JP2000121095A - 空気調和機の断熱架台 - Google Patents

空気調和機の断熱架台

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JP2000121095A
JP2000121095A JP10291223A JP29122398A JP2000121095A JP 2000121095 A JP2000121095 A JP 2000121095A JP 10291223 A JP10291223 A JP 10291223A JP 29122398 A JP29122398 A JP 29122398A JP 2000121095 A JP2000121095 A JP 2000121095A
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JP
Japan
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air conditioner
heat insulating
air
heat insulation
heat
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JP10291223A
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English (en)
Inventor
Shuzo Akita
州三 秋田
Shozo Ikeda
昌三 池田
Kenji Takase
健司 高瀬
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Kubota Corp
Kubota Kucho KK
Original Assignee
Kubota Corp
Kubota Kucho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外気に触れる外側面における結露を防止でき
る空気調和機の断熱架台を提供する。 【解決手段】 外殻部材の内部に発泡断熱材27を充填
した板状体をなし、外殻部材が、空気調和機のケーシン
グをなす断熱パネルに固定して配置する金属材からなる
チャンネル架台25と、空気調和機の内部に対面するベ
ースプレート26もしくはドレンパン29とからなり、
チャンネル架台25とベースプレート26もしくはドレ
ンパン29の相対向する周縁部の接合面間に熱絶縁部材
27を介装した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機を設置
する際に、空気調和機の下部に床面との間に配置する空
気調和機の断熱架台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の架台として、特開平
10−110968号公報に記載するものがある。これ
は図16に示すようなものであり、空気調和機のケーシ
ングをなす断熱パネル1および断熱架台2は、鋼板を折
り曲げて箱体1a、2aを形成し、箱体1a、2aの内
部に断熱材1b、1bとして硬質のウレタン樹脂を発泡
充填したものであり、断熱パネル1の下部を断熱架台2
の側面に取り付けものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成におい
て、断熱架台2の箱体2aは、一部A1が空気調和機の
内部の空気に接触し、他の一部A2が外気に接触し、空
気調和機の内外にわたって連続する。このため、箱体2
aを介して空気調和機の内部空気と外気との間に熱伝達
が生じ、空気調和機の内部空気に触れて冷却される箱体
2aが外気に触れることにより、箱体2aの一部A2に
おいて結露が発生する。
【0004】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、外気に触れる外側面における結露を防止できる空気
調和機の断熱架台を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の空気調和機の断熱架台は、空気調和機
の下部に配置するものであって、外殻部材の内部に発泡
断熱材を充填した板状体をなし、外殻部材が、空気調和
機のケーシングをなす断熱パネルに固定して配置する金
属材からなる基本部材と、空気調和機の内部に対面する
板部材とからなり、基本部材と板部材の相対向する周縁
部の接合面間に熱絶縁部材を介装したものである。
【0006】板部材が金属平板もしくは、凹部を有し凹
部の周縁部に平板な鍔部を形成したドレンパンをなすも
のである。上記した構成により、架台の外殻部材は、板
部材が空気調和機の内部の空気に接触し、基本部材の一
部が外気に接触する。しかし、外殻部材は板部材と基本
部材との間において不連続であり、双方の相対向する周
縁部の接合面間における熱伝導を熱絶縁部材が遮断する
ので、空気調和機の内部空気と外気との間において架台
の外殻部材を介した熱伝達が生じず、基本部材の外気に
触れる部位に結露が発生することがない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図7において、空気調和機
11は床置形のものであり、還気口Rを有するフィルタ
ボックス12とコイルボックス13と給気口Sを有する
ファンボックス14を連接してなり、各ボックス12、
13、14は、構造材をなすフレーム15に、それぞれ
断熱パネル12a、13a、14aを装着してケーシン
グを構成している。空気調和機11は、フィルタボック
ス12の内部に、プレフィルタ16とメインフィルタ1
7を配置し、コイルボックス13の内部に熱交換器18
と加湿器19を配置し、ファンボックス14の内部にフ
ァン20とモータ21を配置している。
【0008】フィルタボックス12とコイルボックス1
3とファンボックス14の下部には、それぞれ断熱架台
22、23、24を配置しており、各断熱架台22、2
3、24は基本構造として、外殻部材の内部に発泡断熱
材を充填した板状体をなすものである。
【0009】フィルタボックス12とファンボックス1
4の下部に配置する断熱架台22、24は、外殻部材が
基本部材をなすチャンネル架台25と、フィルタボック
ス12とファンボックス14の内部に対面して配置する
板部材をなすベースプレート26とを有しており、チャ
ンネル架台25は各断熱パネル12a、14aに固定し
て配置する金属材からなり、断面コ字状のチャンネル材
を矩形の枠体に形成したものであり、ベースプレート2
6は金属平板からなる。チャンネル架台25とベースプ
レート26の相対向する周縁部の接合面間には熱絶縁部
材27を介装しており、熱絶縁部材27は軟質ウレタン
フォームもしくは発泡ネオプレーンゴム等を使用してい
る。チャンネル架台25とベースプレート26に囲まれ
た領域に充填した発泡断熱材28は、硬質のウレタン樹
脂を発泡充填したものである。
【0010】コイルボックス13の下部に配置する断熱
架台23は、上述した断熱架台22、24と基本的に同
様であり、ベースプレート26に代えてドレンパン29
を設けたものである。ドレンパン29は、周縁部が平板
な鍔部29aをなし、鍔部29aに囲まれた領域に凹部
29bを形成している。凹部29bは、底面がチャンネ
ル架台25の一側辺に向けて傾斜する傾斜面をなし、チ
ャンネル架台25の一側辺に設けた排水口30に連通し
ている。各断熱架台22、23、24の相対向する両端
部には床面に固定するための固定金具31を設けてい
る。
【0011】上記した構成により、モータ21によりフ
ァン20を駆動する状態において、空調すべき室内空間
からの空気がダクト(図示省略)を通して還気口Rから
フィルタボックス12に流入する。流入した空気は、プ
レフィルタ16およびメインフィルタ17を通って除塵
された後に、コイルボックス13の熱交換器18を通し
て設定温度に冷却もしくは加熱され、加湿器19を通し
て設定湿度に加湿される。調整された空気は、ファン2
0に吸い込まれて給気口Sからダクト(図示省略)を通
して空調すべき室内空間に供給される。熱交換器18で
発生する凝縮水は、コイルボックス13の下部に配置し
た断熱架台23のドレンパン29に流れ込み、排水口3
0を通って機外へ流れ出る。
【0012】空気調和機11は、断熱パネル12a、1
3a、14aおよび断熱架台22、23、24によって
外部への熱伝導を遮断しているので、機内を流れる空気
の熱損失が低減される。また、断熱架台22、23、2
4は、ベースプレート26もしくはドレンパン29が空
気調和機11の機内の空気に接触し、チャンネル架台2
5の一部が外気に接触する。しかし、ベースプレート2
6もしくはドレンパン29はチャンネル架台25との間
において不連続であり、双方の相対向する周縁部の接合
面間における熱伝導を熱絶縁部材27が遮断しているの
で、空気調和機11の機内の空気と外気との間において
ベースプレート26、ドレンパン29、チャンネル架台
25を介した熱伝達が生じず、チャンネル架台25の外
気に触れる部位に結露が発生することがない。
【0013】又、ベースプレート26とチャンネル架台
25は、熱絶縁部材27で接着されているので、溶接或
いはボルト締め等を行なわなくても架台としての強度を
保持している。
【0014】図8〜図15は、本発明の他の実施の形態
を示すものである。図8〜図15において、空気調和機
41は天吊形のものであり、吸込口42を有する吸込部
フレーム43と、熱交換コイル44を組み付けた熱交換
コイルフレーム45と、ファン46およびモータ47を
組み付けたファン・モータフレーム48とが構造部材を
なし、ケーシングをなす上面断熱パネル49、側面断熱
パネル50a,50b、吹出部断熱パネル51、断熱架
台52を各フレーム43、45、48に取り付けてい
る。吸込部フレーム43と熱交換コイルフレーム45と
の間には、プレフィルタ43aとメインフィルタ43b
を配置している。また、ファン・モータフレーム48お
よび吹出部断熱パネル51には、吹出口48a、51a
を設けている。
【0015】断熱架台52は、1.6mm程度の厚みを有す
る鋼板を折り曲げて形成される箱体53と、空気調和機
41の内部に対面するベースプレート54およびドレン
パン55と、箱体53とベースプレート54とドレンパ
ン55に囲まれた領域に充填した発泡断熱材56と、箱
体53とベースプレート54の相対向する周縁部の接合
面間に介装する熱絶縁部材57とを有している。
【0016】ベースプレート54は、吸込部フレーム4
3と熱交換コイルフレーム45との間に対応するプレー
ト部54aを有し、熱交換コイルフレーム45とファン
・モータフレーム48との間に対応する部位に開口部5
4bを有し、開口部54bの周縁部においてドレンパン
55を押圧している。発泡断熱材56は、硬質のウレタ
ン樹脂を発泡充填したものであり、熱絶縁部材57は軟
質ウレタンフォームもしくは発泡ネオプレーンゴム等を
使用している。
【0017】ドレンパン55は、周縁部が平板な鍔部5
5aをなし、鍔部55aに囲まれた領域に凹部55bを
形成している。凹部55bは、底面が一側辺に向けて傾
斜する傾斜面をなし、箱体53の一側辺に設けた排水口
58に連通している。
【0018】上記した構成により、モータ47によりフ
ァン46を駆動する状態において、空調すべき室内空間
からの空気が吸込口42から流入し、空気はプレフィル
タ43aおよびメインフィルタ43bを通って除塵され
た後に、熱交換コイル44を通して設定温度に冷却もし
くは加熱される。調整された空気は、ファン46に吸い
込まれて吹出口48a、51aから空調すべき室内空間
に供給される。熱交換コイル44で発生する凝縮水は、
断熱架台52のドレンパン55に流れ込み、排水口58
を通って機外へ流れ出る。
【0019】空気調和機41は、断熱パネル49、50
a、50b、51および断熱架台52によって外部への
熱伝導を遮断しているので、機内を流れる空気の熱損失
が低減される。また、断熱架台52は、ベースプレート
54およびドレンパン55が空気調和機41の機内の空
気に接触し、箱体53の一部が外気に接触する。
【0020】しかし、ベースプレート54は箱体53と
の間において不連続であり、双方の相対向する周縁部の
接合面間における熱伝導を熱絶縁部材57が遮断してい
るので、空気調和機41の機内の空気と外気との間にお
いてベースプレート54、箱体53を介した熱伝達が生
じず、箱体53の外気に触れる部位に結露が発生するこ
とがない。
【0021】又、ベースプレート54と箱体53は、熱
絶縁部材57で接着されているので、溶接或いはボルト
締め等を行なわなくても架台としての強度を保持してお
り、しかも空気調和機41は下から見ても非常に美麗な
外観となる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、断
熱架台の外殻部材が、空気調和機の内部の空気に接触す
る板部材と、外気に接触する基本部材とに分割形成さ
れ、外殻部材が板部材と基本部材との間において不連続
となり、双方の相対向する周縁部の接合面間における熱
伝導を熱絶縁部材が遮断することにより、基本部材の外
気に触れる部位に結露が発生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における空気調和機を示す
全体斜視分解図である。
【図2】同空気調和機の正面図である。
【図3】同空気調和機の平面図である。
【図4】同空気調和機の側面図である。
【図5】同空気調和機の断熱架台の斜視図である。
【図6】同空気調和機の断熱架台の要部拡大断面図であ
る。
【図7】同空気調和機の断熱架台の断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態における空気調和機を
示す全体斜視分解図である。
【図9】同空気調和機の平面図である。
【図10】同空気調和機の正面図である。
【図11】同空気調和機の側面図である。
【図12】同空気調和機の断熱架台の分解斜視図であ
る。
【図13】同空気調和機の断熱架台の要部拡大断面図で
ある。
【図14】同空気調和機の断熱架台の要部拡大断面図で
ある。
【図15】同空気調和機の断熱架台の要部拡大断面図で
ある。
【図16】従来の空気調和機の断熱架台の要部拡大断面
図である。
【符号の説明】
R 還気口 S 給気口 11 空気調和機 12 フィルタボックス 12a 断熱パネル 13 コイルボックス 13a 断熱パネル 14 ファンボックス 14a 断熱パネル 22、23、24 断熱架台 25 チャンネル架台 26 ベースプレート 27 熱絶縁部材 28 発泡断熱材 29 ドレンパン 29a 鍔部 29b 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 昌三 栃木県宇都宮市平出工業団地28 クボタ空 調株式会社栃木工場内 (72)発明者 高瀬 健司 栃木県宇都宮市平出工業団地28 クボタ空 調株式会社栃木工場内 Fターム(参考) 3L051 BG07 BJ05 BJ10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の下部に配置するものであっ
    て、外殻部材の内部に発泡断熱材を充填した板状体をな
    し、外殻部材が、空気調和機のケーシングをなす断熱パ
    ネルに固定して配置する金属材からなる基本部材と、空
    気調和機の内部に対面する板部材とからなり、基本部材
    と板部材の相対向する周縁部の接合面間に熱絶縁部材を
    介装したことを特徴とする空気調和機の断熱架台。
  2. 【請求項2】 板部材が金属平板もしくは、凹部を有し
    凹部の周縁部に平板な鍔部を形成したドレンパンをなす
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の断熱架
    台。
JP10291223A 1998-10-14 1998-10-14 空気調和機の断熱架台 Pending JP2000121095A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100430658C (zh) * 2003-08-22 2008-11-05 乐金电子(天津)电器有限公司 除湿器的排水面板
JP2015155644A (ja) * 2015-04-20 2015-08-27 株式会社ベルテック 他物固定具
JP7229341B2 (ja) 2020-07-15 2023-02-27 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和装置

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