JPH0316896Y2 - - Google Patents

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JPH0316896Y2
JPH0316896Y2 JP1985101676U JP10167685U JPH0316896Y2 JP H0316896 Y2 JPH0316896 Y2 JP H0316896Y2 JP 1985101676 U JP1985101676 U JP 1985101676U JP 10167685 U JP10167685 U JP 10167685U JP H0316896 Y2 JPH0316896 Y2 JP H0316896Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は堤体の法面に施工される階段式法枠ブ
ロツクに係るものである。
(従来の技術) 従来堤体の法面に施工される階段式法枠ブロツ
クは、同法面上に敷設したときにほぼ垂直に延び
るべき蹴込部とほぼ水平に延びるべき踏面部とよ
り構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて前記従来のブロツクにおいては法面勾配
により、ブロツクの形状を変化させて対応させな
ければならなかつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたものであつて、前部垂直面の上端より後
部上方に指向して延びる前部傾斜面が延設された
垂直ブロツクの背面に、同背面の中途より後部下
方に指向して延びる上端傾斜面を有する控えブロ
ツクを突設するとともに、同控えブロツクの背面
及び前記垂直ブロツクにおける前部垂直面に、
夫々互いに係合すべき係止凹凸部を設けてなるこ
とを特徴とする階段式法枠ブロツクに係るもので
ある。
(作用) 本考案は前記したように構成されているので、
堤体法面上に、各法枠ブロツクにおける控えブロ
ツク背面の係止凹凸部と、同法枠ブロツクの上方
に隣る次位の法枠ブロツクにおける垂直ブロツク
の前部垂直面の係止凹凸部とが係合するように各
法枠ブロツクを堤体法面上に敷設し、各法枠ブロ
ツクにおける垂直ブロツクの上端縁と次位のブロ
ツクにおける垂直ブロツクの前部垂直面の上端縁
との間に亘つて胴込土砂の上面がほぼ水平面にな
るように、同土砂を法枠ブロツク間に填装して法
面上に階段部を構築するものである。
(考案の効果) このように本考案に係る法枠ブロツクは、前部
垂直面の上端より後部上方に指向して延びる前部
傾斜面が延設された垂直ブロツクの背面の中途よ
り、後部下方に指向して延びる上端傾斜面を有す
る控えブロツクを突設して構成されているので、
相隣る法枠ブロツク間に胴込土砂をその上面が水
平面になるように填装することによつて、単一種
の法枠ブロツクによつて各種の法面勾配に対応し
うるものである。
またこの際、本考案の法枠ブロツクにおいて
は、その垂直ブロツクの前面が下部垂直面と、後
方上部に指向して延びる上部傾斜面とより構成さ
れているので、階段部の蹴込部を構成する垂直ブ
ロツクの上部傾斜面は、法面勾配が変化しても、
同法面上に垂直に立上るか、または垂直に近い極
めて緩徐な傾斜角を以つて立上つているので、本
考案の法枠ブロツクによつて法面上に構築された
階段部の昇降に支障を生じることがない。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
第1図は3個の垂直ブロツクを控えブロツクで
連結した階段式法枠ブロツクAを示し、垂直版1
の上端に後部上方に指向して傾斜版2が延設され
た垂直ブロツクaが構成されている。
相隣る垂直ブロツクa間には控えブロツクbが
一体に連結され、同控えブロツクbの上端面は、
前記各垂直ブロツクaの傾斜版2の背面の中途よ
り、相隣る次位の垂直ブロツクaの垂直版1の上
端縁にまで延びる傾斜面に形成されている。
更に最前部の垂直ブロツクaにおける垂直版1
の下部前面、及び最後部の控えブロツクbの背面
下部には夫々互いに係合する係合凹部3及び係合
凸部4が形成されている。
なお前記垂直ブロツクa及び控えブロツクbの
数は任意で、1個でもよい。
また前記垂直ブロツクaの背面は、その背面上
端縁と背面下端縁とを含む単一の傾斜面に形成し
てもよい。(第4図及び第5図参照) 図示の実施例は前記したように構成されている
ので、堤体Bの法面上に法枠ブロツクAを上位の
同ブロツクAの下端垂直ブロツクaの前面係止凹
部3に、下位の前記ブロツクAの上端控えブロツ
クbの係止凸部4が係合するように敷設し、相隣
る垂直ブロツクa間に胴込土砂Cを、その上端面
が下位の垂直ブロツクaの上端縁と上位に隣る垂
直ブロツクaにおける前部垂直面の上端縁との間
に亘つて水平面になるように填装して、堤体Bの
法面上に階段部を形成するものである。
図中D,Eは堤体Bの法面上の砕石層及び吸出
防止シート、Fは基礎コンクリート、Gは矢板ま
たは杭、Hは天端コンクリートである。
なお第4図は勾配1:1.5の法面に施工した場
合を示し、この際法枠ブロツクAにおける垂直ブ
ロツクaの上端面が水平面になるように、また垂
直ブロツクaの上部前面が垂直面に対して僅かに
傾斜する緩傾斜面になるように設計されている。
第5図は法面勾配が1:2.0の堤体Bの法面に
法枠ブロツクAを敷設した場合を示し、この際、
前記各法枠ブロツクAにおける垂直ブロツクaの
上端面は僅かに後傾し、蹴込面を形成する上部前
面はほぼ垂直面を形成している。
第5図中、第4図と均等部分には同一符号が附
されている。
図示の実施例によればこのように、堤体Bの法
面勾配が変化しても、踏面を形成する胴込土砂C
の上面が水平面に形成され、蹴込部を形成する法
枠ブロツクAにおける垂直ブロツクaの上部傾斜
面が垂直面、若しくは垂直面に対して僅かに傾斜
した緩徐な傾斜面に形成されるので、前記法枠ブ
ロツクAによつて形成された堤体Bの法面上の階
段を容易に昇降できるものである。
このように前記実施例によれば単一の法枠ブロ
ツクによつて、種々の勾配の法面に対応する階段
部を構築しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る階段式法枠ブロツクの側
面図、第2図はその斜面図、第3図はその構築状
態を示す斜面図、第4図及び第5図は夫々勾配の
異なる堤体の法面に本考案の法枠ブロツクを構築
した状態を示す縦断側面図である。 A……法枠ブロツク、B……堤体、C……胴込
土砂、a……垂直ブロツク、b……控えブロツ
ク、1……垂直版、2……傾斜版、3……係止凹
部、4……係止凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前部垂直面の上端より後部上方に指向して延び
    る前部傾斜面が延設された垂直ブロツクの背面
    に、同背面の中途より後部下方に指向して延びる
    上端傾斜面を有する控えブロツクを突設するとと
    もに、同控えブロツクの背面及び前記垂直ブロツ
    クにおける前部垂直面に、夫々互いに係合すべき
    係止凹凸部を設けてなることを特徴とする階段式
    法枠ブロツク。
JP1985101676U 1985-07-05 1985-07-05 Expired JPH0316896Y2 (ja)

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JP1985101676U JPH0316896Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JP1985101676U JPH0316896Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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JPS6212644U JPS6212644U (ja) 1987-01-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58172523U (ja) * 1982-05-13 1983-11-18 山田ブロツク工業株式会社 護岸用コンクリ−トブロツク
JPS59121021U (ja) * 1983-01-31 1984-08-15 日建工学株式会社 護岸ブロツク

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JPS6212644U (ja) 1987-01-26

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