JPH03170360A - セラミックグリーンシート用組成物 - Google Patents

セラミックグリーンシート用組成物

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JPH03170360A
JPH03170360A JP1308863A JP30886389A JPH03170360A JP H03170360 A JPH03170360 A JP H03170360A JP 1308863 A JP1308863 A JP 1308863A JP 30886389 A JP30886389 A JP 30886389A JP H03170360 A JPH03170360 A JP H03170360A
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JP
Japan
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ceramic
ceramic green
green sheet
polyvinyl butyral
slurry
Prior art date
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Pending
Application number
JP1308863A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Tanaka
貴文 田中
Yutaka Onishi
豊 大西
Kazuharu Onigata
鬼形 和治
Shunji Murai
村井 俊二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、セラミックグリーンシ一ト用組成物に関する
〔従来技術〕
セラさノクグリーンンートは、積層セラミソクコンデン
サを得る場合等に用いられるものであって、セラミソク
の原料粉末を樹脂等と混合しシート状に威形したもので
ある。これを積層セラくソクコンデンサにするには、そ
の複数枚が積層されて焼威されるが、その際その両主面
に電極を形威してから積層される。そして、それぞれの
電極をその両端部において互い違いに他の導体に接続し
、各々においてセラミソクを扶持した対向する電極の間
で容量を得る並列接続のセラミソクコンデンサが得られ
る。
この積層セラミックコンデンサも他の電子素子と同様に
コンパクトで高性能であることが求められており、その
大きさが例えば縦、横lIm程度、高さが0.5 n程
度のものになると、積層される個々のセラくソクグリー
ンシ一トの厚さは20μm以下になる。このような薄い
セラL ’7クグリーンシ一トを製造するには、これに
使用するセラミック原料粉末も1.0μm9下の微粉末
に威らざるを得ない。
ところで、セラミッククリーンシ一トは、例えば表面に
シリコーン樹脂塗膜を形威したポリエチレンテレフタレ
ートフィルム(表面加工PUTフィルム)を回行させて
おき、これに粘稠なセラミッククリーンソート配合物の
スラリーを供給してドクタープレートにより一定の厚さ
になるようにかき取り、乾燥させてシートを表面加工P
ETフイノレムから剥がし取るトクタープレート法によ
っても製造されているが、20μm以下の薄いセラミッ
クグリーンシ一トを塗上ずる場合、表面加工PETフィ
ルム及び機械的情度対応のため−3本ロ一ノ1ノリハー
スコーターも良く使用されている。
3本ロールリハースコータは、第1図に示すように、例
えば二本のA.Bロール間に上記した表面加工PETフ
イルム1を回行可能に設け、これに隣接して互いに逆回
転のCロールとHローノレを接触可能に設け、これらの
ロールの間に上記セラくソクグリーンシ一ト配合物のス
ラリ−2を供給し、これらロールの間隔を調節してCロ
ーノレに均一厚さのスラリー塗布層を形威し、これを回
行させた上記表向加工PUTフイルムlに接触させてこ
れ番こ転写させ、図示省略した乾燥機により乾燥させて
剥ぎ取り、セラくソクグリーンシ一ト3を得るものであ
る。
このような3本ロールリハースコータ等でセラミソクグ
リーンシ一トを製造するには、これに用いるセラさソク
原料配合物のスラリーは、セラミック原料粉末を、ポリ
ビニルブチラール樹脂のような高分子化合物からなる結
合剤と、フタル酸エステル、脂肪酸エステル、グリコー
ル誘導体等の可望剤と、アルコール類、セロソルブ卸、
ケ1・ン頻、芳香族系等の有機溶剤等を混合したもので
、脱泡した後使用される。
このようなスラリーから均一厚さの強度の大きいセラ主
ソクグリーンシ一トが得られるには、上記3本ロールリ
バースコータにおいてCロールから表面加工PETフイ
ルムへのスラリ−2の転写が円滑に行われ、かつ表面加
工PETフイルム1からセラミックグリーンシ一トが容
易に剥離することである。
〔発IJ4が解決しようとする課題〕 しかしながら、従来から結合剤に使用しているポリビニ
ルブチラールを混合したスラリーは、セラミソク原料の
比重が大きいため、これを1.0μm以下2こ微粉化し
た場合、3本ロールリハースコタにおいてCロールから
表面加工PETフイルムlにスラリーが内滑に転写せず
、均一な厚さのグリーンシ一トを得ることができない。
本発明の目的は、均一厚さを有するセラミックグリーン
ンートを得るための組底物を提供′3−ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記課題を解決するために、セラミック原料
粉末と結合剤を少なくとも含有1−るセラミックグリー
ンシ一ト用組底物におい”ζ、上記結合剤として1種又
は2種以上のポリビニルブチラール樹脂を用い、かつそ
れぞれのポリヒニノレブチラール樹脂の重合度と、セラ
ミック原料粉末100gに対するそれぞれの使用量(g
)との積の合計が5500以上であることを特徴とする
セラミックグリーンシ一ト用組底物を提供するものであ
る。
次に不発咽を詳細に説明する。
本発明においては、結合剤としてI種又は2棟以上のポ
リビニルブチラール樹脂を使用するが、それぞれのポリ
ビニルブチラール樹脂の重合度をκ、y、・・・とし、
セラくソク原料粉末100gに対ずるこれらの使用量(
g)をA,B、・・・とずると、次の式で表される。
AXX +B Xy +− − ・≧5500    
(1 )ここで、 15≧^十B+・・・≧6 〔2〕
5000≧χ,y,・・・・・≧too (3 )が好
ましい。すなわち、〔2〕式の下限値はセラt7クグリ
ーンシートの後加工等における取扱いの上で形状を保持
し得る最低の機械的強度を必要とする点からの限定であ
り、また、その上限値はセラ主ソクグリーンシ一トを焼
威して得た例えばコンデンサのセラミックとしての内部
欠陥を少なくし、その組織を緻密にする必要からの限定
である。また、〔3〕式の下限値は樹脂の物性を示すた
めの限定であり、その上限値は樹脂溶液とした場合に粘
度が高過ぎないためである。
上記〔1〕式において、重合度κ、y、・・は同一でも
良く、また、使用量^、B、・・も同一であっても良い
。この場合には、重合度κ゛、使用量A” とすると次
の式で表される。
A’  Xκ゛≧5500    (4 )上記〔1〕
式において、重合度x,y、・・と使用量A,B、・・
の選択は、セラくノククリーンシ一トを得るための原料
配合物スラリーに用いるj原料の種類、その組威比、セ
ラミック原料粉末の粒径等によって決められる。上記原
料の種類としては、セラくノク原料粉末のほか上記した
町塑剤、溶剤等を用いることができる。これらの配合威
分は攪拌混合してスラリーが製造される。
上記は原料配合物スラリーを表面加工PETフィルムに
転写させるために好ましい条件であるが、この表面加工
PETフィルムからセラミックグリーンシ一トを剥離さ
せるためには、結合剤として使用する上記ポリビニルブ
チラール樹脂のブチラール化度は71以下が好ましい。
なお、ブチラール化度とは、ポリビニルブチラールを構
成するポリビニルアルコール、ポリ#酸ビニル、ポリア
セタール単分子のうち、全体に占めるポリアセタールを
モル%で表わしたものである。
〔作用〕
セラ主ノクグリーンシ一ト用組底物において、結合剤と
して■種又は2種以上のポリビニルブチラール樹脂を用
い、その重合度とセラミック原料粉末100gに対ずる
使用量(g) との積の和を5500J;2上にしたの
で、スラリーの粘度特性がチキソトロピソクな性質を示
さず、ニュートニアンに近い状態であるため、Cロール
から表面加工PETフィルム等の担体へのすり応力の伝
達が十分に行なわれリバースコータでの転写性は良いと
考えられる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を説明する。
まず、セラミソク原料粉末として(Ln2Ti207C
aTi03)系で平均粒径が0.8 pmの微粉末10
0gにポリビニルブチラール樹脂を下記表に示す重量(
g)フクル酸エステル系可塑剤2g , R剤としてエ
タノール13g、トルエン130gを加え、ウレタン玉
石をボールとしたボールミルにて混合し、一定粘度(1
000 ±200ボイズ)のスラリーとした。このスラ
リーを真空脱泡して内部気泡を除いてから、第l図に示
す三本ロールリハースコーターに供給しセラミックグリ
ーンン〜トを作製した。なお、表面加工PETフィルム
への転写物の乾燥は80℃、5分により行った。
上記ポリビニルブチラール樹脂として種々の重合度及び
ブチラール化度のものを下記表に従って使用し(実施例
1〜l1、比較例l〜7)、得られたセラくソクグリー
ンシ一トのシート強度、その製造工程での表面加工PU
Tフィルムに対する転写性、表面加工PETフィルムか
らのセラミックグリーンシ一トの剥離性を測定した結果
を下記表に示す。
なお、これらの測定法は以下の通りである。
■ 転写性 リハースコーターCロール上での目視確認■ シ一ト強
度 100mm×30mlmのセラくツクグリーンシ一トを
今田製作所製(SV−50−0−50M)引張圧縮試験
機により、両端より引張り、切れるときの力を測定し、
単位厚み当たりの強度に換算する。
■ 剥離性 第2図に示すように130mmX3Q■の表面加工PE
Tフイルム4についたままのセラミックグリーンシ一ト
5を垂直に立て、剥がれ終わるのに必要な荷重Fを測定
する。なお、6は支持台である。
(この頁以下余白) (この真以下余白) 上記結果から、a xi)の合計が5500より大きい
実施例のものはこれより小さい比較例のものに比べロー
ルからの転写性が良いことがわかる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、セラt7タグリーンシート用組底物に
おいて、その結合剤にポリヒニルフチラール樹脂を用い
、その重合度とセラミック原料粉末100gに対しての
使用量(g) との積の和を5500以上にしたので、
三本ロールリバースコーターにおいてロールから表面加
工したPETフィルムに対する転写を円滑に行うことが
でき、均一な厚さのセラミソクグリーンシ一トを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は三本ロールリハースコーターの概略説明図、第
2図は表面加工PETフィルムに対するセラミソクグリ
ーンシ一トの剥離性を拭験ずる試験方法を示す説明図で
ある。 図中、^、B,C,Mはロール、1は表面加工PETフ
ィルム、2はセラミソクグリーンシ一ト用組底物のスラ
リー、3はセラミソククリーンシートである。 十Ml 年11月30日 ろ 第 1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミック原料粉末と結合剤を少なくとも含有す
    るセラミックグリーンシート用組成物において、上記結
    合剤として1種又は2種以上のポリビニルブチラール樹
    脂を用い、かつそれぞれのポリビニルブチラール樹脂の
    重合度と、セラミック原料粉末100gに対するそれぞ
    れの使用量(g)との積の合計が5500以上であるこ
    とを特徴とするセラミックグリーンシート用組成物。
JP1308863A 1989-11-30 1989-11-30 セラミックグリーンシート用組成物 Pending JPH03170360A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10202964A1 (de) * 2002-01-26 2003-08-07 Zschimmer & Schwarz Gmbh & Co Keramisches Bindemittel

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6183668A (ja) * 1984-10-01 1986-04-28 株式会社日立製作所 セラミツクグリ−ンシ−ト
JPS63176359A (ja) * 1987-01-16 1988-07-20 東京窯業株式会社 ジルコニアグリ−ンシ−トの製造方法

Patent Citations (2)

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