JPH03162696A - アラーム時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は消灯時にアラームのセット状態に関する情報を
報知するアラーム時計に関するものである。

［従来の技術〕 一般にアラーム時計では、プッシュ式とかスライド式の
鳴止めスイッチによってアラームをセットしており、こ
の鳴止めスイッチの状態からアラームがセットされてい
るか否かを判別している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来のものではアラームセットを忘れることが往々
にしてあり、そのために翌朝寝過ごして遅刻するという
ことがあった。

本発明は、就寝時にアラームのセット状態を報知するこ
とによりアラームのセット忘れを防止するようにしたも
のである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、第１および第２の検出回路によって消灯を検
出し、このときにアラームがセットされているか否かを
判別回路によって判別して、アラームのセット状態に関
する情報を報知するように構成してある。

【実施例〕

第１図において、１は発振器、２は分周器、３はモータ
４の駆動回路、モータ４は時刻表示用指針（図示せず。

）の歩道用のものである。５は音声発生回路で、アラー
ムがセットされていなかったときに「アラームセットは
よろしいですか」等のメッセージを生じる。６はアラー
ム回路、７は発音装置、８．９はゲート回路、１０はイ
ンバータである。１１はフォトトランジスタ、１２は抵
抗、１３は微分回路であり、これらによって第１の検出
回路を構成している。１４はレベル検出回路、１５は例
えば１０秒を設定したタイマ回路で、これらによって第
２の検出回路を構成するものである。１６はアラームセ
ットスイッチ、１７はアラームスイッチである。１８は
ワンショット回路、１９は発光装置である。

以１ユの構成において、周囲が明るいときにはフォトト
ランジスタ１１がオンになっている。一般に就寝前には
照明を点灯しており、これを消灯して床につくものであ
る。そこで、アラームのセットを忘れてアラームセット
スイッチを開いたま＼寝ようとして消灯すると、フォト
トランジスタ１１がオンからオフに急激に変化して微分
回路１３から微分パルスが発生する。この微分パルスに
よってタイマ回路１５が動作し、１０秒後にパルスが発
生する。一方、レベル検出回路１４は周囲が一定レベル
以上暗いときに出力を生じるもので、この出力とタイマ
回路１５からのパルスとが同時に生じたときに消灯と見
做すものである。例えば、本時計装置の前を人が横切っ
て影の中に入ると、急激に暗くなるため微分回路１３か
らパルスが発生してしまうが、この場合には暗い時間は
瞬時であり、１０秒後にタイマ回路１５からパルスが発
生したときは既に明るくなっていてレベル検出凹路１４
からの出力が生じていない。したがってこのような場合
には消灯と見做されず、微分パルスが発生してから１０
秒後においても暗いときに初めて消灯と見做すものであ
る。

いま、アラームセットスイッチ１６が開いているためイ
ンバータ１０の出力によってゲート回路８が開いており
、上記タイマ回路ｌ５からのパルスが音声発生回路５に
供給される。これによって音声発生回路５からメッセー
ジが読み出され、発音装置７から「アラームセットはよ
ろしいですか」と音声が発せられる。

一方、ゲート回路８からの上記パルスによってワンショ
ット回路１８から、例えば幅１０秒程度のパルスが発生
し、発光装置１９がオンになる。

発光装置１９はアラームセットスイッチ１６の操作部材
（図示せず。）近傍に設けてあり、消灯後でも操作部材
の所在がわかり、容易にアラームセットが行なえる。

なお、消灯前にアラームセットスイッチ１６が閉じられ
て既にアラームがセットされていた場合には、消灯によ
る微分パルスがゲート回路８で遮断され、上記音声は発
生しない。

アラームがセットされた状態で、翌朝アラームスイッチ
１７が閉じると、ゲート回路９から出力が生じ、アラー
ム回路５からアラーム信号が発生して発音装置７からア
ラーム音が発生する。

ところで周囲の明るさは頻繁に変化するが、明から暗に
変わってもその変化が緩やかな場合には微分回路１３か
らパルスは発生しない。一般に、日常生活で明から暗に
急激に変化するのは消灯時ぐらいのものであり、不要な
ときに音声を生じる危険性は非常に少ない。

第２図は、消灯時にアラームがセットされていた場合に
も、その旨を告げる音声を生じるようにしたもので、構
成的にはゲート回路２０．２１および音声発生回路２２
を第１図に付加したものである。

以上の構成において、アラームがセットされている場合
には、ゲート回路２０が開いており、そこで消灯によっ
てゲート回路２１から上記と同様にパルスが生じると、
これが音声発生回路２２に供給される。音声発生回路２
２からは、例えば「おやすみなさい」とか「アラームセ
ソト　０．Ｋ，Ｊとかのメッセージが生じる。

なお上記の各丈施例は全電子式の時計にも適用できる。

第３図は全電子時計に用いた場合を示しており、消灯時
にアラームがセットされていた場合には、これから（０
１時間後にアラーム音が鳴るかを音声で報知するもので
ある。同図において、２３は発振器、２４は分周器、２
５は現在時刻の計時回路、２６はアラーム■，′？刻設
定回路である。２７は一致回路、２８はラッチ回路、２
９は現在時刻とアラーム侍刻の時間差を演算する演算回
路である。

３０．３１は音声発生回路で、音声発生回路３０からは
「セットはよろしいですか」等の非セットを報知するメ
ッセージが、音声発生回路３１からは演算回路２９の出
力を受けて「○時間○分後にお知らせします」というメ
ッセージが生じる。

第２図と同一番号は同一のものを示す。

以上の構成において、消灯時にアラームがセットされて
いなかった場合には上記の例と同様に音声発生回路３０
から「セットはよろしいですか」でいうメッセージが発
生する。アラームがセットされていた場合の動作につい
て説明すると、消灯によるゲート回路２１からのパルス
によってラッチ回路２８に現在時刻の出力がラッチされ
、演算四路２９によってアラーム時刻との時間差が演算
される。ゲート回路２１からの上記パルスはゲート回路
２０を介して音声発生回路３１に供給され、例えば上記
時間差が６時間４０分であったとすると、「６侍間４０
分後にお知らせします」というメッセージが発生する。

これによって睡眠時間を知ることができる。

なおこの場合、アラーム時刻設定回路２６の出力を直接
音声発生回路に供給して、「○時○分にお知らせします
」とアラーム時刻を報知するようにしてもよい。

上記各丈施例におけるメッセージ内容はこれに限るもの
ではないことは言うまでもないであろう。

〔効果〕

本発明によれば、一定時間以上継続して暗い場合に消灯
と見做し、このときアラームがセットされているか否か
を判別してその旨を報知するようにしたので、何ら特別
の操作をしなくてもセットされているか否かを知ること
ができ、セット忘れを防止することができる。

しかも瞬間的に暗くなっただけでは消灯と見做さないた
め、誤動作することがなく、確実に消灯を険出すること
ができる。

また非セットが判別されたときに発光素子を一定峙間点
灯することにより、消灯後の暗い中でも時計の所在を知
ることができ、簡単にアラームをセットすることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示した論理回路図、第２図
は他の実施例を示した論理回路図、第３図はさらに他の
実施例を示した論理回路である。 ５・・・音声発生回路　　　７・・・発音装置８・・・
ゲート回路　　　　　１０・・・インＩく一タ１ｌ・・
・フォトトランジスタ １３・・・微分回路　　　　１９・・・発光装置２０．
２１・・・ゲート回路 ２２・・・音声発生回路　　２９・・・演算回路３０．
３１・・・音声発生回路 以　　上

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）消灯等によって周囲が急激に暗くなったときに出
   力を生じる第１の検出回路と、この第１の検出回路から
   の出力発生から一定時間以上継続して周囲が暗い場合に
   出力を生じる第２の検出回路と、この第２の検出回路か
   らの出力の発生によってアラームがセットされているか
   否かを判別する判別回路と、この判別回路の出力によっ
   てアラームのセット状態に関する情報を報知する報知装
   置とからなるアラーム時計。
2. （２）消灯等によって周囲が急激に暗くなったときに出
   力を生じる第１の検出回路と、この第１の検出回路から
   の出力発生から一定時間以上継続して周囲が暗い場合に
   出力を生じる第２の検出回路と、この第２の検出回路か
   らの出力の発生によってアラームがセットされているか
   否かを判別する判別回路と、この判別回路の出力によっ
   てアラームのセット状態に関する情報を報知する報知装
   置と、上記判別回路によってアラームの非セットが判別
   されたとき一定時間の間点灯する発光素子とからなるア
   ラーム時計。