JP4414493B2 - フィルタを利用した原液の処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、研磨廃水等の原液をフィルタを利用して処理する方法に関し、特に逆洗工程を改良した処理方法に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の処理方法としては図2に示す原液処理装置を用いて行われている。すなわち、原液タンク1は配管2を通して固液分離がなされるサイクロン3に連結されている。供給ポンプ4および原液開閉弁5は、前記配管2に前記タンク1側からそれぞれ介装されている。セラミックフィルタ6を有するモジュール7は、前記サイクロン3の下流側に連結されている。前記サイクロン3の底部には、濃縮液排出管8が連結され、かつこの濃縮液排出管8には濃縮液開閉弁9が介装されている。
【0003】
濃縮原液配管10は、一端が前記モジュール7の原液側に連結され、他端が前記原液タンク1に連結されている。濃縮原液開閉弁11は、前記濃縮原液配管10に介装されている。濾過液排出管12は、前記モジュール7の濾過液側に連結され、かつこの濾過液排出管12には濾過弁13が介装されている。逆洗チャンバ14は、前記モジュール7の濾過液側に配管15を介して連結されている。圧縮エアー供給管16および圧縮エアー排気管17は、前記逆洗チャンバ14にそれぞれ連結されている。第1、第2のエアー開閉弁18、19は、前記圧縮エアー供給管16および圧縮エアー排気管にそれぞれ介装されている。
【0004】
このような構成の従来の処理装置における濾過工程と、逆洗工程とを以下に説明する。
(1)濾過工程
前記原液開閉弁5、濃縮原液開閉弁11および濾過弁13をそれぞれ開き、前記供給ポンプ3を作動して前記原液タンク1内の原液を配管2を通してサイクロン3に供給し、ここで遠心分離がなされて原液中の相当量の固形分が分離され、サイクロン3内に沈降される。SS分を含む原液を前記モジュール7に供給す る。ここで前記原液の大部分は濾過され、濾過液は前記濾過液排出管12を通して排出され、未濾過原液は前記原液配管10を通して前記原液タンク1に戻される。なお、前記濾過液の一部は前記配管15を通して逆洗チャンバ14内に供給され、そのチャンバ14のHレベルの位置まで濾過液が満たされる。
【0005】
(2)逆洗工程
前記供給ポンプを停止し、かつ前記原液開閉弁5、濃縮原液開閉弁11および前記濾過弁13を閉じた後、前記濃縮弁9および第1エアー開閉弁18をそれぞれ開き、圧縮エアーを前記圧縮エアー供給管16を通して逆洗チャンバ14内に供給する。この時、前記逆洗チャンバ14内に予め導入された濾過液が前記モジュール7の濾過側に配管15を通して供給する。この濾過液の供給は前記逆洗チャンバ14の濾過液がHレベルからLレベルになるまで行なわれる。この時、前記モジュール7のセラミックフィルタ6に侵入した浮遊物(SS分)を原液側に排出する。前記モジュール7の原液側に排出されたSS分は、前記濾過液と共に前記サイクロン3内に導入され、このサイクロン3内に沈降された固形分と一緒に前記濃縮液排出管8を通して濃縮液タンク(図示せず)に回収される。
【0006】
しかしながら、従来の原液処理方法は逆洗工程の毎にSS分を含む濾過液がサイクロン3内の沈降固形分と一緒に濃縮液として濃縮タンクに回収するため、濃縮倍率が低く、かつ濃縮液の絶対量も多くなり、廃棄処理のためのコストが高くなるという問題があった。
【0007】
また、前記逆洗工程はモジュール7の濾過側のみに濾過液を供給して行う、つまり前記モジュール7のフィルタ6表面に堆積しているSS分は原液側が遮断されているため、死角となって若干であるが回収されずに残存する恐れがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、濃縮倍率の高い濃縮液を廃棄することが可能で、かつセラミックフィルタに侵入したSS分が残留することなく逆洗を行うことが可能なフィルタを利用した原液の処理方法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るフィルタを利用した原液の処理方法は、原液タンクと、この原液タンクと配管を通して連結される固液分離手段と、前記配管に前記タンク側からそれぞれ介装された供給ポンプおよび原液開閉弁と、前記固液分離手段の下流側に連結されたセラミックフィルタを有する濾過手段と、前記固液分離手段に連結された濃縮液排出管と、この濃縮液排出管に介装された濃縮液開閉弁と、前記濾過手段の原液側に一端が連結され、他端が前記原液タンクに連結された原液排出管と、この原液排出管に介装されたバイパス弁と、前記濾過手段の原液側に一端が連結され、他端が前記原液タンクに連結された逆洗液排出管と、この逆洗液排出管に介装されたフラッシング弁と、前記濾過手段の濾過液側に連結された濾過液排出管と、この濾過液排出管に介装された濾過弁と、前記濾過手段の濾過液側に連結された逆洗チャンバと、この逆洗チャンバに連結された圧縮エアー供給管および圧縮エアー排気管と、これら圧縮空気供給管および圧縮空気排気管にそれぞれ介装された第1、第2のエアー開閉弁と、この第1エアー開閉弁より圧縮エアー流れの前段側に位置する前記圧縮エアー供給管に一端が連結され、他端が前記濾過手段の原液側に連結されたエアーパージ配管と、このエアーパージ配管に介装されたエアーパージ弁とを備えた原液処理装置を用いた原液の処理方法であって、
前記原液開閉弁、バイパス弁および濾過弁をそれぞれ開き、前記供給ポンプを作動して前記原液タンク内の原液を前記固液分離手段を通して前記濾過手段に供給し、ここで前記原液を濾過し、濾過液を前記濾過液排出管を通して排出し、未濾過原液をそのまま前記原液排出管を通して前記原液タンクに戻す濾過工程;
前記原液開閉弁、フラッシング弁および第1エアー開閉弁をそれぞれ開き、前記供給ポンプを低速作動して前記原液タンク内の原液を前記固液分離手段を通して前記濾過手段に供給すると共に、圧縮エアーを前記圧縮エアー供給管を通して逆洗チャンバ内に供給し、前記逆洗チャンバ内に予め導入された濾過液を前記濾過手段の濾過側に供給して前記フィルタに侵入した浮遊物を原液側に排出し、濾過手段の原液側に供給された前記原液により前記浮遊物を逆洗液として前記逆洗液排出管を通して前記タンクに戻す濃縮用逆洗工程;
前記濃縮弁を開き、前記供給ポンプを停止し、前記第1エアー開閉弁を間欠的に開き、前記第1エアー開閉弁の開時に圧縮エアーを前記圧縮エアー供給管を通して逆洗チャンバ内に供給し、前記逆洗チャンバ内に予め導入された濾過液を前記濾過手段の濾過側に供給して前記フィルタに侵入した浮遊物を原液側に排出し、前記第1エアー開閉弁の閉時に前記エアーパージ弁を開き圧縮エアーを前記エアーパージ配管を通して濾過手段の原液側に供給する操作を繰り返し、前記フィルタに侵入した浮遊物をそのまま前記固液分離手段内の固形分と共に前記濃縮液排出管を通して排出する払い出し用逆洗工程;
を具備し、前記払い出し用逆洗工程を前記濃縮用逆洗工程を複数回行う毎に1回行うことを特徴とするものである。
【0010】
このような本発明によれば、濃縮用逆洗工程において濾過手段の原液側に流出された濃縮液を原液タンクに戻し、払い出し用逆洗工程において前記濃縮用逆洗工程を複数回行う毎に1回行うことによって、従来のように各逆洗工程で固液分離手段内の固形分を濃縮液として排出する場合に比べて固液分離手段内の固形分量が多い状態で濃縮液を排出できる。その結果、濃縮液の廃棄回数を低減できると共に、濃縮倍率の高い濃縮液を廃棄できるため、廃棄処理のためのコストを著しく低減できる。
【0011】
また、前記逆洗工程において、濾過手段の濾過液側に逆洗チャンバから濾過液を供給すると共に、濾過手段の原液側に原液を流すことによって、フィルタに侵入したSS分を良好に除去することができるため、前記フィルタの濾過性能をほぼ初期状態に回復することが可能になる。
【0012】
【実施例】
以下、本発明の好ましい実施例を図1を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例で用いられる原液処理装置を示す概略図である。原液タンク21は配管22を通して固液分離手段であるサイクロン23に連結されている。供給ポンプ24および原液開閉弁25は、前記配管22に前記タンク21側からそれぞれ介装されている。濾過手段であるセラミックフィルタ26を有するモジュール27は、前記サイクロン23の下部側に連結されている。前記サイクロン23の底部には、濃縮液排出管28が連結され、かつこの濃縮液排出管28には濃縮液開閉弁29が介装されている。
【0013】
原液排出管30は、一端が前記モジュール27の原液側に連結され、他端が前記原液タンク21に連結されている。バイパス弁31は、前記原液排出管30に介装されている。逆洗液排出管32は、一端が前記モジュール27の原液側に連結され、他端が前記原液タンク21に連結されている。前記逆洗液排出管32は、前記原液排出管30に比べて菅径が太くなっている。フラッシング弁33は、前記逆洗液排出管32に介装されている。濾過液排出管34は、前記モジュール27の濾過液側に連結され、かつこの濾過液排出管34には濾過弁35が介装されている。
【0014】
逆洗チャンバ36は、前記モジュール27の濾過液側に配管37を開して連結されでいる。圧縮エアー供給管38および圧縮エアー排気管39は、前記逆洗チャンバ36にそれぞれ連結されている。第1、第2のエアー開閉弁40、41 は、前記圧縮エアー供給管38および圧縮エアー排気管39にそれぞれ介装されている。エアーパージ配管42は、前記第1エアー開閉弁40より圧縮エアー流れの前段側に位置する前記圧縮エアー供給管38に一端が連結され、他端が前記モジュール27の原液側に連結されている。エアーパージ弁43は、前記エアーパージ配管42に介装されている。
【0015】
なお、前記原液タンク21には圧縮エアーを噴射して内部の原液を撹拌するための圧縮エアー噴射菅43が連結されている。
このような構成の処理装置における濾過工程、濃縮用逆洗工程および払い出し用逆洗工程とを以下に説明する。
【0016】
(1)濾過工程
前記原液開閉弁25、バイパス弁31および濾過弁35をそれぞれ開き、前記供給ポンプ24を作動して前記原液タンク21内の原液を配管22を通してサイクロン23に供給し、ここで遠心分離がなされて原液中の相当量の固形分が分離され、サイクロン23内に沈降される。SS分を含む原液を前記モジュール27に供給する。ここで前記原液の大部分は濾過され、濾過液は前記濾過液排出管34を通して排出され、未濾過原液は前記原液排出管30を通して前記原液タンク21に戻される。なお、前記濾過液の一部は前記配管37を通して逆洗チャンバ36内に供給され、そのチャンバ36のHレベルの位置まで濾過液が満たされる。
【0017】
(2)濃縮用逆洗工程
前記原液開閉弁25、フラッシング弁33および第1エアー開閉弁40をそれぞれ開き、前記供給ポンプ24を低速作動して前記原液タンク21内の原液を前記サイクロン23を通して前記モジュール27に供給する。同時に、圧縮エアーを前記圧縮エアー供給管38を通して前記逆洗チャンバ36内に供給し、逆洗チャンバ36内の濾過液が前記モジュール27の濾過側に配管37を通して供給する。この濾過液の供給は、前記逆洗チャンバ36の濾過液がLレベルになるまで行なわれる。この時、前記モジュール27のセラミックフィルタ26が濾過側から圧力が加えられるため、前記フィルタ26に侵入した浮遊物(SS分)が原液側に排出され、原液側に供給された原液により洗い落とされる。SS分を含む原液は、前記逆洗液排出管32を通して前記タンク21に戻される。なお、前記逆洗チャンバ36内に供給された圧縮エアーは、前記逆洗処理後に第2エアー開閉弁41を開くことによりエアー排気管39を通して外部に排出される。
【0018】
(3)払い出し用逆洗工程
3−1)前記濃縮弁29をそれぞれ開き、前記供給ポンプ24を停止し、前記第1エアー開閉弁40を例えば0.3秒間開く。このような前記第1エアー開閉弁40の開時に圧縮エアーが前記圧縮エアー供給管38を通して前記逆洗チャンバ36内に供給され、前記逆洗チャンバ36内に予め導入された濾過液が配管37を前記モジュール27の濾過側に供給される。この時、前記モジュール27のセラミックフィルタ26が濾過側から圧力が加えられるため、前記フィルタ26に侵入した浮遊物(SS分)が原液側に押されて排出される。
【0019】
3−2)前記第1エアー開閉弁40を閉じ、前記エアーパージ弁43を開く。この時、圧縮エアーは前記エアーパージ配管42を通して前記モジュール27の上部側から原液側に供給されて前記原液側のSS分を含む濃縮液が前記サイクロン23側に排出される。
【0020】
前記3−1)〜3−3)の操作を前記逆洗チャンバ36内の濾過液がHレベルからLレベルになるまで繰り返し、前記モジュール27のフィルタ26のSS分を前記サイクロン23に沈降・蓄積された固形分と共に前記濃縮液排出管28を通して排出し、図示しない濃縮液タンクに回収する。なお、前記逆洗チャンバ36内に供給された圧縮エアーは、前記逆洗処理後に第2エアー開閉弁41を開くことによりエアー排気管39を通して外部に排出される。
【0021】
前述した払い出し用逆洗工程を前記濃縮用逆洗工程を例えば5回行う毎に1回行うことによって、従来のように逆洗工程の毎にサイクロン内に逆洗液を供給してそこに沈降・蓄積された固形分と共に濃縮液として回収する場合に比べて、前記サイクロン内に沈降・蓄積されたおよそ5倍の量の固形分を濃縮液として排出できるため、濃縮倍率が約5倍の濃縮液を濃縮タンクに回収でき、同時に濃縮液の絶対量も約1/5に低減できる。
【0022】
また、前記濃縮用逆洗工程において、逆洗チャンバ36内の濾過液が前記モジュール27の濾過側に配管37を通して供給し、前記フィルタ26に侵入した浮遊物(SS分)が原液側に排出する際、モジュール27の原液側にポンプ24の作動により原液を供給することによって、前記フィルタ26のSS分を効率よく除去できる。
【0023】
なお、前記実施例では払い出し用逆洗工程を濃縮用逆洗工程を5回行う毎に1回行ったが、濃縮用逆洗工程を2回以上行う毎に1回行えばよい。ただし、濃縮倍率の高い濃縮液を回収する観点から、払い出し用逆洗工程は濃縮用逆洗工程を3回以上行う毎に1回行なうことが好ましい。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば濃縮倍率の高い濃縮液を廃棄して廃棄処理のためのコストを著しく低減でき、かつセラミックフィルタに侵入したSS分が残留することなく逆洗してフィルタの濾過性能をほぼ初期状態に回復することができるフィルタを利用した研磨廃水等の原液の処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いられる原液処理装置を示す概略図。
【図2】従来の原液処理装置を示す概略図。
【符号の説明】
21…原液タンク、
24…供給ポンプ、
23…サイクロン、
26…セラミックフィルタ、
27…モジュール、
28…濃縮液排出管、
30…原液排出管、
32…逆洗液排出管、
34…濾過液排出管、
36…逆洗チャンバ、
38…圧縮エアー供給管、
40…第1エアー開閉弁、
42…エアーパージ配管。
Claims (1)
- 原液タンクと、この原液タンクと配管を通して連結される固液分離手段と、前記配管に前記タンク側からそれぞれ介装された供給ポンプおよび原液開閉弁と、前記固液分離手段の下流側に連結されたセラミックフィルタを有する濾過手段と、前記固液分離手段に連結された濃縮液排出管と、この濃縮液排出管に介装された濃縮液開閉弁と、前記濾過手段の原液側に一端が連結され、他端が前記原液タンクに連結された原液排出管と、この原液排出管に介装されたバイパス弁と、前記濾過手段の原液側に一端が連結され、他端が前記原液タンクに連結された逆洗液排出管と、この逆洗液排出管に介装されたフラッシング弁と、前記濾過手段の濾過液側に連結された濾過液排出管と、この濾過液排出管に介装された濾過弁と、前記濾過手段の濾過液側に連結された逆洗チャンバと、この逆洗チャンバに連結された圧縮エアー供給管および圧縮エアー排気管と、これら圧縮空気供給管および圧縮空気排気管にそれぞれ介装された第1、第2のエアー開閉弁と、この第1エアー開閉弁より圧縮エアー流れの前段側に位置する前記圧縮エアー供給管に一端が連結され、他端が前記濾過手段の原液側に連結されたエアーパージ配管と、このエアーパージ配管に介装されたエアーパージ弁とを備えた原液処理装置を用いた原液の処理方法であって、
前記原液開閉弁、バイパス弁および濾過弁をそれぞれ開き、前記供給ポンプを作動して前記原液タンク内の原液を前記固液分離手段を通して前記濾過手段に供給し、ここで前記原液を濾過し、濾過液を前記濾過液排出管を通して排出し、未濾過原液をそのまま前記原液排出管を通して前記原液タンクに戻す濾過工程;
前記原液開閉弁、フラッシング弁および第1エアー開閉弁をそれぞれ開き、前記供給ポンプを低速作動して前記原液タンク内の原液を前記固液分離手段を通して前記濾過手段に供給すると共に、圧縮エアーを前記圧縮エアー供給管を通して逆洗チャンバ内に供給し、前記逆洗チャンバ内に予め導入された濾過液を前記濾過手段の濾過側に供給して前記フィルタに侵入した浮遊物を原液側に排出し、濾過手段の原液側に供給された前記原液により前記浮遊物を逆洗液として前記逆洗液排出管を通して前記タンクに戻す濃縮用逆洗工程;
前記濃縮弁を開き、前記供給ポンプを停止し、前記第1エアー開閉弁を間欠的に開き、前記第1エアー開閉弁の開時に圧縮エアーを前記圧縮エアー供給管を通して逆洗チャンバ内に供給し、前記逆洗チャンバ内に予め導入された濾過液を前記濾過手段の濾過側に供給して前記フィルタに侵入した浮遊物を原液側に排出し、前記第1エアー開閉弁の閉時に前記エアーパージ弁を開き圧縮エアーを前記エアーパージ配管を通して濾過手段の原液側に供給する操作を繰り返し、前記フィルタに侵入した浮遊物をそのまま前記固液分離手段内の固形分と共に前記濃縮液排出管を通して排出する払い出し用逆洗工程;
を具備し、前記払い出し用逆洗工程を前記濃縮用逆洗工程を複数回行う毎に1回行うことを特徴とするフィルタを利用した原液の処理方法。
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JPH1119420A JPH1119420A (ja) | 1999-01-26 |
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