JPH03160132A - 内燃機関の回転数制御装置 - Google Patents

内燃機関の回転数制御装置

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JPH03160132A
JPH03160132A JP29920489A JP29920489A JPH03160132A JP H03160132 A JPH03160132 A JP H03160132A JP 29920489 A JP29920489 A JP 29920489A JP 29920489 A JP29920489 A JP 29920489A JP H03160132 A JPH03160132 A JP H03160132A
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JP
Japan
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fuel
engine
internal combustion
combustion engine
rotation speed
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Pending
Application number
JP29920489A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Ogita
荻田 保
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内燃機関の回転数制御装直に係り、特にエアコ
ンディショナー,パワーステアリング等の補機の作動状
態に応じ機IIII11御量を可変させて回転数制御を
行なう内燃機関の回転数制I[I装置に関する。
(従来の技術) エアコンディショナー、バワース・アアリング等の補機
を搭載してなる車両では、これらの補機の作動時に内燃
機関に負荷がかかるため、内燃機関に対し何ら補正を加
えない場合、エンジン回転数が急激に低下したり、場合
によっては機関ストールを起こしてしまう虞れがある。
そこで従来より、補機の作動状態を検出し、非何初状態
から作動状態に移行した場合には内燃機関の機関制II
I量を増加させる補正手段を設けた回転数制W装置が知
られている(特開昭61−70150号公報,特開昭6
0−69246号公報,特開昭59−200038号公
I/@等〉。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、内燃m関、特に自動車エンジンに使用される
燃料には燃R竹状(主として蒸留特性)の異なる種々の
燃料が適宜使用される。しかるに、前記した従来の回転
数iIII御¥&鱈は上記の燃料性状の相違に無関係に
燃料噴射ffi等の!I関制tIIiSを増加させてい
たため、重質燃籾使用時には機関回転数が落ち込んだり
、軽質燃料使用時にはm関回転数が立ち上がるという問
題があった。
このことについて更に詳細に説明すると、燃料には例え
ば100℃のときにその燃料の50%以上が蒸発するか
否かを基準にして(50%留出点を基準にして〉、50
%以上蒸発するような低沸点分が多い軽質燃料と、50
%未満しか蒸発しない高沸点分が多い重質燃料とがある
。従って、蒸発することなく液状で吸気管壁面に流れる
燃料分は重質燃料の方が軽質燃利よりも多く、このこと
がら、重質燃料を用いた場合、吸気ボート内壁面に付着
する燃利がは多くなってしまい、エンジンのシリンダ内
へ供給される燃料量はリーンとなってしまう。すなわち
、この吸気ボート内壁面への燃料付着愚は、燃料性状に
よって変化し、燃料が重質か軽質かでシリンダ内に供給
される燃料量にばらつきが生じてしまう。
このような状況十において、エアコンディショナー等の
補機が作動しエンジンに負荷がかかった場合、1ンジン
回転数の落ち込みは、燃料が重質か軽質かでシリンダ内
に供給される燃料量がばらつくことからばらつく。すな
わち、重質燃料使用簡にはエンジン回転数の落ち込みは
大きく、軽質燃料使用時にはエンジン回転数の落ち込み
は小さい。
しかしながら、従来の回転数II III H ffi
では燃料竹状に無関係の相違に無関係に燃料噴cJ′i
IMの機lit ill In !ilを増加させてい
たため、軽質燃料使用時に応じた増加署で機関制111
1mを増加させると、重質燃料使用簡には機関回転数が
落ち込んだり、逆に、重質燃料使用時に応じた増加■で
機関制m量を増加させると、軽質燃料使用時に機関回転
数が立ち上がるという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、燃料性
状に応じて内燃Il圓の回転数を制御することにより、
補111fi動時における機関回転を安定化させると共
に低燃費化を図った内燃機関の回転数制IIl装置を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理構成図を示す。
上記した課題を解決するために本発明では、同図に示さ
れるように、 内燃劃11に負荷を印加する補1112の作動状態を検
出する補機状態検出手段13を有し、この補機状態検出
手段13から供給される状態検出信号に基づき、補l1
12が非作動状態から作動状態への切替時にa@制am
を増加させ内燃機関11の回転数を上昇させる回転数制
m¥段14を設けてなる内燃!1m閏の回転数v1御5
Avにおいて、燃料タンク15内の燃料16が重質燃料
か軽質燃料かを検出する燃料性状検出手段17と、この
燃料性状検出f段17の性状検出信号に基づき、燃料1
6が#貿燃料であると判定されたときには、燃料16が
軽質燃料であると判定されたときに比べて前記回転数制
m手段14によって機f[l&I御量を増加させる増加
量を大きく設定する増加屡設定手段18と、 を設けるものである。
Cfm用〕 燃料16の燃籾性状は燃料性状検出手段17により検出
され、竹状検出信号は増加I設定手段18に供給される
。増加1ffl定手段18は、この竹状検出信号に基づ
き、燃料性状に応じた機圏制御.愚の増加量を求め、こ
れを回転数Ill御手段14へ供給する。回転数制御回
路14は、補機状態検出手段13から供給される状態検
出信号及び増加艶設定手段18から供給ざれる増加醋に
基づき、補機12の作動峙に内燃tlA圓11が燃料性
状を反映した円滑な回転を行なうよう制御する。
すなわち、燃料16が重質燃料であると判定されたとき
、増加屋設定f段1日は、軽質燃料判定時に比べて機関
制1l量の増加量を大きく設定する。
増加量を大きく設定することにより、内燃III関11
の回転数は上昇する。
補1fi12が作動し、内燃機閏11に補機12の負荷
が印加されその回転数が落ち込んだ時に、更に燃料16
が重質燃料でシリンダ内に送り込まれる燃料がリーンで
あると、内燃機閏11の回転数は大きく落ち込み、場合
によってはR関ストールが発生してしまうことは前述し
た通りである。
しかるに、上記のように燃料性状によって機関制t[I
mの増加歩を調整し、重質燃料の場合は大きく増加し、
軽質燃料の場合は少なく増加することにより、燃利竹状
の違いによる内燃機関11の回転数の落ち込み及び不要
な上昇を防止することができる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例の構成図を示づ。同図中、第
1図と同一構成部分には同一符号を付してある。本実施
例は内燃111I111としてエアコンディショナー〈
補機)を具備する4気筒4サイクル火花点火式内燃m開
(エンジン)に適用した例で、後述する7イクロコンピ
ュータ21によって制御される。
第2図において、エアクリーナ22の下流側にはスロツ
l−ルバルブ1つを介してサージタンク23が設けられ
ている。■アクリーナ22の近傍には吸気温を検出する
吸気温セン+j24が取付けられ、またスロットルバル
ブ19には、スロットルバルブ19が全開状態でオンと
なるアイドルスイッチ25が取付けられている。また、
サージタンク23にはダイヤフラム式の圧カセンサ26
が取{Jけられている。
また、スロットルバルブ19を迂回し、かつ、スロット
ルバルブ19の上流側と下流側とを連通ずるバイパス通
路27が設けられ、そのバイパス通路27の途中にソレ
ノイドによって開弁度が制御されるアイドル・スピード
・フントロール・バルブ(rscV)28が取付tノら
れている。このISCV28に流れる電流をデューテイ
比制御して開弁度を制御し、これによりバイパス通路2
7に流れる空気吊を調節することにより、アイドリング
回転数が目標回転数に制御される。
サージタンク23はインテークマニホルド29及び吸気
ボート30を介してエンジン31(前記内燃43011
に相当する)の燃焼室32に連通されている。インテー
クマニホルド29内に一部が突出するよう各気筒毎に燃
料噴射弁20が配設されており、この燃料噴射弁20で
インテークマニホルド29を通る空気流中に燃Fl16
が噴躬される。
燃焼室32は排気ボート33及び工tゾースト7ニホル
ド34を介して触媒装置35に連通されている。また、
36は点火プラグで、一部が燃焼室32に突出するよう
に設けられている。また、37はピストンで、図中、上
下方向に往復運動する。
イグナイタ38は高電圧を発生し、この高電圧をディス
トリビ1−夕39により各気筒の点火プラグ36へ分配
供給する。回転角センサ40はディストリビュータ39
のシャフトの回転を検出して例えば30” CA毎にエ
ンジン回転信号を?イ?ロコンピュータ21へ出力する
また、41は水温センサで、エンジンブロック42を貫
通して一部がウォータジャケット内に突出するように設
けられており、エンジン冷却水の水温を検出して水温セ
ンサ信号(THW)を出力する。更に、43は酸素濃度
検出センザ(02センサ)で、その一部が工午ゾースト
マニホルド34を與通突出するように配置され、触媒装
置35に入る前の排気ガス中の酸素濃度を検出する。
また、燃料タンク15の1・部には燃料温センサ44が
設けられており、これにより燃料16の温度が測定され
る。燃料タンク15の士部にはべ一バ通路45が設けら
れ、そのベーバ通路45はベーパ流量計46を介してキ
ャニスタ47に連通されている。
燃利タンク15で発生したベーバはベーバ流■■■g1
46によりその流量が測定ざれた後、キャニスタ47に
流れ込む。このベーパ流量計46はべ−バの流間に応動
して回転する回転部48が取付けられ、その回転部48
にはシグナルロータ(図示せヂ〉が取付番ノられている
また、49はベーパ流吊セン勺で、ベーバ流量計46の
ハウジング部に設けられており、回転部48のシグブル
ロ−夕がベーパ流恐センリ49を横切った時に高電圧と
なり、離れると低電圧となる(すなわち、回転部48の
1回転毎に1回高電圧となる)ベーバ流昂検出信号を発
生してマイクロコンピュータ21へ送出する。このベー
パ流邑センサ49及び?イクロ」ンピ1−夕21により
前記した燃料竹状検出手段17が構成される。
他方、キャニスタ47に吸着されたベーパは、パージ通
路47aを介してインテークマニホルド29に吸入され
る。パージ通路47aにはオリフィス(図示せず)が設
けられているため、インテーク冫ニホルド29の負圧が
燃料タンク14に直接かかることはない。このパージ通
路47aの途中に設けられたパージコントロールバルブ
51は、ソレノイドに流れる電流を調整することにより
開弁度が調整され、パージ通路47aを流れるパージ流
吊を調節する。
また、50はエンジン31の補機であるエアコンディシ
ョナー(図示せず。尚、以下エアコンという)がη動中
であるか否かを判断するエアコンディショナー状態検出
センサ(以下、A/Cセンυという)である。このA/
Cセン+150は、例えばエアコンの作動時にはマイク
ロ」ンビュータ21に対しハイレベルの信号を供給し、
非作動時にはローレベルの信号(この各信号を状態検出
信号という)を7イク口コンピュータ21に供給する。
この状態検出信号により?イク口コンビ1−タ21はエ
アコンがn勤中か、或は,lln勤中かを判断すること
ができる。
尚、本明11,!中、補機とはその作動中にエンジン3
1に対し負荷を印加するエンジン31以外の構成殻素を
いう。上記のエアコンは、クーラー用コンブレッサをエ
ンジン31の回転により駆動させるため、そのη動時に
エンジン31に負荷が印加される。よってエアコンは補
機である。この他のwA機としては、エンジン31の回
転を伝達され駆vJ′rjる小型ポンプの油圧を利用し
てハンドルの操作力を低減させるバワース′アアリング
等があるが、本実施例ではエアコンを例に挙げて説明す
る。
本実施例の動作を制御する?イクロコンピ1ータ21は
第3図に示す如きハードウエア構成とされている。同図
中、第2図と同一構成部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。第3図において、マイクロコンピュータ
21は中央処理装置(MPLJ)53.処理プログラム
を格納したリード・オンリ・メモリ(ROM)54,作
業領域として使用されるランダム・アクセス・メモリ(
RAM)55.エンジン停止後もデータを保持するバッ
クアップRAM56.MPLJ53へそのマスタークロ
ツクを仇給するクロツク発生器57を有し、これらを双
1ノ向のバスライン58を介して互いに接続すると共に
、入出力ボート59,入力ボート60.出力ボート61
〜64に夫々接続した構戒とされている。
また、マイクロコンピl一夕21はフィルタ65及びバ
ッファ66を直列に介して取り出した圧力セン勺26か
らの圧力検出信号と、バツファ67を介して取り出した
吸気温センサ24からの吸気潟検出信号と、バッファ6
8を介して取り出した水温センリ信号(THW>と、バ
ツフ769を介して取り出した燃料温センサ44からの
燃利温検出信号とを7ルチプレクサ70で選択出力し、
これをA/D変換器71でディジタル信号に変換した後
、入出力ボート59を介してバスライン58へ送出する
構成とされている。なお、上記のノイルタ65は、圧力
セン+126の出力検出信号中に含まれる、吸気管圧力
の脈動或分を除去するためのフィルタである。
これにより、マルチプレク+j70の各入力検出信号は
MPU53の制御の下に順次マルチプレクサ70より選
択出力された後、A/D変換器71でディジタル信号に
変換された後、RAM55に記憶される。従って、MP
LI53.マルチプレクサ70.A/D変換器71,入
出力ボート59は、燃Fl温センザ44等からの検出信
号を所定時間毎にサンプリングするサンプリング手段と
して作用する。
また、7イクロコンピュータ21は02センサ43から
の酸素III!検出信号をパッファ72を介してコンパ
レータ73に入力し、ここで波形塾形して入力ボート6
0に供給すると共に、波形整形回路74により回転角セ
ンサ40及びベーバ流潰センサ49からの各検出信3を
波形整形した信舅と、バッフ7(図示せず)を経たアイ
ドルスイツヂ25の出力信舅とを夫々入力ボート60に
供給する。また、A/Cセン+J20が生成する状態検
出信号もバッフ7(図示せf)を介して入力ボート60
に入力される 更に、マイクロコンピュータ21は駆動回路75〜78
を有しており、出力ボート61からの信舅を駆動回路7
5を介してイグブイタ38へ供給し、出力ボート62か
らの信号をダウンカウンタを備えた駆動回路76を介し
て燃料噴躬弁20へ供給し、出力ボート63からの信号
を駆動回路77を介してISCV28へ供給し、そして
出力ボート64からの出力信号を駆動回路76を介して
パージコントロールバルブ51へ供給する構成とされて
いる。
かかるハードウエア構成の7イク口コンピュータ21は
、ベーパ流醋センサ49と共に燃料情状検出手段17を
構成しており、がっ、増加量設定手段18及び回転数制
御手段14をソフトウエア処理動作により実現するもの
であり、次に7イク口」ンビ1−夕21による燃利竹状
検出動作について第4図と共に説明する。
第4図は燃料竹状補正係数KFの演粋ルーチンで、メイ
ンルーチンの一部である。同図中、ステップ81で流f
fiH測時間CVAが4n+sルーチンでカウントアッ
プされ(図示せス)、所定値〈ここでは10秒とする〉
以干になったか否かを判定し、10秒以内のときは本ル
ーヂンは終了し、10秒過ぎたとき1ま次のステップ8
2で流131測時間CVAがピロにリセットされる。従
って、スアップ82〜87は10秒に1回の割合で処理
実行される。
一方、マイクロコンビ1−夕21は前記したベーバ流恐
センサ49の検出信号が低電圧から高電圧へ変化した時
にのみ(すなわち、回転部48が1回転する毎に〉起動
される外部割込みルーチンでカウントアップされるベー
パ流量カウンタ(図示せf)を有し、そのカウント値N
VAが、上記ステップ82の次のステップ83で変数N
VA10にセットされた後、次のスアップ84でゼロに
リセットざれる。従って、変数NVAIOの値は、10
秒間当りのベーバ流履尉46の回転部48の回転数を示
すこととなり、ベーバ流崩に比例した値を示している。
次にステップ85で燃料温センザ44により燃料15の
温度を検出して得られた燃料温検出信号「口Fに基づい
て、燃料温補正係数KVAが算出される。すなわち、蒸
留特性が同一の燃料であっても、燃料温が低いときはベ
ーバ発生参は1&温のときよりも少なくなる。このため
、燃Fl21によるペーパ発生滲の違いを補正するべく
、燃料温が低くなるほど燃料温補正係数KVAの鎖が大
になるように設定される。
次にマイクロコンピュータ21はステップ86でNVA
IOXKVAなる演算式による演算を行ない、I1t時
間当りの燃料ベーバlNVA10Tを得る。すなわち、
この燃料ベーパfllNVA10Fは、10秒間のベー
バ流嬰を燃料温補圧係数で補正した値であり、この値に
基づいて次のステップ87で燃FIt9状補圧係数KF
が求められる。
この燃料性状補正係数K「は、第5図に示す如く前記単
僚時間当りのベーバ量に比例しているため、この値がK
Foのときは通常の燃料性状〈重質でも軽質でもない)
であるが、KFoより小さいときは高沸点分が多い重質
燃料であることを示しており、またKFoより大きいと
きは低沸点分が多い軽質燃利であることを示している。
なお、本実施例ではベーパ流感の単位馴測時間を10秒
としているので、走行中の燃料性状の変化も分る。
次に本発明の第1実施例の動作作用について第6図及び
第7図を用いて説明する。本実施例は、第4図に示した
燃料性状検出ルーチンにより求められる燃料竹状補『係
数KFを燃料噴+)Jlに反映させることにより、エア
コン作動時におけるエンジン31の回転数を、燃料性状
に応じて上昇させるよう構成したものである。
第6図に示すフローチャートにおいて、4ms毎にメイ
ンルーチンが起動ざれると、マイクロコンピュータ21
 (MPU53)は、まずステップ101で今回エアコ
ンが0動しているか否かをA/Cセンサ50から供給さ
れる状態検出信gに塁づき判断する。ステップ101で
今回エアコンが0動中であると判断されると、続いてス
アツブ102で前回(即ち4 ms#i)にエアコンが
′Afi初であったか否かを判断する。ステップ101
,  102で共に肯定的判断となった時、即ち、前回
エアコンが男作初状態で今回エアコンが作動状態に切り
替った時(以下、この時をfl動時という〉、処即はス
テップ103に進む。しかるに、ステップ101,  
102で作動時以外と判断された場合は、ステップ10
3〜105の処即は実行されずにルーチンは終了する。
スアツブ103では、作動時フラグFをセットする。こ
の作vJ時フラグFはエアコンの作動時を示すフラグで
あり、後述する燃料噴躬量算出ルーチン〈第7図)は、
このフラグの状態に基づき算出処理が行なわれる。
続くステップ104では次式 TAUASY−TAUASYo −f (KF)・・・
(1) で表わされる町同期噴躬ITAUASY(11’同期噴
射においてはこのTAUASYが機関制御母となる〉を
粋出し、ステップ105でこのTAUASYの箭に基づ
く非同期噴躬を行なう。
ここで、士記(1)式中のT A LI A S Y 
oは通常燃料使用時に最適となるように設定された非同
期噴則邑で、重質燃料使用時は不足し、軽質燃料使用閃
は過剰となる。そこで、本実施例では(1)式に示した
ように士記のTAUASYoに、第8図に小す如く燃料
性状補正係数K「に反比例する閏数f (KF)を乗尊
し、重質燃料使用時(KF<KFo )にはTALIA
SYoより大なる値となり、l質燃n使用R (K F
 > K F o ) k−LtTAUASY6より小
となる絵となる非同期噴?’JIl rAUAsYを算
出する。
MPU53は、この非同期噴tJJ量TAUASYに応
じて燃料が噴制されるよう出力制1lll信号により燃
料噴躬弁20を制御しクランク位置に関係なく噴射制御
を行なう。
従って、本実施例によれば、重質燃料使用時には、軽質
燃料使用時に比べてエアコン作動時の非同期噴躬帛が増
量されることになる。これにより吸気ボート壁面に付着
する燃料が多い重質燃料使用時も、吸気ボート壁面に付
着する燃利が比較的少ない軽質燃料使用時も、共にエン
ジン31の回転数の落ち込み、立ち上がりを防止するこ
とができ、燃料竹状に拘わらずにエアコン作動時におけ
るエンジン31の回転を安定することができる。
ところで、本実施例ではエアコン作動時に十記したよう
に燃料性状に応じた燃料噴躬吊で非同期噴躬を行なうも
のであるが、エアコン作動時の後の同期噴躬においても
所定期間、更に燃料性状に応じて同期噴躬量(換言する
と同期噴躬時間TAU)をlIIIt[Iするものであ
る。次に、この−rALIの算出ルーチンについて第7
図と共に説明する。
先ずマイクロコンビ1−夕21はステップ201で機関
回転数NE.圧カセンサ26から供給される吸気管負f
f. P M ,水温センサ41から供給されるエンジ
ン31の冷却水温THWを取り込み、続くステップ20
2でNEとPMとから予め設けたマップより基本燃料噴
射時間TPを算出する。
次にマイクロコンビ1−夕21はステップ203でこの
演算ルーチンが前回実行されたときの吸気管負圧PMi
−,と今回検出された吸気管負圧PH,との差PMi 
−PfVJ−1.を演算して偏差ΔPMを求める。この
偏差△PMは加速時には正となり、減速時には負となる
次にステップ204では次式で表わされるΣ△PHが粋
出される。
Σ△PM=△PM+C+ Σ△PM      ■ここ
で、C1は減衰係数で、1.0より小さな値である。次
にマイクロコンピュータ21はステップ205で過渡的
、すなわち加速時又は減速時の基本燃料噴射時間TPA
EWを次式に基づいて算出する。
TPA[W = (C2  ・△PHI−C3  Σ△
PH).c  4 −f(KF)  C3) ただし、■式中、f (KF)は第8図に示した燃料情
状の関数で、これに換算係数04を乗n1ることによっ
て種々の燃利竹状のものに適合させている。
次にステップ206で冷却水温rHWの閏数f(「目W
)に燃料竹状補n−係数f (KF)を東ロして暖機増
埜噴割吊係数FWLを粋出し、「W[−にも燃1N9状
を反映させている。
続いてマイクロ」ンビュータ21は、スiツブ207に
おいて17」ンがf!動中であるか否かをA/Cセンサ
50からの状態検出信月より711断し、17」ンが酌
動中であると判断すると、ステップ208にて作171
時フラグFがセットされているか否かを判断する。ノラ
グ「がセットされている状態(F−1の状態)は、工7
jンが作動旧であること示しており、ステップ208で
尚定的判断がされると、マイクロ」ンビュータ21は続
くステップ209で、次式で示す如く、基準補機増吊係
数F八Coに前記した燃料竹状補iFfllll数f 
(KF)を乗算し補機増吊係数FACを粋出する。尚、
ここでFACOi.i燃$4 1 6が通常の燃料情状
を有している旧に工7」ンをfl初させた場合に増吊さ
れる吊を示してJ5り、この値{ま予め実験により求め
られR O M 5 4内に記憶されている.,[八C
一トACo X f (KF)       =・(4
)この捕機増品係数FACは、通常燃利便用時はf (
KF)=1であることよりF A C =FA C o
であり、一方軽質燃料使用時はf(KF)<1となるた
めFAC<FACoとなり、また重質燃料使用時番まF
 A C > F A C oとなる。即ち、重質燃斜
使用萌(ま軒賀燃料使用時に比べて補機増邑係数は大き
く設定される。
続いてマイク[1]ンピュータ21はステップ210で
作!711f1フラグ「をリセットすると共に、スfツ
ブ211で最終的な燃料噴射時間丁AUを次式にLT.
づいての出し、このルーチンを終了する1.1八lI=
(1’P+丁PA[旧 ・ F^「  ・ FWI− 
 ・ FAC−H  ・・・09ただし、上式中、FA
Fはフィードバック補正係数、口は予めROM54に記
憶しておいた他の補正係数である。
一方、ステップ208で7ラグFがセットされてないと
判断されると、換言すればエアコンはflvJしている
が作動時ではないと判断されると、スアップ212でF
ACより所定値αを減算し、減粋されためをFACとす
る。続いてスアップ213において、ステップ212で
粋出された値が「1」より小さいかどうかを判断し、「
1−1より大きいと判断されるとステップ212で粋出
されたFACに基づいてステップ211において新たな
TAUが算出される。このように、エア」ンの作動時以
降は、FACの値は徐々に減少するよう構成されている
そして、FACの値が「1」と秀しいかそれより小さい
値となるまで減少すると、スアップ214にてFAC=
1とされ、それ以降はステップ211のTAUの粋出に
おいてFACは反映されないよう構成されている。
また、スアップ207でエアコンが停止されていると判
断されると、スアップ215で゛ノラグFをリセットし
、続いてステップ21GでFAC= 1とされる。よっ
て、丁アコン停止時には、ステップ211におけるTΔ
U粋出にFACは反映されないよう構成されている。
上記のように、同期哨躬時においてもステップ209に
おいてFACに燃料性状が反映され、かつFACはステ
ップ213の処即によりFAC≦ 1.0とaるまでの
所定旧間に亘りFΔUの算出に反映される。このため、
エンジン31にエアコンのコンブレッサの負伺が大きく
印加されるユ−ア」ンの伯動時及びその後の所定期間に
おいてTAUは増加されエンジン31の回転数は上胃し
、よって機関回転数の落ち込みを防止することができる
。また、TAUの増加星は、重質燃料使用時は大きく増
罎ざれ回転数も人きく十昇するため、右効l.:機関ス
トールの介牛を防止でき、また軽質燃料使用時はTAU
の増加帛は小さいため不要な回転数上冒を抑制でき、燃
費の向上及び回転数の安定化を図ることができる。
本発明の第2実施例の制冒用について第9図を用いて説
明する。本実施例は、第4図に示した燃料性状検出ルー
チンにより求められるKFを点火時期制御に反映させる
ことにより、エアコン作動時におけるエンジン31の回
転数を、燃料性状に応じて上昇させるように構成したも
のである。
尚、同図に示すルーチンは4n+s毎に実行される。
第9図に示すルーチンが起動されると、まずステップ3
01で?イク口コンピュータ21は機関回転数NE及び
吸気管負圧PMを取り込む。続いてステップ302にて
、アイドルスイッチ25が開成(オン)されているかど
うかを判断することにより、エンジン31がアイドル状
態か否かを判断づる。
スiツブ302でアイドル時であると判断されると、処
理はステップ303に進みマイクロコンピュータ21は
ステップ301で取り込んだNEの値に基づき、予めR
OM54に記憶させてあるNEと点火進角度θの関係を
示す1元のNEマップより、NEに対応する点火進角度
を粋出し、これを基本点火角度θBSFとする。一方、
ステップ302でアイドル時ではないと判断されると、
処理はステップ304に進み、マイクロコンピュータ2
1はステップ301で取り込んだNE,PMの値に基づ
き、予めROM54に記憶させているNE.PMと点火
角度θの関係を示す2元のNE−PMマップより、NE
に幻応する点火進角度を算出し、これを草木点火進角度
θBSEとする。本実施例ではこのθBSEが機関制I
Il量となる。
ステップ303,  304でθBSEが算出されると
、続いてマイクロコンピュータ21はA/Cセンサ50
から供給される状態検出信目に基づき、ステップ305
において今回エアコンが作動しているか否かを判断する
。ステップ305で肯定的判断がされると処理はスデッ
プ306に進み、前回〈即ち、4 mSivJ)はエア
コンが停正していたかどうかを判断づる。
スアップ305,  306で共に肯定的判断がされた
場合、エアコンは竹動時であり、この時ステップ307
において?イク口コンピュータ21は次式で示す如く、
基準補機進角度θACOに前記した燃料性状補正閏数f
 (KF)を乗算し、補機進角度θ.。を算出する。
θA。=θ,。。xt’ (KF)        ・
(B))尚、上式でθ.。。は、燃料16が通常の燃料
性状を有している時にエアコンを作動させた際に進角さ
れる角度を示しており、この値は予め求められておりR
OM54内に記憶されている。
この補機進角度θACは、通常燃料使用時はf(KF)
=1であることよりθAC”θ人。。であり、一方、軽
質燃料使用時はf(KF)<1となるためθ.。はθA
o<θACOと遅角し、また重質燃料使用時はf(KF
)>1となるためθACはθ.。〉θ,。。となり進角
する。
続いて?イク口コンピュータ21は、ステップ308で
基本点火進角度θ88,とθ.。より最終的な点火角度
θを次式に基づいて幹出し、このルーチンを終了する。
θ=θBSE+θAC”゜の 上記したように、重質燃料使用時にはθACは大きな値
となり進角度も大となり、また軽質燃料使用時にはθ。
。は小なる値であり進角度も小となる。
よって、重質燃料使用時に点火角度θをθBSEより大
きく進角させることにより大なるトルクを得ることがで
き、従ってエンジン31の回転数も上胃し、エアコン作
動時における機関回転数の落ち込みを防止することがで
きる。
一方、ステップ306で否定的判断がされると、エアコ
ンは作動中ではあるが、作動時ではない状態である。こ
の時、マイクロコンピュータ21はステップ309にお
いてθACより所定値αを減算し、減算された値をθ.
。とする。続いてスアップ310においてステップ30
9で算出されたθACがrOJより小さいかどうかが判
断され、「0」より大きい場合はステップ309で算出
された値に基づきステップ308で点火角度θが算出さ
れる。また、ステップ310でθACが「0.1より小
さいと判断された場合は、ステップ311でθ.。=0
とされ、よってそれ以降は燃料性状は点火制御に反映さ
れないよう構成されている。更に、ステップ305で今
回エアコンが停止していると判断された場合も、ステッ
プ312においてθ^c−0とされ、燃21 a状が点
火制御に反映されないよう構成されている。
上記のように、燃料竹状を点火時明!,II御に反映さ
せ、重質使用時には点火角度θを進角させて1〜ルクア
ップを図りエンジン31の回転数を干冒させることによ
り、1アコン0vI時における機関回転数の落ち込みの
発生を防止することができる。
また、軽質燃料使用時に【よ点火角度θの進角の度合を
小さくすることにより不費な回転数上品を抑υ1シ、v
!.費の向上及び回転数の安定化を図ることができる,
, 本発明の第3実施例の初f1作用について第10図及び
第11図を用いて説明する。本実施例は第4図に示した
燃料付状検出ルーチンにより求められる燃籾情状補正係
数K[をアイドル回転数II+御(ISO)に反映させ
ることにより、エアコン竹動時におけるエンジン31の
回転数を、燃Fl竹状に応じて上昇させるよう構成した
ものである。
第10図は■ア〕ン作!IJ時で、かつアイドル時にお
けるデl−テイ比Discを粋出するルーチンであり、
第11図は第10図に示す処理で韓出されるDi,。に
塁づき、アイドル回転数制御を行なうルーチンを示して
いる。尚、第10図に示すルチンは4n+s毎に、また
第11図に足すルーチンは100ms毎に実行される。
第10図において、まず?イクロ」ンピコータ21は、
スアツブ401で7イドルスイッチ25が開成(オン)
されているかどうかを判断することにより、エンジン3
1がアイドル状態か否かを判断する。エンジン31がア
イドル状態でない場合tJ、I S C V 2 8 
!1全開(D isc = 100) トgレるためル
ープ−ンtよ終了する。
一方、スアップ401でエンジン31がアイドル状態で
あると判断されると、マイクロ」ンビュータ21はA 
/ C tンサ50から供給される状態検出信目に基づ
き、ステップ402において今回エア丁コンが作動して
いるか否かを判断する。スアップ402で肖定的判断が
されると処理はステップ403に進み、前回(即ち4I
IIS前〉はエアコンが停止していたかどうかを判断す
る。
スiツブ402,  403で共に崗定的判断がされた
場合、工7コンは作動時であり、この時ステップ404
において7イク口コンピ]一夕21は次式で示す如く、
基本デューティ比増fi D A C oに藺記した燃
Fl竹状補正開数f (KF)を乗算し、補機デ]一テ
ィ比増IDACを算出する。
DAC=DACo X f’ (KF)      −
(f3J尚、上式でDACoは、燃料16が通常の燃利
竹状を有している時にエアコンを作動させた際にISC
V28を所定量開弁させるためのデ1−テイ比であり、
この値は予め求められておりROM54内に記憶されて
いる。
この補機デ1−ティ比増ffi. D A Cは、通常
燃料使用時はf(KF)=1であることよりDAC=D
oであり、一方、軽質燃料使用時はf (KF)〈1と
なるためD A C L.tD A C < D A 
C oとなり、よってISCV28の開弁の度合いは小
となる。
また、重質燃料使用時はf(KF)>1となるためDA
CはDAC>DACoとなり、よってIsCV28の開
弁の度合いは大きくなる。よって、このDACをISO
に反映させることにより軽質燃料使用時に比べて重質燃
料使用時はアイドル回転数は上昇する。
続いてマイクロ」ンビュータ21は、ス7ツプ405で
、これまでのデューティ比Di,。とステップ404で
求められたDACとにより最終的なデューティ比Dis
cを次式に基づいて算出する。
D・3c−DISC+DAC        ・・・0
)スアップ405によりDiscが求められると、この
DiscはMPU53内のレジスタに格納され、第10
図に示すルーチンは終了する。
一方、ステップ402またはステップ403で否定的判
断がされた時、このルーチンは終了する。よって、エア
」ンが伯動停止中及びエアコン停正時では、Discは
O出されf,MPU53のレジスタに格納されているD
1,。の値は、第10図に示されるルーチンでは変史さ
れることはない。しかるに、MPU53のレジスタに格
納されているDiscの値は、第11図に示すISGル
ーチンが実行されることにより変史される。以下、これ
について説明する。
第11図に示すISGルーチンが実行されると、まずス
テップ501でエンジン31がアイドル状態かどうかが
アイドルスイッチ25からの信号に基づいて判定される
。アイドルスイッチ25がオフのときはアイドル状態で
ないため、スアップ502テ7’ 1− ティー比Di
sc ” 100トiQ定しIscV28を全開とした
後本ルーチンは終了し、マイク(コ」ンビュータ21内
のMPtJ53は他のilJ御ルーチンがあるときはそ
のill御ルーチンを実1jする。
一方、ステップ501でエンジン31がアイドル状態で
あると判断されると、処即はステップ503へ進み、マ
イク口コンピュータ21はA/Cセンサ50から供給さ
れる状態検出信号に基づき、エアコンが作動中か否かを
判断する。ステップ503で■アコンがn動中であると
判断されると、マイクロコンピュータ21はステップ5
04で目標回転数NoをN1と設定し(No−N+ )
 、また』作動中であると判断するとステップ505で
NoをN2と設定する(NO=Nz ). ここでN+ とはエアコン作動中における目標回転数で
あり、アイドル時にエアコンが作動していても機関スト
ール,失火等が発生せず、かつ燃費の低減を図り得る回
転数である。また、N2とはT−7’jン′I4−fi
動中における目標回転数であり、同じくエアコン非作動
中でかつアイドル時に機関ストール等が発生せず低燃費
をt4持し得る回転数である。このN+ ,NZは共に
実験により求められている値であり、ROM58に予め
記憶されている4,尚、エアコン作動中は、エンジン3
1に負荷が印加され機関ストール、失火などが発1し易
すくなるため、N+ >Nzとされている。
次に、マイクロコンビ1−夕21&i回転角センサ40
からのエンジン回転信号に基づいて得られた現在の■ン
ジン回転数NEをステップ506でRAM55から読み
出し、次のステップ507でこれと前記補正目標回転数
Noとの減算を行なって回転数偏差ΔNを算出する。
そして、この回転数偏差ΔNが所定の第1の設定値(例
えば30rps+)以上であるか否かをステップ508
で判定し、第1の設定鎖より小なるきは次のステップ5
09で所定の第2の設定値(例えば15rpl)以下で
あるか否かを判定する。
一方、ステップ508の判定処理でΔNが第1の設定″
舶以上と判定されたときは、処理はステップ510に進
み、MPU53内のレジスタに記憶されているデューテ
ィ比Discを読み出し、それに所定値Cを減算してI
SCV28の開弁度をi.IJ御するための新たなデ1
−テイ比Discとする。
これに対し、ステップ509の判定処理でΔNが第2の
設定釦以下と判定されたときは、処理はステップ511
に進み、現在のデューティ比Discに所定値Cを加粋
して新たなデl−テイ比Discとする。MPLl53
はステップ510又は511で演算して得られた新たな
デューティ比を、ステップ512でMPU53内のレジ
スタにセットして本ルーチンを終了するか、スアップ5
09でΔNが第2の設定値より大のときはステップ51
2へ進みデュ一ティ比Dis。をそのままの値でレジス
タにセットして本ルーチンを終了する。
従って、ISOルーチンを実行することにより、アイド
ル回転数が補I目標回転数NOより−15rpl以下の
低回転数のときは前記所定ICに対応した何転数分上昇
され、補正目標回転数Noより3 0 rpm以上の高
回転数のとぎは前記所定値Cに対応した回転数分下降さ
れ、最終的に補正目標回転数Noに対して−15rps
から3 Q r01の回転数範囲内に入るようにアイド
ル回転数がフィードバック制御される。
ここで、第10図に示したメインルーチンと、第11図
に示したISCルーチンとの関係について説明する。第
11図に示すISCルーチンでは、上記したようにエア
コンの作動状態により2種類の目標回転数N+ .N2
を設定し、このN+,N2にアイドル回転数を近付ける
ようにDiscに対しフィードバック制御を行なってい
る。この際、ステップ510,  511で読み出され
るDiscはMPU53のレジスタに格納されている。
■ア」ン0動時以外の状態では、レジスタに(よステッ
プ512でセットされたD:,。が格納されている。し
かるに、ゴニ7コンfl動時には第10図に示すステッ
プ404,  405が実行され、ステップ405で粋
出されたDiscがレジスタに格納される。
よって、1ア」ン罰動時の後、最初に実行されるISO
ルーブンでは、スアップ510又はスアップ511で読
み込まれるDiscの値は第10図に示すステップ40
5でp出された値となる。
これにより、第11図に示されるISOルーチンにおい
て、燃VR愕状が反映されることとなり、重質燃別使用
簡においてはDiscは大きな箭となるため、ISCV
28の開弁度は人となりアイドル回転数は上青し、′r
.7コン使用による負簡が1ンジン31に印加されても
R関回転数の落ら込みが発生するようなことはない。ま
た軽質燃料使用時においてはDiscは重質燃料使用時
に比べて小さな鎖となるためISCV28の開弁度も小
となり、アイドル回転数が不昔に上背することはなく、
燃費の低減を図ることができる。
尚、上記してさ!ご第1乃至第3実施例では、各実庵例
に係る機関制@吊(TAUASY,TAU.θ.Dis
c)を夫々独立して回転数υ1御に反映させる構成とし
たが、これに限るものではなく、これらの機関制tIl
sを全て或は組み合わせて回転数制御に反映させる構成
としてもよい。
また、燃料竹状検出1段17は運転変化に対する燃焼状
態変化の応答速度の相違により検出するf段(特開昭6
3−66436@公報)、吸入空気と燃料との沢合前後
の温度差に塁づいて使用燃料の性状を検出する1段(実
開昭62−59740号、実開昭62−59742弓各
公報)、燃料の比重を検出寸る手段《特間昭62−14
7036号公報)、燃利温度と燃料タンク内の圧力の上
訂時間から求めた燃11の蒸発のし易さくリード・ベー
パ・ブレツシャ: RVP)により燃利竹状を検出する
手段(実開昭62−116148;3)、燃籾タンク内
の圧力を検出する手段などの公知の燃Fl t’t状検
出手段を用いてもよい。
;Lた、本実施例では補機としてエアコンを例に挙げて
説明したが、バワースアアリング等の他の補機を用いる
場合にも適用し得ることは勿論である。
(発明の効果) 上述の如く、本発明によれば、重質燃料使用時U機関υ
It[Iilを大きく増加させることにより回転数は大
きく上昇するため、補機による負荷が機関に印加された
時でも回転数の落ち込みはなく、また軽質燃料使用時は
重質燃料使用時に比べて機関制tllffilJ少なく
増加されるため、回転数の不要な上昇を防止することが
できる等の特長を有づる1,
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、第2図は本発明の一実膿
例の構成図、第3図は第2図中のマイクロ」ンピュータ
のハードウエア構成を示す図、第4図は燃料杓状補正係
数の演粋ルーチンを丞すフローヂャート、第5図は燃料
性状補正係数と燃料情状との関係を示す図、第6図及び
第7図は本発明の第1実施例の動作説明用ノローチャー
ト、第8図q燃料情状補正係数とその関数との関係をボ
す図、第9図は本発明の第2実施例の動作説明用フロー
チャート、第10図及び第11図は本発明の第3実施例
の動h説明用フローチャートである。 20・・・燃料噴割弁、21・・・マイクロコンビコー
タ、25・・・アイドルスイッチ、27・・・バイパス
通路、28・・・ISCV,29・・・インテークマニ
ホルド、31・・・エンジン、40・・・回転角センサ
、41・・・水温センサ、43・・・02センザ、44
・・・燃料渇セン{ノ、45・・・ベーバ通路、46・
・・ベーパ流感別、47・・・キャニスタ、49・・・
ベーバ流量センサ、50・・・A/Ct?ンリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関に負荷を印加する補機の作動状態を検出する補
    機状態検出手段を有し、該補機状態検出手段から供給さ
    れる状態検出信号に基づき、前記補機が非作動状態から
    作動状態への切替時に機関制御量を増加させ該内燃機関
    の回転数を上昇させる回転数制御手段を設けてなる内燃
    機関の回転数制御装置において、 燃料タンク内の燃料が重質燃料か軽質燃料かを検出する
    燃料性状検出手段と、 該燃料性状検出手段の性状検出信号に基づき、前記燃料
    が重質燃料であると判定されたときには、前記燃料が軽
    質燃料であると判定されたときに比べて前記回転数制御
    手段によって機関制御量を増加させる増加量を大きく設
    定する増加量設定手段と、 を設けたことを特徴とする内燃機関の回転数制御装置。
JP29920489A 1989-11-17 1989-11-17 内燃機関の回転数制御装置 Pending JPH03160132A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03179150A (ja) * 1989-12-08 1991-08-05 Japan Electron Control Syst Co Ltd 内燃機関の燃料供給制御装置及び点火時期制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03179150A (ja) * 1989-12-08 1991-08-05 Japan Electron Control Syst Co Ltd 内燃機関の燃料供給制御装置及び点火時期制御装置

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