JPH0316708Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0316708Y2
JPH0316708Y2 JP1984165332U JP16533284U JPH0316708Y2 JP H0316708 Y2 JPH0316708 Y2 JP H0316708Y2 JP 1984165332 U JP1984165332 U JP 1984165332U JP 16533284 U JP16533284 U JP 16533284U JP H0316708 Y2 JPH0316708 Y2 JP H0316708Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit frame
traveling toy
robot
vehicle body
link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984165332U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6180092U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984165332U priority Critical patent/JPH0316708Y2/ja
Publication of JPS6180092U publication Critical patent/JPS6180092U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0316708Y2 publication Critical patent/JPH0316708Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は形態が変化し、かつ変化した状態で
走行を継続する形態変化走行玩具に関する。
(従来技術) 従来、この種の形態変化玩具は自動車、オート
バイ、建設機械等の形態からロボツト状に変化さ
せ得るという奇抜さを狙うほか、変化の過程も要
素も取り入れていた。しかし、こうした玩具は普
及してから年数を経て、奇抜さという点では効果
が稀薄化している傾向にある。それは、従来の技
術が何れも玩具本体を複数の部材に分割構成し、
これらを関節構造材で連結係止している点に止ま
つているからである。
(技術的課題) そこで、この考案の奇抜さという点での効果を
一層強くすることを目的に、走行中の玩具が自動
的に他の形態に変化する等、他の形態へ変化を作
動しながら、更に形態変化後もそのまま走行運動
を継続する形態変化走行玩具の提供を目的とす
る。
(考案の技術的手段) 前記目的を達成するため、本考案に係る形態変
化走行玩具は、走行玩具形態とロボツト形態に変
化するとともに、下記要件を備えたことを特徴と
する。
(イ) 走行玩具形態において、車体中央部の前部に
は走行前輪を有するフロントノーズが回動自在
に連結されていること (ロ) 上記車体中央部の内部には駆動車輪とその駆
動装置を収納したユニツト枠が収納配置され、
且つ該ユニツト枠はリンクを介してフロントノ
ーズの後部に回動自在に連結したこと (ハ) 上記リンクの前部はバネによつてリンクの後
部が下方に回動するようにバネ付勢され、走行
玩具形態時には上記バネ付勢に抗して上記ユニ
ツト枠と上記車体中央部とが上記駆動装置によ
つて回転するカムで解除可能に係止されている
とともに、係止解除時に上記フロントノーズは
ロボツトの脚部を構成すること (ニ) 上記車体中央部は互いに他に対して異方向に
回動又は分離するようにバネ付勢され、互いに
解除可能に係止され、上記係止解除時に上記構
成部材はロボツト上半身部を構成する複数の構
成部材から形成されていること (ホ) 上記車体中央部とユニツト枠との係止解除と
上記構成部材の係止解除とは連動すること (考案の作用、効果) 前記構成によれば、走行玩具形態時に走行させ
ると駆動装置によつてカムが回転するからユニツ
ト枠と車体中央部との係止が解除される。このた
め、リンクの後部はバネにより下方に回転させら
れるが、ユニツト枠が走行面に接しているため、
リンクの後部は下方に回動できない。したがつ
て、逆にリンクとともに車体中央部が上方に立ち
上げられて直立し、フロントノーズがロボツト脚
部を構成する。ユニツト枠と車体中央部との係止
解除と連動して、同時に、車体中央部の構成部材
間の係止も解除されてロボツトの上半身部が構成
され、ロボツト状の形態への形態変化が行なわれ
る。しかも、車体中央部が立上がつても、フロン
トノーズとユニツト枠は最下部に位置し、それぞ
れが走行前輪と駆動車輪とを有しているから、ロ
ボツト状に形態変化した後も上記玩具は走行を継
続することができる。
このように、本考案によれば、走行玩具の形態
で走らせると、一定距離走行後に突然に自動的に
ロボツト状の形態に変化するとともに、走行を継
続することができるから、奇抜で意外性に富んだ
面白い走行玩具を提供することができる。
(実施例) 以下、図面によつてこの考案の実施態様につい
て説明する。
図において、符号Aは形態変化走行玩具を示す
もので、この形態変化走行玩具Aは駆動装置とし
てゼンマイ式の駆動ユニツト1aを用いている。
このユニツト1aはユニツト枠1内に収納され、
ゼンマイを巻くための歯車用支軸を兼ねた出力軸
2に駆動車輪3を連係し、該出力軸2の反対側に
前方に延びるリンク部材5が回動自在に軸支され
ている。
自動車の車体前部は、フロントノーズを中間か
らフロント前部材7とフロント後部材9の前後に
二分し、互いを回動自在にヒンジ6で連結し、フ
ロント前部材7に走行前輪8を設け、後のフロン
ト後部材9とヒンジ6の部分で約90度の角度に反
りかえるように構成されている。フロント後部材
9の後部にはユニツト取付部10が形成され、こ
の取付部10は前記リンク部材5の先端を上記の
取付部10の基部11にバネ4aで下方へ旋回回
動するように付勢して軸支するとともに、第8図
に示すように、ロボツトの脚部10a及び腰部1
0bの形状をなすように形成されている。
一方、車体中央部には、乗車室のフロントウイ
ンドウ、サイドウインドウ、ルーフの部分を構成
したルーフ部材14が設けられている。このルー
フ部材14は取付部10の両側後部、すなわち取
付部10の両側に回動自在に突起軸26によつて
連結している。ルーフ部材14の両側にはヒンジ
15により回動自在にドアを模したサイド板16
を設け、このサイド板16は第3図のようにヒン
ジ15の部分に設けた巻きバネ4bで常時外側へ
水平に開くように付勢されている。これに対し、
サイド板16の内側(裏面)には鉤形の係止突起
24が設けられ、これに対応するユニツト枠1の
側面にも係止突起25が設けられ、両係止突起2
4と25との係止によつてサイド板16の開きが
防止されている。
また、上記ルーフ部材14は第4図に示すよう
にリヤ部材17をヒンジ12により回動自在に軸
支している。リヤ部材17はルーフの一部を構成
する細長板部17aとリヤウインドウを構成する
後板部17bとから構成され、細長板部17aの
先端底面にロボツトの頭部18を固定している。
したがつて、自然の状態でのリヤ部材17はルー
フ部材14に軸支された位置を支点にして重い後
板部17bの方が下方へ回動し、前端位置側のロ
ボツトの頭部18はルーフ部材14の上に突出す
る。
ところで、ユニツト枠1はリンク部材5によつ
てフロント後部材9の取付部10に連結され、か
つ常時下方へ付勢されているが、この付勢力に逆
らつてユニツト枠1を上方へ押し上げると、第2
図のようにリンク部材5と取付部10とユニツト
枠1とは水平に縦に整列する。この整列状態は次
のようにして保持される。すなわち、第5図に示
すように、駆動ユニツト1aの下端部に基部を軸
支し、この軸支部分に設けた巻きバネ4cによつ
て前方へ付勢した係止杆19の先端係止部19a
をリヤ部材17の細長板部17aの下面に形成さ
れた係止部20に係止され、これによつてユニツ
ト枠1が下方へ戻るのを防ぐ。なお、このとき、
補強的にリヤ部材17の端部17cをユニツト枠
1の後端部に形成された係止突片13に係止す
る。この係止はゆるやかで簡単に外れる。係止杆
19の中間には前面側に半円弧状に突設した係合
突部21が設けられており、この係合突部21は
上記係止突起20と係止杆19との係止を解除す
るためのものである。つまり、駆動ユニツト1a
に出力軸2の回転数に比べて一番低回転数の歯車
支軸であるゼンマイの芯部を止着した支軸22に
回転カム23を固定し、回転カム23が上記係合
突部21に係合して、バネ4cの力に抗して押圧
することによつて係合突部21は後方へ押し戻さ
れ、係止突起20と係止杆19との係止を解除す
る。
上記構成の形態変化走行玩具Aは、サイド板1
6を折りたたみ、ユニツト枠1をルーフ部材14
側へ押し戻して係止杆19の先端係止部19aと
係止突起20とを係止させ、さらにリヤ部材17
の端部17cをユニツト枠1の後端部の係止突片
13に係止させる。この際に、係止突起24と係
止突起25も係止してサイド板16とユニツト枠
1とが折りたたまれた状態を保持すると同時にリ
ヤ部材17のルーフ部分も略水平に維持される。
これをプルバツグ動作につて駆動車輪3のバツク
回転で駆動ユニツト1aのゼンマイを巻き上げ、
そのまま手を離せば玩具Aは自動車の状態で走行
する。走行中回転カム23が除々に回転して漸次
係合突部21を押し戻す。すると、走行玩具Aは
次のように転回作動する。すなわち、係止杆19
が係止突起20から外れ、リヤ部材17の端部1
7cとユニツト枠1の後端部の係止突片13との
係止も解除され、ユニツト枠1は付勢されている
方向、つまり下方へ回動移動するのであるが、こ
の際に駆動車輪3は接地しているので、バネ4a
の反作用によつて取付部10が上方へ持ち上が
り、リンク部材5とともに車体中央部が立ち上が
つて直立し、該リンク部材5がユニツト枠1の側
面に形成された突部28に係合して止まる。同時
に係止突起24と係止突起25との係止も解除さ
れ、サイド板16は両外側方へ水平に開く。この
ときに、ルーフ部材14は後の方が重いので、突
起軸26を中心に後部が下方へ移動し、その両側
縁が取付部10の突部27に係合して略水平位置
に支承される。また、リヤ部材17も後方が重い
から前述したようにして、ロボツトの頭部18が
ルーフ部材14の上に突出する。このように走行
玩具Aはフロントノーズがロボツト脚部を、車体
中央部がロボツト上半身部を構成し、全体として
ロボツト形状に変化する。しかも、形態変化後も
フロントノーズとユニツト枠1は最下部に位置
し、それぞれが走行車輪8と駆動車輪3とを有し
ているので、そのまま走行を続ける。
【図面の簡単な説明】
第1図は形態変化走行玩具の側面図、第2図は
ユニツト枠の取付状態を示す側面図、第3図はサ
イド板とユニツト枠との係止状態説明図、第4図
はルーフ部材の斜視図、第5図はルーフ部材とリ
ヤ部材を縦断して示す側面図、第6図と第7図は
形態変化走行玩具の動作を説明するための側面
図、第8図はロボツト状に変化した状態を示す斜
視図である。 符号A……形態変化走行玩具、1……ユニツト
枠、3……駆動車輪、4……基体、5……リンク
部材、8……走行前輪、10……取付部、14…
…ルーフ部材、16……サイド板、17……リヤ
部材、18……ロボツトの頭部、19……係止
杆、20……係止突起、21……係合突部、23
……回転カム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 走行玩具形態とロボツト形態に変化するととも
    に、下記要件を備えたことを特徴とする形態変化
    走行玩具。 (イ) 走行玩具形態において、車体中央部の前部に
    は走行前輪を有するフロントノーズが回動自在
    に連結されていること (ロ) 上記車体中央部の内部には駆動車輪とその駆
    動装置を収納したユニツト枠が収納配置され、
    且つ該ユニツト枠はリンクを介してフロントノ
    ーズの後部に回動自在に連結したこと (ハ) 上記リンクの前部はバネによつてリンクの後
    部が下方に回動するようにバネ付勢され、走行
    玩具形態時には上記バネ付勢に抗して上記ユニ
    ツト枠と上記車体中央部とが上記駆動装置によ
    つて回転するカムで解除可能に係止されている
    とともに、係止解除時に上記フロントノーズは
    ロボツトの脚部を構成すること (ニ) 上記車体中央部は互いに他に対して異方向に
    回動又は分離するようにバネ付勢され、互いに
    解除可能に係止され、上記係止解除時に上記構
    成部材はロボツト上半身部を構成する複数の構
    成部材から形成されていること (ホ) 上記車体中央部とユニツト枠との係止解除と
    上記構成部材の係止解除とは連動すること。
JP1984165332U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH0316708Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984165332U JPH0316708Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984165332U JPH0316708Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6180092U JPS6180092U (ja) 1986-05-28
JPH0316708Y2 true JPH0316708Y2 (ja) 1991-04-10

Family

ID=30723184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984165332U Expired JPH0316708Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0316708Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63122489A (ja) * 1986-11-12 1988-05-26 株式会社タカラ 変形玩具
KR101327305B1 (ko) * 2012-02-24 2013-11-11 최신규 변신 자동차 완구 및 이를 이용한 놀이 장치
JP6297953B2 (ja) * 2014-09-12 2018-03-20 株式会社タカラトミー 形態変化玩具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02232U (ja) * 1987-10-30 1990-01-05

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60182098U (ja) * 1984-05-15 1985-12-03 株式会社トミー 変態玩具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02232U (ja) * 1987-10-30 1990-01-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6180092U (ja) 1986-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0615665Y2 (ja) 空中回転走行玩具
JPH0325826Y2 (ja)
US5267888A (en) Toy vehicle having articulated wheel portions
JPH0319423Y2 (ja)
JPH01146569A (ja) スケートボード玩具
JPH0316708Y2 (ja)
JPH0218869B2 (ja)
WO2022143488A1 (zh) 可换向的玩具车
CN2461792Y (zh) 折叠腿轮
CN212073819U (zh) 一种汽车座椅锁机构总成
JPS6348313Y2 (ja)
JPH0324238B2 (ja)
JPH0315098Y2 (ja)
JPH0319421Y2 (ja)
JPH0347675Y2 (ja)
JPS6010624Y2 (ja) 折畳み展開自在な走行玩具
CN209096898U (zh) 一种多功能儿童童车
CN216893908U (zh) 隐藏式门把手结构
JPH0325829Y2 (ja)
JPH0315102Y2 (ja)
JPH0432155Y2 (ja)
JPH0411757Y2 (ja)
JPS6341029Y2 (ja)
JPS62102785A (ja) 形態変化走行玩具
JP3077401U (ja) 走行玩具