JPH0316404Y2 - - Google Patents

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JPH0316404Y2
JPH0316404Y2 JP14791484U JP14791484U JPH0316404Y2 JP H0316404 Y2 JPH0316404 Y2 JP H0316404Y2 JP 14791484 U JP14791484 U JP 14791484U JP 14791484 U JP14791484 U JP 14791484U JP H0316404 Y2 JPH0316404 Y2 JP H0316404Y2
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tilling
fork
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は正逆転するロータリに関する。
(ロ) 従来技術 従来、多数の耕耘爪を耕耘軸に取付けてなる耕
耘部の後部にフオークを設けて、耕耘軸を逆回転
させた時に放擲される土塊を選別することは特開
昭59−85203号公報により既に知られている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記既知の装置のフオークは第3〜4図に示す
如く土塊放擲線(耕耘爪回転軌跡の未耕地表面位
置からの接線)より大きく垂下していたため、正
転時に前記フオークが土塊放擲の障害になり、逆
転作業から正転作業に移行する度毎にフオークを
取外さなければならなかつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は耕耘爪の後部に設けたフオークの下端
を耕耘爪の正転時の土塊放擲線の近傍に位置せし
めることにより逆転時に土塊選別を行ない得るも
のでありながら正転時に土塊放擲の障害になるこ
とがなく、フオークを装着したまゝ正逆回転作業
とも行ない得るようにして前述の問題点を解決し
た。
(ホ) 作用 耕耘軸を正回転させて耕耘作業を行なう正回転
作業時には、耕起された土壌は土塊放擲線に沿つ
て投擲されるので、土塊がフオークに衝突するこ
とがなく、フオークを装着したまゝ耕耘作業を行
なうことができる。
また、逆転作業を行なう時、耕耘爪により放擲
された土壌はフオークにより選別され、土塊はフ
オークに当り、そのまゝ落下して下層に堆積し、
細土はフオークを通過して上記土塊層の上に堆積
する。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を図面について説明すると、
第1〜2図において、耕耘軸1は従来のものと同
様伝動ケースと支持枠とに支持されていて、多数
の耕耘爪2…を放射状に取付けてあり、耕耘爪2
の回転軌跡の上面を耕耘カバー3で覆い、その後
縁には下部に後部カバー4を固定したリヤカバー
5を上下回動可能に連結してある。
そして、前記耕耘カバー3の後部寄りの下面に
は多数の弯曲杆を所定間隔に連設してなるフオー
ク6の基部を固定し、このフオーク6は耕耘爪2
…の回転軌跡の後部に沿つており、その下端は第
1図に示すように耕深がhである場合、正回転作
業時における耕耘爪回転軌跡の未耕地表面位置a
からの接線、即ち、土塊放擲線bの近傍に位置し
ている。
なお、伝動ケース、支持枠及びリヤカバー5等
は第5〜8図に示す実施例と同一であるので省略
する。
次に、他の実施例を第5〜8図について説明す
ると、この実施例は播種又は移植する作物の種
類、土壌条件若くは耕深により前述のフオーク6
の角度を調節するようにしたものであつて、リヤ
カバー5は後部リヤカバー5bを前部リヤカバー
5aに長孔と螺子により矢印X方向に移動調節固
定可能に連結してなり、前記フオーク6の基部を
固定した支軸6aは後部リヤカバー5bに回動自
在に枢支し、フオーク6を構成する外側部の前記
弯曲杆の下部にホルダー7を遊嵌し、このホルダ
ー7を左右のサイドカバー8,8に穿設した長孔
9,9の内側面に第8図に示すごとく重合してボ
ルト10,10により移動調節可能に締着してあ
り、前記サイドカバー8,8の前部は一側の伝動
ケース11及び他側の支持枠と一体な耕耘カバー
3の側板3a,3aに螺着されており、フオーク
6の下端は第1番目の実施例と同様土塊放擲線b
の近傍に位置している。
また、サイドカバー8,8は前部を螺子で側板
3a,3aと後部を前記ボルト10によりフオー
ク6に固定されているので強固に支持することが
できる。
そして、畑地で逆転作業を行なう場合は第6図
に示すようにフオーク6を耕耘爪2の回転軌跡に
接近させて締着すると、砕土された耕土を選別す
ることができ、稲又は麦等の刈株が多くあつた
り、かつ藁屑や雑草がある水田で正回転作業を行
なう場合、フオーク6を第7図に示す如く後方へ
回動してセツトすると、フオーク6自体が放擲障
害になることがないことは勿論のこと、前記刈
株、雑草又は藁屑等がフオーク6に詰ることがな
く、これによつても放擲障害を排除することがで
きる。
なお、フオーク6が従来例のようの長い場合で
も正回転作業時にフオーク6を第7図に示すよう
に後退させることで良好な作業を行うことができ
る。
また、耕深が大である場合は後部リヤカバー5
bを上方へ移動して締着し、浅い場合は下方へ移
動して締着する。
更に、前述の各実施例において、前記耕耘爪2
は第1図及び第5図に示す正回転作業時と、第2
図及び第6図に示す逆回転作業時とにおいて、所
定の後退角を保持すると共に取付角度を変更する
必要があり、その構成を第9〜10図について説
明すると、12,12は耕耘軸1に熔接した一対
の支持板であつて、一方の支持板12にボルト1
3を挿通する小径孔14を、また他方の支持板1
2には大径孔15をそれぞれ穿設し、耕耘爪2の
基部を左右の支持板12,12間に挿入し、端部
に大径部を有するカラー16の小径部に2枚の皿
バネ17,17を遊嵌し、このカラー16の小径
部を耕耘爪2の取付孔2aに、大径部を他方の支
持板12の大径孔15に嵌合し、一方の支持板1
2の小径孔14から挿入した前記ボルト13をカ
ラー16にも挿通してナツト13aにて耕耘爪2
が遠芯力によつても起立せず、一定の後退角を保
持する程度に皿バネ17,17を圧縮してある。
また、前記支持板12,12の基部両側には受
体18,18を熔接し、それらと支持板12,1
2で囲まれる部位には円弧状の受金19を着脱自
在に嵌合してあり、該受金19は正逆耕耘作業時
に耕耘爪2の基部のいずれか一側を支持してお
り、受金19が摩耗した場合は抜取つて交換す
る。
第11〜14図に示す例は前記耕耘爪2の回り
止めをする皿バネ17,17の破損を防止せんと
するもので、一般に皿バネは静的荷重に対しては
強いが動的荷重に対しては弱く破損し易い特性が
あるところ、前記耕耘爪2は先端部が弯曲してい
るため、1回転する毎に第11〜12図において
耕耘抵抗により右側へ傾動する。
この時、第11図に示す例では皿バネ17と耕
耘爪2の基部との間に介装したドーナツ状の円板
20の耕耘軸1側には第14図に示す如く折曲部
21を設け、カラー16の大径部に第13図に示
す如く突設したストツパー16aは耕耘爪2が前
記耕耘抵抗により傾動すると、折曲部21がスト
ツパー16aに受止められて、それ以上皿バネ1
7,17を加圧することがなく、結局皿バネ1
7,17の破損を防止することができる。
第12図に示す例は前記円板20の折曲部21
及びカラー16のストツパー16aを耕耘軸1か
ら離れた側で、かつ反対側に設けたもので、耕耘
爪2の傾動を所定量に留めて皿バネ17,17の
破損を防止する点では同一の効果を得ることがで
きる。
更にまた、前述のリヤカバー5は第5図に示す
如く通常その上面に立設したアーム22を緩衝ス
プリング23が介装された連杆24の後端に枢着
し、該連杆24の前端部を機枠と一体な支持金2
5に挿通すると共に第18図に示すように緩衝ゴ
ム27,27を嵌挿し、それを座金26aとスプ
リングピン26で止着することにより吊設されて
おり、リヤカバー5が耕起した土壌面に順応して
上下動しながら滑走するとき、連杆24は緩衝ス
プリング23を伸縮させながら前後動するが前記
スプリングピン26及び緩衝ゴム27,27によ
り制限された位置以上には後退しないようにして
あつた。
そして、前記緩衝ゴム27,27が老化する
と、リヤカバー5が衝撃的に下降することを反復
して破損すると共に脱落することがあり、そのよ
うな場合、前記リヤカバー5が異常に下降して耕
耘爪2…と干渉するという不都合があつた。
第15〜17図は前記リヤカバー5が異常下降
するのを防止する装置を示し、第15図に示す例
はキヤツプ28にナツト29を熔接し、該ナツト
29を前記連杆24の前端に螺合することによ
り、キヤツプ28を緩衝ゴム27,27に遊嵌し
たもので、前記キヤツプ28は2枚の緩衝ゴム2
7,27の厚さより短いので、前記支持金25と
の間に間隔lを隔てることとなり、緩衝ゴム2
7,27は正常な作用をしている時は前記間隔l
の範囲内で伸縮し、破損した時、キヤツプ28は
支持金25に受止められ、リヤカバー5が異常に
下降することがない。
第16図に示す例は、前記スプリングピン26
で止められた座金26aにて円筒体30を受け止
め、熔接し、該円筒体30の開口縁と前記支持金
25との間にlだけ間隔を隔てたものであつて、
緩衝ゴム27,27が正常な緩衝作用をなしてい
る時は前記間隔lの範囲で伸縮し、緩衝ゴム2
7,27が座屈乃至破損した時は前記円筒体30
がlだけ移動して支持金25に受止められるの
で、リヤカバー5が異常に下降することがない。
第17図に示す例は第15図に示す例における
ナツト29をボルト31に変更したもので、作用
は同一である。
また、従来の正逆回転機構は第19図に示す如
く1つの駆動傘歯車32に、耕耘駆動軸36と一
対の傘歯車33,34を噛合させ、切換クラツチ
35をいずれか一方の傘歯車33又は34に噛合
させることにより正逆に回転を切変えていたが、
正回転作業と逆回転作業とでは適正回転数が異な
るにも拘らず、変速することができなかつた。
このような欠点を改善すべくギヤ軸37を駆動
するPTO軸を変速してもPTO軸の変速比が耕耘
軸1の正逆転作業に対しては適正でなく、仮に別
の変速機構を付加してもコスト高になると共に正
逆転切換操作に加えて変速操作をも行なわなけれ
ばならない。
第20図に示す正逆転機構は前記欠点を改善す
るもので、ギヤ軸37に大径の逆転駆動傘歯車3
8をスプライン嵌合させ、この逆転駆動傘歯車3
8に傘歯車39を噛合させることにより、水田等
にて荒起しする正回転時には切換クラツチ35を
傘歯車34に噛合させて低速駆動し、畑等で土を
細かく砕土すべく逆回転作業を行なう時は切換ク
ラツチ35を傘歯車39に噛合させると高速駆動
することができ、回転方向切換操作のみで同時に
変速をも行なうことができる。
(ト) 考案の効果 本考案は前述のように耕耘爪2…の回転軌跡の
後部に土塊を選別するフオーク6を垂下させた正
逆転ロータリにおいて、前記フオーク6の下端を
耕耘爪2の正転時の土塊放擲線b近傍に位置せし
めたので、逆回転作業時に耕耘爪2…により砕土
した耕土をフオーク6により細土と土塊とに選別
することができるものでありながら、正回転作業
時にはフオーク6を取外さず、装着したまゝでも
耕耘爪2の放擲する土塊がフオーク6に衝突する
ことがなく、高能率に正回転作業と逆回転作業と
を反復することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は耕耘部の正回転作業時の側面図、第2図
は同上逆回転時の側面図、第3図及び第4図は従
来例の側面図、第5〜8図は他の実施例を示すも
ので、第5図は側面図、第6図は逆回転作業時の
側面図、第7図は正回転時の側面図、第8図はフ
オークの角度調節部の内側面図、第9〜10図は
耕耘爪支持部の一部断面を示す正面図、第10図
は同上側面図、第11〜14図は耕耘爪姿勢保持
装置を示すもので第11〜12図は一部を破断し
た正面図、第13図aはカラーの正面図、bは同
上側面図、第14図aは円板の正面図、bは同上
側面図、第15図はリヤカバー落下防止装置の断
面図、第16図は他の例の同上断面図、第17図
aは別の例の正面図、bは同上断面図、第18図
aは従来例の正面図、bは同上断面図、第19図
は従来の伝動機構の展開図、第20図は従来例を
改良した伝動機構の展開図である。 1……耕耘軸、2……耕耘爪、3……耕耘カバ
ー、5……リヤカバー、6……フオーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平な耕耘軸1に多数の耕耘爪2…を取付け、
    その上部を耕耘カバー3で覆い、前記耕耘爪2…
    の回転軌跡の後部に土塊を選別するフオーク6を
    垂下させた正逆転ロータリにおいて、前記フオー
    ク6の下端を耕耘爪2…の正転時の土塊放擲線b
    近傍に位置せしめたことを特徴とする正逆転ロー
    タリ。
JP14791484U 1984-09-28 1984-09-28 Expired JPH0316404Y2 (ja)

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JP14791484U JPH0316404Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JP14791484U JPH0316404Y2 (ja) 1984-09-28 1984-09-28

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JPS6164205U JPS6164205U (ja) 1986-05-01
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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH071921Y2 (ja) * 1987-05-26 1995-01-25 小橋工業株式会社 ロ−タリ農作業機
JPH0711522Y2 (ja) * 1987-06-17 1995-03-22 小橋工業株式会社 ロ−タリ農作業機
JP2520322Y2 (ja) * 1987-06-25 1996-12-18 小橋工業 株式会社 ロ−タリ農作業機
JP5713579B2 (ja) * 2010-04-07 2015-05-07 井関農機株式会社 作業機

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JPS6164205U (ja) 1986-05-01

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