JP3065461U - 階段用タイル - Google Patents
階段用タイルInfo
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- JP3065461U JP3065461U JP1999004937U JP493799U JP3065461U JP 3065461 U JP3065461 U JP 3065461U JP 1999004937 U JP1999004937 U JP 1999004937U JP 493799 U JP493799 U JP 493799U JP 3065461 U JP3065461 U JP 3065461U
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- tile
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 段本体から段鼻形成体が外れることのない階
段用タイルを提供する。 【解決手段】 水平の踏み板部および垂直のけ込み板部
からなる倒L字状の段本体6aと、段本体6aの角部外
側に埋め込まれる段鼻形成体6bとを備えた階段用タイ
ル6である。段本体6aと段鼻形成体6bとを異色同材
料により構成する。
段用タイルを提供する。 【解決手段】 水平の踏み板部および垂直のけ込み板部
からなる倒L字状の段本体6aと、段本体6aの角部外
側に埋め込まれる段鼻形成体6bとを備えた階段用タイ
ル6である。段本体6aと段鼻形成体6bとを異色同材
料により構成する。
Description
【0001】
本考案は階段用タイルに関する。詳しくは、テラゾや人造御影石等の人造石な どから構成され、階段の踏み板部、け込み板部および段鼻部を形成する階段用タ イルに関する。
【0002】
通常、階段の表面にはタイルが配される。特に、段部は、踏み板部およびけ込 み板部を形成する倒L字状の段本体と、段本体の角部外側に埋め込まれて段鼻部 を形成する段鼻形成体とを備えた階段用タイルが配される。このような階段用タ イルにおいては、段本体はテラゾなどにより構成され、段鼻形成体は花崗岩によ り構成されている。そして、段本体に形成された切り欠きに段鼻形成体が埋め込 まれた状態で、段本体と段鼻形成体とが接着されている。
【0003】
上記従来の階段用タイルのように、段本体と段鼻形成体とが異なる材料で構成 されていると、例えば材料の熱膨張率の違いにより段本体から段鼻形成体が外れ ることがあるという問題がある。
【0004】 本考案は、上記問題を解決することを課題とし、段本体から段鼻形成体が外れ ることのない階段用タイルを提供するものである。
【0005】
上記課題を解決するために本考案の階段用タイルは、 水平の踏み板部および垂直のけ込み板部からなる倒L字状の段本体(6a)(11a) と、段本体(6a)(11a)の角部外側に埋め込まれる段鼻形成体(6b)(11b)とを備えた 階段用タイル(6)(11)において、段本体(6a)(11a)と段鼻形成体(6b)(11b)とが異 色同材料よりなるものである。
【0006】 この考案の階段用タイルによれば、段本体(6a)(11a)と段鼻形成体(6b)(11b)と が同材料で構成されているので、熱膨張率の違いが原因となって本外(6a)(11a) から段鼻形成体(6b)(11b)が外れることがない。
【0007】 さらに、段本体(6a)(11a)と段鼻形成体(6b)(11b)とが異なる色をなしているの で、段鼻部の視認性に優れ、例えば色盲者が階段を踏み外すおそれがなくなる。 また、美感においても優れたものとなる。特に、段本体(6a)(11a)に暗色を、段 鼻形成体(6b)(11b)に明色を用いれば段鼻部の視認性がさらに優れたものとなる 。
【0008】 上記の階段用タイル(6)(11)において段本体(6a)(11a)と段鼻形成体(6b)(11b) とは融着することが好ましい。
【0009】 階段用タイル(6)(11)の強度が増すからである。
【0010】 段本体(6a)(11a)と段鼻形成体(6b)(11b)とを構成する材料は、人造御影石が好 ましい。
【0011】 美感や強度および融着性に優れているからである。
【0012】
以下、本考案の実施形態を図面を参照して説明する。
【0013】 図1および図2には本考案の第1の実施形態の階段用タイルを用いた階段が示 されている。
【0014】 なお、以下の説明において図1の下を前、上を後というものとする。従って図 2においては左が前、右が後になる。
【0015】 階段(1)は、階段(1)が形成される斜面に配された複数のアンカー(2)と、斜面 においてアンカー(2)の周りに現場打ちされた複数のコンクリート製ブロック体( 3)とによって基礎部分が形成されているものである。なお、斜面にアンカー(2) を配する手順およびブロック体(3)を現場打ちする手順は公知のものでありこれ らについての詳細な説明は省略する。
【0016】 ブロック体(3)は、斜面に前後に間隔を置いて配されており、ブロック体(3)の 表面とブロック体(3)間の斜面とに、コンクリートの沈降・脱水・収縮を防ぐ、 いわゆる自閉作用のある樹脂(F)が塗られている。
【0017】 このようにして形成された基礎部分にモルタル層(5)を介して階段用タイル(6) が配されて階段(1)が形成されている。
【0018】 階段用タイル(6)は、階段(1)の踏み板部およびけ込み板部を形成する人造御影 石製の倒L字状の段本体(6a)と、階段(1)の段鼻部を形成する人造御影石製段鼻 形成体(6b)とよりなる。
【0019】 段本体(6a)の角部外側には段鼻形成体(6b)を埋め込むのに適応した切り欠きが 形成されている。
【0020】 段鼻形成体(6b)は、横断面方形状をなすとともに上前角部が切り落とされてい るものであり、段鼻形成体(6b)が、段本体(6a)の切り欠きに埋め込まれた状態で 、段本体(6a)と段鼻形成体(6b)とが融着されて階段用タイル(6)が形成されてい る。段本体(6a)と段鼻形成体(6b)とはいずれも人造御影石製であるが互いに異な る色をなしている。通常、段本体(6a)は、暗色に、段鼻形成体(6b)は、色盲者の 視認性を高めるために、明色にすることが好ましい。
【0021】 なお、段鼻形成体(6b)の上面には左右方向に伸びる滑り止め用溝が形成されて いる。また、階段の踊り場部分には滑り止め用突起が設けられたタイル(4)が左 右に並んで配されている。
【0022】 次に図3を参照して本考案の第2の実施形態の階段用タイル(11)について説明 する。
【0023】 この階段用タイル(11)は、人造御影石製の段本体(11a)に形成された切り欠き の形状および段本体(11a)に埋め込まれて融着されている人造御影石製の段鼻形 成体(11b)の形状が、第1の実施形態の階段用タイル(6)と異なっており、切り欠 きおよび段鼻形成体(11b)が倒J字状をなしている。そして、段本体(11a)と段鼻 形成体(11b)とは異なる色をなしている。この階段用タイル(11)も、第1の実施 形態の階段用タイル(6)と同様の効果を奏する。
【0024】 なお、上記の実施形態においては段本体(6a)(11a)と段鼻形成体(6b)(11b)とは 、いずれも人造御影石製であるが、段本体(6a)(11a)と段鼻形成体(6b)(11b)とを 構成する材料はこれに限られるものではなく、他の人造石、例えばテラゾを用い ることもできる。また、他の適当な材料によって階段用タイルを構成してもよい 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施形態の階段用タイルを用いた
階段の平面図である。
階段の平面図である。
【図2】図1におけるII-II線に沿った断面を示す斜視
図である。
図である。
【図3】本考案の第2実施形態の階段用タイルにおける
図2相当の図である。
図2相当の図である。
(6) 階段用タイル (6a) 段本体 (6b) 段鼻形成体 (11) 階段用タイル (11a) 段本体 (11b) 段鼻形成体
Claims (3)
- 【請求項1】 水平の踏み板部および垂直のけ込み板部
からなる倒L字状の段本体(6a)(11a)と、段本体(6a)(11
a)の角部外側に埋め込まれる段鼻形成体(6b)(11b)とを
備えた階段用タイル(6)(11)において、 段本体(6a)(11a)と段鼻形成体(6b)(11b)とが異色同材料
よりなることを特徴とする階段用タイル(6)(11)。 - 【請求項2】 段本体(6a)(11a)と段鼻形成体(6b)(11b)
とが融着されていることを特徴とする請求項1記載の階
段用タイル(6)(11)。 - 【請求項3】 段本体(6a)(11a)と段鼻形成体(6b)(11b)
とを構成する材料が、人造御影石であることを特徴とす
る請求項1または2に記載の階段用タイル(6)(11)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999004937U JP3065461U (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | 階段用タイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999004937U JP3065461U (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | 階段用タイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3065461U true JP3065461U (ja) | 2000-02-02 |
Family
ID=43199069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999004937U Expired - Lifetime JP3065461U (ja) | 1999-07-05 | 1999-07-05 | 階段用タイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3065461U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001132189A (ja) * | 1999-11-01 | 2001-05-15 | Asutoru:Kk | 階段ブロック |
-
1999
- 1999-07-05 JP JP1999004937U patent/JP3065461U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001132189A (ja) * | 1999-11-01 | 2001-05-15 | Asutoru:Kk | 階段ブロック |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |