JPH05313705A - プロセス制御方法および装置 - Google Patents

プロセス制御方法および装置

Info

Publication number
JPH05313705A
JPH05313705A JP4118749A JP11874992A JPH05313705A JP H05313705 A JPH05313705 A JP H05313705A JP 4118749 A JP4118749 A JP 4118749A JP 11874992 A JP11874992 A JP 11874992A JP H05313705 A JPH05313705 A JP H05313705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
deviation
time
process control
controlled object
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4118749A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Yamaoka
弘昌 山岡
Mitsuaki Kobayashi
光明 小林
Yasuhiro Amahi
康博 天日
Tadayoshi Saito
忠良 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4118749A priority Critical patent/JPH05313705A/ja
Priority to US08/057,997 priority patent/US5410470A/en
Publication of JPH05313705A publication Critical patent/JPH05313705A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B13/00Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
    • G05B13/02Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
    • G05B13/0265Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric the criterion being a learning criterion
    • G05B13/0275Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric the criterion being a learning criterion using fuzzy logic only
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S706/00Data processing: artificial intelligence
    • Y10S706/90Fuzzy logic

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Fuzzy Systems (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ルールやメンバーシップ関数が少なくてすむ、
ファジイ制御手段によるプロセス制御方式を提供する。 【構成】制御対象2の操作量を決定するプロセス制御装
置2は、制御量の現在値yを入力し、決定された操作量
u′を出力する入出力手段13と、制御対象のシミュレ
ータ12を有し、操作量の現在値uが継続すると仮定し
た一定時間後の制御量y′を演算する予測手段12と、
設定されている目標値Hrefと予測値y′の偏差を入力と
して操作量u′を推論するファジイ制御手段11を設け
ている。シミュレータは制御対象を無駄時間や一次遅れ
などで模擬している。 【効果】ファジイ制御の入力として制御偏差の予測値の
み用いるので、推論が簡単化されるとともに、耐ノイズ
性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロセス制御方法および
装置に関し、特にファジイ推論を利用する制御方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来からプロセス制御装置としてPID
制御が広く用いられている。この方法は、目標値と制御
量の偏差,該偏差の積分値及び該偏差の微分値の各々
と、制御パラメータの荷重和を操作量とする。PID制
御の利点は、制御対象を無駄時間と一時遅れに近似した
場合に経験的な制御パラメータの設定基準(例えばZiegl
erNicholsの限界感度法)が与えられており、調整が比
較的簡単なことである。
【0003】近年、制御性能をさらに向上させるため
に、現代制御理論やファジィ制御などの新しい制御方法
も実用されている。特に、ファジィ制御は1980年代
から実用化が始まり最近注目されている制御方法の一つ
である。
【0004】従来行われているプロセス制御へのファジ
ィ制御応用例としては、制御偏差と制御偏差の変化分の
2つの入力を用いる方法が知られている(山崎・菅野,
ファジィ制御,システムと制御 Vol.28,No.7,P
P442〜446,1984参照)。ファジイ推論の命
題が5個の場合(正大,正中,ゼロ,負中,負大)に、
偏差と偏差の変化値の2入力によるファジイルールの全
組合わせは1〜25になる。この場合、ファジイ集合、
すなわちメンバーシップ関数の数は前件部で10、結論
部で5となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のファジイ制御で
は、制御偏差とその変化分の2入力を使用するため、1
入力でルール数5となる場合に2入力ではルール数25
と増大し、メンバーシップ関数の調整などシステムの構
築に手間がかかり、制御に要する計算時間も長い。ま
た、制御偏差の変化分を使用するためノイズの影響を受
け易く、制御対象に無駄時間を含む場合は制御性が低下
するなどの問題があった。
【0006】本発明の目的は、これらの問題を解決し、
制御に要する計算時間が短く、かつ、無駄時間を含むプ
ロセスにおいても制御精度の高いプロセス制御方法を提
供することにある。
【0007】本発明の目的は、ファジイルールやメンバ
ーシップ関数が少なくてすむファジイ推論手段によっ
て、システム構築のマン・パワーが大幅に低減でき、か
つ、現地調整も容易なプロセス制御装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御対象を目
標値との偏差が少なくなるように制御するプロセス制御
方法において、一定時間後の制御量(制御対象出力)を
制御対象の近似モデルによって予測し、該予測値と目標
値の偏差を入力とするファジイ推論によって現時点(制
御時点)の操作量(制御対象入力)を求めることを特徴
としている。制御対象のモデル(シミュレータ)は制御
対象を一時遅れなどで近似する。
【0009】本発明は、制御効果器の操作量を決定する
プロセス制御装置において、制御対象を近似したシミュ
レータを有し操作量の現在値が継続すると仮定した一定
時間後の制御量(制御対象出力)を求める予測手段と、
設定されている目標値と前記予測手段の予測値の偏差を
入力として現時点(制御時点)の操作量を推論するファ
ジイ制御手段を具備することを特徴とする。シミュレー
タは制御対象を一次遅れなどで近似する。この近似に無
駄時間が含まれる場合には、現時点から予測時点のスパ
ンを設定する前記一定時間は、無駄時間の定数倍に設定
することもできる。
【0010】
【作用】本発明によれば、現時点の操作量を継続すると
仮定した場合の一定時間後の制御量(制御対象の出力)
が予測され、目標値と予測値の偏差である1入力をファ
ジイ推論手段に与えることで現時点の操作量が決定でき
る。この偏差値には目標値と現在値の差のみならずプロ
セスの変化予測も含まれるので、1入力であってもファ
ジイ推論の精度が確保される。これによれば、ファジイ
演算が極めて簡単になり、システム構築のための調整も
容易となる。
【0011】本発明は、一時遅れや無駄時間など周知の
近似モデルを利用でき、例えば液面制御,流量制御,温
度制御など広範な対象に適用でき、無駄時間を含む場合
には制御精度の向上も可能になる。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の一実施例を説明
する。
【0013】図1は本発明のプロセス制御装置を機能的
に示す制御ブロック図である。制御装置1は、図示しな
い中央処理装置(CPU)や記憶装置や入出力装置など
からなる計算機システムによって構成され、目標値が与
えられると制御対象2の出力をそれに近付けるように動
作するものであり、偏差値演算手段10,ファジィ制御
手段11及び予測値演算手段12を具備している。
【0014】偏差値演算手段10は設定されている目標
値 Href と予測値演算手段12の出力値との偏差値を求
め、この偏差値をファジイ制御手段11に入力として与
える。
【0015】ファジイ制御手段11は「入力値が正で大
ならば出力値は大きく増やす」などのようなファジィル
ール群と、入力値を適合度で評価してあるルール前件部
のメンバーシップ関数群110〜114,出力値を適合
度で評価してあるルール後件部のメンバーシップ関数群
115〜119と、後件部のメンバーシップ関数による
評価値を重心演算によって定量化する脱ファジィ化手段
120からなっている。これらファジイルール群やメン
バーシップ関数群は記憶装置に記憶されていて、CPU
に読出されて推論が実行される。脱ファジィ化手段12
0の出力は、入出力装置3によって操作量(u)とさ
れ、制御対象2の図示していない制御効果器に与えられ
る。
【0016】予測値演算手段12は内部に制御対象の近
似モデル121を有し、センサ7によって計測される現
時点での制御対象出力(y)と操作量(u)から将来の制
御対象出力(y′)を予測する。この予測量(y′)と
目標値(Href)との偏差をファジィ制御手段11に入力
することにより制御対象2の制御を実現するものであ
る。
【0017】以下、本発明を具体的なプロセスとしてタ
ンクの液面制御を例に説明するが、本発明が適用できる
制御対象に特に制限はない。図2は制御対象であるとこ
ろのタンク液面の制御モデルを示す。この制御モデルは
タンク100,流入パイプ101,制御弁102、と排
出パイプ103から構成される。
【0018】このタンク液面制御モデルの特性は数式
(1)〜(3)で近似できる。
【0019】 q1(t)=qin(t−L) …(1) q2(t)=h(t)/R …(2) dh(t)/dt=(q1(t)−q2(t))/A …(3) ここで、qin(t)は流入パイプ101の入り口流量
(即ち制御弁102による操作量)、q1(t)は流入
パイプ101の出口流量(即ちタンク100の流入量)
である。q1(t)はqin(t)を無駄時間Lだけ遅ら
せたものである。q2(t)は排出パイプ103の流量
(タンクの出口流量)でありタンク液面高さh(t)に
比例する。Rは流出抵抗である。液面高さh(t)の時
間微分dh(t)/dtはタンク流入量q1(t)と流
出量q2(t)の差に比例する。Aはタンクの断面積で
ある。
【0020】数式(1)〜(3)をラプラス変換すると
数式(4)になる。
【0021】 H(s)=Qin(s)・R・exp(−Ls)/(1+RAs)…(4) ここで、H(s)はh(t),Qin(s)はqin
(t)のラプラス変換である。(4)式より本プロセス
は、無駄時間Lと時定数RAの一次遅れからなることが
わかる。
【0022】図3は本発明のタンク液面制御の一実施例
を示す制御ブロック図である。制御装置1はファジィ制
御手段11と予測値演算手段12などから構成される。
積分手段13はファジィ制御手段の出力が速度型の場合
に必要になるものであり、出力が位置型の場合は不要で
ある。
【0023】予測演算手段12は、ファジィ制御手段1
1の操作量であるqinと、制御量である制御対象出力
(液面高さ)hおよびタンクの流入量q2をもとに、制
御対象の近似モデル(2)および(3)式を用いて、一
定時間後の制御対象出力h′を予測計算する。ファジィ
制御手段11は上記予測出力h′と制御目標値Hrefから
現在時刻における操作量(制御対象の入力)qin′(t
0)を計算する。
【0024】ところで、数式(1)は単に無駄時間を表
す項であるから、予測計算には必ずしも使用しなくても
よい。すなわち、数式(1)〜(3)で表される制御モ
デルのt1 時間後の予測値を求めるということは、数式
(2),(3)で表される制御モデルのt1 −L時間後
の予測値を求めるということにほかならない。したがっ
て、以下の説明では簡単の為、このt1 −L=Tとし数
式(2),(3)で説明する。
【0025】次に予測演算手段12の動作を詳細に説明
する。(2)および(3)式より現時点でのタンク流入
量q1(t0)を継続すると仮定した場合、予測液面高
さH(t)の関係は(5)式のように表される。また
(6)式は現時点のタンク液面高さh(t0)とタンク
流出量q2(t0)から流出抵抗Rを求めるものであ
り、Rが不変の場合には計算は不要である。
【0026】 dH(t)/dt=−H(t)/A/R+q1(t0)/A …(5) R=h(t0)/q2(t0) …(6) 数式(5)H(t)の初期値H(t0)とし、現在値h
(t0)を数式(5)に代入して、オンラインで計算す
ることにより、ある一定時間T後のタンク液面高さH
(t0+T)が予測できる。そして、このH(t0+
T)と制御目標値Hrefの差をファジィ推論手段11の入
力とする。
【0027】図4にディジタル計算機を使用してこの演
算を行う場合の最も簡単な計算フローを示す。図4にお
いて、ステップ1000はタンクの予測液面高さHの初
期値H(t0)とカウンタnを初期化する部分である。
ステップ1001でタンク流出量q2がゼロか否かを調
べる。もし、q2がゼロでなければステップ1002で
液面高さhと流出量q2から流出抵抗Rを求める。も
し、q2がゼロであるならばステップ1003で流出抵
抗Rとしてあらかじめ測定または計算しておいた流出抵
抗の推定値R0を用いる。ステップ1004は数式
(5)を差分方程式で表したものである。ここでdtは
差分時間である。ステップ1005は時間Tまで演算で
きたかどうかのチェックを行い、まだならばステップ1
006でカウンタnを1だけ増加させステップ1004
にもどる。もし、ステップ1005で時間T以上まで演
算したことが分かると予測計算は終了しステップ100
7にてT時間後の予測液面高さの計算が終了する。
【0028】ここで、時間Tは、制御対象の無駄時間の
所定倍のようにも与えることができるし、直接時間の単
位(例えば5秒)で与えることもできる。前者の場合
は、シミュレーションモデルによってメンバーシップ関
数をチューニングする場合に、後者の場合は実プラント
を用いてチューニングする場合に適する。
【0029】次にファジィ制御手段11の動作を説明す
る。本実施例ではファジィルールとして下記の5種類を
使用する。ルール数は推論の命題(正大,正中など)に
応じて増減させてもよい。
【0030】(ルール1)もしT時間後の予測偏差が正
で大(PB)なら、流入量をさらに大きく増やす(B
O) (ルール2)もしT時間後の予測偏差が正で中(PM)
なら、流入量をさらに中位増やす(MO) (ルール3)もしT時間後の予測偏差がゼロ(ZO)な
ら、現状維持(ZB) (ルール4)もしT時間後の予測偏差が負で中(NM)
なら、流入量をさらに中位減らす(MC) (ルール5)もしT時間後の予測偏差が負で大(NB)
なら、流入量をさらに大きく減らす(BC) 上記ルールの前件部に対応したメンバーシップ関数群を
図5に示す。ちなみに、本実施例の制御対象を従来の目
標値と制御量の偏差とこの偏差の変化分の2入力でファ
ジイ推論する場合は、表1に示すようにルール数は21
と4倍になり、前件部のメンバーシップ関数は2倍にな
る。
【0031】
【表1】
【0032】図5において、縦軸は入力値の適合度(こ
こでは0〜1.0)、横軸は入力値(ここでは液面高さの
偏差値)を示す。ラベルPB,PM,ZO,NM,NB
各々は、入力値(偏差)に対するファジイ集合が正の
大,正の中,ゼロ,負の中,負の大の場合のメンバーシ
ップ関数を指す。図5の例は、タンクのパラメータを下
記として整定したものである。
【0033】断面積 A = 10(m2) 流出抵抗 R = 1(sec/m2) 最大液面高さ Hmax=20(m) 同図でZOの横軸幅が狭いのは定状偏差を極力小さくす
るためであるが、本発明はこのパタ−ンに限定されるも
のではない。
【0034】また、上記ファジィルールの後件部に対応
したメンバーシップ関数群を図6に示す。同図において
縦軸は前件部のメンバーシップ関数と対応する適合度、
横軸は操作量(ここでは流入量)を示す。BO,MO,
ZB,MC,BCはそれぞれ流入量をさらに大きく増や
す,流入量をさらに中くらい増やす,流入量を現状維持
とする,流入量をさらに中くらい減らす,流入量をさら
に大きく減らすメンバーシップ関数を示す。同図で、B
C,BOの横軸幅が他に比べて大きいのは偏差が大のと
きに流入量制御弁を操作する量を大きくし、大振幅の目
標値変化に対して応答を早めるためであるが、本発明は
このパターンに限定されるものではない。
【0035】本実施例では、ファジィ推論の方法として
Mamdani 教授の方法としてよく知られているMin−Max重
心法を用いた。以下その方法を示すが、本発明は推論の
種類によらず成立するものであるので、他の方法によっ
てもよい。
【0036】図1において、ファジイ推論手段11の入
力(偏差値)は、ファジイルール前件部の演算部110
〜114に入力される。各演算部は、偏差が正で大,正
で中,ゼロ,負で中,負で大のメンバーシップ関数を有
しており、入力に対応した適合度を出力する。前件部1
10〜114に対応した後件部の演算部115〜119
は、流入量をさらに大きく増やす,流入量をさらに中く
らい増やす,現状維持,流入量をさらに中くらい減ら
す,流入量を更に大きく減らすを表わしたメンバーシッ
プ関数を有している。後件部の各演算部は、各メンバー
シップ関数に前件部の適合度を乗じた関数を、出力メン
バーシップ関数として脱ファジイ化部120へ出力す
る。脱ファジイ化部120は、演算部115〜119か
ら出力された出力メンバーシップ関数の面積重心を求
め、操作量(u)を得る。
【0037】図7,図8は上記ファジイ推論を更に具体
的に説明するものである。図7は本実施例におけるファ
ジィ推論の方法を概念的に示したもので、同図の左部分
は図5に対応する前件部のメンバーシップ関数、右側の
部分は図6に対応する後件部メンバーシップ関数であ
る。いま仮に入力としてX0が入ったとすると、X0が
PB(正で大)である確信度はαであり、X0がPM
(正の中)である確信度はβである。一方、前件部にP
BとPMが表れるファジィルールは、ルール1とルール
2である。ルール1の後件部はBO(流入量をさらに大
きく増やす)であり、ルール2の後件部はMO(流入量
をさらに中くらい増やす)である。各々の後件部メンバ
ーシップ関数にαおよびβを掛けあわせた値が、同図の
斜線部(MO′,BO′)である。この斜線部の重心を計
算することにより、重心の横軸上の値として出力yが得
られる。
【0038】図8は本実施例におけるファジイ推論の処
理フローを示したものである。ステップ1は、制御偏差
x0の各ファジイルール前件部メンバーシップ関数に対
する適合度α,β,γ,δ,εを計算する。ステップ2
ではファジイルール後件部のメンバーシップ関数にステ
ップ1で求めた適合度を乗じ、出力メンバーシップ関数
を求める。ステップ3ではステップ2で求めた出力メン
バーシップ関数の論理和をとりその重心を求める。
【0039】以上説明したように本実施例のファジイ推
論は、制御偏差の予測値のみを入力して行なうので、制
御偏差とその変化分を入力とする従来のファジイ推論に
比べ、推論ルールやメンバーシップ関数が大幅に削減で
き、推論のリアルタイム処理を可能にする。さらに、フ
ァジイ推論手段の構築、とくに、メンバーシップ関数の
チューニングを容易にできる。
【0040】次に本実施例による制御特性を他の制御方
式との比較により図9〜図14に示す。まず、制御対象
のパラメ−タが下記の場合について図9〜図11に示
す。
【0041】断面積 A=10(m2) 流出抵抗 R= 1(sec/m2) 流入無駄時間 L= 1(sec) 図9は本実施例による制御特性を示した図である。図1
0は偏差と偏差の変化値を入力して推論する従来のファ
ジィ制御による制御特性を示した図であり、表1のファ
ジイルールを採用している。図11は従来のPI制御に
よる制御特性を示した図である。
【0042】同様に、制御対象の特性が下記の場合の各
制御方式の制御特性を図12から図15に示す。この例
では前記例に比べてプラントの無駄時間が大きくなって
いる。
【0043】断面積 A=10(m2) 流出抵抗 R= 1(sec/m2) 流入無駄時間 L= 5(sec) 図12は本実施例による制御特性を示し、図13は従来
のファジィ制御による制御特性を示した参考図、図14
は従来のPI制御による制御特性を示した参考図であ
る。
【0044】以上に示した図9〜図14は当初、液面高
さ0のところへ0%〜50%のステップ目標値を加え
(200)、その後50%〜60%のステップ目標値変
化を加え(201)、さらに流出抵抗を20%変化させた
外乱(202)を加えた場合の各出力応答である。尚、
各図には参考として操作量qinとタンク流出量q2の
波形も併せてプロットしてある。
【0045】以上の例に明らかなように、本実施例によ
る制御特性は、従来のファジイ制御に比べ目標値追従性
とともに外乱に対する応答性も改善されている。特に、
プロセスの無駄時間が大きい場合(図12〜図14)、
本実施例の制御特性は従来のファジイ制御はもちろんP
ID制御と比べても制御性の改善が顕著である。すなわ
ち、従来のファジィ制御やPID制御では、制御対象の
無駄時間による影響を軽減するために比例ゲインを大き
くすることには制限があった。しかし、本実施例の場合
は、制御対象の将来出力を予測することによりゲイン余
裕が増加する。また、制御にファジイ推論手段を用いて
いるため比例ゲインを非線形にすることができ、偏差に
応じて比例ゲインを変化させることができる。このた
め、大偏差領域ではオーバーシュート量をおさえるよう
にゲインをある程度小さくし、小偏差領域では目標値に
収束するスピードを上げるためゲインを増加させかつ安
定に動作させることができるので、目標値追従特性とと
もに外乱応答性も向上させることができる。
【0046】図15は本実施例において、予測モデルの
パラメータ(AおよびR)が実際と20%ずれた場合の
ステップ応答を示し、制御対象特性は図12の場合と同
じである。図15と図12の比較から予測演算部に用い
るパラメータは、さほど正確でなくても良好な制御性能
の得られることが分かる。
【0047】以上、タンクの液面制御を例に一実施例を
述べたが、本発明は上記実施例に限らず、制御対象の将
来出力がある程度予測できる場合には広く適用できる。
その一例として、パイプを流れる液体(気体,固体でも
同じ)の流量制御,温度槽の温度制御などがあげられ
る。流量制御の場合には、操作量(u)が弁開度、制御
量(y)が流量であり、伝達関数は数式(7)の形で表
わされる。
【0048】 y(s)=u(s)・K・exp(−Ls)/(1+Ts) …(7) ここで、Kはゲイン、exp(−Ls)はLの無駄時間、
(1+Ts)は時定数Tの一次遅れを示す。この式は上
述の数式(4)と同様の形をしており、本発明が適用可
能であることを示している。また、温度制御の場合も、
操作量(電気炉のヒータ電力など)と制御量(温度)の
関係は数式(7)となり、本発明が適用できる。また、
上記例では制御対象が連続であるが、離散系の制御対象
にも適用できることは明らかである。
【0049】以上は無駄時間と一次遅れに近似できる場
合である。つぎに、本発明の第2の実施例である制御対
象が無駄時間と二次遅れに近似できる場合について説明
する。制御対象が無駄時間と二次遅れの伝達特性は、数
式(7)で表される。
【0050】 Y(s)=X(s)・K・exp(−Ls)/(1+T1s+T22)…(8) ここで、Y(s)は制御量のラプラス変換、X(s)は
操作量のラプラス変換、Kは制御対象のゲイン、Lは無
駄時間、T1は一次の項の時定数、T2は二次の項の時定
数である。この数式(8)により、操作量が継続すると
仮定した場合の一定時間後の制御量を予測演算すれば、
上述の一次遅れの場合と同様に操作量を決定できる。
【0051】図16は本実施例による予測演算の処理フ
ローを示し、数式(8)はステップ2002の差分方程
式に変換されている。図17は本実施例において特性パ
ラメータを、K=1,L=10秒,T2=5秒,T1=2
5秒とした場合の制御結果である。これによれば、オー
プンループ特性の改善されていることがわかる。
【0052】以上、一次と二次遅れ系についての実施例
を説明したが、本発明は三次系以上においても同様に適
用可能となる。
【0053】なお、これまで述べた実施例で、ファジイ
推論手段の入力として制御偏差の予測値のみを使用する
ことにより、ファジィルール数を削減できるものであっ
た。しかし、ファジイルール数が増えてもよい場合に
は、ファジィ推論手段の入力として制御偏差の予測値と
その変化分の2入力として用いてもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、ファジィ制御手段の入
力に制御偏差予測値のみを使用することにより、推論が
高速化されリアルタイムな制御が可能になる。かつ、耐
ノイズ性の向上等による制御精度の高いプロセス制御方
法を提供できる。
【0055】本発明は、ファジイ制御手段のルールやメ
ンバーシップ関数を削減できるので、システム構築のマ
ン・パワーが大幅に低減でき、かつ、現地調整も容易な
プロセス制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御装置の機能ブロッ
ク図。
【図2】タンク液面制御のモデルを説明する概念図。
【図3】タンク液面制御の制御ブロック図。
【図4】タンク液面制御の予測計算の処理手順を示すフ
ローチャ−ト。
【図5】ファジィルールの前件部のメンバーシップ関数
を示す図。
【図6】ファジィルールの後件部のメンバーシップ関数
を示す図。
【図7】ファジィ推論の方法をメンバーシップ関数によ
って説明する図。
【図8】ファジィ推論の処理手順を示すフローチャー
ト。
【図9】第1の実施例による制御結果を示す特性図。
【図10】従来のファジィ制御による特性図。
【図11】従来のPI制御による特性図。
【図12】第一の実施例による第二の制御対象による制
御結果を示す特性図。
【図13】従来ファジィ制御による第二の制御対象の特
性図。
【図14】従来のPI制御による第二の制御対象の特性
図。
【図15】第1の実施例による第三の制御対象による制
御結果を示す特性図。
【図16】本発明の第二の実施例によるタンク液面制御
の予測計算の処理手順を示すフローチャート。
【図17】第二の実施例による制御結果を示す特性図。
【符号の説明】
1…制御装置、10…偏差値演算手段、11…ファジィ
制御手段、12…予測演算手段、13…入出力装置、1
10〜114…前件部のメンバーシップ関数、115〜
119…後件部のメンバーシップ関数、120…脱ファ
ジイ化手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 忠良 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御対象を目標値との偏差が少なくなるよ
    うに制御するプロセス制御方法において、操作量(制御
    対象入力)が現在値を継続すると仮定した一定時間後の
    制御量(制御対象出力)を予測し、当該制御量の予測値
    と前記目標値の偏差を入力とするファジイ推論によって
    現時点の操作量を決定することを特徴とするプロセス制
    御方法。
  2. 【請求項2】前記予測値は、制御対象を一次遅れに近似
    して求めることを特徴とする請求項1記載のプロセス制
    御方法。
  3. 【請求項3】前記予測値は、制御対象を無駄時間と一次
    遅れに近似して求めることを特徴とする請求項1記載の
    プロセス制御方法。
  4. 【請求項4】前記一定時間は、前記無駄時間の定数倍と
    して与えられることを特徴とする請求項3記載のプロセ
    ス制御方法。
  5. 【請求項5】前記ファジイ推論は、前記偏差とその時間
    変化分を入力して行なわれることを特徴とする請求項1
    または3記載のプロセス制御方法。
  6. 【請求項6】制御弁を制御して流入量を調節されるタン
    クの液面を制御する方法において、現時点の流入量が継
    続すると仮定した一定時間後のタンクの液面を現時点の
    タンク液面から一次遅れに近似して求め、該予測液面と
    目標値の偏差によるファジイ推論によって現時点の流入
    量を決定することを特徴とするタンクの液面制御方法。
  7. 【請求項7】ヒータを熱源とする温度槽の温度を制御す
    る方法において、ヒータの電流が継続するとした場合の
    一定時間後の温度槽の予測温度を現時点の温度から一次
    遅れに近似して求め、該予測温度と目標値の偏差による
    ファジイ推論によって現時点のヒータの電流を制御する
    ことを特徴とする温度槽の温度制御方法。
  8. 【請求項8】パイプ内の流体の流量を制御する方法にお
    いて、現時点の流入量が継続すると仮定した一定時間後
    のパイプ内の予測流出量を近似して求め、該予測流出量
    と目標値の偏差によるファジイ推論によって現時点の流
    入量を制御することを特徴とするパイプ内の流体流量の
    制御方法。
  9. 【請求項9】制御対象の制御効果器の操作量を決定する
    プロセス制御装置において、制御対象を近似したシミュ
    レ−タを有し操作量の現在値が継続すると仮定した一定
    時間後の制御量を求める予測手段と、設定されている目
    標値と前記予測手段の予測値との偏差を入力として現時
    点の操作量を推論するファジイ制御手段を具備すること
    を特徴とするプロセス制御装置。
  10. 【請求項10】前記ファジイ推論手段は、前記偏差とそ
    の時間変化分を入力することを特徴とする請求項9記載
    のプロセス制御装置。
  11. 【請求項11】前記シミュレータは、制御対象を一次遅
    れで近似していることを特徴とする請求項9または10
    記載のプロセス制御装置。
  12. 【請求項12】前記シミュレータは、制御対象を無駄時
    間と一次遅れで近似していることを特徴とする請求項9
    または10記載のプロセス制御装置。
  13. 【請求項13】前記一定時間は、前記無駄時間の定数倍
    として与えられることを特徴とする請求項12記載のプ
    ロセス制御装置。
  14. 【請求項14】前記シミュレータは、制御対象を二次遅
    れで近似していることを特徴とする請求項9または10
    記載のプロセス制御装置。
  15. 【請求項15】前記シミュレータは、制御対象を無駄時
    間と二次遅れで近似していることを特徴とする請求項9
    または10記載のプロセス制御装置。
JP4118749A 1992-05-12 1992-05-12 プロセス制御方法および装置 Pending JPH05313705A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4118749A JPH05313705A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 プロセス制御方法および装置
US08/057,997 US5410470A (en) 1992-05-12 1993-05-05 Process control method and system with employment of fuzzy inference

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4118749A JPH05313705A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 プロセス制御方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05313705A true JPH05313705A (ja) 1993-11-26

Family

ID=14744106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4118749A Pending JPH05313705A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 プロセス制御方法および装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5410470A (ja)
JP (1) JPH05313705A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07319554A (ja) * 1994-05-27 1995-12-08 Toyo Eng Corp 尿素プラント合成管の液面制御装置及び液面制御方法

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993011473A1 (de) * 1991-11-25 1993-06-10 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur regelung für dynamische systeme n-ter ordnung
US5609136A (en) * 1994-06-28 1997-03-11 Cummins Engine Company, Inc. Model predictive control for HPI closed-loop fuel pressure control system
FR2722310B1 (fr) * 1994-07-11 1996-09-27 Elf Aquitaine Procede et dispositif de regulation sur une plage admissible avec anticipation sur contextes utilisant la logique floue
DE19516627A1 (de) * 1995-05-05 1996-11-07 Ranco Inc Verfahren und Vorrichtung zur Regelung eines Prozesses
US5631845A (en) * 1995-10-10 1997-05-20 Ford Motor Company Method and system for controlling phosphate bath constituents
DE19734711C1 (de) * 1997-08-11 1999-04-15 Siemens Ag Regler mit zeitdiskreten, dynamischen Fuzzy-Regelgliedern
US6374197B1 (en) * 1999-05-10 2002-04-16 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Fuzzy logic based model assessment system and method for contact tracking
WO2003058355A1 (fr) * 2001-12-28 2003-07-17 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Systeme de commande
JP4223894B2 (ja) * 2003-08-21 2009-02-12 株式会社山武 Pidパラメータ調整装置
US7729789B2 (en) * 2004-05-04 2010-06-01 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Process plant monitoring based on multivariate statistical analysis and on-line process simulation
US7444191B2 (en) 2005-10-04 2008-10-28 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Process model identification in a process control system
US8036760B2 (en) * 2005-10-04 2011-10-11 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Method and apparatus for intelligent control and monitoring in a process control system
US7738975B2 (en) * 2005-10-04 2010-06-15 Fisher-Rosemount Systems, Inc. Analytical server integrated in a process control network

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55127601A (en) * 1979-03-22 1980-10-02 Omron Tateisi Electronics Co Process controller
JPS63276604A (ja) * 1987-05-08 1988-11-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プロセス制御装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3772812D1 (de) * 1986-04-11 1991-10-17 Mitsubishi Electric Corp Selbsteinstellender regler.
DE3852716T2 (de) * 1987-05-01 1995-06-01 Fuji Photo Film Co Ltd Mess-Mischeinrichtung für Flüssigkeiten und Pulver.
JPH0774961B2 (ja) * 1988-04-07 1995-08-09 株式会社日立製作所 オートチユーニングpid調節計
JPH01319619A (ja) * 1988-06-17 1989-12-25 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 熱風炉の制御方法
JP2553675B2 (ja) * 1988-11-18 1996-11-13 日本電気硝子株式会社 プロセスの制御方法
JPH02150901A (ja) * 1988-12-01 1990-06-11 Idemitsu Kosan Co Ltd 無駄時間n次遅れ補償制御方法
US5245528A (en) * 1989-03-20 1993-09-14 Hitachi, Ltd. Process control apparatus and method for adjustment of operating parameters of controller of the process control apparatus
JP2698660B2 (ja) * 1989-06-12 1998-01-19 株式会社日立製作所 マニピュレータの制御方法及び制御装置並びにマニピュレータ装置
JPH03188504A (ja) * 1989-07-31 1991-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd ファジィ制御装置およびファジィ推論方法
JP2656637B2 (ja) * 1989-11-22 1997-09-24 株式会社日立製作所 プロセス制御システム及び発電プラントプロセス制御システム
CA2031765C (en) * 1989-12-08 1996-02-20 Masahide Nomura Method and system for performing control conforming with characteristics of controlled system
US5251124A (en) * 1991-04-30 1993-10-05 Omron Corporation Fuzzy controller apparatus and method for steady state control

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55127601A (en) * 1979-03-22 1980-10-02 Omron Tateisi Electronics Co Process controller
JPS63276604A (ja) * 1987-05-08 1988-11-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プロセス制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07319554A (ja) * 1994-05-27 1995-12-08 Toyo Eng Corp 尿素プラント合成管の液面制御装置及び液面制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5410470A (en) 1995-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2539540B2 (ja) プロセス制御装置
JPH05313705A (ja) プロセス制御方法および装置
EP0481204B1 (en) Self-monitoring tuner for feedback controller
Xie et al. Fuzzy adaptive internal model control
Skrjanc et al. Predictive functional control based on fuzzy model for heat-exchanger pilot plant
Zhao et al. Fuzzy PI control design for an industrial weigh belt feeder
Daugherity et al. Performance evaluation of a self-tuning fuzzy controller
JP2000514576A (ja) メンバシップ関数を修正する適応ファジー制御装置
Chen et al. A hybrid neuro-fuzzy PID controller
JPH09501525A (ja) 自動調整によるファジー論理制御のための方法及び装置
Khooban et al. Optimal intelligent control for HVAC systems.
Pereira et al. Adaptive RBFNN versus conventional self-tuning: comparison of two parametric model approaches for non-linear control
Georgescu et al. Fuzzy predictive PID controllers: a heating control application
Muntaser et al. Coupled Tank Non-linear System; Modeling and Level Control using PID and Fuzzy Logic Techniques
de Sousa et al. Optimization of Takagi-Sugeno fuzzy controllers using a genetic algorithm
JPH08121704A (ja) ボイラの蒸気温度制御装置
JPH08318262A (ja) 調整池揚水流量制御装置
Chan et al. Neurofuzzy network based self-tuning control with offset eliminating
Behmenburg Model reference adaptive systems with fuzzy logic controllers
Feng et al. Improved self-adaptive Smith predictive control scheme for time-delay system
JPH0721723B2 (ja) ファジィ制御装置
Matko et al. Neuro-fuzzy model-based control
JP4381628B2 (ja) 濃縮設備の濃縮度制御装置及び濃縮度制御方法
Antovskı et al. Fuzzy control systems for thermal processes: synthesis, design and implementation
Trabia et al. Design of fuzzy logic controllers for optimal performance