JPH03160512A - 熱機器の温度制御装置 - Google Patents

熱機器の温度制御装置

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Publication number
JPH03160512A
JPH03160512A JP30045789A JP30045789A JPH03160512A JP H03160512 A JPH03160512 A JP H03160512A JP 30045789 A JP30045789 A JP 30045789A JP 30045789 A JP30045789 A JP 30045789A JP H03160512 A JPH03160512 A JP H03160512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
relay
opening
difference
closing time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30045789A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kondo
信二 近藤
Hideji Abe
秀二 安倍
Haruo Terai
春夫 寺井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30045789A priority Critical patent/JPH03160512A/ja
Publication of JPH03160512A publication Critical patent/JPH03160512A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアイロン等の熱機器の温度制御に用いる温度制
御装置に関するものである。
従来の技術 第6図は従来のアイロン等の温度制御装置における温度
制御手法の一例を示したものである。図に示すように、
従来は目標温度よりT。度(Toは経験的に決めた値)
低い温度にしきい値T1を設け、サーミスタ等の温度検
出素子で検出した負荷の温度がこのしきい値T,より低
い間リレーをONL,ヒータに通電するという手法を用
いていた。
発明が解決しようとする課題 前記従来の温度制御手法によると第7図に示すように、
制御系の無駄時間や遅れのために系が振動してしまうと
いう課題があった。またリレーによるON・OFF制御
のためP1制御やPID制御の手法は適さないという課
題もあった。
そこで本発明は、このような課題を解決しようとするも
のであって、リレーのON − OFF制御にファジィ
制御の手法を用いて行うように構成した熱機器の温度制
御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するための手段は、ヒータと、このヒー
タの通電比率を制御するリレーと、このリレーを開閉す
るリレー駆動手段と、温度を検出するためのサーミスタ
等の温度検出素子と、この温度検出素子からの信号と所
定の温度との差及びこの差の微分値を入力し、前記リレ
ーの開閉時間を推論するファジィ推論器からなる構威の
熱機器の温度制御装置とするものである。
作  用 制御対象の温度状態からリレーの開閉時間を決定するノ
ウ・ハウをファジィ推論のルールとして実現し、速応性
がよく且つ外乱による負荷変動に対して適応性のある温
度制御ができる。またファジィ推論器のパラメータ(入
出力変数の規格化定数)とファジィルールテーブルは設
計者が経験的に容易に調節することができるので、モデ
ル化の困難なアイロン等の温度制御に適している。
実施例 本発明の一実施例を第1図〜第5図を基に説明する。第
1図は本発明の一実施例のブロック図で、ヒータ1と、
このヒータ1の通電比率をitll Hするリレー2と
、このリレー2を開閉するリレー駆動手段3と、温度を
検出するためのサーミスタ等の温度検出素子4と、この
温度検出素子4からの信号と所定の温度との差及びこの
差の微分値を人力し、前記リレー2の開閉時間を推論す
るファジィ推論器5から熱機器例えばアイロンの温度制
御装置が構成されている。ここでリレー駆動手段3およ
びファジィ推論器5はマイクロコンピュータ6等で容易
に実現できる。
このアイロンの温度制御装置の動作は次の通りである。
即ち、ファジィ推論器5は温度検出素子4から得た信号
により所定の温度との差およびこの差の微分値を入力し
リレー2の開閉時間を決定する。リレー駆動手段3はこ
の開閉時間に応じてリレー2をON・OFFする。ヒー
タ1はリレー2のONにより発熱し、OFFにより自然
放熱する。
ファジィ推論器5の構成と動作は次の通りである。
構成 第2図(a)は前件部入力変数T(Tは温度偏差〉のメ
ンバーシップ関数で、αは入力を−2〜2に規格化する
ための定数である。第2図(b)は前件部入力変数dT
(dTは温度偏差の微分値)のメンバーシップ関数で、
βは入力を−2〜2に規格化するための定数である。第
2図(c)は後件部出力変数t(tはON時間またはO
FF時間)のメンバーシップ関数で、γは出力を−3〜
3に規格化するための定数である。
第3図はファジィルールテーブルで、ルールは次のよう
に25種類である。
旧: IF T is Al and dT is B
I THEN t is CllR2: IF T i
s Al and dT is B2 THEN t 
is Cl2R3:  IF T  is A5 an
d dT  is B5 THEN  t  is C
55但し C11−CI2−C13−C14−Cl5−C21−C
31C22−C23−C32−C4 1 C24−C33−C42 C25−C34−C43−C44 C35−C45−C51−C52−C53−C54〜C
55Cll −C55 :実数 である。
また規格化定数α、β、γ及びファジィルールテーブル
は、経験的に調節したものである。
動作 ある時点の入力変数の値を(TI,dT1)とすると出
力t1は次の式で求める。
(ΣΣ(Wi(TI)△Wj(dTl)) ・Cij(
t))tl−                   
 (1)ΣΣ(Wi(TI)△Wj(dTl))但し : MAX演算 △: MIN演算 旧二 入力変数Tのメンバーシップ間数Aiへの適合度 Wj:入力変数dTのメンバーシップ関数Biへの適合
度 である。
以上のファジィ推論の動作をブロック図化したのが第4
図である。温度偏差適合度演算千段8は、温度偏差すな
わち温度検出素子の検出値と所定の温度の差と、温度偏
差に関するメンバーシッブ関数との適合度を求めるため
に両者のMAXをとる。同様にして微分値適合度演算千
段7においても温度偏差の微分値と微分値に関するメン
バーシップ関数との適合度をとる。前件部ミニマム演算
手段11では(1)式のWi(Tl)△Wj(dTl 
)を行うことにより、前記2個の適合度のKINを求め
前件部の適合度とする。後件部ミニマム演算千段13は
(1)式(7)(Wi(TI)△Wj(dTl)) ・
Cij(t)を行うことにより前件部適合度とON・O
FF時間メンバーシップ関数のMINをとりルールの結
論とする。重心演算千段l5では、全てのルールの結論
のMAXをとった後、その重心を求め最終の結論t1と
する。このとき温度偏差、温度偏差の微分値およびON
・OFF時間に関するメンバーシップ関数は、それぞれ
温度偏差メンバーシップ関数記憶手段10,微分値メン
バーシップ関数記憶千段9およびON・OFF時間メン
バーシップ関数記憶千段l4を参照することにより得ら
れる。また推論ルールはON・OFF時間推論ルール記
憶千段12を参照することにより得られる。
このようにして求めた出力tlが正の場合はリレー2の
ON時間を、負の場合はOFF時間を表わしている。
以上説明したアイロンの温度制御装置による温度制御結
果は第5図に示すように振動の少ないものとなっている
。また時間τ1において使用状態がドライからスヂーム
に変わったのであるが、速応性の良い温度制御を行なっ
ている。このように本発明の温度制御装置はアイロン等
の熱機器の温度制御に適している。
なお本実施例ではリレーの制御はON・OFFで行なっ
たが位相制御等でもよいことは言うまでもない。また本
実施例のファジィ推論は出力変数はON時間またはOF
F時間の1変数であるが、ON時間とサンプリング間隔
の2変数でもよい。また同実施例では後件部を実数値と
したが、通常のファジィ変数や関数で実現する方法も考
えられる。
発明の効果 本発明の温度制御装置は外乱等により負荷変動の起こる
アイロン等の熱機器の温度制御に適しており、振動が少
なく速応性の良い温度制御ができる。これは制御対象の
温度状態からリレーの開閉時間を決定するノウ・ハウを
ファジィ推論のルールとして実現することができること
と、ファジィ推論器のパラメータ(入出力変数の規格化
定数)とファジィルールテーブルを設計者が経験的に容
易に調節することができるからである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
同実施例に用いたメンバーシップ関数を示す図、第3図
は同実施例に用いたファジィルールテーブルを示す図、
第4図は同実施例に用いたファジィ推論器のブロック図
、第5図は同実施例の制御結果例を示す図、第6図は従
来の温度制御方法の説明図、第7図は同温度制御方法に
よる制御結果例を示す図である。 l・・・ヒータ、2・・・リレー 3・・・リレー駆動
手段、4・・・温度検出素子、5・・・ファジィ推論器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ヒータと、このヒータの通電比率を制御するリレーと、
    このリレーを開閉するリレー駆動手段と、温度を検出す
    るためのサーミスタ等の温度検出素子と、この温度検出
    素子からの信号と所定の温度との差及びこの差の微分値
    を入力し、前記リレーの開閉時間を推論するファジィ推
    論器とからなる熱機器の温度制御装置。
JP30045789A 1989-11-17 1989-11-17 熱機器の温度制御装置 Pending JPH03160512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30045789A JPH03160512A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 熱機器の温度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP30045789A JPH03160512A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 熱機器の温度制御装置

Publications (1)

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JPH03160512A true JPH03160512A (ja) 1991-07-10

Family

ID=17885026

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JP30045789A Pending JPH03160512A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 熱機器の温度制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0683462A (ja) * 1992-03-03 1994-03-25 Samsung Electron Co Ltd 燃焼機器の発熱量制御システム及び制御方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61279902A (ja) * 1985-06-05 1986-12-10 Toshiba Heating Appliances Co 温度制御装置
JPH01276319A (ja) * 1988-04-28 1989-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd エアコン装置とファンヒータ

Patent Citations (2)

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