JP3555816B2 - アームレスト - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車用シートに備えられるアームレスト、詳しくは、アームレストに設けてアームレストの格納状態又は使用状態を保持するためのロック機構のロック状態を解除するためのストラップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のアームレストにはアームレストの先端部より外部に突出するストラップを引くことにより、アームレストのロック状態を解除するものがある。
これは、シートバックの側面より外方に突出した枢軸にアームレストの基部側を回転自在に軸着し、前記枢軸と同様にシートバックより突出するガイドピンなどの固定部材に、アームレスト側に設けたロックプレートなどの可動係合材を係合することにより、アームレストが格納状態又は使用状態にロックされる構造である。
【0003】
また、ばねによりロック方向に付勢されているロックプレートにストラップが連結され、このストラップのアームレストの先端部より外部に突出する操作部を、前記ばねの弾力に抗して引くことにより、ロック状態が解除されるようになっている。
【0004】
そして、ストラップはアームレストの内部を構成する略箱形状の板金製フレームの一部を切り起こして形成したストッパに突き当たることにより、ストラップの引張量を一定に規制している(例えば実開平4ー95830号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、前記従来品はストラップが板金製フレームの一部を切り起こして形成したプレート状のストッパに突き当たることにより、ストラップの引張量を一定に規制する構造であるため、ストッパがストラップの引張力に耐えられず変形損傷する虞れがあった。
【0006】
そこで、本発明はストッパが変形せずに長期使用によっても常にストラップの引張量が一定に規制されるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するため本発明に係るアームレストはアームレストのロック状態を解除するためのストラップには、ストラップを引いた際に先端部内のパイプ製フレームに係止するストッパを設けてなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1はアームレスト(A)の格納状態を示し、アームレスト(A)はシートバック(SB)の外方に起立状にロック機構によりロックされており、図中(HD)はヘッドレスト、(SC)はシートクッションを夫々示す。
【0009】
図示するアームレスト(A)はシートバック(SB)の外側面より外方に突出する枢軸(3)に回動自在に枢着され、枢軸(3)はアームレストのフレームと一体の筒体(36)内に挿通され、フレームは図3に示すように、基端と先端に配設したパイプ製支杆(40)(41)と、この支杆(40)(41)を内部に溶接した略箱体状の本体(F)とから構成され、本体(F)は板金で図1に示すような形状に形成されている。なお、フレームは発泡体製パッド内に内蔵され、パッドは表皮で被包されてアームレスト(A)が形成される。
【0010】
そして、この本体(F)のシートバック(SB)側の側板には筒体(36)を中心とする二ケの弧状ガイド長孔(37)(38)が開孔され、このガイド長孔(37)(38)内に、シートバック(SB)側に設けたガイドピン(31)(32)が挿通している。
【0011】
このガイドピン(31)(32)がガイド長孔(37)(38)の端縁に突き当たることにより、図1に示すようにアームレスト(A)の後方への回動が規制され起立状になる。またガイドピン(31)(32)がガイド長孔(37)(38)の反対端縁に突き当たることにより、アームレスト(A)の使用状態になりアームレスト(A)が前方への回動が規制される。
【0012】
以上のロック機構はアームレスト(A)の格納状態を保持するものであり、ガイドピン(31)にフック(32)が係合することによりロックされ、フック(33)は前記筒体(36)に一体に固着した固定片(35)に一端側が回動自在に枢着され、他端側にはクランク状に折曲したワイヤ(30)が挿通されている。またフック(33)はばね(34)によりガイドピン(31)に係合方向に付勢されている。
【0013】
そして、前記ワイヤ(30)にはストラップ(1)の基端(11)が結着され、ストラップ(1)の先端である操作部(10)はアームレスト(A)の先端部より外部に突出している。
【0014】
従って、図1の状態において、ストラップ(1)の操作部(10)をばね(34)の弾力に抗して引くと、ワイヤ(30)を介してフック(33)が矢印方向に回動して、ガイドピン(31)から離脱する。そして、ストラップ(1)の引張力がアームレスト(A)を倒す方向に作用するため、図2に示すようにロック状態が解除すると同時にアームレスト(A)は前倒れする。
【0015】
以上のストラップ(1)にはストッパ(2)が一体に設けてあり、このストッパ(2)は図2に示すように、フック(33)が一定範囲(ガイドピン(31)から離脱する範囲)に回動した際に、前記パイプ製の支杆(40)に突き当たるように形成されている。
【0016】
ストラップ(1)は、支杆(40)と、支杆(40)の近傍における本体(F)の一部を凹設して設けた凹設部(42B)との間の間隙(43)に挿通している。
そしてアームレスト(A)が格納状態においてストラップ(1)の操作部(10)を操作し易いようにフレームの本体(F)における先端部には支杆(40)に対して前方に突出する突出部(42)が設けてあり、この突出部(42)にストラップ(1)の操作部(10)を挿通する挿通口(42A)が設けてある。
【0017】
図示するストッパ(2)は図4に示すようにストラップ(1)に設けた通孔に挿通する雄体(21)と、この雄体(22)に一体に嵌合する雌体(20)とからなる合成樹脂、ゴムなどの弾性材で形成され、支杆(40)に突き当たった際の異音の発生を防止している。
図3において、図中(39)はばね(34)によるフック(33)の回動を一定範囲に規制する係止片で、本体(F)の一部を切り起こして形成している。
【0018】
斯して、ストラップ(1)に支杆(40)に突き当たるストッパ(2)を設けているため、ストラップ(1)を引き、ロック機構によるロックを解除する際、ストッパ(2)がフレームを構成するパイプ製の支杆(40)に突き当たる。
【0019】
そして、ストラップ(1)を更に引くことにより、ストッパ(2)が支杆(40)に突き当たった状態のまま、ストラップ(1)の引張力がアームレスト(A)の前倒れ操作力に作用し、アームレスト(A)はその自重も加わり使用状態に回動する。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、ストラップにパイプ製フレームに係止するストッパを設けているため、ストッパが確実に係止し、また、フレームが変形等することがない。従って、ストラップは長期使用しても引張量が一定に規制されるし、また、ストラップを引いた際のストッパ感があり、ストラップの操作性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面図である。
【図2】図1の状態よりストラップを引いた状態の断面図である。
【図3】図1の断面図である。
【図4】ストッパの断面図である。
【符号の説明】
1 ストラップ
2 ストッパ
40 パイプ製フレーム

Claims (2)

  1. シートバックに、格納状態又は使用状態に回動自在且つ内部に設けたロック機構によりロックし、このロック機構に連結すると共にアームレストの先端部より外部に突出させたストラップを引くことにより、前記ロック機構によるロック状態が解除されるアームレストであって、
    前記ストラップには、ストラップを引いた際に先端部内のパイプ製フレームに係止するストッパを設けてなることを特徴とするアームレスト。
  2. 前記ストッパは弾性材である請求項1記載のアームレスト。
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