JPH0347675Y2 - - Google Patents

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JPH0347675Y2
JPH0347675Y2 JP16833585U JP16833585U JPH0347675Y2 JP H0347675 Y2 JPH0347675 Y2 JP H0347675Y2 JP 16833585 U JP16833585 U JP 16833585U JP 16833585 U JP16833585 U JP 16833585U JP H0347675 Y2 JPH0347675 Y2 JP H0347675Y2
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vehicle body
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holding member
spring
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車形態からロボツト形態に変化す
る形態変化自動車玩具における側部の跳ね出し機
構に関する。
(従来技術) 従来、この種の形態変化自動車玩具において自
動車形態の車体の側面の一部をなす側面部材を形
態変化時に外側方に跳ね上げてロボツトの腕部と
して構成する例が多いが、このような側板の跳ね
出し機構としては、外側方にはね出すようにバネ
付勢しておいた側板を自動車本体の両側に係脱自
在に設け、予め自動車本体に係止し、形態変化時
に別の部材の運動と関係させて上記係止を脱すこ
とにバネ力を解放させ、外側方に跳ね出す構成の
ものが多い。しかし、上記方式ではバネを必要と
するので、その組付けが面倒であつた。
(考案の技術的課題) 本考案は上記問題点を解消し、特にバネ等を使
わずに跳ね出すことができる形態変化自動車玩具
における側面の跳ね出し機構を提供することをそ
の技術的課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案は、自動車本
体とその側面を構成する側面部材と上記自動車本
体と上記側面部材との間に前後方向に摺動自在に
設けられた摺動部材とから成り、上記側面部材を
自動車本体に対し外側方に跳ね出してロボツトの
腕部とする、下記構成の形態変化自動車玩具にお
ける車体側部の跳ね出し機構をその特徴とする。
(イ) 上記側面部材を自動車本体に外側方へ回動可
能に軸支し、且つ上記側面部材の内側面には後
面に傾斜面を有する突壁を形成したこと。
(ロ) 上記摺動部材の外側には凸部が形成され、該
凸部は摺動部材が前方に摺動時に上記凸部は上
記側面部材の突壁の傾斜後面に係合するように
設けられていること。
(考案の作用、効果) 上述のように、本考案によれば形態変化時に自
動車本体の前方向に摺動部材が摺動するとき、そ
の後端部の凸部は側面部材の内側面に形成した突
壁の傾斜後面に当つて摺接する。このため、側面
部材は押し上げられるが、側面部材自体は自動車
本体に軸支されているため、上記押上げにより自
動車本体の外側方に回動して跳ね出る。
したがつて、本考案によれば、バネ等の動力を
用いることなく車体側面の一部を跳ね出させるこ
とができるので、玩具の組立ても楽になり、実用
上の効果は大である。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施例について説
明する。
図において、符号Aは形態変化走行玩具を示
す。この形態変化走行玩具Aは第1図に示す乗用
車形態から第2図に示すロボツト形態に変化し、
その際に車体の側面の一部を外側に跳ね出させる
もので、乗用車の上部形状を上部に形成するとと
もに後端にロボツト頭部2を設けた自動車本体1
に対し、以下の後車輪保持部材3、車体側面部材
4、自動車本体後部カバー材5、前車輪保持部材
6及びボンネツト部材7を連結してなるものであ
る。
後車輪保持部材3は後端に後車輪10を保持
し、前記自動車本体1の下面の前部に軸11によ
つて軸支され、上記自動車本体1に対し鈍角をな
すように開き回動する方向にトーシヨンバネ12
によりバネ付勢されている。また、後車輪保持部
材3の後端にはゼンマイと後車輪10の車軸とゼ
ンマイの出力を後車輪10に伝達する歯車機構と
を内部に設けたゼンマイユニツトボツクス18が
内装されている。さらに、折畳み時に自動車本体
1の底面に対向する面には係合凸部13とフツク
14が設けられている。係合凸部13は折畳み時
に自動車本体1下面に形成した開口部15に突入
するように設けられ、フツク14は自動車本体1
下面に形成した係止溝16に係脱可能に設けられ
ている。すなわち、フツク14はゼンマイユニツ
トボツクス18におけるゼンマイの出力軸に設け
られた回転片17に対向して揺動自在に軸支さ
れ、常時自動車本体1の係止溝16に係止する方
向にバネ19により付勢されている。また、フツ
ク14の基部にはバネ19と反対側に係合突部1
4aが突出形成され、フツク14が上記係止溝1
6に係止時には上記回転片17は上記係合突部1
4aの上に配置されるように形成されている。こ
れにより、フツク14は通常自動車本体1の係止
溝16に係止されているが、ゼンマイが開放され
て回転片17が一回転し、フツク14の係合凸部
13に当つて押圧したときにバネ19の力に抗し
て押し戻され、係止溝16との係止が解除され
る。フツク14と係止溝16との係止が脱れる
と、後車輪保持部材3はトーシヨンバネ12の力
により自動車本体1に対して開き回動する。
車体側面部材4は車体側面の略中央部に切欠き
形成された切欠き部20の内側に設けられ、自動
車本体1の両側から突出した軸受部22に支持軸
23によつて回動可能に軸支され、その外面には
自動車本体1の両側ウインドに連続する自動車の
形状が施され、内側面には後面24が傾斜した突
壁4aが形成されている。
自動車本体後部カバー材5は後部ウインドとト
ランクルームの形状を有し、前車輪保持部材6は
中央に長手方向に沿つて細長に貫通孔29を通す
る長方形の板状部材26の前端に前車輪25を軸
受けする軸受部27を形成したもので、上記板状
部材26は自動車本体1の前端に開口する収納部
28内に図示しないバネにより前方に突出するよ
うに付勢されて収納されている。また、後車輪保
持部材3の係合凸部13は自動車本体1下面の開
口部15に突入時にその裏側において上記板状部
材収納部28内に突出し、該収納部28内に収納
された前車輪保持部材6の貫通孔29の端部に係
合している。この係合により前車輪保持部材6の
板状部材26はバネ力に抗して収納部28内に保
持されている。さらに上記板状部材26の両側部
後端には自動車本体1の収納部28から外側には
み出す摺動部材30が延出され、該摺動部材30
の端部には外側方に突出する凸部31が形成さ
れ、該凸部31は前方突出時に上記車体側面部材
4の内側面の突壁4aに係合するように形成され
ている。
形態変化走行玩具Aは上述のように構成されて
いるから、プルバツクさせてゼンマイユニツトボ
ツクス18内のゼンマイを巻上げた後、手を離し
てゼンマイを開放させると、走行玩具Aは走行を
開始するが、その走行の途中でゼンマイに連結し
た回転片17によつてフツク14が押し戻されて
後車輪保持部材3と自動車本体1下面の開口部1
6との係止が外れると、後車輪保持部材3と自動
車本体1との間に作用していたトーシヨンバネ1
2のバネ力が開放され、後車輪保持部材3が自動
車本体1に対し開き回動しようとするが、後車輪
10は走行面に接地しているために、逆に自動車
本体1の方が立ち上げられる。そして、上記フツ
ク14の係止が脱れて自動車本体1と後車輪保持
部材3とが鈍角をなすように開き回動するとき
に、後車輪保持部材3と前車輪保持部材6との係
合が脱れ、前車輪保持部材6は前方に突出する。
このように、後車輪保持部材3が開き回動時に自
動車本体1を立ち上げると同時に、前車輪保持部
材6は立上がる自動車本体1の前方に突出するの
で、前車輪保持部材6は自動車本体1に対して鈍
角をなした後車輪保持部材3とともに逆V字形と
なるので、自動車本体1はその上方に支持され、
また前後車輪10,25はそれぞれ前後車輪保持
部材3の端部に保持されているので接地する。
また、前車輪保持部材6が第5図のように自動
車本体1の前方向に摺動するとき、第6図a,
b,cの上下に示すように、摺動部材30の後端
部の凸部31は側面部材4の内側面に形成した突
壁4aの傾斜後面24に当つて摺接する。このた
め、側面部材24は押し上げられるが、側面部材
24自体は自動車本体1に軸支されているため、
上記押上げにより自動車本体1の外側方に回動し
て跳ね出る。
さらに、自動車本体後部カバー材5は自動車本
体1が立上るときに慣性によつて残るので、自動
車本体1の後方に回動し、このとき立上つた自動
車本体1の上にロボツト頭部2が露出する。ま
た、自動車本体1が立上るときに、その前方に突
出する前車輪保持部材6も立上ることになるの
で、ボンネツト部材7は相対的に回動して従前の
状態を保持する。
上述のように、自動車状の形態にあるときに自
動車本体1と後車輪保持部材3のフツク14との
係止が脱れることに起因して瞬時に自動車本体1
が立上り、その下方に前後車輪保持部材3が逆V
字形をなし、前車輪保持部材6の下端にボンネツ
ト部材7が初めの状態を保持して配置され、さら
に自動車本体1の上部にはロボツト頭部2が両端
部には車体側面部材4が突出する。このため、自
動車本体1がロボツト頭部2を設けた胴体部、車
体側面部材4が両腕、前後車輪保持部材3が脚
部、ボンネツト部材7が足部をそれぞれ構成して
全体としてロボツトの形態に変化することができ
る。しかも、脚部となる前後車輪保持部材3,6
の下端には前後車輪10が接地するので、形態変
化後も走行可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係る形態変化走行
玩具の形態変化の前後を示す斜視図、第3図は上
記形態変化走行玩具を裏側からみた斜視図、第4
図は前車輪保持部材の斜視図、第5図は前車輪保
持部材と車体側面部材との位置関係を示す要部の
斜視図、第6図a,b,cは車体側面部材の跳ね
出し態様を順次説明する説明図であり、第7図は
後車輪保持部材と自動車本体と前車輪保持部材と
の相互関係を示す断面図である。 符号A……形態変化走行玩具、1……自動車本
体、2……ロボツト頭部、3……後車輪保持部
材、4……車体側面部材、4a……突壁、5……
自動車本体後部カバー材、6……前車輪保持部
材、7……ボンネツト部材、10……後車輪、1
2……トーシヨンバネ、14……フツク、10…
…後車輪、24……突壁後面、25……前車輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車本体とその側面を構成する側面部材と上
    記自動車本体と上記側面部材との間に前後方向に
    摺動自在に設けられた摺動部材とから成り、上記
    側面部材を自動車本体に対し外側方に跳ね出して
    ロボツトの腕部とする、下記構成の形態変化自動
    車玩具における車体側部の跳ね出し機構。 (イ) 上記側面部材を自動車本体に外側方へ回動可
    能に軸支し、且つ上記側面部材の内側面には後
    面に傾斜面を有する突壁を形成したこと。 (ロ) 上記摺動部材の外側には凸部が形成され、該
    凸部は摺動部材が前方に摺動時に上記凸部は上
    記側面部材の突壁の傾斜後面に係合するように
    設けられていること。
JP16833585U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0347675Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16833585U JPH0347675Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6274881U JPS6274881U (ja) 1987-05-13
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