又第5図に示すように、支持部材
7を一部に凹凸条12cを有する形状にプレス成
型しても良く、更に第6図に示すように、多数の
スリツトまたは長孔や穴あるいは凹部12dを形
成しても良い。尚、以上の説明では凹凸12を支
持部材7側に設けた場合のみを示したが、反対に
取付部材8側に設けても同じであることは説明す
るまでもなく明らかである。
更に空気調和機の構成として上記のように取付
部材8を支持部材7に沿つて摺動可能ならしめた
ものに限らず、第7図および第8図に示すよう
に、送風機5の吐出口5aを外殻壁6の吹出口2
に直接取り付け、送風機5底部の取付部材8aを
一対の支持部材7aに取付固定するようにしたも
のにおいても、同様に取付部材8aと支持部材7
aの当接面に凹凸12(図示せず)を設けるとと
もにそれらの間に断熱材11を介装することによ
り、外殻壁6の支持部材7a固着部に結露するの
を防止することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の天井設置型空気
調和機によれば、送風機の取付部材と外殻壁に固
着した支持部材との間に断熱材を介装しているの
で、冷房運転時に送風機が冷やされても支持部材
までは伝熱されず、したがつて外殻壁に結露を生
ずることはない。しかも取付部材と支持部材との
当接面に凹凸を設けて断熱材の圧密による断熱性
能の低下を局部的なものにしているので、長期に
わたつて結露防止機能を保持することができ、実
用上大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断正面図、第2
図はその支持部材の部分斜視図、第3図は要部の
拡大断面図である。第4図〜第6図はそれぞれ支
持部材の変形例を示す部分斜視図である。第7図
および第8図はそれぞれ他の実施例の縦断正面図
である。第9図は本出願人の先願の提案例を示す
第1図相当図である。 1……吸込口、2……吹出口、3……通風路、
4……熱交換器、5……送風機、6……外殻壁、
7,7a……支持部材、8,8a……取付部材、
10……結露、11……断熱材、12,12a,
12b,12c,12d……凹凸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸込口1と、吹出口2とを連通する通風路3に
    熱交換器4およびその下流に送風機5をそれぞれ
    配置した天井設置型空気調和機において、前記通
    風路3を区画する外殻壁6に送風機5を支持する
    支持部材7を設けるとともに、送風機5にはこの
    支持部材7に固定する取付部材8を設け、かつ前
    記支持部材7と取付部材8との当接面間に断熱材
    11を介装するとともに、支持部材7と取付部材
    8との当接面のいずれか一方に凹凸12を形成し
    たことを特徴とする天井設置型空気調和機。
JP1985025131U 1985-02-23 1985-02-23 Expired JPH031714Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985025131U JPH031714Y2 (ja) 1985-02-23 1985-02-23

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JP1985025131U JPH031714Y2 (ja) 1985-02-23 1985-02-23

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JPS61141622U JPS61141622U (ja) 1986-09-02
JPH031714Y2 true JPH031714Y2 (ja) 1991-01-18

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JP1985025131U Expired JPH031714Y2 (ja) 1985-02-23 1985-02-23

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JP3265855B2 (ja) * 1994-09-29 2002-03-18 ダイキン工業株式会社 空気調和装置の内部機器支持構造

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JPS61141622U (ja) 1986-09-02

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