JP2000120468A - スロットル制御装置 - Google Patents

スロットル制御装置

Info

Publication number
JP2000120468A
JP2000120468A JP10289648A JP28964898A JP2000120468A JP 2000120468 A JP2000120468 A JP 2000120468A JP 10289648 A JP10289648 A JP 10289648A JP 28964898 A JP28964898 A JP 28964898A JP 2000120468 A JP2000120468 A JP 2000120468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
accelerator
throttle
target opening
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10289648A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Fukada
善樹 深田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP10289648A priority Critical patent/JP2000120468A/ja
Publication of JP2000120468A publication Critical patent/JP2000120468A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、アクセルペダルの操作量と独立で
スロットル弁の開度を制御可能な機構を備えた車両にお
いて、車両発進時や車両加速時にアクセルペダルの操作
量に対応した駆動トルクを得ることができる技術を提供
することを課題とする。 【解決手段】 本発明のスロットル制御装置は、スロッ
トル弁の開度をアクセルペダルの操作量に対応した目標
開度となるように制御する装置において、アクセルペダ
ルが非操作状態から操作状態へ移行したときに、スロッ
トル弁の目標開度を所定量大きくすることにより、アク
セルペダルの操作量に対応した吸入空気量より多くの吸
入空気量を内燃機関に供給し、内燃機関のトルクをアク
セルペダルの操作量に対応したトルクよりも大きくす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】内燃機関の吸気系に設けられ
たスロットル弁を制御する技術に関し、特にアクセルペ
ダルと独立でスロットル弁の開度を制御する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載される内燃機関、特にガソ
リンエンジンでは、吸入空気量を調節する機構として、
吸気通路に設けられたスロットル弁と車室内に設けられ
たアクセルペダルとをワイヤ機構やリンク機構等を介し
て機械的に連結し、アクセルペダルに連動してスロット
ル弁を開閉駆動する技術が知られている。
【0003】また、近年では、内燃機関の電子制御技術
の発達に伴い、スロットル弁を電子制御する技術が提案
されている。このような技術としては、スロットル弁を
開閉駆動するアクチュエータと、機関運転状態に応じて
アクチュエータを制御する電子制御ユニット(Electron
ic Control Unit:ECU)とから構成されるスロット
ル制御装置がある。
【0004】スロットル制御装置では、ECUが内燃機
関の運転状態やアクセルペダルの操作量等をパラメータ
としてスロットル弁の開度を決定し、決定されたスロッ
トル開度とすべくアクチュエータを制御する。
【0005】このようなスロットル制御装置によれば、
例えば、車両の加速時に駆動輪がスリップした場合等
に、運転者のアクセルペダル操作とは独立にスロットル
弁の開度を絞ることにより、吸入空気量を減少させて機
関出力を低下させ、駆動輪のスリップを抑制したり、ア
クセルペダルの操作量が零となるアイドル時にアクセル
ペダルと独立してスロットル弁を開き、所望量の吸入空
気量を確保することにより内燃機関のアイドル回転数を
所望の回転数に収束させるアイドルスピードコントロー
ル等を行うことが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、動力伝達系にト
ルクコンバータを備えた車両が普及してきているが、ト
ルクコンバータは、その構造上、発進初期等においてト
ルクの伝達能力が低いため、アクセルペダルの操作量に
対応した駆動トルクを得ることが困難であった。さら
に、トルクコンバータは、発進初期にトルクの伝達能力
が低く、その後急激に伝達能力が高まるため、車両の駆
動トルクは、発進初期に小さく、その後急激に増大する
ことになる。このような駆動トルクの変動を抑制するた
めに、運転者は、煩雑なアクセル操作を行わなければな
らなかった。
【0007】このような問題に対してアクセルペダルの
操作量に対するスロットル弁の特性を非線形にする方法
が提案されている。この方法によれば、アクセルペダル
の操作量が小さいときにスロットル弁のゲインが小さく
なるため、運転者は、発進時における駆動トルクの変化
をアクセル操作によって抑制し易くなる。
【0008】しかしながら、上記した方法であっても発
進時における駆動トルクの変化は、運転者のアクセル操
作によって抑制しなければならず、操作が煩雑である。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたもの
であり、アクセルペダルの操作と独立でスロットル弁の
開度を制御可能な機構を備えた車両において、発進時や
加速時の初期にアクセルペダルの操作量に対応した駆動
トルクを得ることができる技術を提供するとともに、発
進時や加速時の駆動トルクの変動を抑制することができ
る技術を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために以下のような手段を採用した。すなわ
ち、本発明に係るスロットル制御装置は、内燃機関の吸
気通路に設けられ、前記吸気通路の吸入空気流量を調節
するスロットル弁と、前記スロットル弁を開閉駆動する
スロットル駆動手段と、アクセルペダルの操作量を検出
するアクセル操作量検出手段と、前記アクセル操作量検
出手段により検出されたアクセル操作量に応じて前記ス
ロットル弁の目標開度を算出する目標開度算出手段と、
前記スロットル弁の開度が前記目標開度となるように前
記スロットル駆動手段を制御するスロットル制御手段
と、を備えたスロットル制御装置であり、前記アクセル
操作量検出手段により前記アクセルペダルが非操作状態
から操作状態へ移行したことが検出されたときに、前記
目標開度算出手段により算出された目標開度を所定量大
きくする目標開度補正手段を備えることを特徴とする。
【0010】このように構成されたスロットル制御装置
では、車両の発進時のようにアクセルペダルが非操作状
態から操作状態へ移行した際に、目標開度補正手段は、
目標開度算出手段によって算出された目標開度を所定量
大きくする。そして、スロットル駆動手段は、目標開度
補正手段によって補正された目標開度となるようにスロ
ットル弁を開閉駆動する。
【0011】この場合、車両の発進初期におけるスロッ
トル弁の開度がアクセルペダルの操作量よりも大きくな
るため、アクセルペダルの操作量より多くの吸入空気量
が内燃機関に供給され、内燃機関のトルクは、アクセル
ペダルの操作量に対応したトルクより大きくなる。
【0012】この結果、内燃機関のトルクの一部がトル
クコンバータ等の動力伝達系において損失されてもアク
セルペダルの操作量に対応した駆動トルクを確保するこ
とが可能となる。
【0013】また、上記したスロットル制御装置では、
目標開度補正手段は、アクセルペダルが非操作状態から
操作状態へ移行した時点から所定期間、目標開度算出手
段によって算出された目標開度を所定量大きくするよう
にしてもよい。
【0014】これは、動力伝達系にトルクコンバータを
備えた車両において、車両の発進初期にトルクコンバー
タの伝達能力が低く、その後トルクコンバータの伝達能
力が急激に高まるため、トルクコンバータの伝達能力が
低い間のみスロットル弁の開度を大きくして内燃機関の
トルクを大きくするためである。
【0015】さらに、上記したスロットル制御装置で
は、目標開度補正手段は、アクセルペダルが非操作状態
から操作状態へ移行した時点から第1の所定期間内は目
標開度算出手段によって算出された目標開度を所定量大
きくし、前記第1の所定期間が経過した時点から第2の
所定期間内は目標開度算出手段によって算出された目標
開度を所定量小さくするようにしてもよい。
【0016】これは、車両の発進初期においてトルクコ
ンバータの伝達能力が低く、その後トルクコンバータの
伝達能力が急激に高まるため、トルクコンバータの伝達
能力が高まった際の内燃機関のトルクを小さくすること
により駆動トルクの急激な増加及び駆動トルクの変動を
抑制するためである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるスロットル
制御装置の具体的な実施の形態について図面に基づいて
説明する。
【0018】〈実施の形態1〉図1は、本発明のスロッ
トル弁制御装置を適用する内燃機関及び動力伝達系の概
略構成を示す図であり、同図に示す内燃機関1は、4サ
イクルの4気筒ガソリンエンジンである。
【0019】内燃機関1には、トルクコンバータ100
を介して自動変速機(A/T)200が連結され、自動
変速機(A/T)200の出力軸は、図示しないプロペ
ラシャフトやディファレンシャルギヤ等を介して車両の
駆動輪に接続されている。この場合、内燃機関1の図示
しないクランクシャフトの回転トルクは、トルクコンバ
ータ100を介して自動変速機(A/T)200に伝達
され、次いで自動変速機(A/T)200からプロペラ
シャフトやディファレンシャルギヤを介して駆動輪に伝
達される。
【0020】内燃機関1には、吸気枝管2が接続され、
吸気枝管2の各枝管が各気筒の図示しない燃焼室と吸気
ポートを介して連通している。吸気枝管2は、サージタ
ンク3に接続され、サージタンク3は、吸気管4を介し
てエアクリーナボックス5と連通している。このように
構成された吸気系では、エアクリーナボックス5に取り
込まれた新気が吸気管4を経てサージタンク3に供給さ
れ、次いでサージタンク3から吸気枝管2の各枝管に分
配され、各気筒の燃焼室へ供給される。
【0021】前記吸気管4の途中には、吸気管4内を流
れる新気の質量に対応した電気信号を出力するエアフロ
ーメータ6が取り付けられ、サージタンク3には、サー
ジタンク3内の圧力に対応した電気信号を出力するバキ
ュームセンサ12が取り付けられている。
【0022】エアフローメータ6下流の吸気管4には、
吸気管4内を流れる新気の流量を調節する吸気絞り弁
(スロットル弁)7が設けられている。このスロットル
弁7には、ステッパモータ等からなり、印加電流の大き
さに応じてスロットル弁7を開閉駆動するアクチュエー
タ8と、スロットル弁7の開度に応じた電気信号を出力
するスロットルポジションセンサ9とが取り付けられて
いる。前記アクチュエータ8は、本発明にかかるスロッ
トル駆動手段の一実施態様である。
【0023】続いて、前記スロットル弁7には、車室内
に設置されたアクセルペダル10に連動して回動するア
クセルレバー(図示せず)が取り付けられ、アクセルレ
バーには、アクセルレバーの回動量に応じた電気信号
(アクセルペダル10の踏み込み量に応じた電気信号)
を出力するアクセルポジションセンサ11が取り付けら
れている。このアクセルポジションセンサ11は、本発
明にかかるアクセル操作量検出手段の一実施態様であ
る。
【0024】次に、吸気枝管2の各枝管には、その噴孔
が吸気ポートに臨むように燃料噴射弁13a、13b、
13c、13d(以下、燃料噴射弁13と総称する)が
取り付けられている。これらの燃料噴射弁13には、燃
料分配管14が接続されている。前記燃料分配管14
は、図示しない燃料ポンプと接続され、燃料ポンプから
圧送されてきた燃料を各気筒の燃料噴射弁13に分配す
る。
【0025】各燃料噴射弁13は、駆動回路15a、1
5b、15c、15d(以下、駆動回路15と総称す
る)と接続され、前記駆動回路15からの駆動電流が印
加されたときに開弁し、燃料分配管14から供給された
燃料を吸気ポート内に噴射する。
【0026】一方、内燃機関1には、排気枝管16が接
続され、その排気枝管16の各枝管が各気筒の燃焼室と
図示しない排気ポートを介して連通している。排気枝管
16は、排気管17に接続され、排気管17は、下流に
て図示しないマフラーに接続されている。
【0027】前記排気管17の途中には、内燃機関1か
ら排出された排気ガスに含まれるCO、NOX、HC等
の有害ガス成分を浄化する排気浄化触媒18が設けら
れ、この排気浄化触媒18より上流の排気管17には、
排気管17内を流れる排気ガスの空燃比に対応した電流
を出力する空燃比センサ19が取り付けられている。
【0028】次に、内燃機関1には、図示しないクラン
クシャフトが所定角度(例えば、10度)回転する都
度、電気信号を出力するクランクポジションセンサ20
と、機関冷却水の温度に対応した電気信号を出力する水
温センサ21とが取り付けられている。
【0029】また、内燃機関1には、機関制御用の電子
制御ユニット(Electronic ControlUnit:ECU)22
が併設されている。このECU22には、前記した、エ
アフローメータ6、スロットルポジションセンサ9、ア
クセルポジションセンサ11、バキュームセンサ12、
空燃比センサ19、クランクポジションセンサ20、水
温センサ21に加え、車室内に設置されたシフトレバー
の位置を検出するシフトポジションセンサ23、ブレー
キペダルの操作/非操作を検出するブレーキスイッチ2
4、車両の走行速度を検出する車速センサ25等の各種
センサが電気配線を介して接続され、各種センサの出力
信号がECU22に入力されるようになっている。さら
に、ECU22には、スタータスイッチ26のオン/オ
フ信号と、イグニッションスイッチ27のオン/オフ信
号とが入力されるようになっている。
【0030】一方、ECU22には、アクチュエータ8
や駆動回路15等が電気配線を介して接続され、ECU
22がアクチュエータ8や駆動回路15等に各種の制御
信号を送信することができるようになっている。
【0031】ここで、ECU22は、図2に示すよう
に、双方向性バス28により相互に接続された、CPU
29とROM30とRAM31とバックアップRAM3
2とを備えている。前記双方向性バス28には、A/D
コンバータ36を介して第1入力インタフェース回路3
3が接続されるとともに、第2入力インタフェース回路
34と出力インタフェース回路35とが接続されてい
る。
【0032】第1入力インタフェース回路33は、エア
フローメータ6、スロットルポジションセンサ9、アク
セルポジションセンサ11、バキュームセンサ12、水
温センサ21、及び空燃比センサ19の出力信号を入力
し、それらの各出力信号をA/Dコンバータ36に入力
させる。
【0033】A/Dコンバータ36は、第1入力インタ
フェース回路33によって入力された各種の出力信号を
アナログ信号形式からデジタル信号形式に変換した後に
CPU29やRAM31へ送信する。
【0034】第2入力インタフェース回路34は、クラ
ンクポジションセンサ20、シフトポジションセンサ2
3、ブレーキスイッチ24、車速センサ25、スタータ
スイッチ26、イグニッションスイッチ27の出力信号
を入力し、それらの各出力信号をCPU29やRAM3
1へ送信する。
【0035】出力インタフェース回路35は、CPU2
9から出力される各種の制御信号をアクチュエータ8や
駆動回路15へ送信する。ROM30は、各燃料噴射弁
13から噴射すべき燃料噴射量を決定するための燃料噴
射量制御ルーチン、各燃料噴射弁13から燃料を噴射す
る時期を決定するための燃料噴射時期制御ルーチン、各
気筒の点火時期を決定するための点火時期制御ルーチ
ン、スロットル弁7の開度を決定するためのスロットル
開度制御ルーチン等の各種アプリケーションプログラム
と、各種の制御マップを格納する。
【0036】ROM30に記憶される制御マップとして
は、例えば、内燃機関1の運転状態と燃料噴射量との関
係を示す燃料噴射量制御マップ、内燃機関1の運転状態
と燃料噴射時期との関係を示す燃料噴射時期制御マッ
プ、内燃機関1の運転状態と点火時期との関係を示す点
火時期制御マップ、アクセルペダル10の踏み込み量
(アクセル開度)とスロットル弁7の目標開度(目標ス
ロットル開度)との関係を示すスロットル開度制御マッ
プ等である。
【0037】RAM31は、各センサからの出力信号や
CPU29の演算結果等を格納する。上記演算結果は、
例えば、クランクポジションセンサ20の出力信号に基
づいて算出される機関回転数である。各センサからの出
力信号やCPU29の演算結果等は、クランクポジショ
ンセンサ20が信号を出力する度に最新のデータに更新
される。
【0038】バックアップRAM32は、機関停止後も
データを保持する不揮発性のメモリである。CPU29
は、ROM30に記憶されたアプリケーションプログラ
ムに従って動作し、各種センサの出力信号をパラメータ
として内燃機関1の運転状態を判別し、判別した機関運
転状態と各種制御マップとから燃料噴射量、燃料噴射時
期、点火時期、目標スロットル開度等を算出する。そし
て、CPU29は、各種の算出結果に基づいて駆動回路
15を制御するとともに、本発明の要旨となるスロット
ル制御を実行する。
【0039】本発明に係るスロットル制御では、CPU
29は、アクセル開度がオフ状態(アクセル開度=0)
からオン状態(アクセル開度>0)となった時点から第
1の所定時間T1以内はスロットル開度が目標スロット
ル開度ΘTRGより所定量大きくなるよう制御し、第1の
所定時間T1が経過した時点から第2の所定時間T2が経
過するまでの間はスロットル開度が目標スロットル開度
ΘTRGより所定量小さくなるよう制御し、次いで第2の
所定時間経過後はスロットル開度が目標スロットル開度
ΘTRGに収束するよう制御を行う。
【0040】具体的には、CPU29は、RAM31か
らアクセルポジションセンサ11の出力信号(アクセル
開度)を読み出し、アクセル開度がオフ状態であるか否
かを判別する。
【0041】アクセル開度がオフ状態にあると判定した
場合は、CPU29は、アクセル開度がオフ状態からオ
ン状態へ移行した時点で起動され、アクセル開度がオン
状態からオフ状態へ移行した時点でリセットされるタイ
マをリセットする。
【0042】一方、アクセル開度がオン状態にあると判
定した場合は、CPU29は、アクセル開度をパラメー
タとしてスロットル開度制御マップへアクセスし、アク
セル開度とに対応した目標スロットル開度ΘTRGを算出
する。
【0043】続いて、CPU29は、タイマのカウント
値が第2の所定時間T2以下であるか否かを判別し、タ
イマのカウント値が第2の所定時間T2より大きけれ
ば、スロットル開度が前記目標スロットル開度ΘTRG
なるようにアクチュエータ8を制御する。
【0044】一方、タイマのカウント値が第2の所定時
間T2以下であると判定した場合は、CPU29は、タ
イマのカウント値が第1の所定時間T1以下であるか否
かを判別する。
【0045】タイマのカウント値が第1の所定時間T1
以下であると判定した場合は、CPU29は、前記目標
スロットル開度ΘTRGに所定値Θ1(>0)を加算して新
たな目標スロットル開度ΘTRGを算出する。そして、C
PU29は、新たに算出された目標スロットル開度Θ
TRGに従ってアクチュエータ8を制御する。
【0046】タイマのカウント値が第1の所定時間T1
より大きいと判定した場合は、CPU29は、前記目標
スロットル開度ΘTRGから所定値Θ2(>0)を減算して
新たな目標スロットル開度ΘTRGを算出する。そして、
CPU29は、新たに算出された目標スロットル開度Θ
TRGに従ってアクチュエータ8を制御する。
【0047】上記したようなスロットル制御により、車
両が減速状態から加速状態へ移行する場合や車両が発進
する場合等に、スロットル開度は、図3に示すように、
アクセル開度がオフ状態からオン状態へ移行した時点か
ら第1の所定時間T1以内ではアクセル開度に対応した
スロットル開度より大きくなり、次いで前記第1の所定
時間T1が経過した時点から第2の所定時間T2が経過す
るまでの間はアクセル開度に対応したスロットル開度よ
り小さくなり、さらに前記第2の所定時間T2経過後は
アクセル開度に対応したスロットル開度に収束すること
になる。
【0048】この結果、車両の発進初期のようにトルク
コンバータ100の動力伝達能力が低いときに内燃機関
1の吸入空気量がアクセル開度に対応した吸入空気量よ
り多くなり、内燃機関1から出力されるトルクがアクセ
ル開度に対応したトルクより大きくなるため、内燃機関
1から出力されたトルクの一部がトルクコンバータ10
0で損失されてもアクセル開度に対応したトルクが自動
変速機(A/T)200へ伝達されることになる。その
後トルクコンバータの動力伝達能力が急激に高まった際
には、内燃機関1の吸入空気量がアクセル開度に対応し
た吸入空気量より少なくなり、内燃機関1のトルクがア
クセル開度に対応したトルクより小さくなるため、自動
変速機(A/T)200に伝達されるトルクが急激に増
大することがない。
【0049】尚、前記した第1の所定時間T1、第2の
所定時間T2、所定値Θ1、Θ2は、固定値でもよく、あ
るいはアクセル開度やアクセル開度の変化速度等に応じ
て増減される可変値としてもよい。
【0050】上記したようにCPU29がROM30の
アプリケーションプログラムを実行することにより、本
発明にかかる目標開度算出手段、スロットル制御手段、
及び目標開度補正手段が実現される。
【0051】以下、本実施の形態の作用及び効果につい
て述べる。CPU29は、所定時間毎(例えば、クラン
クポジションセンサ20が信号を出力する都度)に図4
に示すようなスロットル開度制御ルーチンを実行する。
【0052】スロットル開度制御ルーチンでは、CPU
29は、先ずS401においてRAM31からアクセル
ポジションセンサ11の出力信号値(アクセル開度)を
読み出す。
【0053】S402では、CPU29は、前記S40
1で読み出されたアクセル開度を参照してアクセルオフ
状態にあるか否か(アクセル開度=0であるか否か)を
判別する。
【0054】前記S402においてアクセルオフ状態に
あると判定した場合は、CPU29は、S403へ進
み、タイマのカウンタ値をリセットする。そして、CP
U29は、本ルーチンの実行を一旦終了する。
【0055】一方、前記S402においてアクセルオン
状態にあると判定した場合は、CPU29は、S404
へ進み、前記S401で読み出されたアクセル開度をパ
ラメータとしてROM30のスロットル開度制御マップ
へアクセスし、前記アクセル開度に対応した目標スロッ
トル開度ΘTRGを算出する。
【0056】続いて、CPU29は、S405へ進み、
タイマのカウント値が第2の所定時間T2以下であるか
否かを判別する。前記S405においてタイマのカウン
ト値が第2の所定時間T2以下であると判定した場合
は、CPU29は、S406へ進み、タイマのカウント
値が第1の所定時間T1以下であるか否かを判別する。
【0057】前記S406においてタイマのカウント値
が第1の所定時間T1以下であると判定した場合は、C
PU29は、S407へ進み、前記S404で算出され
た目標スロットル開度ΘTRGに所定値Θ1を加算して新た
な目標スロットル開度ΘTRGを算出する。
【0058】続いて、CPU29は、S409へ進み、
スロットル弁7の開度を前記S407で新たに算出され
た目標スロットル開度ΘTRGとすべくアクチュエータ8
を駆動し、本ルーチンの実行を一旦終了する。
【0059】一方、前記S406においてタイマのカウ
ント値が第1の所定時間T1より大きいと判定した場合
は、CPU29は、S408へ進み、前記S404で算
出された目標スロットル開度ΘTRGから所定値Θ2を減算
して新たな目標スロットル開度ΘTRGを算出する。
【0060】そして、CPU29は、S409へ進み、
スロットル弁7の開度を前記S408で新たに算出され
た目標スロットル開度ΘTRGとすべくアクチュエータ8
を駆動し、本ルーチンの実行を一旦終了する。
【0061】また、前記S405においてタイマのカウ
ント値が第2の所定時間T2より大きいと判定した場合
は、CPU29は、S409へ進み、スロットル弁7の
開度を前記S404で算出された目標スロットル開度Θ
TRGとすべくアクチュエータ8を駆動し、本ルーチンの
実行を終了する。
【0062】上記したスロットル開度制御ルーチンが繰
り返し実行されることにより、車両発進時の初期のよう
にトルクコンバータ100の動力伝達能力が低いときは
アクセル開度に対してスロットル開度が所定量大きくな
り、その後にトルクコンバータ100の動力伝達能力が
急激に高まったときはアクセル開度に対してスロットル
開度が所定量小さくなる。
【0063】この結果、トルクコンバータ100の動力
伝達能力が低いときは、アクセル開度に対して内燃機関
1の吸入空気量が多くなり、それに伴って内燃機関1か
ら出力されるトルクが大きくなる。従って、トルクコン
バータ100において内燃機関1のトルクの一部が損失
されても、アクセル開度に対応したトルクが自動変速機
(A/T)200に伝達され、車両の発進や加速がもた
つくことがない。
【0064】また、トルクコンバータ100の動力伝達
能力が急激に高まったときは、アクセル開度に対して内
燃機関1の吸入空気量が少なくなり、それに伴って内燃
機関1から出力されるトルクが小さくなる。従って、ト
ルクコンバータ100の動力伝達力が急激に高まったと
きでも過剰なトルクが自動変速機(A/T)200に伝
達されることがなく、駆動トルクの急激な変動が抑制さ
れる。
【0065】以上述べたように、本実施の形態にかかる
スロットル制御装置によれば、車両の発進時や加速時に
おいてアクセルペダル10の操作量に対応した駆動トル
クを直ちに得ることができるとともに、その後の駆動ト
ルクの急激な変動を抑制することができ、運転者は、ア
クセルペダル10の煩雑な操作を行う必要がない。
【0066】〈実施の形態2〉以下、本発明にかかるス
ロットル制御装置の第2の実施の形態について説明す
る。ここでは、前述の第1の実施の形態と異なる構成に
ついて説明し、同様の構成については説明を省略する。
【0067】前述の第1の実施の形態では、アクセルオ
フ状態からアクセルオン状態へ移行した時点からの時間
をパラメータとしてスロットル開度を制御する例につい
て述べたが、本実施の形態では機関回転数をパラメータ
としてスロットル開度を制御する例について述べる。
【0068】この場合、機関回転数が所定回転数以下で
あるときのアクセル開度とスロットル開度との関係を示
す第1のスロットル開度制御マップと、機関回転数が所
定回転数より高いときのスロットル開度とアクセル開度
との関係を示す第2のスロットル開度制御マップとをE
CU22のROM30に記憶しておく。
【0069】前記第1のスロットル開度制御マップは、
図5に示すように、アクセル開度に対してスロットル開
度が大きくなるよう設定され、前記第2のスロットル開
度制御マップは、図6に示すように、アクセル開度に対
しスロットル開度が小さくなるよう設定されるものとす
る。
【0070】そして、CPU29は、車両発進時の初期
のように機関回転数が所定回転数以下である極低回転領
域では前記第1のスロットル開度制御マップに従ってス
ロットル開度を制御し、その後機関回転数が所定回転数
を上回ると前記第2のスロットル開度制御マップに従っ
てスロットル開度を制御する。
【0071】尚、CPU29は、第1のスロットル開度
制御マップと第2のスロットル開度制御マップとの何れ
か一方のマップを選択するにあたり、機関回転数を位相
進み補正し、その補正後の機関回転数(位相進み回転
数)をパラメータとしてマップの選択を行うものとす
る。
【0072】位相進み回転数Rtは、所定の時定数T
(例えば0.2sec)と機関回転数の変化率R’(r
pm/sec)との積を実際の機関回転数Rに加算して
得られる値(=R+T・R’)である。
【0073】このような制御によれば、車両発進時の初
期のように機関回転数が極低回転領域にあり、トルクコ
ンバータ100の動力伝達能力が低い場合は、アクセル
開度に対してスロットル開度が大きくなるため、内燃機
関1の吸入空気量がアクセル開度相当の吸入空気量より
多くなり、内燃機関1から出力されるトルクが増加す
る。その後、機関回転数が所定回転数を上回り、トルク
コンバータ100の動力伝達能力が急激に高まった場合
は、アクセル開度に対してスロットル開度が小さくなる
ため、内燃機関1の吸入空気量がアクセル開度相当の吸
入空気量より少なくなり、内燃機関1から出力されるト
ルクが減少する。
【0074】但し、スロットル弁7のハンチングを防止
するため、第2のスロットル開度制御マップが一旦選択
された後は、アクセル開度が“0”となるまでは機関回
転数が所定回転数以下となっても第1のスロットル開度
制御マップは選択されないものとする。
【0075】以下、本実施の形態の作用及び効果につい
て述べる。CPU29は、所定時間毎に図7に示すよう
なスロットル開度制御ルーチンを繰り返し実行する。
【0076】スロットル開度制御ルーチンでは、CPU
29は、先ずS701においてRAM31から実際の機
関回転数Rを読み出す。続いて、CPU29は、S70
2において前記S701で読み出された機関回転数Rよ
り機関回転数の変化率R’を算出し、その機関回転数の
変化率R’に時定数Tを積算する。次いでCPU29
は、機関回転数の変化率R’と時定数Tとの積算値(=
T・R’)を前記機関回転数Rに加算して位相進み回転
数Rtを算出する。
【0077】S703では、CPU29は、前記S70
2で算出された位相進み回転数Rtが所定回転数R0以下
であり、且つRAM31の所定領域に記憶されたフラグ
がOFF状態であるか否かを判別する。
【0078】ここで、前記フラグは、位相進み回転数R
tが所定回転数を上回った時点(第2のスロットル制御
マップが選択された時点)でセット(フラグ=ON)さ
れ、アクセル開度が“0”となった時点でリセット(フ
ラグ=OFF)されるフラグである。
【0079】前記S703において位相進み回転数Rt
が所定回転数R0以下であり、且つ前記フラグがOFF
であると判定した場合は、CPU29は、S704へ進
み、第1のスロットル制御フラグを選択する。
【0080】一方、前記S703において位相進み回転
数Rtが所定回転数R0より高い、あるいは前記フラグが
ONであると判定した場合は、CPU29は、S705
へ進み、第2のスロットル制御マップを選択する。次い
でCPU29は、S706において前記フラグをONに
する。
【0081】前記S704あるいは前記S706の処理
を実行し終えたCPU29は、S707へ進み、RAM
31からアクセルポジションセンサ11の出力信号値
(アクセル開度)を読み出す。
【0082】S708では、CPU29は、前記S70
7で読み出されたアクセル開度を参照して、アクセルオ
ン状態にあるか否かを判別する。前記S708において
アクセルオン状態にあると判定した場合は、CPU29
は、S709へ進み、前記S704あるいは前記S70
5で選択されたスロットル開度制御マップと前記S70
7で入力されたアクセル開度とから目標スロットル開度
ΘTRGを算出する。
【0083】続いて、CPU29は、S710におい
て、スロットル弁7の開度を、前記S709で算出され
た目標スロットル開度ΘTRGとすべくアクチュエータ8
を駆動し、本ルーチンの実行を一旦終了する。
【0084】尚、前記S708においてアクセル開度が
オフ状態にあると判定した場合は、CPU29は、S7
11へ進み、RAM31のフラグをリセットし、本ルー
チンの実行を一旦終了する。
【0085】上記したスロットル開度制御ルーチンによ
れば、車両発進時の初期のように機関回転数が極低回転
領域にあり、トルクコンバータ100の動力伝達能力が
低い場合は、アクセル開度に対してスロットル開度が大
きくなるため、内燃機関1の吸入空気量が増加し、内燃
機関1から出力されるトルクが増加する。この結果、ト
ルクコンバータ100において内燃機関1のトルクの一
部が損失されても、アクセル開度に対応したトルクが自
動変速機(A/T)200に伝達され、車両の発進や加
速がもたつくことがない。
【0086】その後、機関回転数が所定回転数を上回
り、トルクコンバータ100の動力伝達能力が急激に高
まった際には、アクセル開度に対してスロットル開度が
所定量小さくなるため、内燃機関1の吸入空気量が減少
し、内燃機関1から出力されるトルクが減少する。この
結果、トルクコンバータ100の動力伝達力が急激に高
まったときに過剰なトルクが自動変速機(A/T)20
0に伝達されることがなく、駆動トルクの急激な変動が
抑制される。
【0087】従って、本実施の形態にかかるスロットル
制御装置によれば、車両の発進時や加速時においてアク
セルペダル10の操作量に対応した駆動トルクを直ちに
得ることができるとともに、その後の駆動トルクの急激
な変動を抑制することができるため、運転者は、アクセ
ルペダル10の煩雑な操作を行う必要がない。
【0088】〈実施の形態3〉以下、本発明にかかるス
ロットル制御装置の第3の実施の形態について説明す
る。ここでは前述の第1の実施の形態と異なる構成につ
いて説明し、同様の構成については説明を省略する。
【0089】前述の第1の実施の形態では、アクセルオ
フ状態からアクセルオン状態へ移行した時点からの時間
をパラメータとしてスロットル開度を制御する例につい
て述べたが、本実施の形態ではローパスフィルタがかけ
られたアクセル開度をパラメータとしてスロットル開度
を制御することを前提し、前記ローパスフィルタの時定
数を機関回転数に応じて可変とする例について述べる。
【0090】この場合、ローパスフィルタの時定数Tと
機関回転数との関係を示す時定数制御マップをROM3
0に記憶させておく。この時定数制御マップは、例え
ば、図8に示すように、機関回転数が極低回転のときに
時定数Tの値が大きくなり、機関回転数が高くなるほど
時定数Tの値が小さくなるよう設定される。
【0091】そして、CPU29は、スロットル弁7の
開度を制御する際に、機関回転数と前記時定数制御マッ
プとから機関回転数に対応した時定数Tを算出する。次
いで、CPU29は、サンプリング時間△tを前記時定
数Tで除算して、フィルタ係数rを決定する。
【0092】続いて、CPU29は、“1”からフィル
タ係数rを減算した値(=1−r)に前回のフィルタ値
θ1を積算し、その積算値((1−r)θ1)にアクセル
開度θとフィルタ係数rとの積算値を加算して、アクセ
ル開度のフィルタ値θ1(=(1−r)θ1+rθ)を算
出する。
【0093】次に、CPU29は、アクセル開度θとア
クセル開度のフィルタ値θ1を下記の式に代入してスロ
ットル開度Θを算出する。 Θ=(1+W)θ−Wθ1 (W:定数) このようにして決定されるスロットル開度Θは、車両発
進時の初期のように機関回転数が極低回転領域にある場
合は、図9に示すように、時定数Tが大きくなるため、
アクセル開度θに対してフィルタ値θ1が小さい値とな
り、その結果、スロットル開度Θがアクセル開度より所
定量W分だけ大きくなる。そして、機関回転数が上昇す
ると、時定数Tが小さい値となり、フィルタ値θ1がア
クセル開度θに急速に収束し、その結果、スロットル開
度Θがアクセル開度θに収束するようになる。
【0094】従って、上記したような制御により、車両
発進時の初期のみスロットル開度をアクセル開度より大
きくすることができる。
【0095】
【発明の効果】本発明のスロットル制御装置では、車両
の発進時のようにアクセルペダルが非操作状態から操作
状態へ移行した際に、スロットル弁の開度がアクセルペ
ダルの操作量よりも大きくなるため、内燃機関のトルク
の一部がトルクコンバータ等の動力伝達系において損失
されてもアクセルペダルの操作量に対応した駆動トルク
を確保することができ、運転者が煩雑な操作を行う必要
がない。
【0096】また、本発明のスロットル制御装置では、
アクセルペダルが非操作状態から操作状態へ移行した時
点から所定期間内のみスロットル弁の開度がアクセルペ
ダルの操作量よりも大きくなるため、動力伝達系にトル
クコンバータを備えた車両において、車両の発進初期の
トルクコンバータの伝達能力が低い間のみスロットル弁
の開度を大きくして内燃機関のトルクを大きくし、動力
伝達系で内燃機関のトルクの一部が損失されてもアクセ
ルペダルの操作量に対応した駆動トルクを得ることが可
能となる。
【0097】さらに、本発明のスロットル制御装置で
は、アクセルペダルが非操作状態から操作状態へ移行し
た時点から第1の所定期間内はスロットル開度がアクセ
ルペダルの操作量より大きくなり、第1の所定期間が経
過した時点から第2の所定期間内はスロットル開度がア
クセルペダルの操作量よりも小さくなるため、車両の発
進初期のようにトルクコンバータの伝達能力が低い間は
内燃機関のトルクを大きくしてアクセルペダルの操作量
に対応した駆動トルクを確保し、トルクコンバータの伝
達能力が急激に高まったときは内燃機関のトルクを小さ
くして駆動トルクの変動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用する内燃機関の概略構成図
【図2】 ECUの内部構成を示すブロック図
【図3】 第1の実施の形態にかかるスロットル制御実
行時のスロットル開度とアクセル開度との関係を示す図
【図4】 第1の実施の形態におけるスロットル開度制
御ルーチンを示すフローチャート図
【図5】 第2の実施の形態における第1のスロットル
開度制御マップの一例を示す図
【図6】 第2の実施の形態における第2のスロットル
開度制御マップの一例を示す図
【図7】 第2の実施の形態におけるスロットル開度制
御ルーチンを示すフローチャート図
【図8】 第3の実施の形態における時定数制御マップ
の一例を示す図
【図9】 第3の実施の形態にかかるスロットル制御実
行時の機関回転数とスロットル開度とアクセル開度との
関係を示す図
【符号の説明】
1・・・内燃機関 4・・・吸気管 7・・・スロットル弁 8・・・アクチュエータ 9・・・スロットルポジションセンサ 10・・アクセルペダル 11・・アクセルポジションセンサ 22・・ECU 29・・CPU 30・・ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 312 F02D 45/00 312E 312A Fターム(参考) 3G065 CA13 CA21 DA06 EA04 FA12 GA01 GA05 GA09 GA10 GA11 GA29 GA31 GA41 GA46 KA36 3G084 BA05 CA00 CA04 CA09 DA11 EA01 EA04 EA11 EB09 EB12 EB24 EC03 FA07 FA10 FA29 FA33 FA36 FA38 3G301 PF04Z PF05Z PF08Z PF16Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気通路に設けられ、前記吸
    気通路の吸入空気流量を調節するスロットル弁と、 前記スロットル弁を開閉駆動するスロットル駆動手段
    と、 アクセルペダルの操作量を検出するアクセル操作量検出
    手段と、 前記アクセル操作量検出手段により検出されたアクセル
    操作量に応じて前記スロットル弁の目標開度を算出する
    目標開度算出手段と、 前記スロットル弁の開度が前記目標開度となるように前
    記スロットル駆動手段を制御するスロットル制御手段
    と、を備えたスロットル制御装置であり、 前記アクセル操作量検出手段により前記アクセルペダル
    が非操作状態から操作状態へ移行したことが検出された
    ときに、前記目標開度算出手段により算出された目標開
    度を所定量大きくする目標開度補正手段を備えることを
    特徴とするスロットル制御装置。
  2. 【請求項2】 前記目標開度補正手段は、前記アクセル
    ペダルが非操作状態から操作状態へ移行した時点から所
    定期間、前記目標開度を所定量大きくすることを特徴と
    する請求項1記載のスロットル制御装置。
  3. 【請求項3】 前記目標開度補正手段は、前記アクセル
    ペダルが非操作状態から操作状態へ移行した時点から第
    1の所定期間内は前記目標開度を所定量大きくし、前記
    第1の所定期間が経過した時点から第2の所定期間内は
    前記目標開度を所定量小さくすることを特徴とする請求
    項1記載のスロットル制御装置。
JP10289648A 1998-10-12 1998-10-12 スロットル制御装置 Withdrawn JP2000120468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10289648A JP2000120468A (ja) 1998-10-12 1998-10-12 スロットル制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10289648A JP2000120468A (ja) 1998-10-12 1998-10-12 スロットル制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000120468A true JP2000120468A (ja) 2000-04-25

Family

ID=17745967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10289648A Withdrawn JP2000120468A (ja) 1998-10-12 1998-10-12 スロットル制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000120468A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008144697A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Mazda Motor Corp 車両の発進制御装置
JP2009074395A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Honda Motor Co Ltd 駆動力制御装置
US7856305B2 (en) 2005-08-22 2010-12-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control system and control method for internal combustion engine
WO2011142018A1 (ja) * 2010-05-13 2011-11-17 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
JP5660581B2 (ja) * 2010-12-24 2015-01-28 ヤマハ発動機株式会社 発進制御システムおよび車両
CN112879173A (zh) * 2021-01-08 2021-06-01 广西玉柴机器股份有限公司 一种控制油门滤波的方法及相关装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7856305B2 (en) 2005-08-22 2010-12-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control system and control method for internal combustion engine
JP2008144697A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Mazda Motor Corp 車両の発進制御装置
JP2009074395A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Honda Motor Co Ltd 駆動力制御装置
WO2011142018A1 (ja) * 2010-05-13 2011-11-17 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
CN102892998A (zh) * 2010-05-13 2013-01-23 丰田自动车株式会社 内燃机的控制装置
JP5278606B2 (ja) * 2010-05-13 2013-09-04 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
CN102892998B (zh) * 2010-05-13 2014-02-05 丰田自动车株式会社 内燃机的控制装置
US8744727B2 (en) 2010-05-13 2014-06-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control device for internal combustion engine
JP5660581B2 (ja) * 2010-12-24 2015-01-28 ヤマハ発動機株式会社 発進制御システムおよび車両
US9057332B2 (en) 2010-12-24 2015-06-16 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Start control system and vehicle
CN112879173A (zh) * 2021-01-08 2021-06-01 广西玉柴机器股份有限公司 一种控制油门滤波的方法及相关装置
CN112879173B (zh) * 2021-01-08 2022-07-15 广西玉柴机器股份有限公司 一种控制油门滤波的方法及相关装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4121159B2 (ja) 車両駆動ユニットの制御方法および装置
JPH0465226B2 (ja)
JPH0363659B2 (ja)
JP2001020788A (ja) 内燃機関の減速制御装置
JPH07208309A (ja) 内燃機関制御方法及び装置
JPS6411816B2 (ja)
JPH08338277A (ja) 内燃機関の回転数制御装置
JPH1182090A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2000120468A (ja) スロットル制御装置
US4462360A (en) Engine idling rotational speed control device
JPH0238793B2 (ja)
JP2002332897A (ja) 内燃機関の制御装置
JP4378665B2 (ja) 内燃機関の制御装置及び制御方法
JP3716945B2 (ja) 内燃機関の吸入空気量制御装置
JPS60138245A (ja) エンジンの燃料噴射制御装置
JPS6019936A (ja) 内燃機関の回転数制御方法
JP2001248487A (ja) 内燃機関の制御装置
JPH0623549B2 (ja) 内燃機関の回転数制御装置
JP3271803B2 (ja) エンジンの制御装置
JP3525642B2 (ja) 内燃機関のアイドル回転数制御装置
JPH0541819B2 (ja)
JP2902202B2 (ja) 始動時のエンジン回転数制御方法
JP2666897B2 (ja) エンジンのスロットル弁制御装置
JP3404202B2 (ja) 始動時空気量補正制御方法
JP2820454B2 (ja) 燃料供給制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040122