JPH03166290A - コールタール、コールタールピッチの精製方法 - Google Patents

コールタール、コールタールピッチの精製方法

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JPH03166290A
JPH03166290A JP30564089A JP30564089A JPH03166290A JP H03166290 A JPH03166290 A JP H03166290A JP 30564089 A JP30564089 A JP 30564089A JP 30564089 A JP30564089 A JP 30564089A JP H03166290 A JPH03166290 A JP H03166290A
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JP
Japan
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liquid
filtration
treated
filtration membrane
coal tar
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Pending
Application number
JP30564089A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Ishida
石田 鋼太郎
Katsujiro Kato
加藤 勝二郎
Masakatsu Morioki
昌勝 盛興
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Toho Gas Co Ltd
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Publication date
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Working-Up Tar And Pitch (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はコールタール《以下、単にタールという。〉
、:1−ルタールビッチ(LX下、単にピッチという。
)からキノリン不溶分く以下、Qlと略記する。〉を除
去するタール、ピッチの精製法に関するものである。
[従来の技術] 一般に、通常のタール、ピッチは不純物として数%のQ
lを含有している。このため、タール、ビッヂを原料と
して各種の炭素材をWIJ造する場合には、このQlの
除去を必要とする場合がある。
タール、ピッチ中のQlの除去操作は濾過法が実滴し易
くて便利である。
そして、この濾過法には、 (4)&JI:M助剤のシリカゲルを25%容偵含み溶
融したタール、ピッチを、250ないし280℃に予熱
した加圧濾過器に送入し、圧力5気圧の窒素気流で平均
孔!! 3.4μmの紙フリースを通して濾過する方法
(特開昭50−142820号公報)、 01過助剤としてけいそう土3%含むピッチを、250
℃,5バールの圧力でスリット幅が50から200μm
の特殊鋼製スリットフィルターにて濾過する方法(特開
昭53−102921号公報〉、 (ハ) 270℃に加熱したピッチをメッシュ間孔幅1
40μm及び全フルイ而積の78%の非開孔面積をもつ
プレス金属製フィルターに2バールで5分間濾過する方
法(特開昭56−120510月公報)、 が従来より知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記した(イ)の方法は被処理液を濾過
面に対して垂直に流し、その全量を濾過する先J4方式
のため紙フリースの細孔(ill過孔)を小さくすると
すぐに目詰まりを起し、かつ紙フリースの耐久性に6問
題がある。また、(イ)の方法はQlを捕集するための
濾過助剤を必要としている。
前記0、(ハ)の方法は金属製フィルターを用いている
ため耐久性に優れるが微細なQlに対してはいずれもフ
ィルターの細孔が大きすぎて適用できない。
そこで本発明の課題u 纏過膜(III材)の目詰りが
しにくくて胴久性が大きく、かつ濾過助剤を必要としな
い、タール、ピッチの精製法を提供することにある。
[a!題を解決するための手段1 前記した課題を解決するための゛木発明の手段【ま、Q
lを含有するタールあるいはピッチよりなる被処理液を
濾過股表而に平行に流しながら濾過して01を除去した
タールあるいはピッチの処理液を得るクロス7ロー濾過
式の精製法であって、前記濾過膜は5μm以下の多数の
濾過孔を有するセラミック質よりなり、濾過膜表面に流
れた被処理液は該濾過膜において被処理液の一部が濾過
されることにより処理液を得るとともに、濾過されなか
った被処理液は濾過股に接触させるべく濾過膜表面に繰
返して平行に流すようにしたタール、ピッチのvi製方
法とされる。
クロスフロー濾過における濾過膜と被処理液との接触は
被処理液が濾過膜表面に平行に流れる適宜形式にて実施
可能である。
[作 用] クロスフロー濾過において、被処理液の一部は濾過膜の
濾過孔を通過し、Qlが除去された処理液となる。濾過
膜を通過しなかった被処理液は濾過膜而に繰返し供給さ
れ、その一部が順次処理液となる。濾過膜の濾過孔には
Qlがケークとして順次堆積するが、被処理液は濾過膜
表面の平行流として流づことより、濾過孔の目詰りがし
難い。
『実施例] 次に、本発明の一実施例をその実施装dとともに説明す
る。
第1図に本実施例を実施する装置の概略を示す。
第1図において、1は加熱手段(図示吐ず)を備えた原
液タンク、2はヒータ、3はクロス7ロー式の濾過器、
4は処理液タンクである。原液タンク1は導管5により
濾過器3に接続され、原液タンク1の被処理液ト1を濾
過器3内の一端側に導入可能とされている。1Aは必要
時に開かれる開閉パルブ、5Aは切換弁である。Pは導
管5に介装された液送ボンプPであって、被処理液Hを
濾過″J!A3へ圧送する。
前記濾過器3は第2図及び第3図に示すように、密閉状
の器内の両支持板31間にセラミック質の管状の濾過膜
(木例では外径10M1内径7#+1長さ1m1平均濾
過孔孔径1μm)32〜32が多数本平行に配設されて
いて、器内の一方側に導入された被処理液口はいずれか
の濾過膜32〜32の管内に導入され、被処理液日の一
部は濾過膜32の濾過孔(図示せず〉を通過し、Qlの
除去された処理液〈濾液〉口Aとして器内空間部33に
入る。8は濾過された処理液(濾液)目八を処理液タン
ク4に導く導管、4八は必要時に開かれる開閉弁である
第1図に示すように、濾過器3の他端側は導管6により
ヒータ2を介して、導管5の切換弁5Aに接続されてい
る。切換弁5Aは必要により切換えられる。7は導管6
に分岐された廃液用の導管でfmlffl弁7Aにより
常時は閉じられている。また、9は逆洗用の蒸気を導入
する導管であり、開閉弁9Aにより常には閉じられてい
る。
しかして、前記した装置により本例の被処理液}」の濾
過処理による精製が行なわれる。
原液タンク1の被処理液1→はピッチであり、図示しな
い加熱手段で液潟220℃に加温後、液送ボンブPの作
動により導管5を介して濾過器3内に導入される。導入
された被処理液Hはいずれかの濾過IIJ32の管内に
入り、管内において被処理液ト1の一部が濾過膜32の
濾過孔を通り、QIレスの処理液(wA液)となり、器
内空間部33に入る(第4図参照)。器内空間部33の
処理液口Aは導管8を介して処理液タンク4に貯溜され
る。
一方、濾過膜3の管内において濾過されなかった被処理
液ト1は器内の他端部に至り、導管6を経て、ヒータ2
にて220℃に加熱され、切換バルブ5Aの切換えによ
り導管5に導入され、液送ボンブPを介して濾過忍3に
再度導入される。濾過器3において被処理液ト1の一部
は濾過され、Qlレスの処理液HAとして処理液タンク
4に貯溜される。
かくして、濾過されなかった被処理液Hは導管6、ヒー
タ2、導管6、切換弁5A,導管5を介して繰返し濾過
器3を通過させることにより被処理液1−1巾の01は
次第に除去され、Qlレスの処理液口Aが処理液タンク
4に貯溜される。なお、濾過器3を通過する被処理液目
の流量減少に伴って切換弁5Aが適宜に操作され、原液
タンク1の被処理液1」が供給され、かつ必要により開
閉弁7Aが開かれて導管7より被処理液l1の一部が廃
巣される。
また、本例装置は濾過処理における濾過膜32の目詰ま
りの解消のために必要時に(よ開閉バルブ9Aを開き、
導管9より加圧蒸気を器内に導入し、濾過F!32の濾
過孔に目詰まりしたQlのケークを逆洗除去する。そし
て、逆洗後は上記した被処理液口のwa過が繰返される
木例の濾過器3における被処理液口の濾過は濾過膜32
表面に対し被処理液1」を平行流としてクロスフ〇一さ
せるのでQlケークによる濾過孔の目詰まりがし難く、
長期間濾過することができる。
また、本例濾過器3には蒸気による逆洗手段が設けてあ
ることより目詰まりした濾過膜32は適宜、逆洗して繍
過膜32に堆積したQlケークを除去し、濾過処理を継
続し得る。
しかして、処理液タンク4における本例の処理液H A
は孔径1μmの濾過孔を通過していることよりほとんど
のQlが除去されたQlレスに精製されたものである。
そして本例ではたとえばQ【6%(2μm以上のQlは
5.4%含有)のピッチを220℃.5/(ff/CI
iGにて濾過器3に供した結果、Qrl度0.01%の
処理液を液回収率(III液供給吊に対する濾液の割合
)50%にて得た。
本例の被処理液I1はピッチの場合であったが、被処理
液[」はタールであっても同様に処理することができる
。タールはピッチに比べ、粘性が低いため濾過器3にお
ける濾過は容易である。
[発明の効果] 本発明は被処理液を濾過膜表面に平行に流しながら罐過
するクロスフロ一濾過によるので、濾過膜(濾過孔)の
目詰まりがし難く、濾過助剤を用いなくても長時間の濾
過が可能である。そして、本発明においては5μm以下
の多数の濾過孔を有するセラミック賀の濾過膜により被
処理液をi11′Aするので、濾過孔を通過する被処理
液のQlを除去づることができる。そして、本発明は濾
過膜表面において被処理液の濾過を繰返すので、被処理
液は順次濾過され、Qlの除去された処理液に精製ざれ
る。また、本発明においてはセラミック買の濾過膜を用
いるので、耐久性良好である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明実施例を実備するための装置を示し、第1図
は装社全体の略休図、第2図は濾過器の構造図、第3図
は第2図■一■線における拡大断面図、第4図は濾過膜
による濾過工程図である。 3・・・濾  過  器 3 2・・・濾  過  膜 33・・・器内空間部 1−1・・・被処理液 口A・・・処 理 液

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 キノリン不溶分を含有するコールタールあるいはコール
    タールピッチよりなる被処理液を濾過膜表面に平行に流
    しながら濾過してキノリン不溶分を除去したコールター
    ルあるいはコールタールピッチの処理液を得るクロスフ
    ロー濾過式の精製法であつて、 前記濾過膜は5μm以下の多数の濾過孔を有するセラミ
    ック質よりなり、濾過膜表面に流れた被処理液は該濾過
    膜において被処理液の一部が濾過されることにより処理
    液を得るとともに、濾過されなかった被処理液は濾過膜
    に接触させるべく濾過膜表面に繰返して平行に流すこと
    を特徴としたコールタール、コールタールピッチの精製
    方法。
JP30564089A 1989-11-24 1989-11-24 コールタール、コールタールピッチの精製方法 Pending JPH03166290A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0712921A1 (en) * 1994-11-17 1996-05-22 Ucar Carbon Technology Corporation Continuous method for increasing the quinoline insoluble concentration of liquid tar while concurrently producing a quinoline insoluble free tar
WO1998013439A1 (en) * 1996-09-27 1998-04-02 Ucar Carbon Technology Corporation Method of production of solids-free coal tar pitch
CN102642941A (zh) * 2012-03-30 2012-08-22 江苏华杉环保科技有限公司 一种利用陶瓷膜过滤器处理洗煤废水的装置
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