JPH0316174Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0316174Y2 JPH0316174Y2 JP1984043268U JP4326884U JPH0316174Y2 JP H0316174 Y2 JPH0316174 Y2 JP H0316174Y2 JP 1984043268 U JP1984043268 U JP 1984043268U JP 4326884 U JP4326884 U JP 4326884U JP H0316174 Y2 JPH0316174 Y2 JP H0316174Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- cavity
- flexible sheet
- watch case
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 3
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は電子腕時計等のバンドスイツチ構造
に関する。
に関する。
〔考案の背景〕
近年、電子腕時計等においては、合成樹脂製の
時計バンドにスイツチ部を設け、このスイツチ部
を操作することにより、所定の情報を入力し、計
算等を行なうようにしたものが開発されている。
時計バンドにスイツチ部を設け、このスイツチ部
を操作することにより、所定の情報を入力し、計
算等を行なうようにしたものが開発されている。
しかしながら、従来のバンドスイツチ構造で
は、時計バンドの内部に接点が形成されたフレキ
シブルシートからなるスイツチ部材を接着剤等で
固定しているため、時計バンドを湾曲させたとき
に、時計バンドの伸縮とスイツチ部材の伸縮とが
異なると、スイツチ部材が剥れたり、あるいは破
損したりする等の不都合があり、曲げに対する強
度が弱く、耐久性に乏しいものであつた。
は、時計バンドの内部に接点が形成されたフレキ
シブルシートからなるスイツチ部材を接着剤等で
固定しているため、時計バンドを湾曲させたとき
に、時計バンドの伸縮とスイツチ部材の伸縮とが
異なると、スイツチ部材が剥れたり、あるいは破
損したりする等の不都合があり、曲げに対する強
度が弱く、耐久性に乏しいものであつた。
この考案は、上記のような要望に応えてなされ
たもので、スイツチ部の接点が形成されたフレキ
シブルシートをバンド本体内に簡単な構造で、容
易に実装することができ、しかも曲げによるフレ
キシブルシートの破損を防ぐことができると共
に、曲げに対する強度および耐久性に優れたバン
ドスイツチ構造を提供することにある。
たもので、スイツチ部の接点が形成されたフレキ
シブルシートをバンド本体内に簡単な構造で、容
易に実装することができ、しかも曲げによるフレ
キシブルシートの破損を防ぐことができると共
に、曲げに対する強度および耐久性に優れたバン
ドスイツチ構造を提供することにある。
[考案の要点]
上記のような目的を達成するために、時計ケー
スに時計バンドを一体に形成して、内部に時計ケ
ース内部から先端に向つて細長い空洞を形成し、
空洞のケース内部側端部には突起を形成し、フレ
キシブル基板の一端に穴を形成して、突起にフレ
キシブルシートの穴を挿入してフレキシブルシー
トを空洞内に保持し、フレキシブルシートの接点
形成領域から他端部にかけては空洞内に自由な状
態で配置したものである。
スに時計バンドを一体に形成して、内部に時計ケ
ース内部から先端に向つて細長い空洞を形成し、
空洞のケース内部側端部には突起を形成し、フレ
キシブル基板の一端に穴を形成して、突起にフレ
キシブルシートの穴を挿入してフレキシブルシー
トを空洞内に保持し、フレキシブルシートの接点
形成領域から他端部にかけては空洞内に自由な状
態で配置したものである。
〔第1実施例〕
以下、この考案を電子腕時計のバンドに適用し
た場合の第1実施例につき、第1図および第2図
を参照して説明する。
た場合の第1実施例につき、第1図および第2図
を参照して説明する。
第1図は電子腕時計の外観斜視図であり、図中
1は合成樹脂等の弾性部材よりなる時計バンドで
ある。この時計バンド1は上下一対のバンド本体
2,3よりなり、一方のバンド本体(図中下側)
2にはスイツチ部4が設けられていると共に、時
計ケース5が一体に形成されている。スイツチ部
4はバンド本体2の上面に各種のキー釦4a……
を備えているほか、内部に後述するスイツチ部材
6を備えており、キー釦4a……を操作すること
により、所定の情報を入力するようになつてい
る。なお、他方のバンド本体(図中上側)3は後
述するように、時計ケース5に連結されている。
1は合成樹脂等の弾性部材よりなる時計バンドで
ある。この時計バンド1は上下一対のバンド本体
2,3よりなり、一方のバンド本体(図中下側)
2にはスイツチ部4が設けられていると共に、時
計ケース5が一体に形成されている。スイツチ部
4はバンド本体2の上面に各種のキー釦4a……
を備えているほか、内部に後述するスイツチ部材
6を備えており、キー釦4a……を操作すること
により、所定の情報を入力するようになつてい
る。なお、他方のバンド本体(図中上側)3は後
述するように、時計ケース5に連結されている。
第2図は上記電子腕時計の拡大断面図である。
時計バンド1の一方(図中右側)のバンド本体2
は、その上部にキー釦4a……が膨出形成されて
おり、内部に空洞7が時計ケース5側から先端側
に向つて細長く形成されていると共に、この空洞
7内にスイツチ部4のスイツチ部材6が配置され
ている。このスイツチ部材6は、一枚のフレキシ
ブルシート8を2つに折り曲げ、この間にスペー
サ9を介して上下に重ね合わせたものであり、ス
ペーサ9には開口9a……が形成されていると共
に、この開口9a……を通してフレキシブルシー
ト8が対向する対向面には上側に可動接点10…
…が、下側に固定接点11……がそれぞれ設けら
れている。これら各接点10……,11……は接
離可能に離間対向しており、バンド本体2の上面
に膨出形成されたキー釦4a……が押し下げられ
たときに、可動接点10……が固定接点11……
に接触して導通するようになつている。また、上
記スイツチ部材6は空洞7内に設けられた保持部
12により保持されている。この保持部12は空
洞7内における時計ケース5側の端部に形成され
た突起であり、スイツチ部材6の端部に形成され
た穴に嵌入することにより、スイツチ部材6を保
持するようになつている。したがつて、スイツチ
部材6は保持部12により時計ケース5側の端部
のみが保持され、他の部分は単に空洞7内に配置
されている。なお、スイツチ部材6を空洞7内に
配置する場合には、バンド本体2を成形するとき
に、同時に組み込まれる。即ち、バンド本体2は
上下半分づつ成形されるようになつている。この
ため、例えば上側の一次成形品2aを成形し、こ
の一次成形品2aの下側にスイツチ部材6を配置
した後、下側の二次成形品2bを一次成形品2a
と一体に成形することにより、内部に形成される
空洞7内にスイツチ部材6が上述したように組み
込まれるようになつている。この場合、スイツチ
部材6のフレキシブルシート8の一端部は空洞7
から時計ケース5内に導出されている。
時計バンド1の一方(図中右側)のバンド本体2
は、その上部にキー釦4a……が膨出形成されて
おり、内部に空洞7が時計ケース5側から先端側
に向つて細長く形成されていると共に、この空洞
7内にスイツチ部4のスイツチ部材6が配置され
ている。このスイツチ部材6は、一枚のフレキシ
ブルシート8を2つに折り曲げ、この間にスペー
サ9を介して上下に重ね合わせたものであり、ス
ペーサ9には開口9a……が形成されていると共
に、この開口9a……を通してフレキシブルシー
ト8が対向する対向面には上側に可動接点10…
…が、下側に固定接点11……がそれぞれ設けら
れている。これら各接点10……,11……は接
離可能に離間対向しており、バンド本体2の上面
に膨出形成されたキー釦4a……が押し下げられ
たときに、可動接点10……が固定接点11……
に接触して導通するようになつている。また、上
記スイツチ部材6は空洞7内に設けられた保持部
12により保持されている。この保持部12は空
洞7内における時計ケース5側の端部に形成され
た突起であり、スイツチ部材6の端部に形成され
た穴に嵌入することにより、スイツチ部材6を保
持するようになつている。したがつて、スイツチ
部材6は保持部12により時計ケース5側の端部
のみが保持され、他の部分は単に空洞7内に配置
されている。なお、スイツチ部材6を空洞7内に
配置する場合には、バンド本体2を成形するとき
に、同時に組み込まれる。即ち、バンド本体2は
上下半分づつ成形されるようになつている。この
ため、例えば上側の一次成形品2aを成形し、こ
の一次成形品2aの下側にスイツチ部材6を配置
した後、下側の二次成形品2bを一次成形品2a
と一体に成形することにより、内部に形成される
空洞7内にスイツチ部材6が上述したように組み
込まれるようになつている。この場合、スイツチ
部材6のフレキシブルシート8の一端部は空洞7
から時計ケース5内に導出されている。
一方、時計ケース5は上述したバンド本体2と
同じ合成樹脂等の弾性部材により、バンド本体2
と一体に成形されている。この時計ケース5の上
部には時計ガラス14がベゼル13を介して装着
されている。また、時計ケース5の内部にはモジ
ユール15が収納されており、時計ケース5の下
部には裏蓋16が取り付けられている。モジユー
ル15は上部ハウジング17と下部ハウジング1
8とを備え、下部ハウジング18は裏蓋16に設
けられたビス19……により時計ケース5内に固
定されている。この下部ハウジング18内には回
路基板20が支持柱21……により支持されてい
る。この回路基板20の下面にはLSI等の電子部
品22が設けられていると共に、上述したスイツ
チ部材6のフレキシブルシート8が接続されてい
る。また、回路基板20の上面には液晶表示装置
23がインタコネクタ24,24を介して配置さ
れており、下部ハウジング18に取り付けられた
上部ハウジング17により押え付けられている。
したがつて、モジユール15は、通常は液晶表示
装置23で時刻等の情報を表示し、またバンド本
体2のスイツチ部4を操作したときには、その操
作に応じた置数および演算結果等の情報を表示す
るようになつている。
同じ合成樹脂等の弾性部材により、バンド本体2
と一体に成形されている。この時計ケース5の上
部には時計ガラス14がベゼル13を介して装着
されている。また、時計ケース5の内部にはモジ
ユール15が収納されており、時計ケース5の下
部には裏蓋16が取り付けられている。モジユー
ル15は上部ハウジング17と下部ハウジング1
8とを備え、下部ハウジング18は裏蓋16に設
けられたビス19……により時計ケース5内に固
定されている。この下部ハウジング18内には回
路基板20が支持柱21……により支持されてい
る。この回路基板20の下面にはLSI等の電子部
品22が設けられていると共に、上述したスイツ
チ部材6のフレキシブルシート8が接続されてい
る。また、回路基板20の上面には液晶表示装置
23がインタコネクタ24,24を介して配置さ
れており、下部ハウジング18に取り付けられた
上部ハウジング17により押え付けられている。
したがつて、モジユール15は、通常は液晶表示
装置23で時刻等の情報を表示し、またバンド本
体2のスイツチ部4を操作したときには、その操
作に応じた置数および演算結果等の情報を表示す
るようになつている。
また、他方のバンド本体(図中左側)3は、そ
の端部に設けられた連結支持部材25により時計
ケース5の裏蓋16に連結されている。この連結
支持部材25は、バンド本体3と裏蓋16とを連
結するほか、バンド本体3側の時計ケース5を上
方へ突出させ、右下がりに傾斜させて保持するこ
とにより、スイツチ部4の操作時に液晶表示装置
23の表示を見易くするものである。即ち、連結
支持部材25はバンド本体3の端部に一体的に設
けられた略平板状のものであり、裏蓋16の下側
に配置され、その先端側(図中右側)に連結部2
6が形成されていると共に、基端側(図中左側)
に支持部27が形成されている。連結部26は反
対側のバンド本体2の下側へ突出した裏蓋16の
取付部16aにばね軸26aにより回動可能に連
結されている。また、支持部27はバンド本体3
の端部側に形成された突起であり、時計ケース5
の側壁に形成された上下2つの凹部5a,5bに
係脱可能に係合し、時計ケース5を固定保持する
ようになつている。即ち、支持部27は、上側の
凹部5aに係合したときに、第2図に示すように
時計ケース5をバンド本体2,3間に収納保持
し、また下側の凹部5bに係合したときに、時計
ケース5の右端側をバンド本体3の上方へ突出さ
せ、時計ケース5を右下がりに傾斜させて保持す
る。なお、このとき、時計ケース5は連結部26
のばね軸26aを中心に適宜回動する。
の端部に設けられた連結支持部材25により時計
ケース5の裏蓋16に連結されている。この連結
支持部材25は、バンド本体3と裏蓋16とを連
結するほか、バンド本体3側の時計ケース5を上
方へ突出させ、右下がりに傾斜させて保持するこ
とにより、スイツチ部4の操作時に液晶表示装置
23の表示を見易くするものである。即ち、連結
支持部材25はバンド本体3の端部に一体的に設
けられた略平板状のものであり、裏蓋16の下側
に配置され、その先端側(図中右側)に連結部2
6が形成されていると共に、基端側(図中左側)
に支持部27が形成されている。連結部26は反
対側のバンド本体2の下側へ突出した裏蓋16の
取付部16aにばね軸26aにより回動可能に連
結されている。また、支持部27はバンド本体3
の端部側に形成された突起であり、時計ケース5
の側壁に形成された上下2つの凹部5a,5bに
係脱可能に係合し、時計ケース5を固定保持する
ようになつている。即ち、支持部27は、上側の
凹部5aに係合したときに、第2図に示すように
時計ケース5をバンド本体2,3間に収納保持
し、また下側の凹部5bに係合したときに、時計
ケース5の右端側をバンド本体3の上方へ突出さ
せ、時計ケース5を右下がりに傾斜させて保持す
る。なお、このとき、時計ケース5は連結部26
のばね軸26aを中心に適宜回動する。
しかるに、上記のような電子腕時計の時計バン
ド1によれば、合成樹脂等の弾性部材よりなる一
方のバンド本体2に空洞7を形成し、この空洞7
内にスイツチ部材6を配置すると共に、空洞7内
における時計ケース5側の端部に設けられた保持
部12によりスイツチ部材6の端部のみを保持す
るようにしたので、構造が簡単で、スイツチ部材
6を容易に実装することができる。しかも、バン
ド本体2の湾曲等によりバンド本体2が伸縮して
も、内部のスイツチ部材6はこれに追従して伸縮
することがないので、仮に、バンド本体2が必要
以上湾曲しても、スイツチ部材6が破損すること
はなく、曲げに対する強度が強く、耐久性に優れ
たものを得ることができる。
ド1によれば、合成樹脂等の弾性部材よりなる一
方のバンド本体2に空洞7を形成し、この空洞7
内にスイツチ部材6を配置すると共に、空洞7内
における時計ケース5側の端部に設けられた保持
部12によりスイツチ部材6の端部のみを保持す
るようにしたので、構造が簡単で、スイツチ部材
6を容易に実装することができる。しかも、バン
ド本体2の湾曲等によりバンド本体2が伸縮して
も、内部のスイツチ部材6はこれに追従して伸縮
することがないので、仮に、バンド本体2が必要
以上湾曲しても、スイツチ部材6が破損すること
はなく、曲げに対する強度が強く、耐久性に優れ
たものを得ることができる。
〔第2実施例〕
次に、第3図を参照して、この考案の第2実施
例を説明する。この第2実施例は前述したバンド
本体2の成形方法が異なるだけで、他は前述した
第1実施例と全く同様に構成されている。
例を説明する。この第2実施例は前述したバンド
本体2の成形方法が異なるだけで、他は前述した
第1実施例と全く同様に構成されている。
即ち、バンド本体2は上側半分の成形品2aと
下側半分の成形品2bとを別々に成形し、これら
を接着剤で接着するようにしたものであり、内部
には空洞7が形成されていると共に、スイツチ部
材6が配置されている。上側の成形品2aと下側
の成形品2bとを接着する場合には、まず、下側
の成形品2bの上面に接着剤を塗布することによ
り接着層30を形成する。このとき、接着層30
は空洞7を構成する下側の成形品2bの凹部にも
設けられるので、この凹部内の接着層30上には
保護層31を形成する。そして、保護層31上に
スイツチ部材6を配置すると共に、このスイツチ
部材6の時計ケース5側の端部を保持部12で保
持する。この後、上側の成形品2aと下側の成形
品2bとを接着層30で接着すればよい。
下側半分の成形品2bとを別々に成形し、これら
を接着剤で接着するようにしたものであり、内部
には空洞7が形成されていると共に、スイツチ部
材6が配置されている。上側の成形品2aと下側
の成形品2bとを接着する場合には、まず、下側
の成形品2bの上面に接着剤を塗布することによ
り接着層30を形成する。このとき、接着層30
は空洞7を構成する下側の成形品2bの凹部にも
設けられるので、この凹部内の接着層30上には
保護層31を形成する。そして、保護層31上に
スイツチ部材6を配置すると共に、このスイツチ
部材6の時計ケース5側の端部を保持部12で保
持する。この後、上側の成形品2aと下側の成形
品2bとを接着層30で接着すればよい。
しかるに、上記のようなバンド本体2において
も、スイツチ部材6が保護層31により接着層3
0に固定されることがないので、前述した第1実
施例と全く同様の効果がある。
も、スイツチ部材6が保護層31により接着層3
0に固定されることがないので、前述した第1実
施例と全く同様の効果がある。
なお、保持部材はバンドと一体成形したものに
限らず、例えば、別部品より成る保持部材をバン
ドに取付けたものであつてもよい。
限らず、例えば、別部品より成る保持部材をバン
ドに取付けたものであつてもよい。
また、スイツチ部材は一枚のフレキシブルシー
トを折り曲げた方式のものに限らず、例えば、2
枚のフレキシブルシートを積層配置したもの等ど
のような方式のものでもよい。
トを折り曲げた方式のものに限らず、例えば、2
枚のフレキシブルシートを積層配置したもの等ど
のような方式のものでもよい。
また、上述した実施例は計算機能付き電子腕時
計に適用した場合について説明したが、この考案
は何等これに限定されるものではない。
計に適用した場合について説明したが、この考案
は何等これに限定されるものではない。
以上説明したように、この考案に係わるバンド
スイツチ構造によれば、空洞のケース内部側端部
には突起を形成し、フレキシブル基板の一端に穴
を形成して、突起にフレキシブルシートの穴を挿
入してフレキシブルシートを空洞内に保持し、フ
レキシブルシートの接点形成領域から他端部にか
けては空洞内に自由な状態で配置したので、スイ
ツチ部の接点が形成されたフレキシブルシートを
バンド本体内に簡単な構造で、容易に実装するこ
とができ、しかもバンド本体の湾曲等によりバン
ド本体が伸縮しても、これに追従して内部のフレ
キシブルシートが伸縮することはないので、バン
ド本体を必要以上湾曲させても、フレキシブルシ
ートが破損することはなく、曲げに対する強度が
強く耐久性に優れたものを得ることができる。
スイツチ構造によれば、空洞のケース内部側端部
には突起を形成し、フレキシブル基板の一端に穴
を形成して、突起にフレキシブルシートの穴を挿
入してフレキシブルシートを空洞内に保持し、フ
レキシブルシートの接点形成領域から他端部にか
けては空洞内に自由な状態で配置したので、スイ
ツチ部の接点が形成されたフレキシブルシートを
バンド本体内に簡単な構造で、容易に実装するこ
とができ、しかもバンド本体の湾曲等によりバン
ド本体が伸縮しても、これに追従して内部のフレ
キシブルシートが伸縮することはないので、バン
ド本体を必要以上湾曲させても、フレキシブルシ
ートが破損することはなく、曲げに対する強度が
強く耐久性に優れたものを得ることができる。
第1図および第2図はこの考案の第1実施例を
示し、第1図は電子腕時計に適用した場合の外観
斜視図、第2図はその拡大断面図、第3図は第2
実施例を示す拡大断面図である。 1……時計バンド、2,3……バンド本体、4
……スイツチ部、6……スイツチ部材、7……空
洞、12……保持部。
示し、第1図は電子腕時計に適用した場合の外観
斜視図、第2図はその拡大断面図、第3図は第2
実施例を示す拡大断面図である。 1……時計バンド、2,3……バンド本体、4
……スイツチ部、6……スイツチ部材、7……空
洞、12……保持部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 時計ケースと一体に成形され、内部に前記時計
ケース内部から先端部に向つて細長い空洞が形成
されると共に、上部に釦部が形成された合成樹脂
製のバンド本体と、 このバンド本体の前記空洞内に配置され、一端
が前記時計ケース内に挿通されると共に前記釦部
に対応してスイツチ接点が形成されたフレキシブ
ルシートと、 からなり、 前記空洞内の前記ケース内部側端部には突起が
形成されると共に、前記フレキシブルシートの一
端には穴が形成され、前記突起に前記フレキシブ
ルシートの穴が挿入されることにより前記フレキ
シブルシートが前記空洞内に保持され、前記フレ
キシブルシートの接点形成領域部から他端部にか
けては前記バンド本体が伸縮しても一緒に伸縮し
ないように前記空洞内に自由な状態で配置されて
なるバンドスイツチ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4326884U JPS60156624U (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | バンドスイツチ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4326884U JPS60156624U (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | バンドスイツチ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60156624U JPS60156624U (ja) | 1985-10-18 |
JPH0316174Y2 true JPH0316174Y2 (ja) | 1991-04-08 |
Family
ID=30554786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4326884U Granted JPS60156624U (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | バンドスイツチ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60156624U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58162088U (ja) * | 1982-04-23 | 1983-10-28 | 塩尻工業株式会社 | 腕時計入力装置 |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP4326884U patent/JPS60156624U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60156624U (ja) | 1985-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4555184A (en) | Module for combination timepiece | |
JPH0316174Y2 (ja) | ||
JPH0411320Y2 (ja) | ||
JPH0311782Y2 (ja) | ||
JPH0548220Y2 (ja) | ||
JP2006504933A (ja) | 特に時計用のプッシュ部品用制御装置、前記装置を含む携帯用電子装置 | |
JPH0614250B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2573933Y2 (ja) | 電池接続構造 | |
JP2002098777A (ja) | リスト装置 | |
JPS59218985A (ja) | 電子時計 | |
JPS6324471Y2 (ja) | ||
JPS6310554Y2 (ja) | ||
JPH0127114Y2 (ja) | ||
JPS6132394Y2 (ja) | ||
JPH0237071Y2 (ja) | ||
JPS6132398Y2 (ja) | ||
JPS6082883A (ja) | デイジタル式電子腕時計 | |
JPH0312192U (ja) | ||
JPH041587U (ja) | ||
JPH0623992Y2 (ja) | 電子腕時計の時計ケ−ス | |
JPS60142291A (ja) | 電子携帯機器用スイツチ | |
JP2958977B2 (ja) | 電子時計 | |
JPS6015034B2 (ja) | 電子時計等の電池保持構造 | |
JPH0110618Y2 (ja) | ||
JPS6217747Y2 (ja) |