JPS6030648Y2 - 床下埋込み型空気調和装置 - Google Patents

床下埋込み型空気調和装置

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JPS6030648Y2
JPS6030648Y2 JP1980021367U JP2136780U JPS6030648Y2 JP S6030648 Y2 JPS6030648 Y2 JP S6030648Y2 JP 1980021367 U JP1980021367 U JP 1980021367U JP 2136780 U JP2136780 U JP 2136780U JP S6030648 Y2 JPS6030648 Y2 JP S6030648Y2
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JP
Japan
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floor
air conditioner
ventilation passage
storage range
support frame
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Expired
Application number
JP1980021367U
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English (en)
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JPS56122022U (ja
Inventor
真一 安井
強 神永
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、床下に設置する床下埋込み型空気調和装置の
改良に関するもので、機器などが居住空間を占有すると
、床下空間の利用により室内空間の有効な活用をはかる
とともに、視覚的にも室内に見苦しい突起物がないよう
に配慮し、さらに空気調和装置の設置工事施行および保
守点検作業の容易化をはかることを目的の一つとするも
のである。
従来、セパレート型空気調和機は、室内ユニットを壁に
設置するか、床上に置く構造がほとんどであり、これら
は室内に突出して設置されるため、居住空間を狭くする
とともに、特に和室などでは美観を損なう例が多くある
また、床下に空気調和機装置を埋設し、室内空間の有効
利用をはかる構造が知られているが、これらは、保守9
点検作業時、床下にもぐり込んだり必要以上の枚数の畳
等をはがす必要が生じ、作業が困難である欠点を有して
いた。
本考案は、上記従来の空気調和装置にみられる欠点を除
去するものである。
以下、本考案をその一実施例を示す添付図面を参考に説
明する。
まず、第1図、第2図により一般家屋の室内構造につい
て説明する。
同図において、1は床下空間、2は床下空間1の上部に
設けられた大引、3は大引2上に所定間隔ごとに配設さ
れた根太、4は前記根太3に固定された床板、5は床板
4上に配設された畳で、これらによって一般の床部が構
成されている。
6は空洞状の室内壁で、その内周面には断熱材7が貼付
けられて通風路8が形成され、その一端は床板4の通気
穴9を介して床下に開口し、他端は閉塞板10によって
必要な長さに設定されている。
11は室内壁6の空調室内側に設けられた吹出口で、前
記通風路8の他端に連通している。
12は前記通気孔9に設けられたシール枠で、ゴム等の
材料によって形成されている。
13は前記大引2上に配設された補助床板で、床部の一
部を形成している。
14は室内壁6から所定寸法に形成されたグリル孔で、
前記補助床板13はこのグリル孔14の一部を閉塞して
いる。
15.15は前記大引2間等に適宜手段によって固定さ
れた一対の補助根太で、一本は室内壁6の下方に、残り
の一本はグリル孔14における補助床板13の下方に配
設されている。
16は前記一対の補助根太15.15間に配設された支
持枠で、前記一対の根太15.15に固定されたフラン
ジ17を具備した一対の固定枠18と、この両固定枠1
8を連結枠19とより構成されている。
この支持枠16には、第1図に示す如く設定収納範囲A
と移動収納範囲Bが設定されている。
次に、第3図〜第5図により空気調和装置について説明
する。
同図において、21は上面が開口した箱状の空気調和機
本体で、仕切板を兼ねるエアガイダ22により、熱交換
室23と送風室24に分割され、熱交換室23内には、
圧縮機等とともに周知の冷凍サイクルを構成する蒸発器
25および結露水を収納し、適宜手段で排出する水受皿
26が配設され、また送風室24には、遠心ファン27
、ファンモータ28がそれぞれ配設されている。
29は前記空気調和機本体21の上部開口に設けられた
着脱可能な蓋体で、吸入開孔30と吐出開孔31が形成
され、この本体21内に送風路(図示さず)を形成する
32は第1図に示す如くグリル孔14に着脱可能に挿入
された吸込グリルで、筒状に形成され吸込口33を具備
している。
上記構成において、空気調和機本体21を支持枠16に
載置し、設定収納範囲A内に配設することにより、吸込
グリル32の取付は時に、吸込口33が蓋体29の吸入
開孔30と合致し、送風室24、蓋体29の吐出開孔3
1が壁内壁6の通風路8と合致する。
この状態で、空気調和装置を運転すると、室内空気は吸
込グリル32の吸込口33から熱交換室23へ流入し、
ここで冷却され、送風室24、通風路8を通って吹出口
11より室内へ吹出される。
そして、保守9点検作業を行う場合は、まず吸込グリル
32をはずし、畳5および補助床板13をそれぞれ取り
外す。
そして空気調和機本体1を設定収納範囲Aから移動収納
範囲Bへ移動することにより、グリル孔14より空気調
和機本体1内への手の挿入が可能となり、また冷凍サイ
クルの配管を例えば柔軟なフレキシブルパイプとしてお
けば、支持枠16からの取出しも可能となり、保守9点
検作業がきわめて容易となる。
さらに例えば蒸発器25の目詰まり等を確認する場合は
、吸込グリル32のみを取り外せばよく、この状態で空
気調和機本体21を設定範囲Aから移動範囲Bへ移動す
ることにより、送風室24のみを調べることもできる。
すなわち、保守・点検内容によって必要最低限の床部材
を移動することによって、その内容に応じた作業が可能
となり、作業がきわめて簡単となる。
なお、本実施例においては、支持枠16を枠状としたが
、箱状としてもよく、また、空気調和機本体21と支持
枠16との移動を容易(すべりを良好)にするために第
10図、第11図に示す如く、樹脂板34、車輪35等
を設けてもよい。
上記実施例より明らかなように、本考案の床下埋込み型
空気調和装置は、床下に移動可能に空気調和機本体を収
納した支持体を設け、その上方に吸込グリルを着脱可能
に設けているため、保守。
点検内容に応じて吸込グリルのみを外してその作業を行
うことができ、また作業内容によっては、吸込グリルと
その周辺の床部材を外すことによってで床上への取出し
が可能となり、保守9点検作業時に必要以上に床部材を
外す必要がなく、作業が容易となる等、種々の利点を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における床下埋込み型空気調
和装置の据付は状態を示す断面図、第2図は第1図の■
−■線による要部断面図、第3図は同空気調和装置の上
面図、第4図は第3図の■−■線による断面図、第5図
は第3図の■−■線による断面図、第6図は同空気調和
装置における支持枠の平面図、第7図は同支持枠の正面
図、第8図は同空気調和装置における室内壁の斜視図、
第9図は同室内壁の断面図、第10図、第11図はそれ
ぞれ本考案の他の実施例における床下埋込み型空気調和
装置の要部断面図である。 3・・・・・・根太、4・・・・・・床板、5・・・・
・・畳、6・・・・・・室内壁、訃・・・・・通風路、
11・・・・・・吹出口、15,15・・・・・・補助
根太、16・・・・・・支持枠、21・・・・・・空気
調和機本体、23・・・・・・熱交換室(送風路)、2
4・・・・・・送風室(送風路)、25・・・・・・蒸
発器、27・・・・・・遠心ファン、32・・・・・・
吸込グリル、33・・・・・・吸込口、A・・・・・・
設定収納範囲、B・・・・・・移動収納範囲。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも根太および床板もしくは畳等の床部材によっ
    て床部を構成し、この床部に、吸込口を具備しかつ前記
    床部材とほぼ面二となる吸込グリルを着脱可能に接げ、
    また室内壁の内部に通風路を、室内壁の壁面に前記通風
    路に連結する吹出口をそれぞれ設け、さらに前記床部の
    下に、前記根太に取付けられかつ設定収納範囲と移動収
    納範囲を有する箱状もしくは枠状の支持枠を設け、この
    支持枠に、前記設定収納範囲と移動収納範囲にわたって
    移動可能な空気調和機本体を配設し、この空気調和機本
    体に、設定収納範囲配設時において一端が前記吸込グリ
    ルの吸込口と連通し、他端が室内壁内部の通風路に連通
    ずる送風路を設け、この送風路内に、熱交換器、送風機
    をそれぞれ配設し、さらに前記吸込グリルの吸込口を前
    記支持枠の設定範囲内に対向させた床下埋込み型空気調
    和装置。
JP1980021367U 1980-02-20 1980-02-20 床下埋込み型空気調和装置 Expired JPS6030648Y2 (ja)

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JP1980021367U JPS6030648Y2 (ja) 1980-02-20 1980-02-20 床下埋込み型空気調和装置

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Publication Number Publication Date
JPS56122022U JPS56122022U (ja) 1981-09-17
JPS6030648Y2 true JPS6030648Y2 (ja) 1985-09-13

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ID=29617530

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JP6242197B2 (ja) * 2013-12-09 2017-12-06 積水化学工業株式会社 空調装置の設置構造

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JPS56122022U (ja) 1981-09-17

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