JPS596337Y2 - 空気調和機用室内ユニット - Google Patents

空気調和機用室内ユニット

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Publication number
JPS596337Y2
JPS596337Y2 JP1978164310U JP16431078U JPS596337Y2 JP S596337 Y2 JPS596337 Y2 JP S596337Y2 JP 1978164310 U JP1978164310 U JP 1978164310U JP 16431078 U JP16431078 U JP 16431078U JP S596337 Y2 JPS596337 Y2 JP S596337Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
back plate
fan
insulating material
heat insulating
indoor unit
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Expired
Application number
JP1978164310U
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English (en)
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JPS5579717U (ja
Inventor
憲三 渡辺
茂 久木
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷媒循環用の配管を介して室外ユニットと連結
して使用する空気調和機用の室内ユニットに関し、ファ
ンハウジングの内面に貼付けて設置した断熱材と、前記
ファンハウジングとの摩擦係数が大きいために生ずる摩
擦音の発生を防止したことを特徴とするものである。
この種の室内ユニットは該ユニット外形を構或するケー
シング内に熱交換器及びファンなどを設置し、室外ユニ
ットから配管を介して供給される冷媒によって、冷房或
いは暖房を行なうものであるが、前記室内ユニット内に
おける冷風通路或いは温風通路に相当するファンハウジ
ング内面には、所望の空調個所へ有効に冷風あるいは温
風を供給し、また冷房時に該ファンハウジング外面にお
ける結露を防止するために断熱材を貼付けている。
例えば発泡倍率15倍の発泡スチロール、発泡ウレタン
等の発泡材によって形或した硬質の戒型断熱材は断熱材
として経済的であるし、また前記ファンハウジングへの
取付けも簡単であるが、該断熱材と前記ファンハウジン
グを構戊する合戊樹脂又は金属との摩擦係数は大きいの
で、冷風或いは温風の影響により断熱材が膨張、収縮し
た場合、ファンハウジングと断熱材との摩擦音が発生し
、人に不快感を与えるという問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて考案したもので、ファンハウ
ジングとの摩擦係数の大きい硬質の成型断熱材を一対組
合せ、各断熱材の一部を固定し、一部をファンハウジン
グにポリエチレン製のフイルムを介して摺動自在に当接
させた状態で室内ユニットに設置することにより、戊型
断熱材の利点を損うことなく温度変化に伴う摩擦音の発
生をなくすことをその目白勺とするもので゛ある。
かかる目的を達戊するため、本考案の構戒は、室内ユニ
ットのファンハウジングにおける裏板面の前方に、前記
ファンハウジングの両側壁面を軸支部とするファンと、
熱交換器とを配設すると共に、このファン及び熱交換器
と前記裏板面との間に碩質でかつ前記裏板面との摩擦係
数の大きい威型漸熱材を配設した空気調和機用室内ユニ
ットにおいて、前記断熱材を、1つの側板部と該側板部
の後縁に連続する裏板部とでそれぞれ形威される一対の
断熱材要素で構或すると共に、該各断熱材要素を、前記
各側板部を前記側各壁部にそれぞれ貼付け状に固定し、
前記各裏板部を前記裏板面にポリエチレン製のフイルム
を介して摺動自在に当接させ、かつ前記各裏板部の各側
端部を隙間をもって対向させて配設して、各断熱材要素
の各裏板部とファンハウジングの裏板面との間に介設し
たポリエチレン製のフイルムにより、断熱材要素が熱膨
張、熱収縮した場合においても前記ファンハウジングと
の間で摩擦音を生ずることがなく、シかも、前記各側板
部とファンの各側端部との間隔は左右一定に維持されて
ファン両側端部における空気の流動状態は不均一をきた
すことがなく、更に断熱材が熱収縮してもファンの側端
部と接触することがないようにしたものである。
以下本考案の一実施例に係る空気調和機の室内ユニット
を図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例の正面図であり、室内ユニットは、略
箱形のファンハウジング1と、該ファンハウジング1の
前面開口部に被せた前面ケース(図示しない)とによっ
てケーシングを形成し、該ケーシング内に熱交換器4及
びクロスフローファン5を設置して構威している。
第2図は第1図のII −II矢視断面の要部を示す図
であり、前記ファン5は前記熱交換器4とファンハウジ
ング1の裏板面1aとの間に配置すると共に、該ファン
5の一側の軸に接続したモータ6をファンハウジング1
の一方の側部に形威したモータ支持台7に支持し、ファ
ン5の他側の軸を軸支する軸受8をファンハウジング1
の他方の側部に形或した軸受台11に支持することによ
り、ファン5をこれらモータ支持台7と軸受台11の各
内側面すなわちファンハウジング1の各側壁面1b,I
Cを軸支部として回転駆動し得るよう配設しているので
ある。
しかして、前記ファンハウジング1の裏板面1aの前方
にはポリエチレン製のフイルム9を介して発泡ウレタン
製の断熱材10を配設している。
この断熱材10は硬質でかつ前記裏板面1aとの摩擦係
数が大きいものであって、第2図より明らかな如く、一
対の断熱材要素10−1.10−2の組合せにより構威
している。
すなわち、該各断熱材要素10−1 . 10−2はい
ずれも裏板部10 Cあるいは10dと側板部10 a
あるいは10 bとから戒っており、該裏板部10 C
,10dは前記裏板面1aと対面する垂直部と該垂直
部の上辺及び下辺よりそれぞれ前方に張出した上下各張
出部(図示せず)とを有するよう形或すると共に、側板
部10a,10bはコノ裏板部10C,10d(7)右
辺あるいは左辺の一方に連続し、該各辺より前方に張出
すよう形或している。
そしてこの各断熱材要素10− C , 10−dを前
記ファンハウジング1の天井下面1d、底部上面1e及
び左右両側壁面1b,ICにそれぞれ当接させて配設し
ている。
各断熱材要素10−1.10−2はいずれもその裏板部
10 Cあるいは10dにおいて前記ファンハウジング
1の裏板面1aと、発泡ウレタン製の断熱材10との摩
擦係数が小さいポリエチレン製のフイルム9を介して摺
動自在に当接させると共に、その側板部10 aあるい
は10bはそれぞれ前記側壁面1bあるいは1Cに貼付
け状に固定しており、また該側板部10 a ,10
bの各央部に円形の穴を形或してこの穴を介してファン
5の回転軸の両端部が軸受8及びモータ6に連結するよ
うにしている。
また、各断熱材要素10−1 . 10−2の裏板部1
0C,10dの側端部10e,10fにはそれぞれ該側
端部10e,10fより一定幅突出する突出板部12a
,12bを延出形成し、該各突出板部12 a ,12
bを前記ファンケーシング1の両側壁面1b,ICの
間の適宜個所において相互に一部重合させた形で配設し
ている。
すなわち、この点を更に詳述すれば、前記突出板部12
a及び12bはいずれも同じ突出幅を有すると共に、
裏板部10 C ,10 dの約半分の肉厚を有するも
ので、このうち突出板部12 aは裏板部10 Cの側
端面の肉厚方向前位から、また突出板部12bは裏板部
10dの側端面の肉厚方向後位からそれぞれ裏板部10
C前面あるいは裏板部10d後面と面一状に延出形威
して、該突出板部12 a ,12 bとかかる延出を
行わない側端面とがら或る側端部10 e ,10 f
をそれぞれ形戊すると共に、各突出板部12 a ,1
2 bを、そのいずれの先端部前方にも断熱材要素10
−1.10−2の膨張時においても対向する側端部10
f ,10 eに当たらないだけの隙間を確保して重
合配置している。
図示実施例は上記の如く構戊するものにして、以下その
作用効果を説明する。
モータ6によってファン5を回転させると、前面ケース
の前面上部に形威した空気吸込口から吸入される空気は
、熱交換器4で熱交換されたのち、前面ケースの前面下
部から外部へ吹き出されて、冷房或いは暖房を行なうも
ので、この場合、熱交換器4のすぐ後で冷風又は温風は
断熱材10すなわち一対の断熱材要素10−1.10−
2と直接、接触する。
ところが、断熱材要素10−1 . 10−2はいずれ
もその側板部10 a ,10 bをファンハウジング
1の側壁面1b,ICにそれぞれ貼付け状に固定してい
るので全く移動することはなく、断熱材要素1〇一1.
10−2の膨張、収縮による左右方向の変形は前記各裏
板部10 C ,10 dの側方移動すなわち近接ある
いは離反移動として現われるようにしておリ、シかも該
裏板部10 C ,10 dと前記裏板面1aとの間に
はポリエチレン製のフイルム9を介設しているから、各
断熱材要素10−1.10−2が膨張、収縮してもファ
ンハウジング1の裏板面1aとの間で摩擦音を生ずるこ
とはなく、人に不快感を与えることがない。
よさ、ファン5にあっては特にその各個端部と、該各側
端部と対向する各壁面との各間隔を左右均一な大きさに
維持することが、ファン5の両側端部における空気の流
動状態の不均一化を防止してファン性能を確保し、また
異音の発生を防止するために必要となるが、断熱材要素
10−1,10−2の膨張、収縮によっても前記各側板
部10 a ,10 bは移動せず、ファン5の各側端
部と各側板部10a,10bとの間隔は左右均一に維持
できるため上記要請を充足することができるのである。
そしてこの場合、前記各側板部10a,10bは各側壁
部1b,ICに固定され、断熱材要素10−1 .10
−2の収縮時においても何ら左右方向へ移動することが
ないので前記ファン5の各側端部と接触するという事態
は起り得す、ファン5の円滑な回転を阻害し、衝突音を
発生するようなことはない。
更に、各断熱材要素10−1.10−2の裏板部10C
,10dは、各突出板部12−a,12−bが相互に一
部重合した嵌合形態でかつ一定の隙間をもって配設され
ておりこの重合幅を適宜選定することにより、断熱材要
素10−1.10−2の膨張、収縮のいずれの場合にあ
っても裏板部10 C ,10 dの前面から後面へ連
通する隙間の形或を防止することができ、冷房運転時熱
交換器4により冷却された空気が各裏板部10C,10
dの各側端部10 e ,10 fの間からファンハウ
ジング1の裏板面1aへ流入し、対応するファンハウジ
ング1の外面に露を生じさせるような事態は生じない。
本考案は以上説明したように、前記した空気調和機用室
内ユニットにおける断熱材10を、1つの側板部10
a ,10 bと該側板部10 a ,10 bの後縁
に連続する裏板部10 C ,10 dとでそれぞれ形
威される一対の断熱材要素10−1.10−2で構戊す
ると共に、該各断熱材要素10−1.10−2を、前記
各側板部10a,10bを前記各側壁面1b,ICにそ
れぞれ貼付け状に固定し、前記各裏板部10 C ,1
0dを前記裏板面1aにポリエチレン製のフイルム9を
介して摺動自在に当接させ、かつ前記各裏板部10C,
10dの各側端部10e,10fを隙間をもって対向さ
せて配設したものであるから、断熱材要素10−1.1
0−2の膨張、収縮による左右方向の変形は前記裏板部
10C,10dの近接、離反移動として現われ、しかも
該移動は前記した如くポリエチレン製のフイルム9を介
しての摺動であるから、経済的でかつ取付簡単な硬質の
或型断熱材10を用いながら、該断熱材10すなわち断
熱材要素10−1.10−2が膨張収縮してもファンハ
ウジング1との間で摩擦音を発生させることがない。
また、断熱材要素10−1.10−2の各側板部10a
,10bはいずれもファンハウジング1の各側壁面1b
,ICに貼付け状に固定しているので、前記膨張、収縮
時においても該各個板部10 a ,10 bは左右方
向へ全く移動することなく、前記各側板部10 a ,
10 bとファン5の各側端部との間隔を左右均一な大
きさに維持して、ファン5の両側端部における空気の流
動状態が不均一になるのを防止し、ファン5の性能の確
保及び異音の発生の防止を図ることができ、更に断熱材
要素10−1.10−2の収縮時においても前記各側板
部10 a ,10 bとファン5の各側端部との接触
を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は前図
のII − II矢視断面の要部を示す図である。 1・・・・・・ファンハウジング、4・・・・・・熱交
換器、5・・・・・・ファン、9・・・・・・ポリエチ
レン製のフイルム、1o・・曲断熱材、10−1.10
−2・・・・・・断熱材要素、1a・・・・・・裏板面
、lb,IC・・・・・・側壁面、10a ,10 b
・・・・・・側板部、10 C ,10 d・・・・・
・裏板部、10e,10f・・・・・・側端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内ユニットのファンハウジング1における裏板面1a
    の前方に、前記ファンハウジング1の両側壁面1b,I
    Cを軸支部とするファン5と、熱交換器4とを配設する
    と共に、このファン5及び熱交換器4と前記裏板面1a
    との間に硬質でかつ前記裏板面1aとの摩擦係数の大き
    い或型断熱材10を配設した空気調和機用室内ユニット
    において、前記断熱材10を、1つの側板部10 a
    ,10 bと該側板部10 a ,10 bの後縁に連
    続する裏板部10C,10dとでそれぞれ形威される一
    対の断熱材要素10−1.10−2で構或すると共に、
    該各断熱材要素10−1.10−2を、前記各側板部1
    0a,10bを前記各側壁面1b,ICにそれぞれ貼付
    け状に固定し、前記各裏板部10 C ,10 dを前
    記裏板面1aにポリエチレン製のフイルム9を介して摺
    動自在に当接させ、かつ前記各裏板部10 C ,10
    dの各側端部10 e ,10 fを隙間をもって対
    向させて配設したことを特徴とする空気調和機用室内ユ
    ニット。
JP1978164310U 1978-11-28 1978-11-28 空気調和機用室内ユニット Expired JPS596337Y2 (ja)

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JPS5579717U JPS5579717U (ja) 1980-06-02
JPS596337Y2 true JPS596337Y2 (ja) 1984-02-27

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ID=29161733

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