JPS62523Y2 - - Google Patents

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JPS62523Y2
JPS62523Y2 JP1980149799U JP14979980U JPS62523Y2 JP S62523 Y2 JPS62523 Y2 JP S62523Y2 JP 1980149799 U JP1980149799 U JP 1980149799U JP 14979980 U JP14979980 U JP 14979980U JP S62523 Y2 JPS62523 Y2 JP S62523Y2
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JP
Japan
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armrest
main body
latch plate
striker
storage part
Prior art date
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JP1980149799U
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English (en)
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JPS5772964U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、シートバツクに装着されるアーム
レスト、特に、格納時に前倒れ防止手段を有する
乗物用アームレストに関するものである。
従来のシートバツクに装着される乗物用アーム
レストとしては、例えば第1図実開昭54−114605
号公報参照)に示すようなものがある。アームレ
スト本体1は両側に取り付けられたアームレスト
リンク2によつてシートバツク3に装着されてお
り、シートバツク3に設けられたアームレスト格
納部3a内へ不使用時に格納されている。使用時
には、アームレスト本体1の上縁1aに一般を縫
い込んで設けられたストラツプ1bを引張する
と、アームレスト本体1は、アームレストリンク
2により回動してほぼ水平になるまで引き出され
る。アームレスト本体1は、アームレストリンク
2の取り付けられる図示しない骨組の周囲にスポ
ンジや発泡ウレタン等のクツシヨン部材(図示省
略)を巻きさらに布または合成皮革等で覆つて製
作されている。このアームレスト本体1はアーム
レスト格納部3aよりも大きく製作され、わずか
に圧縮された状態で格納されている。したがつ
て、特に、アームレスト本体1の上縁1aとアー
ムレスト格納部3aの上端3bとの摩擦係合によ
つてアームレスト本体1は前倒れしないようにな
つている。
しかしながら、アームレスト本体1の大きさあ
るいはアームレスト格納部3aの大きさにばらつ
きがあつたり、経時変化で弾性力が失われて前述
の摩擦係合が弱い場合、乗物の急制動などによつ
て少々シートバツク3に対してアームレスト本体
1が前倒れしてしまうような問題点があつた。
この考案は、アームレスト格納部とこのアーム
レスト格納部に収納したアームレスト本体との間
に生ずる摩擦係止力が、アームレスト格納部やア
ームレスト本体の寸法バラツキ及び弾性力の経時
変化により低下しても、乗物の急制動時にアーム
レスト本体が前倒れするのを確実に防止できると
共に、アームレスト本体のアームレスト格納部へ
の固定の解除とアームレスト本体の引き出し操作
を一操作で連続的かつ簡易に行うことが出来る乗
物用アームレストを提供することを目的とするも
のである。
この目的を達成するため、この考案は、シート
バツクの前面に凹設されたアームレスト格納部
と、該アームレスト格納部に収納される位置およ
び略水平の位置の両位置間に回動自在なるよう基
部がシートバツクに軸支されたアームレスト本体
と、該アームレスト本体を前記アームレスト格納
部内に保持すると共に該保持を解除可能としたロ
ツク装置とよりなり、該ロツク装置は、前記アー
ムレスト格納部内に配設されたストライカーと、
前記アームレスト本体の自由端部に設けられたシ
ヤフトに回転自在に軸支され、前記ストライカー
を係脱自在としたラツチプレートと、該ラツチプ
レートをストライカーに係合する方向に付勢した
コイルばねと、該コイルばねの付勢力に抗してラ
ツチプレートをストライカーから解除する方向に
回転可能なるよう、ラツチプレートに支持され且
つアームレスト格納部に格納したときのアームレ
スト前面より突出したストラツプとからなる乗物
用アームレストとしたことを特徴とするものであ
る。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。な
お、第2図以下の各図において、第1図で示す部
材と同一ないし均等の部材にいつては、同一符号
をもつて示し、重複した説明を省略する。
第2図〜第6図は、この考案を自動車の後部座
席に適用した一実施例を示す図である。まず、構
成を説明すると、図中4はアームレストで、後席
シート5のシートバツク3に装着され、ロツク装
置6を具備している。ロツク装置6は、アームレ
スト格納部7に装着されたストライカー8と、ス
トライカー8に係合し、かつアームレスト本体4
aに設けられたアームレストロツク9とから形成
される。ストライカー8は、棒片をコの字型に曲
折してなる係合部8aと、該係合部8aの両端部
に固定された8bとからなつており、アームレス
ト格納部7のバツクボード7aの表側上方に係合
部8aを突設させた状態で係合部8aの両端部を
バツクボード7aの裏側に取付けられたプレート
8bに固着して装着されている。他方、アームレ
ストロツク9は、ロツクベース10と、ロツクベ
ース10の基部11より突設したシヤフト12に
軸支されたラツチプレート13と、ラツチプレー
ト13から延びた解除レバー14の先端にリベツ
ト15で取付けられたストラツプ16とから形成
されている。そしてロツクベース10は、条片を
曲折して両側に取付孔18を有する取付部19
が、中央に基部11が形成されたハツト型形状を
呈していて、第4図に示すようにセンターアーム
レスト本体4aのインサートフレーム4bに固着
されたナツト27と、前記取付孔18とを一致さ
せてボルト28でこのロツクベース10は締結さ
れている。前記基部11には略V字形の切欠部2
0が形成され、中央にシヤフト12に並んでピン
21が突設されている。また、ラツチプレート1
3は、ストライカー8に摺接するよう形成された
テーパー部22と、テーパー部22の端部につづ
いて略U字形のストライカー8の係止部23と、
係止部23につづいて扇形形状に切欠された両端
部にラツチストツパー24a,24bとが形成さ
れてシヤフト12に軸支されている。軸支された
ラツチプレート13は、ラツチストツパー24
a,24bとピン21とで回転角度が制限され、
シヤフト12にコイルばね25を巻装し、コイル
ばね25の一端をシヤフト12の割り溝12aに
係止し、他端を解除レバー14の根元部14aに
係止して時計方向に回動力が付勢され、常時、ラ
ツチストツパー24aで回転が停止されている。
そして、第4図に示すように17はカバーで、該
カバー17はアームレスト本体4aの上端角部に
取付けられてラツチプレート13等を覆つてビス
26で固設されており、中央にストライカー8が
出入可能な開口17aが穿設されている。
次に、作用を説明する。
アームレスト4を使用したいときには、第5図
および第6図に示す格納状態から矢印Fの方向に
ストラツプ16を引張る。ストラツプ16が引張
られると、解除レバー14は、コイルばね25に
抗してシヤフト12を中心に回動し、一体に成形
されたラツチプレート13もラツチストツパー2
4bがピン21に当たるまで回動し想像線で示す
位置で停止する。従つてラツチプレート13の係
止部23は符号23aで示す位置に回動すること
になるので、ストライカー8の係合部8aから完
全に離脱し、ロツク状態が解除される。さらに、
ストラツプ16を引張ると、アームレスト本体4
aはアームレストリンク2により回動し、アーム
レスト格納部7から引き出され、ほぼ水平位置で
セツトされ、アームレスト4の使用が可能とな
る。そして、ストラツプ16を離すとコイルばね
25の付勢力により、ラツチプレート13は、逆
回動し、ラツチストツパー24aがビン21に当
つて静止状態におかれる。
またアームレスト4を使用しなくなつたときに
は、引き出されて水平位置にある状態からアーム
レスト本体4aをアームレスト格納部7へ回動す
る。この際、ラツチプレート13のテーパー部2
2とストライカー8の係合部8aとが当接し、当
接点でテーパー部22により押し込む力の分力で
ある回動力が生じ、ラツチプレート13を第6図
で反時計方向に回動する。ついには、ラツチプレ
ート13は、テーパー部22の端部を越えたスト
ライカー8と係止部23とが係合して第6図のよ
うにロツク状態となる。
ここに、アームレスト本体4aはロツク状態の
もとでアームレスト格納部7に収納される。
以上詳述したように、この考案は、アームレス
ト本体のロツク装置を、前記アームレスト格納部
内に配設されたストライカーと、前記アームレス
ト本体の自由端部に設けられたシヤフトに回転自
在に軸支され、前記ストライカーを係脱自在とし
たラツチプレートと、該ラツチプレートをストラ
イカーに係合する方向に付勢したコイルばねと、
該コイルばねの付勢力に抗してラツチプレートを
ストライカーから解除する方向に回転可能なるよ
う、ラツチプレートに支持され且つアームレスト
格納部に格納したときのアームレスト前面より突
出したストラツプとから構成したので、乗物の急
制動に対しても格納されたアームレスト本体は何
ら前倒れすることがなく、また、アームレスト本
体をアームレスト格納部に押し込むだけで簡単に
ロツクし、ストラツプを引くだけで容易にアーム
レスト本体のロツク解除と引き出し操作を一操作
で連続的にできるので、手軽でかつ便利にアーム
レスト本体を出し入れすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアームレストのシートバツクへ
の取付状態を示す斜視図、第2図はこの考案の一
実施例に係るアームレストのシートバツクへの取
付状態を示す全体斜視図、第3図はアームレスト
本体に装着されるアームレストロツクの分解斜視
図、第4図は第3図に示すアームレストロツク部
の外観斜視図、第5図は第2図に示す収納状態の
アームレストの縦断面図、第6図は一部省略した
第5図に示すA矢視図である。 3……シートバツク、4a……アームレスト本
体、6……ロツク装置、7……アームレスト格納
部、8……ストライカー、9……アームレストロ
ツク、10……ロツクベース、13……ラツチプ
レート、14……解除レバー、16……ストラツ
プ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シートバツクの前面に凹設されたアームレスト
    格納部と、 該アームレスト格納部に収納される位置および
    略水平の位置の両位置間に回動自在なるよう基部
    がシートバツクに軸支されたアームレスト本体
    と、 該アームレスト本体を前記アームレスト格納部
    内に保持すると共に該保持を解除可能としたロツ
    ク装置とよりなり、 該ロツク装置は、前記アームレスト格納部内に
    配設されたストライカーと、前記アームレスト本
    体の自由端部に設けられたシヤフトに回転自在に
    軸支され、前記ストライカーを係脱自在としたラ
    ツチプレートと、該ラツチプレートをストライカ
    ーに係合する方向に付勢したコイルばねと、該コ
    イルばねの付勢力に抗してラツチプレートをスト
    ライカーから解除する方向に回転可能なるよう、
    ラツチプレートに支持され且つアームレスト格納
    部に格納したときのアームレスト前面より突出し
    たストラツプとからなることを特徴とする乗物用
    アームレスト。
JP1980149799U 1980-10-22 1980-10-22 Expired JPS62523Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980149799U JPS62523Y2 (ja) 1980-10-22 1980-10-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980149799U JPS62523Y2 (ja) 1980-10-22 1980-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5772964U JPS5772964U (ja) 1982-05-06
JPS62523Y2 true JPS62523Y2 (ja) 1987-01-08

Family

ID=29509175

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980149799U Expired JPS62523Y2 (ja) 1980-10-22 1980-10-22

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JPS5772964U (ja) 1982-05-06

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