JPH0316654A - 酒造用堅型研削式精米装置 - Google Patents

酒造用堅型研削式精米装置

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JPH0316654A
JPH0316654A JP15301489A JP15301489A JPH0316654A JP H0316654 A JPH0316654 A JP H0316654A JP 15301489 A JP15301489 A JP 15301489A JP 15301489 A JP15301489 A JP 15301489A JP H0316654 A JPH0316654 A JP H0316654A
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Toshihiko Satake
佐竹 利彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は酒造用竪型研削式精米装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、酒造米用の精米機として竪型研削式精米機が用い
られてきた。無孔の精白筒を備え、循環手段により精白
室内を何回も通過しながら高精白度の酒米を精米する竪
型研削式精米機にあっては、米粒が精白室で何度も精米
される間に穀温が上昇するとともに含水率が低下するこ
とにより米粒の組織が変化して品質が劣化し、更に、循
環時、特に除糠の際に乾燥気味の風(大気)と接触する
際、亀裂を生じることがあった。
しかし、だからといって、穀温を下げるために精白室内
へ直接通風することは、米粒の水分をますます低下させ
ることになるので、精白筒を囲繞(にょう)する空室を
設け、この空室内に水等の流体を流通させて(ウォータ
ージャケット)間接的に米粒の温度上昇を抑える研削式
精米機の精白室冷却装置について、本発明者は先に提案
した(技願昭63−269061)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、冷却水やガスを精白筒の周囲に流通させるだ
けでは放熱効果ははかばかしくない。
本発明はこの点にかんがみ効率よく精白筒の放熱を行い
、もって、米粒温度上昇を抑えることのできる酒造用竪
型研削式精米装置を提供することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、この発明は次のような構成
とする。
立設した無孔の精白筒内に、主軸に嵌装した研削式精白
転子を回転自在に内装し、この精白転子と前記精白筒内
との間隙を主要部とする精白室を形成するとともに、こ
の精白室へ通じる供給口と排出口とを設け、この供給口
と排出口とを、除糠手段、揚穀機及びタンクからなる循
環路によって連絡し、前記精白筒の外周壁に放熱用のヒ
ートパイプを植設し前記精白筒及び循環路を気密状の外
壁内に配設してなる酒造用竪型研削式精米装置において
、前記外壁で形成される機械室を冷却する冷却装置を設
ける。
上記酒造用竪軸型研削式精米装置において、前記主軸を
回動する電動機を前記機械室外に設ける。
上記酒造用竪軸型研削式精米装置において前記ヒートバ
イプを囲繞して、略密閉状で流体を流通させる排熱室を
設ける。
〔作用及び効果〕
米粒は供給口から精白室へ送られ、精白室において研削
式精自転子による回転によって生じる精白作用により精
白される。精白された米粒は排出口から排出され、除糠
手段、揚穀機を介してタンクへ投入され、タンクから再
び精米機に供給されて精白され、以下、同様に循環して
高精度の米粒に加工される。
精白時に発生して、外壁内に放熱された熱により上昇し
た機械室の室温は、冷却装置により冷却されて加工され
るため、米粒からの水分の蒸発による品質低下を招くこ
とがない。
また、電動機を機械室外に設けたため、電動機から放熱
された熱により機械室内の室温が上昇することがなく、
米粒からの水分の蒸発による品質低下を招くことがない
また、精米時に発生する熱はヒートパイブにより放熱さ
れ、その放熱された熱はヒートパイプを囲繞する排熱室
から機外へ排出される。そのため、熱は機械室内に放熱
されることがなく、米粒からの水分の蒸発による品質低
下を招くことがない。
〔発明の実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の好適な一実施例について
詳述する。垂直方向に延びる箱状の外壁1により機械室
2を形成し、適宜な箇所に機械室2の室温を冷却する冷
却装置3を設け、湿度検出器8を外壁1の壁面に固着し
、検出器8は操作盤10に接続される。
機械室2内のほぼ中央部にはタンクl1が吊るした状態
に設けられ、タンク11の下端はスクリューコンベア1
2を介して精米機13の供給口14に連結し、同上端は
揚穀機15の吐出部に設けた循環用シュートパイプ16
に連結してある。そして、揚穀機15下部の正面壁には
供給口17を開口するとともにホッパ18を設け、この
ホッパ−18と精米機13の排出樋19との間には除糠
手段としての振動ふるい20を横設する。振動ふるい2
0の集糠ホッパ−21は、ブロア22及び搬送パイプ2
2aを介してバッグフィルタ23に連結される。また、
揚穀機15の上端には上部端には上部軸に連動・連結し
てモータ24を設け、吐出部には下端を外壁1外部に臨
ませた排出用シュートパイプ25を前記循環用シュート
バイプ16と分岐して設け、この分岐部にはモータ27
で作動する切換弁26を設ける。揚穀機15下端部の側
面壁には外部用の供給ホッパ−58を設ける。
次に、精米機13について説明する(第2図参照)。精
米機13は、いわゆる竪型研削式と呼称されるものであ
り、無孔の精白筒28内に主軸29を回転自在に立設す
る。すなわち、主軸29の上端は鉄板30に固着した軸
受31によって支承され、その下端は、下端部に形成し
た中空部32にモータ33のシャフト34を嵌入し、ボ
ルト35によって締着してある。前記モータ33は架台
36に固着され、インバー夕方式等による変速手段を備
えている。また、精白筒13の底板37の直上には中空
部を有する下部フィードローラ38を主軸29に軸着し
、以下順に上方に、各々中空部を有する下部ミリングロ
ーラ39、上部フィードローラ40及び上部ミリングロ
ーラ4lを一体に軸着し、これにより、上●下部のミリ
ングローラ39,41と精白筒28との間を主要部とす
る精白室59を形成する。そして、上部ミリングローラ
41上には押さえ板42を当接するとともにナット43
で締着し、前記押さえ板42の周縁部には下方に突設す
る蹴出し爪44を複数個設ける。
精白筒13の上端寄りには排出口45を開口し、この排
出口45に排出樋19を設けるとともに、排出口45に
向けて付勢する抵抗板46を装着する(付勢手段は図示
せず)。また、主軸29は上端を開口して中空状となす
とともに、紬受31の開口部31aに連結する送風機4
7を設け、上・下のミリングローラ39,41の中空部
を冷却すべく噴風孔48を適宜穿設する。
更に、精白筒13の下端に円弧状に開口49を設けると
ともに排風路50を形成し、この排風路50は排風管5
2によって排風機51に連結される。
精白筒13の外周壁にはヒートパイプ53を斜め上方に
向けて多数植設し、ヒートパイプ53は真空中に媒体液
を注入したもので、上端部にはヒートフィン53aを備
える。また、ヒートパイプ53を囲繞する外筒4により
排熱室5を形成し、排熱室5に送風機(図示せず)に連
絡した送風バイプ6と排風パイプ7とをそれぞれ連絡す
る。外壁1内には水槽54を設け、この水槽に連結して
ミスト発生器55を設けるとともに、供給用のスクリュ
ーコンベア12のコンベアケース12aの一部を開口し
てミスト発生用のノズル56を臨ませる。なお、本実施
例においてはノズル56をコンベアケース12aに設け
たが、米粒の循環流路又は精米機13のいずれでもよく
、また、精米機13は、いわゆる流下式のものでもよい
以下、上記実施例における具体的作動について説明する
。供給ホッパ−58に投入される米粒(玄米)は、揚穀
機15及び循環用シュートパイプ16を経てタンク11
内に張り込まれる。
そして、図外のモータを起動してスクリューコンベア1
2を駆動させると、米粒は下部フィードローラ38によ
って精白室59側へ送穀され、下部ミリングローラ39
による研削作用を受けた後、更に、上部フィードローラ
40によって揚穀されて上部ミリングローラ41による
研削作用を受け、蹴出し爪44により抵抗板46に抗し
て排出口45から吐出し、排出樋19を経て振動ふるい
20に供給される。振動ふるい20によって揚穀機15
のホッパ18に搬送される間に糠及び砕米を除去するの
であるが、いわゆるキシミ防止のため、除糠量を調節し
て一部の糠を米粒と共に循環させる。精白室59内の米
粒は、各ミリングローラ39.41にそれぞれ交番的に
接触し、ローラ表面の砥粒の切刃により局部的に破壊さ
れる。米粒は破壊される熱エネルギー並びに米粒間及び
米粒と精白筒との接触による摩擦エネルギーのために温
度上昇する。
こうして、揚穀機15によって揚送された米粒は、タン
ク11を経て再び精米機13に供給されて精米され、以
下、同様に循環して高精白度の米粒(白米)に加工され
、それとともに米温がますます上昇し、米粒に含まれる
水分が失なわれることになるが、精白筒28外周壁に植
設したヒートバイプ53によって精白筒28の温度上昇
を抑え、間接的に米粒温度の上昇を防いでいる。すなわ
ち、精白室59内での米温の上昇が精白筒28に伝わり
、この熱によりヒートパイプ53内の媒体液が気化し、
この気化熱によって精白筒28を冷やす。気化したガス
はパイプ内を上昇し、ヒートフィン53aによって冷や
され、この熱がヒートフィン53aから放出された後、
再び液体となって降下する。このようにして、精白筒2
8の熱はヒートフィン53aから排熱室に放熱されるこ
とになる。
排熱室5に放熱された熱は、送風パイプ6からの送風に
より排風パイプ7から機外へ排出される。そのため、ヒ
ートフィン53aから放熱された熱により機械室2内の
室温が異常に上昇することがなく、米粒温度上昇による
品質の低下を防止することができる。
なお、送風は外気でもよいが、外気温が高い場合排熱効
果が著しく低下するため、冷風または冷湿風を送風する
ようにしてもよい。また、排熱室5に水を流通させても
よい。
また、搗精作業が進行すると機械室2内の室温が上昇し
、米粒の品質が劣化する。そこで、冷却装置3を作動さ
せて室温を下降させ、米粒からの水分の蒸発を抑制して
米粒の品質の劣化を防止する。
また、第4図は本発明の別実施例であり、モーター33
を隔壁9で区画して、外壁1で形成される機械室2から
隔離する。そのため、モーター33で発生する熱が機械
室2へ放熱されることがなく、機械室2内の温度上昇に
よる米粒からの水分の蒸発を防止することができる。
また、運転開始後しばらく経過して米粒の含水率がある
程度低下してきた時点、例えば12%を割った時点でノ
ズル56から米粒に対してミストを噴射し、直接加湿を
行う(経験上12%以上で加湿すると精米が進まない)
。これにより、精米で失なわれる水分を補給し、品質の
劣下を防ぐ。
更に、湿度検出器8により外壁1内の湿度を検出し、機
械室2内を精米に最適の湿度・温度に保持するように働
く。すなわち、外壁1内の湿度が低いときは、制御部5
7を介してミスト発生器55を作動させ、雰囲気湿度を
、例えば75%〜90%に保持する。
また、送風機47により主軸29の中空部に供給される
風が、噴風孔48から各ミリングローラ39.41内の
中空部に噴射され、各ミリングローラ39.41が極度
に高温になるのを防止するように働く。更に、精白筒2
8底部にたまる糠等は、精白筒28下端の開口49から
排風機51によって除去される。
所定の精白度に精米された米粒は、切換弁26の切換え
により排出用シュートパイプ25から次工程に送られる
。また、振動ふるい20によって除去された糠は、バッ
グフィルタ23に収集される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部破断正面図、第2図は
第1図の一部拡大断面図、第3図は第1図の一部拡大図
、第4図は他の実施例の精米機の部分断面図である。 1・・・外壁、2・・・機械室、3・・・冷却装置、4
・・・外筒、5・・・排熱室、6・・・送風パイプ、7
・・・排風パイプ、8・・・湿度検出器、9・・・隔壁
、10・・・操作盤、11・・・タンク、12・・・ス
クリューコンベア、13・・・精米機、14・・・供給
口、l5・・・揚穀機、16・・・循環用シュートパイ
プ、17・・・供給口、18・・・ホッパ、19・・・
排出樋、20・・・振動ふるい、21・・・集糠ホッパ
ー、22・・・ブロア、23・・・バッグフィルタ、2
4・・・モータ、25・・・排出用シュートパイプ、2
6・・・切換弁、27・・・モータ、28・・・精白筒
、29・・・主軸、30・・・天板、31・・・軸受、
32・・・中空部、33・・・モータ、34・・・シャ
フト、35・・・ボルト、36・・・架台、37・・・
底板、38・・・下部フィードローラ、39・・・下部
ミリングローラ、40・・・上部フィードローラ、41
・・・上部フィードローラ、42・・・押さえ板、43
・・・ナット、44・・・蹴出し爪、45・・・排出口
、46・・・抵抗板、47・・・送風機、48・・・噴
風孔、49・・・開口、50・・・排風路、51・・・
排風機、52・・・排風管、53・・・ヒートパイプ、
54・・・水槽、55・・・ミスト発生器、56・・−
ノズル、57・・・制御部、 58・・・供給ホッパー、 59・・・精 自室。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)立設した無孔の精白筒内に、主軸に嵌装した研削
    式精白転子を回転自在に内装し、この精白転子と前記精
    白筒内との間隙を主要部とする精白室を形成するととも
    に、この精白室へ通じる供給口と排出口とを設け、この
    供給口と排出口とを、除糠手段、揚穀機及びタンクから
    なる循環路によって連絡し、前記精白筒の外周壁に放熱
    用のヒートパイプを植設し前記精白筒及び循環路を気密
    状の外壁内に配設してなる酒造用竪型研削式精米装置に
    おいて、前記外壁で形成される機械室を冷却する冷却装
    置を設けたことを特徴とする酒造用竪型研削式精米機。
  2. (2)前記主軸を回動する電動機を前記機械室外に設け
    た請求項(1)に記載の酒造用竪軸型研削式精米機。
  3. (3)前記ヒートパイプを囲繞して、略密閉状で流体を
    流通させる排熱室を設けた請求項(1)または(2)に
    記載の酒造用竪型研削式精米機。
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